JPH0823878B2 - カード書込み・読出し装置 - Google Patents

カード書込み・読出し装置

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JPH0823878B2
JPH0823878B2 JP63098765A JP9876588A JPH0823878B2 JP H0823878 B2 JPH0823878 B2 JP H0823878B2 JP 63098765 A JP63098765 A JP 63098765A JP 9876588 A JP9876588 A JP 9876588A JP H0823878 B2 JPH0823878 B2 JP H0823878B2
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誠 清水
博 小西
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0013Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
    • G06K7/0021Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers for reading/sensing record carriers having surface contacts

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばICカードのように表面に電極を備え
たカードに対し情報の書込み、読出しを実行するカード
書込み・読出し装置に関し、特にカード装填機構及びカ
ード装填に連動する電極端子の接離機構に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来より、この種のカード書込み・読出し装置として
は種々の提案があり、例えば以下に(1)〜(5)とし
て示すようなものがある。
(1) 特開昭55-95280に開示されたものであり、カー
ド挿入口を有する箱体と、この箱体内の案内軌道上を摺
動して回動するよう備えられたロッカーとを有し、カー
ド挿入口に挿入されたカードの先端がロッカーの突出片
を押すことにより、箱体内の天井の稜線部分でロッカー
を回動させ、カード電極部とロッカーの電極端子とを接
触させている。
(2) 実開昭59-25698に開示されたものであり、2つ
の突片を備え、装置本体に回動可能に取付けられた回動
レバーを有し、この回動レバーの一方の突片に電極端子
を有し、挿入されたカードの先端が他方の突片を押すこ
とにより、回動レバーを回動させてカード電極部に回動
レバーの電極端子を接触させている。
(3) 特開昭60-207985に開示されたものであり、カ
ードを押し戻す方向(排出方向)に付勢するばねと、カ
ードの挿入時にその先端に押されて移動する押戻し部材
と、この押戻し部材に設けられたカム部材によりカード
と接離可能に支持された接点保持体とを有し、カード挿
入時に接点保持体の接点をカード電極部に接触させてい
る。
(4) 実開昭60-131069に開示されたものであり、カ
ード挿入口からカードが挿入され、カード電極部に装置
側接触子が接触できる最適位置にカードが到達したこと
を検出するセンサと、このセンサでカードが最適位置に
到達したことを検出したときにソレノイドにより接触子
を移動させカードを上下から押圧挾持して固定する。
(5) 特開昭61-16386に開示されたものであり、カー
ドの挿入によりカード排出力を蓄積する弾性部材と、カ
ードの移動に連動してカード電極部に電極端子を接離さ
せるコンタクト部材と、カード電極部と電極端子とを接
触させた状態でロック手段とを有し、このロック手段を
カードの挿入が所定の装置位置近傍に達したことを検知
するセンサと、制御レバーの係止が外されることにより
装着されたカードの後端が拘止される機構と、センサが
カードを検知したときに動作して上記制御レバーの係止
を外すソレノイドとにより構成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記(1)〜(5)の構成において
は、次に示すような問題がある。
先ず、上記(1)〜(3)及び(5)の場合には、い
ずれもカードの挿入力により、カード電極部と電極端子
の接触動作を実行させるか又はカードの排出力を得るた
めにばねにエネルギを蓄積させているので、カードの挿
入に大きな力が必要になり、このため操作性が悪いとと
いう問題があった。特に、両面に電極部を有するカード
の場合には挿入力が非常に大きくなる問題があった。
また、上記(4)及び(5)の場合には、カードが最
適位置に挿入されたことをセンサで検出し、ソレノイド
を働かせカードを保持しているが、斯かる方式ではセン
サがカードを検出してからソレノイドが動作して、電極
端子がカード電極部に接触するまでに時間がかかり、こ
の間にカードが動いて適切な位置に保持されなくなるこ
とがある。このため電極間の確実な接触が保障されない
という問題があった。
そこで、本発明は上記したような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、軽い力でカードを挿入でき、操作性がよく両面に電
極部を有するカードの使用を可能にすると共に、カード
の正確な位置決めと確実な保持を可能とするカード書込
み・読出し装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るカード書込み・読出し装置は、カード挿
入口を備えたフレームと、カードに設けられた電極部に
対応して配置された電極端子を備え、この電極端子をカ
ードの電極部に接離させる接離手段とを有するものであ
って、上記接離手段が、上記フレームに取付けられた支
軸を中心に回動可能に備えられ、上記電極端子を備えた
コンタクト部材と、少なくとも2箇所の突片を有し、一
方の突片に上記フレーム内に挿入されるカードの先端が
押付けられたときに、他方の突片が上記コンタクト部材
を上記カード側に付勢して上記電極端子をカードの電極
部に接触させるレバー部材と、上記コンタクト部材を上
記カードから離間させる方向に付勢するスプリングとを
有し、上記コンタクト部材の支軸から上記レバー部材の
他の突片が上記コンタクト部材を上記カード側に付勢す
る力の作用点までの距離をL1とし、上記コンタクト部材
の支軸から上記コンタクト部材の電極端子が上記カード
から受ける合力の作用点までの距離をL2としたときに
L1>L2 の関係を有することを特徴としている。
また、他のカード書込み・読出し装置は、カード挿入
口を備えたフレームと、カードに設けられた電極部に対
応して配置された電極端子を備え、この電極端子をカー
ドの電極部に接離させる接離手段と上記フレームに備え
られ、上記フレーム内に挿入されたカードを所定の位置
に保持するカード保持手段とを有するものであって、上
記接離手段が、上記フレームに取付けられた支軸を中心
に回動可能に備えられ、上記電極端子を備えたコンタク
ト部材と、少なくとも2箇所の突片を有し、一方の突片
に上記フレーム内に挿入されるカードの先端が押付けら
れたときに、他方の突片が上記コンタクト部材を上記カ
ード側に付勢して上記電極端子をカードの電極部に接触
させるレバー部材と、上記コンタクト部材を上記カード
から離間させる方向に付勢する第1のスプリングとを有
すると共に、上記カード保持手段が、上記フレームに取
付けられた支軸(13)を中心に回動可能に備えられ、カ
ードの後端(C3)に当接する当接部(31a)を有し、カ
ードが上記フレーム内に挿入され、上記レバー部材(2
5,26)の一方の突片(25c,26c)に上記フレーム内に挿
入されるカードの先端(C2)が押付けられたときに、第
2のスプリング(33)の付勢により回動してカードの後
端(C3)に上記当接部(31a)を当接させるロックレバ
ー(31)と、上記当接部(31a)がカード後端(C3)に
当接したときに、上記ロックレバー(31)の回動を規制
するストッパ部材(35)とを有し、カードにより上記当
接部(31a)に排出方向の力(Fb)が加わると、この排
出方向の力(Fb)は、ロックレバー(31)の支軸(13)
とカードの後端(C3)とを結ぶ方向の分力(f1)と、こ
の分力(f1)に直角な方向の分力(f2)とに分解され、
上記分力(f2)が上記ロックレバー(31)の上記当接部
(31a)を上記ストッパ部材(35)に押し付ける方向の
力となるように構成したことを特徴としている。
〔作用〕
本発明においては、カードがカード挿入口からフレー
ム内に挿入されたときに、カードの先端部がフレームに
回動可能に備えられたレバー部材の一方の突片に押付け
られ、レバー部材の他方の突片はコンタクト部材をカー
ド側に付勢する。このレバー部材による付勢力が、コン
タクト部材をカードから離間させる方向に付勢するスプ
リングの付勢力より大いとき、即ちカードがフレームの
十分奥まで挿入されたときに、フレームが回動可能に備
えられたコンタクト部材はカード側に回動し、その電極
端子をカードの電極部に接触させる。
また、コンタクト部材の支軸からレバー部材の他の突
片がコンタクト部材をカード側に付勢する力の作用点ま
での距離L1を、コンタクト部材の支軸からコンタクト部
材の電極端子がカードから受ける合力の作用点までの距
離L2より大きくしている場合には、小さなカード挿入力
によって、スプリングの付勢力に抗してコンタクト部材
をカード側に回動させることができる。
さらにまた、保持手段として、カードがフレーム内に
挿入され、レバー部材の一方の突片にカードの先端が押
付けられたときに、回動してカードの後端に当接部を当
接させるロックレバーと、当接部がカード後端に当接し
たときに、ロックレバーの回動を規制するストッパ部材
とを有し、カードにより当接部に排出方向の力が加わる
と、この排出方向の力の一部が当接部をストッパ部材に
押し付ける方向の力となるように構成した場合には、カ
ードが挿入されているときに、カードを排出方向に誤っ
て引張ったとしても、ロックレバーはストッパ部材を押
す方向に回動しようとするので、ロックレバーは回動せ
ず、誤ってカードが排出されることはない。
〔実施例〕
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るカード書込み・読出し装置の一
実施例としてのICカード書込み・読出し装置を示す分解
斜視図、第2図はICカード(以下、単にカードと言う)
を挿入する途中の状態を示す動作説明図、第3図はカー
ドが装置内に装着された状態を示す動作説明図である。
図において、10はフレーム、11はフレーム10を構成す
るフロントパネル、12はフレーム10の下蓋を兼ねる基
板、12a及び12bはフレーム10の内面に取付けられるカー
ドガイドである。
また、21及び22はコンタクト部材としてのコンタクト
レバー、23及び24はコンタクト部材21,22に備えられた
コンタクト、23a及び24aはコンタクト23,24に備えられ
た電極端子としての接触子、25及び26はレバー部材とし
てのトランスファレバー、27はコンタクトレバー21,22
を互いに離間方向に付勢するスプリングであり、以上で
カードCの電極部C1にコンタクト23,24の接触子23a,24a
を接離させる接離手段20を大略構成している。
さらに、31はロックレバー、32はプランジャマグネッ
ト、32aはプランジャマグネット32のアーマチュア、33
はアーマチュア32aの外周に備えられたスプリング(保
持スプリング)あり、以上でフレーム10に挿入されたカ
ードCを所定位置に保持するカード保持手段30を大略構
成している。尚、34はロックレバー31の位置を検知する
センサであり、35はロックレバー31の回動を規制するス
トッパ部材である。
次に、上記構成を個々に説明する。
先ず、フレーム10に関して説明すると、フレーム10
は、その一方の端部にフロントパネル11を、その反対側
の端部に軸受部10aと溝10cを、さらにその中央部に軸受
部10bを有している。ここで、フレーム10上部の軸受部1
0aと軸受部10bの間の部分には、略長方形の開口部10dが
形成されている。また、フレーム10の下方底部には基板
12が取付けられる。尚、10fはロックレバー31の逃げ穴
である。
ここで、上記フロントパネル11にはカードCの幅と厚
さに対応した大きさのカード挿入口11aが設けてある。
このカード挿入口11aの上部のフロントパネル11上面に
は切り込みが形成されていると共に、カード挿入口11a
の下部のフロントパネル前面にも切り込みが形成されて
おり、カードCが挿入され所定の位置に装着された状態
においてもカードCを指でつまむことができるように構
成されている。
次に、接離手段20について説明する。
接離手段20を構成するコンタクトレバー21は平面形状
が略コ字状であり、フレーム10の軸受部10bに備えられ
た回動支点軸13を中心にして回動可能に取り付けられて
いる。また、コンタクトレバー21にはカード挿入方向に
延びたコンタクト23が取付けられており、このコンタク
ト23の先端部にはコンタクトレバー21をカードCから離
間させる方向(第2図において時計方向)に付勢力を作
用させるスプリング27が取付けられている。また、コン
タクトレバー21の下方には同様な形状を有し、フレーム
10内の図示しない軸受に対して回動支点軸14を中心に回
動可能に取り付けられたコンタクトレバー22がコンタク
トレバー21に対向して備えられている。コンタクトレバ
ー22にはカード挿入方向に延びたコンタクト24が取付け
られており、スプリング27はコンタクト24の先端部にコ
ンタクトレバー22をカードCから離間させる方向(第2
図において反時計方向)の付勢力を作用させる。こうし
て、本実施例は両面に電極部を有するカードCに適用で
きる構成とされている。
また、接離手段20を構成するトランスファレバー25
は、第2図に示されるように、フレーム10の軸受部10a
に備えられた回動支点軸15を中心にして回動可能に取付
けられている。このトランスファレバー25には第1突片
25a,第2突片25b及び第3突片25cが設けられており、第
1突片25aはコンタクトレバー21の上面に接触してい
る。また、第2突片25bはフレーム10の溝10cにガイドさ
れトランスファレバー25の軸方向の位置を決めている。
第3突片25cはカード挿入経路の最も奥であって、カー
ドCが挿入されたときにカードCの先端部C2と当接する
位置にある。さらに、トランスファレバー25に対向する
位置には、図示しない軸受に備えられた回動支点軸16を
中心にして回動可能なトランスファレバー26が備えら
れ、このトランスファレバー26も第1突片26a,第2突片
26b及び第3突片26cを有し、第1突片26aをコンタクト
レバー22の下面に接触させている。また、第2突片26b
及び第3突片26cはトランスファレバー25の場合と同様
の機能を果たす。
さらにまた、スプリング27はコンタクトレバー21を時
計方向(図で上方)に付勢しており、コンタクトレバー
22を反時計方向(図で下方)に付勢している。従って、
カードCが挿入されていない状態では、このスプリング
27の付勢力によりコンタクトレバー21と22は離間され、
電極端子23aと24aとの間にカードCの厚さより十分大き
い間隙が形成される。このとき、トランスファレバー25
の第2突片25bはフレーム10の溝10cの底部に当接してい
る。また、トランスファレバー26についても同様(図示
せず)である。
次に、カード保持手段30について説明する。
まず、カード保持手段30を構成するロックレバー31は
コンタクトレバー21と同一の回動支点軸13に回動自在に
支持されており第1突片31a,第2突片31b,第3突片31c
及び第4突片31dが設けられている。第1突片31aはその
先端を上方に折り曲げており、挿入されたカードの後端
を係止する役目を果たす。第2突片31bは回動支点軸13
の下方に伸びその先端部にはU字型溝31fが形成され、
このU字型溝31fにはプランジャマグネット32のアーマ
チュア32aに備えられたピン32bが遊嵌されている。第3
突片31cはその先端部がコンタクトレバー21側に曲げら
れており、コンタクトレバー21と係合している。従っ
て、コンタクトレバ21が時計方向に回動するとロックレ
バー25も時計方向に回動するようになっている。第4突
片31dはロックレバー31の中央部下方に延び、ロックレ
バー31の回動動作に伴いセンサ34に備えられた発光部と
受光部との間に出入りし、遮蔽板として機能する。
アーマチュア32aにはスプリング33が取付けられ、こ
のスプリング33はロックレバー31の第2突片31bを第2
図で反時計方向に付勢している。従って、スプリング33
はロックレバー31を常に反時計方向に付勢していること
となる。
上記構成を有する本実施例は次のように動作する。
先ず、カードC挿入前の初期状態を第2図に基づずい
て説明する。第2図ではカードCが途中まで挿入されて
いるが、カードC未挿入状態と同じである。
即ち、この初期状態では、コンタクトレバー21はスプ
リング27によって時計方向に回動された状態にあり、コ
ンタクトレバー22はスプリング27によって反時計方向に
回動された状態にあり、コンタクトレバー21のコンタク
ト23とコンタクトレバー22のコンタクト24との間には、
カードCを挿入するのに十分な大きさの間隙が確保され
ている。
また、ロックレバー31は、その第3突片31cとコンタ
クトレバー21との係合により、コンタクトレバー21と同
様に時計方向に回動された位置にあり、ロックレバー31
の第1突片31a(カード係止部)はカードCの挿入経路
より下に位置する。また、ロックレバー31の第4突片31
dは、センサ34の外にある。
トランスファレバー25は、その第1突片25aとコンタ
クトレバー21との係合により、反時計方向に回動し、第
2突片25bをフレーム10の溝10cの底部に当接させ、第3
突片25cをカード挿入口側につき出した状態にあり、ト
ランスファレバー26は、その第1突片26aとコンタクト
レバー22との係合により、時計方向に回動し、第2突片
26bをフレーム10の溝の底部に当接させ第3突片26cをカ
ード挿入口側に突き出した状態にある。
次に、上記初期状態からカードCが挿入されたときの
動作を説明する。
先ず、カードCはフロントパネル11のカード挿入口11
aから、カードガイド12a,12b(第2図には図示せず)に
案内される所定の経路で挿入される。即ち、カードCは
ロックレバー31の第1突片31a上を通り、コンタクト23
とコンタクト24との間(I方向)に挿入される。カード
Cが所定の装着位置近くまで奥に押し込まれると、カー
ドCの先端C2がトランスファレバー25,26の第3突片25
c,26cに当接する。すると、トランスファレバー25は時
計方向に回動して、その第1突片25aがコンタクトレバ
ー21をスプリング27に抗しながら反時計方向に回動させ
る。同時に、トランスファレバー26は反時計方向に回動
して、その第1突片26aがコンタクトレバー22をスプリ
ング27に抗しながら時計方向に回動させる。よって、接
触子23a,24aがカードCの電極部に接触し、さらに挿入
されるとカードCの先端部C2がフレーム10のストッパ10
eに当接してこれ以上の挿入は阻止される。
カードCがその先端部C2をストッパ10eに当接させる
位置になると、カードCの後端部C3はロックレバー31の
第1突片31a上の位置より外れ、これと同時にスプリン
グ33によって反時計方向に付勢されたロックレバー31が
反時計方向に回動し、第3図に示されるように、カード
Cの後端C3を拘止する。この拘止状態においては、第3
図に示されるように、コンタクトレバー21に、スプリン
グ27により上方向に作用する力F3と、コンタクト23の接
触子23a自体の弾性力により上方向に作用する反力F2と
の和、すなわち、力F3+F2が加わる。また、この拘止状
態においては、第3図に示されるように、コンタクトレ
バー21には、トランスファーレバー25の第1突片25aに
よって、下方向に作用する力F1が加わる。
このとき、第3図に示すように、スプリング27による
力F3とコンタクト23の接触子23aの反力F2の和はトラン
スファレバー25を介してカードCに排出力Fbを与える。
この排出力Fbはロックレバー31の回動支点軸13とカード
Cの後端C3とロックレバ31の第1突片31aとの接点を結
んだ方向の分力f1とそれに直角な方向の分力f2に分解さ
れ、このうち分力f2はロックレバー31を反時計方向に回
動させるモーメントとなり、これによってカードCを確
実に保持できる。よって、この拘止状態ではカードCを
抜き取る方向に力を作用させても、この力はロックレバ
ー31をカードロック方向に回動させるよう作用するた
め、カードCを抜き取ることはできず、読取りまたは書
取り途中に誤って引き出してしまうことはない。
ところで、本実施例では、カードCの後端C3とロック
レバー31の第1突片31aとの間に若干の隙間を設ける態
様もある。すると、カードCをフレーム10のストッパ10
eに当接するまで押込んだ後、手を離したときにカード
Cはスプリング27による及びコンタクト23の接触子23a
自体の弾性力による排出力Fbによって僅かに後退する。
この後退動作は、カードCの電極部と接触子とを接触状
態で横方向に相対移動であるので、両者が摺擦されるセ
ルフクリーニング作用が生じて両者の接触は良好なもの
となる。
この状態では、ロックレバー31はフレーム10に備えら
れたリミッタ35に当接するまで反時計方向に回動し、第
4突片である遮蔽板31dがセンサ34の検出位置に移動し
て、センサ34のスイッチが切替わる。これにより書込み
・読出し動作を開始する。
カードCの書込み・読出しが終了し、使用者によりキ
ーボードからカードCの取出し信号が入力されると、プ
ランジャマグネット32が励磁しアーマチュア32aを右か
ら左に吸引し、ピン32bによって連結されたロックレバ
ー31の第2突片31bを吸引し、ロックレバー31を時計方
向に回動させる。すると、ロックレバー31の第1突片31
aの先端とカードCの後端部C3の係止が外れ、カードC
はスプリング27による排出力Fbによって図で左から右に
排出される。
なお、カードCをセットした後、これを手動によって
取出す必要が生じた場合には、フロントパネル11のカー
ド挿入口11aよりロックレバー31の第1突片31aの先端を
下方に操作してロックレバー31を時計方向に回動させれ
ば良いが、誤動作により排出されないように通常はロッ
ク機構(図示せず)が設けられている。
さらに、上記実施例において、仮にトランスファレバ
ー25の第1突片25aと第3突片25cの回動支点軸15から力
の作用点までの長さを同じにすると、第1突片25aがコ
ンタクトレバー21を下方に付勢する力F1とカードC挿入
に要する力Faは同じ大きさになる(Fa=F1)。ここで、
コンタクトレバー21の回動支点からトランスファレバー
25がコンタクトレバー21をカードC側に付勢する力F1の
作用点までの距離をL1とし、コンタクトレバー21の回動
支点から電極端子23aがカードCから受ける合力F2の作
用点までの距離をL2とし、コンタクトレバー21の回動支
点からスプリング27による力F3の作用点までの距離をL3
としたときには、 F1×L1=F3×L3+F2×L2 の関係を有し、Fa=F1より Fa=F1 =(F3×L3+F2×L2)/L1 となるが、F3×L3は単にコンタクトレバーをリセットさ
せるだけであり、F2×L2に比べて非常に小さい。
よって、L1>L2の関係を確保すれば、挿入力Faは一層
小さくなり、カード挿入が一層容易になる。
また、上記実施例においては、ソレノイドなどのよう
な電気的手段を使用しない自動ロック機構を採用してい
るので、ソレノイドの吸引動作に要する時間遅れがな
く、ロックレバー31の支点位置を選ぶことによりカード
Cの排出力をロックレバー31を保持する方向に働かせる
ことができる。よって、カードCの正確な位置決めがで
きるばかりでなく、カードCとロックレバー31との自動
ロック作用(排出力がカードロック方向に働く)によっ
て読取り・書込み中に生じやすいカードの排出事故を未
然に防ぐことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、カード挿入が
軽く行え扱いが容易になる。また、ソレノイドのような
電気的手段を使用しないロック機構を採用しているの
で、ソレノイドの吸引動作に要する時間遅れがない。さ
らに、ロックレバーの支点位置と形状を選ぶことにより
カードの排出力をロックレバーを保持するように働かせ
ることができ、よって、カードの正確な位置決めが可能
となる。さらに、カードの排出力がカード保持方向に働
くので読取り・書込み中に生じやすいカードの排出事故
を未然に防止することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカード書込み・読出し装置の一実
施例を示す分解斜視図、 第2図はカードが挿入途中の状態を示す動作説明図、 第3図はカードが装置内に装着された状態を示す動作説
明図である。 10……フレーム、11……フロントパネル、12……基板、
20……接離手段、21,22……コンタクトレバー(コンタ
クト部材)、23,24……コンタクト、23a,24a……電極端
子、25,26……トランスファレバー(レバー部材)、27
……スプリング、30……カード保持手段、31……ロック
レバー、32……プランジャマグネット、32a……アーマ
チュア、33……スプリング(保持スプリング)、C……
カード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード挿入口を備えたフレームと、 カードに設けられた電極部に対応して配置された電極端
    子を備え、この電極端子をカードの電極部に接離させる
    接離手段と を有するカード書込み・読出し装置において、 上記接離手段が、 上記フレームに取付けられた支軸を中心に回動可能に備
    えられ、上記電極端子を備えたコンタクト部材と、 少なくとも2箇所の突片を有し、一方の突片に上記フレ
    ーム内に挿入されるカードの先端が押付けられたとき
    に、他方の突片が上記コンタクト部材を上記カード側に
    付勢して上記電極端子をカードの電極部に接触させるレ
    バー部材と、 上記コンタクト部材を上記カードから離間させる方向に
    付勢するスプリングとを有し、 上記コンタクト部材の支軸から上記レバー部材の他の突
    片が上記コンタクト部材を上記カード側に付勢する力の
    作用点までの距離をL1とし、上記コンタクト部材の支軸
    から上記コンタクト部材の電極端子が上記カードから受
    ける合力の作用点までの距離をL2としたときに L1>L2 の関係を有することを特徴とするカード書込み・読出し
    装置。
  2. 【請求項2】カード挿入口を備えたフレームと、 カードに設けられた電極部に対応して配置された電極端
    子を備え、この電極端子をカードの電極部に接離させる
    接離手段と 上記フレームに備えられ、上記フレーム内に挿入された
    カードを所定の位置に保持するカード保持手段と を有するカード書込み・読出し装置において、 上記接離手段が、 上記フレームに取付けられた支軸を中心に回動可能に備
    えられ、上記電極端子を備えたコンタクト部材と、 少なくとも2箇所の突片を有し、一方の突片に上記フレ
    ーム内に挿入されるカードの先端が押付けられたとき
    に、他方の突片が上記コンタクト部材を上記カード側に
    付勢して上記電極端子をカードの電極部に接触させるレ
    バー部材と、 上記コンタクト部材を上記カードから離間させる方向に
    付勢する第1のスプリングとを有すると共に、 上記カード保持手段が、 上記フレームに取付けられた支軸(13)を中心に回動可
    能に備えられ、カードの後端(C3)に当接する当接部
    (31a)を有し、カードが上記フレーム内に挿入され、
    上記レバー部材(25,26)の一方の突片(25c,26c)に上
    記フレーム内に挿入されるカードの先端(C2)が押付け
    られたときに、第2のスプリング(33)の付勢により回
    動してカードの後端(C3)に上記当接部(31a)を当接
    させるロックレバー(31)と、 上記当接部(31a)がカード後端(C3)に当接したとき
    に、上記ロックレバー(31)の回動を規制するストッパ
    部材(35)とを有し、 カードにより上記当接部(31a)に排出方向の力(Fb)
    が加わると、この排出方向の力(Fb)は、ロックレバー
    (31)の支軸(13)とカードの後端(C3)とを結ぶ方向
    の分力(f1)と、この分力(f1)に直角な方向の分力
    (f2)とに分解され、上記分力(f2)が上記ロックレバ
    ー(31)の上記当接部(31a)を上記ストッパ部材(3
    5)に押し付ける方向の力となるように構成した ことを特徴とするカード書込み・読出し装置。
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