JPH09108842A - プラズマ加工機 - Google Patents
プラズマ加工機Info
- Publication number
- JPH09108842A JPH09108842A JP7271158A JP27115895A JPH09108842A JP H09108842 A JPH09108842 A JP H09108842A JP 7271158 A JP7271158 A JP 7271158A JP 27115895 A JP27115895 A JP 27115895A JP H09108842 A JPH09108842 A JP H09108842A
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- Pending
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
が動いてしまいプラズマアークが製品に飛んで傷となる
のを防ぐようにする。 【解決手段】 電極3を備えた加工ヘッド5を固定し、
この加工ヘッド5に対して加工すべきワークWを駆動手
段15,21により移動せしめて前記電極3からワーク
Wへ向けてアークを出力せしめてワークWに切断加工を
行うプラズマ加工機1であって、前記電極3からワーク
Wへ向けてアークを出力せしめるためのアーク発生装置
23と、前記駆動手段15,21によりワークWの残移
動量を監視する監視装置27と、この監視装置27で実
際のワークWの残移動量と予め設定された基準値と比較
判断し実際のワークWの残移動量が基準値以下となった
ときに前記アークの発生装置23へ送るアーク発生指令
をOFFせしめる切換手段29と、を備えてなることを
特徴とする。
Description
えられた電極から出力するアーク電圧によりワークに切
断加工を行うプラズマ加工機に関する。
図5に示されているように、電極103を備えた加工ヘ
ッド105がフレーム107に固定して設けられてい
る。前記加工ヘッド105の下方位置では加工すべきワ
ークWの一端がワーククランプ109でクランプされ、
このワーククランプ109はキャレッジ111に設けら
れている。このキャレッジ111には図5において紙面
に対して直交する方向へ延伸したボールねじ113が螺
合されており、このボールねじ113の一端にはX軸駆
動モータ115が連結されている。
駆動せしめると、ボールねじ113が回転されることに
よりキャレッジ111がX軸方向へ移動されることにな
る。
おいて左右方向)へ移動自在なキャレッジベース117
に設けられている。このキャレッジベース117にはY
軸方向へ延伸したボールねじ119が螺合されており、
このボールねじ119の右端にはY軸駆動モータ121
が連結されている。
駆動せしめると、ボールねじ119が回転されることに
よりキャレッジベース117がY軸方向へ移動されるこ
とになる。
駆動モータ121をそれぞれ駆動せしめると、キャレッ
ジ111がX軸方向,キャレッジベース117がY軸方
向へ移動されるので、ワーククランプ109にクランプ
されたワークWもX軸,Y軸方向へ移動される。その結
果、ワークWの所望位置が電極103の下方位置に位置
決めされ、電極103から出力されるアークによりワー
クWに所望形状のプラズマ切断が行われることになる。
装置123が接続されていると共に、このアーク発生装
置123にはNC装置125が接続されている。したが
って、NC装置125からアーク発生指令がアーク発生
装置123へ発すると、アーク発生装置123によって
電極103からアークがワークWへ向けて出力されてワ
ークWに切断加工が行われるものである。
ワークWから製品Gを切断加工して取り出す場合には図
6に示されているように、始点から,,を経て終
点へと切断加工される。はアプローチ部分であり、
が製品Gとなる部分、は逃げの部分である。,は
製品Gとは関係ないが、クロス点の加工の品質を良くす
るために行われる。
6ののクロス点でワークWから製品Gが切り離され
る。このとき、切り離された製品Gが図7に示されてい
るように、カーフのすきま部分が動く。製品Gが終点へ
向かおうとしている方向に動いたとき、プラズマアーク
は電気エネルギーなので抵抗の低い方へ飛ぶから、プラ
ズマアークが図8に示されているように、製品Gにも飛
んでそれが製品Gに傷が付くという問題がある。
離されるときに、製品が動いてしまいプラズマアークが
製品に飛んで傷となるのを防ぐようにしたプラズマ加工
機を提供することにある。
に請求項1によるこの発明のプラズマ加工機は、電極を
備えた加工ヘッドを固定し、この加工ヘッドに対して加
工すべきワークを駆動手段により移動せしめて前記電極
からワークへ向けてアークを出力せしめてワークに切断
加工を行うプラズマ加工機であって、前記電極からワー
クへ向けてアークを出力せしめるためのアーク発生装置
と、前記駆動手段によりワークの残移動量を監視する監
視装置と、この監視装置で実際のワークの残移動量と予
め設定された基準値と比較判断し実際のワークの残移動
量が基準値以下となったときに前記アークの発生装置へ
送るアーク発生指令をOFFせしめる切換手段と、を備
えてなることを特徴とするものである。
断加工を行う際には、監視装置に予めワークの残移動量
の基準値を入力せしめておく。そして、ワークを移動せ
しめてプラズマアークにより切断加工を行っているとき
のワークの残移動量を求めてこのワークの実際の残移動
量が監視装置に取り込まれる。監視装置において実際の
ワークの残移動量と基準値とが比較されて、実際のワー
クの残移動量が基準値以下でなければ、切換手段のスイ
ッチをONせしめてアーク発生装置へアーク発生指令が
出されて切断加工が続行される。
下であれば、切換手段のスイッチをOFFせしめてアー
ク発生装置から電極へのアーク出力を止めることによ
り、製品にアークが飛ばないから、製品に傷が付くのが
防止される。
を図面に基づいて詳細に説明する。
ては、電極3を備えた加工ヘッド5がフレーム7に固定
して設けられている。前記加工ヘッド5の下方位置では
加工すべきワークWの一端がワーククランプ9でクラン
プされ、このワーククランプ9はキャレッジ11に設け
られている。このキャレッジ11には図1において紙面
に対して直交する方向へ延伸したボールねじ13が螺合
されており、このボールねじ13の一端にはX軸駆動モ
ータ15が連結されている。
動せしめると、ボールねじ13が回転されることにより
キャレッジ11がX軸方向へ移動されることになる。
いて左右方向)へ移動自在なキャレッジベース17に設
けられている。このキャレッジベース17にはY軸方向
へ延伸したボールねじ19が螺合されており、このボー
ルねじ19の右端にはY軸駆動モータ21が連結されて
いる。
動せしめると、ボールねじ19が回転されることにより
キャレッジベース17がY軸方向へ移動されることにな
る。
動モータ21をそれぞれ駆動せしめると、キャレッジ1
1がX軸方向,キャレッジベース17がY軸方向へ移動
されるので、ワーククランプ9にクランプされたワーク
WもX軸,Y軸方向へ移動される。その結果、ワークW
の所望位置が電極3の下方位置に位置決めされ、電極3
から出力されるアークによりワークWに所望形状のプラ
ズマ切断が行われることになる。
23が接続されていると共に、このアーク発生装置23
にはNC装置25が接続されている。したがって、NC
装置25からアーク発生指令がアーク発生装置23へ発
すると、アーク発生装置23によって電極3からアーク
がワークWへ向けて出力されてワークWに切断加工が行
われるものである。
を監視する監視装置27と、この監視装置27の監視結
果に基づき前記アーク発生装置23へ与えるアークの発
生をON,OFFせしめる切換手段29とが設けられて
いる。
れているように、キャレッジ11がX軸方向へ、キャレ
ッジベース17がY軸方向へ移動し、ワークWが始点か
ら終点(目標)まで移動されるときに、全体距離をLと
した場合に現在位置Aを常に検出することにより、始点
から現在位置Aまでの移動量L0 ,現在位置Aから終点
までの残移動量LS (=L−L0 )を演算し、基準値L
K と比較判断されるものである。
れているように、全体距離Lを予め入力して記憶せしめ
る全体距離・メモリ31と、前記X軸駆動モータ15,
Y軸駆動モータ21に備えられたエンコーダで検出され
た現在位置Aを入力して記憶せしめる現在値・メモリ3
3と、移動量L0 を演算処理する移動量演算部35と、
残移動量LS を演算処理する残移動量演算部37と、予
め設定された残移動量の基準値LK を予め入力して記憶
せしめる基準値・メモリ39と、基準値LK と残移動量
LS とを比較する比較判断部41とで構成されている。
電極3へアークを発生せしめる動作を図4に示したフロ
ーチャートを基にして説明すると、ステップS1で基準
値・メモリ39に記憶されている予め設定された残移動
量の基準値LK を比較演算部41に入力せしめる。ステ
ップS2で現在位置・メモリ33に記憶された現在位置
Aが移動量演算部35に取り込まれて移動量L0 を演算
処理し、この演算処理された移動量L0 と全体距離・メ
モリ31に記憶されている全体距離Lとが残移動量演算
部37に取り込まれて残移動量L3 (=L−L0 )が演
算処理されて比較判断部41に入力される。
て残移動量LS と基準値LK とが比較判断されて、残移
動量LS が基準値LK 以下でなければ(LS ≦LK )、
ステップS4で切換手段29のスイッチがONにされ
て、アーク発生装置23へアーク発生指令が出されて切
断加工が続行される。
LK 以下であれば(LS ≧LK )、ステップS5で切換
手段29のスイッチがOFFされて、アーク発生装置2
3から電極3へのアーク出力が止められる。而して、製
品Gにアークが飛ばないから、製品Gに傷が付くのを防
止することができる。例えば図6に示したクロス点から
終点の間、プラズマアークをOFFさせてもこの間の距
離は普通数mm(1mm程度)であり切断加工に問題は
なく、製品Gにアークが飛ばないから、製品Gに傷が付
くのを防止することができる。
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態の例では、加工ヘッド5を固定し、ワークWのX軸,
Y軸方向の2次元の動きで説明したが、ワークWの1次
元,3次元の動きでも対応できるものである。切断した
内側を製品Gとする場合だけでなく、外側(ワークW
側)を製品Gとする場合でも、同様に対処できるもので
ある。さらに、レーザ加工機や溶接機などにも、同様な
問題が起きたときにも応用できるものである。
れるように、請求項1の発明によれば、ワークにプラズ
マアークで切断加工を行う際には、監視装置に予めワー
クの残移動量の基準値を入力せしめておく。そして、ワ
ークを移動せしめてプラズマアークにより切断加工を行
っているときのワークの残移動量を求めてこのワークの
残移動量が監視装置に取り込まれる。監視装置において
実際のワークの残移動量と基準値とが比較されて、実際
のワークの残移動量が基準値以下でなければ、切換手段
のスイッチをONせしめてアーク発生装置へアーク発生
指令が出されて切断加工が続行される。
下であれば、切換手段のスイッチをOFFせしめてアー
ク発生装置から電極へのアーク出力を止めることによ
り、製品にアークが飛ばないから、製品に傷が付くのが
防止することができる。
ある。
ーチャートである。
を切断加工する説明図である。
を切断加工した際に製品がワークから切り離される状態
を示した説明図である。
製品に飛ぶ状態を示した説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 電極を備えた加工ヘッドを固定し、この
加工ヘッドに対して加工すべきワークを駆動手段により
移動せしめて前記電極からワークへ向けてアークを出力
せしめてワークに切断加工を行うプラズマ加工機であっ
て、前記電極からワークへ向けてアークを出力せしめる
ためのアーク発生装置と、前記駆動手段によりワークの
残移動量を監視する監視装置と、この監視装置で実際の
ワークの残移動量と予め設定された基準値と比較判断し
実際のワークの残移動量が基準値以下となったときに前
記アークの発生装置へ送るアーク発生指令をOFFせし
める切換手段と、を備えてなることを特徴とするプラズ
マ加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7271158A JPH09108842A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | プラズマ加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7271158A JPH09108842A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | プラズマ加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09108842A true JPH09108842A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17496151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7271158A Pending JPH09108842A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | プラズマ加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09108842A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1133731A (ja) * | 1997-07-22 | 1999-02-09 | Komatsu Ltd | プラズマ切断方法およびプラズマ切断装置 |
-
1995
- 1995-10-19 JP JP7271158A patent/JPH09108842A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1133731A (ja) * | 1997-07-22 | 1999-02-09 | Komatsu Ltd | プラズマ切断方法およびプラズマ切断装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041208 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050726 |