JPH086758Y2 - 包装袋 - Google Patents
包装袋Info
- Publication number
- JPH086758Y2 JPH086758Y2 JP1989131162U JP13116289U JPH086758Y2 JP H086758 Y2 JPH086758 Y2 JP H086758Y2 JP 1989131162 U JP1989131162 U JP 1989131162U JP 13116289 U JP13116289 U JP 13116289U JP H086758 Y2 JPH086758 Y2 JP H086758Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folded
- film
- lower bottom
- packaging bag
- folded portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bag Frames (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は包装袋に関し、特に、サンドイッチを収納
するのに適した包装袋に関するものである。
するのに適した包装袋に関するものである。
一般に、サンドイッチ等の包装袋として種々のものが
提案されており、それらのほとんどは良好なる開封性を
得るようにしたものであり、そして、それらは２枚のフ
ィルムを用いて下底を開口部にするとともに、下底以外
の３辺をシールして台形状の袋としたものである。
提案されており、それらのほとんどは良好なる開封性を
得るようにしたものであり、そして、それらは２枚のフ
ィルムを用いて下底を開口部にするとともに、下底以外
の３辺をシールして台形状の袋としたものである。
しかしながら、サンドイッチ等に用いる包装袋は、薄
くて柔らかいフィルムのものがフィルム越しにサンドイ
ッチ等を掴んだ場合に柔軟性があるので一般には好まれ
てはいるが、逆に袋詰めが行い難く、かつ、輸送時に包
装袋の角に当たる部分のサンドイッチ等の内容物が潰れ
易いという問題点を有していた。
くて柔らかいフィルムのものがフィルム越しにサンドイ
ッチ等を掴んだ場合に柔軟性があるので一般には好まれ
てはいるが、逆に袋詰めが行い難く、かつ、輸送時に包
装袋の角に当たる部分のサンドイッチ等の内容物が潰れ
易いという問題点を有していた。
この考案の目的はサンドイッチ等の柔らかい内容物を
収納できるとともに、収納物の角部が潰れたりするのを
防止することのできる包装袋を提供することである。
収納できるとともに、収納物の角部が潰れたりするのを
防止することのできる包装袋を提供することである。
上記の目的を達成するためにこの考案は、ヒートシー
ル性を有する長尺のフィルムの２ヶ所を所定の間隔をお
いて、かつ、所定の幅で折り返すとともに、この折り返
した部分をヒートシールして一対の帯状の折り返し部を
形成し、このようにしたフィルムを２枚、各折り返し部
をそれぞれ一致させた状態で重合し、両フィルムを台形
状に溶断するに際し、両端が各折り返し部よりもそれぞ
れ外方に位置するとともに、長尺のフィルムの一側縁に
合致する下底と、この下底と平行であるとともに、両端
が各折り返し部となる上底とを想定し、前記上底、上底
の一端と下底の一端との間、および上底の他端と下底の
他端との間を溶断シールして、下底を開口部に形成し、
収納したサンドイッチの角部が両折り返し部に位置する
ように構成したものであり、前記折り返し部は、その幅
を20mm以下としたものである。
ル性を有する長尺のフィルムの２ヶ所を所定の間隔をお
いて、かつ、所定の幅で折り返すとともに、この折り返
した部分をヒートシールして一対の帯状の折り返し部を
形成し、このようにしたフィルムを２枚、各折り返し部
をそれぞれ一致させた状態で重合し、両フィルムを台形
状に溶断するに際し、両端が各折り返し部よりもそれぞ
れ外方に位置するとともに、長尺のフィルムの一側縁に
合致する下底と、この下底と平行であるとともに、両端
が各折り返し部となる上底とを想定し、前記上底、上底
の一端と下底の一端との間、および上底の他端と下底の
他端との間を溶断シールして、下底を開口部に形成し、
収納したサンドイッチの角部が両折り返し部に位置する
ように構成したものであり、前記折り返し部は、その幅
を20mm以下としたものである。
この考案は上記の手段を採用したことにより、折り返
されてヒートシールされている折り返し部の強度が高め
られ、内部に収納されるサンドイッチは、一番潰れ易
く、また崩れ易い角部が折り返し部に当接した状態とな
るので輸送等の途中で潰れたり崩れたりするのが防止さ
れるものである。
されてヒートシールされている折り返し部の強度が高め
られ、内部に収納されるサンドイッチは、一番潰れ易
く、また崩れ易い角部が折り返し部に当接した状態とな
るので輸送等の途中で潰れたり崩れたりするのが防止さ
れるものである。
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明す
る。
る。
第２図にはこの考案による包装袋を製造するためのフ
ィルムの状態が示されている。
ィルムの状態が示されている。
このフィルムは長尺であるとともに、ヒートシール性
を有する、たとえば、ポリオレフィンフィルム（共押出
しの場合も含む）１を用い、このポリオレフィンフィル
ム１の２ヶ所を所定の幅で折り返し、この折り返した部
分をヒートシール３、３して一対の折り返し部２、２を
形成し、このようにして所定の間隔をおいて所定幅の一
対の折り返し部２、２が形成されたフィルムを作る。
を有する、たとえば、ポリオレフィンフィルム（共押出
しの場合も含む）１を用い、このポリオレフィンフィル
ム１の２ヶ所を所定の幅で折り返し、この折り返した部
分をヒートシール３、３して一対の折り返し部２、２を
形成し、このようにして所定の間隔をおいて所定幅の一
対の折り返し部２、２が形成されたフィルムを作る。
なお、上記のヒートシール３する２ヶ所の折り返し部
２の幅はそれぞれ20mm以下が好ましいものであり、製造
の都合によっては折り返し部２の先端を切断することに
より幅を決定しても良い。
２の幅はそれぞれ20mm以下が好ましいものであり、製造
の都合によっては折り返し部２の先端を切断することに
より幅を決定しても良い。
そして、上記のようにして形成したフィルム１、１を
２枚用いて互いに折り返し部２、２の間に位置する部分
４、４が外側に位置するようにして重合するとともに、
この重合した状態で第３図の鎖線で示すように両折り返
し部２、２間が上底となるような台形状に溶断シール５
する。」を「第３図の鎖線で示すように、両端が各折り
返し部２、２よりもそれぞれ外方に位置するとともに、
長尺のフィルムの一側縁に合致する下底と、この下底と
平行であるとともに、両端が各折り返し部２、２となる
上底とを想定する。
２枚用いて互いに折り返し部２、２の間に位置する部分
４、４が外側に位置するようにして重合するとともに、
この重合した状態で第３図の鎖線で示すように両折り返
し部２、２間が上底となるような台形状に溶断シール５
する。」を「第３図の鎖線で示すように、両端が各折り
返し部２、２よりもそれぞれ外方に位置するとともに、
長尺のフィルムの一側縁に合致する下底と、この下底と
平行であるとともに、両端が各折り返し部２、２となる
上底とを想定する。
つぎに、前記上底、上底の一端と下底の一端との間、
および上底の他端と下底の他端との間を溶断シール５し
て台形状に形成する。
および上底の他端と下底の他端との間を溶断シール５し
て台形状に形成する。
したがって、この台形状に溶断シールした状態にあっ
ては、下底のみがシールされない状態であり、この下底
が開口部に形成されることとなる。
ては、下底のみがシールされない状態であり、この下底
が開口部に形成されることとなる。
上記のようにした形成した包装袋にあっては、サンド
イッチを収納した場合には第１図に示すように広げら
れ、これによってサンドイッチの４つの角部にはヒート
シール３した前記折り返し部２が位置している。
イッチを収納した場合には第１図に示すように広げら
れ、これによってサンドイッチの４つの角部にはヒート
シール３した前記折り返し部２が位置している。
したがって、上記のような状態にあっては、サンドイ
ッチのうちの潰れやすい角部が前記折り返し部で保護さ
れているので輸送時に潰れる恐れがないものである。
ッチのうちの潰れやすい角部が前記折り返し部で保護さ
れているので輸送時に潰れる恐れがないものである。
なお、前記実施例においては、折り返し部２、２間に
位置する部分４が互いに外側に位置するようにして２枚
のフィルム１、１を重合した場合について説明したが、
これに限定することなく、折り返し部２、２間に位置す
る部分４を内側に位置しても良く、フィルム１、１の重
合状態は問わないものである。
位置する部分４が互いに外側に位置するようにして２枚
のフィルム１、１を重合した場合について説明したが、
これに限定することなく、折り返し部２、２間に位置す
る部分４を内側に位置しても良く、フィルム１、１の重
合状態は問わないものである。
この考案は前記のように構成したことにより以下のよ
うな効果を有する。
うな効果を有する。
内部にサンドイッチを収納した際にはサンドイッチ
のうちの最も崩れやすい角部にフィルムを折り返して強
度を高く形成した折り返し部が当接するようにしたの
で、輸送等の途中でサンドイッチが崩れる恐れが無くな
った。
のうちの最も崩れやすい角部にフィルムを折り返して強
度を高く形成した折り返し部が当接するようにしたの
で、輸送等の途中でサンドイッチが崩れる恐れが無くな
った。
また、長尺のフィルムを所定の間隔を置いて折り返
して折り返し部を形成し、このようなフィルムを２枚重
合し、３辺を溶断シールすることで形成できるので、連
続的に次々と製造することができて作業効率が良好であ
る。
して折り返し部を形成し、このようなフィルムを２枚重
合し、３辺を溶断シールすることで形成できるので、連
続的に次々と製造することができて作業効率が良好であ
る。
さらに、上底を長尺のフィルムの一方の側縁部とす
れば、フィルムの全幅を用いることができ、しかも、上
底と下底とをフィルムの流れ方向に対して交互に形成す
るようにすれば、フィルムを全く無駄にすることなく包
装袋を製造することも可能となり製造コストを著しく低
減することができる。
れば、フィルムの全幅を用いることができ、しかも、上
底と下底とをフィルムの流れ方向に対して交互に形成す
るようにすれば、フィルムを全く無駄にすることなく包
装袋を製造することも可能となり製造コストを著しく低
減することができる。
第１図は内部にサンドイッチを収納した状態を示す概略
図、第２図はこの考案による包装袋を製造する際のフィ
ルムの状態を示す概略図、第３図は第２図に示すものを
２枚重合して溶断シールした状態を示す概略図である。 １……フィルム ２……折り返し部 ３……ヒートシール ４……部分 ５……溶断シール
図、第２図はこの考案による包装袋を製造する際のフィ
ルムの状態を示す概略図、第３図は第２図に示すものを
２枚重合して溶断シールした状態を示す概略図である。 １……フィルム ２……折り返し部 ３……ヒートシール ４……部分 ５……溶断シール
Claims (2)
- 【請求項１】ヒートシール性を有する長尺のフィルムの
２ヶ所を所定の間隔をおいて、かつ、所定の幅で折り返
すとともに、この折り返した部分をヒートシールして一
対の帯状の折り返し部を形成し、このようにしたフィル
ムを２枚、各折り返し部をそれぞれ一致させた状態で重
合し、両フィルム台形状に溶断するに際し、両端が各折
り返し部よりもそれぞれ外方に位置するとともに、長尺
のフィルムの一側縁に合致する下底と、この下底と平行
であるとともに、両端が各折り返し部となる上底とを想
定し、前記上底、上底の一端と下底の一端との間、およ
び上底の他端と下底の他端との間を溶断シールして、下
底を開口部に形成し、収納したサンドイッチの角部が両
折り返し部に位置するように構成したことを特徴とする
包装袋。 - 【請求項２】前記折り返し部は、その幅が20mm以下であ
る請求項１記載の包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989131162U JPH086758Y2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989131162U JPH086758Y2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 包装袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369643U JPH0369643U (ja) | 1991-07-11 |
| JPH086758Y2 true JPH086758Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31678685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989131162U Expired - Lifetime JPH086758Y2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086758Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5268322B2 (ja) * | 2007-10-17 | 2013-08-21 | 株式会社エムケーテクノ | フィルム材製造装置のシール部の不良防止装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5628940U (ja) * | 1979-08-14 | 1981-03-18 | ||
| JPS63131973U (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-29 |
-
1989
- 1989-11-10 JP JP1989131162U patent/JPH086758Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0369643U (ja) | 1991-07-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |