JPH0885197A

JPH0885197A - 印刷機のプロダクトのさらなる処理において適用可能である制御および監視方法および該方法を行う装置

Info

Publication number: JPH0885197A
Application number: JP7229763A
Authority: JP
Inventors: Baptist Grueninger; グリュエニンガーバプティスト
Original assignee: Ferag AG
Current assignee: Ferag AG
Priority date: 1994-09-07
Filing date: 1995-09-07
Publication date: 1996-04-02
Also published as: CA2156957A1; JP2008162291A; CA2156957C; DE59504541D1; EP0700853A1; US5956414A; EP0700853B1

Abstract

(57)【要約】【目的】印刷機のプロダクトのさらなる処理のために
適用可能な、画像処理に基づく監視および制御方法と、
これを行う装置とを開示する。【構成】印刷機のプロダクトのさらなる処理におい
て、プロセスを監視および制御するこの方法および装置
は、複数の画像処理モジュール１．１ないし１．５に基
づく。それぞれの該画像処理モジュールにおいて比較ス
テップが行われ、少なくとも１つの画像記録装置２によ
り記録された実画像Ｂｉが、画像処理モジュール内に記
憶されている基準画像Ｂｓと比較され、制御信号が発生
せしめられる。それぞれの前記画像処理モジュールは、
画像に対する入出力Ｉｉ、Ｏｉと、制御信号に対する入
出力Ｉ１ないしＩ５、Ｏ１、Ｏ２を含む。ことごとくの
前記画像処理モジュールの、動作状態および／または記
憶されている基準画像Ｂｓは、制御信号によって変化せ
しめられうる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、印刷機のプロダクトの
さらなる処理における監視および制御プロセスのため
の、独立請求項の包括部分による方法に関する。本発明
はさらに、該方法を実行するための、対応する独立請求
項の包括部分による装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】印刷機のプロダクト（又は印刷物）は、
例えば、折り畳み、切断、丁合い、製本、綴じ合せ、上
書き、包装、などにより、さらに処理される。そのよう
な処理の過程において、印刷機のプロダクトと、さらな
る処理によって生産される中間および完成印刷プロダク
トとは、できるだけ連続的に作業を行う生産ライン上に
おいて操作され、かつ移送される。印刷機からの異なる
プロダクトと、さらなる処理から得られる、例えば新
聞、雑誌、パンフレット、などのような、異なる完成印
刷プロダクト、またはさらなる処理の異なる中間プロダ
クトとは、必ずしも、それらの形式または他の容易に測
定可能である物理的特性に関して互いに異なるのではな
く、それらの印刷において、すなわちそれらの光学的外
見のみにおいて異なる。従って、画像処理に基づく監視
方法は、特に画像処理方法が十分に高速に、かつその使
用が簡単になったので、ますます印刷プロダクトの監視
に用いられるようになってきた。そのような監視方法
は、例えば同じ出願人による特許出願第Ｃ−０１７８／
９４−８号に、または米国特許第４，９５３，８４１号
に説明されている。

【０００３】技術の現状によれば、例えば、カメラまた
は行読取り装置の記録手段の範囲を通過して順次移送さ
れるプロダクトの画像は、クロック順次式に記録され、
該記録された画像は基準画像と比較されて、該比較の結
果は、信号（アラームまたは制御信号）を発生させるの
に用いられ、該信号によって通常は不規則プロダクト
（比較された画像が対応していない）に対する反応、す
なわち、アラームを受けた操作者による反応、またはさ
らに遠い下流に配置された装置、例えば不規則プロダク
トを除去するためのスイッチ点、の１つまたはいくつか
の対応してトリガされる部分による反応、が開始され
る。

【０００４】画像処理に基づく公知の監視方法の使用
は、印刷機のプロダクトのさらなる処理における島様の
監視機能を常に有し、該機能は、処理のタイプが変化す
ると直ちに、それに応じて適応せしめられなくてはなら
ない。印刷機のいくつかの異なるプロダクトが同時に処
理される、例えば、雑誌の生産のために異なる印刷シー
トの丁合いが行われる時には、さらなる処理のための方
法において、いくつかの並列監視機能が必要とされ、そ
の際これらは、例えば、異なるタイプのシートの供給を
個々に監視し、かつことごとくの与えられたタイプのプ
ロダクトの生産のために再び個々に適応せしめられなく
てはならない。頻繁に変化するタイプのプロダクトを生
産するためには、殊に、いわゆる個別化されたプロダク
トを生産するためには、画像処理を伴う公知の監視方法
は、特にもし満足な監視を実現するために複数の画像処
理機能が必要とされれば、多くの経費を要する。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、画
像処理に基づく監視および制御方法を提供することを目
的とし、該方法は、印刷機のプロダクトのさらなる処理
のために適用可能であり、該方法は、プロダクトのタイ
プが頻繁に変化せしめられる時、および／または、個別
化されたプロダクトが生産される時でも、簡単かつ安全
であるのみでなく、プロダクトのタイプの上述の変化に
対する制御方法としても用いられうる。本発明のもう１
つの目的は、該方法を行うための装置を提供することで
あり、該装置は、異なるタイプの印刷プロダクトに対し
て、またさらなる処理の異なる諸ステップに対して、ま
たそのような諸ステップの異なる組合せに対して、容易
に適応可能である。

【０００６】

【課題を解決するための手段】これらの目的は、特許請
求の範囲に記載されている方法および装置により達成さ
れる。本発明は、複数の画像処理モジュールを、印刷機
のプロダクトのさらなる処理を監視および制御するため
の監視および制御システムに機能的にリンクさせる着想
に基づく。この場合、それぞれの画像処理モジュール
は、主として（方法に関連する）機能ユニットをなし、
必ずしも装置モジュールの形式で物理的ユニットをなす
わけではない。実質的には、それぞれの画像処理モジュ
ールにおける順次時限式（時間を決められた）比較ステ
ップにおいて、入力画像が、記憶されている基準画像と
比較され、該比較の結果に依存して、また問題となって
いる画像処理モジュールの瞬間的状態に依存して、制御
信号が出力される。該制御信号は、処理および／または
移送装置（例えばスイッチ点）を制御するのに用いら
れ、さらに該制御信号は、問題となっている画像処理モ
ジュールの瞬間的状態を変化させるため、および／また
は、他の画像処理モジュールの瞬間的状態を変化させる
ため、および／または、該モジュールに記憶されている
基準画像を変化させるために用いられる。さらに、画像
処理モジュールに機能的にリンクされたシステムは、重
ね合せインテリジェンスに従属することができ、該重ね
合せインテリジェンスはやはり、個々の、または全ての
画像処理モジュールに対して影響を及ぼし、それらの瞬
間的状態および／またはそれらに記憶されている基準画
像は、該重ね合せインテリジェンスによっても変化せし
められうる。さらに、この重ね合せインテリジェンス
は、外部源からの、またはシステムの画像処理モジュー
ルからの、画像を記憶しうるライブラリにアクセスする
ことができる。個々の、または全ての画像処理モジュー
ルの瞬間的状態は、入力手段（操作手段）を経て、操作
者によっても変化せしめられうる。

【０００７】画像処理モジュールの機能はクロック制御
され、該クロックの時間間隔の長さは、該機能が堅固に
かつ規則正しくクロックされるように、中央の、または
個々のクロック発振器によって決定されうる。一方、該
時間間隔の長さは、それに応じて配置されたセンサ手段
によって決定され、それによって、個々の時間間隔は、
プロダクトの流れの中のそれぞれのプロダクトに対して
割当てられる。

【０００８】画像処理モジュールは、それらが一方では
画像記録装置に、他方ではさまざまな異なる方法で相互
に、重ね合せインテリジェンスに、入力ユニットに、か
つ／または、処理の出力手段および／または印刷プロダ
クトのさらなる処理のための移送装置に、機能的にリン
クされうるように設計される。画像処理モジュールは、
ソフトウェアユニットでありえ、または、それらは部分
的にハードウェアであるように実現されうる。本発明の
監視および制御方法を行うための、本発明の装置は、複
数の画像記録装置、例えばビデオカメラと、複数の画像
処理モジュールと、を含み、画像処理モジュールは相互
接続され、これらの接続を経て、制御信号および／また
は画像データが、モジュールからモジュールへと転送さ
れる。特に簡単なアプリケーションにおいては、多分１
つの記録装置のみが必要とされる。

【０００９】本発明の方法の上述の説明において用いら
れた「画像」という表現は、極めて広い意味に、すなわ
ち、光学的に感じられうる情報として、または光学的に
感じた、または感じられうる、情報のディジタル化され
た情報として、理解されるべきである。従って、「画
像」は、印刷されたパターン（グラフィックチャート、
テキスト、など）、言葉の実際の意味における「画
像」、またはコード（例えばバーコード）、またはこれ
らの１つを表すディジタル化されたデータ、でありう
る。処理されるべき「画像」の種類に依存して、例えば
ビデオカメラ、またはレーザ読取りヘッドのような、異
なる公知の装置が、画像記録装置として用いられる。

【００１０】本発明の方法および装置、殊に画像処理モ
ジュールと、画像処理モジュール間の可能な機能的リン
クと、印刷機のプロダクトのさらなる処理の領域におけ
る本発明の方法のアプリケーションとを、添付図面との
関連において以下に説明する。

【００１１】

【実施例】図１は、例示的画像処理モジュールの機能図
であり、本発明の方法および装置は実質的にこのモジュ
ールに基づく。この画像処理モジュール１の中心的機能
素子は、記録された画像（Ｂｉまたは実画像）を記憶さ
れている基準画像（Ｂｓ）と比較するための、または実
画像のディジタル化されたデータを、基準画像のディジ
タル化されたデータと比較するための、比較ユニット
（Ｂｉ＝Ｂｓ？）である。実画像Ｂｉ（または対応する
ディジタル化されたデータ）は、外部源から、例えば、
画像記録装置から、別の画像処理モジュールから、また
は重ね合せインテリジェンス（図示されていない）か
ら、実画像入力Ｉｉを経て実画像メモリＳｉ内へ入力さ
れ、それによって実画像メモリ内に既に記憶されている
画像は重ね書きされる。実画像メモリＳｉの重ね書き
は、比較ユニット（Ｂｉ＝Ｂｓ？）における比較ステッ
プを開始せしめる。

【００１２】基準画像Ｂｓ（または基準画像のディジタ
ル化されたデータ）は、例えば、別のモジュールによ
り、または重ね合せインテリジェンスにより、画像ライ
ブラリから供給され、基準画像入力Ｉｓを経てモジュー
ル内へ入力されて、基準画像メモリＳｓ内に記憶され、
そこでそれは比較ユニット（Ｂｉ＝Ｂｓ？）のために利
用されうるようになる。しかし、基準画像メモリＳｓ
は、やはり同じモジュールの実画像メモリＳｉから得ら
れる実画像Ｂｉによって重ね書きされうる。

【００１３】比較ユニット（Ｂｉ＝Ｂｓ？）は、制御信
号の発生を開始し、該制御信号は、実画像と基準画像と
が同じ（出力「ｙｅｓ」）である時は、異なる遅延をも
って出力Ｏ１に得られ、実画像と基準画像とが同じでな
い（出力「ｎｏ」）時は、異出力Ｏ２に得られる。この
画像処理モジュールは、少なくとも１つの出力Ｏ１のグ
ループと、少なくとも１つの出力Ｏ２のグループと、を
含む。実画像Ｂｉはまた、出力Ｏｉに、異なる遅延をも
って外部使用のために得られる。

【００１４】この機能図には、２つの異なる配置を有す
る点が、スイッチＡ１からＡ５までとして示されてお
り、それによって、画像処理モジュールの処理の瞬間的
状態が、これらの配置スイッチの瞬間的配置の全体によ
り定められる。配置点または配置スイッチＡ１からＡ５
までは、入力Ｉ１からＩ５までへ入力される対応信号に
よって配置され、それにより、それらは、１つのそのよ
うな制御信号によって、１つの配置から他の配置へスイ
ッチされうる。スイッチＡ１からＡ５までの配置用の制
御信号は、同じ画像処理モジュールの出力から、また
は、他の画像処理モジュールの出力から、重ね合せイン
テリジェンスから、または対応する操作ユニットから、
発生しうる。（機能）スイッチの選択された画像内に留
まるために、以下の説明においては、配置可能点Ａ１か
らＡ５までに対し、それらの２つの可能な配置のため
に、閉成（記号：--）および開放（記号：--）という用
語が用いられる。

【００１５】スイッチＡ１は、実画像メモリＳｉが、現
在得られる実画像Ｂｉにより重ね書きされるべきか否か
と、また、比較が行われるべき（Ａ１閉成）か否（Ａ１
開放）かと、を決定する。スイッチＡ１はまた、実画像
Ｂｉが、基準画像メモリＳｓに重ね書きするため、およ
び画像出力Ｏｉのために、得られるか否かをも決定す
る。Ａ１は、機能的にはモジュールの主スイッチであ
る。Ａ１が開放されている時は、画像の比較は行われ
ず、制御信号は発生せしめられない。

【００１６】スイッチＡ２は、基準画像メモリＳｓが、
実画像メモリＳｉと共に重ね書きされるべきか否かを決
定する（Ａ２閉成時ｙｅｓ；Ａ２開放時ｎｏ）。スイッ
チＡ３は、実画像が基準画像と同じである時に、遅延を
伴う、または伴わない制御信号が、出力Ｏ１に得られる
か否かを決定する（Ａ３閉成時ｙｅｓ；Ａ３開放時ｎ
ｏ）。スイッチＡ４は、実画像が基準画像と同じでない
時に、遅延を伴う、または伴わない制御信号が、出力Ｏ
２に得られるか否かを決定する（Ａ４閉成時ｙｅｓ；Ａ
４開放時ｎｏ）。スイッチＡ５は、実画像が、実画像メ
モリの重ね書きの後に、（遅延を伴い、または伴わず
に）画像出力Ｏｉに得られるか否かを決定する（Ａ５閉
成時ｙｅｓ；Ａ５開放時ｎｏ）。

【００１７】前述のように、画像処理モジュールの機能
はクロックされる。この結果、以下の諸ルーチンは、そ
れらがモジュールの現在の状態（配置スイッチの配置）
において可能であるという条件で、それぞれの時間間隔
において実行される。 −現在の時間間隔まで遅延せしめられた制御信号によ
り、配置スイッチの配置を変化させる； −実画像メモリに、外部画像（実画像）を重ね書きし、
画像を比較して制御信号を発生させる； −遅延していない制御信号により、配置スイッチの配置
を変化させる； −基準画像メモリに実画像を重ね書きする。

【００１８】本技術分野に習熟した者にとって、図１の
機能図による画像処理モジュールの実施例と、部分的に
ハードウェアから、また部分的にソフトウェアから成
る、上述のクロックされるルーチンと、を実現すること
は容易に可能である。本技術分野に習熟した者はまた、
機能の実質的な変化なしに、機能図が明らかに変化せし
められうることを容易に認識するはずである。すなわ
ち、実画像メモリの重ね書きによって開始される画像の
比較と組合わされる配置スイッチＡ１の機能が、実画像
メモリと比較ユニットとの間の（および実画像メモリの
他の出口における）配置スイッチによって置換されうる
ことは明らかである。従って、示されている機能図は、
例示的機能図として理解されるべきである。画像処理モ
ジュールの汎用性のためには、上述の入力および出力は
必要であるが、特定のアプリケーションのためには、そ
れらは部分的にのみ必要とされる。

【００１９】本発明の方法にとっては、どのような種類
の画像データが比較ユニットにおいて比較されるかは重
要ではない。すなわち、自動的に比較可能な画像を供給
することごとくの種類の画像記録装置が、それに応じて
備えられた比較ユニットと共に用いられることができ、
それによって、記録画像の多分必要なディジタル化が、
記録ユニット、記録装置と画像処理モジュールとの間、
または画像処理モジュール、において行われうる。基本
的に公知のようにして、記録画像の一部のみを基準画像
として用いることができ、より小さい基準画像を実画像
に対する許容範囲内において探索するために、この基準
画像を実画像と比較する時、それは、監視されるべきプ
ロダクトの位置の許容可能な差を等しくすることにな
る。

【００２０】画像処理モジュールの最も簡単なアプリケ
ーションにおいては、例えば不規則なプロダクト（実画
像と基準画像とが対応していないプロダクト）を除去す
るためのスイッチ点を制御する島様監視機関としてのそ
のアプリケーションにおいては、画像処理モジュールの
状態は以下のように一定している：Ａ１：--（閉成）、
Ａ２：--（開放）、Ａ３：--、Ａ４：--、およびＡ５：
--。実画像入力Ｉｉは、画像記録装置に接続される。ス
イッチ点に対する制御信号は、監視点とスイッチ点との
間の（時間間隔における）距離に対応する遅延をもっ
て、出力Ｏ２に得られる。

【００２１】実画像および基準画像が対応する時の、制
御機能を有する動作においても、画像処理ユニットの状
態は以下のように一定である：Ａ１：--、Ａ２：--、Ａ
３：--、Ａ４：--、およびＡ５：--。出力グループＯ１
の少なくとも１つの出力は、トリガされるべき装置と、
またはそのような装置の制御装置と、接続される。

【００２２】図２は、画像処理モジュールに対する図１
と同じ機能図を示し、それによって、入力および出力は
実画像が基準画像に等しい時に制御信号が発生せしめら
れるように内部的に接続されており、さらに自動的に新
しい基準画像を与えうる。

【００２３】従って、動作の状態は以下のようになる：
Ａ１：--、Ａ２：--、Ａ３：--、Ａ４：--、およびＡ
５：--。これは、実画像が基準画像に対応している時、
制御機能に対する多分遅延した制御信号が、出力Ｏ１へ
の接続Ｒを経て得られることを意味する。外部制御信号
（矢印Ｅ）によりＡ４を閉成することによって、画像処
理モジュールは待機状態にされ、この状態においては、
該モジュールは、基準画像の変化により、基準画像に対
応しない次のプロダクトに反応する。Ａ４が閉成された
時、Ａ２は、実画像が基準画像に等しくない次のプロダ
クトにより、Ｏ２とＩ２との間の遅延のない接続を経て
閉成され、基準画像メモリは、実画像によって重ね書き
される。１時間間隔の遅延を有する、Ｏ２のＩ２との、
かつＩ４との、接続を経て、Ａ２およびＡ４は再開放さ
れ、従って、このモジュールは、再びその通常の動作状
態となる。新しいタイプの最初のプロダクトであって、
その画像が「不良」プロダクトとして基準画像メモリに
重ね書きされるのに用いられた該最初のプロダクトを取
り扱わないために、出力Ｏ２はまた、このプロダクトに
対する制御信号が、あたかも「正しい」プロダクトに対
してのように、伝送されるよう、遅延なく接続Ｒに接続
される。

【００２４】外部制御信号（矢印Ｅ）によりＡ４を閉成
することによって、画像処理モジュールが待機状態にス
イッチされた時は、再び基準画像メモリのさらなる重ね
書きが可能になる。複数の画像処理モジュールおよび恐
らくはさらに他の諸要素を含むクロスリンクされたシス
テムにおいては、上述の外部制御信号は、例えば別の画
像処理モジュールから供給されうる。

【００２５】図３は、実質的に図１と同じ画像処理モジ
ュールに対する機能図であり、それは２つの配置スイッ
チＡ４およびＡ’４を含み、それによって、出力および
入力は、該モジュールが基準画像に等しくない実画像に
対して活動状態になる制御機能により動作する時、該モ
ジュールが自身に対して自動的に新しい基準画像を供給
しうるように、クロスリンクされている。

【００２６】この画像処理モジュールの通常の動作状態
は、制御機能のための制御信号（矢印Ｒ）が出力Ｏ２か
ら得られるように、以下のようになる：Ａ１：--、Ａ
２：--、Ａ３：--、Ａ４：--、Ａ’４：--、Ａ５：--。

【００２７】外部制御信号（矢印ＥおよびＥ’）によ
り、Ａ４は開放され、かつＡ’４は閉成されて、モジュ
ールを待機配置にする。基準画像に対応しない次のプロ
ダクトにより、基準画像メモリは、図２に関連して前述
された接続を経て実画像によって重ね書きされ、次の時
間間隔においてモジュールは、通常の動作状態に復帰す
るようスイッチされる。

【００２８】図４は、例えば、４つの画像処理モジュー
ル１．１から１．４までと、１つの画像記録装置２と
の、簡単なクロスリンクされたシステムを示す。このシ
ステムは、異なるタイプの印刷プロダクトの入力供給流
から、４つのスイッチ点Ｗ．１からＷ．４までのそれぞ
れが、１タイプのプロダクトを回収し、噴射力で進む他
のタイプのプロダクトが、分類ラインＦ上でさらに遠く
へ転送されるようになっている、分類ラインを制御する
のに役立つ。このシステムは、自身を、４つの異なるタ
イプのプロダクトに対して調節しうる。

【００２９】画像記録装置２は、機能ラインを形成する
ように接続された４つの画像処理モジュール１．１から
１．４までの、第１のもの（１．１）の実画像入力Ｉｉ
に接続されている。それぞれのモジュールの出力Ｏ１
は、前記スイッチ点に割当てられた該スイッチ点の制御
装置に、画像記録装置２と該スイッチ点との間の（時間
間隔における）距離に対応する遅延をもって接続されて
いる。

【００３０】図５は、図４のモジュール１．１から１．
４までの１つ（１．ｘ）の機能図を示す。このモジュー
ルは、図３のモジュールと同様に、２つの対応する配置
スイッチＡ４およびＡ’４を有する２つの出力グループ
Ｏ２およびＯ’２を含む。通常の動作状態は、以下のよ
うになる：Ａ１：--、Ａ２：--、Ａ３：--、Ａ４：--、
Ａ’４：--、Ａ５：交互。このモジュールの実画像入力
Ｉｉは、ライン内の最前部のモジュール１．ｘ−１の画
像出力Ｏｉに、または画像記録装置２に、接続される。
このモジュールに割当てられたスイッチ点に対する制御
信号は、出力Ｏ１上に得られる。従って、このモジュー
ル内に記憶されている基準画像に対応するプロダクトの
場合は、スイッチ点は、該プロダクトを流れおよび該ス
イッチ点から逸らせるようにセットされ、その直後にそ
れは復帰セットされる。スイッチ点に対する制御信号
は、ライン内の該モジュールの位置によって補正され
た、画像記録装置と該スイッチ点との間の距離に応じて
（例えば、４時間間隔）遅延せしめられなくてはならな
い。出力Ｏ２と入力Ｉ５との間の、また画像出力Ｏｉと
次に続く画像処理モジュール（モジュール１．ｘ＋１の
Ｉｉ）との間の接続を経て、実画像は、実画像と基準画
像とが対応していない時は、次の画像処理モジュール
１．ｘ＋１の実画像入力Ｉｉへ供給される。

【００３１】出力Ｏ２およびＩ４およびＩ’４は実質的
に、待機配置（Ａ４：--、Ａ’４：--）による動作に対
してすでに説明されたように接続され、基準画像メモリ
の重ね書きに続いて、通常の動作状態が回復せしめられ
る。

【００３２】図４のクロスリンクされたシステムのモジ
ュールは、記憶プロセスの開始時に全て待機配置にスイ
ッチされる。モジュール１．１の基準画像メモリは、最
初のプロダクトの画像により重ね書きされ、モジュール
１．２の基準画像メモリは、次の異なるプロダクトの画
像により重ね書きされ、等となる。５番目、またはさら
にもっと先の、異なるタイプのプロダクトは、主移送流
から逸らされない。

【００３３】図６は、図４による分類機構および該機構
に適する監視および制御方法を示し、それは、流れの全
てのプロダクトが該機構を通過した時、逸らされなかっ
たプロダクト（５番目およびさらに先のタイプ）が該機
構内へ送り帰されるように設置されており、該機構は、
次の４つのタイプのプロダクトの分別のために自動的に
調節され、かつこれを行う。

【００３４】前記機構は、分類ラインＦの終端部のプロ
ダクトバッファ３と、制御点（画像記録装置２の位置）
の前において分類ラインＦに入るプロダクト再循環４
と、もう１つの画像処理モジュール１．５と、を含む。
モジュール１．５の基準画像は、供給ライン上の空所
（プロダクトなし）の画像である。モジュール１．５の
動作状態は、以下の通りである：Ａ１：--、Ａ２：--、
Ａ３：交互、Ａ４：--、Ａ５：--。モジュール１．５の
実画像入力Ｉｉは、画像記録装置２に接続されている。
再循環の開始のために、モジュール１．５の出力Ｏ１
は、（対応する遅延をもって）バッファ３の出口の制御
装置に接続される。分類プロセスと再循環との間におけ
るモジュール１．１から１．４までの非活動化および再
活動化のために、モジュール１．５の出力Ｏ１は、（対
応する遅延をもって）それらの入力Ｉ４およびＩ’４に
接続されている。モジュール１．１から１．４までの待
機配置を設定するために、モジュール１．５の出力Ｏ１
は、（対応する遅延をもって）それらの入力Ｉ４および
Ｉ’４に接続されている。（Ａ３を開放するための）１
時間間隔の遅延をもって、また移送ラインにおいて再循
環が期待される前の諸空所と同じ数の時間間隔の遅延を
もって、モジュール１．５の出力グループＯ１のそれぞ
れの出力の１つは、内部的に入力Ｉ３にも接続され、そ
れによって、前記バッファの出力を開くために必要な制
御信号が、供給ラインにおける最初の空所によってのみ
発生せしめられるように、また、再循環せしめられるプ
ロダクトの最初のものが制御点を通過すると直ちに、モ
ジュール１．５がその動作状態に復帰セットされるよう
に、される。

【００３５】図７は、本発明の方法および装置のもう１
つの例示的アプリケーションを示す。これは、供給装置
Ｚ．６からＺ．９までからの異なるタイプの印刷プロダ
クト（シート）が収集ラインＺ上に収集されてグループ
を形成する、また、欠陥グループが収集ラインＺの終端
部のスイッチ点Ｗによって除去される、さらなる処理の
ステップである。前記供給装置は、形成されるグループ
が所定の構成を有するように、すなわち形成されるグル
ープが供給された選択されたタイプのプロダクトのみを
含むように、重ね合せインテリジェンス５によって制御
される。例えば、順次印刷されたプロダクトの画像を記
憶する画像ライブラリ５１は、該重ね合せインテリジェ
ンスに関連せしめられうる。この装置は、プロダクトの
浮動変化を可能ならしめ、その浮動変化に対し、モジュ
ールの基準画像メモリは、前記重ね合せインテリジェン
スにより、対応する時間間隔内において、次の生産のた
めの基準画像によって重ね書きされ、該基準画像はその
目的のための画像ライブラリから読出される。

【００３６】４つの画像処理モジュール１．６から１．
９までは、本発明の方法の図７による別形を行うために
備えられ、これらのモジュールのそれぞれは、画像記録
装置２．６から２．９までに接続されている。これらの
画像記録装置は、前記収集ラインを、それぞれの供給装
置の後に次々に監視する。すなわち、それらは、シート
が追加された度に形成されるグループを監視する。

【００３７】図８は、図７のモジュール１．６から１．
９までの１つ（１．ｘ）を詳細に示す。モジュール内に
記憶されている基準画像は、監視の直前にグループに追
加されたシートに対応し、例えば、画像ライブラリ５１
から発生して、それは、該ライブラリから重ね合せイン
テリジェンスによって読取られ、該モジュールの基準画
像メモリ内へ書込まれる。該モジュールの動作状態は、
以下のようになる：Ａ１：交互、Ａ２：--、Ａ３：--、
Ａ４：--、Ａ５：--。実画像入力Ｉｉは、対応する画像
記録装置２．ｘに接続されている。入力Ｉ１は、グルー
プ（個々の構成）に対してシートが追加されない時に画
像比較を抑制するために、重ね合せインテリジェンス５
に接続されている。出力Ｏ２は、モジュールＺ．ｘ＋
１、Ｚ．ｘ＋２と協働する供給装置の制御装置に、対応
する遅延をもって接続され、それによって、グループに
対する供給に欠陥が検出された時は直ちに、該グループ
に対しそれ以上プロダクトが供給されないようにされ
る。さらに、出力Ｏ２は、同じ遅延をもって、後続の画
像処理モジュール１．ｘ＋１、１．ｘ＋２の入力Ｉ１に
接続され、それによって、対応する監視ステップも抑制
される。

【００３８】図４、図６、および図７は、本発明の方法
および装置の例示的アプリケーションを示している。こ
れらのアプリケーションは、比較的に簡単である。画像
処理モジュールの機能図は、さらに簡単なアプリケーシ
ョンおよび、殊に機能とアプリケーションとの組合せを
可能ならしめる。

【００３９】図９は、再び機能図によって、本発明の方
法のアプリケーションのさらに複雑な場合を代表する、
そのような組合せの例を示している。これは、丁合いが
行われた部分プロダクトを接合（綴じ合せ、接着、等）
するためのステーションのグループを有する丁合いライ
ンＺと、除去された欠陥グループの部分を分別するため
の分類ラインＦとの組合せであり、これによって分類さ
れたプロダクト部分は、丁合いラインの供給装置へ再循
環せしめられる。さらに複雑なアプリケーションのこの
例の補助により、殊にプロダクトタイプの変化の制御を
説明する。この図においては、プロダクトの経路は実線
で示され、データ伝送用の接続は破線で示されている。
図を不必要に使いすぎないように、画像処理モジュール
間の最も重要なデータ接続のみが示されており、これら
の接続が画像処理モジュールにリンクされている位置
は、ここでは図１から図３までの入出力位置に対応して
いない。

【００４０】丁合いラインＺは、供給装置Ｚ．１から
Ｚ．４までを含み、それによって、生産されるべきプロ
ダクトの主要部分は、例えば、印刷機から、バッファ６
を経て供給装置Ｚ．１を通り、準連続的に移送される。
さらなる供給装置Ｚ．２からＺ．４までにおいては、例
えば、ロールまたはスタックから、３つのさらなる部分
がラインＺ上において丁合いをされるべく前記グループ
に供給される。生産の浮動変化を可能ならしめるため
に、対応するロールまたはスタック位置（Ｚ．２０およ
びＺ．２１など）を有する２つの供給経路が、それぞれ
の供給装置Ｚ．２からＺ．３までに対して備えられる。
丁合いラインＺの終端部には、欠陥グループをプロダク
トの主流から除去するためのスイッチ点Ｗがある。欠陥
グループは、その諸部分を個別化するための個別化ステ
ーション７へ、またさらに次の、スイッチ点Ｗ．１から
Ｗ．４までを有する分類ラインＦへ移送される。分類ス
イッチ点Ｗ．１からＷ．４までを経て、かつ多分、さら
なる後続のスイッチ点Ｗ．２１からＷ．４１までを経
て、分類されたプロダクト部分は、対応する供給経路
Ｚ．１、Ｚ．２０、Ｚ．２１などへ移送される。丁合い
ラインＺ内において無欠陥で編集されたグループは、ス
イッチ点Ｗを経て、接合ステーションのグループＧへ移
送される。このグループＧは、例えば、接合されるべき
でない部分を有するプロダクトに対するバイパス８と、
綴じ合せステーション９と、接着ステーション１０と、
対応するスイッチ点Ｇ．１およびＧ．２と、を含む。

【００４１】図９の装置は、重ね合せインテリジェンス
と、画像ライブラリ５１と、を含む。画像ライブラリ５
１は、処理されるべき主要プロダクト部分の画像に関す
るデータと、ロールおよび／またはスタックの形式のさ
らなるプロダクト部分の識別特性と、主要プロダクト部
分への、また供給装置への、プロダクト部分の割当て
と、ある主要プロダクト部分へのある接合方式の関連割
当てと、を含む。この装置はさらに、図４、図６、およ
び図７に関連して既に実質的に説明された機能におい
て、丁合いを監視するための、画像記録装置２．１１か
ら２．１４までを有する画像処理モジュール１．１１か
ら１．１４までと、分類ラインＦを制御するための４つ
のさらなる画像処理モジュール１．１５から１．１８ま
でと、を含む。画像処理モジュール１．１１とは別に、
主要部分供給装置Ｚ．１を監視するために、さらなる画
像処理モジュール１．１９が備えられている。さらなる
プロダクト部分のロールおよび／またはスタックの、供
給装置への割当てを制御するために、読取り装置１１が
備えられている。

【００４２】本発明の方法は、図９によるアプリケーシ
ョンにおいては以下のように働く。通常の動作において
は、すなわち、瞬間的に供給されたタイプの主要プロダ
クト部分を処理している間は、画像処理モジュール１．
１１から１．１４までは、供給および制御スイッチ点Ｗ
を監視する。画像処理モジュール１．１５から１．１８
までは、分類を監視し、かつ分類スイッチ点Ｗ．１から
Ｗ．４までを制御する。さらなるプロダクト部分は、読
取り装置１１により、ロールまたはスタックの形式に識
別され、該識別に従って、重ね合せインテリジェンスに
より供給経路へ割当てられる。この割当てにより、追加
のスイッチ点Ｗ．２１からＷ．４１までもまたセットさ
れる。モジュール１．１１の基準画像は、瞬間的に処理
される主要プロダクト部分のタイプに対応し、画像ライ
ブラリから発生する。モジュール１．１２から１．１４
までの基準画像は、このタイプの主要プロダクト部分と
共に丁合いをされるべきさらなるプロダクト部分に対応
する。モジュール１．１５から１．１８までの基準画像
は、モジュール１．１１から１．１４までの基準画像と
同じである。

【００４３】生産の「浮動」変化に対しては、瞬間的生
産のために用いられない、さらなるプロダクト部分に対
する供給経路（例えば、Ｚ．２１、Ｚ．３１、および
Ｚ．３１）が、重ね合せインテリジェンスの指示に従っ
て、さらなるプロダクト部分のロールおよび／またはス
タックを備える。次に処理されるべき主要プロダクト部
分に対する基準画像は、重ね合せインテリジェンスによ
り、画像ライブラリからモジュール１．１９の基準画像
メモリ内へ書込まれる。スイッチ点Ｇ．１およびＧ．２
の次のセッティングが決定される。モジュール１．１１
は、なお主要プロダクトの供給装置Ｚ．１を監視し、そ
れによって、実画像と基準画像とが対応しなくなれば直
ちに、実画像はモジュール１．１９へ転送される。もし
実画像が、処理されるべき次の主要プロダクト部分の基
準画像（モジュール１．１９の基準画像）に対応すれ
ば、モジュール１．１９により、以下の諸ステップが対
応する遅延をもって開始される：モジュール１．１１の
基準画像メモリに、新しい主要プロダクト部分の画像を
重ね書きするステップ、供給装置Ｚ．２からＺ．４まで
への、供給経路（例えばＺ．２０からＺ．２１まで）を
変更するステップ、モジュール１．１２から１．１４ま
での基準画像メモリに重ね書きするための待機配置を確
立するステップ、スイッチ点Ｇ．１およびＧ．２を所定
位置にセットするステップ。

【００４４】モジュールの対１．１１／１．１８、１．
１２／１．１７、１．１３／１．１６、および１．１４
／１．１５は、丁合いラインのモジュールの基準画像メ
モリの重ね書きが、分類ラインの基準画像メモリの対応
する重ね書きを、対応する遅延をもって開始させるよう
に、リンクされている。

【００４５】以上の説明を例示的モデルとして解釈する
と、本発明の方法の無数のさらなるアプリケーションが
計画され、かつ実現されうる。それを行う場合、欠陥を
識別し、かつ除去または補正するための制御機能は別と
して、本発明の方法は、殊に、さらなる処理の諸ステッ
プ、またはさらなる処理の諸ステップの組合せ、を制御
する制御機能のために用いられうることを考慮しなくて
はならない。従って、例えば、図４に示されている本方
法のアプリケーションは、さまざまな異なる方法でさら
に処理されなくてはならない印刷プロダクトを順次製造
する印刷機にリンクせしめられうる。その場合、スイッ
チ点Ｗ．１からＷ．４までは、単にプロダクト流から特
定のプロダクトを取り出すためのスイッチ点として見ら
れるべきではなく、さらなる処理の特定の方法に対し、
プロダクトのタイプを割当てるための手段として見られ
るべきである。そのような場合においては、基準画像の
獲得および、あるさらなる処理の方法に対するあるプロ
ダクトタイプの割当ては、学習プロセスにおいては行わ
れえず、対応するデータは、重ね合せインテリジェンス
によって得られるようにされなくてはならない。

【図面の簡単な説明】

【図１】画像処理モジュールの例の機能図。

【図２】画像処理モジュールの例の機能図。

【図３】画像処理モジュールの例の機能図。

【図４】印刷プロダクトに対する本発明の方法のアプリ
ケーションを示す図。

【図５】図４に示されているアプリケーションのために
設置された、画像処理モジュールの詳細図。

【図６】再循環を有する印刷プロダクトの分類に対す
る、本発明の方法のアプリケーションを示す図。

【図７】部分プロダクトの制御された丁合いにより個別
化された印刷プロダクトを生産するための、本発明の方
法のアプリケーションを示す図。

【図８】図７に示されているアプリケーションのために
設置された、画像処理モジュールの詳細図。

【図９】異なるさらなる処理ステップの例示的組合せに
おける、本発明の方法のアプリケーションを示す図。

【符号の説明】

１画像処理モジュール２画像記録装置５重ね合せインテリジェンス５１画像ライブラリＡ１配置スイッチＢｉ実画像Ｂｓ基準画像Ｉ１画像処理モジュールの入力Ｉｉ実画像入力Ｏ１画像処理モジュールの出力Ｏｉ画像処理モジュールの出力Ｓｉ実画像メモリＳｓ基準画像メモリ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】プレプロダクト、中間プロダクト、プロダ
クト部分、および／または、完成印刷プロダクト、の画
像（Ｂｉ）がクロック式に記録され、該画像が基準画像
と比較され、制御信号が該比較の結果によって発生せし
められる、印刷プロダクト部分からの、新聞、雑誌、パ
ンフレット、などのような印刷プロダクトの生産の分野
におけるプロセスのための監視および制御方法であっ
て、それぞれが瞬間的な動作状態にある複数の画像処理
モジュール（１）内へ、少なくとも１つの画像記録装置
（２）によって記録された画像（Ｂｉ）が読込まれるこ
とと、前記画像処理モジュール内へ読込まれた該画像が
記憶されている基準画素（Ｂｓ）と比較されることと、
該比較の結果による、かつ前記画像処理モジュールの前
記瞬間的動作状態による、制御信号が発生せしめられ、
該制御信号が、処理および／または移送装置の制御のた
めに、また前記記憶されている基準画像（Ｂｓ）または
画像処理モジュールの前記瞬間的動作状態を変化させる
ために、さらに用いられることと、を特徴とする、印刷
プロダクトの生産の分野におけるプロセスのための監視
および制御方法。
【請求項２】画像処理モジュール（１）において発生せ
しめられた前記制御信号が、前記記憶されている基準画
像（Ｂｓ）と、画像処理モジュール（１）の前記瞬間的
動作状態と、を変化させるために同時に用いられること
を特徴とする、請求項１記載の方法。
【請求項３】画像処理モジュール（１）の前記瞬間的動
作状態が、さらに重ね合せインテリジェンス（５）によ
り変化せしめられうることを特徴とする、請求項１また
は請求項２記載の方法。
【請求項４】画像処理モジュールの基準画像が、前記重
ね合せインテリジェンス（５）により、画像ライブラリ
（５１）からの画像によって置換されうることを特徴と
する、請求項１から請求項３までのいずれかに記載の方
法。
【請求項５】画像処理モジュール（１）の前記瞬間的動
作状態が、さらに入力手段により可変であることを特徴
とする、請求項１から請求項４までのいずれかに記載の
方法。
【請求項６】画像処理モジュール（１）の前記瞬間的動
作状態が、画像の比較が行われるべきか否かと、該比較
のいずれの結果が制御信号の前記発生を開始せしめるか
と、前記記憶されている基準画像が、実画像により、ま
たは外部画像により、重ね書きされるか否かと、該実画
像が、さらなる画像処理モジュールに利用されるように
されるか否かと、を決定することを特徴とする、請求項
１から請求項５までのいずれかに記載の方法。
【請求項７】画像処理モジュール（１）によって発生せ
しめられた前記制御信号が、異なる数のクロック時間間
隔に対応する遅延を有する前記画像処理モジュールによ
り利用されうるようにされることを特徴とする、請求項
１から請求項６までのいずれかに記載の方法。
【請求項８】実画像（Ｂｉ）を記録する少なくとも１つ
の画像記録装置（２）と、該記録された実画像（Ｂｉ）
を基準画像（Ｂｓ）と比較し且つ制御信号を発生する複
数の画像処理モジュール（１）と、を含むことと、該画
像処理モジュールが、制御信号および／または画像デー
タが１モジュールから他モジュールへ伝送可能なように
接続されていることと、を特徴とする、請求項１から請
求項７までのいずれかに記載の監視および制御方法を行
うための装置。
【請求項９】それぞれの画像処理モジュール（１）が、
２つの画像メモリ（ＳｉおよびＳｓ）と、比較ユニット
（Ｂｉ＝Ｂｓ？）と、構成スイッチ（Ａ１からＡ５ま
で）と、を含むことと、画像処理モジュールが、画像に
対する入力および出力（Ｉｉ、Ｏｉ）を経て、発生せし
められた制御信号に対する出力（Ｏ１、Ｏ２）を経て、
かつ／または、条件スイッチ（Ａ１からＡ５まで）の配
置のための制御信号に対する入力（Ｉ１からＩ５まで）
を経て、接続可能であることと、を特徴とする、請求項
８記載の装置。
【請求項１０】前記画像処理モジュールの入力および出
力が内部的に接続されていることを特徴とする、請求項
９記載の装置。
【請求項１１】前記画像処理モジュールの少なくとも一
部が、制御信号の、かつ／または、画像データの逆伝送
のために、重ね合せインテリジェンス（５）に接続され
ていることを特徴とする、請求項８から請求項１０まで
のいずれかに記載の装置。
【請求項１２】前記重ね合せインテリジェンス（５）が
画像ライブラリ（５１）に接続されていることを特徴と
する、請求項１１記載の装置。
【請求項１３】前記画像処理モジュールの少なくとも一
部が、制御信号の入力に対する入力ユニットに接続され
ていることを特徴とする、請求項８から請求項１２まで
のいずれかに記載の装置。