JPH0911374A - 繊維集合体及び断熱吸音材 - Google Patents

繊維集合体及び断熱吸音材

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JPH0911374A
JPH0911374A JP7183471A JP18347195A JPH0911374A JP H0911374 A JPH0911374 A JP H0911374A JP 7183471 A JP7183471 A JP 7183471A JP 18347195 A JP18347195 A JP 18347195A JP H0911374 A JPH0911374 A JP H0911374A
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fibers
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sound absorbing
crimped
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Takeyoshi Go
偉良 呉
Chiaki Manabe
千秋 真鍋
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Asahi Fiber Glass Co Ltd
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C04B2111/52Sound-insulating materials

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮後の復元性及び断熱性を向上させ、施工
の際に作業者が感じるチクチクとした刺激を軽減した繊
維集合体及び断熱吸音材を提供する。 【構成】 無機繊維13と捲縮繊維12とを混合又は積
層して繊維集合体11とする。この繊維集合体11に、
必要に応じてバインダーを加え、マット状、板状、筒
状、塊状等の形状に成形し、加熱して、繊維どうしを結
着させることにより、断熱吸音材を得る。バインダーと
しては、繊維状の熱可塑性樹脂が好ましく用いられる。
また、捲縮繊維12として有機系の繊維を用いた場合に
は、バインダーを用いることなく、有機系捲縮繊維12
の熱融着のみで繊維を結着させて断熱吸音材とすること
もできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機繊維と捲縮繊維と
を利用した繊維集合体及びそれを用いた断熱吸音材に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、断熱吸音材として、グラスウ
ール、ロックウール等の無機繊維から作られた成形物が
使用されている。この断熱吸音材は、一般に、溶融ガラ
ス又はスラグを遠心法等により繊維化してガラスウー
ル、ロックウールとし、フェノール樹脂を主成分とする
熱硬化性樹脂バインダーを付与し、マット状等の所定形
状にした後、加熱してバインダーを硬化させ成形するこ
とにより製造されている。
【0003】また、この断熱吸音材は、輸送や保管の際
に収容効率を高めるため、製造時の体積の1/3 〜1/8 の
体積に圧縮梱包し、使用時に梱包を開けて厚さを復元さ
せるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】輸送や保管の収容効率
を高めるためには、梱包時の断熱吸音材の圧縮率を上げ
た方がよいが、従来の断熱吸音材では、圧縮しすぎる
と、梱包を開けても所定の厚さまで復元されず、設計通
りの断熱吸音効果が得られなくなるという問題があり、
梱包時の圧縮度合いには限度がある。
【0005】また、熱硬化性のフェノール樹脂を主成分
とするバインダーを用いることから、無機繊維の製造設
備には、バインダーを調合、付与するための設備が必要
であり、更に、繊維化工程等の設備に付着した、バイン
ダー中に含まれるホルムアルデヒド、アンモニア等を洗
浄、除去する必要性から排水処理設備も必要となり、こ
れらの設備費用によって生産コストが高くなるという問
題もあった。
【0006】更に、断熱吸音材を施工する際に、無機繊
維が破砕した微小ガラス片が生じやすく、この微小ガラ
ス片のために作業者が肌にチクチクとした刺激を感じる
という問題もあった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、断熱吸音材の圧縮後の復元性を向上
させ、作業者が感じるチクチクとした刺激を軽減できる
ようにした繊維集合体及び断熱吸音材を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の繊維集合体は、無機繊維と、捲縮繊維との
混合体又は積層体からなることを特徴とする。
【0009】また、本発明の断熱吸音材は、上記繊維集
合体の無機繊維と捲縮繊維とが加熱処理によって結着さ
れ、所定形状に成形されていることを特徴とする。
【0010】以下、本発明について好ましい態様を挙げ
て詳細に説明する。本発明において無機繊維としては、
溶融紡糸法により得られるガラス長繊維、遠心法によっ
て得られるガラス短繊維等のガラスファイバー、ロック
ウール、シリカファイバー、アルミナファイバー、アル
ミナシリカファイバー、カーボンファイバー等が好まし
く用いられる。特に、無アルカリガラスから得られたガ
ラス長繊維を所定長さに切断したものを使用すると、繊
維自体の強度と剛性が高いため、繊維集合体の圧縮後の
復元性が高くなる。
【0011】無機繊維の直径は、0.5 〜20μmとするの
が好ましい。無機繊維の直径が、0.5 μm未満では、繊
維の曲げ剛性が低くなり、圧縮後の復元性が損なわれ、
20μmを超えると、同じ嵩密度とした場合の単位体積当
たりの表面積が小さくなるため、断熱効果、吸音効果が
十分に得られなくなるので好ましくない。また、無機繊
維の長さは、特に限定されず、通常の繊維集合体や断熱
吸音材に用いられている長さとすることができるが、あ
まり短いと、圧縮後の復元性が十分得られなくなるの
で、1mm以下のものは用いないのが好ましい。
【0012】本発明において捲縮繊維とは、繊維の長さ
方向に対して縮れを有している繊維をいい、例えば、少
なくとも一部分が螺旋状を呈している繊維、少なくとも
一部分が波形に曲がった繊維、一か所以上の湾曲部が三
次元的かつ不規則的に連続した繊維等を意味する。
【0013】捲縮繊維は、有機系の繊維であっても、無
機系の繊維であってもよく、これらを併用してもよい。
また、2種以上の有機系繊維や、2種以上の無機系繊維
を併用してもよい。
【0014】有機系の捲縮繊維としては、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレン等の熱可
塑性の合成繊維に捲縮を与えた繊維を用いるのが好まし
い。これらの有機系繊維に捲縮を与え得る方法として
は、例えば、熱収縮率の異なる二種類の材料をそれぞれ
溶融し、芯鞘構造又は接合型構造の一本の繊維に紡糸す
ることにより、自己捲縮させる方法、あるいは、繊維を
二つの歯車に挟むか、ナイフエッジのような治具でこす
る等により、機械的に捲縮させる方法、または、中空繊
維の紡糸時に、片側だけを急冷して、バイラテラル構造
にすることにより、螺旋状の捲縮を与える方法などが挙
げられる。
【0015】なお、有機系の捲縮繊維は、繊維集合体を
加熱成形して断熱吸音材とする際、繊維どうしが熱融着
してバインダーとして機能すると共に、繊維の捲縮性を
維持させるために、捲縮繊維の径方向の断面の外側が低
融点で内側が高融点である芯鞘構造であることが好まし
い。
【0016】一方、無機系の捲縮繊維としては、例え
ば、熱収縮率の異なる二種類のガラスを溶融し、接合型
構造又は芯鞘構造の一本の繊維にすることにより、自己
捲縮させたガラス繊維、軟化点以上の温度下で加圧し、
機械的な方法により湾曲部を賦与したガラス繊維、ある
いはスチールウール等の捲縮した金属系繊維等を用いる
のが好ましい。
【0017】本発明の繊維集合体は、無機繊維と捲縮繊
維とを混合又は積層したものからなるが、これらの配合
割合は、繊維全体中に捲縮繊維が2重量%以上となるよ
うにするのが好ましく、5重量%以上とするのがより好
ましい。繊維全体中における捲縮繊維の配合割合が2重
量%未満の場合、圧縮後の復元性の向上及びチクチクし
た刺激の軽減の効果が十分に得られないので好ましくな
い。
【0018】なお、捲縮繊維として有機系の繊維を用
い、かつ、建築物等の断熱吸音材として使用する場合に
は、防火性を考慮して、繊維全体中の捲縮繊維の配合割
合を50重量%以下にするのが好ましく、経済的な面も考
慮すると、30重量%以下とするのがより好ましい。
【0019】本発明の繊維集合体は、安定した形状を維
持するため、更にバインダーを含有してもよく、このバ
インダーとしては、粉末状、繊維状又は液体状の熱可塑
性樹脂あるいは熱硬化性樹脂、低融点の粉末無機材料等
を使用することができる。これらのうち、熱可塑性樹脂
は、従来のように熱硬化性のフェノール樹脂を主成分と
するバインダーを用いる場合のように、バインダー中に
含まれるホルムアルデヒド、アンモニア等を洗浄、除去
するための排水処理設備等の必要がないので、特に好ま
しく用いられ、更には繊維状の熱可塑性樹脂が好まし
い。
【0020】なお、バインダーとして熱可塑性樹脂又は
低融点の粉末無機繊維材料を使用する場合には、捲縮繊
維の捲縮性を維持するために、繊維集合体に使用した捲
縮繊維の融点より低い融点をもつものを使用することが
好ましい。
【0021】本発明の繊維集合体は、無機繊維と捲縮繊
維とを混合又は積層することにより製造されるが、混合
する方法としては、無機繊維と捲縮繊維とを、容器中に
同時に圧縮エアーで吹き込み、撹拌、混合する方法や、
無機繊維と捲縮繊維とをカードマシンで解繊、混繊し、
コンベア上か容器中に積層する方法等が好ましく採用さ
れる。特に、後者の方法によれば、より均一な混合体を
得ることができる。
【0022】また、無機繊維と捲縮繊維とを積層する方
法としては、例えば、一定の速度で移動する有孔コンベ
ア上に、複数の無機繊維供給装置と、複数の捲縮繊維供
給装置とを、所定の間隔で交互に設置し、有孔コンベア
の空気吸引によって交互に積層する方法等が採用され
る。なお、積層に際しては、空気流等によって、無機繊
維と捲縮繊維との撹拌を同時に行うようにするのが好ま
しい。
【0023】図1には、こうして得られる本発明の繊維
集合体の一例が示されている。すなわち、この繊維集合
体11は、捲縮繊維12と、無機繊維13とが混合され
て、三次元的に絡まった状態とされている。
【0024】本発明の断熱吸音材は、上記繊維集合体
を、マット状、板状、筒状又は塊状等の所定形状に成形
し、必要に応じて前述したようなバインダーを賦与した
後、加熱処理して製造することができる。繊維集合体の
成形は、従来のグラスウール、ロックウール等の無機繊
維のみからなる断熱吸音材の成形方法と同様な方法によ
り行うことができる。例えば、繊維集合体を、上下一対
のコンベアで挟み、圧縮すると同時に、オーブン等で連
続的に加熱することにより、マット状又は板状に成形す
ることができる。また、繊維集合体を、金属製の筒に巻
付け、オーブン等で加熱することにより、筒状に成形す
ることができる。更に、加熱、成形後のマット状、板状
等の繊維集合体を、所望の大きさにちぎり、塊状にする
こともできる。なお、捲縮繊維の少なくとも一部として
有機系の繊維を用いる場合には、加熱により有機系の捲
縮繊維が熱融着してバインダーとしての作用をするの
で、バインダーは用いても用いなくてもよい。
【0025】本発明の断熱吸音材は、その形状によって
各種用途に適用できる。例えば、マット状に成形したも
のは、住宅の壁の断熱材等として好ましく、筒状のもの
は、各種配管の保温保冷材等として好ましく、塊状にし
た場合には、住宅の天井裏に空気流によって吹き込む断
熱吸音材等として好ましく使用することができる。ま
た、捲縮繊維として熱可塑性樹脂の繊維を用いるか、又
はバインダーとして熱可塑性樹脂を用い、特定の形状の
金型装置等を用いて加熱圧縮成形することにより、自動
車の天井の内装材等として使用することもできる。
【0026】なお、本発明の繊維集合体を、成形するこ
となく、樹脂フィルム製の袋等の外装材に入れて断熱吸
音材として用いることもでき、その場合には、施工する
場所の形状にその都度合わせて使用することができる。
【0027】本発明の繊維集合体の密度は、1〜50kg/m
3 とするのが好ましいが、無機繊維と捲縮繊維とを均一
に混合するためには5〜20kg/m3 とするのがより好まし
い。更に、繊維集合体を成形して断熱吸音材とした際の
密度は、その用途によって適宜設定すればよいが、通常
10〜120kg/m3とするのが好ましい。
【0028】
【作用】本発明の繊維集合体及びそれを用いた断熱吸音
材は、無機繊維と捲縮繊維とが混合又は積層されている
ので、捲縮繊維がスプリングのように機能し、三次元的
に任意の方向に圧縮しても、どの方向にも同じように高
い復元性を有する。
【0029】特に、捲縮繊維として熱可塑性樹脂繊維を
用い、繊維集合体を加熱して繊維どうしを熱融着させた
場合、無機繊維のみをバインダーを用いて結着させた従
来品と比較して、捲縮繊維を介した無機繊維どうしの結
着点が多くなり、したがって、繊維を固定する箇所が多
く、圧縮による繊維のすべりが少なくなるため、圧縮後
の復元性がより向上する。
【0030】また、無機繊維より比重が軽い有機系捲縮
繊維を混合又は積層した場合には、同じ嵩密度における
単位体積当たりの繊維の数が多くなり、したがって、繊
維間に形成される気孔の数が多くなるので、断熱性能が
向上する。特に、繊維集合体の嵩密度が1〜30kg/m3
低密度の場合に、この効果が顕著である。
【0031】更に、無機繊維に、弾力性を有する捲縮繊
維を混合又は積層するので、無機繊維の破砕による尖っ
た繊維端の露出及び微小ガラス片の発生が抑えられ、作
業者がチクチクとした刺激を感じるのが軽減される。
【0032】
【実施例】無機繊維である、平均繊維径8μmのグラス
ウール80重量%と、有機系捲縮繊維である、デニール×
繊維長=3d×51mmの芯鞘型の捲縮ポリエステル繊維20
重量%とを、カードマシンで解繊した後、空気流により
撹拌しながら、コンベア上に積層してマット状の繊維集
合体を得た。この繊維集合体の嵩密度は10kg/m3 であっ
た。
【0033】次に、この繊維集合体を、バインダーを添
加することなく、オーブン内で170℃まで加熱して、芯
鞘型の捲縮ポリエステル繊維の鞘部分を溶融して、繊維
どうしを溶着させて、マット状の断熱吸音材を得た。こ
の断熱吸音材を実施例品とする。
【0034】比較例 実施例に用いたものと同様の無機繊維である、平均繊維
径8μmのグラスウールに、熱硬化性のフェノール樹脂
を主成分とするバインダー3重量%を付与し、オーブン
内で、230 ℃で加熱圧縮して、マット状の無機繊維のみ
からなる断熱吸音材を得た。この断熱吸音材を比較例品
とする。
【0035】試験例 実施例品、比較例品について、それぞれ嵩密度、圧縮レ
ジリエンス、平板式による熱伝導率を測定した。また、
素手で触れた際の皮膚に対するチクチクとした刺激の大
きさを、刺激性として評価した。なお、圧縮レジリエン
スとは、弾性体を外力により圧縮する時の仕事量に対す
る、外力を取り去って弾性体を復元させる時の仕事量の
比であり、圧縮試験機である「KES-G5」(商品名、カト
ーテック社製)を用いて測定した。これらの結果を表1
に示す。
【0036】
【表1】
【0037】表1に示されるように、実施例品と比較例
品とも嵩密度は同じであるが、実施例品は、圧縮レジリ
エンスが比較例品よりも約21%向上しており、したがっ
て、圧縮後の復元性が向上していることがわかる。ま
た、実施例品の熱伝導率は、比較例品より小さく、同等
以上の断熱性を有していることがわかる。更に、実施例
品は、比較例品よりも皮膚への刺激性が小さいこともわ
かる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の繊維集合
体及びそれを用いた断熱吸音材は、無機繊維と捲縮繊維
とが混合又は積層されているので、従来品に比べて圧縮
後の復元性が向上する。したがって、従来品より高い圧
縮度で梱包することができ、輸送や保管時の収容効率を
高めることができる。また、従来品と比べて断熱性も向
上する。更に、施工の際に、作業者がチクチクとした刺
激を感じるのが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の繊維集合体の一実施例を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
11 繊維集合体 12 捲縮繊維 13 無機繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08J 5/04 D06M 17/00 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機繊維と捲縮繊維との混合体又は積層
    体からなることを特徴とする繊維集合体。
  2. 【請求項2】 前記捲縮繊維が、有機系捲縮繊維である
    請求項1記載の繊維集合体。
  3. 【請求項3】 無機繊維と、捲縮繊維と、更にバインダ
    ーとを含有する請求項1又は2記載の繊維集合体。
  4. 【請求項4】 前記バインダーが、繊維状の熱可塑性樹
    脂バインダーである請求項3記載の繊維集合体。
  5. 【請求項5】 請求項2、3又は4記載の繊維集合体の
    無機繊維と捲縮繊維とが加熱処理によって結着され、所
    定形状に成形されていることを特徴とする断熱吸音材。
  6. 【請求項6】 マット状、筒状、塊状又は板状に成形さ
    れている請求項5記載の断熱吸音材。
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