JPH0880891A - 補助動力付き人力車両 - Google Patents

補助動力付き人力車両

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JPH0880891A
JPH0880891A JP6218806A JP21880694A JPH0880891A JP H0880891 A JPH0880891 A JP H0880891A JP 6218806 A JP6218806 A JP 6218806A JP 21880694 A JP21880694 A JP 21880694A JP H0880891 A JPH0880891 A JP H0880891A
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JP
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torque
motor
vehicle
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auxiliary
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JP6218806A
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Hiroaki Ogata
宏彰 尾方
Nobuo Hara
延男 原
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L15/00Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
    • B60L15/20Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補助動力付き人力車両において、高速走行時
に過度な補助トルクが発生されないようにする。 【構成】 人力によるトルクをトルク検出手段102に
よって検出する。制御装置250は、トルク検出手段1
02により検出されたトルクに対応した目標電流値を演
算する。この際、高速領域においては、目標電流値を車
速の増加に応じて漸減させる。そして、制御装置250
は、この目標電流値に対応した電流が流れるようにモー
タ201に対する通電制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人力により与えられる
トルクに見合った補助トルクを電気駆動系によって発生
し、この補助トルクと人力によるトルクとを合せたトル
クにより車両を駆動する補助動力付き人力車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ペダルに与えられる踏力を検出し、この
踏力に見合った補助トルクをモータによって発生するよ
うにした補助動力付き人力車両が知られている。従来、
この種の補助動力付き人力車両として、ペダルに与えら
れる踏力に基づくトルクを検出し、このトルクに対し一
定の補助率を乗じた大きさの補助トルクをモータによっ
て発生するようにした補助動力付き人力車両があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した従来の
補助動力付き人力車両において、低速走行時における運
転を楽にするためには、補助率を大きくし、少ない踏力
により大きな補助トルクを発生させることが好ましい。
しかし、補助率を大きくすると、高速走行時にもモータ
が不必要に大きい駆動力を発生することとなり、人力車
両としては過大な車速になったりバッテリの無駄な消耗
を招くことになる。
【0004】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たものであり、モータによる補助トルクを少なくとも高
速走行時には減少させて人力車両に適した車速に保った
走行を可能にし、また無駄なバッテリの消耗を防止する
ようにした補助動力付き人力車両を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
運転者から与えられるトルクおよびモータが発生するト
ルクの合力により車両を駆動するように構成された補助
動力付き人力車両において、前記運転者から与えられる
トルクに応じた電流値となるように前記モータの電流を
制御する手段であって、車速が所定速度を越えている場
合には前記モータの電流を該車速の増加に応じて漸減さ
せる制御手段を具備することを特徴とする補助動力付き
人力車両を要旨とする。
【0006】また、請求項2に係る発明は、運転者から
与えられるトルクおよびモータが発生するトルクの合力
により車両を駆動するように構成された補助動力付き人
力車両において、前記運転者から与えられるトルクに応
じた目標電流値に追従するように前記モータの電流を制
御する手段であって、車速が所定速度を越えている場合
には前記目標電流値を該車速の増加に応じて漸減させる
制御手段を具備することを特徴とする補助動力付き人力
車両を要旨とする。
【0007】
【作用】上記請求項1または2に係る発明によれば、高
速走行時においてはモータに流れる電流が車速の増加に
応じて漸減され、これに伴ってモータが発生する補助ト
ルクが漸減することとなる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例につい
て説明する。
【0009】<第1実施例>この発明の第1実施例によ
る補助動力付き人力車両の駆動装置のシステム構成を図
1に示す。同図に示すように、この駆動装置は、人力に
よるトルクを発生させる第1駆動源100と、電力に基
づく補助トルクを発生させる第2駆動源200と、第1
駆動源100および第2駆動源200から発生される各
トルクを加算して車両の車軸へと伝達する駆動伝達機構
300とにより構成されている。第1駆動源は、運転者
からの踏力を受けるペダル101と、このペダル101
を介して駆動伝達機構300へ与えられるトルクを検出
するトルク検出手段102とを有している。
【0010】第2駆動源200は、バッテリ(図示略)
から供給される電力に基づいてトルクを発生するモータ
201と、このトルクを補助トルクとして駆動伝達機構
300へ伝える減速機構202と、モータ201に流れ
る電流に比例した検出信号を出力する電流検出手段20
3とを有している。また、第2駆動源200は、トルク
検出手段102により検出されたトルクに見合った最適
な補助トルクと演算し、この補助トルクを得るべくモー
タ201の電流を制御する制御装置250を有してい
る。
【0011】次に制御装置250の内部の構成について
説明する。トルク演算手段252は、入力I/F(イン
タフェース)251を介して人力によるトルクの大きさ
を検出する。目標電流値演算手段253は、図3に示す
ように予め定義された車速vと補助率Kとの関係を表す
情報をメモリ(図示略)に記憶している。ここで、補助
率Kは図3に例示されているように、ある車速(図3で
は16km/h)までは一定値であるが、この車速以上
の領域においては車速の増加に応じて漸減するようにな
っている。目標電流値演算手段253は、車速検出手段
400によって検出された現在の車速に対応した補助率
Kをこのメモリから読み出し、この補助率Kをトルク演
算手段252から得られたトルクに乗じることによって
補助トルクを求める。そして、目標電流値、すなわち、
補助トルクを得るためにモータ201へ流すべき電流の
目標値を演算する。モータトルク演算手段254は、電
流検出手段203から出力される検出信号を入力I/F
255を介して受信し、この検出信号に基づいてモータ
201に現在流れている電流(すなわち、モータ201
により現在発生されている補助トルク)を演算する。偏
差演算手段256は、目標電流値とモータトルク演算手
段254により求められたモータ201の電流値との差
分を求める。制御量演算手段257は、この差分を0に
するのに必要な制御量(例えばPWM制御によりモータ
201へ印加する電圧パルスのデューティ比を制御する
場合にはデューティ比の補正量等)を演算する。出力調
整手段258は上記制御量に従ってモータ201に流す
電流の制御を行う。
【0012】以上の構成によれば、運転者がペダル10
1を踏むことによって与えられるトルクがトルク検出手
段102を介しトルク演算手段252により検出され
る。そして、目標電流値演算手段253により、上記手
順に従って補助率K、補助トルクおよび目標電流値が順
次求められ、目標電流値が偏差演算手段256に与えら
れる。そして、偏差演算手段256、制御量演算手段2
57、出力調整手段258、電流検出手段203、入力
I/F255およびモータトルク演算手段254からな
る閉ループによりモータ201の電流についての帰還制
御が行われ、この帰還制御によりモータ201の電流が
目標電流値に一致することとなる。
【0013】このように本実施例によれば、車速検出手
段400により得られた現在の車速に基づいて補助率K
が決定される。そして、この補助率Kに基づいて補助ト
ルクが求められ、この補助トルクを得るためのモータ2
01の目標電流値が決定される。ここで、目標電流値
は、図3に例示するように、車速が一定値を越える領域
においては車速の増加に応じて漸減するように決定され
るので、高速走行時における過大な補助トルクの発生が
防止される。
【0014】本実施例の具体的な構成例を図2に示す。
この構成例においては、バッテリBの正負両極間にモー
タ201への通電を制御するNチャネルFET206、
モータ201およびシャント抵抗203aが直列に接続
されている。また、FET206がOFF状態の場合に
おけるモータ201の電流の経路を形成すべく、モータ
201およびシャント抵抗203aに対して並列にフラ
イホイールダイオード201aが接続されている。
【0015】シャント抵抗203a、差動増幅器203
bおよびフィルタ203cは、図1における電流検出手
段203としての役割を果すものである。まず、シャン
ト抵抗203aは、モータ201と接地線との間に介挿
されており、この抵抗には、FET206を介してモー
タ201に流れる電流と、FET206がOFF状態の
ときにフライホイールダイオード201aを介してモー
タに流れる電流の総和が流れる。このシャント抵抗20
3aの両端の電圧は差動増幅器203bによって増幅さ
れ、フィルタ203cによって平滑化される。このよう
にしてモータ201に流れる電流の平均値相当の電圧信
号がフィルタ203cから得られ、CPU250aのA
/D変換ポートに入力される。本実施例においては、上
述の通り、モータ201と接地線との間にシャント抵抗
203aを配したので、差動増幅器203bに入力され
る同相雑音が少なくなり、モータ201の電流値を正確
に反映した信号がフィルタ203cから得られる。
【0016】CPU250aは、図1における制御装置
250としての役割を果すものであり、所定のプログラ
ムを繰り返し実行することにより、前掲図1において符
号251〜258によって示した各手段に対応した処理
からなる制御サイクルを繰り返すものである。さらに詳
述すると、各制御サイクルにおいて、CPU250a
は、人力により与えられるトルクと現在の車速とに基づ
いて補助トルクを演算し、この補助トルクを得るのに必
要な目標電流値を演算し(手段251〜253)、この
目標電流値とフィルタ203cを介して得られるモータ
201の電流値との差分を求め(偏差演算手段)、この
差分を0にすべくPWMパルスのデューティの補正量を
演算する(制御量演算手段)。そして、このようにして
求めた補正量に基づいてデューティの調整されたPWM
パルスを発生し(出力調整手段258)、ゲートドライ
ブ205へ出力する。
【0017】ゲートドライブ205およびブートストラ
ップ回路204は、CPU250aから与えられるPW
Mパルスに従ってFET206のON/OFF状態の切
換え制御を行う。これらの回路を設けたのは、次の理由
によるものである。すなわち、本実施例においては、シ
ャント抵抗203aをモータ201からみて低電位側に
設けたことからスイッチング用のFET206をモータ
201とバッテリBの正極との間に介挿した構成として
いる。また、FET206は、モータ201への通電に
耐える駆動能力の大きな(ON抵抗の低い)ものでなけ
ればならないため、NチャネルのFETを使用してい
る。しかしながら、図2に示すようにFET206のソ
ースを接地しないでモータ201に接続した場合、FE
T206のソース電位がモータ201の動作によって変
動することとなる。かかる状況において、FET206
のON抵抗を安定化させるためには、FET206をO
N状態とする際にFET206のソース電位の変動に拘
らず常に一定のゲート−ソース間バイアス電圧を与える
必要がある。この目的を達成すべく図2に示す構成にお
いては、ゲートドライブ205とブートストラップ回路
204が設けられている。
【0018】ブートストラップ回路204は、バッテリ
Bから与えられる24Vの直流電圧を降圧して12Vの
直流電圧を出力する降圧回路204aと、この降圧回路
204aの出力端にアノードが接続され、ゲートドライ
ブ205にカソードが接続されたダイオード204b
と、一端がダイオード204bのカソードに接続され、
他端がFET206のソースに接続されたコンデンサ2
04cとによって構成されている。かかる構成によれ
ば、降圧回路204aによりダイオード204bを介し
てコンデンサ204cの充電が行われるが、コンデンサ
204cは、蓄積した電荷を放電する経路を有していな
いため、常時、一定の電圧に充電されることとなる。ゲ
ートドライブ205は、CPU250aからPWMパル
スが与えられることにより、ダイオード204bのカソ
ードの電圧(コンデンサ204cの一端の電圧)をFE
T206のゲートに印加する。このような構成により、
FET206のゲート−ソース間には、ソース電位とは
無関係に常に一定の電圧が印加されることとなる。
【0019】この図2に示す構成によれば、シャント抵
抗により電流検出を行う構成としたので、CT(電流検
出器)等を使用した構成に比して装置を低コスト化する
ことができる。また、図1における制御装置250をC
PU250aが行うソフトウェア処理によって実現して
いるので、さらに装置を低コスト化することができると
共に装置の安全性を向上させるための各種処理を制御装
置250の処理内容に盛り込むことができる。例えば、
CPU250aが偏差演算手段256相当の処理を行う
際に、目標電流値とモータ201の電流値との差分が許
容値を越えた場合にエラーメッセージを出力するような
プログラムを行うと、シャント抵抗の故障等の事故を検
知することが可能となり、さらに安全性を向上させるこ
とができる。
【0020】<第2実施例>電源電圧一定の条件下にお
いて、モータが発生するトルクτは、図4に例示するよ
うに車速v(モータの回転速度に対応)の増加に応じて
減少する特性を有する。また、モータにはトルクτに比
例した電流が流れる。上記第1実施例においては、目標
電流値を演算するための補助率を車速の増加に応じて漸
減させることにより高速領域における補助トルクを制限
したが、本実施例は、目標電流値の演算のための補助率
を用いずに、上記モータの特性を利用することにより高
速領域における補助トルクの制限を行う。
【0021】本実施例に係る装置を構成するに際して
は、まず、補助トルクの最大値τmaxと補助トルクを車
速に応じて漸減させる高速領域(図4では速度v1〜v2
の領域)を決定する。そして、高速領域において、トル
クτが最大トルクτmaxから車速に応じ所望の傾きで減
少するようにモータの特性を選ぶ。
【0022】このような構成において、低速領域(図4
では速度v1以下の領域)では最大トルクτmaxを限度と
して人力によるトルクに比例した目標電流値を設定す
る。これにより、この目標電流値に対応した補助トルク
が発生される。そして、高速領域においても、低速領域
と同様に、人力によるトルクに比例した目標電流値を設
定する。しかしながら、高速領域においては、人力によ
るトルクをいくら増加させることにより目標電流値を増
加させても、図4に示すようにモータが発生可能な補助
トルクの最大値(モータに流すことができる電流)が車
速に応じた値に制限されるため、目標電流値に対応した
電流はモータに流れず、補助トルクは車速に対応した値
に抑制されることとなる。従って、本実施例において
も、高速走行時における過度な補助トルクの発生が防止
される。
【0023】本実施例の場合、補助トルクの制御に際し
て車速を参照しないため、制御が簡単になるという利点
がある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
に係る発明によれば、高速走行時においてはモータに流
れる電流が車速の増加に応じて漸減されるので、過度な
補助トルクの発生が防止され、人力車両に適した走行を
行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例による補助動力付き人
力車両の駆動装置の構成を示すシステム機能ブロック図
である。
【図2】 同実施例の具体的構成を例示した回路図であ
る。
【図3】 同実施例における補助率を示す図である。
【図4】 この発明の第2実施例による補助動力付き人
力車両の動作を説明する図である。
【符号の説明】
100……第1駆動源、200……第2駆動源、101
……ペダル、102……トルク検出手段、400……車
速検出手段、201……モータ、203……電流検出手
段、250……制御装置、252……トルク演算手段、
253……目標電流値演算手段、254……モータトル
ク演算手段、256……偏差演算手段、257……制御
量演算手段、258……出力調整手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者から与えられるトルクおよびモー
    タが発生するトルクの合力により車両を駆動するように
    構成された補助動力付き人力車両において、 前記運転者から与えられるトルクに応じた電流値となる
    ように前記モータの電流を制御する手段であって、車速
    が所定速度を越えている場合には前記モータの電流を該
    車速の増加に応じて漸減させる制御手段を具備すること
    を特徴とする補助動力付き人力車両。
  2. 【請求項2】 運転者から与えられるトルクおよびモー
    タが発生するトルクの合力により車両を駆動するように
    構成された補助動力付き人力車両において、 前記運転者から与えられるトルクに応じた目標電流値に
    追従するように前記モータの電流を制御する手段であっ
    て、車速が所定速度を越えている場合には前記目標電流
    値を該車速の増加に応じて漸減させる制御手段を具備す
    ることを特徴とする補助動力付き人力車両。
JP6218806A 1994-09-13 1994-09-13 補助動力付き人力車両 Pending JPH0880891A (ja)

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Cited By (3)

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