JPH086817Y2 - 空気流清掃車のピックアップヘッド - Google Patents

空気流清掃車のピックアップヘッド

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JPH086817Y2
JPH086817Y2 JP1990023596U JP2359690U JPH086817Y2 JP H086817 Y2 JPH086817 Y2 JP H086817Y2 JP 1990023596 U JP1990023596 U JP 1990023596U JP 2359690 U JP2359690 U JP 2359690U JP H086817 Y2 JPH086817 Y2 JP H086817Y2
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JP
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pickup head
rubber sheet
air flow
propeller shaft
window
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JP1990023596U
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興三 棚瀬
靖 川本
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Howa Machinery Ltd
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Howa Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は空気流清掃車のピックアップヘッドの改良に
関する。
従来の技術 従来の空気流清掃車のピックアップヘッドは、例えば
特開昭63−67307号公報に開示されているように天板、
仕切板と左右の側板を溶接して箱状に形成した鈑金構成
のものが使用されている。
考案が解決しようとする課題 一般道路では凸凹が有るために空気流清掃車を回送す
るときにシャーシのプロペラシャフトとピックアップヘ
ッドの上面とが振動により接触し、故障等の原因となっ
ていた。プロペラシャフトとピックアップヘッドとの衝
突を回避するべくピックアップヘッドを下方に吊持する
と路面より地上高が低くなり、ピックアップヘッドの下
面が路面起すことになる。
このような問題を解決する目的で、実開昭59−69221
号には、吸引気流の作用する吸込体に切欠部を形成し、
この切欠部をシャーシプロペラシャフトの真下に位置さ
せ、この切欠部にカバー支持アームや、カバー開きペダ
ルなどから成る一連のリンク式の開閉機構を介してシャ
ーシプロペラシャフト逃げカバーを設けて、吸込体が格
納位置に上昇すると前記カバーが開いて、プロペラシャ
フトが切欠部に入り込んで吸込体の外側との干渉を避
け、清掃位置に下降すると、カバーが閉じるようにした
ものがある。
しかし、この装置では、逃げカバーがリンク機構によ
る開閉機構により支持されていて、ゴミを回収するため
のこの種の装置においては、リンク機構を構成するアー
ムなどの連結部分を回動自在に連結するピン部分に、細
かな塵、砂などが付着することが多く、逃げカバーが円
滑に開閉できず、例えば、吸込体を持ち上げても、逃げ
カバーが判開き状態にしかならず、その結果、プロペラ
シャフトが逃げカバーに干渉して、プロペラシャフトが
損傷するおそれが依然として残っている。本願の課題
は、そのような損傷の発生しないカバー構造を持つピッ
クアップヘッドを提供することにある。
課題を解決するための手段 シャーシに設けたプロペラシャフトと上下に対向し
て、ピックアップヘッドの左右巾の略中央の上面と後側
面の一部を切欠いて窓を形成し、その窓をゴムシートで
覆うと共に、そのゴムシートの周囲端部を押え板を介し
てピックアップヘッドにボルト締めし、このゴムシート
は、中央部が自重で下方に湾曲可能なように弛ませて取
付けられていることを特徴とする。
作用 本考案は上記のように構成したから空気流清掃車を回
送するときに道路の凸凹等の振動によってプロペラシャ
フトとピックアップヘッドの上面との接触を防止し得る
上に万一接触してもゴムシートに接触するだけであるか
らプロペラシャフトが損傷することもない。そして清掃
時には弛ませて取付けたゴムシートがふくらんでエヤー
の流れを妨げることがないので効率よく清掃できる。
実施例 ピックアップヘッド1は左右の側板2,3に第2図に示
すように後方の部分をコ字状に折曲成形して後壁を兼ね
た天板4とピックアップヘッド1内を上室5と下室6に
仕切る斜めの仕切板7を夫々溶接した鈑金構成とし、仕
切板7の前側の下面にゴム製のフロントフラップ8,8を
取付け、天板4の後壁部の下面にゴム製のリヤーフラッ
プ9,9を並行に取付けて循環空気が前後方向に洩れるの
を防いでいる。左右の側板2,3の外側には路面に接触し
て移動するダートシュ10,10がボルト締めされており、
左右の側板2,3の内側には、上室5から下室6へ吹き出
された空気が両側と後方へ流れないようにエヤーデイフ
レクター11が取付けられている。そして天板4の片側の
上面に圧送ダクト12を取付け、圧送ダクト12の反対側に
は天板4を貫通して仕切板7の上面に吸引ダクト13が取
付けられ、従来と同様にピックアップヘッド1が構成さ
れている。
ピックアップヘッド1の左右巾の略中央の天板4の上
面と後側面の一部を切欠いて窓14を形成し、その窓14を
ゴムシート15で覆い、そのゴムシート15の周囲の端部を
押え板16で挾んで、複数個のボルト17とナット18でゴム
シート15を天板4に着脱自在に取付ける。ゴムシート15
を天板4に取付けたときに第2図に示すようにゴムシー
トの中央部が自重で垂れ下って弛んだ状態になるように
ゴムシート15の周囲のボルト孔と天板4のボルト孔が設
定されている。20はピックアップヘッド1の左右の両側
に取付けたリフトワイヤーで、ピックアップヘッド1を
格納しているときには第1図に示すようにピックアップ
ヘッド1を上方に吊上げて、シャーシ21に取付けたスト
ッパー22に、天板4の上面を当接させて保持されてい
る。23は前進清掃時のピックアップヘッド牽引用ワイヤ
ーロープ、24は後進清掃時の牽引用ワイヤーロープ、25
はプロペラシャフトである。
本考案は以上のように構成したから空気流清掃車を回
送するときに、路面の凸凹でプロペラシャフト25が第1
図、第2図で仮想線で図示したように振動してもプロペ
ラシャフト25は天板4の上面に取付けたゴムシート15が
自重で垂れ下っているためにゴムシート15の上面に接触
することがない。万一接触してもゴムシートは弾力性が
ありプロペラシャフト25を損傷することはない。そして
清掃時にはピックアップヘッド1の上室5内を流れる空
気流によってゴムシート15がふくらむ上に、絶えず窓14
がゴムシート15で覆われていて空気漏れが極めて少ない
ので空気の流れを妨げることなく効率よく清掃ができ
る。
考案の効果 以上のように本考案のピックアップヘッドは左右巾の
略中央と後側面の一部を切欠いた窓をゴムシートで覆っ
ているので、清掃車の回送時にプロペラシャフトが干渉
することがない。万一ゴムシートに接触してもプロペラ
シャフトが損傷することがない上にゴムシートが自重で
垂れ下っている分だけ回送時のピックアップヘッドを上
方に保持することができるので回送時のピックアップヘ
ッドの地上高を高くすることができる。そして絶えず窓
がゴムシートに覆われていることから、清掃時にピック
アップヘッド内部に作用する空気流が窓から漏れにく
く、清掃効果の向上が図れる。長期間使用して万一ゴム
シートが老化したり上面が摩耗するようなことがあって
もゴムシートを交換するだけで良いので安価且つ容易に
補修することができる等実用上の効果が大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は格納時に
おけるピックアップヘッドの正面図、第2図はピックア
ップヘッドの第1図のII−II断面図、第3図は清掃時に
おけるピックアップヘッドの正面図である。 1…ピックアップヘッド、4…天板、6…仕切板、14…
窓、15…ゴムシート、25…プロペラシャフト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシに設けたプロペラシャフトと上下
    に対向して、ピックアップヘッドの左右巾の略中央の上
    面と後側面の一部を切欠いて窓を形成し、その窓をゴム
    シートで覆うと共に、そのゴムシートの周囲端部を押え
    板を介してピックアップヘッドにボルト締めし、このゴ
    ムシートは、中央部が自重で下方に湾曲可能なように弛
    ませて取付けられていることを特徴とする空気流清掃車
    のピックアップヘッド。
JP1990023596U 1990-03-08 1990-03-08 空気流清掃車のピックアップヘッド Expired - Fee Related JPH086817Y2 (ja)

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JPH03115122U JPH03115122U (ja) 1991-11-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5969221U (ja) * 1982-10-30 1984-05-10 東急車輌製造株式会社 路面清掃車の吸込体のシヤ−シプロペラシヤフト逃げ装置

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JPH03115122U (ja) 1991-11-27

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