JP3680840B2 - 映像記録再生装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は放送内容を圧縮して記録/再生するメモリ機能付テレビジョン装置等に用いられる映像記録再生装置及び方法に関し、特に、再生時間を視聴者が自由に設定して再生可能な映像記録再生装置及び方法に関するものである。
【0002】
【産業上の利用分野】
本発明は放送内容を圧縮して記録/再生するメモリ機能付テレビジョン装置において、特に、再生時間を視聴者が自由に設定して再生可能なメモリ機能付テレビジョン装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
近年、電気通信技術の目覚ましい発達により、無線系、有線系のマルチメディアが続々登場している。高画質のハイビジョン(HDTV)や、クリアビジョン(EDTV)、静止画放送、文字放送、データ放送、24時間の衛星放送(BS/CS)、そして双方向サービス時代におけるケーブルテレビ(CATV)も普及が期待され、所謂放送のマルチメディア化が進行している。
【0004】
また、これらのマルチメディアが放送する放送プログラムも多種多様であり、映画、スポーツ、ニュース、料理、そして音楽番組等の娯楽鑑賞を中心とした従来の放送プログラムに加え、新たに双方向の特徴を生かした地域コミュニティ情報、図書館資料、ホームショッピング情報、在宅医療サービス情報等を提供する実験も開始されている。
【0005】
一方、記録メディアの発達も著しく、半導体メモリの大容量化やディスク状記録媒体を用いた記録装置の大容量化や高速処理化が一段と進行しつつあり、書換え可能な光磁気ディスク(MO:Magneto Optical)や、新たに光強度を変化させてデータの記録/再生を行う相変化型光ディスク(PC:Phase Change)方式も開発されている。また、デジタルビデオディスク(以下、単に「DVD」と記す)や、記録/再生可能なコンパクトディスク(以下、単に「CD」と記す)や、磁気テープ媒体上にデジタル信号を記録するデジタルビデオテープレコーダ(以下、単に「DVTR」と記す)も開発され今後が期待されている。これらの記録媒体にはMPEG2(Moving Picture Image Coding Experts Group Phase2)等の圧縮符号化技術を利用して動画像を前記CDやDVDには2時間程度、標準テープを使用したDVTRには21時間程度、各々記録/再生可能な装置が開発されつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの記録媒体の応用技術はまだコンピュータストレージ用として使用されているに過ぎず、テレビジョン装置とこれらメモリとの融合した形態はまだ本格的には現出していない。また、テレビジョン装置を取りまく環境や状況の変化の中で、視聴者(以下、単に「ユーザ」と記す)の生活様式も多種多様であり、上述のような新たな放送サービスから提供される有り余る情報の中から、ユーザが所望の情報を入手することは益々困難な状況となりつつある。こうした状況下でユーザのテレビジョン装置に対する要求も高まり、単に多機能なだけではなく、よりユーザーインターフェースに叶ったテレビジョン装置が求められている。
【0007】
つまり、多忙なユーザがゆっくりテレビジョン装置を視聴する時間はあまりなく、もっと手軽に所望の情報を入手可能なテレビジョン装置の形態が期待されている。こうした要求に対応するためには放送内容をVTR等の記録機器に常時録画して置けばよいが、VTRはアクセスに時間を要するばかりか高速時の再生速度も2倍程度が限界であり、記録/再生等の一連の操作も煩雑であった。
【0008】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、膨大な放送プログラムの中からユーザが煩雑な操作の必要なく、所望の時間内で最新情報を入手できる映像記録再生装置及び方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明に係る映像記録再生装置は、ユーザにより指定されたチャンネルの放送信号を記録し、記録された前記放送信号を受信チャンネル毎に分類する記録手段と、受信チャンネル毎に記録された前記放送信号を静止画または一部動画でメニュー画面として表示するよう制御する表示制御手段と、前記放送信号を所定の再生時間で再生する高速再生モードにおいて、再生時間を指定する操作手段と、前記メニュー画面において、ユーザにより選択された放送信号を前記指定された再生時間で再生する再生手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る映像記録再生方法は、ユーザにより指定されたチャンネルの放送信号を記録し、記録された前記放送信号を受信チャンネル毎に分類する記録工程と、受信チャンネル毎に記録された前記放送信号を静止画または一部動画でメニュー画面として表示するよう制御する表示制御工程と、前記放送信号を所定の再生時間で再生する高速再生モードにおいて、再生時間を指定する操作工程と、前記メニュー画面において、ユーザにより選択された放送信号を前記指定された再生時間で再生する再生工程とを備えることを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明に係る映像記録再生装置は、放送信号の属するカテゴリの情報を付加して送信される放送信号から指定されたカテゴリに属する放送信号を記録し、記録された前記放送信号をカテゴリ毎に分類する記録手段と、カテゴリ毎に記録された放送信号をメニュー画面として表示するよう制御する表示制御手段と、前記放送信号を所定の再生時間で再生する高速再生モードにおいて、再生時間を指定する操作手段と、前記メニュー画面において、ユーザにより選択された放送信号を前記指定された再生時間で再生する再生手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る映像記録再生方法は、放送信号の属するカテゴリの情報を付加して送信される放送信号から指定されたカテゴリに属する放送信号を記録し、記録された前記放送信号をカテゴリ毎に分類する記録工程と、カテゴリ毎に記録された放送信号をメニュー画面として表示するよう制御する表示制御工程と、前記放送信号を所定の再生時間で再生する高速再生モードにおいて、再生時間を指定する操作工程と、前記メニュー画面において、ユーザにより選択された放送信号を前記指定された再生時間で再生する再生工程とを備えることを特徴とするものである。
【0011】
前記操作手段は、前記高速再生モードにおいて表示される再生時間の候補を選択することにより再生時間を指定し、前記再生手段は、前記選択された再生時間で前記放送信号を再生処理することが好ましい。前記記録手段は、記録された前記放送信号の保管命令が指示された場合、前記放送信号を、所定の期間記憶しておくユーザー領域に保管することが好ましい。前記記録手段は、古い記録信号から順次消去し、新しい放送信号を記録することが好ましい。ユーザにより放送信号の予約設定があった場合、前記記録手段は、該予約された放送信号を優先して記録することが好ましい。
【0012】
また、前記表示制御手段は、画面全体まで連続的に拡大縮小可能なピクチャー・イン・ピクチャーとなるよう表示を制御することが挙げられ、前記表示制御手段は、2画面以上のマルチ画面も可能なピクチャー・アンド・ピクチャーとなるよう表示を制御することが挙げられる。さらに、指定されたチャンネルの放送信号を記録するチャンネル選択モードと、指定されたカテゴリに合致するカテゴリの放送信号を記録するカテゴリ選択モードとを選択させる選択手段と、を有することが好ましい。
【0013】
【作用】
放送内容を圧縮して記録するメモリと表示部を備えたメモリ機能付テレビジョン装置において、放送内容を受信チャンネル毎に分類して記録する記録手段と、ユーザが所望の受信チャンネルを選択する操作手段と、所望の受信チャンネルを再生する再生手段と、そして受信チャンネル毎に記録された放送内容をチャンネルとともに静止画または一部動画でメニュー画面として表示する表示手段とを備えた。そこで、ユーザが前記操作手段を操作して特定受信チャンネルを選択したとき、即座に再生を開始することができる。
【0014】
また、放送内容を圧縮して記録するメモリと表示部を備えたメモリ機能付テレビジョン装置において、放送内容を識別するためのIDコードを付加して送信される放送内容をカテゴリ毎に分類して記録する記録手段と、ユーザが所望のカテゴリを選択する操作手段と、所望のカテゴリを再生する再生手段と、そしてカテゴリ毎に記録された放送内容をアイコン(ICON)でメニュー画面として表示する表示手段とを備えた。そこで、ユーザが前記操作手段を操作して特定カテゴリを選択したとき、即座に再生を開始することができる。
【0015】
また、前記メモリには圧縮して記録された放送内容を所定の期間記憶しておくユーザー領域を備えた。また、前記表示部の表示方法は画面全体まで連続的に拡大縮小可能なピクチャー・イン・ピクチャーであり、2画面以上のマルチ画面も可能なピクチャー・アンド・ピクチャーで表示可能である。
【0016】
更に、放送内容を圧縮して記録するメモリと表示部とを備えたメモリ機能付テレビジョン装置において、前記メモリに記録された放送内容の再生時間を設定する操作手段と、所望の再生時間で再生する再生手段とを備えることにより、ユーザが前記操作手段を操作して再生時間を設定したとき、その操作に応動して所望の再生時間で即座に再生することができる。
【0017】
【実施例】
以下、図1ないし図6を参照して本発明に係る映像記録再生装置及び方法が適用されたメモリ機能付テレビジョン装置の実施例を説明する。
【0018】
先ず、図1を参照して本発明のメモリ機能付テレビジョン装置構成と動作を説明する。同図における符号1は本発明のメモリ機能付テレビジョン装置の全体図であり、符号2は前記メモリ機能付テレビジョン装置1の操作の用に供するリモコン部であり、符号3は映像や情報を表示する表示部である。また、符号4はユーザ交替用ディスクであり、符号5は放送電波を受信する地上波や衛星等の受信アンテナであり、符号6はケーブルテレビ受信器(CATV受信器:光ケーブルや同軸ケーブル)である。
【0019】
同図に示したメモリ機能付テレビジョン装置1において、受信アンテナ5やCATV受信器6は放送信号を受信してRF信号を生成してチューナ7に送出する。チューナ7にはRF信号を復調するチューナや選曲回路、又はCATVデコーダが内挿されており、これらの回路で選曲及び復調がなされて前記チューナ7の出力にはビデオ信号や音声信号が出力される。前記出力信号はプログラムセレクタ8に入力され、プログラムセレクタ8ではシステムコントローラ10の制御の基でアナログ放送信号かデジタル放送信号かの選択を行い指定データを得る。
【0020】
放送信号がアナログ放送信号の場合には、例えば前記MPEG2システム又はMPEG2ビデオの各データにエンコードするためエンコーダ9に送出する。エンコーダ9では入力されたアナログ放送信号を大容量メモリ11に合致した記録フォーマットに符号化するためのエンコード処理を行う。但し、デジタル放送信号はエンコード処理の必要はないため、エンコーダー9では未処理のままデジタル放送信号として処理され、大容量メモリ11に送出されて記録される。
【0021】
前記メモリ機能付テレビジョン装置1には、ROM/RAM11A、一次メモリ11B、大容量メモリでなる二次メモリ11C、そしてユーザ交替用ディスク4を駆動するための駆動装置16が装填して内蔵されている。前記大容量メモリ11の動作を簡単に説明するならば、ROM/RAM11Aにはシステムコントローラ10用の所定の制御プログラムが格納されており、これにより本メモリ機能付テレビジョン装置1の動作を円滑に推進する。
【0022】
一次メモリ11Bは、所謂キャッシュメモリ的に使用され、記録データは一旦一次メモリ11Bに格納されてセクタ単位に再構成して二次メモリ11Cに転送する役割を果たし、比較的短時間のデータの保存も行う。二次メモリ11Cは、数ギガバイトの大容量メモリであり長時間の記録データを保存する。駆動装置16は、例えば映画や海外ニュース等をユーザが就寝中に記録しておき、翌朝ポータブル再生装置等で再生する場合や、ユーザー同士が交替して使用する用途に供するユーザ交替用ディスク4を駆動する動作をする。前記ユーザ交替用ディスク4は駆動装置16を介して大容量メモリ11Cの記録内容を入出力自在になされている。
【0023】
システムコントローラ10は本発明の要点である次のような動作を行う。つまり、大容量メモリ11は記録すべき放送サービスや所望の放送プログラムの記録/再生が可能であり、前記大容量メモリ11はシステムコントローラ10の制御に基づき、チャンネル選択モード或いはカテゴリ選択モードのいずれかの選択が可能である。
【0024】
チャンネル選択モードにおいては、ユーザがタイマー予約等で時間やチャンネルを指定した場合にはそのチャンネルの放送内容を優先的に記録する。ユーザによるチャンネルの指定が無い場合には、各チャンネル毎の放送内容を一律にFIFO(先入れ先出し)動作で記録するモードである。
【0025】
カテゴリ選択モードは、放送局から送信される放送信号には放送内容を記録するためのカテゴリIDコード等が付加されて送信されるものとして、前記プログラムID検出12でその放送内容に付加されたカテゴリIDコードをデコードして読取し、プログラムセレクタ8においてスイッチ制御13を介して予め定められたカテゴリ領域に分類して記録する。一例として、映画、スポーツ、そしてニュースにカテゴリ分類された放送内容はエンコーダ9においてエンコード処理後、大容量メモリ11に優先的に記録されるモードである。これらのモード選択はリモコン部2や本発明のメモリ機能付テレビジョン装置の操作部(図示省略)で行いその結果は表示部3に表示される。
【0026】
大容量メモリ11の記録内容はデコーダ14で伸張等の復号処理が施されてNTSC信号やRGBコンポーネント信号として復調され、スイッチ制御18の制御情報に基づいてスイッチ/IO15を経由してCRTや液晶表示素子等の表示部3に表示される。表示部3はシステムコントローラ10で制御されてモニターのオン・オフ制御を行う。つまり、主電源はオフの所謂スタンバイ状態においても大容量メモリ11は記録状態を保持することが可能である。
【0027】
メモリ機能付テレビジョン装置1には電話回線20が具備されており、有料放送等の精算をユーザの銀行口座から自動的に行うことが可能である。また、受信部17はリモコン部2から送信された制御フォーマットに応じたデコードを行いシステムコントローラ10に送付されて処理される。更に、タイマー19は電子時計や自動時刻設定機能を備えたタイマーであり、タイマー予約やユーザが再生時間を設定する際の基準となる。
【0028】
本発明のメモリ機能付テレビジョン装置1に内蔵される可能性のある大容量メモリとしては、一次メモリとして益々大容量化が進行する半導体メモリ等の固体メモリであり、二次メモリとして光ディスクを内蔵することを基本とする。また二次メモリの可能性として、SHGやブルーレーザ等の短波長光源の開発で実用化が期待されるCDやDVD、そしてDVTR等の今後開発が期待される全ての記録媒体を対象とする。
【0029】
次に、図2及び図3を参照して本発明のメモリ機能付テレビジョン装置の表示例を説明する。本発明のメモリ機能付テレビジョン装置1は、図1に示す如く交替可能なユーザ交替用ディスク4を装着可能とする駆動装置16や、表示部3を備えて構成される。前記表示部3には各種のモードで記録された記録内容を再生する際のメニュー画面が表示される。
【0030】
図2(a)には一例として大容量メモリ11に記録されている記録内容23や、チャンネル21が6チャンネル分表示されている状態を示している。前記チャンネル21の表示形態は、静止画及び一部動画で表示されている記録内容23に重畳されて所定の色付けがなされて表示されている。そして、ユーザによってリモコン部2等で所望のチャンネルが選択された場合は点滅して強調される。ユーザがメニュー画面を選択した場合はポインタ22が表示部3上に現出する。ユーザはリモコン部2を操作することにより前記ポインタ22を作動させて所望のチャンネルを選択するようになされている。図2(b)はカテゴリ選択モードで記録された記録内容のカテゴリアイコン24が現出している例であり、チャンネル選択モードの場合と同様にポインタ22を作動して所望のカテゴリを選択するようになされている。
【0031】
ここで、図3を参照してリモコン部の詳細を説明する。リモコン部2はLED発光部26や、メニュー画面を呼出するためのメニューキー27や、一指のみで選択及び確定の操作を行う操作子25等を主たる構成要素として備えている。
【0032】
その動作を簡単に説明するならば、図3(a)及び(b)における操作子25は一指のみで操作可能であり、少なくとも8方向の内の何れかの方向に傾斜させてそのX軸及びY軸方向の傾斜角度を不図示のX、Y軸エンコーダにて読取して操作情報を得る。更に、前記操作子25の押圧動作により不図示のタクトスイッチが起動して確定動作が行われるようになされている。
【0033】
例えば、ユーザが図2に示したメニュー画面から所望のチャンネルやカテゴリを選択しようとする場合、ユーザは初めに前記リモコン部2のメニューキー27を押圧してメニュー画面を呼出すると、前記表示部3上にポインタ22(指示マーク)が現出する。そこで、前記操作子25を上下左右に可動して表示部3上のポインタ22の注目項目を移動させ、所望のチャンネルを選択して前記操作子25先端を押圧して確定する。LED発光部26は前記メモリ機能付テレビジョン装置1の制御情報を赤外線等の光信号に変換して発信する。
【0034】
再び図2の説明に戻り、ユーザがリモコン部2等を操作して後述する操作方法で再生時間及びチャンネル21を選択して確定した場合、そのチャンネル21の記録内容23は、直ちに前記メモリ機能付テレビジョン装置1の表示部3に表示され、ユーザはそのチャンネルに記録されている放送内容を所望の時間で視聴することができる。
【0035】
また、所定の操作により前記大容量メモリ11に記録された映画等の記録内容23の保管命令が発信されると、その時点でその記録内容23は番組先頭に遡り大容量メモリ内に設けられたユーザ領域に保管される。また、別機能として現放送はそのまま表示しながら、大画面まで拡大/縮小可能な小画面に前記チャンネル21の記録内容23を表示することも、現放送と再生画像を2画面以上のマルチ画面に表示することも可能である。
【0036】
更に、本発明のメモリ機能付テレビジョン装置の記録/再生動作を図4ないし図6を参照して説明する。ここで図4は本発明のメモリ機能付テレビジョン装置の記録モードの説明に供するフローチャートであり、図5は本発明のメモリ機能付テレビジョン装置の再生モードの説明に供するフローチャートであり、図6は本発明のメニュー画面の表示例を示す図であり、(a)は再生モードウィンドウの表示例であり、(b)は再生時間指定ウィンドウの表示例であり、(c)は再生時間ウィンドウの表示例である。
【0037】
初めに図4において、ユーザがリモコン部等を操作してのメモリ機能付テレビジョン装置の記録モードを起動する。前述のように本発明のメモリ機能付テレビジョン装置はチャンネル選択モード及びカテゴリ選択モードの選択が可能であり、本実施例ではカテゴリ選択モードが選択されたものとして説明する。前記カテゴリ選択モードの記録モードがスタートする(ステップSP1)。ステップSP2において、メモリ機能付テレビジョン装置の保有する大容量メモリの記録可能な残量をチェックして記憶する。ステップSP3では、放送局からIDコード付で送信されてくる放送内容からカテゴリ等の情報を検出して記憶する。ステップSP4にて、ユーザが番組予約を行ったか否かの確認を行い、ユーザが番組予約を行った場合にはそのプログラムを優先して受理する。ユーザの番組予約が無い場合は、そのまま放送内容のカテゴリ毎の分類を行う。
【0038】
ステップSP5において、カテゴリ領域の選択及び放送局の指定があればそのカテゴリコードを検出して記憶する。ステップSP6では、古い記録内容から順次消去され新しい放送内容を記録するFIFO動作を行う。ステップSP7において、そのカテゴリ領域に割り当てられたメモリ容量の残量チェックを行う。
【0039】
カテゴリ領域の記録容量に余裕がある場合には、ステップSP8に移り、記録容量に余裕がない場合には、ステップSP6に戻りFIFO動作を繰り返し放送内容の更新を行う。ステップSP8において、放送時間等のIDコードをチェックして合致している場合はステップSP9に移り記録を開始継続し、不一致の場合は再度ステップSP8に戻り、放送時刻の一致を図るように作用する。ステップSP10にて、一連の記録モード動作は終了する。
【0040】
次に、図5を参照して再生モードの動作を説明する。ユーザによって再生モードが選択されてスタートする(ステップSP11)、ステップSP12において、前記ROM/RAM内の制御プログラムに基づき図2(b)に一例として示した各カテゴリ領域を示すメニュー画面を表示させる。ステップSP13では、前記メニュー画面から所望のカテゴリの選択(記録済放送内容)を行い、NOの場合はステップSP12に戻り、YESの場合はステップSP14に進む。ステップSP14において、前記メニュー画面表示が消去されると同時に、図6(a)に示す如き再生モードウィンドウが表示される。このとき、表示部には通常再生した場合の所定時間が「再生時間は60分です」と表示される。
【0041】
ステップSP15に移り、ユーザが前記リモコン部の操作子を操作して所望のカテゴリ領域を選択する場合図6(a)の表示部上にするとポインタ(指示マーク)22が現出し、前記操作子を上下可動してクリック(エンター)することによって通常再生モード或いは高速再生モードが選択される。ここで、通常再生モードが選択されると、ステップSP16に移り、その他機能の選択がなされる。YESの場合はステップSP17に移り、選択された機能の処理が行われ表示部に表示される。その他機能の選択がNOの場合はスタート位置に戻る。
【0042】
一方、ステップSP15において高速再生モードが選択された場合はステップSP18に移り、図6(b)に示すように再生時間指定ウィンドウが表示される。ステップSP19で、前記表示部上でリモコン部の操作子を操作してポンイタ22を可動して所望の時間を選択し、操作子を上下可動してクリックすることで再生時間が選択される。ステップSP20において、図6(c)に示すような再生時間ウィンドウが表示され、図示の再生時間を組み合わせて選択することで任意の再生時間を実現する。
【0043】
ステップSP21では、表示した再生時間でダイジェスト再生を開始するか否かの判断が促され、取消の場合はステップSP20の再生時間ウィンドウに戻る。開始を選択した場合はステップSP22に進み、記録時に付加された記録内容のIDチェック及び読み出しがなされる。ステップSP23にて、大容量メモリの記録内容を所望の再生速度で再生を開始してステップSP24にて、表示部に表示する。以上のようにして一連の高速再生モードの動作は終了する(ステップSP25)。
【0044】
以上説明した本発明の実施例によれば、将来各種大容量メモリを内蔵した形態が採用される可能性が高いマルチメディア対応のメモリ機能付テレビジョン装置の到来においても、ユーザが不在でも放送される膨大な放送プログラムの中から所望の放送プログラムを記録しておき、所望の再生時間を自由に設定して視聴が可能であるため、多忙なユーザもVTRのような煩雑な操作からも開放されて、手軽且つ所望の時間内に最新情報を入手することが可能である。また、再生時間の選定方法も容易である。
【0045】
前記実施例では、再生時間を指定する手法について管面対話形式で設定する場合について説明したが、テンキーで直接的に所望の再生時間を設定しても良く、また、無論通常のVTRのように所望の番組ソフトを選択して記録するマニュアル動作も可能である。更に、以上の一実施形態にとらわれず様々な形態に発展出来ることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、一定量のユーザ領域を備えており、そのためVTR的な使用方法も可能であり、ある程度のライブラリー形成が可能である。この場合、システムコントローラが最適記録状態で記録するため記録に失敗することがない。更に、大容量メモリの記録後の処理も容易であり、大容量メモリはカテゴリ毎或いはチャンネル毎に整然と整理されているためアクセスも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリ機能付テレビジョン装置を示すブロック図である。
【図2】本発明のメニュー画面の表示例を模式的に示す図であり、(a)はチャンネル選択モードの表示例であり、(b)はカテゴリ選択モードの表示例である。
【図3】本発明のメモリ機能付テレビジョン装置のリモコン部の一例を示す図であり、(a)はリモコン部を示す正面図であり、(b)はリモコン部を示す斜視図である。
【図4】本発明のメモリ機能付テレビジョン装置の記録モードの説明に供するフローチャートである。
【図5】本発明のメモリ機能付テレビジョン装置の再生モードの説明に供するフローチャートである。
【図6】本発明のメニュー画面の表示例を示す図であり、(a)は再生モードウィンドウの表示例であり、(b)は再生時間指定ウィンドウの表示例であり、(c)は再生時間ウィンドウの表示例である。
【符号の説明】
1 メモリ機能付テレビジョン装置、2 リモコン部、3 表示部、4 ユーザ交替用ディスク、5 受信アンテナ、6 CATV受信器、7 チューナ、8プログラムセレクタ、9 エンコーダ、10 システムコントローラ、11 大容量メモリ、12 プログラムID検出、13,18 スイッチ制御、14 デコーダ、15 スイッチ/IO、16 駆動装置、17 受信部、18 スイッチ制御、19 タイマー、20 電話回線、21 チャンネル、22 ポインタ、23 記録内容、24 カテゴリアイコン、25 操作子、26 LED発光部、27 メニューキー

Claims (12)

  1. ユーザにより指定されたチャンネルの放送信号を記録し、記録された前記放送信号を受信チャンネル毎に分類する記録手段と
    受信チャンネル毎に記録された前記放送信号を静止画または一部動画でメニュー画面として表示するよう制御する表示制御手段と
    前記放送信号を所定の再生時間で再生する高速再生モードにおいて、再生時間を指定する操作手段と、
    前記メニュー画面において、ユーザにより選択された放送信号を前記指定された再生時間で再生する再生手段と
    を備えることを特徴とする映像記録再生装置
  2. 放送信号の属するカテゴリの情報を付加して送信される放送信号から指定されたカテゴリに属する放送信号を記録し、記録された前記放送信号をカテゴリ毎に分類する記録手段と
    カテゴリ毎に記録された放送信号をメニュー画面として表示するよう制御する表示制御手段と、
    前記放送信号を所定の再生時間で再生する高速再生モードにおいて、再生時間を指定する操作手段と、
    前記メニュー画面において、ユーザにより選択された放送信号を前記指定された再生時間で再生する再生手段と
    を備えることを特徴とする映像記録再生装置
  3. 前記操作手段は、前記高速再生モードにおいて表示される再生時間の候補を選択することにより再生時間を指定し、前記再生手段は、前記選択された再生時間で前記放送信号を再生処理することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の映像記録再生装置。
  4. 前記記録手段は、記録された前記放送信号の保管命令が指示された場合、前記放送信号所定の期間記憶しておくユーザー領域に保管することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の映像記録再生装置
  5. 前記記録手段は、古い記録信号から順次消去し、新しい放送信号を記録することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の映像記録再生装置。
  6. 前記記録手段は、記録可能な容量を確認し、前記放送信号の記録を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の映像記録再生装置。
  7. ユーザにより放送信号の予約設定があった場合、前記記録手段は、該予約された放送信号を優先して記録することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の映像記録再生装置。
  8. 前記表示制御手段は、画面全体まで連続的に拡大縮小可能なピクチャー・イン・ピクチャーとなるよう表示を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の映像記録再生装置
  9. 前記表示制御手段は、2画面以上のマルチ画面も可能なピクチャー・アンド・ピクチャーとなるよう表示を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の映像記録再生装置
  10. 指定されたチャンネルの放送信号を記録するチャンネル選択モードと、指定されたカテゴリに合致するカテゴリの放送信号を記録するカテゴリ選択モードとを選択させる選択手段と、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の映像記録再生装置。
  11. ユーザにより指定されたチャンネルの放送信号を記録し、記録された前記放送信号を受信チャンネル毎に分類する記録工程と、
    受信チャンネル毎に記録された前記放送信号を静止画または一部動画でメニュー画面として表示するよう制御する表示制御工程と、
    前記放送信号を所定の再生時間で再生する高速再生モードにおいて、再生時間を指定する操作工程と、
    前記メニュー画面において、ユーザにより選択された放送信号を前記指定された再生時間で再生する再生工程と
    を備えることを特徴とする映像記録再生方法。
  12. 放送信号の属するカテゴリの情報を付加して送信される放送信号から指定されたカテゴリに属する放送信号を記録し、記録された前記放送信号をカテゴリ毎に分類する記録工程と、
    カテゴリ毎に記録された放送信号をメニュー画面として表示するよう制御する表示制御工程と、
    前記放送信号を所定の再生時間で再生する高速再生モードにおいて、再生時間を指定する操作工程と、
    前記メニュー画面において、ユーザにより選択された放送信号を前記指定された再生時間で再生する再生工程と
    を備えることを特徴とする映像記録再生方法。
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