JPH0884302A - メモリ内蔵テレビジョン装置 - Google Patents

メモリ内蔵テレビジョン装置

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JPH0884302A
JPH0884302A JP6220591A JP22059194A JPH0884302A JP H0884302 A JPH0884302 A JP H0884302A JP 6220591 A JP6220591 A JP 6220591A JP 22059194 A JP22059194 A JP 22059194A JP H0884302 A JPH0884302 A JP H0884302A
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由起子 大倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量メモリを備えたテレビジョン装置にお
いて、視聴者が離席中の放送内容をメモリに記録してお
き、経過した時間を遡って視聴可能としたメモリ内蔵テ
レビジョン装置を提供する。 【構成】 メモリ内蔵テレビジョン装置1は、主に操作
するためのリモコン部2や、所望の画像をマルチ画面或
いは拡大縮小自在な小画面で表示可能な表示部3や、各
種の放送信号を受信する受信手段4や、システムコント
ローラ10や、信号処理部11、そして大容量メモリ1
2を備えて構成される。 【効果】 受信した放送内容で視聴者が見逃してしまっ
た場面を瞬時に呼出して再生するため、ふと見過ごして
しまい悔しい思いをすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大容量メモリを備えたテ
レビジョン装置において、特に視聴者が離席中の放送内
容をメモリに蓄積しておき、経過した時間の放送内容を
遡って視聴することを可能にしたメモリ内蔵テレビジョ
ン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気通信技術の目覚ましい発展に
より、無線系、有線系のニューメディアが続々登場して
いる。高画質のハイビジョン(HDTV)や、クリアビ
ジョン(EDTV)、静止画放送、文字放送、24時間
の衛星放送(BS/CS)、そして双方向サービス時代
におけるケーブルテレビ(CATV)も普及が期待され
ている。これらのニューメディアが放送する放送内容
(番組ソフト)も多種多様であり、映画や、スポーツ、
そしてニュース番組等の娯楽鑑賞を中心とした従来の番
組ソフトに加え、新たに双方向の特徴を生かした、例え
ばゲームソフトや、ホームショッピング情報、更には番
組ソフト予約や、イベント予約サービスを提供する実験
も開始されている。このような情勢は、ニューメディア
対応テレビジョン装置の登場を予感させるものである。
【0003】一方、記録メディアの発達も著しく半導体
メモリの大容量化や、ディスク状記録媒体を用いた記録
装置の大容量化や高速処理化が一段と進行しつつある。
書換え可能な光磁気ディスク(MO:Magneto Optical)
や、新たに光強度を変化させてデータの記録/再生を行
う相変化型光ディスク(PC:Phase Change) 方式も開
発されている。また、デジタルビデオディスク(以下、
単に「DVD」と記す)や記録/再生可能なコンパクト
ディスク(以下、単に「CD」と記す)の発達も目ざま
しく、12センチのCDに後述する「MPEG2」レベ
ルの動画像を2時間程度記録/再生可能な装置が開発さ
れつつある。更に、磁気テープ媒体上にデジタル信号を
記録するデジタルビデオテープレコーダ(以下、単に
「DVTR」と記す)も今後の開発が期待されている。
【0004】また、画像や音声信号の圧縮符号化技術の
発達も著しく、この圧縮符号化技術により実際に必要な
データ量を圧縮して削減し、放送に限定されることな
く、通信や記録メディアの媒体を介して、画像や音声信
号及びデータ情報を短時間で大量に伝達し、且つ記録/
再生する技術も開発されつつある。この画像や音声信号
の圧縮符号化技術は、既に実用化の段階にあるMPEG
1から拡張されたMPEG2(Moving Picture Image Co
ding Experts Group Phase 2) と呼称される画像/音声
圧縮の世界標準方式により実用化の段階を迎えている。
【0005】これらの圧縮符号化技術を利用することに
より、動画を前記CDやDVDには2時間程度、DVT
Rには標準テープを使用して21時間程度、また半導体
メモリを使用したメモリカードには20分程度、各々記
録/再生可能な装置が開発されつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなテ
レビジョン装置を取りまく環境や状況の変化の中で、視
聴者(ユーザ)のテレビジョン装置に対する要求も高ま
りつつあり、単に多機能なだけではなく、よりユーザー
インターフェースに叶ったテレビジョン装置が求められ
ている。即ち、ユーザの多種多様な生活様式に対応した
テレビジョン装置の登場が期待されているのが現状であ
る。
【0007】一方、ユーザのテレビジョン装置の視聴形
態において、止むを負えず離席する場合や、ふと見過ご
してしまって悔しい思いをすることがある。また、離席
することでストーリーの展開が不明になり興味が半減す
る場合や、見過ごしてしまった勝負の結果が気にかかる
ことも少なくない。この場合、その放送内容を例えば数
分間程度遡って見たい場合がある。こうした要求に対応
するためには、放送内容をVTR等の記録機器に常時録
画しておけば良いが、VTRは巻き戻して再生するため
アクセスに時間がかかり、一連の操作も煩雑であり現実
的な対応ではない。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ユーザが見過ごしてしまった放送内容を、遡って視
聴できるようにしたメモリ内蔵テレビジョン装置を提供
しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明においては、大容量メモリと、離席選択スイ
ッチと、表示部を備えたテレビジョン装置において、ユ
ーザが通常放送を視聴中に離席選択スイッチを起動して
離席したときその離席期間の放送内容を圧縮して大容量
メモリに記録し、或いは所定時間の放送内容を常時記録
する。そして、ユーザが復席後に前記離席選択スイッチ
を解除したときその離席期間の、或いは予め選択された
再生時間内の放送内容を高速で再生して表示し、通常放
送に追随して追いつき、通常放送に復帰するようにし
た。但し、ここでの復席とは必ずしも席に座することに
限らず、横臥姿勢等のユーザのあらゆる視聴形態も全て
含まれるものとする。
【0010】このとき、大容量メモリと、離席選択スイ
ッチと、表示部を備えたテレビジョン装置において、そ
の大容量メモリ内には圧縮して記録された放送内容を記
憶しておくユーザ領域と、離席期間をカウントするタイ
マーを備えている。
【0011】また、高速再生される放送内容の再生速度
は、ユーザが自在に調整可能とし、前記表示部の表示方
法は、画面全体まで連続的に拡大縮小可能で、反転も可
能なピクチャー・イン・ピクチャー(Picture in Pictur
e)であり、また、2画面以上のマルチ画面も可能なピク
チャー・アンド・ピクチャー(Picture and Picture)と
することで前記課題を解決した。
【0012】
【作用】メモリ内蔵テレビジョン装置において、ユーザ
が通常放送を視聴中に離席選択スイッチを起動して離席
したとき、その離席期間の放送内容を圧縮して大容量メ
モリに記録し、もしくは所定時間の放送内容を常時記録
する。そして、ユーザが復席後に前記離席選択スイッチ
を解除したとき、その離席期間の放送内容を高速で再生
することができる。
【0013】従って、その大容量メモリ内には圧縮して
記録された放送内容を記憶しておくユーザ領域を備えて
いる。また、タイマーを備えており離席期間をカウント
することができる。
【0014】特に、高速再生される放送内容の再生速度
は、ユーザが自在に調整可能であり、前記表示部の表示
方法は、画面全体まで連続的に拡大縮小可能であり、反
転も可能なピクチャー・イン・ピクチャーである。ま
た、2画面以上のマルチ画面も可能なピクチャー・アン
ド・ピクチャーで表示することができる。
【0015】
【実施例】以下、図1ないし図4を参照して、本発明の
メモリ内蔵テレビジョン装置の実施例を説明する。図1
は本発明のメモリ内蔵テレビジョン装置の構成を示すブ
ロック図であり、図2は本発明のメモリ内蔵テレビジョ
ン装置のリモコン部の一例を示す図であり、図3は本発
明の表示部における表示例を模式的に示す図であり、図
4は本発明のメモリ内蔵テレビジョン装置の離席モード
を示すフローチャート図である。
【0016】先ず、図1を参照して本発明のメモリ内蔵
テレビジョン装置の構成と動作を説明する。符号1は本
発明のメモリ内蔵テレビジョン装置の一例であり、符号
2は本発明のメモリ内蔵テレビジョン装置1を主に操作
するためのリモコン部である。符号3は所望の画像をマ
ルチ画面或いは拡大縮小自在な小画面で表示可能な表示
部であり、前記表示部3にはメモリ内蔵テレビジョン装
置1の操作状況を表示する。
【0017】前記メモリ内蔵テレビジョン装置1は受信
手段4を備えており、各種の放送信号を受信する。前記
受信手段の細部構成は、アナログ放送信号やデジタル放
送信号を受信する光ケーブルアダプタ4Aや、NTS
C、BS、CSチューナ4Bや、デジタルTVチューナ
4Cや、ケーブルテレビを受信するCATVコンバータ
4D等で構成されている。前記各種の受信手段4で受信
されたアナログ放送信号やデジタル放送信号は、プログ
ラムセレクタ5に入力される。プログラムセレクタ5
は、システムコントローラ10の制御に応動して放送信
号の選択を行い指定データを得る。リモコン部2は、赤
外線等に変換した制御データを発信する。発信された制
御データはリモコン受信部7で受信され、システムコン
トローラ10に送付される。システムコントローラ10
では、リモコンフォーマットに応じたデコード処理を行
いメモリ内蔵テレビジョン装置1の制御を行う。更に、
システムコントローラ10は内蔵するタイマ19を参照
して、現在日時を取り込むようになされている。
【0018】放送信号がアナログ放送信号の場合には、
受信内容をデコーダ6で復調して次段の画像中間処理部
8に送出する。前記画像中間処理部8においてクロマ処
理や中間周波数増幅等の中間処理を行い、A/D変換9
でA/D変換処理後、信号処理部11に送出される。信
号処理部11では入力されたアナログ放送信号を大容量
メモリ12に合致した記録フォーマットに符号化するた
め、例えばMPEG2システム(又はMPEG2ビデ
オ、MPEG2オーディオ)の各データにエンコード処
理を行う。但し、デジタルTVチューナ等で受信された
デジタル放送信号は、A/D変換処理やエンコード処理
の必要はないため、信号処理部11ではエンコード処理
は行わずデジタル放送信号として処理され、大容量メモ
リ12に記録される。なお、本発明は前記MPEG2方
式を初め全ての圧縮方式を対象とするものである。
【0019】この大容量メモリ12は所定のユーザ領域
を備えており、ユーザは所望の受信内容を圧縮して記録
してライブラリーを形成することができる。また、前記
大容量メモリ12に付随してROM/RAM13が装備
されており、前記ROM/RAM13には、システムコ
ントローラ10の所定の制御プログラムや表示部3に映
出される表示データが格納されている。これにより本発
明のメモリ内蔵テレビジョン装置1の動作を円滑に推進
する。
【0020】大容量メモリ12の記録内容は信号処理部
11において伸張等の復号処理(デコード)が施され
て、D/A変換14を介してRGB出力15に送出され
る。前記RGB出力15ではコンポジットビデオ信号
や、RGBのコンポーネント信号として復元して前記表
示部3に表示する。同様に、音声においても音声信号処
理16で復調され、音声出力17で電力増幅された後、
スピーカ18から音声信号として出力される。
【0021】本発明のメモリ内蔵テレビジョン装置1に
内蔵される可能性のある大容量メモリとしては光ディス
クを基本とする。この大容量メモリの可能性として、S
HGやブルーレーザ等の短波長光源の開発で実用化が期
待されるCD(ビデオCD)や、DVD、そしてDVT
R等の今後開発が期待される全ての記録媒体を対象とす
る。
【0022】次に、図2を参照して本発明のリモコン部
の詳細を説明する。図2はリモコン部2の概要を示して
おり、本発明のメモリ内蔵テレビジョン装置1の基本的
な操作を行う。前記リモコン部2は、メモリ内蔵テレビ
ジョン装置1の操作に必要な各種の制御信号が重畳され
た電波や赤外線を発光する赤外線発光部20や、メモリ
内蔵テレビジョン装置1の制御情報を階層構造で表示
し、必要に応じて現状の動作ポイントをカラー化して強
調表示するLCDパネル部21、操作部である十字キー
22や、トラックボール23や、離席選択スイッチ24
や、そしてFFボタン25を備えて構成される。
【0023】前記リモコン部2のFFボタン25は、メ
モリ内蔵テレビジョン装置1の表示部3に表示される再
生画像の再生速度を可変する場合に使用される。例え
ば、前記FFボタン25を押圧し続けると再生画像の再
生速度は高速になり、離すと所定の再生速度になるよう
な動作を行う。離席選択スイッチ24は、ユーザが離席
する場合に「ON」、復席する場合に「OFF」を押圧
して操作を行う。又は、この離席選択スイッチ24は、
押圧する度に「ON」、「OFF」を繰り返すトグルス
イッチ形式としても良い。なお、前記リモコン部2のL
CDパネル部21には各種の制御情報とともに、メモリ
内蔵テレビジョン装置1の表示部3の表示内容と同一内
容を所定の指示により表示可能となされている。
【0024】更に、図3を参照して本発明の表示部の表
示例を説明する。図3は、一例として示したピクチャー
・アンド・ピクチャー形式の二画面表示例である。現
在、主流と成りつつある横長画面の表示部に通常放送を
表示している時、ユーザの復席を示す離席選択スイッチ
の「OFF」が起動された時、表示部が左右に分割し
て、左画面Lには現放送中の通常放送をそのまま表示
し、右画面Rにはメモリ内蔵テレビジョン装置1の大容
量メモリから呼出された再生画像や、再生音声や、そし
て再生データを時間を遡って表示している状態を示して
いる。なお、この再生画像や、再生音声や、そして再生
データの再生速度はユーザが任意の再生速度に指定する
ことが可能である。
【0025】別の表示機能として、メモリ内蔵テレビジ
ョン装置1のシステムコントローラ10が、ユーザの前
回選択した小画面の大きさや、再生速度を記憶してお
き、前回選択された小画面の大きさで、前回選択された
再生速度において表示部に表示する、所謂学習機能付の
ピクチャー・イン・ピクチャー表示も可能である。更
に、表示部の余白部に離席モードが選択されていること
を示す「離席モード」表示を行い、右画面Rの再生画面
中に高速再生を示す「高速再生中」や図示していないが
再生速度を示す「20倍再生」等の表示を行うことがで
きる。
【0026】同じく、本発明のメモリ内蔵テレビジョン
装置の離席モードの動作を図4のフローチャートを参照
して説明する。ユーザがメモリ内蔵テレビジョン装置1
を受信中にリモコン部2等を操作してこの離席モードを
選択してスタートする(ステップSP1)。ステップS
P2において、ユーザは席を立つ際には「ON」、席に
戻った際には「OFF」の離席選択スイッチの選択をす
る。このとき、例えばユーザが「ON」を選択した場合
は図1に示したROM/RAM13の固定データから図
3Eに示すように「離席モード」を前記メモリ内蔵テレ
ビジョン装置1の表示部3に表示してステップSP3に
移る、「OFF」を選択した場合はステップSP5の再
生ループに移る。但し、ユーザが別の手段において、予
め離席選択モードを選択している場合はそちらが優先
し、メモリ内蔵テレビジョン装置1は大容量メモリの記
録容量の限界までFIFO(先入れ先出し)動作で記録
を行い、再生動作に備える。
【0027】ステップSP3において、図1のシステム
コントローラ10を起動して記録データである記録ID
を生成して登録する。ステップSP4において、前記記
録IDとともに画像、音声データをメモリ内蔵テレビジ
ョン装置1の保有する大容量メモリに圧縮して記録を開
始する。このような動作で前記テレビジョン装置1の保
有する大容量メモリの記録容量の限界までFIFO動作
で記録を繰り返す記録ループを形成する。
【0028】次に、再生時の動作を説明する。ユーザが
復席して離席選択スイッチ「OFF」を起動した場合再
生ループに入る。ステップSP5において、大容量メモ
リに記録IDとともに記録された画像/音声データのI
Dを検索して読み出す。更に、ステップSP6では、大
容量メモリから記録内容を読み出し、前記メモリ内蔵テ
レビジョン装置1の表示部3に表示する。このとき、ユ
ーザは記録内容の再生速度を操作することが可能であ
り、例えば図2のFFボタン25を操作すると再生速度
は自在に変化する。ユーザによる再生速度の指定がない
場合は、所定の再生速度で再生され、現放送中の通常放
送に追いつくまで高速再生動作を継続する。ステップS
P7において、再生画像は通常放送に置き替わりるか、
ピクチャー・イン・ピクチャーの小画面か、又はピクチ
ャー・アンド・ピクチャーの2画面或いはマルチ画面で
表示する。このとき、表示部3には図3Fに示すように
「高速再生中」と表示される。
【0029】ステップSP8では、再生時間の残量を前
記大容量メモリの記録時のデータとベリファイ(比較)
処理して、ユーザの指定した離席開始点に到らない(N
O)の場合、大容量メモリを起動してユーザの離席開始
点まで遡り画像を高速再生する。ユーザの指定した離席
開始点に到達した場合(YES)ステップSP9に移
る。ステップSP9において、全ての再生動作が終了す
ると元の通常放送に戻り、一連の離席期間の記録/再生
モードの動作を終了する。
【0030】前記実施例では、ユーザが離席と復席の指
示をするケースについて説明したが、自動的に常時記録
しておいてユーザが復席の指示を出すだけで一定時間再
生するケースや、また、各種センサーを用いて自動的に
ユーザの離席や復席を検出しても良い。例えば、音声認
識等で「さいせい」と指示することもできる。また、前
記実施例では画像データ処理を中心に説明したが、厳密
には、MPEG2レベルのデジタルデータを画像データ
と音声データに分離して大容量メモリへの記録がなされ
る。更に、画像データや音声データに限らずデータ情報
にも応用可能である。以上、ここで説明した実施形態に
とらわれず様々な形態に発展できることは言うまでもな
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明のメモリ内蔵
テレビジョン装置によれば、将来のマルチメディア対応
のテレビジョン装置としては、大容量メモリの可能性の
高いCDや、DVD、DVTR、そして半導体メモリ等
を組み込み可能とする形態が採用される可能性が高い。
これらの大容量メモリは日進月歩でその機能や、容量、
質が向上しており当初からテレビジョン装置に組み込ま
れる可能性が高い。こうしたマルチメディア装置の到来
においても、ユーザは大容量メモリの存在を特別に意識
することなく受信した放送内容を記録/再生することが
可能となる。
【0032】そして、受信した放送内容において、ユー
ザが見逃してしまった場面を瞬時に呼出して再生するた
め、ふと見過ごしてしまって悔しい思いをすることがな
く、離席してストーリーの展開が不明になり興味が半減
することもない。また、VTRの場合のように操作の煩
わしさもないから、手軽に迅速なアクセスが可能とな
り、ユーザのテレビジョン装置の楽しみ方を拡大するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のメモリ内蔵テレビジョン装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 本発明のメモリ内蔵テレビジョン装置のリモ
コン部の一例を示す図である。
【図3】 本発明の表示部における表示例を模式的に示
す図である。
【図4】 本発明のメモリ内蔵テレビジョン装置の離席
モードを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 メモリ内蔵テレビジョン装置 2 リモコン部 3 表示部 4 受信手段 4A 光ケーブルアダプタ 4B NTSC、BS、CSチューナ 4C デジタルTVチューナ 4D CATVコンバータ 5 プログラムセレクタ 6 デコーダ 7 リモコン受信部 8 画像中間処理部 9 A/D変換 10 システムコントローラ 11 信号処理部 12 大容量メモリ 13 ROM/RAM 14 D/A変換 15 RGB出力 16 音声信号処理 20 発光部 21 LCDパネル部 22 十字キー 24 離席選択スイッチ L 左画面 R 右画面 E 離席モード F 高速再生中

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大容量メモリと、離席選択スイッチと、
    表示部を備えたテレビジョン装置において、視聴者が通
    常放送を視聴中に離席選択スイッチを起動して離席した
    とき、その離席期間の放送内容を大容量メモリに記録
    し、視聴者が復席後に前記離席選択スイッチを解除した
    とき、その離席期間の放送内容を高速再生して表示部に
    表示し、通常放送に追随して追いつき、その後通常放送
    に復帰することを特徴とするメモリ内蔵テレビジョン装
    置。
  2. 【請求項2】 大容量メモリと、離席選択スイッチと、
    表示部を備えたテレビジョン装置において、所定期間の
    放送内容を常時大容量メモリに記録し、視聴者が復席後
    に前記離席選択スイッチを起動したとき、予め選択した
    再生期間内の放送内容を高速再生して表示部に表示し、
    通常放送に追随して追いつき、その後通常放送に復帰す
    ることを特徴とするメモリ内蔵テレビジョン装置。
  3. 【請求項3】 大容量メモリと、離席選択スイッチと、
    表示部を備えたテレビジョン装置において、その大容量
    メモリ内には記録された放送内容を記憶しておくユーザ
    領域と、離席期間をカウントするタイマーを具備してな
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のメモ
    リ内蔵テレビジョン装置。
  4. 【請求項4】 再生される放送内容の再生速度を、視聴
    者が調整自在でなることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のメモリ内蔵テレビジョン装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部の表示方法は、画面全体まで
    連続的に拡大縮小可能なピクチャー・イン・ピクチャー
    であり、また、2画面以上のマルチ画面も可能なピクチ
    ャー・アンド・ピクチャーであることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のメモリ内蔵テレビジョン装
    置。
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