JPH10272426A - ビデオコーディング装置 - Google Patents

ビデオコーディング装置

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JPH10272426A
JPH10272426A JP9081689A JP8168997A JPH10272426A JP H10272426 A JPH10272426 A JP H10272426A JP 9081689 A JP9081689 A JP 9081689A JP 8168997 A JP8168997 A JP 8168997A JP H10272426 A JPH10272426 A JP H10272426A
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JP
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small
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Application number
JP9081689A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Hiramatsu
良介 平松
Hitoshi Yoneda
等 米田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9081689A priority Critical patent/JPH10272426A/ja
Publication of JPH10272426A publication Critical patent/JPH10272426A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/98Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns
    • G06V10/987Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns with the intervention of an operator

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Abstract

(57)【要約】 【課題】オペレータが効率よく短時間で疲労が少い操作
で小字コードを入力でき、正確性や省力化が向上するビ
デオコーディング装置を提供する。 【解決手段】郵便番号と住所表示番号とからなる利用者
コードと宛名住所情報が記載されている郵便物上の全体
画像、および、その全体画像に対する認識結果情報を読
取部2から取込んで表示部31に表示し、その表示され
た画像に基づき郵便物上の利用者コードをキーボード3
0で入力するビデオコーディング装置において、郵便番
号の入力確定時、その郵便番号に応じて各郵便番号に対
応する小字地域の有無情報が登録されている小字局情報
を参照して該郵便番号に対する小字地域の有無をチェッ
クし、該郵便番号が小字地域有りであった場合、各小字
名称に対する小字コードが登録されている小字名ファイ
ルを参照して該郵便番号に対応する小字名リストを表示
し、この表示から所望の小字コードを入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、郵便物
上にあらかじめ設定される利用者コード指定記載領域内
に記載されている、少くとも郵便番号と住所表示番号と
からなる複数桁の利用者コードを読取り、この読取った
利用者コードに対応したバーコード情報を郵便物上に印
刷し、そのバーコード情報に基づき郵便物を区分処理す
る郵便物処理装置において、利用者コードを読取れなか
った郵便物について、表示されたその郵便物上の全体画
像を目視しながら、オペレータが利用者コードを入力
し、それを対応するバーコード情報に変換して郵便物上
に印刷することにより、そのバーコード情報によって郵
便物を区分処理するためのビデオコーディング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、ビデオコーディング装置を併用す
る郵便物処理装置が開発されている。この種の郵便物処
理装置は、たとえば、郵便物上に記載された宛名住所を
示す利用者コード(たとえば、郵便番号と住所表示番号
とからなる)を光学的文字読取装置によって読取り、そ
れを対応するバーコード情報に変換して郵便物上に印刷
することにより、そのバーコード情報によって郵便物を
配達区域ごとに区分処理するものである。
【0003】利用者コードを読取ることのできなかった
郵便物については、その全体画像をビデオコーディング
装置の表示部に表示し、オペレータがその表示画面を目
視しながら利用者コードを入力し、それを対応するバー
コード情報に変換して郵便物上に印刷することにより、
そのバーコード情報によって郵便物を区分処理するもの
である。これにより、光学的文字読取装置による機械区
分の限界を補うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のビデ
オコーディング装置にあっては、小字コード(町名レベ
ルで特定された地域内の区分レベルである小字名に対応
するコード)が入力不可能であつたため、小字情報レベ
ルまでの詳細区分処理ができなかった。したがって、詳
細区分処理は、手区分に頼らざるをえなかったため、郵
便物処理システムとしては、制限された処理しかできな
かった。
【0005】そこで、本発明は、小字コードを入力可能
にし、さらに、オペレータが効率よく短時間で疲労が少
い操作で小字コードを入力でき、正確性や省力化が向上
し、迅速な処理が実現できるビデオコーディング装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のビデオコーディ
ング装置は、少くとも郵便番号と宛名住所情報が記載さ
れている郵便物上の全体画像を取込み、この取込んだ画
像を認識手段に入力することにより、その画像に基づき
郵便番号と宛名住所情報の一部である住所表示番号とか
らなる複数桁の利用者コードを認識し、この認識した利
用者コードに対応した所定のコード情報を郵便物上に印
刷することにより、そのコード情報によって郵便物を処
理する郵便物処理装置において、前記認識手段で認識す
ることができなかった郵便物の全体画像、および、その
郵便物に対して前記認識手段が認識した利用者コードの
候補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段と、この第
1の入力手段で入力された郵便物の全体画像、利用者コ
ードの候補文字および該利用者コードを入力する利用者
コード入力領域をそれぞれ表示する第1の表示手段と、
この表示手段に表示された郵便物の全体画像を目視しな
がら、同時に表示される利用者コード入力領域に利用者
コードを入力する第2の入力手段と、各郵便番号に対応
する小字地域の有無情報が登録されている小字局情報を
記憶している第1の記憶手段と、各小字名称に対する小
字コードが登録されている小字名ファイルを記憶してい
る第2の記憶手段と、前記第2の入力手段での利用者コ
ードの入力時、郵便番号の入力が確定した際、その郵便
番号に応じて前記第1の記憶手段内の小字局情報を参照
することにより、該郵便番号に対する小字地域の有無を
チェックする小字チェック手段と、この小字チェック手
段のチェックの結果、該郵便番号が小字地域有りであっ
た場合、前記第2の記憶手段内の小字名ファイルを参照
することにより、該郵便番号に対応する小字名リストを
表示する第2の表示手段と、この第2の表示手段に表示
された小字名リストから所望の小字コードを入力する第
3の入力手段とを具備している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1、図2は、本実施の形
態に係る郵便物を示すものである。図1は、手書き郵便
物(はがき)Pの一例を示しており、従来の郵便番号や
宛名情報に代わる利用者コード(市区町村+丁目番号ま
でを区分したもの)は、新郵便番号(市区町村までの区
分、赤色枠内に記載)と、住所表示番号(丁目番号、棟
室番号までの区分、宛名情報領内に記載)とから構成さ
れている。すなわち、郵便物Pの表面の切手貼付位置
(料額印面)に隣接して、たとえば、上位3桁と下位4
桁の合計7桁の数字からなる新郵便番号(市区町村まで
の区分、赤色枠内に記載)が記載される新郵便番号コー
ド指定記載領域61があらかじめ設定されている。ま
た、62は宛名情報領域であり、ここには住所表示番号
(丁目番号、棟室番号までの区分)を含む宛名情報が手
書きされている。
【0008】図2は、印刷活字郵便物(はがき)Pの一
例を示しており、その表面には、手書き郵便物と同様
に、新郵便番号コード指定記載領域61があらかじめ設
定されている。しかし、この場合、新郵便番号は、住所
表示番号と同様に、新郵便番号コード指定記載領域61
には記載されずに、図示のように宛名情報領域62内に
宛名情報とともに印刷活字で記載されることが多い。
【0009】図3は、本実施の形態に係るビデオコーデ
ィング装置が適用される郵便物処理装置の構成を概略的
に示すものである。すなわち、前記したように構成され
た郵便物Pは、多数枚一括して供給部1にセットされ
る。供給部1は、セットされた郵便物Pを一通ずつ読取
部2に供給する。
【0010】読取部2は、供給される郵便物P上の全体
画像を取込むことにより、その画像に基づき郵便物P上
に記載された利用者コードを読取る(認識する)。利用
者コードが読取れた場合、その利用者コードをバーコー
ド印刷部3へ出力する。このとき、読取部2は、読取り
の可否にかかわらず、各郵便物Pと対応したシリアル番
号(以後、ID番号と略称する)をバーコード印刷部3
へ出力する。
【0011】読取部2において利用者コードが読取れた
郵便物Pについては、長い搬送路によって形成された、
郵便物Pの後段への搬送を遅延せしめる遅延パス4を介
してバーコード印刷部3へ搬送される。バーコード印刷
部3は、読取部2からの利用者コードを対応するバーコ
ード情報に変換して、ID番号によって対応付けられた
郵便物Pを確認しつつ、その郵便物P上に印刷する。
【0012】バーコード印刷部3でバーコード情報が印
刷された郵便物Pは、バーコード読取部5に送られる。
バーコード読取部5は、郵便物P上に印刷されたバーコ
ード情報を読取って解読し、その読取結果(利用者コー
ド)を郵便物Pとともに区分部6に送る。区分部6は、
バーコード読取部5からの読取結果に基づき郵便物Pを
配達区域ごとに区分するようになっている。
【0013】読取部2において利用者コードが読取れな
い郵便物Pについては、読取部2から対応する郵便物P
の全体画像、ID番号、属性情報(はがき/はがき以外
の分類、手書き郵便物/印刷活字郵便物の分類、文字行
方向判定結果など)、利用者コードの認識結果、およ
び、利用者コード記載領域の候補領域情報などがビデオ
コーディング装置7に送られるとともに、バーコード印
刷部3に対してリジェクト信号が送られる。
【0014】ビデオコーディング装置7では、詳細は後
述するが、読取部2からの郵便物Pの全体画像が表示部
に表示される。オペレータは、その表示画像を目視しな
がら、キーボードやマウスなどの入力操作によって利用
者コードを入力(あるいは、訂正入力)することによ
り、その利用者コードは正否をチェックされた後、バー
コード印刷部3に送られる。
【0015】一方、利用者コードが読取れなかった郵便
物Pは、遅延パス4を介してバーコード印刷部3へ搬送
される。バーコード印刷部3は、このとき読取部2から
出力される利用者コードが読取れない郵便物Pに対する
リジェクト信号に基づき、ビデオコーディング装置7か
らの利用者コードをバーコード情報に変換し、ID番号
によって対応付けられた郵便物P上に印刷する。
【0016】これ以降は、前述した利用者コードが読取
れた郵便物Pの場合と同様であるので、説明は省略す
る。図4は、前記読取部2の構成を示すものである。す
なわち、光電変換部11は、供給部1から供給される郵
便物P上に対して光源から光を照射し、その反射光をC
CD形ラインセンサなどによって電気信号に変換した
後、デジタル化することにより、郵便物Pの全体画像を
取込む。
【0017】光電変換部11で取込まれた郵便物Pの全
体画像は、画像メモリ12に一時格納されるとともに、
領域検出部13に送られる。領域検出部13は、入力さ
れる郵便物Pの画像から、郵便物P上の新郵便番号コー
ド指定記載領域61と宛名情報領域62とを検出すると
ともに、後述する利用者コード認識部18から再読取命
令信号が入力されると、再度、入力された郵便物Pの画
像から、新郵便番号コード指定記載領域61以外の利用
者コード記載領域を検出する。
【0018】領域検出部13の出力は、文字行検出部1
4に送られる。文字行検出部14は、検出された領域内
の画像から、たとえば、水平方向への射影パターンを求
めることにより文字行を検出する。
【0019】文字行検出部14の出力は、文字検出部1
5に送られる。文字検出部15は、検出された文字行か
ら、たとえば、垂直方向への射影パターンを求めること
により、文字を1文字ごとに検出する。
【0020】文字検出部15の出力は、文字認識部16
に送られる。文字認識部16は、検出された文字につい
て、文字辞書17を参照することにより認識処理を行な
う。文字認識部16の認識結果は、認識手段としての利
用者コード認識部18に送られる。利用者コード認識部
18は、文字認識部16の認識結果に基づき、利用者コ
ード辞書19を用いて知識処理を行なうことにより、利
用者コードの認識処理を行なう。この認識処理におい
て、利用者コードを認識できた場合、その利用者コード
をバーコード印刷部3に対して出力する。
【0021】上記認識処理において、利用者コードを認
識できなかった場合、再読取命令信号を領域検出部13
に送ることにより、再度、利用者コードの認識処理を行
なう。この認識処理においても、利用者コードを認識で
きなかった場合、ここで最終的に認識不可とし、郵便物
Pと対応をとるためのID番号と、利用者コードが認識
されなかったことを示すリジェクト信号をビデオコーデ
ィング装置7に出力する。
【0022】また、利用者コード認識部18は、利用者
コードを認識できなかった場合、このときの認識結果情
報として、利用者コードの候補文字情報、郵便物Pの属
性情報(はがき/はがき以外の分類、手書き郵便物/印
刷活字郵便物の分類、文字行方向判定結果など)、領域
検出部13で検出された新郵便番号コード指定記載領域
61の座標情報や、新郵便番号コード指定記載領域61
以外の利用者コード記載領域の座標情報(つまり、利用
者コード記載候補領域情報)などをビデオコーディング
装置7に出力する。
【0023】ここで、上記手書き郵便物/印刷活字郵便
物の分類は、たとえば、新郵便番号コード指定記載領域
61内に新郵便番号が記載されている場合は手書き郵便
物と判定し、新郵便番号が記載されていない場合は印刷
活字郵便物と判定することによって分類される。
【0024】また、利用者コード認識部18は、利用者
コード認識の可否にかかわらず、バーコード印刷部3に
対して郵便物Pに対応してID番号を出力する。さら
に、利用者コード認識部18で利用者コードが認識でき
なかった場合、画像メモリ12内の対応する郵便物Pの
全体画像がビデオコーディング装置7に対して出力され
る。
【0025】次に、ビデオコーディング装置7について
詳細に説明する。図5は、ビデオコーディング装置7の
構成を概略的に示すものである。すなわち、本装置全体
の制御を司る制御手段としてのCPU(セントラル・プ
ロセッシング・ユニット)21には、CPU21の制御
プログラムなどの固定情報を記憶しているROM(リー
ド・オンリ・メモリ)22、ワーキングメモリなどとし
て用いられるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)2
3、記憶手段としての第1の記憶部24、記憶手段とし
ての第2の記憶部25、入力手段としての入力インタフ
ェイス26、キーボード制御部27、表示制御部28、
および、印字制御部29がそれぞれ接続されている。
【0026】入力インタフェイス26には前記読取部2
が、キーボード制御部27には入力手段としてのキーボ
ード30が、表示制御部28には表示手段としてのCR
Tディスプレイなどの表示部31が、印字制御部29に
はプリンタ32が、それぞれ接続されている。
【0027】第1の記憶部24は、画像データを一時記
憶したり、後述する図6に示す特定領域が確保されてお
り、たとえば、RAMやEEPROMなどの半導体メモ
リが用いられる。
【0028】第2の記憶部25は、たとえば、大容量の
ハードディスク装置によって構成されており、キーボー
ド30によって利用者コードを入力する際、その入力操
作を支援するための入力された郵便物Pの全体画像、読
取部2の認識結果、入力された利用者コード、入力され
た利用者コードをチェックするための住所データベース
などが記憶される。
【0029】入力インタフェイス26は、たとえば、い
わゆるSCSIと称されるインタフェイスによって構成
されており、前記読取部2で利用者コードが判定できな
かった郵便物Pの全体画像、前記読取部2の認識結果と
して、属性情報(はがき/はがき以外の分類、手書き郵
便物/印刷活字郵便物の分類、文字行方向判定結果な
ど)、利用者コードの候補文字情報(新郵便番号、住所
表示番号)、新郵便番号コード指定記載領域61の座標
情報、および、利用者コード記載候補領域情報などを入
力する。
【0030】キーボード30は、表示部31によって表
示された郵便物Pの全体画像と利用者コード入力領域に
おいて、オペレータが読取部2の認識結果を参照しなが
ら訂正箇所だけを訂正入力する。もし、読取部2の認識
結果が間違っている場合は、全桁を訂正入力できるよう
になっている。
【0031】表示部31は、入力インタフェイス26に
よって入力された郵便物Pの全体画像、前記読取部2の
認識結果である利用者コード(新郵便番号+住所表示番
号)の候補文字を表示して該利用者コードを入力する利
用者コード入力領域、新郵便番号コード指定記載領域6
1内の画像などをそれぞれ表示する。
【0032】プリンタ32は、本装置の処理内容やその
評価表などを印字出力する。図6は、第1の記憶部24
内に確保された特定領域のメモリマップを示すものであ
る。図6において、入力モード情報領域40は、本装置
で入力するための入力モードの設定情報を書込むことが
可能で、たとえば、本装置のカスタマイズ機能になる入
力者レベル設定、画像レイアウト変更や、入力モード
(分割入力モード「郵便番号入力か住所表示番号入力か
を分割して入力するモード」、あるいは、利用者コード
入力モード「利用者コードを一括して入力するモード)
を設定できる。
【0033】郵便物属性情報領域41は、リジェクト画
像の各2通に対しての読取部2の認識結果である郵便物
Pの属性情報が書込まれる。この属性情報としては、た
とえば、はがき/はがき以外の分類、手書き郵便物/印
刷活字郵便物の分類、文字行方向判定結果などがある。
全体画像領域42は、読取部2で取込まれたリジェクト
画像が2枚分書込まれる。
【0034】利用者コード記載候補領域情報領域43
は、リジェクト画像の各2通に対して、読取部2が新郵
便番号コード指定記載領域61以外において、利用者コ
ードが記載されている領域だと最も高い認識率で認識し
た領域の座標情報(つまり、利用者コード記載候補領域
情報)が書込まれる。
【0035】新郵便番号コード指定記載領域情報領域4
4は、郵便物Pの新郵便番号コード指定記載領域61の
座標情報が書込まれる。新郵便番号コード結果領域45
は、読取部2が郵便物Pの新郵便番号コード指定記載領
域61内の画像から新郵便番号を認識した結果が書込ま
れる。住所表示番号コード結果領域46は、読取部2が
郵便物Pの画像から住所表示番号を認識した結果が書込
まれる。
【0036】イメージワーク領域47は、オペレータが
表示部31の全体画像を目視して、郵便物Pによって回
転、縮小・拡大、スクロールなどの画像操作を行なう
際、画像処理を迅速に行なうために用いられる画像処理
用の領域である。
【0037】利用者コード入力結果領域48は、オペレ
ータが表示部31の全体画像表示領域、もしくは、新郵
便番号コード指定記載領域の画像表示領域を目視して利
用者コードを認識し、その利用者コードをキーボード3
0で打鍵入力した結果が書込まれる。
【0038】検索結果領域49は、オペレータが打鍵入
力した利用者コードを第2の記憶部25内の住所データ
ベースと照合し、その照合結果を書込む領域である。小
字局情報領域50は、郵便局番号をファイル名とし、そ
の郵便局内の各町域に対する小字有無情報を登録したフ
ァイルを持っている領域である。登録内容としては、た
とえば、図7に示すように、各町域コードの下4桁をア
ドレスとした4桁のマップ構成で、それぞれのアドレス
のビットに小字有無情報が登録されている。たとえば、
後で実例として説明するが、浦田市(210局)の舞浜
町(2100003)に小字がある場合は、アドレス
「0003」のビットMSBに「1]が立つことにな
る。小字が無い場合は、「0」が立つことになる。
【0039】特定情報ファイル領域51は、町名ファイ
ルや図8に示すような小字名ファイルが格納(登録)さ
れる領域であり、これを開いて町名リストや小字名リス
トを表示するようになっている。ここに、図8の小字名
ファイルは、小字コードの最大桁数、該当町域名、小字
数、個別登録情報として読み情報、小字名、小字コード
などからなっている。
【0040】図9は、表示部31に表示される操作画面
例を示しており、郵便物Pの全体画像を表示する全体画
像表示領域71、新郵便番号コード入力領域72と住所
表示番号コード入力領域73とからなり、利用者コード
を入力する利用者コード入力領域74、小字名リスト7
5aおよび小字コード入力エリア75bを表示する小字
名リスト表示部75によって構成される。新郵便番号コ
ード入力領域72は、入力された小字コードを表示する
小字コード入力桁76を含んでいる。
【0041】利用者コード入力領域74は、新郵便番号
コード入力領域72と住所表示番号コード入力領域73
との2つに分割され、それぞれ異なる色表示で区分する
ことにより、オペレータが迅速に認識し易くしている。
【0042】新郵便番号コード入力領域72は、新郵便
番号に対しての読取部2の認識結果の不読桁(読取部2
が認識できなかった桁)パターンからオペレータに告知
する候補文字の表示を行なう。
【0043】住所表示番号コード入力領域73は、住所
表示番号に対しての読取部2の認識結果である候補文字
が表示される。次に、上記のような構成において、リジ
ェクト郵便物が生じた場合の動作を図10、図11に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0044】まず、ステップS1において、読取部2で
リジェクトされた郵便物P、すなわち、読取部2から入
力インタフェイス26を介して送られる利用者コードが
認識できなかった郵便物Pの全体画像、読取部2の認識
結果である郵便物Pの各種属性情報、利用者コードの候
補文字情報(新郵便番号、住所表示番号)、利用者コー
ド記載候補領域情報、および、新郵便番号コード指定記
載領域61の座標情報を、第1の記憶部24の郵便物属
性情報領域41、全体画像領域42、利用者コード記載
候補領域情報領域43、新郵便番号コード指定記載領域
情報領域44、新郵便番号コード結果領域45、住所表
示番号コード結果領域46にそれぞれ書込む。
【0045】次に、ステップS2において、第1の記憶
部24内の全体画像領域42から郵便物Pの全体画像を
読出すことにより、たとえば、図9に示すように、読出
した郵便物Pの全体画像を表示部31の全体画像表示領
域71に表示する。
【0046】さらに、第1の記憶部24内の新郵便番号
コード結果領域45、および、住所表示番号コード結果
領域46の認識結果を読出すことにより、図9に示すよ
うに、表示部31の利用者コード入力領域74(新郵便
番号コード入力領域72と住所表示番号コード入力領域
73)に、読取部2の認識結果である候補文字が表示さ
れる。
【0047】次に、ステップS3において、オペレータ
は、表示部31に表示された郵便物Pの全体画像を目視
しながら、キーボード30により、表示部31の利用者
コード入力領域74において利用者コードを順次入力す
る。
【0048】ステップS4では、オペレータがキーボー
ド30において確定キーを押下するのを待機し、7桁の
郵便番号を入力した後に確定キーが押下されると、ステ
ップS5に進み、入力された郵便番号(7桁)を確定す
る。
【0049】次に、ステップS6では、郵便番号(7
桁)の入力が確定された時点で、その郵便番号に基づき
第1の記憶部24内の小字局情報領域50の小字局情報
を検索し、入力された郵便番号に対応する小字有無情報
を取得する。ここで、取得した小字有無情報が小字無し
を示していた場合、ステップS7に進み、小字コード桁
を入カ禁止にして、カーソルは、住所表示番号コード入
力領域73へ移動する(S8)。これ以降は、通常の入
力モードとなる(S9)。
【0050】ステツプS6において、小字有無情報が小
字有りを示していた場合は、該郵便番号(本例では、
「2100003」)を検索コードに設定し(S1
0)、その検索コードを用いて、第1の記憶部24内の
特定情報ファイル領域51において、一致するデレクト
リ(21000)を検索し(S11)、さらに、上記デ
レクトリ下の中から、検索コードと一致する小字名フア
イル(2100003)を検索し、その小字名フアイル
を開く(S12)。なお、検索コードと一致する小字名
フアイルが無ければ、「小字名フアイルがありません」
というメッセージを表示部31に表示する。
【0051】次に、ステップS13では、上記検索した
小字名フアイルから、小字名リスト75aおよび小字コ
ード入力エリア75bを小字名リスト表示部75に表示
する。図9に示すように、たとえば、「舞浜町」の小字
名リストが表示されている。ここでは、舞浜町は、小字
情報が4つあることになる。
【0052】次に、ステップS14では、オペレータが
取消処理(たとえば、「DEL」キー押下)をすれば、
小字名リスト75aおよび小字コードエリア75bが消
去される(S15)。また、たとえば、図12に示す郵
便物のように、舞浜町内であっても、小字無しの場合
は、小字無しコード(ここでは「000」)を入力すれ
ば、カーソルが小字コード入力桁76をスキップして、
住所表示番号コード入力領域73に移動する(S1
6)。また、表示された小字名リスト75aから、該当
する小字コードを入力(本例では、明海なので「01
0」と入力)すると、入力したコードが小字コード入力
桁76に「010」と表示される(S17)。
【0053】ステップS15,S16,S17の処理が
終了すると、ステップS9に進み、通常の入力となる。
ここに、通常の入力とは、郵便番号の次に続けて入力す
る住所表示番号の入力である。したがって、オペレータ
は、郵便番号の次に続けて住所表示番号を1桁ずつ入力
する。
【0054】このようにして入力された利用者コードの
入力結果は、第1の記憶部24内の利用者コード入力結
果領域48に書込まれる。次に、第2の記憶部25に格
納されている住所データベースと、第1の記憶部24内
の利用者コード入力結果領域48に書込まれた利用者コ
ードの入力結果とを照合し、その照合結果を第1の記憶
部24内の検索結果領域49に書込む。
【0055】上記照合結果が正解であれば、第1の記憶
部24内の利用者コード入力結果領域48の利用者コー
ドがバーコード印刷部3へ転送され、バーコード情報に
変換されて、対応する郵便物P上に印刷される。
【0056】上記照合結果が不正解であれば、不正解の
データがバーコード印刷部3へ転送され、やはりバーコ
ード情報に変換されて、対応する郵便物P上に印刷され
る。以上説明したように、上記実施の形態によれば、小
字コードを入力可能にし、さらに、町域単位(7桁の郵
便番号)に小字有無情報を登録した小字局情報を持つこ
とで、郵便番号(7桁)が入力確定された時点で、上記
小字局情報を検索し、該郵便番号(7桁)が小字有り地
域であった場舎は、該郵便番号(7桁)に対応する特定
エリアに既存する小字名ファイルを参照して、小字名リ
ストを自動的に表示するため、オペレータ自身が小字有
無を判定しなくてもよく、小字コードを入力する際で
も、小字リスト(たとえば、紙)を見て、コードを探す
作業が省かれる。よって、効率よく短時間で疲労が少い
操作で小字コードを入力でき、正確性や省力化が向上
し、迅速な処理が実現できる。
【0057】また、小字地域と判定された町域において
は、小字名が無い場含(小字無し}が混在している場合
があり、入力を複雑にしているが、小字名リストの表示
中に、小字無しコードを設けて、さらに、その小字無し
コードを、全桁が「0」とする(全桁数が3桁の場合、
「000」となる)とすることで、通常の小字コード人
力と同じ操作で人力できるため、人方効率がよく、打鍵
リズムも崩れることなく正確性の高いシステムか実規で
きる。
【0058】さらに、小字コードの入力が必要ないと判
断された場合は、自動的に利用者コード入力領域の小字
コード入力桁は入力禁止になるので、小字入力処理をス
キップする操作が省けて、打鍵リズムを崩すことなく、
正確性の高いシステムが実現できる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、小
字コードを入力可能にし、さらに、オペレータが効率よ
く短時間で疲労が少い操作で小字コードを入力でき、正
確性や省力化が向上し、迅速な処理が実現できるビデオ
コーディング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手書き郵便物の一例を示す平面図。
【図2】印刷活字郵便物の一例を示す平面図。
【図3】本発明の実施の形態に係るビデオコーディング
装置が適用される郵便物処理装置の構成を概略的に示す
ブロック図。
【図4】読取部の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の実施の形態に係るビデオコーディング
装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図6】第1の記憶部内に確保された特定領域のメモリ
マップを示す図。
【図7】小字局情報のを説明する図。
【図8】小字名ファイルを説明する図。
【図9】表示部におけるリジェクト郵便物に対する表示
画面例を示す図。
【図10】ビデオコーディング装置の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図11】ビデオコーディング装置の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図12】表示部におけるリジェクト郵便物に対する別
の表示画面例を示す図。
【符号の説明】
P……郵便物、1……供給部、2……読取部、3……バ
ーコード印刷部、4……遅延パス、5……バーコード読
取部、6……区分部、7……ビデオコーディング装置、
11……光電変換部、16……文字認識部、18……利
用者コード認識部、21……CPU、24……第1の記
憶部、25……第2の記憶部、26……入力インタフェ
イス、27……キーボード制御部、28……表示制御
部、30……キーボード、31……表示部、50……小
字局情報領域、51……特定情報ファイル領域、61…
…新郵便番号コード指定記載領域、62……宛名情報領
域、71……全体画像表示領域、72……新郵便番号コ
ード入力領域、73……住所表示番号コード入力領域、
74……利用者コード入力領域、75……小字名リスト
表示部、76……小字コード入力桁。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも郵便番号と宛名住所情報が記載
    されている郵便物上の全体画像を取込み、この取込んだ
    画像を認識手段に入力することにより、その画像に基づ
    き郵便番号と宛名住所情報の一部である住所表示番号と
    からなる複数桁の利用者コードを認識し、この認識した
    利用者コードに対応した所定のコード情報を郵便物上に
    印刷することにより、そのコード情報によって郵便物を
    処理する郵便物処理装置において、 前記認識手段で認識することができなかった郵便物の全
    体画像、および、その郵便物に対して前記認識手段が認
    識した利用者コードの候補文字をそれぞれ入力する第1
    の入力手段と、 この第1の入力手段で入力された郵便物の全体画像、利
    用者コードの候補文字および該利用者コードを入力する
    利用者コード入力領域をそれぞれ表示する第1の表示手
    段と、 この表示手段に表示された郵便物の全体画像を目視しな
    がら、同時に表示される利用者コード入力領域に利用者
    コードを入力する第2の入力手段と、 各郵便番号に対応する小字地域の有無情報が登録されて
    いる小字局情報を記憶している第1の記憶手段と、 各小字名称に対する小字コードが登録されている小字名
    ファイルを記憶している第2の記憶手段と、 前記第2の入力手段での利用者コードの入力時、郵便番
    号の入力が確定した際、その郵便番号に応じて前記第1
    の記憶手段内の小字局情報を参照することにより、該郵
    便番号に対する小字地域の有無をチェックする小字チェ
    ック手段と、 この小字チェック手段のチェックの結果、該郵便番号が
    小字地域有りであった場合、前記第2の記憶手段内の小
    字名ファイルを参照することにより、該郵便番号に対応
    する小字名リストを表示する第2の表示手段と、 この第2の表示手段に表示された小字名リストから所望
    の小字コードを入力する第3の入力手段と、 を具備したことを特徴とするビデオコーディング装置。
  2. 【請求項2】 前記小字局情報は、郵便局単位ごとに郵
    便番号で特定される各町域ごとの小字地域の有無を示す
    情報からなることを特徴とする請求項1記載のビデオコ
    ーディング装置。
  3. 【請求項3】 前記小字局情報は、郵便番号の下位所定
    数桁をアドレスとする情報であることを特徴とする請求
    項1または2記載のビデオコーディング装置。
  4. 【請求項4】 小字名ファイルは、郵便番号をデレクト
    リ名として持つデレクトリがあり、その各デレクトリ下
    に郵便番号をファイル名として持つ小字名ファイルがあ
    ることを特徴とする請求項1記載のビデオコーディング
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の表示手段は、前記小字チェッ
    ク手段のチェックの結果、該郵便番号が小字地域有りで
    あった場合、郵便番号の上位所定数桁でデレクトリを検
    索し、郵便番号の全桁で前記第2の記憶手段内の小字名
    ファイルを参照することを特徴とする請求項1または4
    記載のビデオコーディング装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の表示手段が行なう小字名リス
    トの表示は、郵便番号で特定される小字名ファイルの情
    報を表示することを特徴とする請求項1記載のビデオコ
    ーディング装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の入力手段において、小字名が
    無い場合、全桁同一文字からなる小字無しコードを入力
    することを特徴とする請求項1記載のビデオコーディン
    グ装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の表示手段で小字名リストを表
    示している際に、小字無しコードが入力されると、入力
    対象が小字コード入力をスキップして次のコード入力に
    移行することを特徴とする請求項7記載のビデオコーデ
    ィング装置。
  9. 【請求項9】 前記利用者コード入力領域は小字コード
    入力部を含んでおり、前記小字チェック手段のチェック
    の結果、該郵便番号が小字地域無しであった場合、前記
    小字コード入力部は入力禁止になることを特徴とする請
    求項1記載のビデオコーディング装置。
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