JPH0863575A - 電子地図データの生成装置 - Google Patents
電子地図データの生成装置Info
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- JPH0863575A JPH0863575A JP19847494A JP19847494A JPH0863575A JP H0863575 A JPH0863575 A JP H0863575A JP 19847494 A JP19847494 A JP 19847494A JP 19847494 A JP19847494 A JP 19847494A JP H0863575 A JPH0863575 A JP H0863575A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子化された地図データベースから所望の表
示縮尺を有する表示用地図データを生成する。 【構成】 中間データ生成手段１０３は表示データ定義
手段１０２を参照し、地図データベース１０１から必要
な情報を取り出して表示縮小に応じた中間データを生成
する。中間データは形状データと文字記号データの２種
類あり、形状データは形状簡素化手段１０４により簡素
化され、文字記号データは並び替え手段１０５、編集手
段１０６、表示位置決定手段１０７を経て表示させる文
字記号データの選定と表示位置が決定される。データ結
合手段１０９は形状データと文字記号データを統合して
表示用地図データ１１１を生成する。
示縮尺を有する表示用地図データを生成する。 【構成】 中間データ生成手段１０３は表示データ定義
手段１０２を参照し、地図データベース１０１から必要
な情報を取り出して表示縮小に応じた中間データを生成
する。中間データは形状データと文字記号データの２種
類あり、形状データは形状簡素化手段１０４により簡素
化され、文字記号データは並び替え手段１０５、編集手
段１０６、表示位置決定手段１０７を経て表示させる文
字記号データの選定と表示位置が決定される。データ結
合手段１０９は形状データと文字記号データを統合して
表示用地図データ１１１を生成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子地図表示装置等に
使用する電子地図データの生成装置に関する。
使用する電子地図データの生成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、電子地図データは、車載用ナビゲ
ーションシステムや不動産・ガス・水道その他の地理情
報管理システムに利用されている。これらの電子地図
は、使用目的に応じて表示内容や表示縮尺が異なるた
め、それぞれ手作業で作成されてきた。
ーションシステムや不動産・ガス・水道その他の地理情
報管理システムに利用されている。これらの電子地図
は、使用目的に応じて表示内容や表示縮尺が異なるた
め、それぞれ手作業で作成されてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子地図データの生成装置では、手作業に頼ってい
るため、膨大な開発期間と費用が掛かるという問題があ
った。
来の電子地図データの生成装置では、手作業に頼ってい
るため、膨大な開発期間と費用が掛かるという問題があ
った。
【０００４】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、自動的に所望の表示用地図データを生成
できる優れた電子地図データの生成装置を提供すること
を目的とする。
るものであり、自動的に所望の表示用地図データを生成
できる優れた電子地図データの生成装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電子化された地理情報を格納した地図デ
ータベースと、地理情報を表示縮尺に応じて表示用地図
データを生成する地図データ生成手段とを備え、地図デ
ータ生成手段が、縮尺ごとの表示するデータを定義した
表示データ定義手段と、表示データ定義手段に応じて地
図データベースから必要な情報を選定して形状データお
よび文字記号データからなる中間データを生成する中間
データ生成手段と、形状データを表示縮尺に応じて簡素
化する形状簡素化手段と、文字記号データの表示上の配
置を決める文字記号配置手段と、簡素化された形状デー
タおよび配置が決められた文字記号データを統合して表
示用地図データのフォーマットに変換するデータ結合手
段とを備えたものである。
成するために、電子化された地理情報を格納した地図デ
ータベースと、地理情報を表示縮尺に応じて表示用地図
データを生成する地図データ生成手段とを備え、地図デ
ータ生成手段が、縮尺ごとの表示するデータを定義した
表示データ定義手段と、表示データ定義手段に応じて地
図データベースから必要な情報を選定して形状データお
よび文字記号データからなる中間データを生成する中間
データ生成手段と、形状データを表示縮尺に応じて簡素
化する形状簡素化手段と、文字記号データの表示上の配
置を決める文字記号配置手段と、簡素化された形状デー
タおよび配置が決められた文字記号データを統合して表
示用地図データのフォーマットに変換するデータ結合手
段とを備えたものである。
【０００６】
【作用】したがって、本発明によれば、上記構成によ
り、表示データ定義手段に所望の表示縮尺ごとの表示内
容を指定することにより、任意の表示用地図データを自
動生成することができ、地図の開発期間の短縮と開発費
用を低く抑えることができる。
り、表示データ定義手段に所望の表示縮尺ごとの表示内
容を指定することにより、任意の表示用地図データを自
動生成することができ、地図の開発期間の短縮と開発費
用を低く抑えることができる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例の構成を示してい
る。図１において、１０１は縮尺１／２５，０００の地
形図相当メッシュ（２次メッシュという）で区切られた
ファイルの集合体である地図データベースであり、道
路、鉄道、水系、行政界、施設界等の形状情報と地名、
施設等の位置と名称情報とを豊富に持っている。１０２
は表示縮尺ごとの表示させる情報を定義している表示デ
ータ定義手段である。１０３は表示データ定義手段１０
２の定義に応じて地図データベース１０１から必要な情
報を選定し、中間データの型式に変換して出力する中間
データ生成手段であり、中間データは形状データと文字
記号データからなる。１０４は形状データを取り込み、
表示縮尺に応じて形状を簡素する形状簡素化手段であ
る。１０５は文字記号データを予め決められた優先順位
に並び替える並び替え手段、１０６は並び替え手段１０
５で並び替えられた文字記号データを編集する編集手段
１０７は編集手段１０６で求められた文字記号データの
表示位置を決定する表示位置決定手段であり、これらに
より文字記号配置手段１０８を構成する。１０９は形状
データと文字記号データを表示用地図データ１１１の形
式に変換するデータ結合手段である。これら１０２から
１０９により地図データ生成手段１１０が構成される。
１１１は地図データベース１０１および地図データ生成
手段１１０により生成された車載用ナビゲーションシス
テムに用いる表示用地図データであり、表示縮尺１／
１、１／２、１／４、１／８、１／１６、１／３２、１
／６４、１／１２８、１／２５６、１／５１２万の１０
段階の表示用地図を格納している。
る。図１において、１０１は縮尺１／２５，０００の地
形図相当メッシュ（２次メッシュという）で区切られた
ファイルの集合体である地図データベースであり、道
路、鉄道、水系、行政界、施設界等の形状情報と地名、
施設等の位置と名称情報とを豊富に持っている。１０２
は表示縮尺ごとの表示させる情報を定義している表示デ
ータ定義手段である。１０３は表示データ定義手段１０
２の定義に応じて地図データベース１０１から必要な情
報を選定し、中間データの型式に変換して出力する中間
データ生成手段であり、中間データは形状データと文字
記号データからなる。１０４は形状データを取り込み、
表示縮尺に応じて形状を簡素する形状簡素化手段であ
る。１０５は文字記号データを予め決められた優先順位
に並び替える並び替え手段、１０６は並び替え手段１０
５で並び替えられた文字記号データを編集する編集手段
１０７は編集手段１０６で求められた文字記号データの
表示位置を決定する表示位置決定手段であり、これらに
より文字記号配置手段１０８を構成する。１０９は形状
データと文字記号データを表示用地図データ１１１の形
式に変換するデータ結合手段である。これら１０２から
１０９により地図データ生成手段１１０が構成される。
１１１は地図データベース１０１および地図データ生成
手段１１０により生成された車載用ナビゲーションシス
テムに用いる表示用地図データであり、表示縮尺１／
１、１／２、１／４、１／８、１／１６、１／３２、１
／６４、１／１２８、１／２５６、１／５１２万の１０
段階の表示用地図を格納している。
【０００８】次に上記実施例の動作について図２を用い
て説明する。なお、上記実施例においては、各表示縮尺
の地図データの生成手順はほぼ同様なので、１つの表示
縮尺１／１万用の地図データを生成する動作についての
み説明する。
て説明する。なお、上記実施例においては、各表示縮尺
の地図データの生成手順はほぼ同様なので、１つの表示
縮尺１／１万用の地図データを生成する動作についての
み説明する。
【０００９】まず、中間データ生成手段１０３は、表示
データ定義手段１０２に応じて表示に必要な形状および
文字記号情報を地図データベース１０１から選定し、こ
れから後の処理を行なうための中間データである形状デ
ータと文字記号データの形式に変換して出力する（ステ
ップ２０１、２０２）。形状データは、道路、鉄道、水
系、行政界、施設界等の形状情報であり、文字記号デー
タは、地名、施設等の記号と名称情報である。施設等の
記号と名称は、それぞれ別の文字記号データとして発生
させ自由な配置が行なえるようにする。また、道路の路
線番号や名称は、車載用ナビゲーションシステムの利用
者にとって重要な情報なので、施設表示の隙間に可能な
限り表示されるようにするため、図５（ａ）に示すよう
に、道路に沿って一定間隔ごとに文字記号データ発生さ
せる。
データ定義手段１０２に応じて表示に必要な形状および
文字記号情報を地図データベース１０１から選定し、こ
れから後の処理を行なうための中間データである形状デ
ータと文字記号データの形式に変換して出力する（ステ
ップ２０１、２０２）。形状データは、道路、鉄道、水
系、行政界、施設界等の形状情報であり、文字記号デー
タは、地名、施設等の記号と名称情報である。施設等の
記号と名称は、それぞれ別の文字記号データとして発生
させ自由な配置が行なえるようにする。また、道路の路
線番号や名称は、車載用ナビゲーションシステムの利用
者にとって重要な情報なので、施設表示の隙間に可能な
限り表示されるようにするため、図５（ａ）に示すよう
に、道路に沿って一定間隔ごとに文字記号データ発生さ
せる。
【００１０】本実施例の表示用地図データは、６インチ
のディスプレイを持つ車載用ナビゲーションシステムを
想定しているので、１／１万の地図を表示する場合、図
３（ａ）に示すように、１／２５，０００の２次メッシ
ュ３０１を縦横それぞれ１／８にした地域を地図表示画
面３０２の１画面に表示する換算になり、図３（ｂ）の
ように、表示縮尺が１／８万を越える地図表示では（ス
テップ２０３）、１画面に複数の２次メッシュを必要と
する。このため、形状データおよび文字記号データは、
表示縮尺に応じて所定枚数の２次メッシュを連結させる
（ステップ２０４）。
のディスプレイを持つ車載用ナビゲーションシステムを
想定しているので、１／１万の地図を表示する場合、図
３（ａ）に示すように、１／２５，０００の２次メッシ
ュ３０１を縦横それぞれ１／８にした地域を地図表示画
面３０２の１画面に表示する換算になり、図３（ｂ）の
ように、表示縮尺が１／８万を越える地図表示では（ス
テップ２０３）、１画面に複数の２次メッシュを必要と
する。このため、形状データおよび文字記号データは、
表示縮尺に応じて所定枚数の２次メッシュを連結させる
（ステップ２０４）。
【００１１】地図データベース１０１で持つ形状情報は
詳細であるので、形状データをそのまま地図表示しても
ディスプレイの解像度で表現できない余分な情報を多く
含み表示速度が低下させてしまう。このため、形状デー
タは形状簡素化手段１０４で表示縮尺に応じて簡素化す
る（ステップ２０５）。広域な地図表示になるほど激し
く簡素化される。簡素化の方法としては、表示画面の解
像度に合わせて点列を間引き方法や所定間隔ごとに点列
を置く方法や図形的な処理によりまったく別の点列を生
成する方法等が考えられる。
詳細であるので、形状データをそのまま地図表示しても
ディスプレイの解像度で表現できない余分な情報を多く
含み表示速度が低下させてしまう。このため、形状デー
タは形状簡素化手段１０４で表示縮尺に応じて簡素化す
る（ステップ２０５）。広域な地図表示になるほど激し
く簡素化される。簡素化の方法としては、表示画面の解
像度に合わせて点列を間引き方法や所定間隔ごとに点列
を置く方法や図形的な処理によりまったく別の点列を生
成する方法等が考えられる。
【００１２】次に文字記号データ側の処理について説明
する。まず、並び替え手段１０５により、予め決められ
た種別の優先順位に従って図９のように記号と名称別に
リスト構造で文字記号データを並べる（ステップ２０
６）。１つのリスト内の文字記号データは先頭側を優先
順位が高いものとする。リスト内の優先順位の付け方
は、地図データベース１０１で持つ地名・施設等の属性
情報や座標位置を用いて論理的に決め、全ての文字記号
データが所望の優先順位に従って並べられるようにす
る。道路名称や路線番号の優先順位は最も低くし、地
名、施設等の隙間に残るようにする。
する。まず、並び替え手段１０５により、予め決められ
た種別の優先順位に従って図９のように記号と名称別に
リスト構造で文字記号データを並べる（ステップ２０
６）。１つのリスト内の文字記号データは先頭側を優先
順位が高いものとする。リスト内の優先順位の付け方
は、地図データベース１０１で持つ地名・施設等の属性
情報や座標位置を用いて論理的に決め、全ての文字記号
データが所望の優先順位に従って並べられるようにす
る。道路名称や路線番号の優先順位は最も低くし、地
名、施設等の隙間に残るようにする。
【００１３】次に、編集手段１０６により不要な文字記
号データの削除（ステップ２０７）と表示名称の短縮化
（ステップ２０８）を行なう。不要な文字記号データの
削除処理では、表示画面相当の領域内に同一地名が存在
する場合は最も優先順位の高い文字記号データのみを残
す。これは図４で示す「戸塚区」、「西区」、「港南
区」のように、１つの地域が複数の２次メッシュにまた
がる場合、それぞれの２次メッシュにその地名が置かれ
ているので、表示画面領域４０１に地名が重複するのを
防ぐためである。表示名称の短縮化処理では、図６で示
すように予め決められた規則に従って地名や施設名称を
短縮化する。これは地名、施設等名称の認識を向上させ
ることに加え、１つの文字記号データの表示画面内でに
占有面積を小さくするより、多くの文字記号データを画
面上に表示できるようにするためである。
号データの削除（ステップ２０７）と表示名称の短縮化
（ステップ２０８）を行なう。不要な文字記号データの
削除処理では、表示画面相当の領域内に同一地名が存在
する場合は最も優先順位の高い文字記号データのみを残
す。これは図４で示す「戸塚区」、「西区」、「港南
区」のように、１つの地域が複数の２次メッシュにまた
がる場合、それぞれの２次メッシュにその地名が置かれ
ているので、表示画面領域４０１に地名が重複するのを
防ぐためである。表示名称の短縮化処理では、図６で示
すように予め決められた規則に従って地名や施設名称を
短縮化する。これは地名、施設等名称の認識を向上させ
ることに加え、１つの文字記号データの表示画面内でに
占有面積を小さくするより、多くの文字記号データを画
面上に表示できるようにするためである。
【００１４】編集手段１０６の処理後、表示位置決定手
段１０７は、それぞれ文字記号データの表示位置を決定
する（ステップ２０９）。手順としては、図９に示すよ
うに、優先順位が高い文字記号データから順に表示位置
を決め、既に表示位置が決められた文字記号データと表
示上重なりが生じる文字記号データは表示不可能と判断
し削除する。文字記号データの表示位置の求め方は、図
７（ａ）のように「記号のみを表示する場合」、図７
（ｂ）のように「名称のみを表示する場合」、図７
（ｃ）のように「記号と名称をペアで表示する場合」の
３通りがある。記号のみの場合は、地図データベース１
０１で持っていた位置（ポイントアドレスという）の上
に記号の中心がくるように置く。地名のみの場合は、図
７（ｂ）のようにポイントアドレスが文字列の中心にく
る位置を第１候補とし、以下文字列の縦横サイズとポイ
ントアドレスから決められた第９候補までの表示位置か
ら順に表示可能な位置を探す。記号と名称をペアで表示
させる場合は、記号は前述のようにポイントアドレス上
に置かれ、名称は図７（ｃ）のように記号を取り巻くよ
うに決められた８つの候補位置より優先順位の高い方か
ら順に表示可能な位置を探す。なお、予め記号だけ表示
させても意味を持つ記号を登録しておき、名称のみが表
示できずかつ、登録された記号の場合は記号のみでも表
示させるようにする。このことは、優先順位の高い文字
記号データができる限り表示されるようにする効果があ
る。
段１０７は、それぞれ文字記号データの表示位置を決定
する（ステップ２０９）。手順としては、図９に示すよ
うに、優先順位が高い文字記号データから順に表示位置
を決め、既に表示位置が決められた文字記号データと表
示上重なりが生じる文字記号データは表示不可能と判断
し削除する。文字記号データの表示位置の求め方は、図
７（ａ）のように「記号のみを表示する場合」、図７
（ｂ）のように「名称のみを表示する場合」、図７
（ｃ）のように「記号と名称をペアで表示する場合」の
３通りがある。記号のみの場合は、地図データベース１
０１で持っていた位置（ポイントアドレスという）の上
に記号の中心がくるように置く。地名のみの場合は、図
７（ｂ）のようにポイントアドレスが文字列の中心にく
る位置を第１候補とし、以下文字列の縦横サイズとポイ
ントアドレスから決められた第９候補までの表示位置か
ら順に表示可能な位置を探す。記号と名称をペアで表示
させる場合は、記号は前述のようにポイントアドレス上
に置かれ、名称は図７（ｃ）のように記号を取り巻くよ
うに決められた８つの候補位置より優先順位の高い方か
ら順に表示可能な位置を探す。なお、予め記号だけ表示
させても意味を持つ記号を登録しておき、名称のみが表
示できずかつ、登録された記号の場合は記号のみでも表
示させるようにする。このことは、優先順位の高い文字
記号データができる限り表示されるようにする効果があ
る。
【００１５】上記表示位置決定処理に視認性を向上を図
るため、さらに以下の２つの処理を加える。１番目は、
記号とペアとなる名称の関係を見誤らないように、記号
とペアとなる名称の表示間隔は画面では十分小さくなる
ようにし、さらに関係しない文字記号データどうしの間
隔はこの間隔よりも大きくなるように、重なり判定を実
際の文字記号データの表示サイズよりも大きめの範囲に
対し重なり評価するようにする。２番目は、表示画面に
余りにも多くの文字記号を表示させると背景の道路、水
系、鉄道、行政界が見にくくなるため、図８に示すよう
に、地図表示画面８０１を所望のメッシュで分割し、各
メッシュ内に表示できる文字記号数を表示文字記号カウ
ント用テーブル８０２を用いて制限することにより、一
定の文字記号密度とする。
るため、さらに以下の２つの処理を加える。１番目は、
記号とペアとなる名称の関係を見誤らないように、記号
とペアとなる名称の表示間隔は画面では十分小さくなる
ようにし、さらに関係しない文字記号データどうしの間
隔はこの間隔よりも大きくなるように、重なり判定を実
際の文字記号データの表示サイズよりも大きめの範囲に
対し重なり評価するようにする。２番目は、表示画面に
余りにも多くの文字記号を表示させると背景の道路、水
系、鉄道、行政界が見にくくなるため、図８に示すよう
に、地図表示画面８０１を所望のメッシュで分割し、各
メッシュ内に表示できる文字記号数を表示文字記号カウ
ント用テーブル８０２を用いて制限することにより、一
定の文字記号密度とする。
【００１６】上記処理で表示させる地名・施設等は決定
したが、特別に道路に沿わせて多数発生させた道路名称
（路線番号含む）は、図５（ｂ）のように、表示画面領
域５０１内に重複して表示されているところが存在す
る。このため、編集手段１０６で行なった重複文字記号
データの処理と同様に、１画面に１つあるいは両端に表
示される程度に道路名称を削除する（ステップ２１
０）。図５（ｃ）は図５（ｂ）の不要な道路名称を削除
した結果である。そしてこのような処理をすべての表示
縮尺について行なう（ステップ２１１、２１２）。
したが、特別に道路に沿わせて多数発生させた道路名称
（路線番号含む）は、図５（ｂ）のように、表示画面領
域５０１内に重複して表示されているところが存在す
る。このため、編集手段１０６で行なった重複文字記号
データの処理と同様に、１画面に１つあるいは両端に表
示される程度に道路名称を削除する（ステップ２１
０）。図５（ｃ）は図５（ｂ）の不要な道路名称を削除
した結果である。そしてこのような処理をすべての表示
縮尺について行なう（ステップ２１１、２１２）。
【００１７】最後にデータ結合手段１０９は、上記処理
で表示縮尺ごと生成されたすべての形状データおよび文
字記号データを表示用地図データ１１１の形式に結合す
る（ステップ２１３）。
で表示縮尺ごと生成されたすべての形状データおよび文
字記号データを表示用地図データ１１１の形式に結合す
る（ステップ２１３）。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、電子化された地理情報を格納した地図データベース
と、地理情報を表示縮尺に応じて表示用地図データを生
成する地図データ生成手段とを備え、地図データ生成手
段が、縮尺ごとの表示するデータを定義した表示データ
定義手段と、表示データ定義手段に応じて地図データベ
ースから必要な情報を選定して形状データおよび文字記
号データからなる中間データを生成する中間データ生成
手段と、形状データを表示縮尺に応じて簡素化する形状
簡素化手段と、文字記号データの表示上の配置を決める
文字記号配置手段と、簡素化された形状データおよび配
置が決められた文字記号データを結合して表示用地図デ
ータのフォーマットに変換するデータ結合手段とを備え
ているので、従来手作業で行なっていた電子地図データ
を自動生成することができ、地図データ開発期間の短縮
および費用の軽減を図ることができるという利点を有す
る。
に、電子化された地理情報を格納した地図データベース
と、地理情報を表示縮尺に応じて表示用地図データを生
成する地図データ生成手段とを備え、地図データ生成手
段が、縮尺ごとの表示するデータを定義した表示データ
定義手段と、表示データ定義手段に応じて地図データベ
ースから必要な情報を選定して形状データおよび文字記
号データからなる中間データを生成する中間データ生成
手段と、形状データを表示縮尺に応じて簡素化する形状
簡素化手段と、文字記号データの表示上の配置を決める
文字記号配置手段と、簡素化された形状データおよび配
置が決められた文字記号データを結合して表示用地図デ
ータのフォーマットに変換するデータ結合手段とを備え
ているので、従来手作業で行なっていた電子地図データ
を自動生成することができ、地図データ開発期間の短縮
および費用の軽減を図ることができるという利点を有す
る。
【００１９】また本発明は、文字記号配置手段として、
表示優先順位に応じて文字記号データを並び替える並び
替え手段と、並び替えされた文字記号データを編集する
編集手段と、編集された文字記号データを表示優先順位
の高いデータから順に表示位置を決定し、表示優先順位
が低い文字記号データが既に表示位置が決定している文
字記号データに重なる場合はその文字記号は表示しない
ようにする表示表示位置決定手段とを備えているので、
表示優先順位に応じた文字記号表示を行なえるようにな
り、用途に応じた地図データが生成できるという利点を
有する。
表示優先順位に応じて文字記号データを並び替える並び
替え手段と、並び替えされた文字記号データを編集する
編集手段と、編集された文字記号データを表示優先順位
の高いデータから順に表示位置を決定し、表示優先順位
が低い文字記号データが既に表示位置が決定している文
字記号データに重なる場合はその文字記号は表示しない
ようにする表示表示位置決定手段とを備えているので、
表示優先順位に応じた文字記号表示を行なえるようにな
り、用途に応じた地図データが生成できるという利点を
有する。
【００２０】さらに本発明は、編集手段において、所望
の範囲内に同一名称の文字記号データが存在する場合は
１つのみ残し、他のデータを削除するようにしたので、
表示画面内には重複する地名が存在せず、地図が見易く
なるという効果を有する。
の範囲内に同一名称の文字記号データが存在する場合は
１つのみ残し、他のデータを削除するようにしたので、
表示画面内には重複する地名が存在せず、地図が見易く
なるという効果を有する。
【００２１】さらに本発明は、編集手段において、予め
決められ表示名称の短縮化規則を記憶するようにしたの
で、表示名称が短縮化され、視認性を向上するという効
果に加え、より多くの地名、施設等を表示できるという
利点を有する。
決められ表示名称の短縮化規則を記憶するようにしたの
で、表示名称が短縮化され、視認性を向上するという効
果に加え、より多くの地名、施設等を表示できるという
利点を有する。
【００２２】さらに本発明は、中間データ生成手段にお
いて、施設等の記号と名称は個別の文字記号データとし
て発生させ、表示位置決定手段では、記号の場合は地図
データベースで持っているポイントアドレスに、記号と
ペアとなる名称の場合は記号の周辺の予め決められた複
数の表示候補位置から選び、名称のみの場合は、ポイン
トアドレス周辺の予め決められた複数の候補位置から選
ぶようにしたので、地名、施設等の表示が重なるのを防
ぎ、地図が見易くなるという効果を有する。
いて、施設等の記号と名称は個別の文字記号データとし
て発生させ、表示位置決定手段では、記号の場合は地図
データベースで持っているポイントアドレスに、記号と
ペアとなる名称の場合は記号の周辺の予め決められた複
数の表示候補位置から選び、名称のみの場合は、ポイン
トアドレス周辺の予め決められた複数の候補位置から選
ぶようにしたので、地名、施設等の表示が重なるのを防
ぎ、地図が見易くなるという効果を有する。
【００２３】さらに本発明は、表示位置決定手段におい
て、記号だけ表示させても意味を持つ記号を予め記憶す
るようにしたので、意味がある記号は記号のみでも表示
することができ、優先順位の高い施設等情報の表示を簡
便に行なうことができるという利点を有する。
て、記号だけ表示させても意味を持つ記号を予め記憶す
るようにしたので、意味がある記号は記号のみでも表示
することができ、優先順位の高い施設等情報の表示を簡
便に行なうことができるという利点を有する。
【００２４】さらに本発明は、表示決定手段において、
ペアとなる記号と名称の表示間隔よりも他の地名、施設
等の表示間隔が大きくなるように配置するようにしたの
で、ペアとなる記号と名称が明確になり、地図が見易く
なるという効果を有する。
ペアとなる記号と名称の表示間隔よりも他の地名、施設
等の表示間隔が大きくなるように配置するようにしたの
で、ペアとなる記号と名称が明確になり、地図が見易く
なるという効果を有する。
【００２５】さらに本発明は、表示位置決定手段におい
て、所望のメッシュ内ごとの表示文字記号数を制限する
ようにしたので、地名、施設等の表示密度が均一にな
り、地図が見易くなるという効果を有する。
て、所望のメッシュ内ごとの表示文字記号数を制限する
ようにしたので、地名、施設等の表示密度が均一にな
り、地図が見易くなるという効果を有する。
【００２６】さらに本発明は、中間データ生成手段にお
いて、路線番号や道路名称の文字記号データを所望の間
隔で道路上に多数発生させ、また表示位置決定手段にお
いて、施設・地名等表示の隙間に表示させるようにした
ので、道路名称および路線番号を道路上に表示させるこ
とができ、地図が見易くなるという効果を有する。
いて、路線番号や道路名称の文字記号データを所望の間
隔で道路上に多数発生させ、また表示位置決定手段にお
いて、施設・地名等表示の隙間に表示させるようにした
ので、道路名称および路線番号を道路上に表示させるこ
とができ、地図が見易くなるという効果を有する。
【００２７】さらに本発明は、並び替え手段において、
路線番号および道路名称の優先順位を最も低くし、また
表示位置決定手段において、表示位置を決定した後所望
の範囲内に同一の路線番号や道路名称が存在する場合は
１つだけ残し、他のデータは削除するようにしたので、
適当な間隔で道路名称および路線番号を表示することが
できるという効果を有する。
路線番号および道路名称の優先順位を最も低くし、また
表示位置決定手段において、表示位置を決定した後所望
の範囲内に同一の路線番号や道路名称が存在する場合は
１つだけ残し、他のデータは削除するようにしたので、
適当な間隔で道路名称および路線番号を表示することが
できるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例における電子地図データの生
成装置の構成を示すブロック図
成装置の構成を示すブロック図
【図２】本発明の一実施例における処理の流れを示すフ
ロー図
ロー図
【図３】本発明の一実施例における２次メッシュと表示
画面の関係を示す模式図
画面の関係を示す模式図
【図４】本発明の一実施例における地名が重複した状態
を示す模式図
を示す模式図
【図５】本発明の一実施例における路線番号および道路
名称の生成方法を示す模式図
名称の生成方法を示す模式図
【図６】本発明の一実施例における名称の短縮化規則を
示す一覧図
示す一覧図
【図７】本発明の一実施例における記号と名称の表示位
置を示す模式図
置を示す模式図
【図８】本発明の一実施例における文字記号表示密度の
制限方法を示す模式図
制限方法を示す模式図
【図９】本発明の一実施例における文字記号データの並
べ方を示す模式図
べ方を示す模式図
１０１ 地図データベース １０２ 表示データ定義手段 １０３ 中間データ生成手段 １０４ 形状簡素化手段 １０５ 並び替え手段 １０６ 編集手段 １０７ 表示位置決定手段 １０８ 文字記号配置手段 １０９ データ結合手段 １１０ 地図データ生成手段 １１１ 表示用地図データ ３０１ ２次メッシュ ３０２ 地図表示画面 ４０１ 表示画面領域 ５０１ 表示画面領域 ８０１ 地図表示画面 ８０２ 表示文字記号カウント用テーブル
Claims (11)
- 【請求項１】 電子化された地理情報を格納した地図デ
ータベースと、地理情報を表示縮尺に応じて表示用地図
データを生成する地図データ生成手段とを備えた電子地
図データの生成装置。 - 【請求項２】 地図データ生成手段として、縮尺ごとの
表示するデータを定義した表示データ定義手段と、前記
表示データ定義手段に応じて前記地図データベースから
必要な情報を選定して形状データおよび文字記号データ
からなる中間データを生成する中間データ生成手段と、
形状データを表示縮尺に応じて簡素化する形状簡素化手
段と、文字記号データの表示上の配置を決める文字記号
配置手段と、簡素化された形状データおよび配置が決め
られた文字記号データを統合して表示用地図データのフ
ォーマットに変換するデータ結合手段とを備えた請求項
１記載の電子地図データの生成装置。 - 【請求項３】 文字記号配置手段として、表示優先順位
に応じて文字記号データを並び替える手段と、並び替え
された文字記号データを編集する編集手段と、編集され
た文字記号データを表示優先順位の高いデータから順に
表示位置を決定し、表示優先順位が低い文字記号データ
が既に表示位置が決定している文字記号データに重なる
場合はその文字記号は表示しないようにする表示位置決
定手段とを備えた請求項２記載の電子地図データの生成
装置。 - 【請求項４】 編集手段において、所望の範囲内に同一
名称の文字記号データが存在する場合は１つのみ残し、
他を削除する請求項３記載の電子地図データの生成装
置。 - 【請求項５】 編集手段において、予め名称を短縮化す
る規則を記憶しておき、表示名称を短縮化する請求項３
記載の電子地図データの生成装置。 - 【請求項６】 中間データ生成手段において、施設等の
記号と名称は個別の文字記号データとして発生させ、表
示位置決定手段では記号の場合は地図データベースで持
っている位置に、記号とペアとなる名称の場合は記号の
周辺の予め決められた複数の表示候補位置から選び、名
称のみの場合はポイントアドレス周辺の予め決められた
複数の候補位置から選ぶ請求項３記載の電子地図データ
の生成装置。 - 【請求項７】 表示位置決定手段において、記号だけ表
示させても意味を持つ記号を予め記憶しておき、名称が
表示できなく記号のみが表示可能で、かつ、記号だけで
も意味を持つ場合は記号だけを表示させる請求項６記載
の電子地図データの生成装置。 - 【請求項８】 表示位置決定手段において、ペアとなる
記号と名称の表示間隔よりも他の地名、施設等の表示間
隔が大きくなるように配置する請求項７記載の電子地図
データの生成装置。 - 【請求項９】 表示位置決定手段において、所望のメッ
シュ内ごとの表示文字記号数を制限する請求項８記載の
電子地図データの生成装置。 - 【請求項１０】 中間データ生成手段において、路線番
号や道路名称の文字記号データを所望の間隔で道路上に
多数発生させ、表示位置決定手段において、施設・地名
等表示の隙間に表示させる請求項９記載の電子地図デー
タの生成装置。 - 【請求項１１】 並び替え手段において、路線番号およ
び道路名称の優先順位を最も低くし、表示位置決定手段
において、表示位置を決定した後、所望の範囲内に同一
の路線番号や道路名称が存在する場合は１つだけ残し、
他のデータは削除する請求項１０記載の電子地図データ
の生成装置。
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|---|---|---|---|
| JP19847494A JP3264588B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 電子地図データの生成装置 |
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|---|---|---|---|
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0863575A true JPH0863575A (ja) | 1996-03-08 |
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ID=16391715
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|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-08-23 JP JP19847494A patent/JP3264588B2/ja not_active Expired - Fee Related
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