JPH09102896A - 電子内視鏡の撮像素子組付け体 - Google Patents
電子内視鏡の撮像素子組付け体Info
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- JPH09102896A JPH09102896A JP7282553A JP28255395A JPH09102896A JP H09102896 A JPH09102896 A JP H09102896A JP 7282553 A JP7282553 A JP 7282553A JP 28255395 A JP28255395 A JP 28255395A JP H09102896 A JPH09102896 A JP H09102896A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/05—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by the image sensor, e.g. camera, being in the distal end portion
- A61B1/051—Details of CCD assembly
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内視鏡の細径化及び内部構成の簡略化を図る
ようにする。 【解決手段】 ＣＣＤ１８の撮像面Ｓには、色フィル
タ、マイクロレンズ２０を有しており、この撮像面Ｓと
プリズム１５との間に回路基板１６を介挿し、この回路
基板１６には、エアギャップを得るための開口孔２１及
びＣＣＤ１８と信号ケーブル２４を接続するための配線
パターン２２を設ける。そして、上記の回路基板１６
は、その開口孔２１を撮像面に合せながら、ＣＣＤ１８
に接着剤で直接接着され、また回路基板１６の上側には
プリズム１５が接着され、開口孔２１内が気密状態に維
持される。これによれば、従来のパッケージ内上部に設
けられていたエアギャップの厚さ分が短くなり、またＣ
ＣＤ１８の下側に配置されていた従来の回路基板が不必
要となり、その分、内視鏡の径が短縮される。
ようにする。 【解決手段】 ＣＣＤ１８の撮像面Ｓには、色フィル
タ、マイクロレンズ２０を有しており、この撮像面Ｓと
プリズム１５との間に回路基板１６を介挿し、この回路
基板１６には、エアギャップを得るための開口孔２１及
びＣＣＤ１８と信号ケーブル２４を接続するための配線
パターン２２を設ける。そして、上記の回路基板１６
は、その開口孔２１を撮像面に合せながら、ＣＣＤ１８
に接着剤で直接接着され、また回路基板１６の上側には
プリズム１５が接着され、開口孔２１内が気密状態に維
持される。これによれば、従来のパッケージ内上部に設
けられていたエアギャップの厚さ分が短くなり、またＣ
ＣＤ１８の下側に配置されていた従来の回路基板が不必
要となり、その分、内視鏡の径が短縮される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子内視鏡の撮像
部で用いられ、色フィルタ又はマイクロレンズを有する
撮像素子が組み付けられる組付け体の構造に関する。
部で用いられ、色フィルタ又はマイクロレンズを有する
撮像素子が組み付けられる組付け体の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６には、電子内視鏡装置の先端部に配
設される撮像素子組付け体の構造が示されており、図は
側面から見たものである。図６において、対物レンズ系
１を有する鏡胴部２に、プリズム３を介してカバーガラ
ス４が接続されており、このカバーガラス４はパッケー
ジ５の上面開口を閉じるように配置される。このパッケ
ージ５の内部に、固体撮像素子であるＣＣＤ（ Charge
Coupled Device）６が配置され、このパッケージ５は回
路基板７に取り付けられており、上記ＣＣＤ６は電気的
にもパッケージ５を介して回路基板７に接続される。
設される撮像素子組付け体の構造が示されており、図は
側面から見たものである。図６において、対物レンズ系
１を有する鏡胴部２に、プリズム３を介してカバーガラ
ス４が接続されており、このカバーガラス４はパッケー
ジ５の上面開口を閉じるように配置される。このパッケ
ージ５の内部に、固体撮像素子であるＣＣＤ（ Charge
Coupled Device）６が配置され、このパッケージ５は回
路基板７に取り付けられており、上記ＣＣＤ６は電気的
にもパッケージ５を介して回路基板７に接続される。
【０００３】上記のＣＣＤ６は、例えばインターライン
型ＣＣＤであり、その上面の撮像面には、図示していな
いが、色フィルタ及びマイクロレンズが形成されてい
る。この色フィルタは、例えば補色モザイクを用いたカ
ラー画像を得るために配置され、一方マイクロレンズは
ＣＣＤ６のフォトセンサに対する光入射効率を向上させ
るために配置される。そして、上記色フィルタが形成さ
れているＣＣＤ６は、色フィルタの変色等が生じないよ
うに、パッケージ５内に気密状態（劣化防止用ガスが封
入される場合もある）で取り付けられる。
型ＣＣＤであり、その上面の撮像面には、図示していな
いが、色フィルタ及びマイクロレンズが形成されてい
る。この色フィルタは、例えば補色モザイクを用いたカ
ラー画像を得るために配置され、一方マイクロレンズは
ＣＣＤ６のフォトセンサに対する光入射効率を向上させ
るために配置される。そして、上記色フィルタが形成さ
れているＣＣＤ６は、色フィルタの変色等が生じないよ
うに、パッケージ５内に気密状態（劣化防止用ガスが封
入される場合もある）で取り付けられる。
【０００４】図７には、内視鏡先端部を正面側から見た
内部の配置状態が示されており、上述した鏡胴部２から
回路基板７までの組付け体は、先端部８の中心部から上
側に配置される。そして、上記対物レンズ系１の両側近
傍に、ライトガイド９Ａ，９Ｂが配置され、上記回路基
板７の下側に鉗子等の処置具を導出するための処置具挿
通チャンネル１０が設けられる。このような構成によれ
ば、上記ライトガイド９Ａ，９Ｂからの光照射により被
観察体内が照らされると、上記対物光学系１を通して被
観察体内の画像がＣＣＤ６により捉えられることにな
る。
内部の配置状態が示されており、上述した鏡胴部２から
回路基板７までの組付け体は、先端部８の中心部から上
側に配置される。そして、上記対物レンズ系１の両側近
傍に、ライトガイド９Ａ，９Ｂが配置され、上記回路基
板７の下側に鉗子等の処置具を導出するための処置具挿
通チャンネル１０が設けられる。このような構成によれ
ば、上記ライトガイド９Ａ，９Ｂからの光照射により被
観察体内が照らされると、上記対物光学系１を通して被
観察体内の画像がＣＣＤ６により捉えられることにな
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡にお
いては細径化や構成の簡略化が大きな課題であり、特に
気管支用の内視鏡では先端部の細径化が求められてい
る。このような要請から、本発明では撮像素子の組付け
体に着目したものである。即ち、図７に示されるよう
に、カバーガラス４、パッケージ５及び回路基板７は先
端部８の径方向において厚さｔ1 分の長さを占めてお
り、この厚さｔ1 を小さくすれば、細径化が図れること
になる。
いては細径化や構成の簡略化が大きな課題であり、特に
気管支用の内視鏡では先端部の細径化が求められてい
る。このような要請から、本発明では撮像素子の組付け
体に着目したものである。即ち、図７に示されるよう
に、カバーガラス４、パッケージ５及び回路基板７は先
端部８の径方向において厚さｔ1 分の長さを占めてお
り、この厚さｔ1 を小さくすれば、細径化が図れること
になる。
【０００６】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、内視鏡の細径化及び内部構成の簡略
化を図ることができる電子内視鏡の撮像素子組付け体を
提供することにある。
あり、その目的は、内視鏡の細径化及び内部構成の簡略
化を図ることができる電子内視鏡の撮像素子組付け体を
提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１請求項の発明は、色フィルタ又はマイクロレン
ズの少なくともいずれかが撮像面に形成された撮像素子
を対物光学系に接続する撮像素子組付け体において、上
記の撮像面上にエアギャップを設けるためのエアギャッ
プ部及び上記撮像素子と信号ケーブルとを接続するため
の配線パターンを有する回路基板を、上記撮像素子の撮
像面と上記対物光学系との間に配置したことを特徴とす
る。第２請求項記載の発明は、上記回路基板のエアギャ
ップ部として貫通した開口孔を設けたことを特徴とす
る。
に、第１請求項の発明は、色フィルタ又はマイクロレン
ズの少なくともいずれかが撮像面に形成された撮像素子
を対物光学系に接続する撮像素子組付け体において、上
記の撮像面上にエアギャップを設けるためのエアギャッ
プ部及び上記撮像素子と信号ケーブルとを接続するため
の配線パターンを有する回路基板を、上記撮像素子の撮
像面と上記対物光学系との間に配置したことを特徴とす
る。第２請求項記載の発明は、上記回路基板のエアギャ
ップ部として貫通した開口孔を設けたことを特徴とす
る。
【０００８】作用 上記の構成によれば、例えば撮像素子の表面に色フィル
タが形成され、この色フィルタの上にマイクロレンズが
形成されており、このマイクロレンズの上に例えば開口
孔（貫通孔）及び配線パターンを有する回路基板が接着
剤で直接接着される。即ち、上記の開口孔は撮像領域に
合せた大きさとされ、配線パターンは例えば撮像素子側
に設けられた突起端子と信号ケーブルを電気的に接続す
るように、回路基板上にプリントされる。そして、配線
パターンの一部として形成された端子と上記撮像素子の
突起端子とがバンプ等により接着剤を用いながら圧着さ
れる。また、上記の回路基板の反対側に対物光学系が接
着剤で接着され、上記開口孔内は気密状態に維持され
る。
タが形成され、この色フィルタの上にマイクロレンズが
形成されており、このマイクロレンズの上に例えば開口
孔（貫通孔）及び配線パターンを有する回路基板が接着
剤で直接接着される。即ち、上記の開口孔は撮像領域に
合せた大きさとされ、配線パターンは例えば撮像素子側
に設けられた突起端子と信号ケーブルを電気的に接続す
るように、回路基板上にプリントされる。そして、配線
パターンの一部として形成された端子と上記撮像素子の
突起端子とがバンプ等により接着剤を用いながら圧着さ
れる。また、上記の回路基板の反対側に対物光学系が接
着剤で接着され、上記開口孔内は気密状態に維持され
る。
【０００９】このような構造によれば、回路基板の開口
孔内が従来のパッケージ内の上部に存在していたエアギ
ャップの代りをすることになる。従って、この回路基板
とパッケージのカバーガラスの厚さが同一であるとする
と、組付け体では従来、パッケージ内上部に設けられて
いたエアギャップの厚さ分が短くなる。また、撮像素子
の下側に配置されていた従来の回路基板が不必要となる
ので、従来の回路基板の厚さ分が短くなることになる。
孔内が従来のパッケージ内の上部に存在していたエアギ
ャップの代りをすることになる。従って、この回路基板
とパッケージのカバーガラスの厚さが同一であるとする
と、組付け体では従来、パッケージ内上部に設けられて
いたエアギャップの厚さ分が短くなる。また、撮像素子
の下側に配置されていた従来の回路基板が不必要となる
ので、従来の回路基板の厚さ分が短くなることになる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１には、第１の実施形態に係る
電子内視鏡の撮像素子組付け体の分解斜視図が示され、
図２には図１の部材を組み立てた状態が示され、図３に
は撮像素子と回路基板の接続部分が示されている。図示
の部材は、内視鏡先端部に配設されており、対物レンズ
系１２や光学フィルタ等を有する鏡胴部１３には、プリ
ズム１５が接続される。このプリズム１５の下側に回路
基板１６を介してＣＣＤ１８が配置される。このＣＣＤ
１８には、図３に示されるように、上側の撮像面に色フ
ィルタ１９が形成され、この色フィルタ１９の上にマイ
クロレンズ（図は摸式的に拡大してある）２０が形成さ
れている。
電子内視鏡の撮像素子組付け体の分解斜視図が示され、
図２には図１の部材を組み立てた状態が示され、図３に
は撮像素子と回路基板の接続部分が示されている。図示
の部材は、内視鏡先端部に配設されており、対物レンズ
系１２や光学フィルタ等を有する鏡胴部１３には、プリ
ズム１５が接続される。このプリズム１５の下側に回路
基板１６を介してＣＣＤ１８が配置される。このＣＣＤ
１８には、図３に示されるように、上側の撮像面に色フ
ィルタ１９が形成され、この色フィルタ１９の上にマイ
クロレンズ（図は摸式的に拡大してある）２０が形成さ
れている。
【００１１】上記の回路基板１６は、合成樹脂、セラミ
ック、金属等を材料とし、その材料に適した所定厚さｔ
2 （０．１ｍｍ〜数ｍｍ程度）とされることになり、フ
レキシブル基板とすることもできる。この回路基板１６
には、円形の開口孔２１が貫通形成されており、この開
口孔２１は、図１に示されるように、ＣＣＤ１８の撮像
可能領域Ｓ内に収まる所定の大きさとされる。また、こ
の回路基板１６に、裏側に図示のような配線パターン２
２が形成され、一方のＣＣＤ１８の上面には突起端子
（電極）２３が設けられる。従って、この回路基板１６
ではその配線パターン２２の端子に突起端子２３を接続
すると共に、後側端部の端子に信号ケーブル２４を接続
することになる。
ック、金属等を材料とし、その材料に適した所定厚さｔ
2 （０．１ｍｍ〜数ｍｍ程度）とされることになり、フ
レキシブル基板とすることもできる。この回路基板１６
には、円形の開口孔２１が貫通形成されており、この開
口孔２１は、図１に示されるように、ＣＣＤ１８の撮像
可能領域Ｓ内に収まる所定の大きさとされる。また、こ
の回路基板１６に、裏側に図示のような配線パターン２
２が形成され、一方のＣＣＤ１８の上面には突起端子
（電極）２３が設けられる。従って、この回路基板１６
ではその配線パターン２２の端子に突起端子２３を接続
すると共に、後側端部の端子に信号ケーブル２４を接続
することになる。
【００１２】上記の図１の各部材を組み立てると、図２
の組付け体が完成する。即ち、図３に示されるように、
上記回路基板１６はその開口孔２１を所定位置に配置
し、かつＣＣＤ１８上の突起端子２３と配線パターン２
２の端子との位置合せが行われた状態で、接着剤２５に
よりＣＣＤ１８の上面に直接接着される。この接着は、
バンプ等により行うことができ、上記突起端子２３は潰
されるようにして配線パターン２２の端子に接続され
る。そうして、この回路基板１６の上に、プリズム１５
が接着剤２５で接着される。なお、回路基板１６の下側
に、図２に示されるようにＣＣＤ駆動回路等の回路部材
２７を配置することができる。
の組付け体が完成する。即ち、図３に示されるように、
上記回路基板１６はその開口孔２１を所定位置に配置
し、かつＣＣＤ１８上の突起端子２３と配線パターン２
２の端子との位置合せが行われた状態で、接着剤２５に
よりＣＣＤ１８の上面に直接接着される。この接着は、
バンプ等により行うことができ、上記突起端子２３は潰
されるようにして配線パターン２２の端子に接続され
る。そうして、この回路基板１６の上に、プリズム１５
が接着剤２５で接着される。なお、回路基板１６の下側
に、図２に示されるようにＣＣＤ駆動回路等の回路部材
２７を配置することができる。
【００１３】このような組付け体の構成によれば、回路
基板１６の開口孔２１内が気密状態に維持されることに
なり、この開口孔２１内には所定の色フィルタ劣化防止
用ガスを封入することができる。そして、上記ＣＣＤ１
８は回路基板１６を介して信号ケーブル２４に電気的に
接続されるので、ＣＣＤ１８で得られたビデオ信号が信
号ケーブル２４を介して外部へ取り出せることになる。
基板１６の開口孔２１内が気密状態に維持されることに
なり、この開口孔２１内には所定の色フィルタ劣化防止
用ガスを封入することができる。そして、上記ＣＣＤ１
８は回路基板１６を介して信号ケーブル２４に電気的に
接続されるので、ＣＣＤ１８で得られたビデオ信号が信
号ケーブル２４を介して外部へ取り出せることになる。
【００１４】上記の第１例によれば、上記開口孔２１に
よって高さｔ2 のエアギャップがＣＣＤ１８（マイクロ
レンズ２０）とプリズム１５との間に形成され、図６で
示したパッケージ５内のエアギャップｔ3 がなくなる。
また、ＣＣＤ１８の下側に配置されていた従来の回路基
板７が不必要となるので、図６で示した回路基板７の厚
さｔ4 の分が短くなることになる。従って、第１例では
上記エアギャップｔ3と回路基板７の厚さｔ4 の両方の
分、組付け体の内視鏡径方向（図の縦方向）の長さを短
くすることができ、内視鏡の細径化に寄与することが可
能となる。
よって高さｔ2 のエアギャップがＣＣＤ１８（マイクロ
レンズ２０）とプリズム１５との間に形成され、図６で
示したパッケージ５内のエアギャップｔ3 がなくなる。
また、ＣＣＤ１８の下側に配置されていた従来の回路基
板７が不必要となるので、図６で示した回路基板７の厚
さｔ4 の分が短くなることになる。従って、第１例では
上記エアギャップｔ3と回路基板７の厚さｔ4 の両方の
分、組付け体の内視鏡径方向（図の縦方向）の長さを短
くすることができ、内視鏡の細径化に寄与することが可
能となる。
【００１５】また、上記の回路基板１６の開口孔２１内
における気密状態の空間の存在によれば、色フィルタ１
９の劣化による変色等が防止されると共に、図６の構成
と比較すると、鏡胴部２からの光がカバーガラス４を通
過しないので、マイクロレンズ２０による集光効果を高
めることができるという利点がある。
における気密状態の空間の存在によれば、色フィルタ１
９の劣化による変色等が防止されると共に、図６の構成
と比較すると、鏡胴部２からの光がカバーガラス４を通
過しないので、マイクロレンズ２０による集光効果を高
めることができるという利点がある。
【００１６】図４には、第２の実施形態の構成が示され
ており、この第２例はプリズムを取り付けない場合の例
である。この第２例の場合も、図４に示されるように、
対物光学系レンズ２８や光学フィルタ等を有する鏡胴部
２９が設けられているが、撮像素子であるＣＣＤ１８は
この鏡胴部２９の光軸に対し垂直に配置される。このＣ
ＣＤ１８と鏡胴部２９の間には、開口孔３０が形成され
た回路基板３２が、ＣＣＤ１８の突起端子２３と所定の
端子接続をした上で取り付けられている。この回路基板
１６の接続は、上記第１例の場合と同様にして行われる
ので、開口孔３０内の気密状態が維持される。
ており、この第２例はプリズムを取り付けない場合の例
である。この第２例の場合も、図４に示されるように、
対物光学系レンズ２８や光学フィルタ等を有する鏡胴部
２９が設けられているが、撮像素子であるＣＣＤ１８は
この鏡胴部２９の光軸に対し垂直に配置される。このＣ
ＣＤ１８と鏡胴部２９の間には、開口孔３０が形成され
た回路基板３２が、ＣＣＤ１８の突起端子２３と所定の
端子接続をした上で取り付けられている。この回路基板
１６の接続は、上記第１例の場合と同様にして行われる
ので、開口孔３０内の気密状態が維持される。
【００１７】この第２例の組付け体によっても、上記第
１例と同様に、図６のパッケージ５内に存在していたエ
アギャップｔ3 と回路基板７の厚さｔ4 の両方の分、組
付け体の長さが短くなる。従って、この第２実施例の構
成を側視型の内視鏡に用いた場合には、内視鏡の細径化
を図ることが可能となる。
１例と同様に、図６のパッケージ５内に存在していたエ
アギャップｔ3 と回路基板７の厚さｔ4 の両方の分、組
付け体の長さが短くなる。従って、この第２実施例の構
成を側視型の内視鏡に用いた場合には、内視鏡の細径化
を図ることが可能となる。
【００１８】上記第１又は第２の実施形態における回路
基板１６，３２の開口孔２１，３０を円形としたが、こ
の形状及び大きさは、ＣＣＤ１８の撮像可能領域Ｓの中
で適宜設定することが可能である。
基板１６，３２の開口孔２１，３０を円形としたが、こ
の形状及び大きさは、ＣＣＤ１８の撮像可能領域Ｓの中
で適宜設定することが可能である。
【００１９】図５には、第３の実施形態の構成が示され
ており、この第３例は回路基板にエアギャップを形成す
るための溝を設けたものである。即ち、図５に示される
ように、配線パターン３４を設けた回路基板３５の下面
に、この基板３５の厚さより浅い円形溝３６が形成さ
れ、この回路基板３５を上記第１例の回路基板１６及び
第２例の回路基板３２の代りに用いる。このような回路
基板３５の円形溝３６によっても、撮像面の上方にエア
ギャップを設けることができる。なお、この回路基板３
５には、図中２点鎖線で示される同一深さの四角形溝３
７を形成してもよい。
ており、この第３例は回路基板にエアギャップを形成す
るための溝を設けたものである。即ち、図５に示される
ように、配線パターン３４を設けた回路基板３５の下面
に、この基板３５の厚さより浅い円形溝３６が形成さ
れ、この回路基板３５を上記第１例の回路基板１６及び
第２例の回路基板３２の代りに用いる。このような回路
基板３５の円形溝３６によっても、撮像面の上方にエア
ギャップを設けることができる。なお、この回路基板３
５には、図中２点鎖線で示される同一深さの四角形溝３
７を形成してもよい。
【００２０】上記の各例のＣＣＤ１８では色フィルタ１
９とマイクロレンズ２０の両者が設けられているが、本
発明は色フィルタ１９のみが形成されている撮像素子、
マイクロレンズ２０のみが形成されている撮像素子にお
いても、同様に適用することができる。
９とマイクロレンズ２０の両者が設けられているが、本
発明は色フィルタ１９のみが形成されている撮像素子、
マイクロレンズ２０のみが形成されている撮像素子にお
いても、同様に適用することができる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像面上にエアギャップを設けるためのエアギャップ部
（例えば開口孔）と、撮像素子と信号ケーブルを接続す
るための配線パターンを回路基板に形成し、この回路基
板を撮像素子の撮像面と対物光学系との間に直接介挿し
たので、撮像面上にエアギャップを効率よく配置するこ
とができ、カバーガラスが不要となり、しかも従来の回
路基板の厚さ分を削減することが可能となる。従って、
組付け体の内視鏡径方向の長さが短くなって、内視鏡の
細径化が図られるという利点がある。
撮像面上にエアギャップを設けるためのエアギャップ部
（例えば開口孔）と、撮像素子と信号ケーブルを接続す
るための配線パターンを回路基板に形成し、この回路基
板を撮像素子の撮像面と対物光学系との間に直接介挿し
たので、撮像面上にエアギャップを効率よく配置するこ
とができ、カバーガラスが不要となり、しかも従来の回
路基板の厚さ分を削減することが可能となる。従って、
組付け体の内視鏡径方向の長さが短くなって、内視鏡の
細径化が図られるという利点がある。
【図１】本発明の第１の実施形態に係る電子内視鏡の撮
像素子組付け体の構成を示す分解斜視図である。
像素子組付け体の構成を示す分解斜視図である。
【図２】図１の組付け体を組み立てた状態を示す図であ
る。
る。
【図３】第１実施形態例でのＣＣＤと回路基板の接続部
の構造を示す説明図である。
の構造を示す説明図である。
【図４】第２実施形態例の撮像素子組付け体の構成を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図５】第３実施形態例の回路基板の先端部の内部構造
を示す図である。
を示す図である。
【図６】従来の撮像素子組付け部の構造を示す図であ
る。
る。
【図７】図６の組付け体を用いた内視鏡の内部構成を正
面側から示した図である。
面側から示した図である。
２，１３，２９ … 鏡胴部、 ３，１５ … プリズム、 ４ … カバーガラス、 ５ … パッケージ、 ６，１８ … ＣＣＤ、 １６，３２，３５ … 回路基板 １９ … 色フィルタ、 ２０ … マイクロレンズ、 ２１，３０ … 開口孔、 ２２，３１，３４ … 配線パターン、 ２３ … 突起端子、 ２４ … 信号ケーブル、 ３６，３７ … 溝。
Claims (2)
- 【請求項１】 色フィルタ又はマイクロレンズの少なく
ともいずれかが撮像面に形成された撮像素子を対物光学
系に接続する撮像素子組付け体において、上記の撮像面
上にエアギャップを設けるためのエアギャップ部及び上
記撮像素子と信号ケーブルとを接続するための配線パタ
ーンを有する回路基板を、上記撮像素子の撮像面と上記
対物光学系との間に配置したことを特徴とする電子内視
鏡の撮像素子組付け体。 - 【請求項２】 上記回路基板のエアギャップ部として貫
通した開口孔を設けたことを特徴とする上記第１請求項
記載の電子内視鏡の撮像素子組付け体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282553A JPH09102896A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 電子内視鏡の撮像素子組付け体 |
| US08/705,158 US5797837A (en) | 1995-10-04 | 1996-08-29 | Endoscope image unit with circuit board having a hole therethrough |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282553A JPH09102896A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 電子内視鏡の撮像素子組付け体 |
Publications (1)
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| JPH09102896A true JPH09102896A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17653978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7282553A Pending JPH09102896A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 電子内視鏡の撮像素子組付け体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| US (1) | US5797837A (ja) |
| JP (1) | JPH09102896A (ja) |
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