JPH0867376A - 紙葉類搬送装置に於ける幅寄せ機構 - Google Patents
紙葉類搬送装置に於ける幅寄せ機構Info
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- JPH0867376A JPH0867376A JP6228735A JP22873594A JPH0867376A JP H0867376 A JPH0867376 A JP H0867376A JP 6228735 A JP6228735 A JP 6228735A JP 22873594 A JP22873594 A JP 22873594A JP H0867376 A JPH0867376 A JP H0867376A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H9/00—Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
- B65H9/16—Inclined tape, roller, or like article-forwarding side registers
- B65H9/166—Roller
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H9/00—Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
- B65H9/10—Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position
- B65H9/103—Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position acting by friction or suction on the article for pushing or pulling it into registered position, e.g. against a stop
- B65H9/106—Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position acting by friction or suction on the article for pushing or pulling it into registered position, e.g. against a stop using rotary driven elements as part acting on the article
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
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- B65H2701/1912—Banknotes, bills and cheques or the like
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の構成を複雑化したり、コストアップを
招くことなく、幅寄せ能力を向上し、更に処理時間を短
くすることができる紙葉類搬送装置に於ける幅寄せ機構
を提供する。 【構成】 紙葉類を一定方向に搬送する搬送経路を形成
する上下のガイド板から成る搬送路と、該搬送路上の紙
幣を搬送方向と直交する方向に幅寄せする幅寄せ機構
と、を備えた紙葉類搬送装置において、上記搬送装置
は、該搬送路の幅方向ほぼ中央部に設けられて紙葉類を
搬送方向へ送る送り機構と、該送り機構の幅方向寄り位
置に配置されて紙幣を幅方向片側に寄せる幅寄せ機構
と、を備え、該幅寄せ機構が、上記紙葉類を幅方向に寄
せる為に搬送経路に突出している時に、上記送り機構は
搬送経路から退避するように構成した。
招くことなく、幅寄せ能力を向上し、更に処理時間を短
くすることができる紙葉類搬送装置に於ける幅寄せ機構
を提供する。 【構成】 紙葉類を一定方向に搬送する搬送経路を形成
する上下のガイド板から成る搬送路と、該搬送路上の紙
幣を搬送方向と直交する方向に幅寄せする幅寄せ機構
と、を備えた紙葉類搬送装置において、上記搬送装置
は、該搬送路の幅方向ほぼ中央部に設けられて紙葉類を
搬送方向へ送る送り機構と、該送り機構の幅方向寄り位
置に配置されて紙幣を幅方向片側に寄せる幅寄せ機構
と、を備え、該幅寄せ機構が、上記紙葉類を幅方向に寄
せる為に搬送経路に突出している時に、上記送り機構は
搬送経路から退避するように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機、両替機、
複写機、印刷機等々のように受け入れた紙葉類を装置内
部に送り込む搬送装置を備えた紙葉類取扱装置の改良に
関し、特に、搬送経路の幅よりも狭い幅を有した紙葉類
を搬送経路の片側の側壁に幅寄せして搬送を行う場合の
自動幅寄せ装置の改良に関するものである。
複写機、印刷機等々のように受け入れた紙葉類を装置内
部に送り込む搬送装置を備えた紙葉類取扱装置の改良に
関し、特に、搬送経路の幅よりも狭い幅を有した紙葉類
を搬送経路の片側の側壁に幅寄せして搬送を行う場合の
自動幅寄せ装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来技術】自動販売機、両替機、或は複写機、印刷機
等の様に紙幣、用紙等の紙葉類を受け入れる機構を備え
た装置（紙葉類取扱装置）には、夫々これらの紙葉類を
真贋識別部や、印字部等に導く為の搬送装置が設けられ
ている。ところで、これらの紙葉類取扱装置に手差しに
より紙葉類を挿入する場合、挿入口から内部へ延在する
搬送路に、紙葉類の短辺を先頭に向けて押し込むことに
なるが、挿入口（搬送路）の幅は、幅の異なる全ての紙
葉類を受け入れ可能となる様に最大幅の紙葉類に合わせ
て大きく設定されていることが多い。この場合に、幅の
狭い紙葉類を中央基準で挿入しようとすると、紙葉類の
幅方向位置を規制するガイド手段がない為、搬送の過程
で位置ずれやスキューやジャムが発生し易くなる。
等の様に紙幣、用紙等の紙葉類を受け入れる機構を備え
た装置（紙葉類取扱装置）には、夫々これらの紙葉類を
真贋識別部や、印字部等に導く為の搬送装置が設けられ
ている。ところで、これらの紙葉類取扱装置に手差しに
より紙葉類を挿入する場合、挿入口から内部へ延在する
搬送路に、紙葉類の短辺を先頭に向けて押し込むことに
なるが、挿入口（搬送路）の幅は、幅の異なる全ての紙
葉類を受け入れ可能となる様に最大幅の紙葉類に合わせ
て大きく設定されていることが多い。この場合に、幅の
狭い紙葉類を中央基準で挿入しようとすると、紙葉類の
幅方向位置を規制するガイド手段がない為、搬送の過程
で位置ずれやスキューやジャムが発生し易くなる。
【０００３】この点を自動販売機等の紙幣取扱装置を例
として更に詳しく説明すると、通常紙幣は金種等によっ
てサイズ（特に短辺の長さ）が異なる為、紙幣挿入口及
び搬送路の幅は受入を想定する紙幣のうち最大幅のもの
に合わせて大きく設計されている。ところが、幅の狭い
紙幣を幅広の搬送路により中央基準（搬送路の幅方向中
央部を紙幣の幅方向中央部に合わせる方法）で搬送しよ
うとすると、紙幣は幅方向移動が自由となる為、真贋識
別部に達する時に搬送基準位置からずれていたり、スキ
ューやジャムが発生し易くなる。この結果、識別不能、
誤識別、或は識別部の後段に位置する金庫内への収納時
における整列性悪化が発生する。また、複写機等におい
てスキューが発生すると、印字不良、ジャムの原因とな
る。
として更に詳しく説明すると、通常紙幣は金種等によっ
てサイズ（特に短辺の長さ）が異なる為、紙幣挿入口及
び搬送路の幅は受入を想定する紙幣のうち最大幅のもの
に合わせて大きく設計されている。ところが、幅の狭い
紙幣を幅広の搬送路により中央基準（搬送路の幅方向中
央部を紙幣の幅方向中央部に合わせる方法）で搬送しよ
うとすると、紙幣は幅方向移動が自由となる為、真贋識
別部に達する時に搬送基準位置からずれていたり、スキ
ューやジャムが発生し易くなる。この結果、識別不能、
誤識別、或は識別部の後段に位置する金庫内への収納時
における整列性悪化が発生する。また、複写機等におい
てスキューが発生すると、印字不良、ジャムの原因とな
る。
【０００４】このような不具合を解決する手段として、
紙葉類取扱装置の挿入口近傍に設けた表示ラベル等によ
って挿入口の片側、例えば左端部に寄せて紙葉類を挿入
すべき旨を指示する方法が採られているが、この方法は
挿入位置の善し悪しを利用者に依存する割合が高過ぎる
という欠点を有する。その結果全ての人が表示された指
示を見て正しく挿入するとは限らず、特に字を読めない
子供や盲人には使用が不可能となる。また、利用者が常
に指示通りに正しく片側に寄せてまっすぐ挿入するとは
限らず、多少でもスキューした状態で挿入されると、そ
の状態が修正されずに送り込まれる事態も発生する。
紙葉類取扱装置の挿入口近傍に設けた表示ラベル等によ
って挿入口の片側、例えば左端部に寄せて紙葉類を挿入
すべき旨を指示する方法が採られているが、この方法は
挿入位置の善し悪しを利用者に依存する割合が高過ぎる
という欠点を有する。その結果全ての人が表示された指
示を見て正しく挿入するとは限らず、特に字を読めない
子供や盲人には使用が不可能となる。また、利用者が常
に指示通りに正しく片側に寄せてまっすぐ挿入するとは
限らず、多少でもスキューした状態で挿入されると、そ
の状態が修正されずに送り込まれる事態も発生する。
【０００５】次に、図５(a) 及び(b) は、他の従来例の
構成を示す平面図及び断面図であり、この従来装置は、
紙葉類を幅方向片側へ幅寄せする機構を備えている。即
ち、搬送路１の幅方向両側方には側板２、３が立設され
ており、搬送路１の中央部よりも片側寄り位置には幅寄
せローラ４が搬送方向に対して所定角度傾斜して配置さ
れている。搬送路１は上ガイド板５と下ガイド板６との
間に形成されており、幅寄せローラ４は下ガイド板６に
形成した切欠き６ａから搬送経路に一部を突出させてい
る。
構成を示す平面図及び断面図であり、この従来装置は、
紙葉類を幅方向片側へ幅寄せする機構を備えている。即
ち、搬送路１の幅方向両側方には側板２、３が立設され
ており、搬送路１の中央部よりも片側寄り位置には幅寄
せローラ４が搬送方向に対して所定角度傾斜して配置さ
れている。搬送路１は上ガイド板５と下ガイド板６との
間に形成されており、幅寄せローラ４は下ガイド板６に
形成した切欠き６ａから搬送経路に一部を突出させてい
る。
【０００６】この装置においては、挿入された紙幣Ｐを
幅寄せローラ４と上ガイド板５との間でニップしつつ左
側の側板２に向けて紙幣を寄せ、側板２と紙幣との間の
抗力によって紙幣の向きを搬送方向と平行に修正させる
ものである。紙幣が鎖線の位置に寄ったことはフォトセ
ンサ７により検知される。
幅寄せローラ４と上ガイド板５との間でニップしつつ左
側の側板２に向けて紙幣を寄せ、側板２と紙幣との間の
抗力によって紙幣の向きを搬送方向と平行に修正させる
ものである。紙幣が鎖線の位置に寄ったことはフォトセ
ンサ７により検知される。
【０００７】しかし、この装置は次のような欠点を有す
る。即ち、皺や折れ癖を有した腰の弱い旧札に対する搬
送力が弱く、幅寄せローラ４による内部への引き込みが
困難であり、引込みができたとしても幅寄せを行うこと
ができない。また、幅寄せローラの寄せ能力が弱く、幅
寄せローラと同方向に大きく傾斜して挿入された紙幣の
姿勢を搬送方向と平行に修正しつつ寄せることは困難で
ある。また、顧客が挿入口に紙幣を挿入した時点から斜
め方向への引き込みが開始されるので、紙幣の後端部を
顧客が手放すまでの間は顧客による紙幣保持力が幅寄せ
に対する障害となり、寄せ能力が低下する。
る。即ち、皺や折れ癖を有した腰の弱い旧札に対する搬
送力が弱く、幅寄せローラ４による内部への引き込みが
困難であり、引込みができたとしても幅寄せを行うこと
ができない。また、幅寄せローラの寄せ能力が弱く、幅
寄せローラと同方向に大きく傾斜して挿入された紙幣の
姿勢を搬送方向と平行に修正しつつ寄せることは困難で
ある。また、顧客が挿入口に紙幣を挿入した時点から斜
め方向への引き込みが開始されるので、紙幣の後端部を
顧客が手放すまでの間は顧客による紙幣保持力が幅寄せ
に対する障害となり、寄せ能力が低下する。
【０００８】次に、図６は、他の従来例であり、この装
置は搬送経路を挟んで上下位置に夫々配置された第１及
び第２のベルト１０、１１と、同じく搬送経路を挟んで
上下位置に夫々配置された幅寄せローラ１２、１３とを
有し、紙葉類を搬送方向へ送る場合には両ベルト１０、
１１を(b) の様に接近させて両ベルトの接触部で搬送す
る。このとき、上下の幅寄せローラ１２、１３は夫々離
間した状態にある。紙葉類がベルトにより定位置に送り
込まれた時に、(c) に示す様に両ベルトが上下方向に離
間すると共に、それまで離間状態にあった幅寄せローラ
１２、１３が紙葉類をニップして幅方向へ送る。紙葉類
が一方の側壁２に寄ったことを図示しないセンサが検知
した時点で、再びベルト及び幅寄せローラを(b) の状態
に戻して紙葉類を奥方向へ搬送する。ベルトやローラの
上下動は夫々ソレノイド等を用いて行われる。
置は搬送経路を挟んで上下位置に夫々配置された第１及
び第２のベルト１０、１１と、同じく搬送経路を挟んで
上下位置に夫々配置された幅寄せローラ１２、１３とを
有し、紙葉類を搬送方向へ送る場合には両ベルト１０、
１１を(b) の様に接近させて両ベルトの接触部で搬送す
る。このとき、上下の幅寄せローラ１２、１３は夫々離
間した状態にある。紙葉類がベルトにより定位置に送り
込まれた時に、(c) に示す様に両ベルトが上下方向に離
間すると共に、それまで離間状態にあった幅寄せローラ
１２、１３が紙葉類をニップして幅方向へ送る。紙葉類
が一方の側壁２に寄ったことを図示しないセンサが検知
した時点で、再びベルト及び幅寄せローラを(b) の状態
に戻して紙葉類を奥方向へ搬送する。ベルトやローラの
上下動は夫々ソレノイド等を用いて行われる。
【０００９】しかし、上記装置は、ベルトを浮かせなが
ら幅寄せローラをニップさせる必要がある為、複雑、高
価な機構が必要となる。更に、紙幣が上記定位置に達し
てから、ソレノイドＯＮ、幅寄せローラ駆動用のモータ
回転、幅寄せ検知、ソレノイドＯＦＦ、搬送ベルト駆動
等々の手順を踏む必要がある為、処理速度が遅くなる。
ら幅寄せローラをニップさせる必要がある為、複雑、高
価な機構が必要となる。更に、紙幣が上記定位置に達し
てから、ソレノイドＯＮ、幅寄せローラ駆動用のモータ
回転、幅寄せ検知、ソレノイドＯＦＦ、搬送ベルト駆動
等々の手順を踏む必要がある為、処理速度が遅くなる。
【００１０】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、装置の構成を複雑化したり、コストアップを招くこ
となく、幅寄せ能力を向上し、更に処理時間を短くする
ことができる紙葉類搬送装置に於ける幅寄せ機構を提供
することを目的としている。
り、装置の構成を複雑化したり、コストアップを招くこ
となく、幅寄せ能力を向上し、更に処理時間を短くする
ことができる紙葉類搬送装置に於ける幅寄せ機構を提供
することを目的としている。
【００１１】
【発明の概要】上記目的を達成するため本発明は、紙葉
類を一定方向に搬送する搬送経路を形成する上下のガイ
ド板から成る搬送路と、該搬送路上の紙幣を搬送方向と
直交する方向に幅寄せする幅寄せ機構と、を備えた紙葉
類搬送装置において、上記搬送装置は、該搬送路の幅方
向ほぼ中央部に設けられて紙葉類を搬送方向へ送る送り
機構と、該送り機構の幅方向寄り位置に配置されて紙幣
を幅方向片側に寄せる幅寄せ機構と、を備え、該幅寄せ
機構が、上記紙葉類を幅方向に寄せる為に搬送経路に突
出している時に、上記送り機構は搬送経路から退避する
ように構成したことを特徴とする。
類を一定方向に搬送する搬送経路を形成する上下のガイ
ド板から成る搬送路と、該搬送路上の紙幣を搬送方向と
直交する方向に幅寄せする幅寄せ機構と、を備えた紙葉
類搬送装置において、上記搬送装置は、該搬送路の幅方
向ほぼ中央部に設けられて紙葉類を搬送方向へ送る送り
機構と、該送り機構の幅方向寄り位置に配置されて紙幣
を幅方向片側に寄せる幅寄せ機構と、を備え、該幅寄せ
機構が、上記紙葉類を幅方向に寄せる為に搬送経路に突
出している時に、上記送り機構は搬送経路から退避する
ように構成したことを特徴とする。
【００１２】また、紙葉類を一定方向に搬送する搬送経
路を形成する上下のガイド板から成る搬送路と、該搬送
路上の紙幣を搬送方向と直交する方向に幅寄せする幅寄
せ機構と、を備えた紙葉類搬送装置において、上記搬送
装置は、該搬送路の幅方向ほぼ中央部下面に設けた開口
から紙葉類搬送経路に突出入可能に構成された送りロー
ラ、該送りローラが上昇位置にある時に該送りローラと
の間で紙葉類を挟持して搬送するベルト、該送りローラ
を支持すると共に幅方向一端を上下動可能に枢支された
フレーム、及び該フレームの幅方向他端部によって回転
自在に支持されたカムフォロアとから成る送り機構と、
該送り機構の幅方向他端側に配置された幅寄せ機構と、
を備え、該幅寄せ機構は、幅寄せモータと、該モータか
らの駆動力により回転駆動される偏心ローラと、該幅寄
せモータの駆動力により回転駆動されると共にその外周
面に上記カムフォロアを転動自在に接触させたカムと、
上記偏心ローラの外周面の一部が上記紙葉類搬送経路を
越えて上方へ突出した時に該偏心ローラの一部との間で
紙葉類をニップするために該搬送経路の上側ガイド板に
形成した凹所とを有し、上記偏心ローラが上記搬送経路
を越えて上方へ突出した状態にある時に、上記カムはそ
の外周面で上記カムフォロアを下方に押し下げることに
より上記フレームを含む上記送り機構を下降させて上記
搬送経路から退避させるように構成したことを特徴とす
る。
路を形成する上下のガイド板から成る搬送路と、該搬送
路上の紙幣を搬送方向と直交する方向に幅寄せする幅寄
せ機構と、を備えた紙葉類搬送装置において、上記搬送
装置は、該搬送路の幅方向ほぼ中央部下面に設けた開口
から紙葉類搬送経路に突出入可能に構成された送りロー
ラ、該送りローラが上昇位置にある時に該送りローラと
の間で紙葉類を挟持して搬送するベルト、該送りローラ
を支持すると共に幅方向一端を上下動可能に枢支された
フレーム、及び該フレームの幅方向他端部によって回転
自在に支持されたカムフォロアとから成る送り機構と、
該送り機構の幅方向他端側に配置された幅寄せ機構と、
を備え、該幅寄せ機構は、幅寄せモータと、該モータか
らの駆動力により回転駆動される偏心ローラと、該幅寄
せモータの駆動力により回転駆動されると共にその外周
面に上記カムフォロアを転動自在に接触させたカムと、
上記偏心ローラの外周面の一部が上記紙葉類搬送経路を
越えて上方へ突出した時に該偏心ローラの一部との間で
紙葉類をニップするために該搬送経路の上側ガイド板に
形成した凹所とを有し、上記偏心ローラが上記搬送経路
を越えて上方へ突出した状態にある時に、上記カムはそ
の外周面で上記カムフォロアを下方に押し下げることに
より上記フレームを含む上記送り機構を下降させて上記
搬送経路から退避させるように構成したことを特徴とす
る。
【００１３】
【発明の実施例】以下、添付図面に示した実施例により
本発明を詳細に説明する。図１(a) 及び(b) は本発明の
一実施例の幅寄せ装置の構成及び動作を示す縦断面図で
あり、図２はそのＡ−Ａ断面図、図３は図２のＢ−Ｂ断
面図、図４(a) 及び(b) は幅寄せ装置の要部の構成を示
す斜視底面図及び偏心ローラの斜視図である。この幅寄
せ装置２０は、投入された紙葉類を一定方向に搬送して
装置内部に導き紙葉類を識別する構造を備えた紙葉類取
扱装置に適用される。なお、ここで紙葉類取扱装置と
は、具体的には、紙幣を受け入れる搬送路と、搬送路を
経て送り込まれた紙幣の金種、真贋等を識別する識別部
等を備えた装置、例えば自動販売機、両替機等を想定し
ている。また、手差し給紙等された記録紙を受け入れる
搬送路と、搬送路を経て送り込まれた記録紙に画像を形
成する画像形成部（印字部）を備えた複写機、印刷機等
を想定している。
本発明を詳細に説明する。図１(a) 及び(b) は本発明の
一実施例の幅寄せ装置の構成及び動作を示す縦断面図で
あり、図２はそのＡ−Ａ断面図、図３は図２のＢ−Ｂ断
面図、図４(a) 及び(b) は幅寄せ装置の要部の構成を示
す斜視底面図及び偏心ローラの斜視図である。この幅寄
せ装置２０は、投入された紙葉類を一定方向に搬送して
装置内部に導き紙葉類を識別する構造を備えた紙葉類取
扱装置に適用される。なお、ここで紙葉類取扱装置と
は、具体的には、紙幣を受け入れる搬送路と、搬送路を
経て送り込まれた紙幣の金種、真贋等を識別する識別部
等を備えた装置、例えば自動販売機、両替機等を想定し
ている。また、手差し給紙等された記録紙を受け入れる
搬送路と、搬送路を経て送り込まれた記録紙に画像を形
成する画像形成部（印字部）を備えた複写機、印刷機等
を想定している。
【００１４】図１、図２、図３に示す様に本発明の幅寄
せ装置２０は、ほぼ平行に対向配置された上ガイド２１
と下ガイド２２との間に形成される搬送路２３と、搬送
路２３の幅方向ほぼ中央部に設けられて紙葉類Ｐを搬送
方向Ｃへ送る送り機構２４と、搬送路２３内の紙幣Ｐを
搬送方向Ｃと直交する方向へ幅寄せする幅寄せ機構２５
とを備える。
せ装置２０は、ほぼ平行に対向配置された上ガイド２１
と下ガイド２２との間に形成される搬送路２３と、搬送
路２３の幅方向ほぼ中央部に設けられて紙葉類Ｐを搬送
方向Ｃへ送る送り機構２４と、搬送路２３内の紙幣Ｐを
搬送方向Ｃと直交する方向へ幅寄せする幅寄せ機構２５
とを備える。
【００１５】送り機構２４は、搬送路２３に挿入された
紙幣Ｐを受け入れて所定位置まで搬送し、当該所定位置
に達した時に紙幣の搬送を停止する。幅寄せ機構２５
は、送り機構２４の駆動中は下ガイド２２に設けた開口
から下方へ退避しているが、送り機構２４が紙幣を上記
所定位置に停止させた時点で、搬送路上に突出して紙幣
と接触し、幅方向への搬送を開始する。なお、幅寄せ機
構が搬送路上に突出する動作と連動して送り機構は搬送
路から下方へ退避する。
紙幣Ｐを受け入れて所定位置まで搬送し、当該所定位置
に達した時に紙幣の搬送を停止する。幅寄せ機構２５
は、送り機構２４の駆動中は下ガイド２２に設けた開口
から下方へ退避しているが、送り機構２４が紙幣を上記
所定位置に停止させた時点で、搬送路上に突出して紙幣
と接触し、幅方向への搬送を開始する。なお、幅寄せ機
構が搬送路上に突出する動作と連動して送り機構は搬送
路から下方へ退避する。
【００１６】以下、本発明装置の構成を詳細に説明す
る。送り機構２４は、搬送路２３を構成する下ガイド２
２の幅方向中央部に設けた開口２２ａから外周面の一部
を搬送路に突出させたり、下方へ引っ込めたりすること
ができるように支持された複数の送りローラ３０と、送
りローラ３０が図１(a) に示した如き上昇位置にある時
に送りローラとの間で紙幣を挟持して搬送方向に送る送
りベルト３１（丸ベルト）と、該送りローラ３０を回転
自在に支持すると共に幅方向一端に位置する回転支点３
２（紙幣取扱装置により支持されている）によって上下
動可能に支持されたフレーム３３と、回転支点３２に巻
き掛けられフレーム３３を常時上方へ付勢するトーショ
ンバネ３４と、フレーム３３の幅方向他端部において回
転自在に支持されたカムフォロア３５等を有する。
る。送り機構２４は、搬送路２３を構成する下ガイド２
２の幅方向中央部に設けた開口２２ａから外周面の一部
を搬送路に突出させたり、下方へ引っ込めたりすること
ができるように支持された複数の送りローラ３０と、送
りローラ３０が図１(a) に示した如き上昇位置にある時
に送りローラとの間で紙幣を挟持して搬送方向に送る送
りベルト３１（丸ベルト）と、該送りローラ３０を回転
自在に支持すると共に幅方向一端に位置する回転支点３
２（紙幣取扱装置により支持されている）によって上下
動可能に支持されたフレーム３３と、回転支点３２に巻
き掛けられフレーム３３を常時上方へ付勢するトーショ
ンバネ３４と、フレーム３３の幅方向他端部において回
転自在に支持されたカムフォロア３５等を有する。
【００１７】なお、丸ベルト３１は、送りローラ３０と
ニップせず、軸方向に所定間隔をおいて配置された各ロ
ーラ間に位置し、両者の間で紙幣をグリップする。ま
た、偏心ローラ４２は、図４(b) に示す様にローラ外周
に設けた凹所内に一定の摩擦抵抗を有した材料から成る
Ｏリング４２Ａを嵌着して紙幣に対する摩擦抵抗を得る
様にしている。
ニップせず、軸方向に所定間隔をおいて配置された各ロ
ーラ間に位置し、両者の間で紙幣をグリップする。ま
た、偏心ローラ４２は、図４(b) に示す様にローラ外周
に設けた凹所内に一定の摩擦抵抗を有した材料から成る
Ｏリング４２Ａを嵌着して紙幣に対する摩擦抵抗を得る
様にしている。
【００１８】幅寄せ機構２５は、紙幣取扱装置本体側に
支持された幅寄せモータ４０と、該モータの出力軸から
の駆動力をタイミングベルト４１等を介して受けること
により回転駆動される偏心ローラ４２と、該幅寄せモー
タ４０の駆動力をタイミングベルト４１を介して受ける
と共にその外周面に上記カムフォロア３５を転動自在に
接触させたカム４３と、上記偏心ローラ４２の外周面の
一部が上記搬送路２３を越えて上方へ突出することを許
容するために該搬送経路の上ガイド２１に形成した凹所
２１ａとを有する。偏心ローラ４２は下ガイド２３に設
けた開口２２ｂから外周面の一部を搬送路に向けて突出
入可能に構成されており、図１(b) の様に突出した時に
は凹所２１ａとの間で紙幣Ｐの一部をニップして幅方向
（図１の左方）へ幅寄せする様に動作する。幅寄せの完
了は、搬送路２３に設けた図示しないフォトインタラプ
タ等により検知すれば良い。
支持された幅寄せモータ４０と、該モータの出力軸から
の駆動力をタイミングベルト４１等を介して受けること
により回転駆動される偏心ローラ４２と、該幅寄せモー
タ４０の駆動力をタイミングベルト４１を介して受ける
と共にその外周面に上記カムフォロア３５を転動自在に
接触させたカム４３と、上記偏心ローラ４２の外周面の
一部が上記搬送路２３を越えて上方へ突出することを許
容するために該搬送経路の上ガイド２１に形成した凹所
２１ａとを有する。偏心ローラ４２は下ガイド２３に設
けた開口２２ｂから外周面の一部を搬送路に向けて突出
入可能に構成されており、図１(b) の様に突出した時に
は凹所２１ａとの間で紙幣Ｐの一部をニップして幅方向
（図１の左方）へ幅寄せする様に動作する。幅寄せの完
了は、搬送路２３に設けた図示しないフォトインタラプ
タ等により検知すれば良い。
【００１９】カム４３は、その外周面に凸部４３ａと凹
部４３ｂとを備えた略ハート形状を有し、図１(a) の様
に凹部４３ｂがカムフォロア３５と接している時には、
偏心ローラ４２の外周面のうち偏心軸４２ａから遠い部
分が搬送路側に位置するため、偏心ローラは搬送路から
退避しており、またフレームを含む送り機構は上昇位置
に保持されている。また、図１(b) に示す様に、凸部４
３ａがカムフォロア３５と接している時には、偏心ロー
ラの外周面のうち偏心軸４２ａから遠い部分が搬送路に
突出する一方で、凸部４３ａがカムフォロアを含む送り
機構を下方へ押し下げるので、偏心ローラ４２が搬送路
に突出すると共に、フレームを含む送り機構がバネ３２
に抗して下方へ退避する。
部４３ｂとを備えた略ハート形状を有し、図１(a) の様
に凹部４３ｂがカムフォロア３５と接している時には、
偏心ローラ４２の外周面のうち偏心軸４２ａから遠い部
分が搬送路側に位置するため、偏心ローラは搬送路から
退避しており、またフレームを含む送り機構は上昇位置
に保持されている。また、図１(b) に示す様に、凸部４
３ａがカムフォロア３５と接している時には、偏心ロー
ラの外周面のうち偏心軸４２ａから遠い部分が搬送路に
突出する一方で、凸部４３ａがカムフォロアを含む送り
機構を下方へ押し下げるので、偏心ローラ４２が搬送路
に突出すると共に、フレームを含む送り機構がバネ３２
に抗して下方へ退避する。
【００２０】上記構成を備えた本発明の幅寄せ装置は、
挿入された紙幣を送り機構によって搬送方向所定位置ま
で送り込んだ後、搬送方向と直交する方向へ幅寄せ機構
によって幅寄せするように構成し、しかも送り機構が作
動している時には幅寄せ機構は搬送路から退避し、逆に
幅寄せ機構が作動している時には送り機構が搬送路から
退避するように構成したので、幅寄せ能力を高め、且つ
迅速化することが出来る。しかも、各機構を搬送路から
進退させる動作は互いに連動しており、しかもカムを中
心とした簡単な機構によって実現しているため、装置の
構成を複雑、大型化したり、コストアップを防止でき
る。
挿入された紙幣を送り機構によって搬送方向所定位置ま
で送り込んだ後、搬送方向と直交する方向へ幅寄せ機構
によって幅寄せするように構成し、しかも送り機構が作
動している時には幅寄せ機構は搬送路から退避し、逆に
幅寄せ機構が作動している時には送り機構が搬送路から
退避するように構成したので、幅寄せ能力を高め、且つ
迅速化することが出来る。しかも、各機構を搬送路から
進退させる動作は互いに連動しており、しかもカムを中
心とした簡単な機構によって実現しているため、装置の
構成を複雑、大型化したり、コストアップを防止でき
る。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、装置の構
成を複雑化したり、コストアップを招くことなく、幅寄
せ能力を向上し、更に処理時間を短くすることができ
る。
成を複雑化したり、コストアップを招くことなく、幅寄
せ能力を向上し、更に処理時間を短くすることができ
る。
【図１】(a) 及び(b) は本発明の一実施例のの幅寄せ装
置の構成及び動作を示す縦断面図。
置の構成及び動作を示す縦断面図。
【図２】図１(a) のＡ−Ａ断面図。
【図３】図２のＢ−Ｂ断面図。
【図４】(a) 及び(b) は本発明の実施例の斜視図、及び
一部構成説明図。
一部構成説明図。
【図５】(a) 及び(b) は従来例の構成説明図。
【図６】(a) (b) 及び(c) は他の従来例の説明図。
２０ 幅寄せ装置、２１ 上ガイド、２２ 下ガイド、
２３ 搬送路、２４ 送り機構、２５ 幅寄せ機構、３
０ 送りローラ、３１ 送りベルト（丸ベルト）、３２
回転支点、３３ フレーム、３４ トーションバネ、
３５ カムフォロア、４０ 幅寄せモータ、４１ タイ
ミングベルト、４２ 偏心ローラ、４３ カム、
２３ 搬送路、２４ 送り機構、２５ 幅寄せ機構、３
０ 送りローラ、３１ 送りベルト（丸ベルト）、３２
回転支点、３３ フレーム、３４ トーションバネ、
３５ カムフォロア、４０ 幅寄せモータ、４１ タイ
ミングベルト、４２ 偏心ローラ、４３ カム、
Claims (2)
- 【請求項１】 紙葉類を一定方向に搬送する搬送経路を
形成する上下のガイド板から成る搬送路と、該搬送路上
の紙幣を搬送方向と直交する方向に幅寄せする幅寄せ機
構と、を備えた紙葉類搬送装置において、 上記搬送装置は、該搬送路の幅方向ほぼ中央部に設けら
れて紙葉類を搬送方向へ送る送り機構と、該送り機構の
幅方向寄り位置に配置されて紙幣を幅方向片側に寄せる
幅寄せ機構と、を備え、 該幅寄せ機構が、上記紙葉類を幅方向に寄せる為に搬送
経路に突出している時に、上記送り機構は搬送経路から
退避するように構成したことを特徴とする紙葉類搬送装
置に於ける幅寄せ機構。 - 【請求項２】 紙葉類を一定方向に搬送する搬送経路を
形成する上下のガイド板から成る搬送路と、該搬送路上
の紙幣を搬送方向と直交する方向に幅寄せする幅寄せ機
構と、を備えた紙葉類搬送装置において、 上記搬送装置は、該搬送路の幅方向ほぼ中央部下面に設
けた開口から紙葉類搬送経路に突出入可能に構成された
送りローラ、該送りローラが上昇位置にある時に該送り
ローラとの間で紙葉類を挟持して搬送するベルト、該送
りローラを支持すると共に幅方向一端を上下動可能に枢
支されたフレーム、及び該フレームの幅方向他端部によ
って回転自在に支持されたカムフォロアとから成る送り
機構と、該送り機構の幅方向他端側に配置された幅寄せ
機構と、を備え、 該幅寄せ機構は、幅寄せモータと、該モータからの駆動
力により回転駆動される偏心ローラと、該幅寄せモータ
の駆動力により回転駆動されると共にその外周面に上記
カムフォロアを転動自在に接触させたカムと、上記偏心
ローラの外周面の一部が上記紙葉類搬送経路を越えて上
方へ突出した時に該偏心ローラの一部との間で紙葉類を
ニップするために該搬送経路の上側ガイド板に形成した
凹所とを有し、 上記偏心ローラが上記搬送経路を越えて上方へ突出した
状態にある時に、上記カムはその外周面で上記カムフォ
ロアを下方に押し下げることにより上記フレームを含む
上記送り機構を下降させて上記搬送経路から退避させる
ように構成したことを特徴とする紙葉類搬送装置に於け
る幅寄せ機構。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228735A JPH0867376A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 紙葉類搬送装置に於ける幅寄せ機構 |
| EP95907823A EP0726218A4 (en) | 1994-08-30 | 1995-02-02 | SIDE SHIFT MECHANISM IN A SHEET CONVEYOR |
| PCT/JP1995/000132 WO1996006789A1 (fr) | 1994-08-30 | 1995-02-02 | Mecanisme de deplacement lateral dans un appareil de transport de feuilles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228735A JPH0867376A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 紙葉類搬送装置に於ける幅寄せ機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867376A true JPH0867376A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16881002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6228735A Pending JPH0867376A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 紙葉類搬送装置に於ける幅寄せ機構 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0726218A4 (ja) |
| JP (1) | JPH0867376A (ja) |
| WO (1) | WO1996006789A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015129746A1 (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-03 | 富士電機株式会社 | 紙幣識別装置 |
| JP2015162017A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 富士電機株式会社 | 紙幣識別装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19653424A1 (de) * | 1996-12-20 | 1998-06-25 | Giesecke & Devrient Gmbh | Vorrichtung zum Vereinzeln von Blattgut aus einem Stapel |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0777939B2 (ja) * | 1987-02-16 | 1995-08-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 用紙の幅寄せ装置 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6228735A patent/JPH0867376A/ja active Pending
-
1995
- 1995-02-02 WO PCT/JP1995/000132 patent/WO1996006789A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1995-02-02 EP EP95907823A patent/EP0726218A4/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015129746A1 (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-03 | 富士電機株式会社 | 紙幣識別装置 |
| JP2015162017A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 富士電機株式会社 | 紙幣識別装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0726218A4 (en) | 1996-12-18 |
| WO1996006789A1 (fr) | 1996-03-07 |
| EP0726218A1 (en) | 1996-08-14 |
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