JPH0899068A - ビデオコーディング装置 - Google Patents

ビデオコーディング装置

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JPH0899068A
JPH0899068A JP6236984A JP23698494A JPH0899068A JP H0899068 A JPH0899068 A JP H0899068A JP 6236984 A JP6236984 A JP 6236984A JP 23698494 A JP23698494 A JP 23698494A JP H0899068 A JPH0899068 A JP H0899068A
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JP
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JP6236984A
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Inventor
Ryosuke Hiramatsu
良介 平松
Hitoshi Yoneda
等 米田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/98Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns
    • G06V10/987Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns with the intervention of an operator

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Abstract

(57)【要約】 【目的】オペレータが効率よく短時間で疲労が少ない操
作でコード化できるビデオコーディング装置を提供す
る。 【構成】あらかじめ設定される利用者コード指定記載領
域内に宛名住所を示す利用者コードが記載されている郵
便物上の全体画像、および、その全体画像に対する判定
結果情報を取込んで表示し、その表示された画像に基づ
き郵便物上の利用者コードを入力するビデオコーディン
グ装置において、表示部31の利用者コード入力領域に
対して図9、図10に示すような表示制御を行なうこと
により、不連続箇所を減少させるようにしたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、郵便物上に
あらかじめ設定される利用者コード指定記載領域内に記
載される宛名住所を示す利用者コードを読取り、この読
取った利用者コードに対応したバーコード情報を郵便物
上に印刷し、そのバーコード情報に基づき郵便物を区分
処理する郵便物処理装置において、利用者コードを読取
れなかった郵便物について、表示されたその全体画像を
目視しながら、オペレータが利用者コードを入力し、そ
れを対応するバーコード情報に変換して郵便物上に印刷
することにより、そのバーコード情報によって郵便物を
区分処理するためのビデオコーディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ビデオコーディング装置を併用す
る郵便物処理装置が開発されている。この種の郵便物処
理装置は、たとえば、郵便物上に記載された宛名情報
(郵便番号、住所情報)を光学的文字読取装置によって
読取り、それを対応するバーコード情報に変換して郵便
物上に印刷することにより、そのバーコード情報によっ
て郵便物を配達区域ごとに区分処理する。
【0003】宛名情報を読取ることのできなかった郵便
物については、その全体画像をビデオコーディング装置
の表示部に表示し、オペレータがその表示画面を目視し
ながら宛名情報を入力し、それを対応するバーコード情
報に変換して郵便物上に印刷することにより、そのバー
コード情報によって郵便物を区分処理するものである。
これにより、光学的文字読取装置による機械区分の限界
を補うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のビデ
オコーディング装置にあっては、オペレータは利用者コ
ードを部分入力する際に、宛名情報読取りによる読取結
果の不読桁(読取れなかった桁)をそのまま利用者コー
ド入力領域に不読桁として表示していたので、もし読取
結果である不読桁情報が不連続(虫喰い状態)であった
場合、オペレータは、利用者コード入力領域に表示され
ている情報から入力すべき利用者コードの桁位置を絶え
ず認識し、それと郵便物の全体画像に記載されている利
用者コードとを照合し、その桁位置に対応する利用者コ
ードを認識する。そして、その結果を入力する。この入
力動作を不連続箇所だけ繰り返す必要があるため、疲労
が重なり、効率も悪く、入力ミスも生じていた。そこ
で、本発明は、オペレータが効率よく短時間で疲労が少
ない操作でコード化できるビデオコーディング装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のビデオコーディ
ング装置は、あらかじめ設定される利用者コード指定記
載領域内に宛名住所を示すn(nは1以上の整数)桁ブ
ロックからなる利用者コードが記載されている郵便物上
の全体画像、および、その全体画像に対する判定結果情
報を取込んで表示し、その表示された画像に基づき前記
郵便物上の利用者コードを入力するものにおいて、判定
手段で判定することができなかった郵便物の全体画像、
および、その全体画像に対する判定結果である利用者コ
ードの候補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段と、
この第1の入力手段で入力された判定結果に基づいて、
n桁ブロック内において前記判定手段が判定できなかっ
た不判定桁の数が1桁のみであるか、または、2桁以上
n桁以下であるか、および、2桁以上である場合には不
判定桁が連続しているか否かを判別する判別手段と、こ
の判別手段の判別結果に応じた利用者コードの候補文字
および前記第1の入力手段で入力された郵便物の全体画
像を表示して該利用者コードを入力する利用者コード入
力領域をそれぞれ表示する表示手段と、この表示手段に
表示された郵便物の全体画像を目視しながら、同時に表
示される利用者コード入力領域で利用者コードを入力す
る第2の入力手段と、この第2の入力手段で入力された
利用者コードを記憶する記憶手段とを具備している。
【0006】また、本発明のビデオコーディング装置
は、あらかじめ設定される利用者コード指定記載領域内
に宛名住所を示すn(nは1以上の整数)桁ブロックか
らなる利用者コードが記載されている郵便物上の全体画
像、および、その全体画像に対する判定結果情報を取込
んで表示し、その表示された画像に基づき前記郵便物上
の利用者コードを入力するものにおいて、判定手段で判
定することができなかった郵便物の全体画像、および、
その全体画像に対する判定結果である利用者コードの候
補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段と、この第1
の入力手段で入力された判定結果に基づいて、n桁ブロ
ック内において前記判定手段が判定できなかった不判定
桁の数が1桁のみであるか、または、2桁以上n桁以下
であるか、および、2桁以上である場合には不判定桁が
連続しているか否かを判別する判別手段と、この判別手
段の判別結果に応じた利用者コードの候補文字および前
記第1の入力手段で入力された郵便物の全体画像を表示
して該利用者コードを入力する利用者コード入力領域を
それぞれ表示する表示手段と、この表示手段に表示され
た郵便物の全体画像を目視しながら、同時に表示される
利用者コード入力領域に利用者コードを入力する第2の
入力手段と、この第2の入力手段で、前記判定手段の不
判定桁以外の利用者コードにおいて、前記判定手段で判
定できた桁の利用者コードと異なったコードが入力され
ると、前記判定手段で判定できた結果を前記表示手段の
利用者コード入力領域に表示するよう前記表示手段を制
御する制御手段と、前記第2の入力手段で入力された利
用者コードを記憶する記憶手段とを具備している。
【0007】また、本発明のビデオコーディング装置
は、あらかじめ設定される利用者コード指定記載領域内
に宛名住所を示すn(nは1以上の整数)桁ブロックか
らなる利用者コードが記載されている郵便物上の全体画
像、および、その全体画像に対する判定結果情報を取込
んで表示し、その表示された画像に基づき前記郵便物上
の利用者コードを入力するものにおいて、判定手段で判
定することができなかった郵便物の全体画像、および、
その全体画像に対する判定結果である利用者コードの候
補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段と、この第1
の入力手段で入力された判定結果に基づいて、n桁ブロ
ック内において前記判定手段が判定できなかった不判定
桁の数が1桁のみであるか、または、2桁以上n桁以下
であるか、および、2桁以上である場合には不判定桁が
連続しているか否かを判別する判別手段と、この判別手
段の判別結果に応じた利用者コードの候補文字および前
記第1の入力手段で入力された郵便物の全体画像を表示
して該利用者コードを入力する利用者コード入力領域を
それぞれ表示する表示手段と、この表示手段に表示され
た郵便物の全体画像を目視しながら、同時に表示される
利用者コード入力領域に利用者コードを入力する第2の
入力手段と、この第2の入力手段で、前記判定手段の不
判定桁以外の利用者コードにおいて、前記判定手段で判
定できた桁の利用者コードと異なったコードが入力され
ると、前記判定手段で判定できた結果を、前記表示手段
の利用者コード入力領域に、そこに表示されている候補
文字の色と異なる色の文字で表示するよう前記表示手段
を制御する制御手段と、前記第2の入力手段で入力され
た利用者コードを記憶する記憶手段とを具備している。
【0008】さらに、本発明のビデオコーディング装置
は、あらかじめ設定される利用者コード指定記載領域内
に宛名住所を示すn(nは1以上の整数)桁ブロックか
らなる利用者コードが記載されている郵便物上の全体画
像、および、その全体画像に対する判定結果情報を取込
んで表示し、その表示された画像に基づき前記郵便物上
の利用者コードを入力するものにおいて、判定手段で判
定することができなかった郵便物の全体画像、および、
その全体画像に対する判定結果である利用者コードの候
補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段と、この第1
の入力手段で入力された判定結果に基づいて、n桁ブロ
ック内において前記判定手段が判定できなかった不判定
桁の数が1桁のみであるか、または、2桁以上n桁以下
であるか、および、2桁以上である場合には不判定桁が
連続しているか否かを判別する判別手段と、この判別手
段の判別結果に応じた利用者コードの候補文字および前
記第1の入力手段で入力された郵便物の全体画像を表示
して該利用者コードを入力する利用者コード入力領域を
それぞれ表示する表示手段と、この表示手段に表示され
た郵便物の全体画像を目視しながら、同時に表示される
利用者コード入力領域に利用者コードを入力する第2の
入力手段と、この第2の入力手段で、前記判定手段の不
判定桁以外の利用者コードにおいて、前記判定手段で判
定できた桁の利用者コードと異なったコードが入力され
ると、入力された利用者コードと前記判定手段の判定結
果とを照合することにより、入力結果を破棄して前記判
定手段の判定結果を入力結果とする入力訂正手段と、前
記第2の入力手段で入力された利用者コードを記憶する
記憶手段とを具備している。
【0009】
【作用】本発明では、表示手段の利用者コード入力領域
に対して、下記ルールに沿った表示制御を行なうことに
より、不連続箇所が少なくなり、オペレータは、前記し
た入力動作を繰返す回数が減り、疲労が軽減し、効率が
向上し、入力ミスも減少する。 [ルール]n桁ブロックについて、前記判定手段の不判
定桁(利用者コードにおいて、前記判定手段が判定でき
なかった桁)の数がm(mは1以上の整数)桁であった
とき、m=1の場合は、不判定以外の候補文字を表示す
る。
【0010】1<m<nかつ不判定桁が不連続の場合
は、全ての桁に対して候補文字を表示しない。1<m<
nかつ不判定桁が連続のときにおいて、(n−m)=1
の場合は、全ての桁に対して候補文字を表示しない。
【0011】(n−m)≧2の場合は、不判定以外の候
補文字を表示する。m=nの場合は、全ての桁に対して
候補文字を表示しない。さらに、オペレータの入力結果
と判定手段の判定結果とを照合することにより、入力訂
正を行なう機能を持たせることで、オペレータが誤入力
しても、そこが判定手段が判定した桁であれば、自動的
に訂正される。よって、入力結果の正確性が向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図5、図6は、本実施例に係る郵便物を
示すものである。図5は、手書き郵便物(はがき)Pの
一例を示しており、従来の郵便番号や宛名情報に代わる
利用者コード(市区町村+丁目番号までを区分したも
の)は、新郵便番号(市区町村までの区分、赤色枠内に
記載)と、住所表示番号(丁目番号までの区分、宛名情
報領内に記載)とから構成されている。すなわち、郵便
物Pの表面の切手貼付位置(料額印面)に隣接して、た
とえば、上位3桁と下位4桁の合計7桁の数字からなる
新郵便番号(市区町村までの区分、赤色枠内に記載)が
記載される新郵便番号コード指定記載領域51があらか
じめ設定されている。また、52は宛名情報領域であ
り、ここには住所表示番号(丁目番号までの区分)を含
む宛名情報が手書きされている。
【0013】図6は、印刷活字郵便物(はがき)Pの一
例を示しており、その表面には、手書き郵便物と同様
に、新郵便番号コード指定記載領域51があらかじめ設
定されている。しかし、この場合、新郵便番号は、住所
表示番号と同様に、新郵便番号コード指定記載領域51
には記載されずに、図示のように宛名情報領域52内に
宛名情報とともに印刷活字で記載されることが多い。
【0014】図4は、本実施例に係るビデオコーディン
グ装置が適用される郵便物処理装置の構成を概略的に示
すものである。すなわち、前記したように構成された郵
便物Pは、多数枚一括して供給部1にセットされる。供
給部1は、セットされた郵便物Pを一通ずつ読取部2に
供給する。
【0015】読取部2は、供給される郵便物P上の全体
画像を取込むことにより、その画像に基づき郵便物P上
に記載された利用者コードを読取る(判定する)。利用
者コードが読取れた場合、その利用者コードをバーコー
ド印刷部3へ出力する。このとき、読取部2は、読取り
の可否にかかわらず、各郵便物Pと対応したシリアル番
号(以後、ID番号と略称する)をバーコード印刷部3
へ出力する。
【0016】読取部2において利用者コードが読取れた
郵便物Pについては、長い搬送路によって形成された、
郵便物Pの後段への搬送を遅延せしめる遅延パス4を介
してバーコード印刷部3へ搬送される。バーコード印刷
部3は、読取部2からの利用者コードを対応するバーコ
ード情報に変換して、ID番号によって対応付けられた
郵便物Pを確認しつつ、その郵便物P上に印刷する。
【0017】バーコード印刷部3でバーコード情報が印
刷された郵便物Pは、バーコード読取部5に送られる。
バーコード読取部5は、郵便物P上に印刷されたバーコ
ード情報を読取って解読し、その読取結果(利用者コー
ド)を郵便物Pとともに区分部6に送る。区分部6は、
バーコード読取部5からの読取結果に基づき郵便物Pを
配達区域ごとに区分するようになっている。
【0018】読取部2において利用者コードが読取れな
い郵便物Pについては、読取部2から対応する郵便物P
の全体画像、ID番号、属性情報(はがき/はがき以外
の分類、手書き郵便物/印刷活字郵便物の分類、文字行
方向判定結果など)、および、利用者コード記載領域の
候補領域情報など(後で詳述する)がビデオコーディン
グ装置7に送られるとともに、バーコード印刷部3に対
してリジェクト信号が送られる。
【0019】ビデオコーディング装置7では、詳細は後
述するが、読取部2からの郵便物Pの全体画像が表示部
に表示される。オペレータは、その表示画像を目視しな
がら、キーボードやマウスなどの入力操作によって利用
者コードを入力(あるいは、訂正入力)することによ
り、その利用者コードは正否をチェックされた後、バー
コード印刷部3に送られる。
【0020】一方、利用者コードが読取れなかった郵便
物Pは、遅延パス4を介してバーコード印刷部3へ搬送
される。バーコード印刷部3は、このとき読取部2から
出力される利用者コードが読取れない郵便物Pに対する
リジェクト信号に基づき、ビデオコーディング装置7か
らの利用者コードをバーコード情報に変換し、ID番号
によって対応付けられた郵便物P上に印刷する。
【0021】これ以降は、前述した利用者コードが読取
れた郵便物Pの場合と同様であるので、説明は省略す
る。図3は、前記読取部2の構成を示すものである。す
なわち、光電変換部11は、供給部1から供給される郵
便物P上に対して光源から光を照射し、その反射光をC
CD形ラインセンサなどによって電気信号に変換した
後、デジタル化することにより、郵便物Pの全体画像を
取込む。
【0022】光電変換部11で取込まれた郵便物Pの全
体画像は、画像メモリ12に一時格納されるとともに、
領域検出部13に送られる。領域検出部13は、入力さ
れる郵便物Pの画像から、郵便物P上の新郵便番号コー
ド指定記載領域51と宛名情報領域52とを検出すると
ともに、後述する利用者コード判定部18から再読取命
令信号が入力されると、再度、入力された郵便物Pの画
像から、新郵便番号コード指定記載領域51以外の利用
者コード記載領域を検出する。
【0023】領域検出部13の出力は、文字行検出部1
4に送られる。文字行検出部14は、検出された領域内
の画像から、たとえば、水平方向への射影パターンを求
めることにより文字行を検出する。
【0024】文字行検出部14の出力は、文字検出部1
5に送られる。文字検出部15は、検出された文字行か
ら、たとえば、垂直方向への射影パターンを求めること
により、文字を1文字ごとに検出する。
【0025】文字検出部15の出力は、文字認識部16
に送られる。文字認識部16は、検出された文字につい
て、文字辞書17を参照することにより認識処理を行な
う。文字認識部16の認識結果は、利用者コード判定部
18に送られる。利用者コード判定部18は、文字認識
部16の認識結果に基づき、利用者コード辞書19を用
いて知識処理を行なうことにより、利用者コードの判定
処理(認識処理)を行なう。この判定処理において、利
用者コードを判定できた場合、その利用者コードをバー
コード印刷部3に対して出力する。
【0026】上記判定処理において、利用者コードを判
定できなかった場合、再読取命令信号を領域検出部13
に送ることにより、再度、利用者コードの判定処理を行
なう。この判定処理においても、利用者コードを判定で
きなかった場合、ここで最終的に判定不可とし、郵便物
Pと対応をとるためのID番号と、利用者コードが判定
されなかったことを示すリジェクト信号をビデオコーデ
ィング装置7に出力する。
【0027】また、利用者コード判定部18は、利用者
コードを判定できなかった場合、このときの判定結果と
して、判定できなかった桁(不判定桁)の数を示す情
報、利用者コードの候補文字情報、郵便物Pの属性情報
(はがき/はがき以外の分類、手書き郵便物/印刷活字
郵便物の分類、文字行方向判定結果など)、領域検出部
13で検出された新郵便番号コード指定記載領域51の
座標情報や、新郵便番号コード指定記載領域51以外の
利用者コード記載領域の座標情報(つまり、利用者コー
ド記載候補領域情報)などをビデオコーディング装置7
に出力する。
【0028】ここで、上記手書き郵便物/印刷活字郵便
物の分類は、たとえば、新郵便番号コード指定記載領域
51内に新郵便番号が記載されている場合は手書き郵便
物と判定し、新郵便番号が記載されていない場合は印刷
活字郵便物と判定することによって分類される。
【0029】また、利用者コード判定部18は、利用者
コード判定の可否にかかわらず、バーコード印刷部3に
対して郵便物Pに対応してID番号を出力する。さら
に、利用者コード判定部18で利用者コードが判定でき
なかった場合、画像メモリ12内の対応する郵便物Pの
全体画像がビデオコーディング装置7に対して出力され
る。
【0030】次に、ビデオコーディング装置7について
詳細に説明する。図1は、ビデオコーディング装置7の
構成を概略的に示すものである。すなわち、本装置全体
の制御を司る制御手段としてのCPU(セントラル・プ
ロセッシング・ユニット)21には、CPU21の制御
プログラムなどの固定情報を記憶しているROM(リー
ド・オンリ・メモリ)22、ワーキングメモリなどとし
て用いられるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)2
3、記憶手段としての第1の記憶部24、記憶手段とし
ての第2の記憶部25、入力手段としての入力インタフ
ェイス26、キーボード制御部27、表示制御部28、
および、印字制御部29がそれぞれ接続されている。
【0031】入力インタフェイス26には前記読取部2
が、キーボード制御部27には入力手段としてのキーボ
ード30が、表示制御部28には表示手段としてのCR
Tディスプレイなどの表示部31が、印字制御部29に
はプリンタ32が、それぞれ接続されている。
【0032】第1の記憶部24は、画像データを一時記
憶したり、後述する図2に示す特定領域が確保されてお
り、たとえば、RAMやEEPROMなどの半導体メモ
リが用いられる。
【0033】第2の記憶部25は、たとえば、大容量の
ハードディスク装置によって構成されており、キーボー
ド30によって利用者コードを入力する際、その入力操
作を支援するための入力された郵便物Pの全体画像、読
取部2の判定結果、入力された利用者コード、入力され
た利用者コードをチェックするための住所データベース
などが記憶される。
【0034】入力インタフェイス26は、たとえば、い
わゆるSCSIと称されるインタフェイスによって構成
されており、前記読取部2で利用者コードが判定できな
かった郵便物Pの全体画像、前記読取部2の判定結果と
して、不判定桁数情報、属性情報(はがき/はがき以外
の分類、手書き郵便物/印刷活字郵便物の分類、文字行
方向判定結果など)、利用者コードの候補文字情報(新
郵便番号、住所表示番号)、新郵便番号コード指定記載
領域51の座標情報、および、利用者コード記載候補領
域情報などを入力する。
【0035】キーボード30は、表示部31によって表
示された郵便物Pの全体画像と利用者コード入力領域に
おいて、オペレータが読取部2の判定結果を参照しなが
ら訂正箇所だけを訂正入力する。もし、読取部2の判定
結果が間違っている場合は、全桁を訂正入力できるよう
になっている。
【0036】表示部31は、入力インタフェイス26に
よって入力された郵便物Pの全体画像、前記読取部2の
判定結果である利用者コード(新郵便番号+住所表示番
号)の候補文字を表示して該利用者コードを入力する利
用者コード入力領域、新郵便番号コード指定記載領域5
1内の画像などをそれぞれ表示する。
【0037】プリンタ32は、本装置の処理内容やその
評価表などを印字出力する。図2は、第1の記憶部24
内に確保された特定領域のメモリマップを示すものであ
る。図において、入力モード情報領域40は、本装置で
入力するための入力モードの設定情報を書込むことが可
能で、たとえば、本装置のカスタマイズ機能になる入力
者レベル設定、画像レイアウト変更などがある。
【0038】郵便物属性情報領域41は、リジェクト画
像に対しての読取部2の判定結果である郵便物Pの属性
情報が書込まれる。この属性情報としては、たとえば、
はがき/はがき以外の分類、手書き郵便物/印刷活字郵
便物の分類、文字行方向判定結果などがある。全体画像
領域42は、読取部2で取込まれたリジェクト画像が書
込まれる。
【0039】利用者コード記載候補領域情報領域43
は、リジェクト画像に対して、読取部2が新郵便番号コ
ード指定記載領域51以外において、利用者コードが記
載されている領域だと最も高い判定率で判定した領域の
座標情報(つまり、利用者コード記載候補領域情報)が
書込まれる。
【0040】新郵便番号コード指定記載領域情報領域4
4は、郵便物Pの新郵便番号コード指定記載領域51の
座標情報が書込まれる。新郵便番号コード結果領域45
は、読取部2が郵便物Pの新郵便番号コード指定記載領
域51内の画像から新郵便番号を判定した結果が書込ま
れる。住所表示番号コード結果領域46は、読取部2が
郵便物Pの画像から住所表示番号を判定した結果が書込
まれる。
【0041】イメージワーク領域47は、オペレータが
表示部31の全体画像を目視して、郵便物Pによって回
転、縮小・拡大、スクロールなどの画像操作を行なう
際、画像処理を迅速に行なうために用いられる画像処理
用の領域である。
【0042】利用者コード入力結果領域48は、オペレ
ータが表示部31の全体画像表示領域、もしくは、新郵
便番号コード指定記載領域の画像表示領域を目視して利
用者コードを認識し、その利用者コードをキーボード3
0で打鍵入力した結果が書込まれる。
【0043】検索結果領域49は、オペレータが打鍵入
力した利用者コードを第2の記憶部25内の住所データ
ベースと照合し、その照合結果を書込む領域である。図
7、図8は、表示部31に表示される操作画面を示して
おり、郵便物Pの全体画像を表示する全体画像表示領域
301、および、新郵便番号コード入力領域302と住
所表示番号コード入力領域303とからなり、利用者コ
ードを入力する利用者コード入力領域304によって構
成される。
【0044】全体画像表示領域301は、下記表1に示
すように、印刷活字郵便物の場合、記載様式が横置横書
の郵便物が多いことから、この横置横書の郵便物に対し
て、オペレータが画像操作する必要性を少なくするため
に、読取部2の利用者コード判定部18からの文字行方
向判定結果が平行の場合は、郵便物Pの全体画像を回転
なしで表示する。また、文字行方向判定結果が垂直の場
合は、郵便物Pの全体画像を右に90°回転させて表示
する。一方では、手書き郵便物の場合、記載様式が縦置
縦書の郵便物が多いことから、この縦置縦書の郵便物に
対して、オペレータが画像操作する必要がないようにす
るために、全ての郵便物Pの全体画像を回転なしで表示
する。
【0045】
【表1】
【0046】また、郵便物Pの文字行方向判定結果であ
る平行/垂直の結果より、郵便物Pの全体画像に対して
回転制御を行なう場合、その回転制御の内容によって表
示倍率を変更することが可能で、本実施例では、回転な
しの表示の場合は50%表示、回転した表示の場合は7
0%表示としている。
【0047】さらに、郵便物Pが印刷活字郵便物の場合
は、郵便物Pの全体画像の下端を表示部31の表示画面
の下基準に合わせて表示し、郵便物Pが手書き郵便物の
場合は、郵便物Pの全体画像の上端を表示部31の表示
画面の上基準に合わせて表示するようになっている。
【0048】郵便物Pの全体画像を拡大表示する場合、
郵便物Pの中央部を中心として拡大表示することがで
き、一方、郵便物Pが手書き郵便物の場合は、切手貼付
面と新郵便番号コード指定記載領域51とを含む領域を
除いた領域の中央部を中心として拡大表示することも可
能となっている。
【0049】切手貼付面と新郵便番号コード指定記載領
域51とを含む領域の幅の長さが郵便物Pの横幅の長さ
と同程度になった場合、切手貼付面と新郵便番号コード
指定記載領域51とを含む領域を初期画面には全体画像
として表示しないこともできる。また、場合によって
は、回転、拡大・縮小、スクロールなどの画像操作が可
能となっている。
【0050】さらに、全体画像表示領域301に表示さ
れた全体画像上には、読取部2において利用者コードが
含まれていると判定された領域を枠表示した候補領域3
06が重ね表示される。なお、この候補領域306は,
複数表示するようにしてもよい。
【0051】利用者コード入力領域304は、新郵便番
号コード入力領域302と住所表示番号コード入力領域
303との2つに分割され、それぞれ異なる色表示で区
分することにより、オペレータが迅速に認識し易くして
いる。
【0052】新郵便番号コード入力領域302は、新郵
便番号に対しての読取部2の判定結果の不判定桁(読取
部2が判定できなかった桁)パターンからオペレータに
告知する候補文字の表示を制御している。その制御方法
としては、n桁の利用者コードのブロック入力を行なう
とき、不判定桁の数が1桁である場合、1桁を入力す
る。また、不判定桁数mが2桁連続で、かつ、ブロック
のどちらか一方の端に位置する場合は2桁連続入力し、
それ以外の2桁連続の場合は全桁入力をする。次に、不
判定桁数mが連続3桁か連続4桁の場合において、(n
−m)桁が2桁以上のときはm桁連続入力をする。ま
た、(n−m)桁が1桁のときは全桁入力する。そし
て、不判定桁数mが5桁以上か不連続であった場合は、
全桁入力とする。
【0053】さらに、(n−m)桁数が3桁以内で、不
判定桁数mが2桁連続である場合、全桁入力をすること
も可能である。住所表示番号コード入力領域303は、
住所表示番号に対しての読取部2の判定結果である候補
文字が表示される。
【0054】図9、図10は、本実施例の場合の新郵便
番号の下位4桁入力と上位3桁入力における制御内容を
示している。まず、新郵便番号の下位4桁に関しては、
図9に示すように、制御内容としては、読取部2の判定
結果が図示したように端2桁連続不判定パターンの場
合、その2桁をブリンキングする(枠で囲う、不判定桁
エリア以外の明度を下げることも可能)。それ以外の2
桁不判定パターンの場合は、3〜全桁不判定パターンと
同様、全桁入力とする。1桁不判定パターンはその桁だ
け入力する。
【0055】次に、新郵便番号の上位3桁に関しては、
図10に示すように、2桁以上の不判定桁パターンの場
合は全桁入力とする。1桁不判定パターンは下位4桁の
ときと同様に、その桁だけを入力する。
【0056】全桁入力を行なった場合、読取部2の不判
定桁以外のコードにおいて、前記読取部2の不判定結果
と違った場合、入力結果を破棄し、読取部2の判定結果
を入力結果とする訂正支援を備えている。
【0057】図9、図10の制御に関係して、入力操作
中に、新郵便番号コード入力領域302に表示されてい
る文字コードの間違いが判明した場合、オペレータはい
つでも全桁入力キーを押すことで、全桁入力モードにな
り、表示文字コードが消去され、上位3桁をブリンキン
グ(点滅)するようになっている。したがって、全体画
像に対する読取部2の判定結果である利用者コードの候
補文字が間違っていた場合は、全ての候補文字を削除し
て全桁訂正を行なうことが可能である。
【0058】次に、このような構成において図11〜図
15に示すフローチャートを参照して動作を説明する。
一例として、新郵便番号コード指定記載領域51に新郵
便番号が記載されていない印刷活字郵便物の場合につい
て説明する。
【0059】図7に示すように、本実施例で取扱うリジ
ェクト郵便物Pは、たとえば、記載様式が縦置横書であ
る封書とする。対象となる郵便物Pの利用者コードが、
たとえば、「543−1825(新郵便番号)、8−3
−5(住所表示番号)」であるのに対し、読取部2の判
定結果が「_43−18__、8−3−5」(_は読取
部2が判定できなかった不判定桁)であった場合を考え
る。したがって、判定できなかった箇所は、新郵便番号
の上位3桁の1桁目と、下位4桁の3,4桁目となる。
【0060】本装置を起動させると、ステップS1で表
示部31に操作画面を表示する。次に、ステップS2に
進み、処理する郵便物PがあればステップS3に進み、
処理する郵便物PがなければステップS4で、郵便物P
が入力されてくるまで待つか、処理動作を終了できる。
【0061】処理する郵便物PがあればステップS5に
進み、読取部2でリジェクトされた郵便物P、すなわ
ち、読取部2から送られる利用者コードが判定できなか
った郵便物Pの全体画像、読取部2の判定結果である郵
便物Pの各種属性情報、利用者コードの候補文字情報
(新郵便番号、住所表示番号)、利用者コード記載候補
領域情報、および、新郵便番号コード指定記載領域51
の座標情報を、第1の記憶部24の郵便物属性情報領域
41、全体画像領域42、利用者コード記載候補領域情
報領域43、新郵便番号コード指定記載領域情報領域4
4、新郵便番号コード結果領域45、住所表示番号コー
ド結果領域46にそれぞれ書込む。
【0062】各情報が第1の記憶部24に書込まれる
と、ステップS7に進み、第1の記憶部24内の郵便物
属性情報領域41の属性情報(手書き郵便物/印刷活字
郵便物の分類)から、当該郵便物Pが印刷活字郵便物で
あるか手書き郵便物であるかを判定する。
【0063】本実施例では、印刷活字郵便物であるの
で、ステップS8に進む。ステップS8では、第1の記
憶部24内の郵便物属性情報領域41の属性情報(文字
行方向判定結果)から、当該通便物Pの文字行方向(平
行、垂直)を判定する。本実施例では、郵便物Pの記載
様式が縦置横書であり、文字行方向は平行となるためス
テップS9に進む。
【0064】ステップS9では、第1の記憶部24内の
郵便物属性情報領域41の属性情報(はがき/はがき以
外の分類)から、当該郵便物Pがはがきであるかはがき
以外(封書)であるかを判定する。本実施例では、はが
き以外なのでステップS10に進む。
【0065】本装置は、画像の回転制御の内容による表
示倍率の変更が可能で、本実施例では、たとえば、回転
しない表示である縦置き表示の場合は、はがきでは70
%表示、はがき以外では50%表示をする。回転した表
示である横置き表示の場合は、はがきでは90%表示、
はがき以外では70%表示をする。
【0066】本実施例での表示部31は、横長サイズで
あるので、上述のように横置き表示の倍率のほうが、縦
置き表示の倍率よりも大きくしている。ステップS10
では、表示倍率を50%に設定し、ステップS12に進
む。なお、ステップS9の判定の結果、はがきの場合
は、ステップS11に進んで表示倍率を70%に設定
し、ステップS12に進む。ステップS12では、第1
の記憶部24内の全体画像領域42から郵便物Pの全体
画像を読出すことにより、当該郵便物Pが印刷活字郵便
物であるので、読出した郵便物Pの全体画像を、その下
端を表示部31の全体画像表示領域301の下基準に合
わせて、上記設定された表示倍率で表示する。
【0067】また、第1の記憶部24内の利用者コード
記載候補領域情報領域43の座標情報を読出すことによ
り、表示部31の全体画像表示領域301上に、読取部
2で利用者コードが含まれていると判定された利用者コ
ード記載領域を破線の薄水色で枠表示した候補領域30
6を重ね表示する。この表示は、オペレータが迅速に郵
便物Pの全体画像から利用者コード記載領域を捜し出せ
るようにする誘導の意味がある。
【0068】さらに、第1の記憶部24内の新郵便番号
コード結果領域45、および、住所表示番号コード結果
領域46の認識結果を読出すことにより、図7に示すよ
うに、表示部31の利用者コード入力領域304(新郵
便番号コード入力領域302と住所表示番号コード入力
領域303)に、読取部2の判定結果の不判定桁パター
ンからブリンキング表示が制御される。本実施例では、
新郵便番号の上位3桁については不判定桁が1桁であっ
たことから、その1桁のみブリンキングを行ない、下位
4桁については不判定桁が端連続2桁であったので、そ
の2桁を同時にブリンキングする。したがって、「_4
3−18__、8−3−5」が表示される。この場合、
下線部(新郵便番号の上位3桁の1桁目、下位4桁の
3,4桁目)は色枠になっていて、ブリンキングされて
いる。
【0069】ここで、新郵便番号コード入力領域302
に対する上位3桁および下位4桁の表示処理の一例につ
いて、図16および図17に示すフローチャートを参照
して簡単に説明する。まず、最初に上位3桁に対して行
なわれる(図16参照)。すなわち、不判定桁(読取部
2で判定できなかった桁)が2桁以上あるか否かを判断
し、2桁以上なければ(1桁、本例に対応)、対応する
桁のみブリンキングさせ、その桁が入力されるとブリン
キングを消去する。一方、2桁以上ある場合、3桁全て
をブリンキングさせ、1桁目から入力されると、入力さ
れた桁から順次ブリンキングを消去する。次に、下位4
桁に対しても同様に行なわれる(図17参照)。
【0070】また、図8に示すように、対象となる郵便
物Pの利用者コードが、「543−1825(新郵便番
号)、8−3−5(住所表示番号)」であるのに対し、
読取部2の判定結果が「__3−_82_、8−3−
5」(_は読取部2が判定できなかった箇所)であった
場合を考えると、図9および図10の制御を行なうこと
により、新郵便番号コード入力領域302には、「__
_−____、8−3−5」が表示されることになる。
【0071】次に、ステップS13において、オペレー
タは、表示部31の初期画面を目視して、利用者コード
が認識できたら、利用者コード入力領域304におい
て、コード入力し、ステップS14に進む。初期画面で
利用者コードが認識できなかったら、ステップS15に
進み、ステップS16〜S22、S23〜S26で表示
部31の全体画像表示領域301において、回転、拡大
・縮小、スクロールなどの画像操作を行なうことによ
り、利用者コードを認識する。
【0072】拡大処理に関したステップS23〜S25
は、印刷活字郵便物の場合は郵便物Pの中央部を中心と
して拡大表示を行ない、手書き郵便物の場合は、切手貼
付面と新郵便番号コード指定記載領域51とを含む領域
を除いた領域の中央部を中心として拡大表示を行なう。
もし、本実施例において拡大操作を行なった場合、印刷
活字郵便物であるので、郵便物Pの中央部を中心として
拡大表示される。
【0073】上記画像操作においては、第1の記憶部2
4内のイメージワーク領域47を用いる。たとえば、回
転してから縮小するときは、オペレータがキーボード3
0によって回転操作して、第1の記憶部24内の全体画
像領域42内の画像を回転処理し、その処理結果をイメ
ージワーク領域47に書込むことにより、表示部31の
全体画像表示領域301に回転イメージを表示する。さ
らに、それを縮小処理すると、イメージワーク領域47
に書込まれている回転イメージデータの縮小処理を行な
う。
【0074】上記画像操作により、ステップS22で処
理後の画像を表示し、オペレータが利用者コードを認識
できたら、ステップS13で利用者コード入力領域30
4において利用者コードを入力し、ステップS14に進
む。
【0075】ステップS13において、オペレータが、
利用者コード入力領域304に表示されている候補文字
で、読取部2が誤判定してしまった箇所を見つけた場
合、キーボード30内の全桁訂正キーを押下することに
より、全桁訂正入力が可能である。
【0076】したがって、図7の例では、オペレータは
ブリンキングされている箇所だけを入力し、「5」、
「2」、「5」を連続打鍵することにより、コード化す
る。また、図8の例では、「5」、「4」、「3」、
「1」、「8」、「2」、「5」を連続打鍵することに
より、コード化する。
【0077】さらに、図8の例で、オペレータが誤入力
(新郵便番号の3桁目)をして「5」、「4」、
「8」、「1」、「8」、「2」、「5」と打鍵して
も、読取部2の判定結果では「3」と認識されているの
で、入力されたコードと読取部2の判定結果とを照合す
ることにより、自動的に誤入力の「3」は破棄され、
「8」が入力結果として保存されるようになっている。
【0078】また、新郵便番号コード入力領域302に
は、読取部2の判定結果を照合し、訂正支援された、
「5」、「4」、「3」、「1」、「8」、「2」、
「5」が表示される。その際、訂正された文字は、文字
強調、文字種、文字色、枠囲い、下線等の文字飾りをし
てもよい。
【0079】このようにして入力された利用者コードの
入力結果は、第1の記憶部24内の利用者コード入力結
果領域48に書込まれる。ステップS13の処理が終了
すると、ステップS14に進み、第2の記憶部25に格
納されている住所データベースと、第1の記憶部24内
の利用者コード入力結果領域48に書込まれた利用者コ
ードの入力結果とを照合し、その照合結果を第1の記憶
部24内の検索結果領域49に書込む。
【0080】上記照合結果が正解であれば、第1の記憶
部24内の利用者コード入力結果領域48の利用者コー
ドがバーコード印刷部3へ転送され、バーコード情報に
変換されて、対応する郵便物P上に印刷される。
【0081】上記照合結果が不正解であれば、不正解の
データがバーコード印刷部3へ転送され、やはりバーコ
ード情報に変換されて、対応する郵便物P上に印刷され
る。なお、ステップS27〜30は、リジェクト郵便物
Pが記載様式が横置横書の印刷活字郵便物である場合の
処理を示し、ステップS31〜S36は、リジェクト郵
便物Pが手書き郵便物である場合の処理を示すが、本発
明の要旨とは直接関係ない部分であるので、詳細な説明
は省略する。
【0082】図18は、手書き郵便物(はがき)を処理
している場合の表示画面例を示しており、図7、図8の
表示画面に、新郵便番号コード指定記載領域の画像表示
領域305が追加表示される。新郵便番号コード指定記
載領域の画像表示領域305には、新郵便番号コード指
定記載領域51内のイメージがそのまま表示される。利
用者コード入力領域304の表示方法は、前記説明と同
様である。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のビデオコー
ディング装置によれば、表示手段の利用者コード入力領
域に対して、下記に示すルールに沿った表示制御を行な
うことで、不連続箇所が少なくなり、オペレータは、前
述した入力動作を繰返す回数が減り、疲労が軽減し、効
率が向上し、入力ミスも減少する。 [ルール]n(nは1以上の整数)桁ブロック(ブロッ
クとはコードが連続した集合体で、たとえば、現状の郵
便番号の場合、ハイフンで区切ることで上位3桁、下位
2桁をブロックとして定義される。または、郵便番号全
体(5桁)を1ブロックとして定義してもよい。)につ
いて、判定手段の不判定桁数(利用者コードにおいて、
判定手段が判定できなかった桁の数)がm(mは1以上
の整数)桁であったとき、m=1の場合は、不判定以外
の候補文字を表示する。
【0084】1<m<nかつ不判定桁が不連続の場合
は、全ての桁に対して候補文字を表示しない。1<m<
nかつ不判定桁が連続のときにおいて、(n−m)=1
の場合は、全ての桁に対して候補文字を表示しない。
【0085】(n−m)≧2の場合は、不判定以外の候
補文字を表示する。m=nの場合は、全ての桁に対して
候補文字を表示しない。さらに、オペレータの入力結果
と判定手段の判定結果とを照合させることを特徴とする
訂正支援を行なうことで、オペレータが誤入力しても、
そこが判定手段が判定した桁であれば、自動的に訂正さ
れる。したがって、入力結果の正確性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るビデオコーディング装
置の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】第1の記憶部内に確保された特定領域のメモリ
マップを示す図。
【図3】読取部の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の一実施例に係るビデオコーディング装
置が適用される郵便物処理装置の構成を概略的に示すブ
ロック図。
【図5】手書き郵便物の一例を示す平面図。
【図6】印刷活字郵便物の一例を示す平面図。
【図7】記載様式が縦置横書である印刷活字郵便物に対
する表示画面の例を示す図。
【図8】記載様式が縦置横書である印刷活字郵便物に対
する表示画面の他の例を示す図。
【図9】郵便物の新郵便番号の下位4桁の不判定パター
ンによる新郵便番号コード入力領域に判定結果として表
示する制御手法を説明する図。
【図10】郵便物の新郵便番号の上位3桁の不判定パタ
ーンによる新郵便番号コード入力領域に判定結果として
表示する制御手法を説明する図。
【図11】全体的な動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図12】全体的な動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図13】全体的な動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図14】全体的な動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図15】全体的な動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図16】要部の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図17】要部の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図18】記載様式が縦置縦書である手書き郵便物に対
する表示画面の例を示す図。
【符号の説明】
P……郵便物、1……供給部、2……読取部、3……バ
ーコード印刷部、4……遅延パス、5……バーコード読
取部、6……区分部、7……ビデオコーディング装置、
16……文字認識部、18……利用者コード判定部、2
1……CPU、24……第1の記憶部、25……第2の
記憶部、26……入力インタフェイス、30……キーボ
ード、31……表示部、51……新郵便番号コード指定
記載領域、52……宛名情報領域、301……全体画像
表示領域、302……新郵便番号コード入力領域、30
3……住所表示番号コード入力領域、304……利用者
コード入力領域、305……新郵便番号コード指定記載
領域の画像表示領域、306……候補領域。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ設定される利用者コード指定
    記載領域内に宛名住所を示すn(nは1以上の整数)桁
    ブロックからなる利用者コードが記載されている郵便物
    上の全体画像、および、その全体画像に対する判定結果
    情報を取込んで表示し、その表示された画像に基づき前
    記郵便物上の利用者コードを入力するものにおいて、 判定手段で判定することができなかった郵便物の全体画
    像、および、その全体画像に対する判定結果である利用
    者コードの候補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段
    と、 この第1の入力手段で入力された判定結果に基づいて、
    n桁ブロック内において前記判定手段が判定できなかっ
    た不判定桁の数が1桁のみであるか、または、2桁以上
    n桁以下であるか、および、2桁以上である場合には不
    判定桁が連続しているか否かを判別する判別手段と、 この判別手段の判別結果に応じた利用者コードの候補文
    字および前記第1の入力手段で入力された郵便物の全体
    画像を表示して該利用者コードを入力する利用者コード
    入力領域をそれぞれ表示する表示手段と、 この表示手段に表示された郵便物の全体画像を目視しな
    がら、同時に表示される利用者コード入力領域で利用者
    コードを入力する第2の入力手段と、 この第2の入力手段で入力された利用者コードを記憶す
    る記憶手段と、 を具備したことを特徴とするビデオコーディング装置。
  2. 【請求項2】 あらかじめ設定される利用者コード指定
    記載領域内に宛名住所を示すn(nは1以上の整数)桁
    ブロックからなる利用者コードが記載されている郵便物
    上の全体画像、および、その全体画像に対する判定結果
    情報を取込んで表示し、その表示された画像に基づき前
    記郵便物上の利用者コードを入力するものにおいて、 判定手段で判定することができなかった郵便物の全体画
    像、および、その全体画像に対する判定結果である利用
    者コードの候補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段
    と、 この第1の入力手段で入力された判定結果に基づいて、
    n桁ブロック内において前記判定手段が判定できなかっ
    た不判定桁の数が1桁のみであるか、または、2桁以上
    n桁以下であるか、および、2桁以上である場合には不
    判定桁が連続しているか否かを判別する判別手段と、 この判別手段の判別結果に応じた利用者コードの候補文
    字および前記第1の入力手段で入力された郵便物の全体
    画像を表示して該利用者コードを入力する利用者コード
    入力領域をそれぞれ表示する表示手段と、 この表示手段に表示された郵便物の全体画像を目視しな
    がら、同時に表示される利用者コード入力領域に利用者
    コードを入力する第2の入力手段と、 この第2の入力手段で、前記判定手段の不判定桁以外の
    利用者コードにおいて、前記判定手段で判定できた桁の
    利用者コードと異なったコードが入力されると、前記判
    定手段で判定できた結果を前記表示手段の利用者コード
    入力領域に表示するよう前記表示手段を制御する制御手
    段と、 前記第2の入力手段で入力された利用者コードを記憶す
    る記憶手段と、 を具備したことを特徴とするビデオコーディング装置。
  3. 【請求項3】 あらかじめ設定される利用者コード指定
    記載領域内に宛名住所を示すn(nは1以上の整数)桁
    ブロックからなる利用者コードが記載されている郵便物
    上の全体画像、および、その全体画像に対する判定結果
    情報を取込んで表示し、その表示された画像に基づき前
    記郵便物上の利用者コードを入力するものにおいて、 判定手段で判定することができなかった郵便物の全体画
    像、および、その全体画像に対する判定結果である利用
    者コードの候補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段
    と、 この第1の入力手段で入力された判定結果に基づいて、
    n桁ブロック内において前記判定手段が判定できなかっ
    た不判定桁の数が1桁のみであるか、または、2桁以上
    n桁以下であるか、および、2桁以上である場合には不
    判定桁が連続しているか否かを判別する判別手段と、 この判別手段の判別結果に応じた利用者コードの候補文
    字および前記第1の入力手段で入力された郵便物の全体
    画像を表示して該利用者コードを入力する利用者コード
    入力領域をそれぞれ表示する表示手段と、 この表示手段に表示された郵便物の全体画像を目視しな
    がら、同時に表示される利用者コード入力領域に利用者
    コードを入力する第2の入力手段と、 この第2の入力手段で、前記判定手段の不判定桁以外の
    利用者コードにおいて、前記判定手段で判定できた桁の
    利用者コードと異なったコードが入力されると、前記判
    定手段で判定できた結果を、前記表示手段の利用者コー
    ド入力領域に、そこに表示されている候補文字の色と異
    なる色の文字で表示するよう前記表示手段を制御する制
    御手段と、 前記第2の入力手段で入力された利用者コードを記憶す
    る記憶手段と、 を具備したことを特徴とするビデオコーディング装置。
  4. 【請求項4】 あらかじめ設定される利用者コード指定
    記載領域内に宛名住所を示すn(nは1以上の整数)桁
    ブロックからなる利用者コードが記載されている郵便物
    上の全体画像、および、その全体画像に対する判定結果
    情報を取込んで表示し、その表示された画像に基づき前
    記郵便物上の利用者コードを入力するものにおいて、 判定手段で判定することができなかった郵便物の全体画
    像、および、その全体画像に対する判定結果である利用
    者コードの候補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段
    と、 この第1の入力手段で入力された判定結果に基づいて、
    n桁ブロック内において前記判定手段が判定できなかっ
    た不判定桁の数が1桁のみであるか、または、2桁以上
    n桁以下であるか、および、2桁以上である場合には不
    判定桁が連続しているか否かを判別する判別手段と、 この判別手段の判別結果に応じた利用者コードの候補文
    字および前記第1の入力手段で入力された郵便物の全体
    画像を表示して該利用者コードを入力する利用者コード
    入力領域をそれぞれ表示する表示手段と、 この表示手段に表示された郵便物の全体画像を目視しな
    がら、同時に表示される利用者コード入力領域に利用者
    コードを入力する第2の入力手段と、 この第2の入力手段で、前記判定手段の不判定桁以外の
    利用者コードにおいて、前記判定手段で判定できた桁の
    利用者コードと異なったコードが入力されると、入力さ
    れた利用者コードと前記判定手段の判定結果とを照合す
    ることにより、入力結果を破棄して前記判定手段の判定
    結果を入力結果とする入力訂正手段と、 前記第2の入力手段で入力された利用者コードを記憶す
    る記憶手段と、 を具備したことを特徴とするビデオコーディング装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記判別手段の判別結
    果に応じて、不判定桁の数をm(mは1以上の整数)と
    したとき、 m=1の場合は、不判定以外の候補文字を表示し、 1<m<nかつ不判定桁が不連続の場合は、全ての桁に
    対して候補文字を表示せず、 1<m<nかつ不判定桁が連続のときにおいて、 (n−m)=1の場合は、全ての桁に対して候補文字を
    表示せず、 (n−m)≧2の場合は、不判定以外の候補文字を表示
    し、かつ、 m=nの場合は、全ての桁に対して候補文字を表示しな
    いように制御することを特徴とする請求項1乃至4記載
    のビデオコーディング装置。
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