JPH089794Y2 - Icメモリカード及びicカード着脱装置 - Google Patents

Icメモリカード及びicカード着脱装置

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JPH089794Y2
JPH089794Y2 JP5126491U JP5126491U JPH089794Y2 JP H089794 Y2 JPH089794 Y2 JP H089794Y2 JP 5126491 U JP5126491 U JP 5126491U JP 5126491 U JP5126491 U JP 5126491U JP H089794 Y2 JPH089794 Y2 JP H089794Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はICメモリカード及びI
Cカード着脱装置に係り、特にIDカード、クレジット
カード等に利用されているCPUを内蔵したICカード
あるいはメモリ集積回路を内蔵したICメモリカード等
のデータ書き込み及びデータ読み出し装置に使用される
ICメモリカード及びICカード着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記メモリカード(以下単に「カ
ード」と称す。)のデータ書き込み及びデータ読み出し
装置に使用されるICメモリカード及びICカード着脱
装置は、一般にカードが所定の挿入スリットに挿入され
るとそのカードの先端部に設けられている入出力端子が
ICメモリカード及びICカード着脱装置に設けられて
いるコネクタに挿入、接続されると共にカードを排出す
るエジェクトレバーが押し込まれて排出待機位置でロッ
クされ、一連のデータ書き込み及びデータ読み出し操作
が終了し終了処理が終わった後、外部からの押しボタン
の操作により、あるいは自動的にカードがコネクタから
抜き出され、カード挿入スリットから排出される構成と
なっているものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに上記の従来の
ICメモリカード及びICカード着脱装置では、前記の
一連のデータ書き込み及びデータ読み出し操作実行途中
に誤って外部から押しボタン等の操作によりカードが排
出された場合、例えばカードに書き込まれたデータファ
イルの構成が不完全なものとなりその後の上記データフ
ァイルの読み出しができなくなる等の課題があった。
又、仮に装置の電源スイッチをオフとした場合であって
も上記カードを装着することが可能であると、操作者は
この時点では装置が電源オフの状態であることに気が付
かず電源スイッチをオンとせずにそのまま装置に対して
操作を続行しようとすることが考えられ、問題であっ
た。
【0004】本考案は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、前記の一連のデータ書き込み及びデータ読み出
し操作実行中に誤ってカードの排出がなされないような
ICメモリカード及びICカード着脱装置を提供するこ
とを目的とする。更に又、電源スイッチがオフの状態で
は装置へのカードの装着ができないようなICメモリカ
ード及びICカード着脱装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、少なくともカ
ードが装着されるガイドフレームと、該カードが該ガイ
ドフレームに装着されたときに該カードの入出力端子に
接続されるコネクタと、装置の電源をオン・オフする電
源スイッチと、を具備するICメモリカード及びICカ
ード着脱装置において、上記カードに対する外部からの
データ書き込み及びデータ読み出し操作実行中には、上
記ガイドフレームに装着された上記カードの排出を禁止
し、 上記電源スイッチがオンであって上記カードに対す
る外部からのデータ書き込み及びデータ読み出し操作が
行われていない時には、上記ガイドフレームに装着され
た上記カードの排出を許容し、 上記電源スイッチがオフ
の時には上記ガイドフレームへの上記カードの装着を禁
止する 構成のローディングロック機構を設けたことを特
徴とする構成である。
【0006】又、上記ローディングロック機構は、 上記
ガイドフレームに挿入される途中の上記カードに当接す
る第1の位置と、挿入される途中の上記カードに当接し
ない第2の位置とを移動可能に設けられてなり、 第1の
位置に係止されて上記ガイドフレームに上記カードが装
着されることを禁止し、 第2の位置から第1の位置へと
移動することによって上記カードを排出するエジェクト
レバーと、 外部からの排出操作により該エジェクトレバ
ーに係合し、該エジェクトレバーを第1の位置へと移動
させて上記カードを排出させる操作バーと、 該操作バー
及びエジェクトレバーのうち少なくともいずれか一方に
設けられた第1及び第2のロック受け部と、 上記第1の
ロック受け部に係合して上記エジェクトレバーを上記第
1の位置に係止し又は上記第2のロック受け部に係合し
て上記エジェクトレバーを上記第2の位置に係止する係
合位置と上記ロック受け部に係合しない非係合位置とを
移動自在に設けられたロックレバーと、 該ロックレバー
を非係合位置に付勢する付勢手段と、 励磁されて、該ロ
ックレバーを係合位置に駆動するソレノイドと、 上記カ
ードに対するデータ書き込み及びデータ読み出し操作実
行中と、上記電源スイッチがオフの時には、上記ソレノ
イドを励磁する制御手段と、 よりなることを特徴とす
【0007】
【作用】本考案の請求項1では、ローディングロック機
構により、カードに対する外部からのデータ書き込み及
びデータ読み出し操作実行中は、ガイドフレームに装着
されたカードの排出が禁止される。又、このローディン
グロック機構によって電源スイッチがオフの時にガイド
フレームへの上記カードの装着が禁止される。
【0008】又、請求項2によれば、更にローディング
ロック機構にソレノイドを使用し、ソレノイドが励磁さ
れてロック状態とされ、励磁されていない時にロック解
除状態とされる構成である。
【0009】
【実施例】図1は、本考案の一実施例のICメモリカー
ド及びICカード着脱装置1の斜視図を示す。
【0010】なお、このICメモリカード及びICカー
ド着脱装置1は、実際は、IDカード、クレジットカー
ド等に利用されているCPUを内蔵したICカードある
いはメモリ集積回路を内蔵したICメモリカード(前記
カードに該当し、以下単に「カード」と称す。)のデー
タ書き込み及びデータ読み出し装置(図示せず。以下単
に「カード装置」と称す。)の内部構造の一部として組
み込まれており、図1はこのカード装置内の構成のう
ち、ICメモリカード及びICカード着脱装置1に係る
構成のみを抽出して示している。又、ここで図示しない
カード装置の他の構成は、ICメモリカード及びICカ
ード着脱装置1の後述するロック機構8に指令信号を与
える構成が追加されることを除き、従来のカード装置の
構成と同一である。
【0011】同図中、ICメモリカード及びICカード
着脱装置1は大略、カード10が装着されるガイドフレ
ーム2及びカードホルダ9、エジェクトレバー3及び操
作バー4よりなるエジェクト機構5、並びにロックレバ
ー6及び前記駆動機構に該当する電磁ソレノイド7より
なるロック機構8より構成されている。
【0012】ガイドフレーム2、カードホルダ9、エジ
ェクトレバー3、操作バー4及びロックレバー6は本実
施例の場合それぞれ一体の板金成型品である。
【0013】ガイドフレーム2は底板2cのカード10
の挿入方向に対して左右両側にカード10を保持するレ
ール2a、2bが形成され、更にレール2a、2bのそ
れぞれの上部にはカード10の横ズレ防止用に門型のフ
レーム2d、2eが形成されており、このフレーム2
d、2eのそれぞれの中央部は橋絡バー2fにより接続
されている。また、底板2cの表面にはカード10の入
出力端子10aが接続されるコネクタ2gが固着されて
いる。更にこのコネクタ2gの後方には後述するエジェ
クトレバー3を支承するピボット3aが設けられてい
る。なお、このガイドフレーム2はカード装置に固定さ
れている。
【0014】また、コネクタ2gには図示しない外部端
子(本実施例の場合68ピン)が設けられている。この
外部端子はコネクタ2gの下部に設けられ底板2cの該
当部分に設けられた貫通孔を貫通してカード装置の内部
回路に接続される構成か、あるいはコネクタ2gの後部
に設けられ一旦後方に突出された後下方に曲折されてカ
ード装置の内部回路に接続される構成とされている。こ
の接続によってカード10がコネクタ2gを介してカー
ド装置の内部回路に接続される。
【0015】次にエジェクト機構5のエジェクトレバー
3はピボット3aによりA及びBの方向に水平に回動自
在にカード装置に軸支されている。又、エジェクトレバ
ー3の一端部にはカード10がガイドフレーム2に装着
されたとき、カード10の挿入にともないカードの挿入
方向に移動される後述するカードホルダ9の押圧板9c
に当接する位置に当接片3bが設けられている。更にエ
ジェクトレバー3の他端部には後述の操作バー4の一端
が当接する押圧板3cが設けられている。
【0016】カードホルダ9はガイドフレーム2に対
し、カード10の挿入及び排出方向、即ち図中J、Kの
方向に移動自在に保持されている。このカードホルダ9
は、カード10の先端部と共にガイドフレーム2の底板
2c上を摺動する底板9eと、上板9fとが、カード1
0の先端の左右両端部分が当接する側板9a及び9bに
より接続された構成とされている。カード10が挿入さ
れたとき、カード10の先端部がこの上板9fと底板9
eとの間に挿入される構成である。この側板9a、9b
の間には前述のコネクタ2gが嵌入される切欠部9dが
設けられている。また、上板9fの、切欠部9dと隣接
している部分の中央部には押圧板9cが上方に突出して
設けられている。更に、底板9eの先端のカード10が
挿入される際に当接する部分は、カード10の挿入時に
カード10の先端が係止されることなく通過し、底板9
e状を摺動した後に側板9a、9bに当接するようにエ
ッジ形状とされている。
【0017】操作バー4は図示しない支承機構により、
C及びDの方向に水平に往復移動自在にカード装置に支
承されている。又、操作バー4の側面にはスプリング4
aの一端が固定されており、このスプリング4aの他端
はカード装置に固定され、よって操作バー4は常にこの
スプリング4aによりCの方向に引っ張り力を受けてい
る。又操作バー4の他端には押しボタン4bが取り付け
られており、この押しボタン4bの操作バー4に取り付
けられている側と逆側の端部はカード装置の外部に露出
されており、外部から操作可能になっている。
【0018】更に操作バー4には後述するロックレバー
6のロック板6bが係合する二つの前記ロック受け部に
該当するロックスリットが操作バー4の一端側から他端
側に4c、4dの順に形成されている。
【0019】次にロック機構8のロックレバー6はピボ
ット6aによりE及びFの方向に水平に回動自在にカー
ド装置に軸支されている。又ロックレバー6の一端には
操作バー4のロックスリット4c、4dに係合されるロ
ック板6bが形成されている。更にロックレバー6の他
端にはスプリング6cの一端が固定されこのスプリング
6cの他端はカード装置に固定されている。よってロッ
クレバー6は常にこのスプリング6cによりHの方向に
引っ張り力を受けている。
【0020】更に、ロックレバー6の他端と電磁ソレノ
イド7のプッシュロッド7aの先端とが軸7bにより水
平に回動自在に連結されている。又、電磁ソレノイド7
の励磁回路7cはスイッチ7dと電源7eとが直列回路
により後述されている。
【0021】電磁ソレノイド7は、励磁回路7cにより
電圧が印加されたときプッシュロッド7aをGの方向に
駆動する。
【0022】又、図示しないカード装置内の構成によ
り、カード10のデータ書き込み及びデータ読み出し操
作が実行されている間、又はカード装置の電源スイッチ
がオフの状態のときにスイッチ7dは閉合され、それ以
外のときは開放されている。
【0023】次に上記構成のICメモリカード及びIC
カード着脱装置1の動作について説明する。
【0024】まず、カード装置の電源スイッチがオンの
状態のとき、カード10をカード装置のカード挿入スリ
ット(図示せず。)からカード10を挿入する。このと
き電源スイッチがオンの状態で、カード10に対するデ
ータ書き込み及びデータ読み出し操作は行われていない
ので、前述の如くスイッチ7dは開放されている。
【0025】したがって電磁ソレノイド7は励磁されて
おらず、プッシュロッド7aは電磁ソレノイド7による
駆動力を受けていないので、ロックレバー6はスプリン
グ6cの前述の引っ張り力により、他端はHの方向に引
かれ、一端のロック板6bはFの方向に回動された位置
にあり即ち操作バー4のロックスリット4c、4dに係
合しておらず、したがって操作バー4はロック板6bに
よる拘束を受けておらず即ちロック解除の状態である。
【0026】又操作バー4はスプリング4aの前述の作
用によりCの方向に引かれ、エジェクトレバー3の押圧
板3cを押圧している。これによりエジェクトレバー3
はBの方向に回動され、当接片3bが前方に押し出さ
れ、これによりカードホルダ9がやはり前方に押し出さ
れている状態である。
【0027】この状態でカード10がカード装置のカー
ド挿入スリットに挿入されると、カード10はJの方向
に押されながらガイドフレーム2に挿入される。更にカ
ード10の先端部分がカードホルダ9に挿入され側板9
a、9bに当接し押圧することによりカードホルダ9が
カード10の挿入方向Jに押圧される。よってカードホ
ルダ9の押圧板9cにより当接片3bが押圧されエジェ
クトレバー3はAの方向に回動される。よって押圧板3
cは前方に押し出され操作バー4をDの方向に押し出
す。この操作バー4のD方向への移動により図示しない
スライド係止機構によりカード10は係止される。ま
た、カード10の先端部に設けられている入出力端子1
0aは、カードホルダ9の切欠部9dを介してガイドフ
レーム2の底板2c上のコネクタ2gに嵌入され接続さ
れる。これによりカード10の装着が完了する。なお上
記の操作バー4がDの方向に寄った状態では、操作バー
4のロックスリットのうち一端側の4cがロックレバー
6のロック板6bに対向する状態である。
【0028】この状態で前述のカード10に対するデー
タ書き込み及びデータ読み出し操作がなされる。よって
前述の如くスイッチ7dは閉合され、電磁ソレノイド7
が励磁されプッシュロッド7aがGの方向に駆動され
る。よってロックレバー6はEの方向に回動されロック
板6bが前述の如く対向している操作バー4のロックス
リット4cに係合し、操作バー4がこのロック板6bに
よりD方向に寄った状態で拘束されロック状態となる。
【0029】したがってこのデータ書き込み及びデータ
読み出し操作実行中に外部から誤って押しボタン4bを
押すことによりカード10の排出操作をおこなおうとし
ても、上述のロック状態により押しボタン4bを押すこ
とができず排出操作ができない。よって誤操作が防止さ
れる。
【0030】次に上記のデータ書き込み及びデータ読み
出し操作が終了したとき、前述の如くスイッチ7dは開
放状態となる。したがって電磁ソレノイド7の励磁が解
け、プッシュロッド7aは駆動力を受けなくなり、スプ
リング6cの作用によりロックレバー6はFの方向に回
動され、ロック板6bが操作バー4のロックスリット4
cから外され、よってロック状態が解除される。
【0031】この状態でカード10を抜き出す場合、上
記の如く操作バー4のロック状態は解除されているので
押しボタン4bを押すことが可能となり、押しボタン4
bをCの方向に押すことにより操作バー4がC方向に移
動され、この操作バー4の移動により図示しない前述の
スライド形状機構によりカード10に対する係止が外さ
れる。又、操作バー4のC方向への移動により押圧板3
cが押圧され、よってエジェクトレバー3がカード10
の装着時とは逆方向のBの方向に回動され、したがって
当接片3bが前方に押し出される。これによりカードホ
ルダ9の押圧板9cが押圧され、よって側板9a、9b
がカード10の排出方向に押し出され、したがってカー
ド10はカードホルダ9の側板9a、9bによりKの方
向に押し出され、同時にカード10の入出力端子10a
はコネクタ2gから離間され、カード10はカード装置
のカード挿入スリットから排出される。
【0032】なおこのとき、操作バー4は押しボタン4
bが押圧状態から開放された後もスプリング4aの前述
の引っ張り力によりC方向に移動したままの状態が維持
される。この状態は操作バー4の他端側のロックスリッ
ト4dがロックレバー6のロック板6bに対向した状態
である。
【0033】又、例えばカード装置のメンテナンスをし
ようとする場合等に、カード10を排出した状態でカー
ド装置の電源スイッチをオフの状態にしたときは、前述
の如くスイッチ7dが閉合され、電磁ソレノイド7が励
磁され、操作バー4はカード10を排出した状態、即ち
C方向に寄った状態でロック板6bが前述の如くロック
板6bが対向しているロックスリット4dに係合するこ
とによりロックされる。なおこの状態は、操作バー4が
D方向に寄った状態、即ちエジェクトレバー3がB方向
に回動され、当接片3bが前方に押し出された状態での
ロック状態である。
【0034】したがってこの状態では、カードをカード
装置のカード挿入スリットに挿入しようとしても、当接
片3bが前方に押し出されていることによりカードホル
ダ9が前方に押し出されているためカードの先端がカー
ドホルダ9の側板9a、9bに当接し、カードは途中ま
でしか挿入できない。よって操作者はカード装置が動作
状態でないことを認識することができる。又、例えばカ
ード装置のメンテナンスの最中にカードが挿入されるこ
とによりメンテナンス作業に支障がきたされるというト
ラブルが防止される。
【0035】又、操作中に例えば停電等により全電源が
遮断されたときは、電磁ソレノイド7の電源7eも遮断
されるため、電磁ソレノイド7は励磁されず、したがっ
て操作バー4はロック状態が解除された状態となり、前
述のデータ書き込み及びデータ読み出し操作が完了した
ときと同様に押しボタン4bを押すことによりカードを
排出されることが可能である。
【0036】なお、本実施例の場合ロック機構8のロッ
クレバー6の駆動機構は電磁ソレノイド7による構成と
しているが、電磁ソレノイドに限らず、例えばモータ及
びカムの組み合わせ等による構成としてもよい。
【0037】又、本実施例の場合、前記ロック受け部に
該当するロック溝4c、4dを操作バー4に設けたが、
このロック溝4c、4dをエジェクトレバー3に設ける
構成としてもよいし、或いは操作バー4及びエジェクト
レバー3の双方にこのロック溝を設ける構成としてもよ
い。
【0038】更に前記ロック受け部に該当する構成は、
本実施例のロック溝に限らず、例えば突起を形成する等
による構成としてもよいことはいうまでもない。
【0039】又、操作バー4の操作即ち排出操作は、本
実施例の場合押しボタン4bによる直接の操作とした
が、他に押しボタンスイッチ等により一旦電気信号に変
換し、電気回路を介してあらためて電磁ソレノイドの励
磁等により操作バー4を駆動する構成としてもよい。な
お、その場合でも押しボタン4bによる直接の排出操作
の場合と同様に、ロック機構8によるロック状態のとき
は、操作バー4が拘束されることにより、上述の如く電
気回路を介した電磁ソレノイドの励磁等によっても、操
作バー4の操作即ち排出操作ができなくなることはいう
までもない。
【0040】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば、カードに対
するデータ書き込み及びデータ読み出し操作実行中には
ローディングロック機構の機能によってカードの排出操
作ができなくなることにより、カードに対するデータ書
き込み及びデータ読み出し操作実行中に誤ってカードが
排出されることにより例えばカードに書き込まれたデー
タファイルの構成が不完全なものとなりその後の上記デ
ータファイルの読み出しができなくなる等の問題の発生
を未然に防ぐことができる。又、更にこのローディング
ロック機構の機能によって電源オフ時にカードを装着し
ようとしてもカードを装着させることができない。よっ
て、操作者はカード装置が電源オンであるかオフである
かを簡単に認識できる。又、例えばカード装置のメンテ
ナンスの最中にカードが挿入されることによりメンテナ
ンス作業に支障がきたされるというトラブルが防止でき
る。
【0041】更に又、カードを挿入した状態で装置に何
らかのトラブルが起こってしまって通常の操作が受け付
けられないような状態となった場合でも、ソレノイドを
励磁する電源を含む装置の全電源を遮断することによっ
て、電源スイッチのオン・オフに係わらずローディング
ロック機構によるロックは解除されるので、カードを排
出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のICメモリカード及びIC
カード着脱装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ICメモリカード及びICカード着脱装置 2 ガイドフレーム 2g コネクタ 3 エジェクトレバー 4 操作バー 4c、4d ロックスリット(ロック受け部) 5 エジェクト機構 6 ロックレバー 7 電磁ソレノイド(駆動機構) 8 ロック機構 9 カードホルダ 10 カード 10a 入出力端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともカードが装着されるガイドフ
    レームと、 該カードが該ガイドフレームに装着されたときに該カー
    ドの入出力端子に接続されるコネクタと、装置の電源をオン・オフする電源スイッチと、 を具備するICメモリカード及びICカード着脱装置に
    おいて、上記 カードに対する外部からのデータ書き込み及びデー
    タ読み出し操作実行中には、上記ガイドフレームに装着
    された上記カードの排出を禁止し、 上記電源スイッチがオンであって上記カードに対する外
    部からのデータ書き込み及びデータ読み出し操作が行わ
    れていない時には、上記ガイドフレームに装着された上
    記カードの排出を許容し、 上記電源スイッチがオフの時には上記ガイドフレームへ
    の上記カードの装着を禁止する 構成のローディングロッ
    ク機構を設けたことを特徴とする ICメモリカード及び
    ICカード着脱装置。
  2. 【請求項2】 上記ローディングロック機構は、 上記ガイドフレームに挿入される途中の上記カードに当
    接する第1の位置と、挿入される途中の上記カードに当
    接しない第2の位置とを移動可能に設けられてなり、 第1の位置に係止されて上記ガイドフレームに上記カー
    ドが装着されることを禁止し、 第2の位置から第1の位置へと移動することによって上
    記カードを排出するエジェクトレバーと、 外部からの排出操作により該エジェクトレバーに係合
    し、該エジェクトレバーを第1の位置へと移動させて上
    記カードを排出させる操作バーと、 該操作バー及びエジェクトレバーのうち少なくともいず
    れか一方に設けられた第1及び第2のロック受け部と、 上記第1のロック受け部に係合して上記エジェクトレバ
    ーを上記第1の位置に係止し又は上記第2のロック受け
    部に係合して上記エジェクトレバーを上記第2 の位置に
    係止する係合位置と上記ロック受け部に係合しない非係
    合位置とを移動自在に設けられたロックレバーと、 該ロックレバーを非係合位置に付勢する付勢手段と、 励磁されて、該ロックレバーを係合位置に駆動するソレ
    ノイドと、 上記カードに対するデータ書き込み及びデータ読み出し
    操作実行中と、上記電源スイッチがオフの時には、上記
    ソレノイドを励磁する制御手段と、 よりなることを特徴とする 請求項1記載のICメモリカ
    ード及びICカード着脱装置。
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