JPH0883144A - タッチパネル装置 - Google Patents
タッチパネル装置Info
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- JPH0883144A JPH0883144A JP21990094A JP21990094A JPH0883144A JP H0883144 A JPH0883144 A JP H0883144A JP 21990094 A JP21990094 A JP 21990094A JP 21990094 A JP21990094 A JP 21990094A JP H0883144 A JPH0883144 A JP H0883144A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のタッチキーの同時押下を的確に検出す
る。 【構成】 各タッチキーの押下を各個に検出すると共
に、押下検出された各タッチキーのＸ方向の各座標値お
よびＹ方向の各座標値を算出する。この結果、タッチパ
ネル上の複数点の同時押下及び面押下に対して的確に検
出することができ、また検出された複数点の座標値に基
づきＬＣＤ１６内の対応領域の表示ドットを表示でき
る。また、算出した各座標値からＸ，Ｙ各々の各押下幅
を算出すると共に、算出した各押下幅のうちうち広い押
下幅と規定値とを比較し押下幅が規定値より大きい場合
は各座標値に応じた表示ドットを消去する。この結果、
消去キーを設けずに、ＬＣＤの表示部分を消去できる。
る。 【構成】 各タッチキーの押下を各個に検出すると共
に、押下検出された各タッチキーのＸ方向の各座標値お
よびＹ方向の各座標値を算出する。この結果、タッチパ
ネル上の複数点の同時押下及び面押下に対して的確に検
出することができ、また検出された複数点の座標値に基
づきＬＣＤ１６内の対応領域の表示ドットを表示でき
る。また、算出した各座標値からＸ，Ｙ各々の各押下幅
を算出すると共に、算出した各押下幅のうちうち広い押
下幅と規定値とを比較し押下幅が規定値より大きい場合
は各座標値に応じた表示ドットを消去する。この結果、
消去キーを設けずに、ＬＣＤの表示部分を消去できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のタッチキーを有
しペン入力等を検出するタッチパネルと、タッチパネル
の上部に配設されタッチパネルにより検出されたペン入
力を表示するＬＣＤ等の表示器からなるタッチパネル装
置に関する。
しペン入力等を検出するタッチパネルと、タッチパネル
の上部に配設されタッチパネルにより検出されたペン入
力を表示するＬＣＤ等の表示器からなるタッチパネル装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にタッチパネルは、２枚の透明電極
板の各短冊状の透明電極が互いに直交して格子状になる
ように各透明電極板面を対向配設されると共に、各透明
電極板間はドット・スペーサで絶縁されている。そし
て、タッチパネル面がペン等により押下されると、各透
明電極板間が短絡され、その透明電極にできる電位勾配
によりパネル面の押下位置が検出される。図５（ａ）は
このようなタッチパネル面を示す図であり、１はタッチ
検出部であり上述した２枚の透明電極板と、各透明電極
板の短冊状透明電極と接続される電極部２〜５により構
成される。ところで、図５（ｂ）において、タッチ検出
部１内の領域がペンより押下され各透明電極間が接触し
て接触点Ｓ１が閉結されると、この押下情報は、電極部
２，４から接触点Ｓ１までの各短冊状透明電極の各抵抗
Ｒ２，Ｒ１による電位勾配としてＣＰＵ等の制御回路へ
伝達される。
板の各短冊状の透明電極が互いに直交して格子状になる
ように各透明電極板面を対向配設されると共に、各透明
電極板間はドット・スペーサで絶縁されている。そし
て、タッチパネル面がペン等により押下されると、各透
明電極板間が短絡され、その透明電極にできる電位勾配
によりパネル面の押下位置が検出される。図５（ａ）は
このようなタッチパネル面を示す図であり、１はタッチ
検出部であり上述した２枚の透明電極板と、各透明電極
板の短冊状透明電極と接続される電極部２〜５により構
成される。ところで、図５（ｂ）において、タッチ検出
部１内の領域がペンより押下され各透明電極間が接触し
て接触点Ｓ１が閉結されると、この押下情報は、電極部
２，４から接触点Ｓ１までの各短冊状透明電極の各抵抗
Ｒ２，Ｒ１による電位勾配としてＣＰＵ等の制御回路へ
伝達される。
【０００３】この場合、Ｘ方向の電圧は、図５（ｃ）に
示すように、接触点Ｓ１から各電極部４，５までの各短
冊状透明電極の各抵抗Ｒ１，Ｒ３で分割された電圧とし
て電極部２を介し図示しないＡ／Ｄコンバータへ送られ
る。そして、ここでデジタルに変換された後ＣＰＵへ伝
達され、ＣＰＵはこの電圧値からＸ方向の押下位置を算
出する。一方、Ｙ方向の電圧は、図５（ｄ）に示すよう
に、接触点Ｓ１から各電極部２，３までの各短冊状透明
電極の各抵抗Ｒ２，Ｒ４で分割された電圧として補償電
極部４を介しＡ／Ｄコンバータへ送られる。そして、Ａ
／Ｄコンバータでデジタルに変換された後、ＣＰＵへ伝
達される。ＣＰＵはこの電圧値からＹ方向の押下位置を
算出し、タッチ検出部１の上面または下面に配設された
ＬＣＤ上にその算出された座標値（即ち、接触点Ｓ１に
対応する位置）を表示する。
示すように、接触点Ｓ１から各電極部４，５までの各短
冊状透明電極の各抵抗Ｒ１，Ｒ３で分割された電圧とし
て電極部２を介し図示しないＡ／Ｄコンバータへ送られ
る。そして、ここでデジタルに変換された後ＣＰＵへ伝
達され、ＣＰＵはこの電圧値からＸ方向の押下位置を算
出する。一方、Ｙ方向の電圧は、図５（ｄ）に示すよう
に、接触点Ｓ１から各電極部２，３までの各短冊状透明
電極の各抵抗Ｒ２，Ｒ４で分割された電圧として補償電
極部４を介しＡ／Ｄコンバータへ送られる。そして、Ａ
／Ｄコンバータでデジタルに変換された後、ＣＰＵへ伝
達される。ＣＰＵはこの電圧値からＹ方向の押下位置を
算出し、タッチ検出部１の上面または下面に配設された
ＬＣＤ上にその算出された座標値（即ち、接触点Ｓ１に
対応する位置）を表示する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このようなタッチパネ
ル装置では、接触点Ｓ１からパネル周辺に配設された各
電極部までの短冊状透明電極の抵抗値に基づいて押下点
を検出しているため、タッチパネル面の複数の箇所が同
時に押下されて接触した場合は、各接触点の平均の抵抗
値として検出され、従って複数の点が同時に押下されて
も１つの点として検出することになり、複数点の同時押
下または面押下に対して的確に検出できないという問題
があった。したがって本発明は、複数点の同時押下及び
面押下に対して的確に検出することを目的とする。
ル装置では、接触点Ｓ１からパネル周辺に配設された各
電極部までの短冊状透明電極の抵抗値に基づいて押下点
を検出しているため、タッチパネル面の複数の箇所が同
時に押下されて接触した場合は、各接触点の平均の抵抗
値として検出され、従って複数の点が同時に押下されて
も１つの点として検出することになり、複数点の同時押
下または面押下に対して的確に検出できないという問題
があった。したがって本発明は、複数点の同時押下及び
面押下に対して的確に検出することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、Ｘ方向及びＹ方向にそれぞれ複数の
タッチキーを有するタッチパネルと、タッチパネルの上
面及び下面の何れか一方に配設され複数の表示ドットを
有する表示器とからなるタッチパネル装置において、Ｘ
方向及びＹ方向の各タッチキーの押下を各個に検出する
検出手段と、検出手段の検出出力に応じた各タッチキー
のＸ方向の各座標値及びＹ方向の各座標値を算出する第
１の算出手段とを設けたものである。
るために本発明は、Ｘ方向及びＹ方向にそれぞれ複数の
タッチキーを有するタッチパネルと、タッチパネルの上
面及び下面の何れか一方に配設され複数の表示ドットを
有する表示器とからなるタッチパネル装置において、Ｘ
方向及びＹ方向の各タッチキーの押下を各個に検出する
検出手段と、検出手段の検出出力に応じた各タッチキー
のＸ方向の各座標値及びＹ方向の各座標値を算出する第
１の算出手段とを設けたものである。
【０００６】また、規定値として第１の規定値を設け、
かつ第１の算出手段により算出されたＸ方向及びＹ方向
の各座標値からそれぞれＸ方向及びＹ方向の各押下幅を
算出する第２の算出手段と、第２の算出手段により算出
された各押下幅のうち広い幅を有する押下幅と第１の規
定値とを比較しその大小を判定する判定手段と、判定手
段が第１の規定値より小と判定した場合は各座標値に応
じた表示ドットを表示すると共に、第１の規定値より大
と判定した場合は各座標値に応じた表示ドットを消去す
る第１の表示制御手段とを設けたものである。また、規
定値として第１の規定値より大きい第２の規定値を設
け、かつ判定手段が上記押下幅を第２の規定値より大と
判定した場合は、印鑑押下モードを設定し各座標値に応
じた表示ドットを表示する第２の表示制御手段を設けた
ものである。
かつ第１の算出手段により算出されたＸ方向及びＹ方向
の各座標値からそれぞれＸ方向及びＹ方向の各押下幅を
算出する第２の算出手段と、第２の算出手段により算出
された各押下幅のうち広い幅を有する押下幅と第１の規
定値とを比較しその大小を判定する判定手段と、判定手
段が第１の規定値より小と判定した場合は各座標値に応
じた表示ドットを表示すると共に、第１の規定値より大
と判定した場合は各座標値に応じた表示ドットを消去す
る第１の表示制御手段とを設けたものである。また、規
定値として第１の規定値より大きい第２の規定値を設
け、かつ判定手段が上記押下幅を第２の規定値より大と
判定した場合は、印鑑押下モードを設定し各座標値に応
じた表示ドットを表示する第２の表示制御手段を設けた
ものである。
【０００７】
【作用】検出手段は各タッチキーの押下を各個に検出す
ると共に、第１の算出手段は押下検出された各タッチキ
ーのＸ方向の各座標値およびＹ方向の各座標値を算出す
る。この結果、タッチパネル上の複数点の同時押下及び
面押下に対して的確に検出することができ、従ってこの
検出された複数点の座標値に基づき表示器内の対応領域
の表示ドットを表示することができる。また、算出され
たＸ方向及びＹ方向の各座標値からそれぞれＸ方向及び
Ｙ方向の各押下幅を算出すると共に、算出された各押下
幅のうち広い幅を有する押下幅と第１の規定値とを比較
し、押下幅が第１の規定値より小さい場合は、各座標値
に応じた表示ドットを表示すると共に、第１の規定値よ
り大きい場合は各座標値に応じた表示ドットを消去す
る。この結果、装置に表示を消去するための消去キーを
設けずに、表示器の表示部分を消去することができる。
ると共に、第１の算出手段は押下検出された各タッチキ
ーのＸ方向の各座標値およびＹ方向の各座標値を算出す
る。この結果、タッチパネル上の複数点の同時押下及び
面押下に対して的確に検出することができ、従ってこの
検出された複数点の座標値に基づき表示器内の対応領域
の表示ドットを表示することができる。また、算出され
たＸ方向及びＹ方向の各座標値からそれぞれＸ方向及び
Ｙ方向の各押下幅を算出すると共に、算出された各押下
幅のうち広い幅を有する押下幅と第１の規定値とを比較
し、押下幅が第１の規定値より小さい場合は、各座標値
に応じた表示ドットを表示すると共に、第１の規定値よ
り大きい場合は各座標値に応じた表示ドットを消去す
る。この結果、装置に表示を消去するための消去キーを
設けずに、表示器の表示部分を消去することができる。
【０００８】また、規定値として第１の規定値より大き
い第２の規定値を設け、上記押下幅が第２の規定値より
大きい場合は、印鑑押下モードを設定し各座標値に応じ
た表示ドットを表示する。この結果、装置に例えば画像
の通信機能を備えた場合、相手先から送られてくる報告
文書等を表示器に画像として表示すると共に、表示され
た画像に対しその確認を示す印鑑を押下して表示し、か
つこの印鑑が付加された報告文書を相手先へ返送して了
承するような文書の確認業務等を行うことができる。
い第２の規定値を設け、上記押下幅が第２の規定値より
大きい場合は、印鑑押下モードを設定し各座標値に応じ
た表示ドットを表示する。この結果、装置に例えば画像
の通信機能を備えた場合、相手先から送られてくる報告
文書等を表示器に画像として表示すると共に、表示され
た画像に対しその確認を示す印鑑を押下して表示し、か
つこの印鑑が付加された報告文書を相手先へ返送して了
承するような文書の確認業務等を行うことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明に係るタッチパネル装置の一実施例
を示すブロック図である。同図において、１１はタッチ
検出部（タッチパネル）であり、複数のＸ方向の線分Ｌ
ｘ１，Ｌｘ２，・・・，Ｌｘｎ、複数のＹ方向の線分Ｌ
ｙ１，Ｌｙ２，・・・，Ｌｙｎがそれぞれ設けられ、各
線分Ｌｘ１，Ｌｘ２，・・・，ＬｘｎとＬｙ１，Ｌｙ
２，・・・，Ｌｙｎの各直交点１２には図２に示すよう
なタッチキーｋｙがそれぞれ配設されている。
る。図１は、本発明に係るタッチパネル装置の一実施例
を示すブロック図である。同図において、１１はタッチ
検出部（タッチパネル）であり、複数のＸ方向の線分Ｌ
ｘ１，Ｌｘ２，・・・，Ｌｘｎ、複数のＹ方向の線分Ｌ
ｙ１，Ｌｙ２，・・・，Ｌｙｎがそれぞれ設けられ、各
線分Ｌｘ１，Ｌｘ２，・・・，ＬｘｎとＬｙ１，Ｌｙ
２，・・・，Ｌｙｎの各直交点１２には図２に示すよう
なタッチキーｋｙがそれぞれ配設されている。
【００１０】ここでＸ方向の各線分Ｌｘ１，Ｌｘ２，・
・・，Ｌｘｎの一端には抵抗アレイ１３が接続され抵抗
アレイ１３を介し「＋電源ＶDD」が印加されていると共
に、これらの他端はＸ軸スキャナ１４に接続される。ま
た、Ｘ方向の各線分と各タッチキーｋｙを介して接続さ
れるＹ方向の各線分Ｌｙ１，Ｌｙ２，・・・，Ｌｙｎは
Ｙ軸スキャナ１５に接続される。また、タッチ検出部１
１の上面または下面にはその面積とほぼ同一の表示領域
を有するＬＣＤ１６が配設され、ＣＰＵ１７によりその
表示制御が行われる。なお、ＣＰＵ１７には、ＣＰＵ１
７の実行するプログラムを格納するＲＯＭ１８、データ
を記憶するＲＡＭ１９が接続される。
・・，Ｌｘｎの一端には抵抗アレイ１３が接続され抵抗
アレイ１３を介し「＋電源ＶDD」が印加されていると共
に、これらの他端はＸ軸スキャナ１４に接続される。ま
た、Ｘ方向の各線分と各タッチキーｋｙを介して接続さ
れるＹ方向の各線分Ｌｙ１，Ｌｙ２，・・・，Ｌｙｎは
Ｙ軸スキャナ１５に接続される。また、タッチ検出部１
１の上面または下面にはその面積とほぼ同一の表示領域
を有するＬＣＤ１６が配設され、ＣＰＵ１７によりその
表示制御が行われる。なお、ＣＰＵ１７には、ＣＰＵ１
７の実行するプログラムを格納するＲＯＭ１８、データ
を記憶するＲＡＭ１９が接続される。
【００１１】次に以上のように構成された本実施例装置
の概略動作について説明する。ＣＰＵ１７は、常時、Ｘ
軸スキャナ１４を制御して、タッチ検出部１１に対する
ペン入力の有無を検出している。即ち、ＣＰＵ１７は、
Ｘ軸スキャナ１４を制御して各線分Ｌｘ１，Ｌｘ２，・
・・，Ｌｘｎの何れか１つを選択して「Ｌ」レベルの電
圧を与えると共に、この間に、Ｙ軸スキャナ１５を制御
して線分Ｌｙ１，Ｌｙ２，・・・，Ｌｙｎを順次選択
し、選択された線分からの「Ｌ」レベルの電圧を信号線
２０を介して検出している。そして選択されたＹ方向線
分から「Ｌ」レベル電圧が検出できない場合は、次のＸ
方向線分を選択して、同様にＹ方向線分を順次選択して
いる。なお、このような各線分の選択動作は、高速で行
われる。
の概略動作について説明する。ＣＰＵ１７は、常時、Ｘ
軸スキャナ１４を制御して、タッチ検出部１１に対する
ペン入力の有無を検出している。即ち、ＣＰＵ１７は、
Ｘ軸スキャナ１４を制御して各線分Ｌｘ１，Ｌｘ２，・
・・，Ｌｘｎの何れか１つを選択して「Ｌ」レベルの電
圧を与えると共に、この間に、Ｙ軸スキャナ１５を制御
して線分Ｌｙ１，Ｌｙ２，・・・，Ｌｙｎを順次選択
し、選択された線分からの「Ｌ」レベルの電圧を信号線
２０を介して検出している。そして選択されたＹ方向線
分から「Ｌ」レベル電圧が検出できない場合は、次のＸ
方向線分を選択して、同様にＹ方向線分を順次選択して
いる。なお、このような各線分の選択動作は、高速で行
われる。
【００１２】ここで信号線２０を介して「Ｌ」レベル電
圧が検出されると、ＬＣＤ１６を介し入力検出部１１の
図２に示すタッチキーｋｙがペンで押下され、この結果
その接点が閉結されたということで、ＣＰＵ１７はこの
ときのＸ軸スキャナ１４及びＹ軸スキャナ１５の各選択
アドレスから押下点のアドレスを演算し、そのアドレス
に相当するＬＣＤ１６上のドットを表示する。この結
果、押下されたタッチキーｋｙに相当するＬＣＤ上のド
ットが表示されることになる。
圧が検出されると、ＬＣＤ１６を介し入力検出部１１の
図２に示すタッチキーｋｙがペンで押下され、この結果
その接点が閉結されたということで、ＣＰＵ１７はこの
ときのＸ軸スキャナ１４及びＹ軸スキャナ１５の各選択
アドレスから押下点のアドレスを演算し、そのアドレス
に相当するＬＣＤ１６上のドットを表示する。この結
果、押下されたタッチキーｋｙに相当するＬＣＤ上のド
ットが表示されることになる。
【００１３】ところで、本実施例装置では、Ｘ方向の各
線分とＹ方向の各線分との直交点にそれぞれタッチキー
を配設したことにより、１つのＸ方向線分の選択に対し
複数のＹ方向線分における押下点を検出することができ
る。また、同様に１つのＹ方向線分の選択に対し複数の
Ｘ方向線分における押下点を検出することもできる。従
って、本実施例装置では、複数のタッチキーが同時に押
下された場合でもこれを的確に検出することができ、例
えばタッチ検出部１１に対し印鑑面等が押下されるよう
な面押下の場合でもこれを的確に検出することが可能に
なる。なお、本実施例では、ＣＰＵ１７が各スキャナを
順次選択してこの選択アドレスに基づき各タッチキーの
押下を検出しているが、各スキャナの代わりに入力側が
各タッチキーと接続されるゲートアレイ等を設け、ＣＰ
Ｕ１７は直接ゲートアレイの出力側を検出することによ
り、選択動作を行わずにタッチキーの押下を検出するこ
ともできる。
線分とＹ方向の各線分との直交点にそれぞれタッチキー
を配設したことにより、１つのＸ方向線分の選択に対し
複数のＹ方向線分における押下点を検出することができ
る。また、同様に１つのＹ方向線分の選択に対し複数の
Ｘ方向線分における押下点を検出することもできる。従
って、本実施例装置では、複数のタッチキーが同時に押
下された場合でもこれを的確に検出することができ、例
えばタッチ検出部１１に対し印鑑面等が押下されるよう
な面押下の場合でもこれを的確に検出することが可能に
なる。なお、本実施例では、ＣＰＵ１７が各スキャナを
順次選択してこの選択アドレスに基づき各タッチキーの
押下を検出しているが、各スキャナの代わりに入力側が
各タッチキーと接続されるゲートアレイ等を設け、ＣＰ
Ｕ１７は直接ゲートアレイの出力側を検出することによ
り、選択動作を行わずにタッチキーの押下を検出するこ
ともできる。
【００１４】図３は、上述の面押下の例を模式的に示す
図である。同図（ａ）において、３０は入力ペンであ
り、３０ａは入力ペン３０のペン先部、３０ｂは入力ペ
ン３０の消しゴムに相当する消去部を示す。ここで、図
３（ｂ）に示すように、ペン先部３０ａによりタッチ検
出部１１を押下すると、図３（ｃ）のように、タッチ検
出部１１の座標ｘ0 ，ｙ0 がＣＰＵ１７により算出さ
れ、ＬＣＤ１６上の対応領域にドット表示される。
図である。同図（ａ）において、３０は入力ペンであ
り、３０ａは入力ペン３０のペン先部、３０ｂは入力ペ
ン３０の消しゴムに相当する消去部を示す。ここで、図
３（ｂ）に示すように、ペン先部３０ａによりタッチ検
出部１１を押下すると、図３（ｃ）のように、タッチ検
出部１１の座標ｘ0 ，ｙ0 がＣＰＵ１７により算出さ
れ、ＬＣＤ１６上の対応領域にドット表示される。
【００１５】一方、図３（ｄ）に示すように、ペン３０
の消去部３０ｂでタッチ検出部１１を押下した場合、上
記消去部３０ｂの押下面積に相当するタッチ検出部１１
の領域に複数のタッチキーｋｙを配設しておけば、これ
ら複数のタッチキーｋｙが同時に押下される面押下とな
る。この場合、図３（ｅ）に示すように、Ｘ方向に対し
て（ｘ2 −ｘ1 ）で示す範囲、及びＹ方向に対して（ｙ
2 −ｙ1 ）で示す範囲の各座標がタッチ検出部１１内の
押下されたタッチキーの座標としてＣＰＵ１７により算
出される。このように、タッチ検出部１１内の各線分Ｌ
ｘ，Ｌｙ、及びタッチキーｋｙをペン３０の消去部３０
ｂの押下面積より十分狭い領域に配設すれば、消去部３
０ｂが押下された場合、ＣＰＵ１７はこれを面押下とし
て検出することができ、したがってＬＣＤ１６に対し押
下された領域部分をそのまま忠実に表示することができ
る。
の消去部３０ｂでタッチ検出部１１を押下した場合、上
記消去部３０ｂの押下面積に相当するタッチ検出部１１
の領域に複数のタッチキーｋｙを配設しておけば、これ
ら複数のタッチキーｋｙが同時に押下される面押下とな
る。この場合、図３（ｅ）に示すように、Ｘ方向に対し
て（ｘ2 −ｘ1 ）で示す範囲、及びＹ方向に対して（ｙ
2 −ｙ1 ）で示す範囲の各座標がタッチ検出部１１内の
押下されたタッチキーの座標としてＣＰＵ１７により算
出される。このように、タッチ検出部１１内の各線分Ｌ
ｘ，Ｌｙ、及びタッチキーｋｙをペン３０の消去部３０
ｂの押下面積より十分狭い領域に配設すれば、消去部３
０ｂが押下された場合、ＣＰＵ１７はこれを面押下とし
て検出することができ、したがってＬＣＤ１６に対し押
下された領域部分をそのまま忠実に表示することができ
る。
【００１６】次に図４はＣＰＵ１７の動作を示すフロー
チャートである。このフローチャートに基づき本発明の
要部動作を説明する。ＣＰＵ１７は、起動されると、ス
テップＳ１でタッチ検出部１１からのペン入力検出を開
始するタッチパネル入力モードとなる。そして、上述し
たように、Ｘ方向の各線分及びＹ方向の各線分を順次選
択しタッチキーｋｙの押下の有無を検出する。
チャートである。このフローチャートに基づき本発明の
要部動作を説明する。ＣＰＵ１７は、起動されると、ス
テップＳ１でタッチ検出部１１からのペン入力検出を開
始するタッチパネル入力モードとなる。そして、上述し
たように、Ｘ方向の各線分及びＹ方向の各線分を順次選
択しタッチキーｋｙの押下の有無を検出する。
【００１７】ここでタッチキーｋｙの押下が検出され、
ステップＳ２の「入力検出？」が「Ｙ」と判定される
と、ＣＰＵ１７は、ステップＳ３でその時の線分選択ア
ドレスに基づいて押下検出された各タッチキー接点のＸ
方向及びＹ方向の座標を算出する。そして算出された各
押下タッチキーの各座標から各方向についての押下幅を
求める。即ち例えば図３（ｅ）に示すような、Ｘ方向に
対する（ｘ2 −ｘ1 ）、及びＹ方向に対する（ｙ2 −ｙ
1 ）の各演算を行って、押下幅を求め、かつその形状も
算出する。
ステップＳ２の「入力検出？」が「Ｙ」と判定される
と、ＣＰＵ１７は、ステップＳ３でその時の線分選択ア
ドレスに基づいて押下検出された各タッチキー接点のＸ
方向及びＹ方向の座標を算出する。そして算出された各
押下タッチキーの各座標から各方向についての押下幅を
求める。即ち例えば図３（ｅ）に示すような、Ｘ方向に
対する（ｘ2 −ｘ1 ）、及びＹ方向に対する（ｙ2 −ｙ
1 ）の各演算を行って、押下幅を求め、かつその形状も
算出する。
【００１８】次にこうして算出された押下幅と規定値と
の比較をステップＳ４で行う。なお本実施例では、規定
値として３ｍｍ（第１の規定値）以下、３ｍｍ（第１の
規定値）〜１０ｍｍ（第２の規定値）、及び１０ｍｍ以
上の３種類の値が設けられている。ここで、上述のＸ，
Ｙ方向の押下幅のうち押下幅大のものが３ｍｍ以下であ
る場合（例えば図３でペン先部３０ａでタッチ検出部１
１を押下した場合）は、ステップＳ５でライト（書き込
み）モードが設定され、この場合は、ステップＳ６で押
下部分に相当するＬＣＤ１６の各ドットを表示する。そ
してこのドット表示は入力ペン３０がタッチ検出部１１
から離されてステップＳ７で「Ｙ」となるまで続行され
る。
の比較をステップＳ４で行う。なお本実施例では、規定
値として３ｍｍ（第１の規定値）以下、３ｍｍ（第１の
規定値）〜１０ｍｍ（第２の規定値）、及び１０ｍｍ以
上の３種類の値が設けられている。ここで、上述のＸ，
Ｙ方向の押下幅のうち押下幅大のものが３ｍｍ以下であ
る場合（例えば図３でペン先部３０ａでタッチ検出部１
１を押下した場合）は、ステップＳ５でライト（書き込
み）モードが設定され、この場合は、ステップＳ６で押
下部分に相当するＬＣＤ１６の各ドットを表示する。そ
してこのドット表示は入力ペン３０がタッチ検出部１１
から離されてステップＳ７で「Ｙ」となるまで続行され
る。
【００１９】即ち、入力ペンのペン先部３０ａでＬＣＤ
１６上に線引き等を行った場合、このペン先部３０ａの
圧力によりＬＣＤ１６の下面のタッチ検出部１１の各タ
ッチキーが順次押下される、そして、この押下幅が３ｍ
ｍ以下の場合は、押下点の軌跡がＬＣＤ１６の対応ドッ
トに表示される。
１６上に線引き等を行った場合、このペン先部３０ａの
圧力によりＬＣＤ１６の下面のタッチ検出部１１の各タ
ッチキーが順次押下される、そして、この押下幅が３ｍ
ｍ以下の場合は、押下点の軌跡がＬＣＤ１６の対応ドッ
トに表示される。
【００２０】一方、上述のＸ，Ｙ方向の押下幅のうち押
下幅大のものが３〜１０ｍｍの範囲内にあると判定され
る場合（即ち、例えば図３でペン３０の消去部３０ｂで
タッチ検出部１１を押下した場合）は、イレーズ（消
去）モードがステップＳ８で設定され、この場合はステ
ップＳ９で押下部分に相当するＬＣＤ１６の各ドットを
消去する。そしてこのドット消去は入力ペン３０の消去
部３０ｂがタッチ検出部１１から離されてステップＳ１
０で「Ｙ」となるまで続行される。
下幅大のものが３〜１０ｍｍの範囲内にあると判定され
る場合（即ち、例えば図３でペン３０の消去部３０ｂで
タッチ検出部１１を押下した場合）は、イレーズ（消
去）モードがステップＳ８で設定され、この場合はステ
ップＳ９で押下部分に相当するＬＣＤ１６の各ドットを
消去する。そしてこのドット消去は入力ペン３０の消去
部３０ｂがタッチ検出部１１から離されてステップＳ１
０で「Ｙ」となるまで続行される。
【００２１】即ち、入力ペン３０でＬＣＤ１６上に線引
き等を行った場合、このペン３０の圧力によりＬＣＤ１
６の下面のタッチ検出部１１の各タッチキーが順次押下
される。そして、この押下幅が３〜１０ｍｍの範囲にあ
る場合は、押下点の軌跡内にあるＬＣＤ１６の対応ドッ
トが消去される。従って、タッチパネル装置に表示を消
去するための消去キーを特別に設けずにＬＣＤ１６上の
表示部分を消去することができる。
き等を行った場合、このペン３０の圧力によりＬＣＤ１
６の下面のタッチ検出部１１の各タッチキーが順次押下
される。そして、この押下幅が３〜１０ｍｍの範囲にあ
る場合は、押下点の軌跡内にあるＬＣＤ１６の対応ドッ
トが消去される。従って、タッチパネル装置に表示を消
去するための消去キーを特別に設けずにＬＣＤ１６上の
表示部分を消去することができる。
【００２２】また、上述の押下幅が１０ｍｍ以上の場合
は、ステップＳ１１で印鑑押下モードが設定される。こ
の場合は、ステップＳ１２で押下部分に相当するＬＣＤ
１６の各ドットを表示する。そしてこのドット表示は印
鑑がタッチ検出部１１から離されてステップＳ１３で
「Ｙ」となるまで続行される。こうして印鑑の押下面が
ＬＣＤ１６上に表示されることになる。従って、このタ
ッチパネル装置に画像情報の通信機能を備えた場合、相
手先から送られてくる報告文書等の画像をＬＣＤ１６に
表示し、かつ表示された画像に対しその承認を示す印鑑
を押下して表示を行うと共に、この印鑑が付加された画
像を相手先へ返送して了承するような文書確認が、実際
に文書を回覧せずに行うことができ、かつその際の業務
を迅速に行うことができる。
は、ステップＳ１１で印鑑押下モードが設定される。こ
の場合は、ステップＳ１２で押下部分に相当するＬＣＤ
１６の各ドットを表示する。そしてこのドット表示は印
鑑がタッチ検出部１１から離されてステップＳ１３で
「Ｙ」となるまで続行される。こうして印鑑の押下面が
ＬＣＤ１６上に表示されることになる。従って、このタ
ッチパネル装置に画像情報の通信機能を備えた場合、相
手先から送られてくる報告文書等の画像をＬＣＤ１６に
表示し、かつ表示された画像に対しその承認を示す印鑑
を押下して表示を行うと共に、この印鑑が付加された画
像を相手先へ返送して了承するような文書確認が、実際
に文書を回覧せずに行うことができ、かつその際の業務
を迅速に行うことができる。
【００２３】このように本実施例装置は、タッチ検出部
１１内の各タッチキーが同時押下された場合にこれを検
出して押下幅を算出すると共に、この押下幅と規定値と
を比較し、押下幅が第１の規定値以下の場合は書き込み
モード、第１の規定値〜第２の規定値の範囲内にある場
合は消去モード、第２の規定値以上の場合は印鑑モード
をそれぞれ設定できるようにしたものである。
１１内の各タッチキーが同時押下された場合にこれを検
出して押下幅を算出すると共に、この押下幅と規定値と
を比較し、押下幅が第１の規定値以下の場合は書き込み
モード、第１の規定値〜第２の規定値の範囲内にある場
合は消去モード、第２の規定値以上の場合は印鑑モード
をそれぞれ設定できるようにしたものである。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
出手段は各タッチキーの押下を各個に検出すると共に、
第１の算出手段は押下検出された各タッチキーのＸ方向
の各座標値およびＹ方向の各座標値を算出するようにし
たので、タッチパネル上の複数点の同時押下及び面押下
に対して的確に検出することができ、従ってこの検出さ
れた複数点の座標値に基づき表示器内の対応領域の表示
ドットを表示することができる。また、算出されたＸ方
向及びＹ方向の各座標値からそれぞれＸ方向及びＹ方向
の各押下幅を算出すると共に、算出された各押下幅のう
ち広い幅を有する押下幅と第１の規定値とを比較し、押
下幅が第１の規定値より小さい場合は、各座標値に応じ
た表示ドットを表示すると共に、第１の規定値より大き
い場合は各座標値に応じた表示ドットを消去する。この
結果、装置に表示を消去するための消去キーを設けず
に、表示器の表示部分を消去することができる。
出手段は各タッチキーの押下を各個に検出すると共に、
第１の算出手段は押下検出された各タッチキーのＸ方向
の各座標値およびＹ方向の各座標値を算出するようにし
たので、タッチパネル上の複数点の同時押下及び面押下
に対して的確に検出することができ、従ってこの検出さ
れた複数点の座標値に基づき表示器内の対応領域の表示
ドットを表示することができる。また、算出されたＸ方
向及びＹ方向の各座標値からそれぞれＸ方向及びＹ方向
の各押下幅を算出すると共に、算出された各押下幅のう
ち広い幅を有する押下幅と第１の規定値とを比較し、押
下幅が第１の規定値より小さい場合は、各座標値に応じ
た表示ドットを表示すると共に、第１の規定値より大き
い場合は各座標値に応じた表示ドットを消去する。この
結果、装置に表示を消去するための消去キーを設けず
に、表示器の表示部分を消去することができる。
【００２５】また、規定値として第１の規定値より大き
い第２の規定値を設け、上記押下幅が第２の規定値より
大きい場合は、印鑑押下モードを設定し各座標値に応じ
た表示ドットを表示するようにしたので、装置に例えば
画像の通信機能を備えた場合に、相手先から送られてく
る報告文書等を表示器に表示させ、かつ表示画像に対し
その確認を示す印鑑を押下して表示させると共に、この
印鑑が付加された報告文書を相手先へ返送して了承する
ような文書の確認が、実際に文書を回覧せずにかつ速や
かに実施できる。
い第２の規定値を設け、上記押下幅が第２の規定値より
大きい場合は、印鑑押下モードを設定し各座標値に応じ
た表示ドットを表示するようにしたので、装置に例えば
画像の通信機能を備えた場合に、相手先から送られてく
る報告文書等を表示器に表示させ、かつ表示画像に対し
その確認を示す印鑑を押下して表示させると共に、この
印鑑が付加された報告文書を相手先へ返送して了承する
ような文書の確認が、実際に文書を回覧せずにかつ速や
かに実施できる。
【図１】 本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】 上記実施例装置におけるタッチキーの配設状
況を示す図である。
況を示す図である。
【図３】 実施例装置におけるタッチキーの検出状況を
示す図である。
示す図である。
【図４】 実施例装置の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図５】 従来装置のブロック図である。
１１…タッチ検出部（タッチパネル）、１３…抵抗アレ
イ、１４…Ｘ軸スキャナ、１５…Ｙ軸スキャナ、１６…
ＬＣＤ、１７…ＣＰＵ、３０…入力ペン、３０ａ…ペン
先部、３０ｂ…消去部、Ｌｘ…Ｘ方向線分、Ｌｙ…Ｙ方
向線分、ｋｙ…タッチキー。２……主装置、３1 〜３n
…外線、５1 〜５m …ボタン電話機（子機）、１１1〜
１１n …外線インタフェース、１２…通話路スイッチ、
１３1 〜１３m …電話機インタフェース、１４…ＣＰ
Ｕ、１６…ＲＡＭ、５１…通話回路、５４…伝送回路、
５５…制御部、５７…キーボード、Ａ…外線キー、Ｃ…
保留キー、Ｄ…オートキー、Ｅ…緊急キー。
イ、１４…Ｘ軸スキャナ、１５…Ｙ軸スキャナ、１６…
ＬＣＤ、１７…ＣＰＵ、３０…入力ペン、３０ａ…ペン
先部、３０ｂ…消去部、Ｌｘ…Ｘ方向線分、Ｌｙ…Ｙ方
向線分、ｋｙ…タッチキー。２……主装置、３1 〜３n
…外線、５1 〜５m …ボタン電話機（子機）、１１1〜
１１n …外線インタフェース、１２…通話路スイッチ、
１３1 〜１３m …電話機インタフェース、１４…ＣＰ
Ｕ、１６…ＲＡＭ、５１…通話回路、５４…伝送回路、
５５…制御部、５７…キーボード、Ａ…外線キー、Ｃ…
保留キー、Ｄ…オートキー、Ｅ…緊急キー。
Claims (3)
- 【請求項１】 Ｘ方向及びＹ方向にそれぞれ複数のタッ
チキーを有するタッチパネルと、前記タッチパネルの上
面及び下面の何れか一方に配設され複数の表示ドットを
有する表示器とからなるタッチパネル装置において、 Ｘ方向及びＹ方向の各タッチキーの押下を各個に検出す
る検出手段と、前記検出手段の検出出力に応じた各タッ
チキーのＸ方向の各座標値及びＹ方向の各座標値を算出
する第１の算出手段とを設けたことを特徴とするタッチ
パネル装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のタッチパネル装置におい
て、 規定値として第１の規定値を設け、かつ前記第１の算出
手段により算出されたＸ方向及びＹ方向の各座標値から
それぞれＸ方向及びＹ方向の各押下幅を算出する第２の
算出手段と、前記第２の算出手段により算出された各押
下幅のうち広い幅を有する押下幅と第１の規定値とを比
較しその大小を判定する判定手段と、判定手段が前記第
１の規定値より小と判定した場合は前記各座標値に応じ
た表示ドットを表示すると共に、第１の規定値より大と
判定した場合は前記各座標値に応じた表示ドットを消去
する第１の表示制御手段とを設けたことを特徴とするタ
ッチパネル装置。 - 【請求項３】 請求項２記載のタッチパネル装置におい
て、 規定値として前記第１の規定値より大きい第２の規定値
を設け、かつ前記判定手段が前記押下幅を前記第２の規
定値より大と判定した場合は印鑑押下モードを設定し前
記座標値に応じた表示ドットを表示する第２の表示制御
手段を設けたことを特徴とするタッチパネル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21990094A JPH0883144A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | タッチパネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21990094A JPH0883144A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | タッチパネル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0883144A true JPH0883144A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16742799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21990094A Pending JPH0883144A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | タッチパネル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0883144A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7254775B2 (en) | 2001-10-03 | 2007-08-07 | 3M Innovative Properties Company | Touch panel system and method for distinguishing multiple touch inputs |
| US7307623B2 (en) | 2002-02-28 | 2007-12-11 | Sony Computer Entertainment Inc. | Information processing device having detector capable of detecting coordinate values, as well as changes thereof, of a plurality of points on display screen |
| US7453444B2 (en) | 2001-07-09 | 2008-11-18 | 3M Innovative Properties Company | Touch screen with selective touch sources |
| JP2011154553A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体 |
| US8062115B2 (en) | 2006-04-27 | 2011-11-22 | Wms Gaming Inc. | Wagering game with multi-point gesture sensing device |
| US8147316B2 (en) | 2006-10-10 | 2012-04-03 | Wms Gaming, Inc. | Multi-player, multi-touch table for use in wagering game systems |
| US8241912B2 (en) | 2008-06-26 | 2012-08-14 | Wms Gaming Inc. | Gaming machine having multi-touch sensing device |
| US8410794B2 (en) | 2008-06-25 | 2013-04-02 | 3M Innovative Properties Company | Operator identifying apparatus, operator identifying method and vehicle-mounted apparatus |
| CN103207370A (zh) * | 2013-03-21 | 2013-07-17 | 福建捷联电子有限公司 | 一种自动检测触摸按键状态的方法及显示装置 |
| US8493355B2 (en) | 2008-05-14 | 2013-07-23 | 3M Innovative Properties Company | Systems and methods for assessing locations of multiple touch inputs |
| US9086732B2 (en) | 2012-05-03 | 2015-07-21 | Wms Gaming Inc. | Gesture fusion |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP21990094A patent/JPH0883144A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8926421B2 (en) | 2006-10-10 | 2015-01-06 | Wms Gaming Inc. | Multi-player, multi-touch table for use in wagering game systems |
| US8147316B2 (en) | 2006-10-10 | 2012-04-03 | Wms Gaming, Inc. | Multi-player, multi-touch table for use in wagering game systems |
| US8348747B2 (en) | 2006-10-10 | 2013-01-08 | Wms Gaming Inc. | Multi-player, multi-touch table for use in wagering game systems |
| US8493355B2 (en) | 2008-05-14 | 2013-07-23 | 3M Innovative Properties Company | Systems and methods for assessing locations of multiple touch inputs |
| US8410794B2 (en) | 2008-06-25 | 2013-04-02 | 3M Innovative Properties Company | Operator identifying apparatus, operator identifying method and vehicle-mounted apparatus |
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| CN103207370A (zh) * | 2013-03-21 | 2013-07-17 | 福建捷联电子有限公司 | 一种自动检测触摸按键状态的方法及显示装置 |
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