JPH09106661A - オーディオシステム及び録音媒体へのタイトル情報書き込み方法 - Google Patents

オーディオシステム及び録音媒体へのタイトル情報書き込み方法

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JPH09106661A
JPH09106661A JP28688995A JP28688995A JPH09106661A JP H09106661 A JPH09106661 A JP H09106661A JP 28688995 A JP28688995 A JP 28688995A JP 28688995 A JP28688995 A JP 28688995A JP H09106661 A JPH09106661 A JP H09106661A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CDプレーヤからMDにディスクタイトル又は
演奏者名等のタイトル情報を入力できるオーディオシス
テム及び録音媒体へのタイトル情報書き込み方法を提供
する。 【解決手段】CDからMDに録音するときに、CDプレ
ーヤ10はCDから読み出したTOC情報(TOC情報
に対応するタイトル情報が記憶されていれば該タイトル
情報も)をMDプレーヤ40に送信し、MDプレーヤ4
0は該TOC情報(又は、TOC情報とタイトル情報)
をMDに記録する。MDプレーヤ40は、MD再生時
に、MDにタイトル情報が書き込まれているかを調べ、
書き込まれていない場合は、CDプレーヤ10にMDに
記録されているTOC情報に対応するタイトル情報が記
憶されているかを問い合わせる。CDプレーヤ10は、
タイトル情報が記憶されていればそのタイトル情報をバ
ス線71を介してMDプレーヤ40に送信し、MDプレ
ーヤ40は受信したタイトル情報をMDに書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミニディスク(以
下、MDという)等の録音媒体が装填され、該録音媒体
に録音する録音媒体駆動装置と、コンパクトディスク
(以下、CDという)プレーヤとを有するオーディオシ
ステムにおいて、前記録音媒体にディスクタイトル又は
演奏者名等のタイトル情報を書き込むことが可能なオー
ディオシステム及び録音媒体へのタイトル情報書き込み
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDは、高音質であると共に曲の頭出し
が容易であり、耐久性が高く、再生を繰り返しても音質
の劣化がないなど、従来のレコードやカセットテープに
ない優れた特長を有しており、CDを再生するCDプレ
ーヤは車載オーディオ装置としても広く普及している。
CDには、曲数、演奏時間及びトラック情報等のTOC
情報といわれる情報が書き込まれたTOC領域が設けら
れている。CDプレーヤは、CDが装填されると、まず
TOC情報を読み出し、このTOC情報を利用して曲の
頭出し等を行う。
【0003】また、CDプレーヤには、ユーザがディス
クタイトル又は演奏者名等(以下、タイトル情報とい
う)を書き込むことが可能なものがある。この種のCD
プレーヤにおいては、タイトル情報を書き込むためのキ
ー操作部と、記憶部(RAM)とを備えており、ユーザ
がキー操作部から入力したタイトル情報をTOC情報に
関連付けて前記記憶部に記憶しておく。このタイトル情
報書き込み機能を備えたCDプレーヤでは、CDを再生
すると、例えば表示部にそのCDのディスクタイトルが
表示される。
【0004】また、近年、CDの約半分のサイズ(直径
6.4cm)で取り扱いを更に容易にしたMDも開発さ
れている。MDには、予め音楽等が録音された再生専用
MDと、光磁気方式で音楽等の記録・再生が可能な録音
再生用MDとがある。録音再生用MDプレーヤとCDプ
レーヤとの両方を備えたオーディオシステムでは、CD
からMDに録音することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CDか
らMDに録音した場合、CDプレーヤに記憶されている
タイトル情報はMDに記録されないため、MDに録音さ
れた曲を再生するときにディスクタイトル又は演奏者名
等が分からなくなってしまうという問題点がある。MD
プレーヤにもタイトル情報書き込み機能を有するものが
あるが、この場合はユーザがCDプレーヤに入力したタ
イトル情報をMDプレーヤにも入力する必要があり、煩
雑である。また、この場合は、MDプレーヤにタイトル
情報書き込み用キー操作部等のハードウェア及び該ハー
ドウェアを動作させるためのソフトウェアが必要であ
り、MDプレーヤの設計が繁雑になって、製品コストが
上昇するという問題点がある。
【0006】以上から本発明の第1の目的は、録音媒体
の録音内容に対応するタイトル情報がCDプレーヤに記
憶されている場合に、自動的に録音媒体にタイトル情報
を記録するオーディオシステム及び録音媒体へのタイト
ル情報書き込み方法を提供することである。また、本発
明の第2の目的は、録音媒体駆動装置にタイトル情報書
き込みのためのハードウェア及び該ハードウェアを動作
させるためのソフトウェアがなくても録音媒体にタイト
ル情報を書き込むことができるオーディオシステム及び
録音媒体へのタイトル情報書き込み方法を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、コンパ
クトディスクプレーヤと録音媒体駆動装置とを備えたオ
ーディオシステムにおいて、前記コンパクトディスクプ
レーヤは、タイトル情報を入力可能なタイトル情報入力
手段と、前記タイトル情報をコンパクトディスクのTO
C情報に関連付けて記憶する記憶部と、前記録音媒体駆
動装置との間で通信可能な通信手段とを有し、前記録音
媒体駆動装置は、前記コンパクトディスクプレーヤとの
間で通信可能な通信手段と、この通信手段を介して前記
コンパクトディスクプレーヤから得た前記TOC情報及
び前記タイトル情報を録音媒体に書き込む書込手段と、
を有することを特徴とするオーディオシステムにより解
決する。
【0008】また、第2に、コンパクトディスクプレー
ヤと録音媒体駆動装置とを備えたオーディオシステムに
おいて、前記コンパクトディスクプレーヤは、タイトル
情報を入力可能なタイトル情報入力手段と、前記録音媒
体駆動装置との間で通信可能な通信手段とを有し、前記
録音媒体駆動装置は、前記コンパクトディスクプレーヤ
との間で通信可能な通信手段と、この通信手段を介して
前記コンパクトディスクプレーヤから得た前記タイトル
情報を録音媒体に書き込む書込手段とを有することを特
徴とするオーディオシステムにより解決する。
【0009】本発明においては、CDからMD等の録音
媒体に録音するときに、CDプレーヤはCDからTOC
情報を読み出し、このTOC情報を該CDプレーヤの通
信手段を介して録音媒体駆動装置に送信する。録音媒体
駆動装置では、該録音媒体駆動装置の通信手段を介して
前記TOC情報を受信し、該TOC情報を録音媒体に書
き込む。この場合に、CDプレーヤは、その内部にTO
C情報に対応するタイトル情報が記憶されていれば、T
OC情報とともにそのタイトル情報も録音媒体駆動装置
に送信し、録音媒体駆動装置は該タイトル情報も録音媒
体に書き込むことが好ましい。
【0010】その後、録音媒体を再生する場合に、録音
媒体駆動装置は装填されている録音媒体にタイトル情報
が書き込まれているかを調べ、タイトル情報が書き込ま
れていない場合は録音媒体に書き込まれているTOC情
報に対応するタイトル情報をCDプレーヤに要求する。
CDプレーヤでは、録音媒体駆動装置の要求に応じて記
憶しているタイトル情報を調べ、前記TOC情報に対応
するタイトル情報が記憶されていれば、該タイトル情報
を録音媒体記憶装置に送信する。録音媒体駆動装置は、
TOC情報に対応したタイトル情報が送信されてくる
と、そのタイトル情報を録音媒体に書き込む。このよう
にして、本発明においては、録音媒体に録音した後にC
Dプレーヤに書き込まれたタイトル情報であっても、録
音媒体に自動的に書き込むことができる。
【0011】本願の他の発明においては、録音媒体に書
き込むべきタイトル情報をCDプレーヤに入力すると、
CDプレーヤはこのタイトル情報を録音媒体駆動装置に
送信する。録音媒体駆動装置では、CDプレーヤからタ
イトル情報を入力すると、該タイトル情報を録音媒体に
書き込む。これにより、録音媒体駆動装置ではタイトル
情報書き込み用のキー操作部等のハードウェア及び該ハ
ードウェアを動作させるためのソフトウェアが不要にな
り、録音媒体駆動装置の設計が簡単になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の車載用オーディオ
システムを示す説明図である。10はラジオ付きCDプ
レーヤ、30はカセットテーププレーヤ、40はMDプ
レーヤ、70はオーディオプロセッサである。また、7
1は各オーディオユニットを結ぶバス線であり、このバ
ス線71を介して各オーディオユニット間でデジタル信
号が送受信される。72はオーディオ信号線であり、各
オーディオユニットから出力されたオーディオ信号(ア
ナログ信号)は、このオーディオ信号線72を介してオ
ーディオプロセッサ70に送られる。オーディオプロセ
ッサ70は、入力されたオーディオ信号に対し、音質調
整(バス及びトレブル等)、音量調整及び増幅等の処理
を施し、スピーカ(図示せず)に出力する。
【0013】ラジオ付きCDプレーヤ10は、装填され
たCDからオーディオ信号を取り出すCDプレーヤ部1
1、FM/AMチューナ部12、キー操作部(コマン
ダ)13、CDプレーヤ部11又はFM/AMチューナ
部12からのオーディオ信号(アナログ)の増幅等を行
うオーディオ信号処理部14、マイクロコンピュータ備
えた制御部15及びバスIC16により構成されてい
る。
【0014】図2はCDプレーヤ10の構成をより詳細
に示す図である。但し、この図2では、FM/AMチュ
ーナ部及びオーディオ信号処理部の図示を省略してあ
る。17はCDであり、音楽等のデジタルオーディオ信
号と、曲数、演奏時間及びトラック情報等のTOC情報
とが記録されている。22はCD17を回転させるスピ
ンドルモータである。18はCD17に対しレーザ光を
照射し、反射光によりCD17に記録された信号を検出
する光ピックアップ、19は光ピックアップ18のフォ
ーカスを制御するフォーカスサーボ、20は光ピックア
ップ18のトラッキングを制御するトラッキングサー
ボ、21は光ピックアップ18をCD17の半径方向に
移動させる送りサーボである。
【0015】23はスピンドルモータ22の回転を制御
するスピンドルサーボ、24は光ピックアップ18の出
力からRF信号、EFM信号、フォーカスエラー信号、
トラッキングエラー信号等を作成するRF信号処理部、
25はインターリーブ、EFM復調、誤り訂正・補間を
行うデジタル信号処理部であり、元のデジタルオーディ
オ信号が復調される。26はデジタル信号処理部25で
復調されたオーディオ信号をD/A変換するD/Aコン
バータ、27はローパスフィルタであり、D/Aコンバ
ータ26から出力されたアナログのオーディオ信号はこ
のローパスフィルタを通って高調波成分が除去される。
【0016】15aは制御部15に設けられた記憶部
(RAM)、28は表示部であり、制御部15はキー操
作部13を監視し、キー操作に応じた制御を行うと共
に、その制御内容やCDの再生状況等を表示部28に表
示する。図1に示すように、カセットテーププレーヤ3
0は、カセットテープからオーディオ信号を取り出すテ
ーププレーヤ部31、テーププレーヤ部31からのオー
ディオ信号の増幅等を行うオーディオ信号処理部34、
該オーディオ信号処理部31で信号処理する際の周波数
特性の調整等を設定するイコライザ部32、マイクロコ
ンピュータを備えた制御部35及びバスIC36により
構成されている。
【0017】また、MDプレーヤ40は、MDからオー
ディオ信号を取り出すMDプレーヤ部41、オーディオ
信号の増幅等を行うオーディオ信号処理部44、マイク
ロコンピュータを備えた制御部45及びバスIC46に
より構成されている。図3はMDプレーヤ40をより詳
細に示す図である。但し、図3においては、オーディオ
信号処理部の図示を省略してある。
【0018】47は録音再生用MDである。48はMD
47を所定の一定線速度で回転させるスピンドルモー
タ、49はMD47に対しレーザ光を照射し、反射光に
よりMD47に記録された信号を検出したり、レーザ光
の照射でキュリー温度以上に昇温させ、後述する記録ヘ
ッドにより光磁気記録を可能とする光ピックアップ、5
0は光ピックアップ49をMD47の半径方向に送る送
りモータ、51は記録時に新たなデータの光磁気記録を
行う記録ヘッド、52は記録ヘッド51を駆動するヘッ
ドドライバである。
【0019】53は光ピックアップ49の出力からRF
信号及びEFM信号、フォーカスエラー信号、トラッキ
ング信号、CLV制御信号を作成するRFアンプ、54
はRF信号からグループの蛇行によって記録されたアド
レスデータを復調するアドレスデコーダ、55はデジタ
ル信号処理回路である。デジタル信号処理回路55は、 記録時、後述するショックプルーフメモリコントロー
ラ58から入力した圧縮音楽データ、又は制御部45か
ら入力したタイトル情報をEFM信号に変換してヘッド
ドライバ52へ出力し、記録ヘッド51をしてMD47
に光磁気記録させ、 再生時、RFアンプ53から入力したEFM信号から
タイトル情報や圧縮音楽データを復調して制御部45や
ショックプルーフメモリコントローラ58に出力し、ま
た、 記録・再生時、アドレスデコーダ54から入力したア
ドレスデータを制御部45へ出力し、更に、 TOC情報、タイトル情報の記録及び読み出しを制御
する機能を有している。
【0020】56はフォーカスエラー信号とトラッキン
グエラー信号とに基づき光ピックアップ49に対しフォ
ーカスサーボ及びトラキングサーボをかけたり、送りモ
ータ50に対しスレッドサーボをかけたりし、また、C
LV制御信号に基づきスピンドルモータ48に対しスピ
ンドルサーボをかけたりするサーボ回路である。57は
圧縮音楽データを所定時間分記憶するDRAM構成のバ
ッファメモリ(ショックプルーフメモリ)である。58
はショックプルーフメモリコントローラであり、制御部
45との間で所定の通信を行いながら、記録時は後述す
るATRACエンコーダ/デコーダから入力した圧縮音
楽データをバッファメモリ57に連続的に普通速度で書
き込み、該書き込みと並行して間欠的かつ高速に圧縮音
楽データをデジタル信号処理回路55へ出力する。ま
た、ショックプルーフメモリコントローラ58は、再生
時、デジタル信号処理回路55から間欠的かつ高速に入
力する圧縮データをバッファメモリ57に間欠的かつ高
速に書き込み、該書き込みと並行して連続的に普通速度
で圧縮データを後述するATRACエンコーダ/デコー
ダに出力する。
【0021】59は記録時、A/Dコンバータ(図示せ
ず)から入力した音楽データを圧縮し、圧縮音楽データ
をショックプルーフメモリコントローラ58に出力し、
再生時、ショックプルーフメモリコントローラ58から
入力した圧縮音楽データを伸長して音楽データに変換
し、D/Aコンバータ(図示せず)に出力するATRA
Cエンコーダ/デコーダ(ATRAC:Adaptive Trans
form Acourstic Coding)である。60は電源のオン・
オフ、再生や録音、編集、イジェクト等の操作を行うキ
ー操作部であり、PLAYキー、次曲シークキー、前曲
シークキー、RECキー、トラック打ち込みキー、ST
OPキー、編集キー等が含まれている。61はトラック
ナンバー、演奏経過時間等を表示する表示部、62はM
Dの挿入を検出するディスク挿入検出部、63はMDの
ローディング/アンローディングを行うローディング部
である。45a制御部45に設けられた記憶部(RA
M)である。
【0022】バス線71は、図4(a)に示すように、
各オーディオユニット(CDプレーヤ10、カセットテ
ーププレーヤ30、MDプレーヤ40等)10aの内部
でスルー接続されると共に、各ユニット10aのバスI
C6(バスIC16,36,46等)に接続される。各
ユニット10aの制御部は、バスIC6を介して他のユ
ニット10aから送られてきた信号を取り込み所定の制
御を行うと共に、他のユニット10aに対して信号をバ
ス線71に乗せて送信できるようになっている。つま
り、バス線71で接続された各オーディオユニット10
aは相互に信号を送信・受信することが可能である。バ
ス線71を介しての信号の転送はフレーム単位で行われ
る。1フレームは、宛先アドレス、送信元アドレス、送
信データ及びチェックコードにより構成されている。
【0023】オーディオ信号線72は、図4(b)に示
すようにオーディオユニット10a内で接続され、セレ
クタ9が制御部5(制御部15,35,45等)からの
指示にしたがって前段のユニット10aから送られてき
たオーディオ信号とオーディオソース8から出力される
オーディオ信号とのいずれか一方を選択して次段のユニ
ット10aに転送するようになっている。
【0024】図5はCDからMDへ録音するときの動作
を示す流れ図である。以下、この図を参照してMD録音
時の処理フローを説明する。まず、CDプレーヤ10に
CDを装填し、MDプレーヤ40にMDを装填する(ス
テップ101,201)。CDプレーヤ10では、CD
が装填されると該CDのTOC情報を読み出し、制御部
15の記憶部15aに記憶する(ステップ102)。そ
して、CDプレーヤ10は記憶部15aをサーチして前
記TOC情報に対応するタイトル情報が記憶されている
かを調べ(ステップ103)、タイトル情報が記憶され
ていない場合はTOC情報を、タイトル情報が記憶され
ている場合はTOC情報とタイトル情報との両方をMD
プレーヤ40を宛先としてバス線71に乗せる(ステッ
プ104)。
【0025】MDプレーヤ40では、バスIC46を介
してバス線72からTOC情報(又は、TOC情報とタ
イトル情報)を受け取る(ステップ202)と、このT
OC情報(又は、TOC情報とタイトル情報)を記憶部
45aに記憶する(ステップ203)。そして、MDプ
レーヤ40はバス線71を介してCDプレーヤ10に録
音準備が完了したことを知らせる(ステップ204,1
05)。これにより、CDプレーヤ10ではCDの再生
を開始し、MDプレーヤ40ではオーディオ信号線72
を介してCDプレーヤ10から送られてくるオーディオ
信号をMDに録音する(ステップ106,205)。
【0026】CDの再生、MDへの録音が終了する(ス
テップ107,206)と、MDプレーヤ40は記憶部
45aに記憶していたTOC情報(又は、TOC情報と
タイトル情報)をMDに書き込む(ステップ207)。
これにより、MD録音時の処理フローが終了する。な
お、上述の例では、MDへの録音が終了した後にTOC
情報(又は、TOC情報とタイトル情報)をMDに書き
込む場合について説明したが、録音する前にTOC情報
(又は、TOC情報とタイトル情報)をMDに書き込ん
でもよく、録音の合間にTOC情報(又は、TOC情報
とタイトル情報)をMDに書き込んでもよい。
【0027】図6はMD再生時の動作を示す流れ図であ
る。以下、この図を参照してMD再生時の処理フローを
説明する。まず、MDプレーヤ40にMDを装填する
(ステップ211)と、MDプレーヤ40はMDに書き
込まれているTOC情報及びタイトル情報の読み出しを
行う(ステップ212)。そして、MDにタイトル情報
が書き込まれている場合は、ステップ213からステッ
プ218に移行してMDの再生を開始する。
【0028】一方、MDにタイトル情報が書き込まれて
いない場合は、ステップ213からステップ214に移
行し、MDプレーヤ40はTOC情報及びタイトル情報
リクエスト信号をCDプレーヤ10を宛先としてバス線
71に乗せる。CDプレーヤ10では、バス線71から
TOC情報及びタイトル情報リクエスト信号を受け取る
(ステップ111)と、記憶部15aをサーチして、該
TOC情報に対応するタイトル情報が記憶されているか
否かを調べる(ステップ112)。そして、TOC情報
に対応するタイトル情報が見出された場合は、そのタイ
トル情報をMDプレーヤ40を宛先としてバス線71に
乗せる。TOC情報に対応するタイトル情報が見出され
なかった場合は、“空データ”をMDプレーヤ40を宛
先としてバス線71に乗せる(ステップ113)。
【0029】MDプレーヤ40では、CDプレーヤ10
から送られてきた信号を受信し(ステップ215)、タ
イトル情報か“空データ”かを判断する(ステップ21
6)。受信したデータがタイトル情報である場合(YE
Sのとき)は、そのタイトル情報をMDに記録(ステッ
プ217)した後、ステップ218に移行してMDに録
音されている音楽等を再生する。ステップ216でNO
の場合は、MDには何も書き込まずにステップ218に
進み、MDの再生を開始する。これにより、MD再生時
の処理フローを終了する。
【0030】このように、本実施の形態では、CDから
MDに録音する際にCDのTOC情報及びタイトル情報
をMDに記録しておき、MDを再生する際にはMDにタ
イトル情報が記録されているか否かを調べ、タイトル情
報が記録されていない場合は、CDプレーヤ10にタイ
トル情報が記憶されているかを調べ、CDプレーヤ10
にタイトル情報が記憶されている場合は該タイトル情報
をバス線71を介してMDプレーヤ40に送信し、MD
プレーヤ40ではバス線71を介して受信したタイトル
情報をMDに書き込む。従って、本実施の形態において
は、MDプレーヤ40にはタイトル情報を入力するため
のキー操作部等のハードウェア及び該ハードウェアを動
かすためのソフトウェアが不要であり、MDプレーヤの
開発に要する時間を短縮することができると共に、製品
コストを低減できる。また、本実施の形態においては、
CDプレーヤ10に書き込んだタイトル情報を更にユー
ザがMDプレーヤ40に書き込む必要がなく、操作性が
優れている。
【0031】なお、上述の実施の形態においては、CD
プレーヤ10にTOC情報に対応するタイトル情報が記
憶されていればCDからMDへの録音時に自動的に前記
タイトル情報がMDに書き込まれる場合について説明し
たが、ユーザの操作により、CDプレーヤ10にTOC
情報に対応するタイトル情報が記憶されていてもMDに
タイトル情報を書き込まないようにしてもよい。但し、
この場合も、後でMDにタイトル情報を自動的に書き込
むことができるように、少なくともTOC情報はMDに
書き込んでおくことが必要である。
【0032】(第2の実施の形態)図7は本発明の第2
の実施の形態に係るMDへのタイトル情報書き込み方法
を示す流れ図である。以下、この図7を参照して説明す
る。本実施の形態においては、図1〜図3に示すように
構成されたオーディオシステムにおいて、MDに対し以
下の手順でタイトル情報を書き込む。
【0033】まず、ユーザはMDプレーヤ40にMDを
装填する(ステップ221)。そして、ユーザはCDプ
レーヤ10のキー操作部13からMDに書き込むべきタ
イトル情報を入力する(ステップ121)。入力された
タイトル情報は記憶部15aに記憶される。その後、ユ
ーザが確定キーを押すと、CDプレーヤ10は入力され
たタイトル情報をMDプレーヤ40を宛先としてバス線
71に乗せる。
【0034】MDプレーヤ40では、バス線71を介し
てタイトル情報を受信する(ステップ222)と、該タ
イトル情報を装填されているMDに書き込む(ステップ
223)。なお、CDプレーヤ10では、MDプレーヤ
40にタイトル情報を送信した後、記憶部15aに記憶
されていた該タイトル情報を消去する。
【0035】この実施の形態においては、CDプレーヤ
10からタイトル情報を入力するので、MDプレーヤ4
0にはタイトル情報書き込みのためのハードウェア及び
該ハードウェアを動作させるためのソフトウェアが不要
である。このため、MDプレーヤ40の構造の簡略化が
可能であり、設計及び評価に要する時間を短縮できると
共に、製品コストを低減できる。
【0036】また、本実施の形態において、CDプレー
ヤ10でCDを演奏する際に、CDプレーヤ10に該C
Dのタイトル情報が記憶されていない場合に、該タイト
ル情報がMDに記録されていないかをMDプレーヤ40
に問い合わせ、MDプレーヤ40ではそのCDに対応す
るタイトル情報が記録されている場合にバス線71を介
してMDプレーヤ40からCDプレーヤ10にタイトル
情報が送信されるようにしてもよい。このようにするこ
とにより、CDプレーヤ10ではその記憶部にタイトル
情報が記憶されていなくてもタイトル情報の表示が可能
になる。これにより、CDプレーヤ10のタイトル情報
記憶用メモリを削減することができて、CDプレーヤの
コストを低減できるという効果を奏する。
【0037】なお、上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、オーディオシステムがラジオ付きCDプレー
ヤ10、カセットテーププレーヤ30、MDプレーヤ4
0及びオーディオプロセッサ70により構成されている
場合について説明したが、カセットテーププレーヤ30
に替えて、又はカセットテーププレーヤ30と共に、ナ
ビゲーション装置、電話、TV、ビデオプレーヤ、DC
C(デジタルコンパクトカセット)プレーヤ、MDチェ
ンジャー及びCDチェンジャー等がバス線71及びオー
ディオ信号線72を介して接続されていてもよい。
【0038】また、上述の第1及び第2の実施の形態を
組み合わせて、MDに書き込まれているTOC情報に対
応したタイトル情報がCDプレーヤ10に記憶されてい
る場合には自動的にMDプレーヤ40にそのタイトル情
報を送信してMDに書き込み、CDプレーヤ10にTO
C情報が書き込まれていない場合に、ユーザがCDプレ
ーヤ10からタイトル情報を入力すると該タイトル情報
をMDプレーヤ40に送信してMDに書き込むようにし
てもよい。
【0039】更に、上述の実施の形態においては、録音
媒体がMDの場合について説明したが、本発明はMD以
外の例えばDAT(デジタルオーディオテープ)、DC
C(デジタルコンパクトカセット)等の録音媒体に適用
することも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
CDからMD等の録音媒体に録音するときに少なくとも
CDのTOC情報を録音媒体に書き込んでおき、録音媒
体の再生時に、録音媒体にタイトル情報が記録されてい
ない場合は、前記TOC情報に対応するタイトル情報が
CDプレーヤに記憶されているかを調べ、記憶されてい
る場合は該タイトル情報を録音媒体駆動装置に送信して
録音媒体に書き込むので、ユーザがCDプレーヤに書き
込んだタイトル情報を記憶媒体駆動装置に再び入力する
必要がなく、操作性が優れている。また、録音媒体駆動
装置にタイトル情報入力のためのキー操作部等のハード
ウェア及び該ハードウェアを動作させるためのソフトウ
ェアが不要であり、MDプレーヤ等の録音媒体駆動装置
の構造が簡略化できると共に、製品コストを低減するこ
とができる。
【0041】また、本願の他の発明によれば、CDプレ
ーヤからタイトル情報を入力すると、CDプレーヤは該
タイトル情報を録音媒体駆動装置に送信し、録音媒体駆
動装置は該タイトル情報を録音媒体に書き込むので、録
音媒体駆動装置の構造が簡略化されると共に、製品コス
トを低減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーディオシステムを示す説明図
である。
【図2】図1のCDプレーヤの構成をより詳細に示す図
である。
【図3】図1のMDプレーヤの構成をより詳細に示す図
である。
【図4】各オーディオユニット間の接続を示す説明図で
ある。
【図5】MD録音時の処理フローを示す図である。
【図6】MD再生時の処理フローを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るMDへのタイ
トル情報書き込み方法を示す図である。
【符号の説明】
10 ラジオ付きCDプレーヤ 30 カセットテーププレーヤ 40 MDプレーヤ 70 オーディオプロセッサ 71 バス線 72 オーディオ信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/10 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンパクトディスクプレーヤと録音媒体
    駆動装置とを備えたオーディオシステムにおいて、 前記コンパクトディスクプレーヤは、 タイトル情報を入力可能なタイトル情報入力手段と、前
    記タイトル情報をコンパクトディスクのTOC情報に関
    連付けて記憶する記憶部と、前記録音媒体駆動装置との
    間で通信可能な通信手段とを有し、 前記録音媒体駆動装置は、 前記コンパクトディスクプレーヤとの間で通信可能な通
    信手段と、この通信手段を介して前記コンパクトディス
    クプレーヤから得た前記TOC情報及び前記タイトル情
    報を録音媒体に書き込む書込手段と、 を有することを特徴とするオーディオシステム。
  2. 【請求項2】 コンパクトディスクプレーヤと録音媒体
    駆動装置とを備えたオーディオシステムにおいて、 前記コンパクトディスクプレーヤは、 タイトル情報を入力可能なタイトル情報入力手段と、前
    記録音媒体駆動装置との間で通信可能な通信手段とを有
    し、 前記録音媒体駆動装置は、 前記コンパクトディスクプレーヤとの間で通信可能な通
    信手段と、この通信手段を介して前記コンパクトディス
    クプレーヤから得た前記タイトル情報を録音媒体に書き
    込む書込手段とを有することを特徴とするオーディオシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 コンパクトディスクから録音媒体に録音
    する際に、コンパクトディスクプレーヤは少なくとも前
    記コンパクトディスクから読み出したTOC情報を録音
    媒体駆動装置に送信し、 録音媒体駆動装置は該TOC情報を受信して録音媒体に
    書き込み、 再生時に、録音媒体駆動装置は前記録音媒体にタイトル
    情報が書き込まれていない場合に、前記録音媒体に書き
    込まれているTOC情報に対応するタイトル情報をコン
    パクトディスクプレーヤに要求し、 コンパクトディスクプレーヤはこの要求に応じて記憶し
    ているタイトル情報を調べ、前記TOC情報に対応する
    タイトル情報がある場合はそのタイトル情報を録音媒体
    駆動装置に送信し、 録音媒体駆動装置はタイトル情報を受信するとそのタイ
    トル情報を前記録音媒体に書き込むことを特徴とする録
    音媒体へのタイトル情報書き込み方法。
  4. 【請求項4】 コンパクトディスクプレーヤにタイトル
    情報を入力すると、コンパクトディスクプレーヤは該タ
    イトル情報を録音媒体駆動装置に送信し、 録音媒体駆動装置は該タイトル情報を受信して録音媒体
    に書き込むことを特徴とする録音媒体へのタイトル情報
    書き込み方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060378A (ja) * 1999-08-24 2001-03-06 Kenwood Corp 録音再生システム及びその文字記録方法
JP2007133955A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Sharp Corp 音楽データ記録再生装置、及びその音楽データ記録再生方法

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