JPH087133Y2 - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH087133Y2
JPH087133Y2 JP8868690U JP8868690U JPH087133Y2 JP H087133 Y2 JPH087133 Y2 JP H087133Y2 JP 8868690 U JP8868690 U JP 8868690U JP 8868690 U JP8868690 U JP 8868690U JP H087133 Y2 JPH087133 Y2 JP H087133Y2
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JP
Japan
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clip
molding
core metal
elastic tongue
bent
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8868690U
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English (en)
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JPH0446209U (ja
Inventor
敏廣 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0446209U publication Critical patent/JPH0446209U/ja
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Publication of JPH087133Y2 publication Critical patent/JPH087133Y2/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サイドモールディングを車体の側面の最も
突出した部分に水平に取付けるためのクリップに関する
ものである。
〔従来の技術〕
上記クリップをサイドモールディング(以下、単にモ
ールディングという)に対して取付ける構造の一つとし
て、第5図及び第6図に示されるものが知られている。
これは、モールディングM′の幅方向の両端部にフラ
ンジ部31を形成し、このフランジ部31とモールディング
M′のわん曲部32とで形成される空間部33にクリップ本
体34を横方向から挿入して、所定位置においてフランジ
部31をかしめることにより(かしめ個所をAで表示して
ある)、モールディングM′に対してクリップC′を固
定している。なお、クリップ本体34は、モールディング
M′の空間部33よりも若干小さく成形してある。
また、モールディングに対するクリップの他の取付け
構造として、第7図に示されるものが知られている。
これは、クリップ本体41の相対向するコーナー部を曲
面状に形成し、このクリップ本体41を第7図(イ)で二
点鎖線で示されるように配置しておいて、同図で実線で
示される位置まで回動させて、モールディングM′のフ
ランジ部31とわん曲部32との間にクリップ本体41を嵌め
込んで、クリップ″をモールディングM′に固定するも
のである。また、嵌め込まれたクリップ本体41が回動し
て外れるのを防止するために、クリップ本体41にストッ
パー部材42を取付けることもある。
いずれの構造においても、モールディングに対するク
リップの固定に手間を要すると共に、自動機を使用して
取付ける場合においても、数工程を必要とし、即座に取
付けられない問題があり、モールディングユニットの製
作において、クリップの取付けに要する時間が多かっ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記したような問題に鑑み、モールディン
グに対するクリップの取付けを迅速に、しかも大きな強
度でもって行えるようにすることを課題としてなされた
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するために本考案の採用した手段は、
モールディングに埋設された芯金の断面形状とほぼ同一
断面形状を有するクリップ本体の上下端部のいずれか一
方に、前記芯金の上下端部に形成された折曲げ部に差し
込むための差込み部が突設されていると共に、その他方
に、先端に段差部を有する弾性舌片が設けられ、クリッ
プ本体に突設された前記差込み部を芯金の一方の折曲げ
部の内側に差し込んだ状態で、モールディングの取付け
面の側からクリップ本体を芯金の内部に押し込むことに
より、該クリップ本体に設けられている前記弾性舌片を
弾性変形させて、該弾性舌片の先端に形成された段差部
を芯金の他方の折曲げ部の内側に引っ掛けることによ
り、モールディングに対してクリップを固定するように
したことである。
〔考案の作用〕
本考案によれば、モールディングの取付け面の側から
クリップを押し込んで、モールディングにクリップを取
付けることができるので、その取付けを迅速に行うこと
ができる。また、取付け後においては、クリップ本体に
突設された差込み部が、モールディングの芯金の一方の
折曲げ部の内側に差し込まれると共に、クリップ本体の
弾性舌片の先端に設けられた段差部が前記芯金の他方の
折曲げ部の内側に引っ掛かるために、モールディングに
対してクリップが強固に固定されると同時に、一旦取付
けられたクリップがモールディングから取り外れること
はない。
〔実施例〕
第1図ないし第4図に、本考案の実施例が示されてい
る。
モールディングMは、第3図に示されるように、金属
製の芯金1の外面に、合成樹脂、ゴムなどから成る意匠
材2を被覆した構成であって、この意匠材2の端面が、
車体の側面の最も突出した部分に取付けるための取付け
面3となっている。芯金1は、幅方向の両端部が内側に
フランジ状に折り曲げられて折曲げ部4となっている。
クリップCは、第2図に示されるように、中空状のク
リップ本体5と、車体の取付け部に設けられた取付け穴
(図示せず)に挿入されて係合する係合部6とが連結部
7を介して連結された構成である。クリップ本体5の断
面形状は、モールディングMの芯金1の断面形状とほぼ
同一である。クリップ本体5の下端部には、芯金1に設
けられた前記折曲げ部4の内側に差し込まれる差込み部
8が突設されていると共に、その上端部には、弾性変形
可能な弾性舌片9が片持ち梁状となって設けられてい
る。この弾性舌片9の先端には段差部11が形成されてい
る。クリップ本体5の上端部には、一対のストッパー板
12が前記弾性舌片9の先端の両側に位置して設けられて
いる。
モールディングM、及びクリップCが上記したような
構成になっているので、第3図(ロ)に示されるよう
に、クリップ本体5を矢印Sの方向に移動させて、これ
の下端部に突設された差込み部8を芯金1の下方の折曲
げ部4の内側に挿入し、その後にクリップ本体5の上端
部を矢印Tの方向に強く押し込むと、クリップ本体5に
設けられた弾性舌片9が弾性変形されて、第4図に示さ
れるように、クリップ本体5が芯金1の間に嵌め込まれ
る。クリップ本体5が芯金1の間に嵌め込まれた状態で
は、第4図(ロ)に示されるように、弾性舌片9の先端
に設けられた段差部11が芯金1の上方の折曲げ部4の内
側に引っ掛かるため、一旦芯金1の間に嵌め込まれたク
リップ本体5は、これから抜け出ることはない。
また、クリップ本体5が芯金1の間に嵌め込まれた状
態では、第4図(ハ)に示されるように、弾性舌片9の
両側に設けられたストッパー板12が芯金1の折曲げ部4
の端面に当接する構造になっているので、クリップCが
モールディングMに取付けられた後においては、このク
リップCは上下方向に動かない。これにより、取付け後
において弾性舌片9の変形によって、クリップ本体5が
上下動してがたつくのを防止できる。
このように、本考案に係わるクリップCは、モールデ
ィングMの取付け面3の側から該モールディングMにワ
ンタッチで取付けることができると共に、一旦取付けら
れた後には、モールディングMから取り外れることはな
い。
〔考案の効果〕
本考案に係わるクリップは、モールディングの取付け
面の側から押し込むことにより、このモールディングに
ワンタッチで取付けることができるので、その取付けを
迅速に行うことができる。また、取付け後においては、
クリップ本体の弾性舌片の先端に設けられた段差部が、
芯金の折曲げ部の内側に引っ掛かるので、モールディン
グに対するクリップの取付強度が大きくなると同時に、
一旦取付けられたクリップがモールディングから取り外
されることはない。
この結果、モールディングに対するクリップの取付け
に要する時間を短縮することができて、モールディング
ユニットの製作のための能率が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本考案を説明するための図であ
って、第1図は、モールディングMを装着した自動車の
斜視図、第2図は、クリップCの斜視図、第3図(イ)
は、クリップCを取付けている途中のモールディングM
の正面図、同(ロ)は、同(イ)のX1−X1線断面図、第
4図(イ)は、クリップCが取付けられたモールディン
グMの正面図、同(ロ)は、同(イ)のX2−X2線断面
図、同(ハ)は、同(イ)のX3−X3線断面図である。 第5図ないし第7図は、従来の技術を説明するための図
であって、第5図は、モールディングM′にクリップ
C′を嵌め込む状態を示す斜視図、第6図(イ)は、ク
リップC′が取付けられたモールディングM′の正面
図、同(ロ)は、同(イ)のY−Y線断面図、第7図
(イ)は、クリップC″が取付けられたモールディング
M′の正面図、同(ロ)は、同(イ)のZ−Z線断面図
である。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 C:クリップ、M:モールディング 1:芯金、3:取付け面 4:芯金の折曲げ部、5:クリップ本体 8:差込み部、9:弾性舌片 11:段差部、12:ストッパー板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯金の幅方向の両端部を内側に折り曲げて
    フランジ状の折曲げ部が形成されているサイドモールデ
    ィングを車体の側面の最も突出した部分に水平に取付け
    るためのクリップであって、 前記芯金の断面形状とほぼ同一断面形状を有するクリッ
    プ本体の上下端部のいずれか一方に、前記芯金の折曲げ
    部に差し込むための差込み部が突設されていると共に、
    その他方に、先端に段差部を有する弾性舌片が設けら
    れ、クリップ本体に突設された前記差込み部を芯金の一
    方の折曲げ部の内側に差し込んだ状態で、サイドモール
    ディングの取付け面の側からクリップ本体を芯金の内部
    に押し込むことにより、該クリップ本体に設けられてい
    る前記弾性舌片を弾性変形させて、該弾性舌片の先端に
    形成された段差部を芯金の他方の折曲げ部の内側に引っ
    掛けることにより、サイドモールディングに取付けられ
    るように構成されていることを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】クリップ本体における前記弾性舌片の一側
    方、又は両側方に、該クリップ本体が上下方向に移動す
    るのを防止するためのストッパー板が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
JP8868690U 1990-08-24 1990-08-24 クリップ Expired - Lifetime JPH087133Y2 (ja)

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JP8868690U JPH087133Y2 (ja) 1990-08-24 1990-08-24 クリップ

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JP8868690U JPH087133Y2 (ja) 1990-08-24 1990-08-24 クリップ

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JPH0446209U JPH0446209U (ja) 1992-04-20
JPH087133Y2 true JPH087133Y2 (ja) 1996-03-04

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JP8868690U Expired - Lifetime JPH087133Y2 (ja) 1990-08-24 1990-08-24 クリップ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10772417B2 (en) 2015-03-31 2020-09-15 Koninklijke Philips N.V. Oral cleaning device with adjustable shape and oral cleaning method

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US10772417B2 (en) 2015-03-31 2020-09-15 Koninklijke Philips N.V. Oral cleaning device with adjustable shape and oral cleaning method

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JPH0446209U (ja) 1992-04-20

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