JPH087881A - 非水電解液2次電池用電極板およびその製造方法 - Google Patents

非水電解液2次電池用電極板およびその製造方法

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JPH087881A
JPH087881A JP6135793A JP13579394A JPH087881A JP H087881 A JPH087881 A JP H087881A JP 6135793 A JP6135793 A JP 6135793A JP 13579394 A JP13579394 A JP 13579394A JP H087881 A JPH087881 A JP H087881A
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binder
coating film
electrode plate
secondary battery
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JP6135793A
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English (en)
Inventor
Kazuo Umeda
田 和 夫 梅
Mitsuru Tsuchiya
屋 充 土
Shigeru Sakai
井 茂 酒
Tooru Mangahara
徹 萬ヶ原
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Furukawa Battery Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Furukawa Battery Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗膜内部の導電性(電子伝導性)の低下、充
放電サイクル時の容量維持率の低下を防止できる非水電
解液2次電池用電極板を提供する。 【構成】 活物質、バインダーおよび分散媒を含んで成
る電極用塗布液を金属箔集電体表面に塗布して得られる
塗膜が形成された非水電解液2次電池用電極板におい
て、前記塗膜が、前記バインダーとこのバインダーによ
り結着された活物質とを含むおこし状の構造体を成す非
水電解液2次電池用電極板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充放電サイクル時の容
量維持率の低下を防止することができる非水電解液2次
電池用電極板およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器、通信機器の小型化、軽
量化が急速に進んでおり、これらの駆動用電源として用
いられる2次電池も同様な要求が強く、高エネルギー密
度、高電圧を有するリチウムイオン2次電池で代表され
る非水電解液2次電池が、アルカリ蓄電池に代わり提案
されている。
【0003】また、2次電池の性能に大きく影響を及ぼ
す電極板に関しては、充放電サイクル寿命延長のため、
また、高エネルギー密度化のため薄膜大面積化を図るこ
とが提案されている。例えば、特開昭63−1045
6、特開平3−285262には、金属酸化物、硫化
物、ハロゲン化物等の正極活物質粉末、導電剤及びバイ
ンダー(結着剤)を適当な湿潤剤(溶媒)に溶解させて
ペースト状の活物質塗布液を調製し、この塗布液を金属
箔集電体へ塗布しその後溶媒を除去して得られる正極電
極板が開示されている。このバインダーとしては、例え
ばポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂またはシリコ
ーン=アクリル共重合体が用いられている。
【0004】一方、塗布型の電極板において、活物質塗
布液調製に用いられるバインダーは、非水電解液、即ち
有機溶媒に対して電気化学的に安定であって電解液へ溶
出せず、また、塗布された活物質塗膜は電池の組立て工
程で剥離、脱落、ひび割れ等が生じないように可撓性で
あること、金属箔集電体への密着性に優れることが要求
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
塗布型電極板では、塗膜内部においてバインダーが連続
相となり粒子状の活物質及び導電材の表面を被覆してし
まい活物質からのイオンのドープまたは脱ドープが阻害
されるため、塗膜内部の導電性(電子伝導性)が低下し
たり、充放電サイクル時容量維持率が低下するという傾
向があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題に鑑
みて成されたものであり、塗膜内部の導電性(電子伝導
性)の低下および充放電サイクル時の容量維持率の低下
を防止するため、活物質、バインダーおよび分散媒を含
む電極用塗布液を金属箔集電体表面に塗布して形成され
た塗膜を有する非水電解液2次電池用電極板において、
前記塗膜が前記バインダーとこのバインダーにより結着
された活物質とを含むおこし状の構造体を成す非水電解
液2次電池用電極板を提供するものである。
【0007】また、本発明は、活物質、粒状バインダー
および分散媒を混練して電極用塗布液を調製する工程、
前記バインダーが粒子状に分散した状態で前記電極用塗
布液を金属箔集電体に塗布し塗膜を形成する工程、前記
塗膜に含まれる前記分散媒を除去する工程、および前記
除去工程と同時またはその後に、前記塗膜に対して熱ま
たは電離放射線照射による処理を行う工程から成ること
を特徴とする、非水電解液2次電池用電極板の製造方法
を提供するものである。
【0008】すなわち、本発明の非水電解液2次電池用
電極板においては、粒子状バインダー表面と粒子状の活
物質及び導電材表面との間に接着力が生じて、粒子状の
活物質及び導電材を結着しつつ活物質塗膜が形成される
が、この際バインダーが粒子状の活物質及び導電材の表
面を被覆することがなく、つまり、活物質および導電材
の表面が若干露出しつつ互いに接着されておこし状の構
造(例えれば粟おこし、雷おこし等に模される構造)を
形成することにより、活物質からのイオンのドープ・脱
ドープの阻害或いは塗膜内部の導電性(電子伝導性)の
低下を防止することができ、充放電サイクル時の容量維
持率が高められる。
【0009】本発明における非水電解液2次電池はリチ
ウム系2次電池で代表される。即ち、正極活物質として
は、例えばLiCoO、LiMn等のリチウム
酸化物、TiS、MnO、MoO、V等の
カルコゲン化合物のうち、一種または複数種を組み合わ
せたものが用いられ、負極活物質としては、リチウム、
リチウム合金、またはグラファイト、カーボンブラック
もしくはアセチレンブラック等の炭素質材料が用いられ
ることが好ましい。特に、LiCoOを正極活物質、
炭素質材料を負極活物質として用いることが好ましく、
4ボルト程度の高い放電電圧が得られる。
【0010】本発明における電極板は、上記の粉末状活
物質、バインダー(結着剤)および適当な分散媒を混練
または分散させて活物質塗液を調製し、この塗液をアル
ミニウム、銅、ステンレス等の金属箔集電体に塗布して
得られる。さらに、導電剤として、活物質塗液にグラフ
ァイト、カーボンブラック、アセチレンブラックまたは
金属粉等を混合することが好ましい。
【0011】本発明を特徴づけるものは、バインダー
が、少なくとも活物質塗布液中では分散粒子として存在
しており、金属箔集電体に塗布し分散媒を除去する工程
と同時またはその後、粒子状バインダーが熱可塑性もし
くは熱硬化性を示す場合には加熱処理を行い、一方粒子
状バインダーが電離放射線硬化性を示す場合には電離放
射線の照射によって、粒子状バインダー表面と粒子状の
活物質または導電材の表面との間に接着力を生じさせる
ことによって、粒子状の活物質及び導電材を固定化し、
活物質塗膜を形成せしめることによって得られたものを
電極板として用いることである。即ち、粒子状バインダ
ーが熱可塑性樹脂より構成される場合には、集電体に活
物質塗液を塗工し、分散媒を除去した後或いは同時に、
熱可塑性樹脂の軟化点よりも高い温度で加熱処理を行
い、粒子の表面を軟化させる或いは溶融させることによ
って、粒子状の活物質及び導電材表面との接着力を生じ
させて活物質塗膜を形成し、電極板を得ることができ
る。
【0012】粒子状バインダーを構成する熱可塑性樹脂
としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリウレタン樹脂、セルロース樹脂、ポリオレフィ
ン樹脂、ポリビニル樹脂、フッ素系樹脂、ポリイミド樹
脂、等の内から任意選択できるが、加熱軟化時の接着強
度や粒子状への生成のし易さを考慮すると、ポリアクリ
ル酸エステル樹脂やポリビニル樹脂、中でもポリメチル
(メタ)クリレート、ポリブチル(メタ)クリレート、
ポリ‐2‐ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポ
リ(メタ)アクリルアミド、ポリスチレン、ポリビニル
クロライド、ポリビニルアセテート及びその共重合体、
さらにはジビニルベンゼン、メチレンビスアクリルアミ
ド、(ポリ)エチレングリコールジアクリレート、トリ
メチロールプロパントリメタクリレート等の多官能モノ
マーを一部共重合した架橋体(ミクロゲル)を用いるこ
とが好ましい。
【0013】粒子状バインダーを構成する熱可塑性樹脂
の軟化点は、高すぎると加熱処理温度を高温にしなけれ
ばならず、製造工程上好ましくなく、また、低すぎると
室温でも軟化状態になって塗膜の流動による剥離や粒子
の脱落等が生じるのでいずれも好ましくない。好ましい
軟化点は、例えば、30℃〜200℃、さらに好ましく
は50℃〜150℃である。また、粒子状バインダーの
軟化、溶融によっても活物質塗膜形成後に粒子形状を保
ち、活物質や導電材粒子への被覆を防止するためには、
軟化時の熱可塑性樹脂の弾性率がある程度高いことが必
要である。
【0014】また、粒子状バインダーが熱硬化性樹脂よ
り構成される場合には、熱可塑性樹脂より構成される場
合と同様に、集電体に活物質塗液を塗工し、分散媒を除
去した後或いは同時に加熱処理を行い、熱硬化性樹脂を
反応させることによって粒子状の活物質及び導電材表面
との接着力を生じさせて活物質塗膜を形成し、電極板を
得ることができる。
【0015】粒子状バインダーを構成する熱硬化性樹脂
は、熱反応性のプレポリマー、オリゴマー、モノマー
(硬化剤)であることが必要である。例えば、ウレタ
ン、エポキシ、メラミン、フェノール=ホルムアルデヒ
ド、アミド、ウレア、イミド、アクリル反応系等のプレ
ポリマー、オリゴマー、モノマーであり、仮に、ウレタ
ン系プレポリマーである場合には、分子中にイソシアネ
ート基(−NCO)が含まれることが必要であり、ま
た、エポキシ系プレポリマーである場合には、分子中に
グリシジル基が含まれることが必要である。必要に応じ
て、開始剤、触媒等と適宜組み合わせて用いることがで
きる。
【0016】粒子状バインダーが電離放射線硬化性樹脂
より構成される場合には、集電体に活物質塗液を塗工
し、分散媒を除去した後電離放射線を照射することによ
って電離放射線硬化性樹脂を反応させることによって粒
子状の活物質と導電材の表面との接着力を生じさせて活
物質塗膜を形成し、電極板を得ることができる。
【0017】粒子状バインダーを構成する電離放射線硬
化型樹脂は、紫外線、電子線、γ線等に反応する(メ
タ)アクリロイル化合物、アリル化合物、ビニル化合物
等のプレポリマー、オリゴマー、モノマーを主成分とす
る。例えば、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ
(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレ
ート等のプレポリマー及びオリゴマー及びそれらにスチ
レン、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、2‐ヒドロキシエチル
アクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、ヘキサメチレング
リコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジア
クリレート、エチレングリコールジグリシジルエーテル
ジアクリレート、ジエチレングリコールジグリシジルエ
ーテルジアクリレート、ヘキサメチレングリコールジグ
リシジルエーテルジアクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジグリシジルエーテルジアクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトール
トリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等の単官能
及び多官能モノマー等を少量混合して用いることができ
る。
【0018】さらに、本粒子状バインダーが多層構造を
有することも可能である。多層構造粒子は、一般にはコ
ア=シェル粒子と呼ばれており、粒子内部(コア)の部
分と外郭部(シェル)の部分とで材質、物性が異なる2
層以上の複数の層から構成される粒子である。その場合
には、少なくとも最外郭の層のみが、前記のような熱可
塑性、熱硬化性、及び電離放射線硬化性を有する樹脂か
ら構成されていればよい。したがって、コアを含むその
他の層は無機微粒子、有機微粒子を問わずどちらでもよ
い。
【0019】無機微粒子が内部層である場合、最外郭層
(表面層)を熱可塑性、熱硬化性、及び電離放射線硬化
性を有する樹脂とする方法は、従来知られている合成法
等により行うことができる。例えば、Polymer Journal,
vol.21, No.6, p425(1989)や、Journal of Polymer Sc
ience, A, vol.29, p697(1992) や、表面、vol.28,No.
4, p286(1990)や、表面、vol.30, No.1, p74(1992) 等
に記載の方法が挙げられる。また、有機系多層粒子を得
る方法としては、内部層粒子からの多段階乳化重合法で
合成する方法がある。公知の方法としてMacromolekuare
Chemie. vol.181, p2517(1980) や、Polymer Journal,
vol.17, p179(1985) や、Journal of Coatings Tecnol
ogy,vol.60, No.776, p69(1988) や、表面、vlo.25, N
o.2, p86(1987) や、特公平3−42312号公報に記
載の方法が挙げられる。これらの方法によって重合可能
なモノマー、オリゴマー、プレポリマーは、アクリル系
及びビル系を主体とする。例えば、スチレン、酢酸ビニ
ル、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸ブチル、2‐ヒドロキシエチルアク
リレート、(メタ)アクリルアミド、ジビニルベンゼ
ン、(ポリ)エチレングリコールジアクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート等を重合或いは共
重合することができる。
【0020】これらの粒子状バインダーの平均粒径は、
用いる活物質及び導電材の平均粒径にも依存するが、約
0.01〜100μm、好ましくは約0.1〜50μm
である。用いる活物質及び導電材の平均粒径よりも粒子
状バインダーの平均粒径が極端に小さすぎると、相互に
連結された粒子状バインダーが活物質及び導電材粒子の
表面を被覆してしまい活物質からのイオンのドープ・脱
ドープを阻害するため、塗膜内部の導電性(電子伝導
性)が低下したり、充放電容量及びサイクル特性の低下
を生じることがあるので好ましくない。一方、粒子状バ
インダーの平均粒径が極端に大きすぎると、粒子状バイ
ンダー同士または粒子状バインダーと活物質もしくは導
電材粒子とが接着しずらくなり、塗膜形成能が低下する
ので好ましくない。
【0021】粒子状バインダーの他、必要に応じて、ポ
リエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアクリル酸エス
テル樹脂、ポリウレタン樹脂、セルロース樹脂、ポリオ
レフィン樹脂、フッ素系樹脂その他の熱可塑性樹脂、ま
たはワックス類、界面活性剤等を分散媒に添加してもよ
く、それにより活物質塗液の安定性、塗布適正、及び、
活物質塗膜の密着性、耐熱性、機械的強度等を向上する
ことができる。
【0022】活物質塗液の調製は、ホモジナイザー、ボ
ールミル、サイドミル、ロールミル等の慣用的な分散方
法により、粒子状バインダー、粉末状活物質、水または
メチルアルコール、トルエン、メチルエチルケトン等の
有機溶媒からなる分散剤、および、必要に応じて導電材
を混合した組成物を混合分散させて行うことができる。
【0023】このようにして調製された活物質塗液を、
グラビアコート、グラビアリバースコート、ロールコー
ト、マイヤーバーコート、ブレードコート、ナイフコー
ト、エアーナイフコート、コンマコート、スロットダイ
コート、スライドダイコート、ディップコート等の各塗
工方法を用いて、乾燥状態で10〜200μm、好まし
くは50〜150μmの厚さとなるように金属箔集電体
に塗布する。
【0024】活物質塗液を金属箔集電体に塗工した後分
散媒を除去するが、この分散媒の除去と同時かまたはそ
の後に、ドライヤー、電気炉等による加熱処理、また
は、紫外線ランプ、電子線照射装置、γ線照射装置等に
より電離放射線を照射し、粒子状バインダーと活物質ま
たは導電材の粒子表面との接着力を生じさせて活物質塗
膜を得ることができる。
【0025】さらに、塗膜の均質性を向上させるため
に、金属ロール、加熱ロール、シートプレス機等を用い
て、プレス処理を施すことによって本願発明の電極板を
得ることも好ましい。
【0026】また、この電極板を用いて電池の組立て工
程に移る前に、電極板活物質塗膜中の水分を除去するた
めに、さらに加熱処理、減圧処理等を行うことも好まし
い。
【0027】得られた電極板により構成した2次電池に
は、リチウム塩を有機溶媒に溶かした非水電解液が用い
られる。
【0028】上記有機溶媒には、環状エステル類、鎖状
エステル類、環状エーテル類、鎖状エーテル類等が用い
られ、具体的には、環状エステル類として、プロピレン
カーボネート、ブチレンカーボネート、γ‐ブチロラク
トン、ビニレンカーボネート、2メチル‐γ‐ブチロラ
クトン、アセチル‐γ‐ブチロラクトン、γ‐バレロラ
クトン等、また、鎖状エステル類として、ジメチルカー
ボネート、ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネー
ト、ジプロピルカーボネート、メチルエチルカーボネー
ト、メチルブチルカーボネート、メチルプロピルカーボ
ネート、エチルブチルカーボネート、エチルプロピルカ
ーボネート、ブチルプロピルカーボネート、プロピオン
酸アルキルエステル、マロン酸ジアルキルエステル、酢
酸アルキルエステル等、また、環状エーテル類として、
テトラヒドロフラン、アルキルテトラヒドロフラン、ジ
アルキルアルキルテトラヒドロフラン、アルコキシテト
ラヒドロフラン、ジアルコキシテトラヒドロフラン、
1,3‐ジオキソラン、アルキル‐1,3‐ジオキソラ
ン、1,4‐ジオキソラン等、また、鎖状エーテル類と
して、1,2‐ジメトキシエタン、1,2‐エトキシエ
タン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジアルキ
ルエーテル、ジエチレングリコールジアルキルエーテ
ル、トリエチレングリコールジアルキルエーテル、テト
ラエチレングリコールジアルキルエーテル等が用いられ
る。
【0029】また上記リチウム塩には、LiClO
LiBF、LiPF、LiAsF、LiCl、L
iBr等の無機リチウム塩、及びLiB(C
、LiN(SOCF、LiC(SO
CF、LiOSOCF、LiOSO
、LiOSO、LiOSO
LiOSO11、LiOSO13、L
iOSO15等の有機リチウム塩が用いられ
る。
【0030】
【実施例】
実施例1 以下に示す活物質、導電材及び粒子状バインダーを、ホ
モジナイザーにて回転数8000rpmで10分間攪
拌、分散し、正極及び負極活物質塗液を得た。なお、以
下に%とあるのは特に断らない限り重量基準である。 《正極活物質塗液》 粒子状バインダー:ポリメチルアクリレート微粒子、平均粒径約2μm (MP−1400、総研化学(株)製、軟化点90℃) 5% 正極活物質粉末: 平均粒径約10μmのLiCoO粉末 85% 導電材粉末 : 平均粒径約3μmのグラファイト粉末 10% 分散媒 : イソプロピルアルコール 30% 《負極活物質塗液》 粒子状バインダー:ポリメチルアクリレート微粒子、平均粒径約2μm (MP−1400、総研化学(株)製、軟化点90℃) 10% 負極活物質粉末: 平均粒径約3μmのグラファイト粉末 90% 分散媒 : イソプロピルアルコール 50% 得られた正極活物質塗液、負極活物質塗液を、それぞれ
厚み20μmのアルミ箔、厚み10μmの銅箔からなる
集電体に、スロットダイコーターを用いて乾燥状態の厚
みが約100μmとなるようにそれぞれ両面に塗布した
後、120℃のオーブンで加熱させることによって分散
媒を除去すると同時に粒子状バインダーを軟化させるこ
とにより接着力を生じさせて各々正負電極板を得た。さ
らに、これをローラープレス機を用いて圧縮することに
より塗布した塗膜を均質化した。 実施例2 以下に示す活物質、導電材及び粒子状バインダーを、ホ
モジナイザーにて回転数8000rpmで10分間攪
拌、分散し、正極及び負極活物質塗液を得た。 《正極活物質塗液》 粒子状バインダー:合成例(1)に示した微粒子 5% 正極活物質粉末: 平均粒径約10μmのLiCoO粉末 85% 導電材粉末 : 平均粒径約3μmのグラファイト粉末 10% 分散媒 : イソプロピルアルコール 30% 硬化触媒 : トリエチルアミン 0.1% 《負極活物質塗液》 粒子状バインダー:合成例(1)に示した微粒子 5% 負極活物質粉末: 平均粒径約3μmのグラファイト粉末 90% 分散媒 : イソプロピルアルコール 50% 硬化触媒 : トリエチルアミン 0.1% *合成例(1) メチルメタクリレート15%、ジビニルベンゼン2%、
グリシジルメタクリレート3%および純水79.5%
に、乳化剤としてソルビタン酸モノラウレート0.5%
を加え、ホモジナイザーにて回転数6000rpmで1
0分間攪拌し、純水中にモノマーを乳化させた。この乳
化液に、開始剤として過硫酸カリウム0.5%添加し、
60℃で8時間攪拌しながら重合させ、アクリル酸エス
テル系粒子を得た。得られた粒子を濾過し、十分に水洗
した後、乾燥させた。この粒子は表面にグリシジル基が
存在した。また、同粒子の平均粒径は約1μmであっ
た。
【0031】このようにして得られた正極活物質塗液、
負極活物質塗液を、それぞれ厚み20μmのアルミ箔、
厚み10μmの銅箔からなる集電体に、スロットダイコ
ーターを用いて乾燥状態の厚みが約100μmとなるよ
うにそれぞれ両面に塗布した後、120℃のオーブンで
加熱させることによって分散媒を除去すると同時に粒子
状バインダーを熱硬化させることにより接着力を生じさ
せて各々正負電極板を得た。さらにこれをローラープレ
ス機を用いて圧縮することによって塗布した塗膜を均一
化した。 実施例3 以下に示す活物質、導電材及び粒子状バインダーを、ホ
モジナイザーにて回転数8000rpmで10分間攪
拌、分散し、正極及び負極活物質塗液を得た。 《正極活物質塗液》 粒子状バインダー:表面に不飽和二重結合を有する(メタ)アクリル酸エステ ル系粒子、平均粒径約5μm (「ミクロクリル」、東洋インキ製造(株)製) 5% 正極活物質粉末 :平均粒径約10μmのLiCoO粉末 85% 導電材粉末 : 平均粒径約3μmのグラファイト粉末 10% 分散媒 : イソプロピルアルコール 30% 《負極活物質塗液》 粒子状バインダー:表面に不飽和二重結合を有する(メタ)アクリル酸エステ ル系粒子、平均粒径約5μm (「ミクロクリル」、東洋インキ製造(株)製)10% 負極活物質粉末 :平均粒径約3μmのグラファイト粉末 90% 分散媒 : イソプロピルアルコール 50% このようにして得られた正極活物質塗液、負極活物質塗
液を、それぞれ厚み20μmのアルミ箔、厚み10μm
の銅箔からなる集電体に、スロットダイコーターを用い
て乾燥状態の厚みが約100μmとなるようにそれぞれ
両面に塗布した後、120℃のオーブンで加熱すること
により分散媒を除去した。これらに電子線照射装置(キ
ュアトロン、日新ハイボルテージ(株)製)を用いて、
加速電圧200KVで、5Mradの電子線を両面から
照射し粒子状バインダーを反応硬化させることによって
接着力を生じさせ、各々正負電極板を得た。さらに、こ
れをローラープレス機を用いて圧縮することによって塗
布した塗膜を均質化した。 実施例4 以下に示す活物質、導電材及び粒子状バインダーを、ホ
モジナイザーにて回転数8000rpmで10分間攪
拌、分散し、正極及び負極活物質塗液を得た。 《正極活物質塗液》 粒子状バインダー:合成例(2)に示した微粒子 5% 正極活物質粉末: 平均粒径約10μmのLiCoO粉末 85% 導電材粉末 : 平均粒径約3μmのグラファイト粉末 10% 分散媒 : イソプロピルアルコール 30% 硬化触媒 : トリエチルアミン 0.1% 《負極活物質塗液》 粒子状バインダー:合成例(2)に示した微粒子 5% 負極活物質粉末: 平均粒径約3μmのグラファイト粉末 90% 分散媒 : イソプロピルアルコール 50% 硬化触媒 : トリエチルアミン 0.1% *合成例(1) Macromolekuare Chemie. vol.181, p2517(1980) や、Po
lymer Journal, vol.17, p179(1985) や、Journal of C
oatings Tecnology,vol.60, No.776, p69(1988) や、表
面、vlo.25, No.2, p86(1987) や、特公平3−4231
2号公報に記載の方法にしたがって、下記の内層(コア
層)及び外郭層(シェル層)用モノマーを重合すること
により、2層構造の有機多層粒子を作製した。
【0032】内層 : スチレン 20%、メチルメタ
クリレート 60%、ジビニルベンゼン20% 外郭層: メチルメタクリレート 100% 得られた粒子を濾過し十分に水洗した後、乾燥させた。
粒子の平均粒径は3μmであった。
【0033】得られた正極活物質塗液、負極活物質塗液
を、それぞれ厚み20μmのアルミ箔、厚み10μmの
銅箔からなる集電体に、スロットダイコーターを用いて
乾燥厚みが約100μmとなるようにそれぞれ両面に塗
布した後、120℃のオーブンで加熱させることによっ
て分散媒を除去すると同時に粒子状バインダーを外郭層
を軟化させることによって接着力を生じさせ、各々正負
電極板を得た。さらに、これらをローラープレス機を用
いて圧縮することにより塗布した塗膜を均質化した。 比較例 平均粒径約10μmのLiCoO粉末90重量部、グ
ラファイト粉末5重量部、ポリフッ化ビニリデン樹脂
(ネオフロンVDF、ダイキン工業(株)製)5重量部
及びN‐メチルピロリドン20重量部を、ホモジナイザ
ーにて回転数8000rpmで10分間攪拌、分散し、
正極活物質塗液を得た。また、黒鉛粉末90重量部、ポ
リフッ化ビニリデン樹脂(ネオフロンVDF、ダイキン
工業(株)製)10重量部及びN‐メチルピロリドン2
0重量部を、正極活物質塗液と同様の条件にて攪拌、分
散して負極活物質塗液を得た。
【0034】得られた正極活物質塗液及び負極活物質塗
液を、それぞれ厚み20μmのアルミ箔及び厚み10μ
mの銅箔からなる集電体に、スロットダイコーターを用
いて乾燥厚みが約100μmとなるようにそれぞれ両面
に塗布した後、200℃のオーブンで乾燥させ、溶媒を
除去し、各々正負電極板を得た。この塗膜をローラープ
レス機を用いて圧縮することにより塗布した塗膜を均質
化した。
【0035】実施例1〜4及び比較例で作製したそれぞ
れの正負電極板間に、正負電極板より幅広の三次元空孔
構造(海綿状)を有するポリオレフィン系(ポリプロピ
レン、ポリエチレンまたはそれらの共重合体)の微多孔
性フィルムからなるセパレータを介して、渦巻き状に巻
回して、極板群を構成した。次に、この極板群を、負極
端子を兼ねる有底円筒状のステンレス容器内に挿入し、
AAサイズで定格容量500mAhの電池を組み立て
た。
【0036】電解液としては、EC(エチレンカーボネ
ート):PC(プロピレンカーボネート):DME(ジ
メトキシエタン)を体積比1:1:2で混合して全量で
1リットルにし、この混合溶媒に支持塩として1モルの
LiPFを溶解して電解液を調製し、この電解液の所
定量を上記の電池に注液した。
【0037】電池特性の測定においては、25℃の温度
で、各20セルに対して、充放電測定装置により最大充
電電流密度1.0mA/cm2 の電流値で電池電圧が
4.3Vになるまで充電し、10分間休止した後同一電
流値で2.75Vになるまで放電し、その後10分間休
止して再び充電に戻るという充放電サイクルを100サ
イクル繰り返した。
【0038】図1は実施例1〜4および比較例で得た電
極板を用いた各20セルの電池の100サイクル充放電
終了時の平均的な充放電曲線を、実施例1の充放電容量
を100%として示している。図1からも明らかなよう
に、実施例1〜4で得た電極板を用いた電池の充放電曲
線は、比較例で得た電極板を用いた電池の充放電特性と
比較して、充放電直後からの電位の立ち上がりが小さ
く、すなわち分極が小さく、充放電容量比も、比較例の
60数%と比較して90%以上と大きい値を示した。
【0039】図2は各サイクル数における容量維持率
を、各々初期容量の平均値を100%として、それに対
する維持率で示している。実施例1〜4で作製した電極
を用いて構成した電池では、100サイクル経過しても
容量維持率は80%以上であるのに対し、比較例で作製
した電極を用いて構成した電池では20〜30サイクル
を経過したあたりから容量が減少し始め、100サイク
ル経過した時点では60%を下回っている。
【0040】図1および図2より明らかなように、本発
明により得られた電極板は、比較例の電極板と比較し充
放電時の分極が小さく、容量維持率の低下が少ない。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の非水電解
液2次電池用電極板によれば、活物質、バインダーおよ
び分散媒を含んで成る電極用塗布液を金属箔集電体表面
に塗布して得られる塗膜が形成された非水電解液2次電
池用電極板において、前記塗膜が、前記バインダーとこ
のバインダーにより結着された活物質とを含むおこし状
の構造体を成すようにしたため、塗膜内部の導電性(電
子伝導性)の低下、充放電サイクル時の容量維持率の低
下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜4、比較例の電極板を用いた電池の
充放電曲線(平均)を示すグラフである。
【図2】実施例1〜4、比較例の電極板を用いた電池の
容量維持率(平均)を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土 屋 充 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 酒 井 茂 福島県いわき市常磐下船尾町杭出作23−6 古河電池株式会社いわき事業所内 (72)発明者 萬ヶ原 徹 福島県いわき市常磐下船尾町杭出作23−6 古河電池株式会社いわき事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活物質、バインダーおよび分散媒を含む電
    極用塗布液を金属箔集電体表面に塗布して形成された塗
    膜を有する非水電解液2次電池用電極板において、 前記塗膜が前記バインダーとこのバインダーにより結着
    された活物質とを含むおこし状の構造体を成すことを特
    徴とする、非水電解液2次電池用電極板。
  2. 【請求項2】活物質、粒状バインダーおよび分散媒を混
    練して電極用塗布液を調製する工程、 前記粒状バインダーが粒子状に分散した状態で前記電極
    用塗布液を金属箔集電体に塗布し塗膜を形成する工程、 前記塗膜に含まれる前記分散媒を除去する工程、および
    前記除去工程と同時またはその後に、前記塗膜に対して
    熱または電離放射線照射による処理を行う工程から成る
    ことを特徴とする、非水電解液2次電池用電極板の製造
    方法。
  3. 【請求項3】前記粒状バインダーが熱可塑性である、請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記粒状バインダーが熱硬化性である、請
    求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記粒状バインダーが電離放射線硬化性で
    ある、請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記粒状バインダーがコア物質およびシェ
    ル物質から構成される多層構造体である、請求項2に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】前記粒状バインダーが約0.01〜100
    μm、好ましくは約0.1〜50μmの粒径を有する、
    請求項2に記載の方法。
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