JPH09117725A - ビデオコーディング装置 - Google Patents

ビデオコーディング装置

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JPH09117725A
JPH09117725A JP7306067A JP30606795A JPH09117725A JP H09117725 A JPH09117725 A JP H09117725A JP 7306067 A JP7306067 A JP 7306067A JP 30606795 A JP30606795 A JP 30606795A JP H09117725 A JPH09117725 A JP H09117725A
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JP
Japan
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code
input
user
video coding
key
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Application number
JP7306067A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Hiramatsu
良介 平松
Hitoshi Yoneda
等 米田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09117725A publication Critical patent/JPH09117725A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/98Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns
    • G06V10/987Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns with the intervention of an operator

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Abstract

(57)【要約】 【課題】郵便物処理装置でリジェクトされた郵便物のオ
ペレータによる郵便情報入力時の入力打鍵数を減少さ
せ、入力速度を向上させ、また、打鍵数の減少に伴い入
力誤りが減り、信頼性も向上するビデオコーディング装
置を提供する。 【解決手段】郵便物に記載されている大口受取人などの
情報をリジェクト画像入力部29から入力して表示部3
0上で目視して、入力部31のキーボードを用いて“特
殊キー”+“短縮コード”+“短縮棟室番号コード”、
あるいは“特殊キー”+“通番コード”、あるいは“特
殊キー”+“数字キー”で入力確定することにより、英
字コードを含む利用者コード情報を少ない入力打鍵数で
入力できる機能を備え、さらに郵便番号が記載されてい
ないときや認識が難しい情報があった場合でも、郵便物
に記載されている大口利用者名から上記短縮キー、ある
いは通番キーで入力処理をおこなう機能を備えるビデオ
コーディング装置として構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、効率よく短時間
でオペレータの疲労が少ない操作で、利用者コードおよ
び棟室番号コードをコード化できる郵便物処理装置にお
けるビデオコーディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオコーディング装置は、郵便
物処理装置の読取部でリジェクトされた郵便物の利用者
コードおよび棟室番号コードを、オペレータがそのイメ
ージ情報(ビデオイメージ)を読み取って、前記利用者
コードおよび棟室番号コードおよび前記棟室番号コード
を全て入力するか前記認識結果情報から認識されなかっ
たコードのみを入力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のビデオコーディング装置は、リジェクトされた郵便物
の利用者コードおよび棟室番号コードを、オペレータが
そのイメージ情報(ビデオイメージ)を読み取って、前
記利用者コードおよび棟室番号コードおよび前記棟室番
号コードを全て入力するか前記認識結果情報から認識さ
れなかったコードのみ入力していた。従って、大口の利
用者、すなわち大口の受取人に対する大量の郵便物の利
用者コードおよび棟室番号コードの記載に不明瞭なもの
が多かった場合には、オペレータによる打鍵数が多くな
り入力効率が悪く、入力による疲労度も大きかった。さ
らに疲労に起因する入力誤りも多くなるためビデオコー
ディング装置の信頼性が低かった。また、郵便物上に記
載されている新郵便番号のコードが従来の郵便番号の
み、または全く記載されていない場合などのように不完
全情報であった場合は、この郵便物に対する入力の確定
は不可能である。よって、前記ビデオコーディング装置
で入力確定できない郵便物が出てくる可能性があった。
【0004】また、英字コードを含む利用者コードを入
力する場合に、英字キーを含むキーボードですべてその
まま入力してコード化するため、アルファベッド26文
字から対応する英字キーを探して押下しなければならな
い。特に習熟していないオペレータの場合は効率が悪く
長時間の作業で疲労が重なりミスが生じていた。すなわ
ち、入力対象になる英字コードがA〜Zまであった場合
は、各々対応する英字キーをキーボードに割り付ける必
要があり、キーボードのキー数も多くなり、オペレータ
の入力効率が低下する上、キーボードの大型化に伴って
コストも高くなる欠点もあった。
【0005】本発明は、このような問題点を改善すべく
なされたもので、その目的はオペレータが効率よく短時
間で疲労が少ない操作で郵便情報コードを入力できるビ
デオコーディング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のビデオコーディ
ング装置は、認識手段で認識することができなかった郵
便物の全体画像と、その郵便物に対して前記認識手段が
認識した利用者コードおよび棟室番号コードの候補文字
をそれぞれ入力する第1の入力手段と、この第1の入力
手段で入力された郵便物の全体画像および利用者コード
および棟室番号コードの候補文字を表示するとともに該
利用者コードおよび棟室番号コードを入力する利用者コ
ードおよび棟室番号コード入力領域を表示する第1の表
示手段と、この表示手段に表示された郵便物の全体画像
に基づいて同時に表示される利用者コード入力領域に利
用者コードおよび棟室番号コードを入力する第2の入力
手段と、大口の利用者を特殊キーおよび短縮コードで指
定し、前記短縮コードに対応した利用者コードおよび棟
室番号コードを自動入力する第3の入力手段と、この第
2の入力手段および第3の入力手段で入力された利用者
コードおよび棟室番号コードを記憶する記憶手段とを具
備して構成するものである。
【0007】上記の本発明では、表示された郵便物の全
体画像に含まれる大口の利用者などの情報に基づいて
“特殊キー”+“短縮コード”+“短縮棟室番号コー
ド”で大口の利用者を入力確定すると、対応する利用者
コードおよび棟室番号コードおよび棟室番号コードが一
括自動入力できるため、入力打鍵数が激減し、その結
果、入力速度が向上する。また、打鍵数の減少に伴い入
力誤りが減り、信頼性も向上する。
【0008】また、“短縮コード”+“特殊キー”や
“短縮コード”+“特殊キー”+“短縮棟室番号コー
ド”で特定する手段もある。この場合は、短縮コードの
桁数は流動桁で良くなる。
【0009】さらに郵便番号が記載されていないときや
認識が難しい情報があった場合でも、郵便物に記載され
ている大口の利用者名から上記入力確定をおこなうこと
で、確実に迅速な入力が可能であり、ビデオコーディン
グ装置でリジェクトされる郵便物が減少し、作業効率が
高いビデオコーディング装置が実現できる。
【0010】また、本発明のビデオコーディング装置
は、郵便番号コード、住所表示番号コードを含む利用者
コード情報と、棟番号コードと室番号コードとを含む棟
室番号コード情報と、郵便番号、都道府県名、市区町村
名、住所表示番号、棟室番号および利用者名を含む宛名
住所情報とが記載されている郵便物の全体画像、および
その郵便物の全体画像に於ける情報の認識手段による認
識結果を表す情報を表示し、その表示された画像および
情報の認識結果に基づき、前記郵便物の利用者コードお
よび棟室番号コードを選択的に入力するビデオコーディ
ング装置において、認識手段で少なくともその一部を所
定の認識レベルで認識することができなかった郵便物の
全体画像と、その郵便物に対して前記認識手段が所定の
認識レベル以上で認識した利用者コードおよび棟室番号
コードの候補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段
と、この第1の入力手段で入力された郵便物の全体画
像、および利用者コードおよび棟室番号コードの候補文
字を表示するとともに該利用者コードおよび棟室番号コ
ードを入力するためのコード入力領域を表示する第1の
表示手段と、表示されたこの第1の表示手段に表示され
た郵便物の全体画像に基づいて、同時に表示されている
コード入力領域に所定の利用者コードおよび棟室番号コ
ードを入力するための第2の入力手段と、町名および特
殊大口利用者を所定の特殊キーと通番キーとの組み合わ
せで特定し、前記特定された通番コードに対応した市区
町村コードを含む郵便番号コードを入力する第3の入力
手段と、この第2の入力手段および第3の入力手段で入
力された利用者コードおよび棟室番号コードを記憶する
記憶手段とを具備して構成するものである。
【0011】上述した本発明では、郵便物に記載されて
いる町名や特殊大口利用者などの情報を目視して、“特
殊キー”+“通番コード”でこれら町名や特殊大口利用
者名を入力確定すると、対応する新郵便番号コードが一
括自動入力できるため、入力打鍵数が激減し、その結
果、入力速度が向上する。また、打鍵数の減少に伴い入
力誤りが減り、信頼性も向上する。
【0012】さらに新郵便番号が記載されていないとき
や、記載されていても現行の郵便番号コードであった場
合でも、郵便物に記載されている町名あるいは特殊大口
利用者名から上記入力確定をおこなうことで、新郵便番
号コードを確実かつ迅速に入力可能であり、ビデオコー
ディング装置でリジェクトされる郵便物が減少し、作業
効率が高いビデオコーディング装置が実現できる。
【0013】さらに本発明のビデオコーディング装置
は、夫々英字コードを含む郵便番号コード、住所表示番
号コード、棟番号コードと室番号コードとを含む棟室番
号コード情報とを含む利用者コード情報と、郵便番号、
都道府県名、市区町村名、住所表示番号、棟室番号およ
び郵便受取者名を含む宛名住所情報とが記載されている
郵便物の全体画像、およびその郵便物の全体画像に於け
る情報の認識手段による認識結果を表す情報を表示し、
その表示された画像および情報の認識結果に基づき、前
記郵便物の利用者コードを入力するビデオコーディング
装置において、認識手段で少なくともその一部を所定の
認識レベルで認識することができなかった郵便物の全体
画像と、その郵便物に対して前記認識手段が認識した利
用者コードの候補文字をそれぞれ入力する第1の入力手
段と、この第1の入力手段で入力された郵便物の全体画
像、および利用者コードの候補文字を表示するとともに
該利用者コードを入力するためのコード入力領域を表示
する表示手段と、この表示手段により表示された郵便物
の全体画像に基づいて、同時に表示されているコード入
力領域に特殊キーと各々の英字に対応した所定桁の数字
キーで前記英字コードを含む利用者コードを入力するた
めの第2の入力手段と、この第2の入力手段で入力され
た利用者コードを記憶する記憶手段とを具備して構成す
るものである。
【0014】上記のこの発明では、英字キーを入力する
場合は、“特殊キー”と“数字キー”との組み合わせで
入力を行うことで入力対象となる各英字キーをキーボー
ドに割り付ける必要がなくなる。このようにキーボード
に英字キーを設ける必要がなくなることから、オペレー
タはキー数の少ないキーボードにより入力操作が可能に
なり、入力操作による疲労の軽減、入力の正確性の向上
などが実現できる。さらにキー数の減少によりキーボー
ドもコンパクトになり、コスト削減にもなる。また入力
頻度の高い英字コードは特殊キーと1桁の数字キーで入
力できるので、打鍵数の削減による入力効率の向上が図
られる。
【0015】また数字キーと前記英字コードの対応を示
す画面の表示のオン・オフ制御のカスタマイズ化が可能
となり、英字コードに対応する数字キー以外の入力操作
が行われた場合は入力の誤りを教示することでオペレー
タは正確に英字コードの入力を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0017】図1、図2は、本実施の形態に係わる郵便
物をそれぞれ示すものである。すなわち、図1は、手書
き郵便物(ハガキ)P1の一例を示しており、郵便番号
表示枠1には、従来の郵便番号や宛名情報に代わる利用
者コート゛(市区町村+丁目番号までを区分してコード
化したもの)が、郵便番号(本実施の形態では以降、新
郵便番号と呼ぶ。たとえば市区町村までの区分は赤色枠
1a内に記載。)と住所表示番号(丁目番号までの区分
は宛名情報黒枠1b内に記載)から構成されている。即
ち、切手貼付位置k(料額印面)に隣接して、上位3桁
と下位4桁の7桁の数字からなる新郵便番号(市区町村
までの区分は赤色枠1a内に記載され、また宛名情報領
域2に記載されている住所表示番号は丁目番号までの区
分枠1bに記載される)が記載される新郵便番号コード
指定記載領域1があらかじめ設定されている。なお宛名
情報領域2には、宛名情報が手書きされている。
【0018】図2は、印刷活字郵便物(ハガキ)P2の
一例を示しており、その表面には、手書き郵便物と同様
に、7桁の新郵便番号コード指定記載領域1があらかじ
め設定されている。しかし、印刷活字郵便物の場合、従
来の住所表示番号と同様に、新郵便番号は新郵便番号コ
ード指定記載領域1には記載されずに、図示のように宛
名情報領域2に宛名情報とともに印刷活字で記載される
ことが多い。
【0019】図3は、本発明に係わるビデオコーディン
グ装置が適用される郵便物処理装置の構成を概略的に示
すものである。なお、図3に示したビデオコーディング
端末の一例として図4のような構成をもったワークステ
ーションが用いられる。
【0020】図4において、装置全体の制御を行うCP
U70に接続されたバス70Bには、主メモリ71、R
AM72、ROM73、ハードディスク74が接続され
るとともに、表示装置としてフレームバッファ75を介
してCRTモニタ75aが接続され、プリンタバッファ
77を介してプリンタ77aが接続される。補助記憶装
置としてはCD−ROM78および磁気テープ装置79
が接続される。コード入力装置としては、キーボード8
0、マウス81が設けられている。これの動作について
は図3、図5により以下に説明する。
【0021】図3において、図1、図2で示したように
構成された郵便物P1、P2(総括してPで示す)は、
多数一括して供給部3にセットされる。供給部3は、セ
ットされた郵便物Pを一通ずつ読取部4に供給する。
【0022】読取部4は、供給される郵便物Pの表面の
全体画像を取込み、その画像に基づき郵便物P上に記載
された利用者コードおよび棟室番号コードを読取る。こ
の際、利用者コードおよび棟室番号コードの読取りの可
否にかかわず、各郵便物Pと対応したシリアル番号(以
後、ID番号と略称する)をバーコード印刷部6へ出力
する。
【0023】読取部4において利用者コードおよび棟室
番号コードが所定の認識率以上で読取ることができた郵
便物Pについては、長い搬送路によって形成された、郵
便物Pの後段への搬送を遅延せしめる遅延パス5を介し
てバーコード印刷部6へ搬送される。バーコード印刷部
6は、読取部4からの利用者コードおよび棟室番号コー
ドを対応するバーコード情報に変換して、ID番号によ
って対応付けられた郵便物Pを確認しつつ、その郵便物
P上にバーコード情報を印刷する。
【0024】バーコード印刷部6でバーコード情報が印
刷された郵便物Pは、バーコード読取部8に送られる。
バーコード読取部8は、郵便物P上に印刷されたバーコ
ード情報を読取って解読し、その読取結果(利用者コー
ドおよび棟室番号コード)に基づき郵便物Pを配達区域
ごとに区分するようになっている。
【0025】読取部4において利用者コードおよび棟室
番号コードが読取れない郵便物Pについては、読取部4
から対応する郵便物Pの全体画像、ID番号、属性情報
(ハガキ/ハガキ以外の分類、手書き郵便物/印刷活字
郵便物の分類、コード読取り結果等)、および、利用者
コード記載領域の候補領域情報など(後で詳述する)が
ビデオコーディング装置7に送られるとともに、バーコ
ード印刷部6に対してリジェクト信号が送られる。
【0026】ビデオコーディング装置7では、詳細は後
述するが、読取部4からの郵便物Pの表面の全体画像が
表示部に表示される。オペレータは、その表示画像を目
視しながら、キーボード80やマウス81などの入力操
作によって利用者コードおよび棟室番号コードを新規入
力、あるいは、訂正入力する。オペレータにより入力さ
れた利用者コードは正否をチェックされた後、バーコー
ド印刷部6に送られる。
【0027】一方、利用者コードおよび棟室番号コード
が読取れなかった郵便物Pは、遅延パス5を介してバー
コード印刷部6へ搬送される。バーコード印刷部6は、
このとき読取部4から出力される利用者コードおよび棟
室番号コードが読取れない郵便物Pに対するリジェクト
信号に基づき、ビデオコーディング装置7からの利用者
コードおよび棟室番号コードをバーコード情報に変換
し、ID番号によって対応付けられた郵便物P上に印刷
する。
【0028】これ以降は、前述した利用者コードおよび
棟室番号コードが読取れた郵便物Pの場合と同様である
ので、説明は省略する。
【0029】図5は、前記読取部4の構成を示すもので
ある。すなわち、光電変換部10は供給部3から供給さ
れる郵便物P表面に対して光源から光を照射し、その反
射光をCCD形ラインセンサなどによって電気信号に変
換した後、デジタル化することにより、郵便物P表面の
全体画像を取込む。
【0030】光電変換部10で取込まれた郵便物Pの全
体画像は、画像メモリ18に一時格納されるとともに、
領域検出部11に送られる。領域検出部11は、入力さ
れる郵便物Pの画像から、郵便物P上の新郵便番号コー
ド指定記載領域1と宛名情報領域2を検出するととも
に、後述する利用者コード判定部16から再読取命令信
号が入力されると、再度、入力された郵便物Pの画像か
ら、新郵便番号コード指定記載領域1以外の利用者コー
ド記載領域を検出する。
【0031】領域検出部11の出力は、文字行検出部1
2に送られる。文字行検出部12は、検出された領域内
の画像から、たとえば、水平方向への射影パターンを求
めることにより文字行を検出する。
【0032】文字行検出部12の出力は文字検出部13
に送られる。文字検出部13は、検出された文字行か
ら、たとえば、垂直方向への射影パターンを求めること
により、文字を1文字ごとに検出する。
【0033】文字検出部13の出力は、文字認識部14
に送られる。文字認識部14は、検出された文字につい
て、文字辞書15を参照することにより認識処理をおこ
なう。
【0034】文字認識部14の認識結果は、利用者コー
ド判定部16に送られる。利用者コード判定部16は、
文字認識部14の認識結果に基づき、利用者コード辞書
17を用いて認識処理を行なうことにより、利用者コー
ドおよび棟室番号コードの認識処理を行なう。この認識
処理において、利用者コードおよび棟室番号コードを認
識できた場合、その利用者コード情報および棟室番号コ
ード情報をバーコード印刷部6に対して出力する。
【0035】上記認識処理において、利用者コードおよ
び棟室番号コードを認識できなかった場合、利用者コー
ド判定部16から再読取命令信号を領域検出部11に送
ることにより、再度、利用者コードおよび棟室番号コー
ドの認識処理を行なう。
【0036】この認識処理においても、利用者コードお
よび棟室番号コードを認識出来なかった場合、ここで最
終的に認識不可とし、郵便物Pと対応をとるためのID
番号と、利用者コードおよび棟室番号コードが認識され
なかったことを示すリジェクト信号をビデオコーディン
グ装置7に出力する。
【0037】また、利用者コード判定部16は、利用者
コードおよび棟室番号コードを認識できなかった場合、
すなわち認識候補は得られたが認識率が所定値以下のと
き、このときの判定結果として、利用者コード候補文字
情報、郵便物Pの属性情報(ハガキ/ハガキ以外の分
類、手書き/印刷活字の分類、文字行方向の認識結果な
ど)、領域検出部11で検出された新郵便番号コード指
定記載領域1の座標情報(つまり、新郵便番号コード記
載候補領域情報)などをビデオコーディング装置7に出
力する。
【0038】また、利用者コード判定部16は、利用者
コードおよび棟室番号コード認識の可否にかかわらず、
バーコード印刷部6に対して郵便物Pに対応してID番
号を出力する。さらに、利用者コード判定部16で利用
者コードおよび棟室番号コードが認識されなかった場
合、画像メモリ18内の対応する郵便物Pの全体画像が
ビデオコーディング装置7に対して出力される。
【0039】次に、図3のビデオコーディング装置7に
ついて詳細に説明する。
【0040】図6はビデオコーディング装置7の構成を
概略的に示すものである。このビデオコーディング装置
7は、リジェクト画像入力部29、CRTディスプレイ
などの表示部30、図4のキーボード80やマウス81
などの入力部31、記憶部32、およびこれら全体を制
御するCPU70などで成る制御部33から構成され
る。
【0041】リジェクト画像入力部29は、前記読取部
4で利用者コードおよび棟室番号コードが読取れなかっ
た郵便物Pの全体画像(ここでは図1、図2に示すよう
に、全ての郵便物において、切手位置kが左上に位置し
た縦置きで取込まれている)、前記読取部4の認識結果
として、属性情報(ハガキ/ハガキ以外分類、手書き郵
便物/印刷活字郵便物の分類、文字行方向の認識結果な
ど)、新郵便番号コード指定記載領域1の候補文字情
報、利用者コード指定記載領域2の座標情報、および、
利用者コード記載候補領域情報などを入力する。
【0042】表示部30は、リジェクト画像入力部29
で入力された郵便物Pの全体画像、前記読取部4の認識
結果である利用者コード(新郵便番号+住所表示番号)
の候補文字を表示して該利用者コードおよび棟室番号コ
ードを入力する利用者コード入力領域、新郵便番号コー
ド指定記載領域内の画像などをそれぞれ表示する。
【0043】入力部31は、表示部30によって表示さ
れた全体画像と利用者コード入力領域において、全体画
像読取部4の判定結果を参照しながら訂正箇所だけを訂
正入力する。もし読取部4の判定結果が、間違っている
場合は全桁入力できる。これらの入力操作は、キーボー
ド80やマウス81など用いておこなわれる。
【0044】記憶部32は、たとえば、大容量のハード
ディスク74などで構成されており、入力部31によっ
て入力する際、その入力操作を支援するための上記入力
された郵便物Pの全体画像、読取部4の判定結果、入力
された利用者コードおよび棟室番号コードをチェックす
るための住所データベースなどが記憶される。
【0045】図7は、記憶部32内の要部のメモリマッ
プを示すものである。図7において、入力モード情報領
域A1は、本装置で入力するための入力モードの設定情
報を書き込むことが可能で、たとえば、本装置のカスタ
マイズ機能になる入力者レベル設定、画像レイアウト変
更などがある。
【0046】郵便物属性情報領域A2は、リジェクト画
像に対しての読取部4の認識結果である郵便物Pの属性
情報が書込まれる。この属性情報としては、たとえば、
ハガキ以下/ハガキ超の分類、印刷活字郵便物/手書き
郵便物の分類、文字行方向判定結果(郵便物の短辺に対
しての、文字行方向の方向)、利用者コードおよび棟室
番号コードの候補文字と不読桁の位置情報、および、新
郵便番号コード指定記載領域情報などがある。全体画像
領域A3は、読取部4で取込まれたリジェクト画像が書
込まれる。
【0047】利用者コード記載候補領域情報領域A4
は、リジェクト画像に対して、読取部4が利用者コード
指定記載領域以外において、利用者コードおよび棟室番
号コードが記載されている領域だと最も高い判定率で判
定した領域の座標情報が書込まれる。
【0048】新郵便番号コード指定記載領域情報領域A
5は、郵便物Pの新郵便番号コード指定記載領域1の座
標情報が書込まれる。
【0049】新郵便番号コード結果領域A6は、読取部
4が郵便物Pから新郵便番号を判定した結果が書込まれ
る。住所表示番号コード結果領域A7は、読取部4が郵
便物Pから住所表示番号を判定した結果が書込まれる。
【0050】イメージワーク領域A8は、オペレータが
表示部30の全体画像を目視して、郵便物Pによって回
転、縮小・拡大、スクロールなどの画像操作を行う際、
画像処理を迅速に行うために用いられる画像処理用の領
域である。
【0051】利用者コード入力結果領域A9は、オペレ
ータが表示部30の利用者コード指定記載領域の画像表
示領域、もしくは、全体画像表示領域を目視して利用者
コードおよび棟室番号コードを認識し、その利用者コー
ドおよび棟室番号コードを入力部31のキーボードで打
鍵入力した結果が書込まれる。
【0052】検索結果領域A10は、オペレータが打鍵
入力した利用者コードおよび棟室番号コードを記憶部3
2内の住所データベースと照合し、その照合結果を書込
む領域である。
【0053】図8、図9は、表示部30に表示される操
作画面を示しており、全体画像表示領域301と、新郵
便番号コード入力領域302と住所表示番号コード入力
領域303とからなる利用者コード入力領域304とに
よって構成される。
【0054】利用者コード入力領域304は、新郵便番
号コード入力領域302と住所表示番号コード入力領域
303の2つに分割され、それぞれ異なる色表示で区分
することにより、オペレータが迅速に認識し易くしてい
る。したがって、図6の表示部30はカラーモニタを含
むものである。
【0055】新郵便番号コード入力領域302は、図8
に示したように、新郵便番号に対しての読取部4の認識
結果の不読桁パターンからオペレータに告知する候補文
字の表示を行う。
【0056】図10は、新郵便番号が543−1825
の場合の下位4桁入力と上位3桁入力における制御内容
を示している。まず、新郵便番号の下位4桁が(182
5)である場合に関しては、図10に示すように、制御
内容としては、読取部4の認識結果が図示したように端
2桁(18または25)連続不読パターンの場合、その
2桁をブリンキングし、2桁連続入力とする。それ以外
の2桁不読パターンの場合、全桁をブリンキングし、全
桁入力とする。3桁以上全桁不読パターンの場合も、全
桁をブリンキングし、全桁入力とする。1桁不読パター
ンの場合、その桁だけをブリンキングし、1桁入力とす
る。
【0057】同様に、新郵便番号の上位3桁が(54
3)である場合に関しては、2桁以上の不読パターンの
場合、全桁をブリンキングし、全桁入力とする。左端2
桁連続不読パターンの場合、その2桁をブリンキング
し、2桁入力とする。1桁不読パターンの場合、下位4
桁のときと同様に、その桁だけをブリンキングし、1桁
入力とする。
【0058】全桁入力を行なった場合、読取部4の不読
桁以外のコードにおいて、前記読取部4の不読結果と違
った場合、入力結果を破棄し、読取部4の認識結果を入
力結果とする訂正支援機能を備えている。
【0059】図10の制御に関係して、入力操作中に、
新郵便番号コード入力領域302に表示されている文字
コードの間違いが判明した場合、オペレータはいつでも
キーボード80などの入力部31内の全桁入力キーを押
すことで、全桁入力モードになり、表示文字コードが消
去され、上位3桁をブリンキングするようになってい
る。したがって、全体画像に対する読取部4の認識結果
である利用者コードの候補文字が間違っていた場合は、
全ての候補文字を削除して全桁訂正を行なうことが可能
である。
【0060】一例として、印刷活字郵便物の場合につい
て図11を参照して説明する。
【0061】図11に示すように、本実施の形態で取扱
うリジェクト郵便物Pの利用者コードおよび棟室番号コ
ードが、「210ー0067(郵便番号)」、「1ー2
ー3−Bー201(住所表示番号)」であるのに対し、
読取部4の認識結果がなにも読取れなかったことを示す
場合について説明する。これは、たとえば図2に示した
ように新郵便番号コード指定記載領域1に何も記載され
ていない場合に該当する。また、入力フローを示す図1
4も同時に説明する。
【0062】オペレータは、図11に示すように表示さ
れている郵便物イメージの領域306を参照して、新郵
便番号コード入力領域302と住所表示番号コード入力
領域303に“210ー0067、1ー2ー3−Bー2
01”を打鍵する代わりに、図12に示すように、登録
されているマンション名の「グランメール」に対応して
いる固定桁の短縮コード98(ここでは、コード桁数を
2と登録している)を記憶に基づいて、または図12の
表を示す紙面上で検索して短縮コード98を得る。ここ
ではキーボード80に設けられた“特殊キー”(図14
のS1)+短縮コード“98”(図14のS3)+“2
(棟番号コート゛において、数字1〜9:を英字A〜I
に、数字01〜09を英字J〜Rに対応させている。し
たがってBは数字の2に対応)”+“201”(図14
のS4)と入力する。なお、特殊キーを押すと対応する
メニュー画面が表示できる(図14のS2)。
【0063】上記入力手段によって、固定桁に設定され
た短縮コードを持つことで、“短縮コード”を押した
後、ハイフンを入力せずに連続して“短縮棟室番号コー
ド”を打鍵したり、短縮コードに棟室番号コード情報
(棟室番号コード有/無、英字棟/数字棟、数字棟であ
る場合の桁数)を登録することで、棟番号コードと室番
号コード間のハイフンを入力する必要がなくなる。よっ
てハイフンに関する打鍵数が削減される。ここでは、1
−2−3−B−201であるハイフンに関する打鍵数4
回分が削減される。さらに、上記登録された棟室番号コ
ード情報により、英字棟番号コードを入力する際は、数
字コードを打鍵することで自動的に英字コードに変換す
ることで、英字キーを必要としなくなる。
【0064】なお、“短縮コード”および“短縮棟室番
号コード”の入力途中に1文字訂正キー(ここではBS
キー)を押すと、入力済みの“短縮コード”および“短
縮棟室番号コード”が1文字訂正される。以下に具体例
をいくつか示す。
【0065】入力例1):“特殊キー”+“97”+
“BSキー”+“8”+“2201”と打鍵してENT
ERキーを押す。
【0066】また、“短縮コード”および“短縮棟室番
号コード”の入力途中にブロック訂正キー(ここではD
ELキー)を押すと、入力済みの“短縮コード”および
“短縮棟室番号コード”を1ブロックとしてブロック訂
正される。。
【0067】入力例2):“特殊キー”+“97”+
“2201”+“DELキー”+“DELキー”+“9
8”+“2201+ENTERキー”と入力する。
【0068】さらに“短縮コード”および“短縮棟室番
号コード”の入力途中に2回連続してブロック訂正キー
を押した場合で、かつ“短縮コード”だけを訂正して確
定した場合は、既に入力済みの“棟室コード”を入力結
果として確定できる。
【0069】入力例3):“特殊キー”+“97”+
“2201”+“DELキー”+“DELキー”+“9
8+ENTERキー”と入力する。
【0070】また、“特殊キー”を押したなら、短縮コ
ードとそれに対応する前記大口の利用者、即ち大口受取
人名と、該利用者コードを表示した図13に示したメニ
ュー画面を画面右下に固定表示することもできる。
【0071】その他の例: 1.棟室番号コードがあるにも関わらず前記棟室番号コ
ードが未記載であった場合は、“短縮キー”を押した後
の“確定キー”は無効とする。
【0072】2.しかしながら、実際には棟室番号コー
ドがあるにも関わらず前記棟室番号コードが未記載であ
った場合でも、“短縮キー”を押した後に“確定キー”
を2回連続押すと確定される。
【0073】3.登録されている該棟番号コード情報が
数字棟である短縮コードを入力した場合は、該棟番号コ
ードの桁数情報により自動的に該棟番号コードの桁数を
確定する。
【0074】4.前記短縮コードは、入力処理通数の多
い順に前記利用者コードおよび棟室番号コードを割り付
けることもできる。また前記大口の利用者名をもとに五
十音順に利用者コードおよび棟室番号コードを割り付け
ることもできる。さらに前記大口の利用者のコード内容
によりコード指定範囲を設定もできる。
【0075】5.前記短縮コードの入力手段としてキー
入力の代わりに音声入力することもできる。
【0076】6.対象短縮コードが多数存在する場合
は、複数のメニュー画面で分担して表示する。さらに前
記メニューは郵便番号帳と同じ表示にレイアウトにでき
る。
【0077】7.前記メニューは、処理通数の多い順に
上から利用者コードおよび棟室番号コードを表示した
り、前記大口の利用者名をもとに五十音順に利用者コー
ドおよび棟室番号コードデータを割り付けたり、前記大
口の利用者により範囲をかえて表示することもできる。
また異なる表示をおこなう。
【0078】上記入力手段で入力された利用者コードお
よび棟室番号コードおよび棟室番号コードは、バーコー
ド印刷部6へ転送され、バーコード情報に変換されて対
応する郵便物P上に印刷される。
【0079】上記照合結果が不正解であれば、不正解の
データがバーコード印刷部6へ転送されて対応する郵便
物P上に印刷される。
【0080】上記のような機能をもった端末は複数端末
をもった分配システムにおいて、コード以外の情報を入
力する端末として使用することでシステム利用効率も向
上する。
【0081】以上詳述したようにこの実施例によれば、
郵便物に記載されている大口の利用者などの情報を映像
化して表示し、“特殊キー”+“短縮コード”+“短縮
棟室番号コード”(“短縮コード”+“特殊キー”+
“短縮棟室番号コード”でも良い)で入力確定すると、
利用者コードおよび棟室番号コードおよび棟室番号コー
ドが一括自動入力できるため、入力打鍵数が激減し、そ
の結果、入力速度が向上する。また、打鍵数の減少に伴
い入力誤りが減り、信頼性も向上する。
【0082】さらに郵便番号が記載されていないときや
認識が難しい情報があった場合でも、郵便物に記載され
ている大口利用者名に基づき上記入力をおこなうこと
で、確実、迅速な入力が可能であり、ビデオコーディン
グ装置でリジェクトされる郵便物が減少し、作業効率が
高いビデオコーディング装置が実現できる。
【0083】次に、大口受取人に対するコード入力に際
しての迅速な入力が可能であるこの発明の他の実施例を
説明する。この実施例では上記の短縮コードの代わりに
通番コードを用いるものである。
【0084】一例として、印刷活字郵便物の場合につい
て図15を参照して説明する。なお、前記実施例の説明
に用いた図1ないし図10の構成はこの実施例でも同じ
であり、詳細な説明は省略する。
【0085】まず、通番コードは固定桁であり、その固
定桁の桁数も登録できるように構成されている。このよ
うにこの通番コードは固定桁であるために、特殊大口受
取人の場合でも住所表示番号コードを連続して打鍵する
ことができる。
【0086】即ち、特殊キーは町名特定用キーと、特殊
大口受取人特定用キーの2種類が設けられる。従って、
町名特定用キーを押すと、図16に示すように町名一覧
メニューが表示され、通番キーに対して町名、新郵便番
号コード、丁コード桁数情報を登録できる。また、特殊
大口受取人特定用キーを押すと、図17に示すように特
殊大口受取人一覧メニューが表示され、通番キーに対し
て特殊大口受取人名、新郵便番号コード情報を登録する
ことができる。
【0087】以下、図18、図19、図20を参照して
図15に示した手書きの宛名住所情報を持つリジェクト
郵便物Pの画像を例にとってこの実施例の動作を詳細に
説明する。
【0088】図15のリジェクト郵便物Pは、その全体
画像から明らかなように、宛名住所情報表示部に手書で
郵便番号が「210」と書いてあるのみで利用者コード
情報記載欄302には何も記載がないためにリジェクト
処理されたものとする。利用者コード情報は正確には図
16の通番25にあるように、「210−0067」で
あるものとする。また、住所表示番号ならびに棟室番号
コード情報は図15から明らかなように「1ー2ー3−
Bー201」であるものとする。
【0089】このビデオコーディング装置では、まず図
18のステップS11において図15に示すように郵便
物イメージを表示する。つぎのステップS12では認識
結果表示領域に特定されたコードがないからプロセスは
図19のステップS13に進むが、この時点では何等コ
ード入力がなされていないのでオペレータは特殊キーを
押さない。この結果、図18のステップS14に進み、
オペレータは図15の表示内容を見て現行郵便番号コー
ド「210」が記載されているので、つぎのステップS
15で「210」とキー入力を行うとともに、ステップ
S16で入力画面に入力コードの範囲、すなわち自局内
か、自地域内か、あるいは他地域内かの指定を行う。こ
こでは自局内の指定が行われたものとする。
【0090】この状態ではすでにコード入力がなされて
いるから、つぎのステップS17では町名特定用キーあ
るいは特殊大口受取人特定用キーが押される。ここでは
表示画像を参照して町名特定用キーが押される。ステッ
プS18において町名特定用キーが押されたことが検知
され、つぎのステップS19では図16に示したような
自局内の町名メニューが表示される。このメニューに
は、対象項目としての町名、対応する地域範囲として
(川崎中央)、入力済コード情報(210)、五十音順
に配列された表示範囲(あ〜の)がメニューの上部に表
示される。
【0091】オペレータは図15の表示画像中の「桜
町」および図16のメニューの五十音順に配列された表
示範囲(あ〜の)の「さ」を参照してメニュー上で対応
する通番コード「25」を見付け出し、この通番コード
「25」を図20のステップS20にて入力する。この
ように、図16のメニューには五十音順に配列された表
示範囲(あ〜の)が表示されているので、目的とする町
名を迅速に見出だすことができるが、オペレータが慣れ
てくると、「桜町」に対応する通番コード「25」を記
憶しているようになり、図16のメニューを見ること無
く更に迅速に入力できるようになることも考えられる。
【0092】この結果、入力された通番コード「25」
にリンクした新郵便番号コード「210−0067」が
ステップS21にて自動入力される。
【0093】続いて、ステップS22で住所表示番号コ
ードを入力するために再び特殊キーが操作される。町名
特定用のキーが押されたときは、続いてステップS23
で住所表示番号コード(1−2−3−B−201)が入
力される。入力された住所表示番号コードが視認され、
正しいことを確認したらステップS24で確定キー(C
R)が押される。確定キーが操作されたことを条件とし
てつぎのステップS25にてつぎの郵便物の画像が表示
される。
【0094】なお、図16の右端欄に示したように丁コ
ード桁数情報が登録されているので、入力された住所表
示番号コードにおいて最初の「1」丁目の入力時に誤っ
て「6」を入力したときは、「桜町」については5丁目
までしかないということが登録されているので、ビープ
音などでオペレータに誤入力が報知される。
【0095】なお、図18のステップS14において現
行郵便番号の未記載あるいは不明瞭記載でリジェクトさ
れた郵便物画像が表示されている場合は、ステップS2
7に進み、現行郵便番号の判読が可能か否かがチェック
される。現行番号が判る場合はステップS15に進み、
判読不可のときはステップS17に移行する。
【0096】ステップS17において、対象の郵便物が
特殊大口受取人向けのときは、ステップS28にて特殊
大口受取人特定用の特殊キーが押され、図17に示した
ような特殊大口受取人特定用のメニューが表示される。
このメニューに従って通番コードを用いて、図20を参
照してすでに説明したとおりに入力確定できる。なお、
図20のステップS22において特殊大口受取人には住
所表示番号コードが設定されていないので、ステップS
24で確定キーを操作する前にそれ以外のコードを打鍵
したときは、入力誤りのビープ音または警告表示などの
報知が行われる。
【0097】また、図20のステップS20の通番コー
ドあるいはつぎのステップS21における棟室番号コー
ド入力時にひとつの文字に誤りが生じたとき、入力済み
の文字、たとえば通番コード「25」と入力すべきを
「26」と打鍵したときは、1文字訂正キーたとえばバ
ックスペースキー「BS」に続いて「5」を打鍵して正
しい通番コード「25」を入力できる。
【0098】また、2桁の文字、たとえばたとえば通番
コード「26」を「25」と訂正したい時は、ブロック
訂正キー、たとえば「Del」キーを押して「26」を
消してから「25」と入力すればよい。
【0099】なお、図18のステップS12においてリ
ジェクトされずに特定されたコードが表示されている場
合は、ステップS30に進み、図示しないが特定された
コードの対応のメニューが表示される。以下の動作は図
20に示す通りである。
【0100】また、図18のステップS12においてリ
ジェクトされずに特定されたコードが表示されていない
場合でも、表示された郵便物画像から町名あるいは特殊
大口受取人を特定できる場合には、図19のステップS
13からステップS31に進み、町名特定キーおよび特
殊大口受取人特定キーが操作される。町名特定キーが操
作された場合は、ステップS32にて自局内の町名メニ
ューが表示され、図20のステップS20以下の動作が
行われる。また、特殊大口受取人特定キーが操作される
と、ステップS33にて自局内の特殊大口受取人メニュ
ーが表示され、同様に図20のステップS20以下の動
作が行われる。
【0101】前記メニューは、処理通数の多い順に上か
ら利用者コードおよび棟室番号コードを表示したり、前
記大口の利用者名をもとに五十音順に利用者コードおよ
び棟室番号コードデータを割り付けたり、前記大口の利
用者により範囲をかえて表示することもできる。
【0102】前記図16、図17に示したメニューに関
連してこの実施例ではつぎのような変形も可能である。
【0103】1.前記通番コードは町名および特殊大口
受取人の読み名の五十音順に昇番割り付けを行うことが
できる。
【0104】2.前記通番コードは前記町名対応であれ
ば地域範囲を、前記特殊大口受取人対応であればその種
別(大口事業所/料金受取人払い/私書箱)によりコー
ド指定範囲を設定できる。
【0105】3.前記通番コードは入力処理通数の多い
町名、および特殊大口受取人順に昇番割り付けを行うこ
とができる。
【0106】4.前記通番コードは音声入力することが
できる。
【0107】5 対象通番コードが多数存在する場合
は、複数のメニュー画面で分担して表示し、その中から
選択したい場合は、前記特殊キーの連続打鍵回数に応じ
て改ページを行うことができる。
【0108】また、メニューの表示方法について以下の
ような変形も可能である。
【0109】6.前記通番コードの横に五十音の見出し
語を表示する。
【0110】7.前記通番コードの横に五十音の見出し
語を各々の音群の先頭だけ表示する。
【0111】8.各々の五十音群の先頭の前記通番コー
ドの行(前記通番コードに対応する町名/郵便番号コー
ドを表示する)だけを網掛けなどで強調表示する。
【0112】9.各々の五十音群の行の境に区切り記号
を表示する。
【0113】10.表示する町名情報は漢字で表示す
る。
【0114】11.前記町名および前記特殊大口受取人
により範囲を変えて表示する。
【0115】12.前記町名および前記特殊大口受取人
により異なる色表示を行う。
【0116】13.前記認識結果情報で、特定されたコ
ードの設定範囲が自局/自地域内、他地域かの情報を色
バーで表示する。対象となった範囲に対するエリアは特
定色でブリンキングされる。このメニューの画面は例え
ば図21に示すように表示される。
【0117】上記入力手段で入力された利用者コードお
よび棟室番号コードおよび棟室番号コードは、バーコー
ド印刷部6へ転送され、バーコード情報に変換されて対
応する郵便物P上に印刷される。
【0118】上記照合結果が不正解であれば、不正解の
データがバーコード印刷部6へ転送されて対応する郵便
物P上に印刷される。
【0119】なお、上記のような機能をもった端末は複
数端末をもった分配システムにおいて、コード以外の情
報を入力する端末として使用することでシステム利用効
率も向上する。
【0120】以上詳述したようにこの実施例によれば、
郵便物に記載されている町名あるいは特殊大口受取人な
どの情報を映像化して表示し、“特殊キー”+“通番コ
ード”で入力確定すると、新郵便番号コードが一括自動
入力できるため、入力打鍵数が激減し、その結果、入力
速度が向上する。また、打鍵数の減少に伴い入力誤りが
減り、信頼性も向上する。
【0121】さらに新郵便番号が記載されていないとき
や現行の郵便番号コードであった場合でも、郵便物に記
載されている町名あるいは特殊大口受取人名に基づき上
記入力をおこなうことで、郵便番号の確実、迅速な入力
が可能であり、ビデオコーディング装置でリジェクトさ
れる郵便物が減少し、作業効率が高いビデオコーディン
グ装置が実現できる。
【0122】さらに、郵便物の利用者コードに英字が含
まれている場合の効率的なコード入力を可能とする実施
例を図1ないし図10ならびに図22ないし図25を参
照して説明する。
【0123】まず、リジェクトされた郵便物の表示画像
が図22に示されたものであるとする。図11に示され
ている郵便物の利用者コードは、「2100067、1
−2−3−B−201」である。また認識手段4で認識
されたコードは郵便番号コード表示欄302に表示され
た新郵便番号「2100067」と住所表示番号コード
表示欄303に表示された住所表示番号「1−2−3
−」であり、棟室番号情報「B−201」は欄303の
該当部分が空欄になっており、オペレータが入力する必
要がある。
【0124】オペレータは英字コードの“B”を入力す
るために、図24に示された入力方法に従って「特殊キ
ー」+「2」を押下することで「B」を入力できる。こ
の図24の入力方法は例えば図6の表示部30に表示さ
れる。残りのコード「−201」は、そのまま対応する
ハイフンキー、数字キーを押下してから「確定キー」を
押して利用者コード「2100067」「1−2−3−
B−201]を確定入力することができる。
【0125】図24に示した英字入力方法は、A〜Zま
での英字入力が可能な上に、入力頻度の高いA〜Hは
「特殊キー」+1桁の「数字キー」で入力が可能であ
り、打鍵数が少なくて済み、入力効率も向上する。ま
た、I〜Qは「特殊キー」+2桁の「数字キー」の「0
1〜09」で、R〜Zは「91〜99」で入力できる。
【0126】なお、「特殊キー」+「数字キー」ですべ
ての英字コードの入力が可能であるため、コード入力の
ためのキーボードは通常の「数字キー」+「英字キー」
のキーボードを用いる代わりに、例えば図23に示した
ように、「0」〜「9」の数字キー801と特殊キー8
02ならびに所定のファンクションキー803のみで構
成されたキー数を低減させたキーボード804を用いる
ことが可能となる。したがってオペレータに対して少な
いキー数のキーボードを用いて数字コードのみでなく英
字コードも打鍵できるので、入力疲労が少なくキーボー
ドの製造コストの低減も可能となる。
【0127】ここで、図25のフローチャートを参照し
て、種々の英字コードの入力を図23のキーボード80
4を用いて行う場合を例にとって説明する。まず、特殊
キー802が押されると、ステップS41で特殊キーの
イベントが発生し、つぎのステップS42で押されたコ
ードの種類が判別される。この場合は図24から英字
「B」に対応する「2」のコードが入力されるので、ス
テップS43に進み、「2」のコードに対応する英字
「B」のコードが入力される。ステップS42において
0、9以外の数字1〜8のコードが入力された場合は同
様にしてA〜Hが入力できる。ただし、0、9以外であ
っても数字1〜8でない場合はステップS44において
入力禁止の操作が行われ、例えばビープ音が報知され、
ステップS42に戻る。
【0128】ステップS42において押下された最初の
コードが「0」の場合はステップS45に進み、続いて
押されたコードが1〜9であるか否かが判定される。1
〜9である場合は、例えばステップS46に進み、数字
コード「01」に対応する英字コード「I」が入力され
る。ステップS45において二番目に押されたコードが
1〜9以外の時は、ステップS49において入力禁止の
操作が行われ、例えばビープ音が報知される。
【0129】ステップS42において押下された最初の
コードが「9」の場合はステップS47に進み、続いて
押されたコードが1〜9であるか否かが判定される。1
〜9である場合は、例えばステップS48に進み、数字
コード「91」に対応する英字コード「R」が入力され
る。ステップS47において二番目に押されたコードが
1〜9以外の時は、ステップS49において入力禁止の
操作が行われ、例えばビープ音が報知され、ステップS
47に戻る。
【0130】以上詳述したようにこの実施例によれば、
英字キーを入力する場合は、“特殊キー”+“数字キ
ー”の組み合わせで入力できることで、入力対象となる
各英字キーを、キーボードに割り付ける必要がなくな
る。よって、オペレータはキー数の少ないキーボードに
より入力操作が可能となり、入力操作による疲労軽減、
入力の正確化などが実現できる。さらにキー数を抑えら
れることから、キーボードもコンパクトになり、さらに
コスト削減が実現できる。また入力頻度が高い英字コー
ドにおいては、“特殊キー”+1桁の“数字キー”の組
み合わせで入力可能であることから、打鍵数も削減で
き、入力効率向上などが実現できる。
【0131】また、前記数字キーと英字コードとの対応
を示す画面の表示についてオン・オフ制御のカスタマイ
ズ可能となり、さらに前記英字コードに対応する数字キ
ー以外の入力操作を行った場合は、入力の誤りを教示す
ることで、オペレータは正確に英字コードの入力を行う
ことができる。
【0132】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
郵便物に記載されている町名あるいは特殊大口受取人な
どの情報および英字コードと数字キーとの対応関係を映
像化して表示し、“特殊キー”+“短縮キー”、あるい
は“特殊キー”+“短縮キー”あるいは“特殊キー”+
“数字キー”で入力確定すると、新郵便番号コードが簡
便な方法で入力できるため、入力打鍵数が激減し、その
結果、入力速度が向上する。また、打鍵数の減少に伴い
入力誤りが減り、信頼性も向上する。またキーボードの
キー数の減少に伴ってコスト削減も実現できるビデオコ
ーディング装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手書き郵便物の一例を示す平面図。
【図2】印刷活字郵便物の一例を示す平面図。
【図3】本発明の一実施例に係わるビデオコーディング
装置が適用される郵便物処理装置の構成を概略的に示す
ブロック図。
【図4】図3に示すビデオコーディング装置に用いられ
るデータ処理端末としてのワークステーションの構成を
示すブロック図。
【図5】読取部の機能構成を示すブロック図。
【図6】図3に示すビデオコーディング装置の構成を示
すブロック図。
【図7】図6に示した記憶部の要部のメモリマップを示
す図。
【図8】図6に示した表示部における表示の一例を示す
図。
【図9】図6に示した表示部における表示の他の例を示
す図。
【図10】郵便物の新郵便番号の下4桁の不読パターン
による新郵便番号コード入力領域に認識結果として表示
する制御手法を示す図。
【図11】記載様式が縦置横書である印刷活字郵便物の
読取画像の一例を示す図。
【図12】図11に示した郵便物における大口の受取人
に関する短縮コードと利用者コードならびに棟室番号デ
ータの関係を示す一覧表。
【図13】図11に示した郵便物における大口の受取人
に関する短縮コードと利用者コードならびに棟室番号デ
ータを示すメニュー画面を示す図。
【図14】入力フローを説明するための図。
【図15】図6に示した表示部における表示の他の例を
示す図。
【図16】通番キー操作のための町名一覧メニューの一
例を示す図。
【図17】通番キー操作のための特殊大口受取人一覧メ
ニューの一例を示す図。
【図18】特殊キーと通番キーとで新郵便番号を特定す
るときの動作を示すフローチャート。
【図19】特殊キーと通番キーとで新郵便番号を特定す
るときの動作を示すフローチャート。
【図20】特殊キーと通番キーとで新郵便番号を特定す
るときの動作を示すフローチャート。
【図21】メニュー画面の一例を示す図。
【図22】認識部におけるリジェクト画面の一例を示す
図。
【図23】キーボードの一例を示す斜視図。
【図24】英字コード入力方法を表示した画面の一例を
示す図。
【図25】英字コード入力方法を示すフローチャート。
【符号の説明】
P…郵便物、1…新郵便番号コード指定記載領域、2…
宛名情報領域、3…供給部、4…読取部、5…遅延パ
ス、6…バーコード印刷部、7…ビデオコーディング装
置、8…バーコード読取部、9…区分部、10…光電変
換部、11…領域検出部、12…文字行検出部、13…
文字検出部、14…文字認識部、15…文字辞書、16
…利用者コード判定部、17…利用者コード辞書、18
…画像メモリ、A1…入力モード情報領域、A2…郵便
物属性領域、A3…全体画像領域、A4…利用者コード
記載候補領域情報領域、A5…新郵便番号コード指定記
載領域情報領域、A6…新郵便番号コード結果領域、A
7…住所表示番号コード結果領域、A8…イメージワー
ク領域、A9…利用者コード入力結果領域、A10…検
索結果領域、29…リジェクト画像入力部、30…表示
部、301…全体画像表示領域、302…新郵便番号コ
ード入力領域、303…住所表示番号コード入力領域、
304…利用者コード入力領域、305…新郵便番号コ
ード指定記載領域の画像表示領域、306…候補領域、
307…不読桁情報枠、31…入力部、32…記憶部、
33…制御部、801…数値キー部、802…特殊キ
ー、803…ファンクションキー、804…キーボー
ド。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便番号コード、住所表示番号コードを
    含む利用者コード情報と、棟番号コードと室番号コード
    とを含む棟室番号コード情報と、郵便番号、都道府県
    名、市区町名、住所表示番号、棟室番号および氏名を含
    む宛名住所情報とが記載されている郵便物表面の全体画
    像、およびその郵便物の全体画像に於ける情報の認識手
    段による認識結果を表す情報を表示し、その表示された
    画像および情報の認識結果に基づき、前記郵便物の利用
    者コードおよび棟室番号コードを選択的に入力するビデ
    オコーディング装置において、 認識手段で少なくともその一部を認識することができな
    かった郵便物の全体画像と、その郵便物に対して前記認
    識手段が所定のレベル以上で認識した利用者コードおよ
    び棟室番号コードの候補文字をそれぞれ入力する第1の
    入力手段と、 この第1の入力手段で入力された郵便物の全体画像、お
    よび利用者コードおよび棟室番号コードの候補文字を表
    示するとともに該利用者コードおよび棟室番号コードを
    入力する利用者コード入力領域を表示する第1の表示手
    段と、 表示されたこの第1の表示手段に表示された郵便物の全
    体画像に基づいて、同時に表示されている利用者コード
    入力領域に所定の利用者コードおよび棟室番号コードを
    入力する第2の入力手段と、 公共施設/企業/雑居ビル/大規模マンションを含む大
    口の利用者を所定の特殊キーと短縮コードで指定し、前
    記短縮コードに対応した大口の利用者コードおよび棟室
    番号コードを自動入力する第3の入力手段と、 この第2の入力手段および第3の入力手段で入力された
    利用者コードおよび棟室番号コードを記憶する記憶手段
    と、 を具備したことを特徴とするビデオコーディング装置。
  2. 【請求項2】 前記第3の入力手段において、前記短縮
    コードのコード桁数は固定桁であり、該桁数は登録可能
    であることを特徴とする請求項1記載のビデオコーディ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の入力手段において、棟室番号
    コードが存在する前記大口の利用者は、特殊キーと短縮
    コードと短縮棟室番号コードとを総合して指定すること
    を特徴とする請求項2記載のビデオコーディング装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の入力手段において、前記短縮
    コードに対応する前記利用者コードおよび棟室番号コー
    ドの登録とともに、各短縮コード毎に棟室番号コードの
    有無情報を登録することを特徴とする請求項1記載のビ
    デオコーディング装置。
  5. 【請求項5】 前記第3の入力手段において、前記短縮
    コードに対する前記利用者コードおよび棟室番号コード
    の登録において、棟室番号コードが存在する短縮コード
    に対しては、前記棟室番号コードの該棟番号コードが英
    字か数字かの情報を登録することを特徴とする請求項4
    記載のビデオコーディング装置。
  6. 【請求項6】 前記第3の入力手段において、前記短縮
    コードに対する前記利用者コードおよび棟室番号コード
    の登録において、棟室番号コードが存在し、かつ数字棟
    が登録された短縮コードに対して、該棟番号コードの桁
    数が登録可能であることを特徴とする請求項5記載のビ
    デオコーディング装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の入力手段において、登録され
    ている該棟番号コード情報が英字棟である短縮棟室番号
    コードを入力する場合は、該短縮棟室番号コードに対応
    する数字コードを所定の英字コードに自動変換すること
    を特徴とする請求項5記載のビデオコーディング装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の入力手段において、前記短縮
    コードは、前記大口の利用者の種別によりコード指定範
    囲を設定することを特徴とする請求項1記載のビデオコ
    ーディング装置。
  9. 【請求項9】 前記特殊キーを押すと、短縮コードとそ
    れに対応する前記大口の利用者名と該利用者コードを表
    示したメニューを表示する第2の表示手段をもつことを
    特徴とする請求項1記載のビデオコーディング装置。
  10. 【請求項10】 前記第3の入力手段において、前記認
    識手段により認識されたコード情報と前記第3の入力手
    段による入力結果が異なる場合は、前記異なったことを
    報知する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ビデオコーディング装置。
  11. 【請求項11】 郵便番号コード、住所表示番号コード
    を含む利用者コード情報と、棟番号コードと室番号コー
    ドとを含む棟室番号コード情報と、郵便番号、都道府県
    名、市区町村名、住所表示番号、棟室番号および利用者
    名を含む宛名住所情報とが記載されている郵便物の全体
    画像、およびその郵便物の全体画像に於ける情報の認識
    手段による認識結果を表す情報を表示し、その表示され
    た画像および情報の認識結果に基づき、前記郵便物の利
    用者コードおよび棟室番号コードを選択的に入力するビ
    デオコーディング装置において、 認識手段で少なくともその一部を所定の認識レベルで認
    識することができなかった郵便物の全体画像と、その郵
    便物に対して前記認識手段が所定の認識レベル以上で認
    識した利用者コードおよび棟室番号コードの候補文字を
    それぞれ入力する第1の入力手段と、 この第1の入力手段で入力された郵便物の全体画像、お
    よび利用者コードおよび棟室番号コードの候補文字を表
    示するとともに該利用者コードおよび棟室番号コードを
    入力するためのコード入力領域を表示する第1の表示手
    段と、 この第1の表示手段により表示された郵便物の全体画像
    に基づいて、同時に表示されているコード入力領域に所
    定の利用者コードおよび棟室番号コードを入力するため
    の第2の入力手段と、 町名および大企業、雑居ビル、料金受取人払、私書箱を
    含む特殊大口利用者を所定の特殊キーと通番キーとの組
    み合わせで特定して通番コードを得、前記通番コードに
    対応した市区町村コードを含む郵便番号コードを入力す
    る第3の入力手段と、 この第2の入力手段および第3の入力手段で入力された
    利用者コードおよび棟室番号コードを記憶する記憶手段
    と、 を具備したことを特徴とするビデオコーディング装置。
  12. 【請求項12】 前記第3の入力手段において、前記通
    番コードの桁数は固定桁であり、前記第3の入力手段は
    該桁数を登録する手段を含むことを特徴とする請求項1
    1記載のビデオコーディング装置。
  13. 【請求項13】 前記第3の入力手段は、町名特定用の
    第1の特殊キーと、大口の利用者特定用の第2の特殊キ
    ーとを含むことを特徴とする請求項11記載のビデオコ
    ーディング装置。
  14. 【請求項14】 前記第3の入力手段において、前記通
    番コードは前記町名および前記特殊大口利用者の読み名
    の五十音順に昇番割付を行って登録されていることを特
    徴とする請求項11記載のビデオコーディング装置。
  15. 【請求項15】 前記第3の入力手段において、前記通
    番コードが町名に対応する場合は地域範囲ごと、前記特
    殊大口利用者に対応する場合はその種別ごとに予め設定
    されたコード指定範囲内で前記通番コードを指定する手
    段を有することを特徴とする請求項11記載のビデオコ
    ーディング装置。
  16. 【請求項16】 前記第3の入力手段において、前記通
    番コードは、ビデオコーディングの処理通数の多い町名
    およびおよび特殊大口利用者名の順番に昇番割付を行っ
    て登録されていることを特徴とする請求項11記載のビ
    デオコーディング装置。
  17. 【請求項17】 前記第3の入力手段において、町名特
    定用の特殊キーを打鍵した後に町名指定の確定用に打鍵
    される確定キーと、この確定キーの打鍵前に他のキーが
    打鍵されたときに入力エラーを報知する手段とを有する
    ことを特徴とする請求項11記載のビデオコーディング
    装置。
  18. 【請求項18】 前記第3の入力手段において、前記通
    番コードは、前記大口の利用者の種別により異なるコー
    ド指定範囲を設定することを特徴とする請求項11記載
    のビデオコーディング装置。
  19. 【請求項19】 前記特殊キーを押すと、通番コードと
    それに対応する前記大口の利用者名と該利用者コードを
    表示したメニューを表示する第2の表示手段をもつこと
    を特徴とする請求項11記載のビデオコーディング装
    置。
  20. 【請求項20】 前記第3の入力手段において、前記認
    識手段により認識されたコード情報と前記第3の入力手
    段による入力結果が異なる場合は、前記異なったことを
    報知する手段を設けたことを特徴とする請求項11記載
    のビデオコーディング装置。
  21. 【請求項21】 夫々英字コードを含む利用者コード情
    報と、宛名住所情報とが記載されている郵便物の全体画
    像、およびその郵便物の全体画像に於ける情報の認識手
    段による認識結果を表す情報を表示し、その表示された
    画像および情報の認識結果に基づき、前記郵便物の利用
    者コードを入力するビデオコーディング装置において、 認識手段で少なくともその一部を所定の認識レベルで認
    識することができなかった郵便物の全体画像と、その郵
    便物に対して前記認識手段が認識した利用者コードの候
    補文字をそれぞれ入力する第1の入力手段と、 この第1の入力手段で入力された郵便物の全体画像、お
    よび利用者コードの候補文字を表示するとともに該利用
    者コードを入力するためのコード入力領域を表示する表
    示手段と、 この表示手段により表示された郵便物の全体画像に基づ
    いて、同時に表示されているコード入力領域に特殊キー
    と各々の英字に対応した所定桁の数字キーで前記英字コ
    ードを含む利用者コードを入力するための第2の入力手
    段と、 この第2の入力手段で入力された利用者コードを記憶す
    る記憶手段と、 を具備したことを特徴とするビデオコーディング装置。
  22. 【請求項22】 前記第2の入力手段は、入力頻度の高
    い英字コードを特殊キーと1桁の数字キーで指定し、そ
    れより入力頻度の低い英字コードを特殊キーと2桁の数
    字キーで指定するためのキーボードを含むことを特徴と
    する請求項21記載のビデオコーディング装置。
  23. 【請求項23】 前記入力頻度の高い英字コードとして
    A〜Hの英字コードを特殊キーと1〜8までの1桁の数
    字キーで指定し、それより入力頻度の低い英字コードと
    してI〜Qまでを特殊キーと01〜09までの2桁の数
    字キーで指定し、R〜Zまでを特殊キーと91〜99ま
    での2桁の数字キーで指定することを特徴とする請求項
    22記載のビデオコーディング装置。
  24. 【請求項24】 前記表示手段は、前記特殊キーを押下
    すると、前記数字キーと前記英字コードの対応を示す画
    面を前記郵便物の全体画像上に表示することを特徴とす
    る請求項21記載のビデオコーディング装置。
  25. 【請求項25】 前記表示手段は、前記数字キーを押下
    して対応する英字コードを入力した後、前記数字キーと
    前記英字コードの対応を示す画面を消去することを特徴
    とする請求項24記載のビデオコーディング装置。
  26. 【請求項26】 前記表示手段は、前記数字キーと前記
    英字コードの対応を示す画面の表示のオン・オフ制御を
    カスタマイズする手段を含むことを特徴とする請求項2
    4記載のビデオコーディング装置。
  27. 【請求項27】 前記第2の入力手段において、前記英
    字コードに対応する数字キー以外の入力操作を行った場
    合に、入力の誤りを報知する手段を含むことを特徴とす
    る請求項21記載のビデオコーディング装置。
  28. 【請求項28】 前記第2の入力手段において、前記英
    字コードに対応する数字キー以外の入力操作を行った場
    合に入力の誤りを報知する手段はビーブ音発生手段を含
    むことを特徴とする請求項27記載のビデオコーディン
    グ装置。
  29. 【請求項29】 前記第2の入力手段において、前記英
    字コードに対応する数字キー以外の入力操作を行った場
    合に、この誤り入力のコードを入力禁止する手段を含む
    ことを特徴とする請求項27記載のビデオコーディング
    装置。
  30. 【請求項30】 前記第2の入力手段において、数字キ
    ーの入力操作があったときは、その直前に特殊キーの入
    力操作があったか否かを判別する第1の判別手段と、数
    字キーの入力操作があったときにその直前に特殊キーお
    よび特定の数字キーの入力操作があったか否かを判別す
    る第2の判別手段と、これら第1、第2の判別手段の判
    別結果および入力操作された数字キーに基づいて対応す
    る英字コードを出力する手段とを含むことを特徴とする
    請求項21記載のビデオコーディング装置。
JP7306067A 1995-08-24 1995-11-24 ビデオコーディング装置 Pending JPH09117725A (ja)

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JP21615695 1995-08-24
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