JPH09120910A - 誘導性素子用コアおよび誘導性素子 - Google Patents

誘導性素子用コアおよび誘導性素子

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JPH09120910A
JPH09120910A JP30078795A JP30078795A JPH09120910A JP H09120910 A JPH09120910 A JP H09120910A JP 30078795 A JP30078795 A JP 30078795A JP 30078795 A JP30078795 A JP 30078795A JP H09120910 A JPH09120910 A JP H09120910A
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magnetic
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Nagano Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型かつ大電流用の誘導性素子を製造するこ
とができる誘導性素子用コアを提供することを主目的と
する。 【解決手段】 柱状磁性体12が少なくとも4つ以上立
設されているベース磁性体2と、柱状磁性体12を挟ん
でベース磁性体2に対向して配置され各柱状磁性体12
と磁気的に結合可能な磁性体板3とを備えた誘導性素子
用コアであって、ベース磁性体2、互いに隣り合う2つ
の柱状磁性体12,12、および磁性体板3によって磁
路を最短で閉じる無端状コアを少なくとも3つ有し、少
なくとも1本の導体を複数の無端状コアに挿通すること
により誘導性素子1を形成可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性材料で構成さ
れ磁束の通路として用いられる誘導性素子用コア、およ
び、これを使用したコイルやトランスなどの誘導性素子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、チョークコイルとして、トロイ
ダルコアタイプ、EIコアタイプおよび基板タイプのチ
ョークコイルが知られている。トロイダルコアタイプの
チョークコイルは、トロイダルコアの巻枠に導体を巻き
回した数に応じたインダクタンス値を有している。EI
コアタイプのチョークコイルは、E型コアの中枠または
外枠に導体を巻き回した後にI型コアを重ねて日字状に
構成しており、同じく巻き回した数に応じたインダクタ
ンス値を有している。一方、基板タイプのチョークコイ
ルは、EI型コアとプリント基板とを有している。プリ
ント基板には孔部が形成されており、その孔部を介して
E型コアの中枠が貫通することによって、E型コアの両
外枠の間に配設されている。また、プリント基板には、
孔部を中心にした渦巻き状のプリントパターンが形成さ
れており、この基板タイプのチョークコイルは、そのプ
リントパターンの渦巻き数に応じたインダクタンス値を
有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
チョークコイルには以下の問題点がある。すなわち、第
1に、従来タイプのチョークコイルは、導体を巻枠に多
数回巻かなければ必要とするインダクタンス値を得られ
ない。このため、巻かれた導体の厚みによって誘導性素
子を薄型化することが困難である。特に、大電力用のタ
イプの誘導性素子を製造する場合には、導体の径を太く
しなければならないので、薄型化が非常に困難であると
いう問題点がある。また、コア自体を薄型化するのが困
難である。つまり、トロイダルコアタイプではそのコア
に、EIコアタイプや基板タイプでは中枠などに、それ
ぞれ導体を多数回巻き回さなければならない。このた
め、巻数および導体に流れる電流に応じた飽和磁束密度
を確保するために、コアの断面積を非常に大きくしなけ
ればならない。特に、基板タイプのものにあっては、プ
リントパターンを渦巻き状に形成する必要があるため
に、太いプリントパターンを形成すれば、基板面積が非
常に大きくなってしまう。この場合、複数のプリント基
板を重ねることによって所定のインダクタンス値を得る
ことも考えられるが、かかる場合には、プリント基板自
体の厚みによってEIコアを薄型化するのが困難になる
と共に、複数のプリント基板上の各プリントパターンを
直列接続する必要上コストアップを生じてしまう。
【0004】第2に、前記3つのタイプのものでは、大
電流用のチョークコイルを製造するのが困難であるとい
う問題点がある。つまり、コアの飽和磁束密度は電流と
巻数の乗算値に比例する。したがって、巻数および流す
電流を大きくすればする程コアの飽和磁束密度を高くし
なければならない。一方、前記3つのタイプのもので
は、トロイダルコアまたはEIコアの中枠に導体を複数
回巻き回すため、これに応じて導体1本当たりのコアの
断面積を大きくすれば、EIコアが非常に大型化してし
まう。このため、EIコアの小型化を考えると、飽和磁
束密度が非常に高いコアを使用しなければならないが、
実際的には、より高い飽和磁束密度のコアを新たに製造
するためには新素材の登場を待たなければならないとい
うのが現状である。
【0005】また、基板タイプのものにあっては、導体
が渦巻状であるため、外側の導体とEIコアとの距離が
離れてしまう結果、漏れ磁束が多いという問題点もあ
る。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、薄型かつ大電流用の誘導性素子を製造する
ことができる誘導性素子用コア、およびこれを使用した
誘導性素子を提供することを主目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の誘導性素子用コアは、柱状磁性体が少なく
とも4つ以上立設されているベース磁性体と、柱状磁性
体を挟んでベース磁性体に対向して配置され各柱状磁性
体と磁気的に結合可能な磁性体板とを備えた誘導性素子
用コアであって、ベース磁性体、互いに隣り合う2つの
柱状磁性体、および磁性体板によって磁路を最短で閉じ
る無端状コアを少なくとも3つ有し、少なくとも1本の
導体を複数の無端状コアに挿通することにより誘導性素
子を形成可能なことを特徴とする。なお、無端状コアと
は、磁性体自体によって磁路が閉じられている場合と、
ギャップを介して磁性体同士が磁気的に結合する場合の
両者を含む概念である。
【0008】この誘導性素子用コアでは、ベース磁性
体、互いに隣り合う2つの柱状磁性体、および磁性体板
によって、磁路が最短で閉じる無端状コアが少なくとも
3つ形成されている。この場合、無端状コアに1本の導
体を挿通させると、導体は、無端状コアの透磁率と断面
積などに基づいた所定のインダクタンスを有する誘導性
素子になる。したがって、導体を複数の無端状コアに挿
通すると、等価的には、前記誘導性素子を複数直列接続
した誘導性素子が形成される。このため、大きなインダ
クタンス値を必要とする場合には、数多くの無端状コア
に導体を挿通すればよく、また、大電流用の誘導性素子
を必要とする場合には、太い導体を用いればよい。この
場合、無端状コアの導体挿通孔は、1本の導体を挿通さ
せることが可能であればよく、また無端状コアは、1本
の導体に流れる電流に応じた断面積を有すればよい。し
たがって、ベース磁性体を平面的に形成することができ
るので、誘導性素子用コアおよびこれを使用した誘導性
素子の薄型化を図ることができる。
【0009】請求項2記載の誘導性素子用コアは、請求
項1記載の誘導性素子用コアにおいて、ベース磁性体は
長尺に形成され、柱状磁性体は、1列に立設されている
ことを特徴とする。
【0010】この誘導性素子用コアでは、柱状磁性体が
1列に立設されているので、薄型でかつ狭幅の誘導性素
子用コアおよびこれを使用した誘導性素子を製造するこ
とができる。
【0011】請求項3記載の誘導性素子用コアは、請求
項1記載の誘導性素子用コアにおいて、柱状磁性体は、
ベース磁性体上に縦横それぞれ複数列に立設されている
ことを特徴とする。
【0012】この誘導性素子用コアでは、柱状磁性体が
縦横それぞれ複数列に立設されているので、無端状コア
が数多く形成されている。このため、大きいインダクタ
ンス値の誘導性素子を容易に製造することができると共
に、数多くの挿通方法の中から挿通し易い任意の1つを
採用することができる。
【0013】請求項4記載の誘導性素子用コアは、請求
項1から3のいずれかに記載の誘導性素子用コアにおい
て、柱状磁性体は、断面が多角形および円状のいずれか
一方で形成されていることを特徴とする。
【0014】この誘導性素子用コアでは、柱状磁性体の
断面が多角形、または円形や楕円形などの円状に形成さ
れているので、導体を挿通するときに、傷が付きにく
く、この結果、この誘導性素子用コアを使用して製造さ
れた誘導性素子の信頼性が向上する。
【0015】請求項5記載の誘導性素子用コアは、請求
項1から4のいずれかに記載の誘導性素子用コアにおい
て、ベース磁性体における柱状磁性体の立設部位以外の
部位に孔部が設けられていることを特徴とする。
【0016】この誘導性素子用コアでは、大電流用の誘
導性素子を製造する場合、ベース磁性体と磁性体板との
間に、導体を流れる電流に基づく熱が発生するが、この
熱は、ベース磁性体に設けられた孔部から外部に放熱さ
れる。このため、大電流用誘導性素子のコアとして好適
なコアとなる。また、孔部に導体を挿通することによ
り、無端状コアを立体的に形成することができる。
【0017】請求項6記載の誘導性素子用コアは、請求
項1から5のいずれかに記載の誘導性素子用コアにおい
て、磁性体板における柱状磁性体と対向する部位以外の
部位には孔部が設けられていることを特徴とする。
【0018】この誘導性素子用コアでは、磁性体板に孔
部が形成されているので、より熱が逃げ易く、この結
果、さらに放熱効果を向上させることができる。
【0019】請求項7記載の誘導性素子用コアは、請求
項1から6のいずれかに記載の誘導性素子用コアにおい
て、磁性体板と少なくとも1つの柱状磁性体との間にギ
ャップが形成可能なことを特徴とする。
【0020】この誘導性素子用コアでは、ベース磁性
体、柱状磁性体および磁性体板によって形成される無端
状のコアが、ギャプを介して磁気的に結合している。こ
のため、導体を挿通すると、いわゆる不飽和型誘導性素
子が容易に形成される。したがって、いわゆる磁気増幅
器などに用いることができる。
【0021】請求項8記載の誘導性素子用コアは、請求
項1から7のいずれかに記載の誘導性素子用コアにおい
て、ベース磁性体は、柱状磁性体を囲うための壁状磁性
体を備えていることを特徴とする。
【0022】この誘導性素子用コアでは、ベース磁性体
と磁性体板とによって柱状磁性体がシールドされるの
で、これを使用することにより、漏れ磁束のない誘導性
素子を形成することができる。
【0023】請求項9記載の誘導性素子は、請求項1か
ら8のいずれかに記載の誘導性素子用コアと、前記複数
の無端状コアを挿通する少なくとも1本の導体とを備え
ていることを特徴とする。
【0024】この誘導性素子では、請求項1記載の誘導
性素子用コアにおいて述べたように、大きなインダクタ
ンス値を有する誘導性素子や、大電流用の誘導性素子を
提供することができる。
【0025】請求項10記載の誘導性素子は、請求項9
記載の誘導性素子において、導体を複数備え、誘導性素
子はトランスであることを特徴とする。
【0026】この誘導性素子では、無端状コアに複数の
導体を挿通することにより、容易にトランスが製造され
る。また、導体の挿通数を適宜変えることにより、任意
の巻数比のトランスを容易に製造することができる。
【0027】請求項11記載の誘導性素子は、請求項9
または10記載の誘導性素子において、導体はシート状
に形成されていることを特徴とする。
【0028】この誘導性素子用コアでは、磁性体板とベ
ース磁性体とを接着する前に、導体をプリントパターン
化したプリント基板を各柱状磁性体の間隙に配置するこ
とにより、容易に誘導性素子を製造することができる。
この場合、誘導性素子用コアに複数の無端状コアを形成
すれば、1つの無端状コアには多くの導体を挿通させる
必要がないため、最短距離で導体を挿通させることがで
きる。したがって、従来の基板タイプチョークコイルと
比較して、漏れ磁束を極めて少なくすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る誘導性素子用コアおよびこれを使用した誘導性
素子を適用した好適な実施の形態について説明する。
【0030】図1は、プリント基板実装型のチョークコ
イル(誘導性素子)1を示している。チョークコイル1
は、同図に示すように、それぞれ磁性体で形成されたベ
ース磁性体2および磁性体板3を備えており、ベース磁
性体2および磁性体板3は、プリント基板4を挟んで互
いに接着される。この場合、磁性体の材質としては、M
nZn系フェライト、NiZn系フェライト、NiZn
Cu系フェライトおよびNiFe系フェライトなどのフ
ェライト材や、パーマロイ並びにセンダストなどの酸化
物系または金属系のものが用いられるが、これに限定さ
れず、磁場の中に置くと磁化するすべての物質を用いる
ことができる。
【0031】ベース磁性体2は、基部11上に縦横それ
ぞれ3列ずつ立設された9個の直方体状のコア足(柱状
磁性体)12a,12b,12c(以下、区別しないと
きは、単に「コア足12」という)を有している。各コ
ア足12,12・・は、それぞれ、同一の高さに形成さ
れており、磁性体板3がベース磁性体2に接着したとき
には、互いに隣り合う2つのコア足12,12、基部1
1および磁性体板3によって最短の磁路長でかつ無端状
の単位コアを形成する。この単位コアの孔部、つまり、
コア足12,12・・によって形成される溝14には、
導体13が配設されている。また、単位コアについては
後に詳述するが、単位コアの孔部に導体13を挿通する
ことによって、単位コアの断面積と磁性体の透磁率など
によって決定される所定のインダクタンス値を有するコ
イルが形成される。
【0032】コア足12は、予め決められた所定の断面
積を有している。具体的には、基部11の四隅に配置さ
れているコア足12aの断面積を値1とすると、四隅以
外の基部11の周囲に配置されているコア足12bの断
面積が値1.5で、それ以外のコア足12cの断面積が
値2となるように構成されている。なお、コア足12の
断面形状は、任意であり、正方形、長方形、楕円形およ
び円形等、種々の形状に形成することができる。本実施
形態では、成形が容易であるという理由によって長方形
形状にしてあるが、導体13を挿通する際に導体13が
傷つくことを考慮すると、できるだけ断面が円形や楕円
形などの円状に構成することが好ましい。
【0033】磁性体板3は、板状に形成されており、ベ
ース磁性体2と相俟ってプリント基板4を挟み込む際
に、各コア足12,12・・の上面に面接触する。これ
により、磁性体板3は、コア足12,12と磁気的に結
合し、前述した単位コアを形成する。なお、これに限ら
ず、磁性体板3に各コア足12,12・・に嵌合する嵌
合孔を設けることによって各コア足12,12・・の側
面と面接触するように構成してもよい。
【0034】プリント基板4は、特に限定されないがガ
ラスエポシキ系材質で形成されており、各コア足12,
12・・をはめ込み可能なように、これらにそれぞれ対
向する位置に複数の孔部21,21・・が形成されてい
る。また、プリント基板4には、導体13の端部13
a,13bを、プリント基板4の同図における下側から
上向きに貫通させて半田付けを可能にするためのスルー
ホール22a,22bが形成されると共に、両スルーホ
ール22a,22bには、図示しない電気回路に他端が
接続されるプリントパターン23a,23bがそれぞれ
接続されている。
【0035】次に、チョークコイル1の動作原理につい
て、図2〜5を参照して説明する。チョークコイル1
は、原理的には、図2に示すように、12個の単位コア
31,31・・を組み合わせたものと等価になる。単位
コア31は、図3(a),(b)に示す磁性体板32
と、同図(c),(d)に示すベース磁性体33とから
構成されている。単位コア31は、前述したように、閉
磁路を形成しており、磁路に対して直交するすべての断
面の面積が等しく構成されている。このときに断面積を
等しくするのは、すべての断面における磁束密度を等し
くすることによって磁性体材料の無駄を省くためであ
る。なお、単位コア31に挿通する導体13の数を同一
にしない場合には、その挿通する導体13の数に比例し
た断面積にすることが望ましい。
【0036】単位コア31は、各単位コア31における
各コア足34をそれぞれ点36,36・・で表し、各単
位コア31においてベース磁性体33と磁性体板32に
よって形成される各孔部35をそれぞれ辺37,37・
・で表すことによって、図4に示すようにモデル化され
る。この場合、導体13が単位コア31の孔部35を挿
通することは、導体13が辺37を横切ることと等価に
なる。そして、1回横切ることによって、1つの単位コ
イルが形成されることになる。したがって、図1におけ
るチョークコイル1は、辺37を12回横切るので、図
5に示すように、12個の単位コイル38,38・・を
直列接続したものと等価になる。このように、導体13
が辺37,37・・を横切る回数を適宜変更することに
より、つまり導体13が単位コア31における孔部35
を挿通する回数を変更することにより、種々のインダク
タンス値のチョークコイル1を形成することができる。
また、導体13が辺37,37・・を横切る順序を適宜
変更することにより、つまり導体13が単位コア31に
おける孔部35を挿通する順序を変更することにより、
導体13を挿通し易い方法を採用することができる。さ
らに、複数の導体13を単位コア31に挿通し、その複
数の導体13を並列接続することもできる。この場合に
は、大電流用のチョークコイルを形成することができ
る。
【0037】なお、単位コア31のみで構成すれば、図
2に示すように、開口部39が必然的に形成される。し
たがって、図1における基部11にも開口部を形成して
もよい。かかる場合には、チョークコイル1を大電流用
チョークコイルとして用いるときに、導体13に大電流
が流れて熱が発生しても、その熱を開口部39から外部
に放熱することができる。また、開口部39に導体13
を挿通すれば、4つの単位コア31,31・・からなる
閉磁路に導体13を挿通することになり、かかる場合に
も、等価的には、単位コイルが形成される。
【0038】さらに、図6に示すように、複数のコア足
41,41・・を長尺なベース磁性体42上に1列に配
列したチョークコイル43を構成することもできる。な
お、同図は、磁性体板の図示を省略している。この場合
には、外側のコア足41,41の断面積を値1とすれ
ば、内側のコア足41,41・・の断面積をそれぞれ値
2とすることによって、単位コアの実効断面積を均一に
することができる。これは、内側のコア足41,41
は、2つのコア足が合体したものと考えることができる
からである。さらに簡略化してチョークコイル43をモ
デル化すると、図7で表されるように、導体13が辺3
7を横切る回数と等しい数の単位コイルを直列接続した
ものと等価になる。
【0039】さらに、図8に示すように、複数の導体4
3,44,45,46,47を用いることによって、ト
ランスを構成することもできる。この場合、導体43
を、4つの孔部48,48・・に各2回挿通させ、導体
44〜47をそれぞれ孔部48を1回挿通させることに
より、図9に示すような、一次側コイル51が8ターン
で、4つの二次側コイル52,52・・がそれぞれ1タ
ーンのトランス53が構成される。
【0040】同じく、図10に示すように、図1に示す
チョークコイル1に他の導体61,62,63,64を
加えてトランス65を構成することもでき、この場合の
外観斜視図を図11に示す。このトランス65では、ベ
ース磁性体66に4つの開口部(孔部)67,67・・
が形成されており、各開口部67,67・・は、ベース
磁性体66内にこもった熱を逃がす放熱口として機能す
る。なお、等価回路を図12に示すが、トランス65
は、導体13に対応する24ターンの一次巻線71と、
導体61〜64にそれぞれ対応する3ターンの二次巻線
72〜75とで構成されている。なお、この場合、二次
巻線は、単位コアを挿通させる回数に応じて任意のター
ン数にすることができるし、必要に応じた数の導体を用
いることにより、二次巻線も任意の数にすることができ
る。
【0041】以上のように、本実施の形態に係るチョー
クコイル1によれば、コア足12を導体13が挿通可能
な高さに構成すればよいため、チョークコイル1の薄型
化を図ることができる。また、コア足12の数を多くす
ることにより単位コア31の数を増やし、導体13によ
って挿通させる単位コア31の数を増やすことにより、
大きなインダクタンス値のチョークコイルやトランスを
容易に形成することができる。さらに、かかる場合、使
用する導体径を任意の太さにすることができるので、大
電流用のチョークコイルおよびトランスを容易に構成す
ることができる。
【0042】なお、上述したチョークコイル1などにお
いて、コア足12と磁性体板3との間にギャプを設ける
こともできる。かかる場合には、いわゆる不飽和型チョ
ークコイルを形成することができ、いわゆる磁気増幅器
などに用いることができる。さらに、ギャップを設ける
ことにより、その単位コア31に挿通した導体13(単
位コイル)のインダクタンス値を微調整することもでき
る。
【0043】さらに、コア足12の数は任意に定めるこ
とができ、その配列も適宜変更することができる。ま
た、導体13は、ベース磁性体2に形成された単位コア
31のすべてに挿通させる必要はなく、所望のインダク
タンス値が得られる数だけ挿通させればよいし、逆に、
1つの単位コア31に導体13を複数回挿通させてもよ
いのは勿論である。
【0044】次に、誘導性素子の他の実施形態につい
て、図13〜16を参照して説明する。
【0045】図13,15に示すトランス81は、ベー
ス磁性体82、磁性体板83、プリント基板84,85
および絶縁シート86を備えて構成されている。ベース
磁性体82には、4つのコア足(柱状磁性体)87,8
7・・が立設されると共に、壁部(壁状磁性体)88,
88・・がコア足87,87・・を囲うように立設され
ている。また、ベース磁性体82の四隅近辺には、4つ
の切欠き部89,89・・が形成されており、各切欠き
部89,89・・は、ベース磁性体82に磁性体板83
が取り付けられたときに、後述する接続端子93,9
3,94,94の出口としてそれぞれ機能する。一方、
プリント基板84および85には、一次側コイル用のプ
リントパターン91および二次側コイル用のプリントパ
ターン92がそれぞれ形成されている。プリントパター
ン91は、レジストが塗布されて他の部品と絶縁される
と共に、その端部には接続端子93,93が形成されて
いる。プリントパターン92も、レジストが塗布されて
他の部品と絶縁されると共に、その端部には接続端子9
4,94が形成されている。各接続端子93,93およ
び94,94は、それぞれ、プリント基板84および8
5の表裏両面にプリントパターンで形成され、スルーホ
ール93a,93aおよび94a,94aによってその
両面のプリントパターンが電気的に接続されている。ま
た、各接続端子93,93,94,94の部位ではレジ
ストが除かれており、他の部品や他のプリント基板上の
プリントパターンとの間で容易に半田付けができるよう
になっている。これにより、例えば、トランス81を他
のプリント基板上に配置したときに、そのプリント基板
上に形成されたプリントパターンや端子などと、接続端
子93,93,94,94との接続を容易かつ確実に行
うことができる。なお、絶縁シート86は、プリント基
板84とプリント基板85との間の絶縁を完全にする。
トランス81は、ベース磁性体82内にプリント基板8
4、絶縁シート86およびプリント基板85をその順に
配置した後に磁性体板83を取り付けることにより、図
15に示すように、ベース磁性体82および磁性体板8
3内にすべての部品が内蔵される。
【0046】次に、トランス81の動作原理の概要を説
明する。プリントパターン91,92は、図16
(a),(b)にそれぞれ示すように、コア足87,8
7・・と壁部88,88・・によってそれぞれ形成され
る複数の単位コアの間を挿通することにより複数の単位
コイルを形成し、かつ両プリントパターン91,92の
磁気的な結合によりトランスの一次巻線および二次巻線
を形成する。このトランス81では、プリントパターン
91が切欠き部89,89・・を挿通すると、1ターン
の単位コイルがそれぞれ形成される。一方、切欠き部8
9をプリントパターン92が挿通しても、その部位では
単位コイルは形成されない。これは、単位コア内をプリ
ントパターン92が往復することになって、磁束が互い
に打ち消し合ってしまうためである。また、矢印96に
よって示される部位においては、互いに斜めに向かい合
ったコア足87,87間をプリントパターン91が挿通
しているが、プリントパターン91が単位コア内を往復
することになって、単位コイルは形成されない。トラン
ス81は、図14に示すように、10ターンの一次コイ
ル97と4ターンの二次コイル98で等価的に構成され
る。
【0047】以上のように、トランス81によれば、壁
部88,88・・がコア足87,87・・およびプリン
トパターン91,92を囲っているため、磁気が外部に
漏れることがなく、完全な磁気シールド効果を得ること
ができる。また、プリント基板上84,85をベース磁
性体82内に配設することにより、コイルやトランスな
どの誘導性素子を容易に製造することができる。この場
合には、大量生産に好適なチョークコイルおよびトラン
スを提供することができる。なお、これに限らず、銅箔
などを所定形状に打ち抜いたシート状の導体を、ベース
磁性体82内に配設することによっても、容易に誘導性
素子を構成することができる。加えて、トランスとして
構成する場合には、2枚のプリント基板84,85上に
それぞれ形成したプリントパターン91,92にレジス
トを塗布したり、絶縁シート86を配設したりすること
によって、一次および二次回路間を容易に絶縁すること
ができる。
【0048】なお、トランス81において、二次コイル
を省略して単にコイルとして構成することができるのは
勿論であり、1枚のプリント基板の表裏にそれぞれプリ
ントパターンを形成することによって一次コイルおよび
二次コイルを形成するように構成してもよい。また、プ
リント基板84,85は、フレキシブルプリント基板で
構成したり、一般的な紙やガラスエポシキの基板で構成
することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明に係る誘導性素子用
コアおよび誘導性素子によれば、以下の効果を有する。 導体1本当たりのコアの断面積を非常に小さくするこ
とができるため、誘導性素子用コアを薄型化することが
できる。また、同時に、誘導性素子を容易に薄型化する
ことができる。 数多くの無端状コアを平面的に配置できるため、複数
の無端状コアに導体を挿通することにより、インダクタ
ンス値の大きい誘導性素子を容易に形成することができ
ると共に、太い導体を挿通することにより、大電力用の
誘導性素子を容易に形成することができる。 種々の形状の誘導性素子用コアを製造することができ
ると共に、種々の巻き方の誘導性素子を製造することが
できる。さらに、1つの誘導性素子用コア上に、別個独
立したコイルを数多く形成することができると共に、多
くの二次コイルを有するトランスを形成することができ
る。 大電力用コアとして使用する場合、ベース面と磁性体
板面の面積を大きくすることができるので、放熱効果に
優れた誘導性素子用コアを提供することができる。 この誘導性素子用コアを用いて形成した誘導性素子を
複数積み重ねることにより、極めて大きなインダクタン
ス値の誘導性素子を形成することも可能になる。 特殊な巻線機などを必要としないで、導体を柱状磁性
体管に容易に配設することができる。 同一平面上に導体を数多く巻き回したような従来の誘
導性素子と比較して、実質的に導体長を短くすることが
でき、この結果、銅損の少ない誘導性素子を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るチョークコイルの分
解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るチョークコイルの動
作原理を説明するための図である。
【図3】(a)は磁性体板の平面図であり、(b)は磁
性体板の側面図であり、(c)はベース磁性体部の平面
図であり、(d)はベース磁性体部の側面図である。
【図4】図1に示したチョークコイルをモデル化した図
である。
【図5】図1に示したチョークコイルの等価回路図であ
る。
【図6】コア足を1列に配列したチョークコイルにおい
て磁性体板を取り外した状態の平面図である。
【図7】図6におけるチョークコイルをモデル化した図
である。
【図8】本実施の形態に係るトランスの外観斜視図であ
る。
【図9】図8に示すトランスの等価回路図である。
【図10】本実施の形態に係るトランスにおいて磁性体
板を取り外した状態の平面図である。
【図11】図10におけるトランスの外観斜視図であ
る。
【図12】図10におけるトランスの等価回路図であ
る。
【図13】他の実施形態に係るトランスの分解斜視図で
ある。
【図14】図13におけるトランスの回路図である。
【図15】図13におけるトランスの外観斜視図であ
る。
【図16】(a)は図13におけるトランスの一次巻線
を示す図である、(b)は図13におけるトランスの二
次巻線を示す図である。
【符号の説明】
1 チョークコイル 2 ベース磁性体 3 磁性体板 4 プリント基板 12 コア足 13 導体 39 開口部 43 チョークコイル 65 トランス 66 ベース磁性体 67 開口部 81 トランス 82 ベース磁性体 83 磁性体板 84 プリント基板 85 プリント基板 91 プリントパターン 92 プリントパターン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状磁性体が少なくとも4つ以上立設さ
    れているベース磁性体と、前記柱状磁性体を挟んで前記
    ベース磁性体に対向して配置され前記各柱状磁性体と磁
    気的に結合可能な磁性体板とを備えた誘導性素子用コア
    であって、 前記ベース磁性体、互いに隣り合う2つの前記柱状磁性
    体、および前記磁性体板によって磁路を最短で閉じる無
    端状コアを少なくとも3つ有し、少なくとも1本の導体
    を複数の前記無端状コアに挿通することにより誘導性素
    子を形成可能なことを特徴とする誘導性素子用コア。
  2. 【請求項2】 前記ベース磁性体は長尺に形成され、前
    記柱状磁性体は、1列に立設されていることを特徴とす
    る請求項1記載の誘導性素子用コア。
  3. 【請求項3】 前記柱状磁性体は、前記ベース磁性体上
    に縦横それぞれ複数列に立設されていることを特徴とす
    る請求項1記載の誘導性素子用コア。
  4. 【請求項4】 前記柱状磁性体は、断面が多角形および
    円状のいずれか一方で形成されていることを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載の誘導性素子用コア。
  5. 【請求項5】 前記ベース磁性体における前記柱状磁性
    体の立設部位以外の部位に孔部が設けられていることを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の誘導性素
    子用コア。
  6. 【請求項6】 前記磁性体板における前記柱状磁性体と
    対向する部位以外の部位には孔部が設けられていること
    を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の誘導性
    素子用コア。
  7. 【請求項7】 前記磁性体板と少なくとも1つの前記柱
    状磁性体との間にギャップが形成可能なことを特徴とす
    る請求項1から6のいずれかに記載の誘導性素子用コ
    ア。
  8. 【請求項8】 前記ベース磁性体は、前記柱状磁性体を
    囲うための壁状磁性体を備えていることを特徴とする請
    求項1から7のいずれかに記載の誘導性素子用コア。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれかに記載の誘導
    性素子用コアと、前記複数の無端状コアを挿通する少な
    くとも1本の導体とを備えていることを特徴とする誘導
    性素子。
  10. 【請求項10】 前記導体を複数備え、前記誘導性素子
    はトランスであることを特徴とする請求項9記載の誘導
    性素子。
  11. 【請求項11】 前記導体はシート状に形成されている
    ことを特徴とする請求項9または10記載の誘導性素
    子。
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