JPH0891327A - スポット・テーピング装置 - Google Patents

スポット・テーピング装置

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JPH0891327A
JPH0891327A JP26123494A JP26123494A JPH0891327A JP H0891327 A JPH0891327 A JP H0891327A JP 26123494 A JP26123494 A JP 26123494A JP 26123494 A JP26123494 A JP 26123494A JP H0891327 A JPH0891327 A JP H0891327A
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JP
Japan
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work
adhesive tape
spot
roller
sheet
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JP26123494A
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Inventor
Kazuo Ochiai
和夫 落合
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Takata Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Takata Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 能率的に貼着作業を行い、しかも、粘着テー
プの先部をワークのシート端縁部に精度よく強固に貼着
させ、貼着を良好に行うスポット・テーピング装置を提
供する。 【構成】 ロール状に巻回されたワーク11を回転させ
る回転駆動機構12と、ワーク11のシート端縁部11
aに粘着テープ13を引き出してその先部を貼り付ける
貼着機構14と、切断刃39を有し貼着された粘着テー
プ13をその後部でカットする切断機構15と、これら
が取付けられた取付けフレーム23を進退する位置決め
手段18を有し、取付けフレーム23にはシート端縁部
11aを検出する検知手段63を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール巻きされたシー
ト状のワークを回転させながらシートの端縁部に粘着テ
ープを貼着することによって、シートが解けるのを防止
するスポット・テーピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール巻きされたシート状のワークのシ
ート端縁部に粘着テープを貼着して、シートのロール巻
きの解けを防止する方法として、従来、専ら手作業によ
る貼着作業が行われていた。これは、シートをロール状
に巻き取る巻き取り装置からロール状に巻き取られたワ
ークを、所定の装置、例えば、ワークをローラ上に載置
して自在に回動できる装置上に移送してその装置上で、
あるいは、前記巻き取り装置上で、ワークのシート端縁
部に、粘着テープを手作業によって貼り付けるという方
法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のスポット・テーピング方法では、人手によるため
に、非能率的で、労力を要するという問題点があり、さ
らに、貼着強度や貼付け位置にバラツキがあって品質も
悪いという問題点があった。本発明は、このような事情
に鑑みてなされたもので、能率的に貼着作業を行い、し
かも、粘着テープの先部をワークのシート端縁部に精度
よく強固に貼着できるスポット・テーピング装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のスポット・テーピング装置は、ロール巻きされた
シート状のワークを巻回方向に回転させる回転駆動機構
と、前記ワークのシート端縁部にロール状に巻かれた粘
着テープを引き出してその先部を貼り付ける貼着機構
と、切断刃を有し前記貼着された粘着テープをその後部
でカットする切断機構と、前記貼着機構及び切断機構を
取り付けた取付けフレームと、該取付けフレームを進退
及び傾動させて、前記貼着機構を前記ワークの所定位置
に位置決めする位置決め手段を備えてなるスポット・テ
ーピング装置であって、前記取付けフレームには前記ワ
ークのシート端縁部を検出する検知手段を備え、前記貼
着機構は、前記ワークの回転方向前部に弾性的に当接す
る主ローラ、及び該主ローラの手前にあって、貼着時に
前記ワークに前記粘着テープの先部を押圧する副ロー
ラ、及び該副ローラの手前に設けられた粘着テープの保
持ローラを有し、前記切断刃は、前記主ローラと副ロー
ラの中間位置に配置されている。請求項2記載のスポッ
ト・テーピング装置は、請求項1記載のスポット・テー
ピング装置において、前記検知手段が、シートの段差を
検出するレーザーセンサから構成されている。請求項3
記載のスポット・テーピング装置は、請求項1又は2記
載のスポット・テーピング装置において、前記ロール状
に巻かれた粘着テープには弛み防止手段が設けられてい
る。そして、請求項4記載のスポット・テーピング装置
は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスポット・テ
ーピング装置において、前記取付けフレームには、回転
する前記ワークの端縁部と、前記ワークとの間にエアを
吹き込むノズルが設けられている。
【0005】
【作用】請求項1〜4記載のスポット・テーピング装置
においては、取付けフレームを進退及び傾動させて、ロ
ール巻きされたワークを所定位置に配置し、回転方向前
部に弾性的に当接する主ローラによって、回転駆動機構
によって巻回方向に回転しているロール巻きされたシー
ト状のワークの外周面を検出して貼着機構と切断機構の
位置決めを行う。そして、巻回方向に回転している前記
ワークのシート端縁部を半径方向に突出させて下層の巻
かれたテープとの間に段差を形成させ、この段差を検知
手段によって検出してシート端縁部が貼着角度にあるこ
とを検出する。前記検知手段の信号によって、予め巻き
解かれて引き出された粘着テープの先部を、貼着機構を
構成する副ローラによって押圧してワークのシート端縁
部の回転方向前側に貼着し、更なるワークの回転によっ
て前記粘着テープが引き出されるので、該粘着テープが
前記シート端縁部を覆うことになる。適当のワークの回
転位置になったときに、前記切断機構を作動させること
によって引き出された粘着テープを切断して、該粘着テ
ープによるスポット・テーピングが完了する。そして、
切断された粘着テープの切断端部は前記副ローラの手前
に設けられた保持ローラによって保持され、垂れ落ちし
ないようになっている。特に、請求項2記載のスポット
・テーピング装置においては、レーザセンサでシート端
縁部の段差を正確に検出して、粘着テープを正確な位置
に精度よく貼着して、貼着力が強固に保持される。請求
項3記載のスポット・テーピング装置においては、粘着
テープの弛みが防止されて、粘着テープの切断及び貼着
が良好に行われる。また、請求項4記載のスポット・テ
ーピング装置においては、取付けフレームには、回転す
る前記ワークの端縁部と前記ワークと間にエアを吹き込
むノズルが設けられているので、これによってワークの
シート状端部が浮き上がり、シート端縁部を検知する段
差が大きくなり、測定精度が向上する。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係るスポット・
テーピング装置の全体側面図、図2は同部分拡大側面
図、図3は同部分拡大正面図、図4(A)はロール状の
ワークの斜視図、図4(B)は同側面図、図5は本発明
の一実施例に係るスポット・テーピング装置の作動要領
を示すフロー図である。
【0007】図1に示すように、本発明の一実施例に係
るスポット・テーピング装置10は、ロール巻きされた
シート状のワーク11を巻回方向Aに回転させる回転駆
動機構12と、ワーク11のシート端縁部11a(図4
参照)に粘着テープ13を貼り付ける貼着機構14と、
前記粘着テープ13の後端をカットする切断機構15
と、ロール状に巻かれた粘着テープロール16を押圧し
て粘着テープロール16が惰性回転するのを阻止するこ
とによって粘着テープ13が弛むのを防止する弛み防止
機構17と、弛み防止機構17、粘着テープロール1
6、貼着機構14及び切断機構15を進退及び傾動させ
てこれらを所定位置に位置決めする位置決め手段18を
有している。以下、これらについて詳しく説明する。
【0008】前記回転駆動機構12は、図1に示すよう
に、ワーク11を巻回方向Aに回転させながらシートを
巻き取る装置であって、ワーク11が載置される対とな
るローラ19の端部及びギアードモータ20の出力軸に
それぞれ取付けられたプーリ21、それぞれのプーリ2
1を連結するベルト22を備え、ギアードモータ20の
回転によって対となるローラ19が時計方向に回転し、
搭載されたワーク11をA方向に回転するようになって
いる。
【0009】前記貼着機構14には、図1、図2に示す
ように前記位置決め手段18の可動フレームからなる取
付けフレーム23にピン24を介して回動自在に設けら
れた主レバー25、主レバー25に突設されたブラケッ
ト26、ブラケット26にピン32を介して回動自在に
連結された副レバー27からなるフレーム部を備えてい
る。そして、前記主レバー25は、基端部は前記ピン2
4を介して取付けフレーム23に回動自在に軸支されて
おり、先部は下方に屈曲し主ローラ28が回転自在に設
けられている。前記主レバー25の基端側の上部には、
ブラケット29が突設され、ブラケット29にピン29
aを介して連結ロッド29bが取付けられ、連結ロッド
29bの他方は取付けフレーム23に固設されたブラケ
ット30に遊嵌し、その他端には調整ねじ30aが取付
けられ、更に連結ロッド29bの基端に設けられた台座
29cと前記ブラケット30との間には、圧縮コイルば
ね31が介設されている。これによって、主ローラ28
がワーク11に弾性的に当接するようになっている。
【0010】一方、主レバー25の基端側のブラケット
26に回動自在に取付けられている副レバー27の先端
部には、副ローラ33が回転自在に設けられ、副ローラ
33の基端側近傍には、前記粘着テープ13の粘着面に
当接してガイドする小径の保持ローラ34が回転自由に
設けられている。
【0011】また、副レバー27の基端側の下部には、
副レバー27の本体部から突出した突起部27aが形成
されており、突起部27aの中間部にガイドローラ35
が回転自在に設けられている。さらに、副レバー27の
中央部には、前記突起部27aの反対側に、ピン36を
介して、前記主レバー25の中間部の取付け部材37a
に取付けられた副レバー回動用シリンダー37が連結さ
れ、これによって前記副ローラ33を回動して(即ち、
図2において上下動して)粘着テープ13の粘着面をワ
ーク11に押圧するようになっている。
【0012】なお、前記主ローラ28、副ローラ33及
び保持ローラ34の位置関係については、主ローラ28
の手前、すなわち、前記ワーク11の回転方向と逆方向
の側に副ローラ33が配置され、副ローラ33の対応位
置に保持ローラ34が配置されている。
【0013】前記切断機構15は、前記主レバー25の
中間部にピン38に回動自在に取付けられたアーム39
aと、アーム39aの先端に設けられた切断刃39を有
している。切断刃39は全体形状を鎌状に形成されてお
り、アーム39aが前記副ローラ33の背部の位置(即
ち、上部)にあって、切断刃39が前記主ローラ28と
副ローラ33の中間部に位置し、上下動するようになっ
ている。アーム39aの中間部には、ピン40を介し
て、切断刃回動用シリンダー41の一端が回動自在に連
結されている。切断刃回動用シリンダー41の他端は取
付け部材41aを介して主レバー25に取付けられてい
る。
【0014】前記粘着テープロール16は、前記取付け
フレーム23に固設されたブラケット42の先部にピン
43を介して、回転自在に装着されている。そして、粘
着テープロール16からその先端を引き出された粘着テ
ープ13は、前記ガイドローラ35、保持ローラ34、
副ローラ33及び主ローラ28に掛け渡しされている。
このとき、粘着テープ13の粘着剤側に接触するローラ
は、保持ローラ34のみであり、この保持ローラ34は
不粘着性のテフロン等の材質で形成されている。なお、
粘着テープ13の最大幅は50mmで、通常は幅15m
m程度のものが使用されるが、この粘着テープ13の幅
は、貼着長さ、貼着剤の種類及びワークの種類等と共
に、貼着強度に影響を与える要素であるので、必要に応
じて適宜選択する。
【0015】前記弛み防止機構17は、レバー44及び
引張コイルばね45等で構成されている。レバー44の
基端側は、前記取付けフレーム23に固設されたピン4
6で回動自在に軸支されており、先端側は直角に屈曲し
た形状に形成され、押圧用ローラ47が回転自在に設け
られている。そして、前記引張コイルばね45が、前記
レバー44の中間部に固設された係合部48と、前記ブ
ラケット42側に固設された係合部49との間に介設さ
れており、前記粘着テープロール16は、前記押圧用ロ
ーラ47によって弾性的に押圧され、惰性で過剰に回転
したり、容易に逆回転したりしないようになっている。
なお、この弛み防止機構17は、粘着テープ13が粘着
テープロール16から外れるのを防止する働きをするよ
うにもなっている。
【0016】前記位置決め機構18は、図1に示すよう
に前記弛み防止機構17、前記粘着テープロール16、
前記貼着機構14及び前記切断機構15が取付けられた
取付けフレーム23と、取付けフレーム23を進退可能
に取付ける固定フレーム52と、固定フレーム52及び
取付けフレーム23を連結するボールねじ50、及びボ
ールねじ50を回転させるモータ51と、固定フレーム
52を傾動可能に支持する支持フレームFとを有してい
る。
【0017】即ち、前記固定フレーム52の両側にはリ
ニアガイド54が設けられ、このリニアガイド54にそ
れぞれ沿って移動する4個のガイドベース56が取付け
フレーム23に設けられている。そして、前記ボールね
じ50に螺合するナット55が取付けフレーム23に設
けられ、モータ51を回転することによって、取付けフ
レーム23が固定フレーム52上を進退するようになっ
ている。
【0018】また、前記ワーク11の径は、略500m
m〜1500mmと変わるので、前記貼着機構14等を
移動させて適切な位置、すなわち、所定位置に設定しな
ければならない。そこで、前記取付けフレーム23上
の、前記ブラケット30の近傍の位置に、取付けフレー
ム23がリニアガイド54に沿って前進して所定位置に
停止するための近接スイッチ57が固設されている。そ
して、近接スイッチ57が検知する金具58が前記連結
ロッド29bに取付けられ、主ローラ28がワーク11
を検出して、連結ロッド29bが後退すると、金具58
を近接スイッチ57が検知し、これによって取付けフレ
ーム23の適正位置を検知している。なお、本実施例に
おいては、貼着機構14の移動距離、すなわち、ストロ
ークSは、略1000mmとなるように構成されてい
る。図中、11b及び11cは、ロール径の異なるワー
クの一例である。
【0019】また、固定フレーム52にはその片側に傾
動フレーム59を備えている。そして、傾動フレーム5
9の突設された部分には、傾動フレーム59を自在に傾
動できるようにするための円弧状の長穴60が設けられ
ている。長穴60は、支持フレームFの上部に設けられ
たピン61を中心にした円弧状の内縁と外縁を有する形
状に形成されており、前記傾動フレーム59は、ピン6
1を中心にして回動できるようになっている。そして、
前記位置決め機構18を所定の傾斜角度、すなわち、前
記ワーク11の径に対応して、前記貼着機構14がワー
ク11を適切に押圧できる傾斜角度に設定し、4本のボ
ルト62で支持フレームFに固定できるようになってい
る。なお、前記傾動フレーム59と支持フレームFとの
間に回動用の駆動源を取付け、自動的に取付けフレーム
23の角度を変えることも可能である。
【0020】前記取付けフレーム23には、前記ワーク
11のシート端縁部11aを検出するレーザセンサ63
が、ブラケットを介して固設されている。レーザセンサ
63は、ワーク11までの距離を測定し、これによって
ロール状に巻回されたシート端縁部11aの段差H(図
4(B)参照)を検出し、シート端縁部11aの位置を
感知するものである。なお、図示しない制御装置が設け
られて、全体の制御を図っている。
【0021】また、前記取付けフレーム23には、図
1、図2に示すようにエアノズル65が取付けられてい
る。このエアノズル65は、突出部27aの先部にその
基端が設けられ、シート端縁部11aと巻回されたワー
ク11との間にエアを入れてシート端縁部11aを浮き
上がらせ、これによってレーザーセンサー63の検出す
る段差Hを大きくしている。これはワーク11のシート
端縁部11aが下部のローラ19によってシートの厚み
分上下運動をするが、これをレーザーセンサー63によ
って検知しない範囲とすると、シート端縁部11aが巻
かれたワーク11に密着している場合には、同じく検知
しないようになるので、更にレーザーセンサー63でシ
ート端縁部11aを検知する段差を大きくし、シート端
縁部11aと下部のローラ19との当接によるワーク1
1の上下運動を検知しないようにできる。また、シート
が薄い場合には、レーザーセンサー63で検知しにくく
なるが、前述のようにエアで浮き上がらせることによっ
て、検知が容易となる。なお、66はエア配管を示す。
【0022】続いて、図5を参照しながら本発明の一実
施例に係るスポット・テーピング装置の動作を説明する
が、この動作は図示しないプログラマブルコントローラ
(又はコンピュータ)に記憶され、全体の制御を図って
いる。貼着作業開始前において、ギアードモータ20
は、停止状態にある(ステップS1)。この時点で粘着
テープ13は切断刃39の位置まで引き出されているも
のとする。次に、自動運転に切り換え(ステップS
2)、ギアードモータ20を正転始動し(ステップS
3)、ワーク11をA方向に回転させると共に、取付け
フレーム23進退用のモータ51を始動させる(ステッ
プS4)。モータ51が正転して取付けフレーム23が
ワーク11に近づき、近接スイッチ57が金具58を検
出して(ステップS5)、モータ51を停止する(ステ
ップS6)。
【0023】この時点で、エアノズル65からエアが吹
き出ていると共に、ギアードモータ20は、回転し続け
ており、ワーク11のロール面がレーザセンサ63で検
知され、シート端縁部11aの段差Hが検出される(ス
テップS7)と、タイマTdが作動する。これは、レー
ザセンサ63によってシート端縁部11aが検出される
が、更にワーク11を回転させてシート端縁部11aを
適正な位置に送るためである。
【0024】タイマTdのタイムアップ後(ステップS
8)、副レバー回動用シリンダー37が伸びて(ステッ
プS9)、副レバー27が回動し先部に取付けられてい
る副ローラ33によって粘着テープ13の先端部がシー
ト端縁部11aの少し手前側のワークに押し付けられ
る。この時間をタイマTbで測定し(ステップS1
0)、タイムアップすると副レバー回動用シリンダー3
7が縮み副ローラ33は元の位置に復帰する。(ステッ
プS11)。この状態でタイマTcをカウントし、ワー
ク11を少し回動させて粘着テープ13の先部が主ロー
ラ28近傍にある時点でタイムアップし(ステップS1
2)、切断刃回動用シリンダー41を伸ばして切断刃3
9によって粘着テープ13を切断する(ステップS1
3)。この後、直ちに切断刃回動用シリンダー41を縮
めて、切断刃39を元の位置に収める(ステップS1
4)。
【0025】そして、更にワーク11が回転することに
よって、切断される粘着テープ13aが主ローラ28に
押され、シート端縁部11aが接合されるので、この時
間をタイマTaによってカウントして(ステップS1
5)、ギアードモータ20を停止する(ステップS1
6)。次に、前記モータ51を逆転させて取付けフレー
ム23を上昇させ(ステップS17)、近接スイッチ5
7がオフになった(ステップS18)時点でモータ51
を停止する(ステップS19)。これによって、主ロー
ラ28がワーク11から離れるので、ワーク11の移動
を行うことができる。なお、図4に示すように、シート
端縁部11aの複数箇所を粘着テープ13aで止める場
合には、ワーク11を横送りするか、あるいは本スポッ
ト・テーピング装置10を横送り又は複数台設置するこ
とによって行う。
【0026】前記実施例においては、副レバー27、切
断用のアーム39aの回動にシリンダーを使用したが、
ソレノイドあるいは小型モータによって駆動することも
可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1〜4記載のスポット・テーピン
グ装置においては、以上の説明からも明らかなように、
ロール巻きされた前記ワークのシート端縁部の正確な位
置に、粘着テープの先部及び全面を確実に押さえなが
ら、かつ、タイミングよくカットし、貼着できる。しか
も、これらの工程は、傾動フレームを傾動させて適正な
姿勢に設定する手作業以外は、すべて自動化されている
ので、作業能率が向上し、貼着性能も安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスポット・テーピング
装置の全体側面図である。
【図2】同部分拡大側面図である。
【図3】同部分拡大正面図である。
【図4】(A)ロール状のワークの斜視図である。 (B)同側面図である。
【図5】本発明の一実施例に係るスポット・テーピング
装置の作動要領を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 スポット・テーピング装置 11 ワーク 11a シート端縁部 11b ワーク 11c ワーク 12 回転駆動機構 13 粘着テープ 13a 粘着テープ 14 貼着機構 15 切断機構 16 貼着テープロール 17 弛み防止機構 18 位置決め手段 19 ローラ 20 ギアードモータ 21 プーリ 22 ベルト 23 取付けフレーム 24 ピン 25 主レバー 26 ブラケット 27 副レバー 27a 突起部 28 主ローラ 29 ブラケット 29a ピン 29b 連結ロッド 29c 台座 30 ブラケット 30a 調節ネジ 31 圧縮コイルばね 32 ピン 33 副ローラ 34 保持ローラ 35 ガイドローラ 36 ピン 37 副レバー回動用シリンダー 37a 取付け部材 38 ピン 39 切断刃 39a アーム 40 ピン 41 切断刃回動用シリンダー 41a 取付け部材 42 ブラケット 43 ピン 44 レバー 45 引張コイルばね 46 ピン 47 押圧用ローラ 48 係合部 49 係合部 50 ボールねじ 51 モータ 52 固定フレーム 54 リニアガイド 55 ナット 56 ガイドベース 57 近接スイッチ 58 金具 59 傾動フレーム 60 長穴 61 ピン 62 ボルト 63 レーザセンサ(検知手段) 65 エアノズル 66 エア配管 A 巻回方向 F 支持フレーム H 段差

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール巻きされたシート状のワークを巻
    回方向に回転させる回転駆動機構と、前記ワークのシー
    ト端縁部にロール状に巻かれた粘着テープを引き出して
    その先部を貼り付ける貼着機構と、切断刃を有し前記貼
    着された粘着テープをその後部でカットする切断機構
    と、前記貼着機構及び切断機構を取り付けた取付けフレ
    ームと、該取付けフレームを進退及び傾動させて、前記
    貼着機構を前記ワークの所定位置に位置決めする位置決
    め手段を備えてなるスポット・テーピング装置であっ
    て、 前記取付けフレームには、前記ワークのシート端縁部を
    検出する検知手段を備え、 前記貼着機構は、前記ワークの回転方向前部に弾性的に
    当接する主ローラ、及び該主ローラの手前にあって、貼
    着時に前記ワークに前記粘着テープの先部を押圧する副
    ローラ、及び該副ローラの手前に設けられた粘着テープ
    の保持ローラを有し、 前記切断刃は、前記主ローラと副ローラの中間位置にあ
    ることを特徴とするスポット・テーピング装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、シートの段差を検出す
    るレーザーセンサからなる請求項1記載のスポット・テ
    ーピング装置。
  3. 【請求項3】 前記ロール状に巻かれた粘着テープには
    弛み防止手段が設けられている請求項1又は2記載のス
    ポット・テーピング装置。
  4. 【請求項4】 前記取付けフレームには、回転する前記
    ワークの端縁部と、前記ワークとの間にエアを吹き込む
    ノズルが設けられている請求項1〜3のいずれか1項に
    記載のスポット・テーピング装置。
JP26123494A 1994-09-29 1994-09-29 スポット・テーピング装置 Pending JPH0891327A (ja)

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JP26123494A Pending JPH0891327A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 スポット・テーピング装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009298417A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Toyo Jidoki Co Ltd 袋詰包装における袋口シール装置及び方法

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