JPH0873525A - エチレン系重合体 - Google Patents

エチレン系重合体

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JPH0873525A
JPH0873525A JP21290494A JP21290494A JPH0873525A JP H0873525 A JPH0873525 A JP H0873525A JP 21290494 A JP21290494 A JP 21290494A JP 21290494 A JP21290494 A JP 21290494A JP H0873525 A JPH0873525 A JP H0873525A
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JP
Japan
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ethylene
polymer
ethylene polymer
molecular weight
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Application number
JP21290494A
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English (en)
Inventor
Kiyobumi Matsuoka
清文 松岡
Kenji Shimamura
顕治 島村
Hiroyuki Ohira
博之 大平
Kazuyuki Hirabayashi
和幸 平林
Shigenobu Miyake
重信 三宅
Shintaro Inasawa
伸太郎 稲沢
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ジルコニウムとアルミニウムまたはホウ素原
子を含み、Gel Permeation Chrom
atography(GPC)で測定される分子量分布
Mw/Mnが2ないし6の範囲にあり、レオロジー的な
測定によって求められる流動の活性化エネルギーが少な
くとも40KJ/mol.Kであるα−オレフィンを多
くとも15重量%含有するエチレン系重合体。 【効果】 本発明のエチレン系重合体は機械的強度を保
持したまま成形加工時の発煙が少なく、またブリード成
分も少なく衛生的で、しかも溶融押し出し性、成形加工
性に優れている。各種ブロー、フイルム、ラミネート、
パイプ、シート、繊維などの成形体に供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形加工時の発煙やフ
イルム、シートに成形加工した場合のブロッキング、ブ
リードが少なく、強度を損なうことなく溶融押出し性、
成形加工性に優れたエチレン系重合体に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今いわゆるポリエチレンは耐候性、柔
軟性、シール性に優れ、しかも安価なために様々な産業
分野に利用されている。特に包装材料、ボトル、パイプ
などの材料として広く役立っている。ポリエチレンはほ
とんどの場合、いわゆる押出し機の中で溶融された後に
様々な加工法で用途に応じて成形される。このような押
し出し成形加工においてはコストを低減する目的から溶
融樹脂の粘度を下げることによって押し出し機の電力コ
ストを減らすことが考えられる。しかしこの方法では成
形された材料の強度が弱くなり、また押し出し機から押
し出された後の成形性、例えば溶融張力が低いなどの問
題点がある。ポリエチレンの中で重合開始剤を使って高
圧法で製造されるいわゆる低密度ポリエチレン(LDP
Eと略記する)は数多くの長鎖分岐をもっているために
溶融成形性に優れ、溶融張力が高くなっている。しか
し、強度が弱く、剛性がないために用途が制限される。
【0003】このような問題を解決する方法としていわ
ゆる線状低密度ポリエチレン(LLDPEと略記する)
にLDPEをブレンドする方法が一般的にとられてい
る。しかしこの方法には異なる製造法によって製造され
たポリエチレンをブレンドする工程が必要となりそれに
よるコスト高が生じてしまう。
【0004】また、線状のポリエチレンに電子線を照射
し長鎖分岐を導入する方法などが考案されて特開平6−
93033に開示されている。この方法も設備費が高く
コストを上げることとなる。溶融時の流動性を改良する
ために分子量分布を広くする方法がある。すなわち、分
子量分布を広くした場合に実際の成形速度条件において
溶融粘度が低下し、流出量が高くなり押し出し特性が良
好となる。特開昭57−158211号公報には、特定
の触媒の存在下に特定の重合条件で重合を行うことによ
り、分子量分布の広いポリエチレンを製造する方法が提
案されている。しかしながら、この方法では溶融樹脂の
流動性は改善されるものの、十分な溶融張力をもつに至
らない。
【0005】USP−5272236にはメタロセン錯
体にConstrained Geometry Ca
talyst(拘束幾何触媒)を使用することで、エチ
レン系重合体主鎖に少なくとも炭素数6の長鎖分岐を入
れることで、分子量分布Mw/Mnが2ないし3と狭い
にもかかわらず、流動性、成形性(高臨界せん断速度を
もつ)に優れたエチレン系重合体を製造できることを開
示している。しかし、この方法で得られたエチレン系重
合体の流動の活性化エネルギーは40KJ/mol.K
より小さく、溶融張力が本発明のエチレン系重合体に比
べて低いレベルにある。(同じメルトフローレートで比
較した場合)
【0006】また、特開昭60−35007にはメタロ
セン触媒を使用し、分子量分布Mw/Mnが2ないし4
にコントロールして優れた諸物性をもったエチレン系重
合体を製造することを開示している。しかし、この方法
によるエチレン系重合体は流動の活性化エネルギーが極
端に小さく、溶融張力が低く、(同じメルトインデック
スで比較した場合)溶融時の押し出し流動性が悪い。従
って、この方法によるエチレン系重合体の使用範囲が限
定されてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上記従
来技術の問題点を解決し、強度に優れ、表面の肌荒れが
少なく、しかも押出特性、溶融張力などの成形加工性に
優れたエチレン系重合体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題はジルコニウム
とアルミニウムまたはホウ素原子を含み、Gel Pe
rmeation Chromatography(G
PC)で測定される分子量分布Mw/Mnが2ないし6
の範囲にあり、レオロジー的な測定によって求められる
流動の活性化エネルギーが少なくとも40KJ/mol
・Kであることを特徴とする炭素原子数が3ないし10
の範囲にあるα−オレフィンを多くとも15重量%含有
するエチレン系重合体によって解決することができる。
【0009】本発明のエチレン系重合体について以下に
詳細に説明する。すなわち、本発明においてエチレン系
重合体は分子量分布Mw/Mnが2ないし6の範囲にあ
る。本発明において記述されている分子量分布Mw/M
n値の測定は、武内著(丸善発行)の「ゲルパーミエー
ションクロマトグラフィー」に準じて次の如く行う。分
子量既知の標準ポリスチレン(東洋ソーダ(製)単分散
ポリスチレン)を使用して、分子量MとそのGPC(G
el Permeation Chromato−gr
aphy)カウントを測定し、分子量MとElutio
n Volumeの相関図較正曲線を作成する。この時
の濃度は溶媒として0.1重量%のBHT(抗酸化剤)
を含む1,2,4−トリクロロベンゼンに対して0.0
3ないし0.04重量%とする。GPC測定により試料
のGPCクロマトグラフをとり、前記標準ポリスチレン
換算の数平均分子量Mn、重量平均分子量Mwを算出し
Mw/Mn値を求める。装置としてはWaters社製
150Cを本体に用い、カラムとしてShodexカラ
ム(UT−806TL)を2本使用して溶媒として1,
2,4−トリクロロベンゼン(抗酸化剤として0.1重
量%のBHTを含む)、試料濃度は3ないし5mgの試
料に対して溶媒5mlとする。(サンプルは振とうオー
ブン中で完全に溶解させて使用される。)温度140
℃、流速1.0ml/分の条件で測定する。分子量分布
が6より大きい場合には,低分子量成分による成形加工
時の発煙やフイルム、シートに成形加工した場合のブロ
ッキング、ブリードが安全衛生上大きな問題となる。ま
た溶融弾性が大きくなり成形加工時の表面の肌荒れが生
じる。さらに分子量分布が2より小さな重合体を得るに
はまだ製造技術に課題が残されており需要を満足する樹
脂が提供できない。
【0010】本発明によるエチレン系重合体は流動の活
性化エネルギーが少なくとも40(KJ/mol・K)
の値をもっている。分子量分布Mw/Mnが2ないし6
の範囲でも活性化エネルギーが40KJ/mol・Kよ
り小さい場合には、例えば高速でのラミネート成形、チ
ューブラー法やキャスト法によるフイルム成形に十分に
耐えられず、商品価値を低下させる。特に30(KJ/
mol・K)より小さい場合には、たとえばラミネート
成形、チューブラー法やキャスト法によるフイルム成形
において成膜状態が極めて悪く、成膜できない。
【0011】流動の活性化エネルギーEaはRheom
etrics社製のRheometerを用いて温度1
50、170、190、210、230℃で貯蔵弾性率
G’、損失弾性率G”をパラレルプレートの周波数ωの
範囲100(rad/sec)から0.1で測定し、そ
れぞれの温度でのG’、G”曲線の重ね合わせから求め
られるシフトファクターaTから次式で求められる。こ
こでパラレルプレートの直径は2.5cm、プレート間
隔は1.5mmとしている。 lnaT=Ea(1/T−1/T0 )/R ここでRは気体定数、T0 は基準温度(190℃)を示
す。流動の活性化エネルギーEaは長鎖分岐の数に相関
し、Eaに比例して溶融張力が高くなる。
【0012】本発明のエチレン系重合体は東洋ボールド
ウィン社製のメルトテンションテスターを用いてノズル
部のオリフィス径2.095mm、長さ8mm、温度1
90℃、押し出し速度15mm/min、引き取り速度
6.5m/minの条件における溶融張力(MT)が少
なくとも次式によって得られる値をもっている。 logMT≧0.53(−logMFR+1) ここでMFRはMelt Flow Rateを表し、
JIS K7210、条件4に従い温度190℃、荷重
2. 16Kgの条件で測定される。
【0013】上式の境界を超えた溶融張力をエチレン系
重合体に付与するには少なくとも40KJ/mol.K
の流動の活性化エネルギーを必要とする。炭素数が6以
下のいわゆる短鎖分岐をもったエチレン系重合体では少
なくとも40KJ/mol.Kの流動の活性化エネルギ
ーをもつことはできない。多くの長鎖分岐を有するLD
PEは40KJ/mol.Kの流動の活性化エネルギー
をもつために溶融張力が上式を超える範囲の値をもって
いる。
【0014】本発明において共重合に供されるα−オレ
フィンは、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペン
テン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1
−デセン、4−メチル−1−ペンテン、シクロペンテン
などのオレフィン類、環状オレフィン類を例示すること
ができる。これら2種以上のコモノマーを混合してエチ
レンとの共重合に用いることもできる。共重合する場合
のα−オレフィンの含量は多くとも15重量%の範囲が
好ましく、α−オレフィンの含量が15重量%より多い
場合には密度の低下が著しく降伏強度が弱くなる。従っ
て、エチレン系重合体単独で大気圧下、加熱状態で押し
出しされる成形法に適していない。具体的に例示すれば
ブロー、ラミネート、インフレ法及びキャスト法フイル
ム、パイプなどである。すなわち、本発明の主旨であ
る、溶融押出し性、成形加工性に優れた重合体が得られ
ない。共重合体中のα−オレフィン含量を同定する方法
としてはJEOL社製の13C−NMRを用いて重ベンゼ
ン、トリクロロベンゼン、ヘキサメチルジシロキサンの
混合溶媒に溶解して解析される。
【0015】以下に本発明に係るエチレン系重合体を得
るための触媒について具体的に説明する。触媒系として
は、(a) メタロセン錯体成分と(b) アルミノキサン類ま
たは非配位性のイオン性化合物などの助触媒成分を基本
構成要素とする触媒系が用いられる。(a) のメタロセン
錯体成分は次式で示される。 一般式(1) (C91 m)R3 (C92 n)MeQ2 (1) [式中、Meは、第4b、5b、6b族金属であり、
(C91 m)、(C92 n)は、インデニルまたは、置
換インデニルであり、各R1 とR2 は同一でも異なって
いてもよく、水素、または、炭素数1から20のアルキ
ル、アルケニル、アリール、アルキルアリールまたは、
アリールアルキル基、アルキルシリル基、シリルアルキ
ル基であり、もしくは、2つの隣接する炭素原子が結合
して環を作ってもよい。R3 は、炭素数1〜4のアルキ
レン基、ジアルキルゲルニレン基またはアルキルシリレ
ン基で、(C91 m)環(C92 n)環を結合する役割
を持つ。Qは、アリール基、アルキル基、アルケニル
基、アルキルアリール基、またはアリールアルキル基、
アルキルシリル基から選ばれ、1〜20の炭素原子をも
つ炭化水素基またはハロゲンであり、同じでも異なって
もよく、m並びにnは6である。]
【0016】これらの具体的化合物の例としては、例え
ば以下にMeがジルコニウムである遷移金属化合物につ
いて具体的な化合物を例示する。エチレンビス(インデ
ニル)ジルコニウムジクロリド、エチレンビス(インデ
ニル)ジルコニウムジメチル、エチレンビス(4,5,
6,7テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジベンジ
ル、エチレンビス(tブチル−インデニル)ジルコニウ
ムジクロリド、ジメチルシリレンビス(3−t−ブチ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス
(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリ
レンビス(インデニル)ジルコニウムジブロミド、ジメ
チルシリレンビス(2−メチルインデニル)ジルコニウ
ムジクロリド、ジメチルシリレンビス(4−メチルイン
デニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリレンビス
(2,4,3’,5’−テトラ−t−ブチルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムジメチル、イソプロピリデン
ビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド等を例示す
ることが出来る。これらのうち、透明性、表面の肌荒れ
などにも優れ、溶融押出し性、成形加工性に優れた重合
体を得るためには(a)触媒成分としてはエチレンビス
(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリ
レンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメ
チルシリレンビス(2−メチルインデニル)ジルコニウ
ムジクロリドなどが特に優れている。上記のようなジル
コニウム化合物に於いてジルコニウム金属をチタン金
属、ハフニウム金属、バナジウム金属に換えた遷移金属
化合物を用いることも出来る。
【0017】助触媒成分(b) としてアルミノキサン類を
使用するときはアルミノキサン類として、一般式(2)
または、一般式(3)で表わされる有機アルミニウム化
合物を例示することができる。 一般式(2)
【化1】 一般式(3)
【化2】 12は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
イソブチル基などの炭化水素基であり、好ましくは、メ
チル基、イソブチル基である。mは、4から100の整
数であり、好ましくは6以上とりわけ10以上である。
この種の化合物の製法は、公知であり例えば結晶水を有
する塩類(硫酸銅水和物、硫酸アルミ水和物)の炭化水
素溶媒懸濁液にトリアルキルアルミを添加して得る方法
を例示することが出来る。
【0018】また、一般式(4)、(5)で示されるア
ルミノキサンを用いてもよい。 一般式(4)
【化3】 一般式(5)
【化4】 13は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
イソブチル基などの炭化水素基であり、好ましくは、メ
チル基、イソブチル基である。また、R14はメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、イソブチル基などの
炭化水素基、あるいは塩素、臭素等のハロゲンあるいは
水素、水酸基から選ばれ、R13とは異なった基を示す。
また、R14は同一でも異なっていてもよい。mは通常1
から100の整数であり、好ましくは3以上であり、m
+nは4から100、好ましくは6以上である。
【0019】一般式(4)、(5)で、
【化5】 ブロック的に結合したものであっても、規則的あるいは
不規則的にランダムに結合したものであっても良い。こ
のようなアルミノキサンの製法は、前述した一般式のア
ルミノキサンと同様であり、1種類のトリアルキルアル
ミニウムの代わりに、2種以上のトリアルキルアルミニ
ウムを用いるか、1種類以上のトリアルキルアルミニウ
ムと1種類以上のジアルキルアルミニウムモノハライド
などを用いれば良い。本発明に係る有機アルミノキサン
化合物は、上記のものを加熱処理したものや水または有
機極性化合物と反応させるなどしてベンゼン等の溶媒に
不溶としたものや担体に担持したものが好ましい。アル
ミノキサンと反応させる有機極性化合物としては、一般
式(6)または、 一般式(7) 一般式(6) R151617P 一般式(7) R151617P=Z 〔式中、R15〜R17は炭素数1〜20を有するアルキル
基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール基、アリ
ールオキシ基、アリールチオ基、ジアルキルアミノ基、
アシル基などであり、そのうち少なくとも一つはアルコ
キシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ基、アリール
チオ基、ジアルキルアミノ基、アシル基であり、Zは=
O、=S、アルキリデン基、イミノ基などである〕で表
される化合物から選ばれることが望ましい。
【0020】更に望ましくは、一般式(8)、一般式
(9)〔式中、R18〜R20は炭素数1〜20を有するア
ルキル基、アリール基である〕で表されるリン原子を含
む化合物である。 一般式(8) (R18O)(R19O)(R20O)P 一般式(9) (R18O)(R19O)(R20O)P=O 上記式において、R15〜R17及びR18〜R20を具体的に
説明する。アルキル基としては、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、
アミル基、イソアミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オ
クチル基、ノニル基、デシル基、セチル基、シクロペン
チル基、シクロヘキシル基などが例示できる。アルコキ
シ基としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキ
シ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキ
シ基、t−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオ
キシ基、シクロヘキシルオキシ基などが例示できる。ア
ルキルチオ基としては、メチルチオ基、エチルチオ基、
n−プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、n−ブチル
チオ基、イソブチルチオ基、t−ブチルチオ基、ヘキシ
ルチオ基、オクチルチオ基、シクロヘキシルチオ基など
が例示できる。アリール基としては、フェニル基、トリ
ル基、ナフチル基などが例示できる。アリールオキシ基
としては、フェノキシ基などが例示できる。アリールチ
オ基としては、フェニルチオ基などが例示できる。ジア
ルキルアミノ基としては、ジメチルアミノ基、ジエチル
アミノ基、ジブチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、
メチルフェニルアミノ基などが例示できる。アシル基と
しては、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ベ
ンゾイル基などが例示できる。
【0021】次に、Zについて具体的に説明する。アル
キリデン基としては、メチレン基、エチリデン基、プロ
ピリデン基、シクロペンタジエニリデン基、シクロヘキ
シリデン基、ベンジリデン基などが例示できる。イミノ
基としては、メチルイミノ基、エチルイミノ基、ブチル
イミノ基、ベンジルイミノ基、フェニルイミノ基などが
例示できる。
【0022】リン原子を含む有機極性化合物としては、
一般式(6)、一般式(7)において、R15〜R17のう
ち少なくとも1つがアルコキシ基、あるいはアリールオ
キシ基である化合物が好ましく、R15〜R17がそれぞれ
アルコキシ基かアリールオキシ基のいずれかである化合
物が更に好ましい。また、そのうえ好ましくは一般式
(8)、或いは一般式(9)であり、とりわけ一般式
(9)である化合物が好ましい。一般式(9)における
18〜R20は炭素数1〜20を有するアルキル基、アリ
ール基であるが、好ましくはアルキル基である。アルキ
ル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基が好ましく、更に好ましくはメチル基、エチル基で
ある。また、R15〜R17及びR18〜R20の中に、リン原
子に結合していない酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リ
ン原子などのヘテロ原子を含む官能基を有しても良い。
その場合、それらの官能基は、−OH、−NH2 などの
活性水素を持たないことが望ましい。具体的には、カル
ボニル基、ジアルキルアミノ基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、イソシアノ基、チオカルボニル基などであ
る。また、付加反応に際して、2種以上のリン原子を含
む有機極性化合物を使用することもできる。
【0023】(b)助触媒成分にベンゼン不溶性のアル
ミノキサンを用いる際には、有機アルミニウム化合物と
水との反応あるいはアルミノキサンの溶液と水または活
性水素含有化合物との反応によって得られるベンゼン不
溶性の有機アルミオキシ化合物を例示できる。上記の有
機アルミニウム化合物と水との反応物あるいはアルミノ
キサンの溶液と水または活性水素含有化合物との反応物
を製造するに際して用いられる有機アルミニウム化合物
はR’n AlY3-n (式中R’は炭素数1〜12の炭化
水素基であり、Yはハロゲン、炭素数1〜12のアルコ
キシ基、炭素数6〜20のアリーロキシ基、または水素
であり、nは2〜3である。)で示される。特に好まし
くはトリアルキルアルミニウムが好適である。有機アル
ミニウム化合物と水とからベンゼン不溶性の有機アルミ
オキシ化合物を製造するには炭化水素溶媒中で、例えば
有機アルミニウム化合物1モルに対して1〜5モル、好
ましくは1.5〜3モルの水とを接触反応させればよ
い。上記の炭化水素溶媒としては、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素、ブタン、イソブタ
ン、ペンタン、ヘキサン、オクタン、デカン、ドデカン
などの脂肪族炭化水素、シクロペンタン、シクロオクタ
ン、シクロデカン、シクロドデカンなどの脂環族炭化水
素、あるいは上記の芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、
脂環族炭化水素のハロゲン化物を用いることができる。
これらの炭化水素媒体のうちで芳香族炭化水素が特に好
ましい。また、上記の活性水素含有化合物としては、メ
チルアルコール、エチルアルコールなどのアルコール
類、エチレングリコール、ヒドロキノンなどのジオール
類などが用いられる。
【0024】助触媒成分(b)として非配位性のイオン
性化合物を用いるときは、 (M21234(n-m)-・C(n-m)+ (10) (式中、M2 は、周期表中5族〜15族から選ばれる金
属、X1 ,X2 ,X3 ,X4 は、それぞれ水素原子、ジ
アルキルアミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリー
ル基、アルキルアリール基、アリールアルキル基、置換
アルキル基、ハロゲン置換アリール基、有機メタロイド
基または、ハロゲン原子を示す。Cは、カルボニウム、
アンモニウム、等のカウンターカチオンを示す。mは、
2 の原子価で1〜7の整数、nは、2〜8の整数であ
る。)
【0025】具体的にこれらの化合物を例示すると、ト
リエチルアンモニウムテトラ(フェニル)ホウ素、トリ
プロピルアンモニウムテトラ(フェニル)ホウ素、トリ
(n−ブチル)アンモニウムテトラ(フェニル)ホウ
素、トリメチルアンモニウムテトラ(p−トリル)ホウ
素、トリブチルアンモニウムテトラ(ペンタフルオロフ
ェニル)ホウ素、ジメチルアニリニウムテトラ(ペンタ
フルオロフェニル)ホウ素、トリチルテトラ(ペンタフ
ルオロフェニル)ホウ素、トリプロピルアンモニウムテ
トラ(3,5トリフルオロメチルフェニル)ホウ素、ト
リブチルアンモニウムテトラ(o−トリル)ホウ素、ト
リチルトリ(ペンタフルオロフェニル)メチルホウ素な
どを例示することができる。好ましくは、テトラ(ペン
タフルオロフェニル)ホウ素のジメチルアニリニウム塩
かあるいは、トリチルカルボニウム塩である。
【0026】本発明において、アルミノキサンを担体に
担持し使用する場合には、例えば担体成分として無機担
体を挙げることができる。具体的な例としてはSiO
2 ,Al23 ,MgO,ZrO2 ,TiO2 ,CaO
などを例示することができる。この中で特にSiO2
好ましい。このような担体は種類および製法により性状
は異なるが、比表面積は50から1000m2 /gであ
り好ましくは100から800m2 /gである。細孔容
積は0.3から2.5cm3 /gであることが望まし
い。本発明に用いられる担体は必要に応じて100℃か
ら1000℃の範囲で、好ましくは100℃から700
℃で焼成される。
【0027】(b)助触媒成分として、アルミノキサン
とリン原子を含む有機極性化合物との付加反応物、有機
アルミニウム化合物と水との反応物あるいはアルミノキ
サンの溶液と水または活性水素含有化合物との反応物、
ないしは非配位性のイオン性化合物、またはアルミノキ
サンを担体に担持した成分が例示されたが、この中で
(a)メタロセン錯体成分と(b)助触媒成分あるいは
有機アルミニウム化合物の組合せで生成されたエチレン
系重合体に高い流動の活性化エネルギーを付与する
(b)助触媒成分としては好ましくはアルミノキサンと
リン原子を含む有機極性化合物との付加反応物、有機ア
ルミニウム化合物と水との反応物あるいはアルミノキサ
ンの溶液と水または活性水素含有化合物との反応物また
は担体に担持されたアルミノキサンが好適である。さら
に好ましくはアルミノキサンとリン原子を含む有機極性
化合物との付加反応物、あるいは担体に担持されたアル
ミノキサンが好適である。
【0028】本発明に係るエチレン系重合体の製造に用
いられる触媒成分としては上記の(a)成分、および
(b)成分および担体、必要に応じて有機アルミニウム
化合物を用いることができる。
【0029】有機アルミニウム化合物としては下記一般
式で表される化合物を例示することができる。 R15 m AlX3-n (11) 上記一般式(11)においてR15は炭素数1から12の
アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基などで
ある。Xはハロゲン原子または水素原子を示し、nは1
から3である。このような有機アルミニウム化合物とし
ては、具体的には以下のような化合物が挙げられる。ト
リメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリ
イソプロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウ
ム、トリオクチルアルミニウム、ジメチルアルミニウム
クロリド、ジエチルアルミニウムクロリド、ジイソプロ
ピルアルミニウムクロリド、ジイソブチルアルミニウム
クロリド、メチルアルミニウムジクロリド、エチルアル
ミニウムジクロリド、イソプロピルアルミニウムジクロ
リドなどである。
【0030】上記のうちで特にトリエチルアルミニウム
またはトリイソブチルアルミニウムが好ましい。上記の
メタロセン触媒系を使用して重合体を製造する方法とし
ては特にプロセス、製造条件を限定されるものではな
く、プロセスとして溶液法、スラリー法、高圧転換法、
気相法いずれのプロセスを使用しても良い。本発明にお
いては一般的に用いられている酸化防止剤、滑剤、ブロ
ッキング防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、防曇剤、
難燃剤、無機および有機充填剤、補強剤、着色剤、香料
などの添加剤を本発明の目的を阻害しない範囲で加えて
もよい。
【0031】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0032】以下の実施例、比較例で使用される物性値
の定義、測定法を示す。 (1)密度 2mmのプレス板を用いて温度190℃、圧力60Kg
/cm2 で5分間プレスの後に、100℃、圧力60K
g/cm2 の条件下にて3分間プレスし、続いて30
℃、圧力60Kg/cm2 の条件下にて冷却してサンプ
ルを得た。そのサンプルをカットしてエタノール中で脱
気した後に密度勾配管で測定する。 (2)発煙の観察 230℃において樹脂をアルミ箔、フェロ板の間に挟み
5分間放置後に脱気して60Kgf/cm2 に加圧して
樹脂からの発煙状態を観察した。 (3)引っ張り試験法 JIS K6760に従い2mm厚のプレス板を成形
し、JIS K7113により温度23℃、相対湿度5
0%の状態で24時間状態調整した後に引っ張り降伏強
度を測定した。 (4)ストランド表面の肌荒れの判定 メルトインデキサーを用いて温度190℃、荷重10.
0Kgの条件下で押し出されたストランドの表面の様子
を目視で観察した。オリフィスの直径は2.095m
m、長さは8mmである。 (5)HLMFRの測定 JIS K7210、条件7に従い温度190℃、荷重
21.6Kgの条件で測定される。
【0033】(実施例1)ステンレス製容器にトルエン
10ミリリットル、トリイソブチルアルミニウム1.6
ミリモル、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジ
クロリド0.002ミリモル、シリカ担持メチルアルミ
ノキサン0.7ミリモルを加え触媒を調製した。十分に
乾燥した窒素で置換した1.5リットルのステンレス鋼
製オートクレーブに、イソブタン800ミリリットル、
1−ヘキセン20gを挿入し全圧が20kgf/cm2
となるようにエチレンと水素の混合気体(組成比:水素
/エチレン=0.001)をオートクレーブに導入した
後、系内の温度を70℃まで昇温した。上記で調製した
触媒を投入して1時間重合を行った。少量のメタノール
を重合系へ添加することで重合を停止し、得られた重合
生成物は60℃で減圧下12時間乾燥した。その結果、
収量120g、MFRが0.08g/10min、密度
0.927g/cm3 、1−ヘキセン含量が6.7重量
%、分子量分布Mw/Mn4.7のエチレン系重合体が
得られた。
【0034】(実施例2)十分に窒素置換したフラスコ
にメチルアルミノキサン(1.3mol/lのトルエン
溶液)50mlとトルエン50mlを加え、次いでリン
酸トリエチル290mgを加え、80℃にて4時間加熱
撹拌を行い、トルエンで洗浄してリン酸トリエチル付加
反応物を調製した。十分に窒素置換した内容積1.5リ
ットルのSUS製オートクレーブに、トリイソブチルア
ルミニウムのヘキサン溶液(0.5mol/l)を3.
2ml、上記で調製した付加反応物をトルエンで洗浄し
たものを10mg(0.16ミリモル)、及びイソブタ
ン800ml、水素を1.5mmolを導入した後、エ
チレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド0.
14mgをトルエン5mlに溶解した溶液をエチレンと
ともに導入することで重合を開始した。エチレン圧10
kg/cm2 、70℃にて1時間重合を行い、72gの
エチレン系重合体を得た。このエチレン系重合体はMF
Rが0.3g/10min、密度が0.951g/cm
3 、分子量分布Mw/Mnが2.6であった。
【0035】(実施例3)成分(a)がジメチルシリレ
ンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリドである以
外は実施例2と同様の方法で重合を行った。得られた重
合体はMFRが0. 8g/10min、密度が0. 95
1g/cm3 、分子量分布Mw/Mnが4.5であっ
た。
【0036】(実施例4)実施例1と同様の方法で重合
を行ない、MFRが1.3g/10min,密度が0.
915g/cm3 、分子量分布Mw/Mnが4.4であ
った。1−ヘキセン含量は10.1重量%であった。
【0037】(比較例1)デヴィソン社製969MSB
触媒(酸化クロム触媒)を使って、エチレンと1−ヘキ
センを製造設備でイソブタンスラリー重合した。得られ
た重合体のMFRは0.5(g/10min)、密度
0.949(g/cm3 ),1−ヘキセン含量は2重量
%であった。この重合体は分子量分布が広いために23
0℃でプレスしたときに発煙が多かった。
【0038】(比較例2)Ti系触媒を用いて2段重合
設備でイソブタンスラリー重合した。1段でエチレンと
1−ヘキセンを重合し、連続的に2段でエチレンを重合
しエチレン共重合体を得た。得られた重合体のMFRは
0.5(g/10min)、密度0.956(g/cm
3 )、1−ヘキセン含量は2重量%であった。この重合
体は溶融張力が低く、230℃でプレスしたときに発煙
が多かった。また、押し出されたストランドにメルトフ
ラクチャー(肌荒れ)が観察された。
【0039】(比較例3)MFRが0.8(g/10m
in)、密度0.923(g/cm3 )のLDPEは2
30℃でプレスしたときの発煙が多く、引っ張りの降伏
強度が弱かった。
【0040】(比較例4)EXXON Chemica
l社製のLLDPE、EXACT2009(MFR=
2.9g/10min、密度0.921g/cm3 、1
−ヘキセン含量5.5重量%)を入手し諸測定を行っ
た。この重合体は溶融張力が低く、HLMFR/MFR
の比が小さいため押し出し流動性が極めて悪かった。
【0041】(比較例5)エチレンビスインデニルジル
コニウムジクロライド、シリカ、メチルアルミノキサ
ン、トリイソブチルアルミニウムを加え触媒を調製し、
1−ヘキセンを大量に挿入して、1−ヘキセンの含量が
20重量%、MFR1.0g/10min、密度0.8
85(g/cm3 )のエチレン共重合体を得た。この共
重合体は引っ張りの降伏強度が弱かった。
【0042】(比較例6)(t−ブチルアミド)ジメチ
ル(テトラメチル−5−シクロペンタジエニル)シラン
チタンジメチル((C5 Me4 )SiNe2 N(t−B
u))TiMe2の0.005Mのトルエン溶液1ml
とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランの0.00
5Mのトルエン溶液1mlとを混合することによって触
媒溶液を調製した。この溶液を25℃で10秒間振とう
して触媒溶液とした。この溶液を1リットルのIsop
arE、55mlの1−オクテン及びエチレン(3.0
MPa)を含む混合物と2リットルの反応器中で混合し
た。これらの試薬は予め脱気、精製されて用いられた。
反応器内容物を170℃に加熱した。3.1MPaにお
いてエチレンを必要に応じて加えた。10分後に反応器
内容物を除去し、揮発物を取り除いて45.5gのエチ
レン−1−オクテン共重合体を得た(MFR=1.0g
/10min、密度0.917g/cm3 )。このエチ
レン−1−オクテン共重合体は流動の活性化エネルギー
が40KJ/mol.Kより小さく、溶融張力が本発明
のエチレン系重合体と比較して低レベルにあり、不十分
である。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明のエチレン系重合体は機械的強度
を保持したまま成形加工時の発煙が少なく、またブリー
ド成分も少ない衛生的な樹脂である。しかも溶融押し出
し性、成形加工性に優れた安価な材料である。本発明の
エチレン系重合体は大気圧下、加熱状態で押し出しさ
れ、安定的に成形される方法に適している。例えば、ブ
ロー、ラミネート、インフレ法やキャスト法のフイルム
成形、パイプ成形、シート、繊維などの成形方法に供さ
れることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平林 和幸 大分県大分市大字中の洲2番地 昭和電工 株式会社大分研究所内 (72)発明者 三宅 重信 大分県大分市大字中の洲2番地 昭和電工 株式会社大分研究所内 (72)発明者 稲沢 伸太郎 大分県大分市大字中の洲2番地 昭和電工 株式会社大分研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジルコニウムとアルミニウムまたはホウ
    素原子を含み、Gel Permeation Chr
    omatography(GPC)で測定される分子量
    分布Mw/Mnが2ないし6の範囲にあり、レオロジー
    的な測定によって求められる流動の活性化エネルギーが
    少なくとも40KJ/mol・Kであることを特徴とす
    る炭素原子数が3ないし10の範囲にあるα−オレフィ
    ンを多くとも15重量%含有するエチレン系重合体。
JP21290494A 1994-09-06 1994-09-06 エチレン系重合体 Pending JPH0873525A (ja)

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