JPH0898452A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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Publication number
JPH0898452A
JPH0898452A JP22662594A JP22662594A JPH0898452A JP H0898452 A JPH0898452 A JP H0898452A JP 22662594 A JP22662594 A JP 22662594A JP 22662594 A JP22662594 A JP 22662594A JP H0898452 A JPH0898452 A JP H0898452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic member
rotor shaft
rotor
frame
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22662594A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tsuzaki
敏明 津崎
Norimi Naitou
法美 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP22662594A priority Critical patent/JPH0898452A/ja
Publication of JPH0898452A publication Critical patent/JPH0898452A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電気機器に使用される小型モータにおい
て、軸受と回転子軸のクリアランスにより回転子径方向
に回転子が振動するという問題を解決し、かつ組立性に
優れた小型モータの提供を目的とする。 【構成】 1はフレーム、2は軸受でフレームに配設さ
れている。3はマグネットでフレームに配設されてい
る。4は回転子軸、5はコア、6はコイルでコアに巻か
れている。7はスペーサで回転子軸に挿入されている。
8はブラケット、9は軸受でブラケットに配設されてい
る。10は取り付け板でフレームを取り付けている。1
1はサポートホイルで回転子軸に配設されている。12
は弾性部材、15は側圧用メタルであり、回転子軸に挿
入されており弾性部材にて回転子の径方向に押し付けら
れている。以上のような構成により軸受と回転子軸のク
リアランスが大きくても回転子径方向に回転子が振動す
ることのない精度の高い小型モータが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型モータの回転子軸の
振動低減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、小型モータはCDのスピンドルモ
ータに代表されるように、ダイレクトにディスクを駆動
する用途が増加している。
【0003】以下に従来の小型モータについて説明す
る。図9は従来の小型モータの断面を示すものである。
図9において、1はフレーム、2は軸受、3はマグネッ
ト、4は回転子軸、5はコアで、6のコイルが巻いてあ
る。7はスペーサで回転軸に挿入してある。8はブラケ
ットで、9の軸受が配設されている。10は取り付け板
でフレームを取り付けている。11はサポートホイルで
回転子軸に固定されている。16は側圧用マグネット
で、磁性体よりなる金属サポートホイルを磁気吸引によ
り引き付け、径方向の回転子軸のガタをなくしてCDデ
ィスクの読み取りエラーを防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、回転子軸のガタを防ぐために側圧用マグ
ネットを配設する必要があり、このマグネットも数十g
の側圧を得るために希土類のマグネットを使用している
ため部品コストが高くなるという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、部品コストが安く、かつ作りやすい小型モータを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の小型モータは、モータ内部にて固定子に配設
した弾性部材にて回転子軸に回転子径方向の側圧を印加
するという構成を有している。
【0007】
【作用】この構成によって、モータ単体で回転子軸に側
圧を印加することが可能となり従来必要であった側圧用
マグネットを廃止することができる。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0009】図1において、1はフレーム、2は軸受で
フレームに配設されている。3はマグネットでフレーム
に配設されている。4は回転子軸、5はコアで回転子軸
に配設されている。6はコイルでコアに巻かれている。
7はスペーサで回転子軸に挿入されている。8はブラケ
ット、9は軸受でブラケットに配設されている。10は
取り付け板でフレームを取り付けている。11はサポー
トホイルで回転子軸に配設されている。12は弾性部材
でありスペーサを回転子軸の径方向に押している。
【0010】以上のような構成により、側圧用マグネッ
トを配設することがなくても、弾性部材にて回転子軸を
径方向に数十gの力で押し付けているため、CDディス
クを実装し回転した状態でも、回転子軸と軸受のクリア
ランスがあるにもかかわらず、CDディスクは上下動す
ることなく安定して回転することができ読み取りエラー
の発生を防ぐことができる。
【0011】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0012】図2において、1はフレーム、2は軸受、
3はマグネット、4は回転子軸、5はコア、6はコイ
ル、11はサポートホイルである。12は弾性部材であ
りコアに配設されている。13はハウジングでありコア
と軸受が配設されている。14は取り付け基板であり、
ハウジングが配設されている。図1の構成と異なるのは
回転子が固定子の外側を回転するという点と、弾性部材
が回転子軸を直に押しているという点である。
【0013】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0014】図3において、1はフレーム、2は軸受、
3はマグネット、4は回転子軸、5はコア、6はコイ
ル、7はスペーサ、8はブラケット、9は軸受、10は
取り付け板、11はサポートホイル、12は弾性部材で
ある。15は側圧用メタルであり回転子軸に挿入されて
おり、弾性部材にて回転子の径方向に押し付けられてい
る。
【0015】以上は図1の構成と同様なものである。図
1の構成と異なるのは、弾性部材による回転子軸を回転
子の径方向へ押す力を受ける所が図1ではスペーサであ
るのに対し、図3ではメタルで受けている点である。
【0016】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0017】図4において、1はフレーム、2は軸受、
3はマグネット、4は回転子軸、5はコア、6はコイ
ル、11はサポートホイル、12は弾性部材、13はハ
ウジング、14は取り付け基板、15は側圧用メタルで
ある。
【0018】以上は図2の構成と同様なものである。図
2の構成と異なるのは弾性部材による回転子軸を回転子
の径方向へ押す力を受ける所が図2では回転子軸である
のに対して、図4ではメタルで受けている点である。
【0019】(実施例5)以下本発明の第5の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0020】図5において、12は樹脂で成形された弾
性部材であり、成形後の状態である。
【0021】図6は12の弾性部材の回転軸への側圧印
加部を12dの引っかけ部に引っかけた状態である。こ
の状態では、弾性部材の側圧印加部による力が回転子軸
に加わらない。したがって図1の実施例のようにモータ
を構成した場合、フレームに配設された軸受に回転子軸
を挿入した後に、フレーム天面の穴よりピンを挿入し、
弾性部材の12cの離脱ポイントを押すことにより、1
2の弾性部材が引っかけ部より外れ所定の力が回転子軸
に加わることになる。このような方法により簡単にモー
タを組むことが可能となる。
【0022】(実施例6)以下本発明の第6の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0023】図7において、12aは保持基台である。
12bはバネであり保持基台に取り付けられている。図
8は12bのバネを12dの引っかけ部に引っかけた状
態である。この状態では、バネによる力が回転子軸に加
わらない。したがって図1の実施例のようにモータを構
成した場合、フレームに配設された軸受に回転子軸を挿
入した後に、フレーム天面の穴よりピンを挿入し、バネ
の12cの離脱ポイントを押すことにより、バネが引っ
かけ部より外れ所定の力が回転子軸に加わることにな
る。図6の構成と異なるのは、図6の弾性部材が樹脂で
あるのに対し、図8ではバネとなっている点である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、モータ内部にて
固定子に配設した弾性部材にて回転子軸に回転子径方向
の側圧を印加することにより、回転子軸のガタによるC
Dディスクの上下動をおさえるために従来必要であった
側圧用マグネットを廃止することが可能となり使用部品
を安くできる、また固定子の軸受に回転子軸を挿入した
後に回転子軸に側圧を加える構造のため、モータの組立
が簡単に行えるという優れた小型モータを実現できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における小型モータの断
面図
【図2】本発明の第2の実施例における小型モータの断
面図
【図3】本発明の第3の実施例における小型モータの断
面図
【図4】本発明の第4の実施例における小型モータの断
面図
【図5】本発明の第5の実施例における成形後の弾性部
材の斜視図
【図6】本発明の第5の実施例における弾性部材を引っ
かけ部に引っかけた状態を示す図
【図7】本発明の第6の実施例におけるバネ(弾性部
材)を保持基台に取り付けた状態を示す図
【図8】本発明の第6の実施例におけるバネ(弾性部
材)を引っかけ部に引っかけた状態を示す図
【図9】従来の小型モータの断面図
【符号の説明】
1 フレーム 2,9 軸受 3 マグネット 4 回転子軸 5 コア 6 コイル 7 スペーサ 8 ブラケット 10 取り付け板 11 サポートホイル 12 弾性部材(樹脂) 12a 保持基台 12b バネ(弾性部材) 12c 離脱ポイント 12d 引っかけ部 13 ハウジング 14 取り付け基板 15 側圧用メタル 16 側圧用マグネット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ内部にて固定子に配設した弾性部材
    にて回転子軸に回転子径方向の側圧を印加した小型モー
    タ。
  2. 【請求項2】内周面に沿ってマグネットが配設されたフ
    レームを固定子とし、前記固定子の中をコアにコイルを
    巻いた電機子が回転する小型モータで、前記フレームに
    は回転軸を保持する軸受が配設されており、固定子に配
    設された弾性部材にて前記コア端面と前記軸受の間で回
    転子軸に回転子の径方向の力を印加する請求項1記載の
    小型モータ。
  3. 【請求項3】内周面に沿ってマグネットが配設されたフ
    レームを回転子とし、前記フレームに回転子軸が配設さ
    れており、固定子に回転子軸を保持する軸受が配設され
    ており、固定子に配設された弾性部材にて前記フレーム
    端面と前記軸受の間で回転軸に回転子の径方向の力を印
    加する請求項1記載の小型モータ。
  4. 【請求項4】内周面に沿ってマグネットが配設されたフ
    レームを固定子とし、前記固定子の中をコアにコイルを
    巻いた電機子が回転する小型モータで、前記フレームに
    は回転軸を保持する軸受が配設されており、前記コア端
    面と前記軸受の間で回転子軸に側圧用メタルを配設し、
    固定子に配設された弾性部材にて前記側圧用メタルに回
    転子の径方向の力を印加する請求項1記載の小型モー
    タ。
  5. 【請求項5】内周面に沿ってマグネットが配設されたフ
    レームを回転子とし、前記フレームに回転子軸が配設さ
    れており、固定子に回転子軸を保持する軸受が配設され
    ており、前記フレーム端面と前記軸受の間で回転子軸に
    側圧用メタルを配設し、固定子に配設された弾性部材に
    て前記側圧用メタルに回転子の径方向の力を印加する請
    求項1記載の小型モータ。
  6. 【請求項6】フレームに配設された軸受に回転子軸を挿
    入する時は、弾性部材の一部を弾性部材自身または弾性
    部材の保持部品に引っかけることにより、前記回転子軸
    に回転子の径方向の力を印加することなく挿入でき、そ
    の後に前記フレームの切り欠き部よりピンを挿入し弾性
    部材の一部を前記ピンで押すことにより、弾性部材の一
    部を弾性部材自身または弾性部材の保持部品より離脱さ
    せ、回転子軸に回転子の径方向の力を印加する請求項2
    記載の小型モータ。
  7. 【請求項7】フレームに配設された軸受に回転子軸を挿
    入する時は、弾性部材の一部を弾性部材自身または弾性
    部材の保持部品に引っかけることにより、前記回転子軸
    に回転子の径方向の力を印加することなく挿入でき、そ
    の後に前記フレームの切り欠き部よりピンを挿入し弾性
    部材の一部を前記ピンで押すことにより、弾性部材の一
    部を弾性部材自身または弾性部材の保持部品より離脱さ
    せ、回転子軸に回転子の径方向の力を印加する請求項4
    記載の小型モータ。
  8. 【請求項8】固定子に配設された軸受に回転子軸を挿入
    する時は、弾性部材の一部を弾性部材自身または弾性部
    材の保持部品に引っかけることにより、前記回転子軸に
    回転子の径方向の力を印加することなく挿入でき、その
    後にフレームの切り欠き部よりピンを挿入し弾性部材の
    一部を前記ピンで押すことにより、弾性部材の一部を弾
    性部材自身または弾性部材の保持部品より離脱させ、回
    転子軸に回転子の回転方向の力を印加する請求項3記載
    の小型モータ。
  9. 【請求項9】固定子に配設された軸受に回転子軸を挿入
    する時は、弾性部材の一部を弾性部材自身または弾性部
    材の保持部品に引っかけることにより、前記回転子軸に
    回転子の径方向の力を印加することなく挿入でき、その
    後にフレームの切り欠き部よりピンを挿入し弾性部材の
    一部を前記ピンで押すことにより、弾性部材の一部を弾
    性部材自身または弾性部材の保持部品より離脱させ、回
    転子軸に回転子の回転方向の力を印加する請求項5記載
    の小型モータ。
JP22662594A 1994-09-21 1994-09-21 小型モータ Pending JPH0898452A (ja)

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JP22662594A JPH0898452A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 小型モータ

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JP22662594A JPH0898452A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 小型モータ

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JPH0898452A true JPH0898452A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16848136

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JP22662594A Pending JPH0898452A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 小型モータ

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JP (1) JPH0898452A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160582A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Nidec Sankyo Corp モータの側圧用焼結含油軸受およびその側圧用焼結含油軸受の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160582A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Nidec Sankyo Corp モータの側圧用焼結含油軸受およびその側圧用焼結含油軸受の製造方法

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