JPH086456B2 - 足場固定方法とアンカー - Google Patents
足場固定方法とアンカーInfo
- Publication number
- JPH086456B2 JPH086456B2 JP2223520A JP22352090A JPH086456B2 JP H086456 B2 JPH086456 B2 JP H086456B2 JP 2223520 A JP2223520 A JP 2223520A JP 22352090 A JP22352090 A JP 22352090A JP H086456 B2 JPH086456 B2 JP H086456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt holes
- anchor
- lower plate
- keeper
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、鉄骨建造物の工事現場で用いる足場の固定
方法と、それに使用する固定用アンカーに関するもので
ある。
方法と、それに使用する固定用アンカーに関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、鉄骨建ての外壁、例えばスレート、ヘーベル、
サンディング等の足場の固定には、鉄骨の一部に足場固
定用キーパーを溶接するのが普通であった。しかしなが
ら、溶接では鉄骨の溶接部を外壁から露出させておく必
要があったり、一旦固定すると取り外しができないの
で、固定部位を移動できない等の問題があった。また、
工事後キーパーの再利用ができなかったし、火気禁止の
工事現場では、溶接工事自体が困難であった。
サンディング等の足場の固定には、鉄骨の一部に足場固
定用キーパーを溶接するのが普通であった。しかしなが
ら、溶接では鉄骨の溶接部を外壁から露出させておく必
要があったり、一旦固定すると取り外しができないの
で、固定部位を移動できない等の問題があった。また、
工事後キーパーの再利用ができなかったし、火気禁止の
工事現場では、溶接工事自体が困難であった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、前記のごとき問題点を解決した簡単で着脱
自在な足場の固定方法と、それに使用するアンカーを提
供することを目的としている。
自在な足場の固定方法と、それに使用するアンカーを提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成した本発明の足場固定方法とアンカー
につき、以下図面に従って詳述する。
につき、以下図面に従って詳述する。
第1図において、足場の支柱1はキーパー2の一端
で、例えば挟持してボルトにより固定し、一方キーパー
2の他端は、アンカー3の固定ナット8に螺着する。こ
のアンカー3は、第2図に示すように、ボルト孔9を有
する上板10と、ボルト孔9と連通するボルト孔11を有す
る下板12とからなる。ボルト孔9、11の数は任意である
が固定を確実にするには、対角線上に少なくとも2個設
けるのが望ましい。前述のキーパー螺着用ナット8は、
この上板の上面に溶接等で固定されている。13、13A
は、ボルト孔9、11のいずれか一方をボルトでゆるく固
定した状態で、下板12が銅縁の中で回転できるように設
けた面取り部である。本発明ではこのアンカー3の上板
10と下板12とで、鉄骨4の胴縁5上部両側板6、6Aを挟
み、ボルト7で締結する。第3図に示すように、このよ
うな取り付け部14、14A、14B、14Cを、足場の支柱1の
高さ方向及び鉄骨4の胴縁5の長手方向に注意の箇所設
けることで、足場を鉄骨に簡単かつ堅固に固定でき、し
かもボルト7の締結あるいはナット8へのキーパー2の
螺着を解くことで簡単に解体もできる。また取り付け部
位の移動も、胴縁5の上部両側板6、6Aを案内レールと
してアンカー3をスライドさせればよく、きわめて簡単
である。
で、例えば挟持してボルトにより固定し、一方キーパー
2の他端は、アンカー3の固定ナット8に螺着する。こ
のアンカー3は、第2図に示すように、ボルト孔9を有
する上板10と、ボルト孔9と連通するボルト孔11を有す
る下板12とからなる。ボルト孔9、11の数は任意である
が固定を確実にするには、対角線上に少なくとも2個設
けるのが望ましい。前述のキーパー螺着用ナット8は、
この上板の上面に溶接等で固定されている。13、13A
は、ボルト孔9、11のいずれか一方をボルトでゆるく固
定した状態で、下板12が銅縁の中で回転できるように設
けた面取り部である。本発明ではこのアンカー3の上板
10と下板12とで、鉄骨4の胴縁5上部両側板6、6Aを挟
み、ボルト7で締結する。第3図に示すように、このよ
うな取り付け部14、14A、14B、14Cを、足場の支柱1の
高さ方向及び鉄骨4の胴縁5の長手方向に注意の箇所設
けることで、足場を鉄骨に簡単かつ堅固に固定でき、し
かもボルト7の締結あるいはナット8へのキーパー2の
螺着を解くことで簡単に解体もできる。また取り付け部
位の移動も、胴縁5の上部両側板6、6Aを案内レールと
してアンカー3をスライドさせればよく、きわめて簡単
である。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば、以下の利益が得られ
る。
る。
.足場の固定に、鉄骨に付設された胴縁を利用するの
で、固定部位を特別加工したり、壁から露出させるなど
が不要である。
で、固定部位を特別加工したり、壁から露出させるなど
が不要である。
.胴縁のある高さであれば、その長手方向のどこで
も、アンカーをスライドさせるだけで、キーパーを固定
できる。
も、アンカーをスライドさせるだけで、キーパーを固定
できる。
.胴縁に対するアンカーの着脱、アンカーに対するキ
ーパーの着脱は、ボルト、ナットによる螺着でよいので
簡単で、反復使用できる。
ーパーの着脱は、ボルト、ナットによる螺着でよいので
簡単で、反復使用できる。
.溶接のように火気を使用しないので、どこでも安全
に作業できる。
に作業できる。
第1図は本発明の足場固定方法を示す側面図、第2図は
本発明の足場固定方法に使用するアンカーを示す側面図
及び平面図、第3図は本発明の方法を適用して固定され
た鉄骨と足場を示す正面図及び側面図である。 1……足場支柱、2……キーパー、3……アンカー、 4……鉄骨、5……胴縁、7……ボルト、 8……ナット。
本発明の足場固定方法に使用するアンカーを示す側面図
及び平面図、第3図は本発明の方法を適用して固定され
た鉄骨と足場を示す正面図及び側面図である。 1……足場支柱、2……キーパー、3……アンカー、 4……鉄骨、5……胴縁、7……ボルト、 8……ナット。
Claims (2)
- 【請求項1】足場の支柱(1)にキーパー(2)の一端
を固定し、キーパー(2)の他端をアンカー(3)の上
板(10)の上面に固定されたナット(8)に締着し、上
板(10)の下板(12)の間で銅縁(5)の上部両側板
(6)(6A)を挟持し、上板(10)の対角線上に穿設さ
れた2個のボルト孔(9)と、該2個のボルト孔(9)
と連通する下板(12)の2個のボルト孔(11)とを、各
々ボルト(7)で締結するとともに、下板(12)の2個
のボルト孔(11)穿設対角線とは交叉する対角線上の対
角に面取り部(13)(13A)を設け、2個のボルト
(7)のいずれか一方のみの緩着状態で、下板(12)を
銅縁(5)内で回転できるようにした足場の固定方法。 - 【請求項2】上面にキーパー端部固定用ナット(8)を
備え、対角線上に2個のボルト孔(9)を有する方形の
上板(10)と、重ね合わせたとき上板(10)の2個のボ
ルト孔(9)と連通する2個のボルト孔(11)を有し、
2個のボルト孔(11)を穿設した対角線と交叉する対角
線上の対角に面取り部(13)(13A)を有する方形の下
板(12)と、上板(10)の2個のボルト孔(9)と下板
(12)の2個のボルト孔(11)とを締結するボルト
(7)とからなるアンカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2223520A JPH086456B2 (ja) | 1990-08-25 | 1990-08-25 | 足場固定方法とアンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2223520A JPH086456B2 (ja) | 1990-08-25 | 1990-08-25 | 足場固定方法とアンカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106266A JPH04106266A (ja) | 1992-04-08 |
JPH086456B2 true JPH086456B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=16799432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2223520A Expired - Lifetime JPH086456B2 (ja) | 1990-08-25 | 1990-08-25 | 足場固定方法とアンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086456B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6068852B2 (ja) * | 2012-07-19 | 2017-01-25 | 大和ハウス工業株式会社 | 倒壊防止用治具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61155550U (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-26 |
-
1990
- 1990-08-25 JP JP2223520A patent/JPH086456B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04106266A (ja) | 1992-04-08 |
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