JPH0861419A - ストラットサスペンションのバンパーラバー取付構造 - Google Patents

ストラットサスペンションのバンパーラバー取付構造

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JPH0861419A
JPH0861419A JP20055494A JP20055494A JPH0861419A JP H0861419 A JPH0861419 A JP H0861419A JP 20055494 A JP20055494 A JP 20055494A JP 20055494 A JP20055494 A JP 20055494A JP H0861419 A JPH0861419 A JP H0861419A
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JP
Japan
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bumper rubber
fitting
spring upper
upper seat
rubber
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JP20055494A
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Kenichi Tsukada
健一 塚田
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルスプリングのスプリングアッパシート
の下部にバンパーラバーが固定されたストラットサスペ
ンションのバンパーラバー取付構造において、バンパー
ラバー取付け作業性向上と、バンパーラバー脱落防止と
の両立を図ること。 【構成】 スプリングアッパシートcの下部にスプリン
グアッパシートcとバンパーラバーdを相対回転嵌合に
より固定させるべく、スプリングアッパシートcにシー
ト側回転嵌合構造fを形成し、且つ、バンパーラバーd
にラバー側回転嵌合構造gを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストラットサスペンシ
ョンのバンパーラバー取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ストラットサスペンションのバン
パーラバー取付構造としては、図8に示すように、スプ
リングアッパシートの内面にバンパーラバーの径よりや
や小径の冠状の圧入シートを取付け、この圧入シートの
内面に潤滑剤を塗布して、バンパーラバーを圧入により
タイトに嵌合固定させたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のストラットサスペンションのバンパーラバー取付構
造にあっては、バンパーラバーを圧入固定するものであ
るため、潤滑剤の塗布作業や圧入力(約10kg)を加
えての圧入作業を要し、取り付け作業が困難であるとい
う問題がある。
【0004】また、バンパーラバーは圧入シートの内面
に単に圧入嵌合しているのみであるため、バンパーラバ
ーの固定信頼性が充分でなく、例えば、バンパーラバー
の経時劣化によりその弾性が低下して圧入固定力が低下
した場合やバンパーラバーを脱落させる方向に継続的な
振動入力があった場合等において、バンパーラバーが脱
落してしまうことがある。
【0005】本発明は、上記問題に着目してなされたも
ので、第1の目的とするところは、コイルスプリングの
スプリングアッパシートの下部にバンパーラバーが固定
されたストラットサスペンションのバンパーラバー取付
構造において、バンパーラバー取付け作業性向上と、バ
ンパーラバー脱落防止との両立を図ることにある。
【0006】第2の目的とするところは、スプリングア
ッパシートのコスト低減を図りながら、第1の目的を達
成することにある。
【0007】第3の目的とするところは、スプリングア
ッパシートへの高い固定信頼性を図りながら、第1の目
的を達成することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
め請求項1記載の第1の発明では、図1のクレーム対応
図に示すように、ショックアブソーバaとコイルスプリ
ングbとが同軸配置され、前記コイルスプリングbのス
プリングアッパシートcの下部にはバンパーラバーdが
固定され、前記ショックアブソーバaのピストンロッド
eを囲むように配置されるバンパーラバーdにより、シ
ョックアブソーバaが大きく短縮ストロークする上下変
位入力時、入力に対するストローク変位の変化を小さく
抑えるストラットサスペンションにおいて、前記スプリ
ングアッパシートcの下部にバンパーラバーdを回転嵌
合により固定させるべく、スプリングアッパシートcに
シート側回転嵌合構造fを、且つ、バンパーラバーdに
ラバー側回転嵌合構造gを形成したことを特徴とする。
【0009】第2の目的を達成するため請求項2記載の
第2の発明では、請求項1記載のストラットサスペンシ
ョンのバンパーラバー取付構造において、前記シート側
回転嵌合構造fを、スプリングアッパシートcの下面に
複数個突出させたL型嵌合突起とし、前記ラバー側回転
嵌合構造gを、前記L型突起が挿入される垂直挿入部
と、スプリングアッパシートcとバンパーラバーdを相
対回転させた際、前記L型突起の水平突起片が嵌合する
水平嵌合部とで構成されるL型嵌合穴としたことを特徴
とする。
【0010】第3の目的を達成するため請求項3記載の
第3の発明では、請求項1記載のストラットサスペンシ
ョンのバンパーラバー取付構造において、前記シート側
回転嵌合構造fを、スプリングアッパシートcの側面に
設けられたビード部の側部及び基部に穿設された嵌合孔
とし、前記ラバー側回転嵌合構造gを、スプリングアッ
パシートcの側面に設けられたビード部の内面に沿って
軸方向に挿入可能で、嵌合孔に符合する挿入位置でスプ
リングアッパシートcとバンパーラバーdを相対回転さ
せた際、嵌合孔に嵌合する楔状突起としたことを特徴と
する。
【0011】
【作用】第1の発明の作用を説明する。
【0012】スプリングアッパシートcにバンパーラバ
ーdを取り付けるに際しては、スプリングアッパシート
cに形成されたシート側回転嵌合構造fと、バンパーラ
バーdに形成されたラバー側回転嵌合構造gとを回転嵌
合させることにより、スプリングアッパシートcの下部
にバンパーラバーdが固定される。
【0013】よって、バンパーラバーdの取り付け作業
としては、回転嵌合作業を行なうのみで良く、従来のよ
うに、潤滑剤の塗布作業や圧入作業を要さず、バンパー
ラバーdの取付け作業性が向上する。
【0014】また、バンパーラバーdは、シート側回転
嵌合構造fとラバー側回転嵌合構造gによる回転嵌合で
あるため、少なくともバンパーラバーdが脱落する軸方
向に力が作用してもこれを面にて受け止める嵌合面が形
成されることになり、高いバンパーラバーdの固定信頼
性が得られ、スプリングアッパシートcからのバンパー
ラバー脱落が確実に防止される。
【0015】第2の発明の作用を説明する。
【0016】スプリングアッパシートcにバンパーラバ
ーdを取り付けるに際しては、スプリングアッパシート
cの下面に複数個突出させたL型嵌合突起を、バンパー
ラバーdに形成されたL型嵌合穴の垂直挿入部に挿入
し、次いで、スプリングアッパシートcとバンパーラバ
ーdを相対回転させると、L型突起の水平突起片がL型
嵌合穴の水平嵌合部に嵌合し、バンパーラバーdがスプ
リングアッパシートcの下面に軸方向抜け止め状態にて
固定される。
【0017】よって、従来のように、圧入シートを取り
付けることなくスプリングアッパシートcのコスト低減
を図りなが、第1の発明と同様に、バンパーラバーdの
取付け作業性の向上と、スプリングアッパシートcから
のバンパーラバーdの脱落防止の両立が達成される。
【0018】第3の発明の作用を説明する。
【0019】スプリングアッパシートcにバンパーラバ
ーdを取り付けるに際しては、バンパーラバーdに形成
された楔状突起をスプリングアッパシートcの側面に設
けられたビード部の内面に沿って軸方向に挿入し、楔状
突起が、スプリングアッパシートcの側面に設けられた
ビード部の側部及び基部に穿設された嵌合孔と符合する
挿入位置でスプリングアッパシートcとバンパーラバー
dを相対回転させると、楔状突起の楔部が嵌合孔から突
出し、バンパーラバーdがスプリングアッパシートcの
下面凹部に、軸方向と回転方向に抜け止め状態にて固定
される。
【0020】よって、バンパーラバーdは軸方向のみな
らず回転方向にも抜け止め固定されることになり、スプ
リングアッパシートcへの高い固定信頼性を図りなが
ら、第1の発明と同様に、バンパーラバーdの取付け作
業性の向上と、スプリングアッパシートcからのバンパ
ーラバーdの脱落防止の両立が達成される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0022】(第1実施例)まず、構成を説明する。
【0023】図2は第1の発明及び第2の発明に対応す
る第1実施例のバンパーラバー取付構造が適用されたス
トラットサスペンションを示す断面図、図3は第1実施
例のバンパーラバー取付構造を示す斜視図、図4は第1
実施例のバンパーラバー取付構造のL型突起とL型嵌合
穴を示す断面図である。
【0024】図2において、1はショックアブソーバ、
2はコイルスプリング、3はスプリングアッパシート、
4はバンパーラバー、5はピストンロッド、6はシリン
ダ、7はアッパマウトインシュレータ、8はベアリン
グ、9は車体固定用ブラケット、10は車体、11はL
型嵌合突起(シート側回転嵌合構造fに相当)、12は
L型嵌合穴(ラバー側回転嵌合構造gに相当)である。
【0025】前記ショックアブソーバ1とコイルスプリ
ング2とは、同軸配置となっていて、コイルスプリング
2の上端はスプリングアッパシート3に支持されてい
る。
【0026】前記バンパーラバー4は、後述するよう
に、L型嵌合突起11とL型嵌合穴12との回転嵌合に
より、スプリングアッパシート3の下面に固定されてい
る。このバンパーラバー4は、ピストンロッド5の外周
を囲むように配置され、バンパーラバー4により、ショ
ックアブソーバ1が大きく短縮ストロークする上下変位
入力時、シリンダ端面6aへの接触変形により、入力に
対するストローク変位の変化を小さく抑える。尚、バン
パーラバー4の下部には、ダストカバー4aが一体に設
けられている。
【0027】前記スプリングアッパシート3は、ベアリ
ング8を介して車体10に支持されている。
【0028】前記ショックアブソーバ1のピストンロッ
ド5は、アッパマウトインシュレータ7を介して車体1
0に支持されている。尚、ショックアブソーバ1のシリ
ンダ6は、図外のナックルスピンドル等の車輪支持部材
に対し固定されている。
【0029】前記バンパーラバー4は、このピストンロ
ッド5の外周を囲むようにバンパーラバー4が配置され
る。
【0030】図3及び図4によりバンパーラバー取付構
造について説明する。
【0031】前記スプリングアッパシート3に形成され
たシート側回転嵌合構造は、スプリングアッパシート3
の下面に等角で2個回転方向に突出させたL型嵌合突起
11としている。
【0032】このL型嵌合突起11は、図4(イ) に示す
ように、スプリングアッパシート3にコ字状の切り込み
を入れ、この部分を折り曲げて形成されたもので、垂直
突起片11aと水平突起片11bとで構成されている。
【0033】前記バンパーラバー4に形成されたラバー
側回転嵌合構造は、L型嵌合突起11に対応するバンパ
ーラバー4の上面位置に2個回転方向に凹設させたL型
嵌合穴12としている。
【0034】このL型嵌合穴12は、図4(ロ) に示すよ
うに、L型突起11が挿入される垂直挿入部12aと、
バンパーラバー4を回転させた際、L型突起11の水平
突起片11bが嵌合する水平嵌合部12bとで構成され
ている。
【0035】尚、水平嵌合部12bの嵌合部厚tは、水
平突起片11bの突起片厚Tより少し小さい寸法に設定
されている。
【0036】次に、作用を説明する。
【0037】[バンパーラバーの取り付け作業]スプリ
ングアッパシート3にバンパーラバー4を取り付けるに
際しては、スプリングアッパシート3の下面に2個突出
させたL型嵌合突起11を、バンパーラバー4に形成さ
れたL型嵌合穴12の垂直挿入部11aに挿入し、次い
で、図5の矢印に示す方向にスプリングアッパシート3
を回転させるか、バンパーラバー4を矢印の反対方向に
回転させると、L型突起11の水平突起片11bがL型
嵌合穴12の水平嵌合部12aに嵌合し、バンパーラバ
ー4の取り付け作業が完了する。
【0038】よって、バンパーラバー4の取り付け作業
としては、上記の回転嵌合作業を行なうのみで良く、従
来のように、潤滑剤の塗布作業や圧入作業を要さず、バ
ンパーラバー4の取付け作業性が大幅に向上する。
【0039】さらに、従来のように、スプリングアッパ
シートの下面に圧入シートを取り付ける必要のない構成
としているため、スプリングアッパシート3のコスト低
減が図られる。
【0040】[バンパーラバーの固定作用]使用時に
は、バンパーラバー4のスプリングアッパシート3に対
する固定性が問題となるが、L型突起11とL型嵌合穴
12による回転嵌合であるため、バンパーラバー4が脱
落する軸方向に力が作用してもこれを面にて受け止める
嵌合面が水平突起片11bと水平嵌合部12aにより形
成され、バンパーラバー4の軸方向抜けが防止される。
【0041】また、バンパーラバー4にスプリングアッ
パシート3との回転嵌合が緩む回転方向に力が作用して
も、水平嵌合部12bの嵌合部厚tが、水平突起片11
bの突起片厚Tより少し小さい寸法に設定され、L型突
起11はL型嵌合穴12に押し込み嵌合されているた
め、バンパーラバー4の持つ弾性力にてバンパーラバー
4が回転方向抜けが防止される。
【0042】よって、スプリングアッパシート3に対す
る高いバンパーラバー4の固定信頼性が得られ、バンパ
ーラバー4が劣化したり脱落方向等に力が加わったとし
てもスプリングアッパシート3からのバンパーラバー脱
落が確実に防止される。
【0043】次に、効果を説明する。
【0044】(1)コイルスプリング2のスプリングア
ッパシート3の下部にバンパーラバー4が固定されたス
トラットサスペンションのバンパーラバー取付構造にお
いて、スプリングアッパシート3の下部にバンパーラバ
ーを回転嵌合により固定させるべく、スプリングアッパ
シート3にシート側回転嵌合構造としてのL型突起11
を、且つ、バンパーラバー4にラバー側回転嵌合構造と
してのL型嵌合穴12を形成したため、バンパーラバー
取付け作業性向上と、バンパーラバー脱落防止との両立
を図ることができる。
【0045】(2)シート側回転嵌合構造を、スプリン
グアッパシート3の下面に2個突出させたL型嵌合突起
11とし、ラバー側回転嵌合構造を、L型突起11が挿
入される垂直挿入部12aと、スプリングアッパシート
3とバンパーラバー4を相対回転させた際、L型突起1
1の水平突起片11bが嵌合する水平嵌合部12bとで
構成されるL型嵌合穴12としたため、圧入シートを省
略することによるスプリングアッパシート3のコスト低
減を図りながら、上記(1)の効果を達成することがで
きる。
【0046】(第2実施例)まず、構成を説明する。
【0047】図6は第1の発明及び第3の発明に対応す
る第2実施例のバンパーラバー取付構造を示す斜視図で
ある。
【0048】図6において、23はスプリングアッパシ
ート、24はバンパーラバー、25は嵌合孔(シート側
回転嵌合構造fに相当)、26は楔状突起部(ラバー側
回転嵌合構造gに相当)である。
【0049】前記スプリングアッパシート23は、中央
部に円筒部23aを有するハット形状であり、この円筒
部23aの側面には、3条のビード部23bが形成され
ている。
【0050】前記バンパーラバー24は、前記円筒部2
3aの内径より少し小さい外径を有する円筒部24a
と、その下部のバンパー部24bを有して構成されてい
る。
【0051】前記スプリングアッパシート23に形成さ
れたシート側回転嵌合構造は、スプリングアッパシート
23の円筒部23aの側面に設けられたビード部23b
の側部及び基部に穿設された嵌合孔25としている。
【0052】前記バンパーラバー24に形成されたラバ
ー側回転嵌合構造は、スプリングアッパシート23の円
筒部23aの側面に設けられたビード部23bの内面に
沿って軸方向に挿入可能で、嵌合孔25に符合する挿入
位置でスプリングアッパシート23とバンパーラバー2
4を相対回転させた際、嵌合孔25に嵌合する楔状突起
としている。
【0053】尚、ショックアブソーバやコイルスプリン
グ等の他の構成は、第1実施例と同様であるので、図示
ならびに説明を省略する。
【0054】次に、作用を説明する。
【0055】[バンパーラバーの取り付け作業]スプリ
ングアッパシート3にバンパーラバー4を取り付けるに
際しては、バンパーラバー24に形成された楔状突起2
6をスプリングアッパシート23の側面に設けられたビ
ード部23bの内面に沿って軸方向に挿入し(図6
)、楔状突起26が、スプリングアッパシート23の
側面に設けられたビード部23bの側部及び基部に穿設
された嵌合孔25と符合する挿入位置でバンパーラバー
24dを回転させ(図6)、楔状突起26の楔部を嵌
合孔25から突出させることで完了する(図7)。
【0056】よって、バンパーラバー24の取り付け作
業としては、上記の回転嵌合作業を行なうのみで良く、
従来のように、潤滑剤の塗布作業や圧入作業を要さず、
バンパーラバー24の取付け作業性が大幅に向上する。
【0057】さらに、従来のように、スプリングアッパ
シートの下面に圧入シートを取り付ける必要のない構成
としているため、スプリングアッパシート23のコスト
低減が図られる。
【0058】[バンパーラバーの固定作用]使用時に
は、バンパーラバー4のスプリングアッパシート3に対
する固定性が問題となるが、嵌合孔25と楔状突起26
による回転嵌合であるため、バンパーラバー24が脱落
する軸方向に力が作用してもこれを面にて受け止める嵌
合面が形成され、バンパーラバー24の軸方向抜けが防
止される。
【0059】また、バンパーラバー24にスプリングア
ッパシート23との回転嵌合が緩む回転方向に力が作用
しても、楔状突起26の楔部が嵌合孔25から突出して
いることで、バンパーラバー24が回転方向抜けが防止
される。
【0060】よって、バンパーラバー24は軸方向のみ
ならず回転方向にも抜け止め固定されることになり、ス
プリングアッパシート23に対する高いバンパーラバー
24の固定信頼性が得られ、バンパーラバー4が劣化し
たり脱落方向等に力が加わったとしてもスプリングアッ
パシート23からのバンパーラバー脱落が確実に防止さ
れる。
【0061】次に、効果を説明する。
【0062】(3)シート側回転嵌合構造を、スプリン
グアッパシート23の側面に設けられたビード部23b
の側部及び基部に穿設された嵌合孔25とし、ラバー側
回転嵌合構造を、スプリングアッパシート23の側面に
設けられたビード部23bの内面に沿って軸方向に挿入
可能で、嵌合孔25に符合する挿入位置でスプリングア
ッパシート23とバンパーラバー24を相対回転させた
際、嵌合孔25に嵌合する楔状突起26としたため、ス
プリングアッパシート23への高い固定信頼性を図りな
がら、バンパーラバー取付け作業性向上と、バンパーラ
バー脱落防止との両立を図ることができる。
【0063】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0064】例えば、回転嵌合構造として、第1実施例
ではL型突起とL型嵌合穴によるものを示し、第2実施
例では嵌合孔と楔状突起によるものを示したが、挿入と
回転による作業にてスプリングアッパシートとバンパー
ラバーとを回転嵌合させることのできる構造であれば、
具体的な構成は、実施例に限られるものではないし、ま
た、その個数も実施例に限られない。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明にあっては、
コイルスプリングのスプリングアッパシートの下部にバ
ンパーラバーが固定されたストラットサスペンションの
バンパーラバー取付構造において、スプリングアッパシ
ートの下部にバンパーラバーを回転嵌合により固定させ
るべく、スプリングアッパシートにシート側回転嵌合構
造を、且つ、バンパーラバーにラバー側回転嵌合構造を
形成したため、バンパーラバー取付け作業性向上と、バ
ンパーラバー脱落防止との両立を図ることができるとい
う効果が得られる。
【0066】請求項2記載の第2の発明にあっては、請
求項1記載のストラットサスペンションのバンパーラバ
ー取付構造において、シート側回転嵌合構造を、スプリ
ングアッパシートの下面に複数個突出させたL型嵌合突
起とし、ラバー側回転嵌合構造を、L型突起が挿入され
る垂直挿入部と、スプリングアッパシートとバンパーラ
バーを相対回転させた際、L型突起の水平突起片が嵌合
する水平嵌合部とで構成されるL型嵌合穴としたため、
スプリングアッパシートのコスト低減を図りながら、上
記第1の発明の効果を達成することができる。
【0067】請求項3記載の第3の発明にあっては、請
求項1記載のストラットサスペンションのバンパーラバ
ー取付構造において、シート側回転嵌合構造を、スプリ
ングアッパシートの側面に設けられたビード部の側部及
び基部に穿設された嵌合孔とし、ラバー側回転嵌合構造
を、スプリングアッパシートの側面に設けられたビード
部の内面に沿って軸方向に挿入可能で、嵌合孔に符合す
る挿入位置でスプリングアッパシートとバンパーラバー
を相対回転させた際、嵌合孔に嵌合する楔状突起とした
ため、スプリングアッパシートへの高い固定信頼性を図
りながら、上記第1の発明の効果を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストラットサスペンションのバンパー
ラバー取付構造のクレーム対応図である。
【図2】第1実施例のバンパーラバー取付構造が適用さ
れたストラットサスペンションの断面図である。
【図3】第1実施例のバンパーラバー取付構造を示す斜
視図である。
【図4】図4(イ) はL型突起を示す図3のA−A断面
図、図4(ロ) はL型嵌合穴を示す図3のB−B断面図で
ある。
【図5】第1実施例構造での取付状態を示す図である。
【図6】第2実施例のバンパーラバー取付構造を示す斜
視図である。
【図7】第2実施例のバンパーラバー取付構造によるバ
ンパーラバー回転嵌合状態を示す斜視図である。
【図8】従来のバンパーラバー取付構造が適用されたス
トラットサスペンションの断面図である。
【符号の説明】
a ショックアブゾーバ b コイルスプリング c スプリングアッパシート d バンパーラバー e ピストンロッド f シート側回転嵌合構造 g ラバー側回転嵌合構造

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショックアブソーバとコイルスプリング
    とが同軸配置され、前記コイルスプリングのスプリング
    アッパシートの下部にはバンパーラバーが固定され、前
    記ショックアブソーバのピストンロッドを囲むように配
    置されるバンパーラバーにより、ショックアブソーバが
    大きく短縮ストロークする上下変位入力時、入力に対す
    るストローク変位の変化を小さく抑えるストラットサス
    ペンションにおいて、 前記スプリングアッパシートの下部にバンパーラバーを
    回転嵌合により固定させるべく、スプリングアッパシー
    トにシート側回転嵌合構造を、且つ、バンパーラバーに
    ラバー側回転嵌合構造を形成したことを特徴とするスト
    ラットサスペンションのバンパーラバー取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストラットサスペンショ
    ンのバンパーラバー取付構造において、 前記シート側回転嵌合構造を、スプリングアッパシート
    の下面に複数個突出させたL型嵌合突起とし、 前記ラバー側回転嵌合構造を、前記L型突起が挿入され
    る垂直挿入部と、スプリングアッパシートとバンパーラ
    バーを相対回転させた際、前記L型突起の水平突起片が
    嵌合する水平嵌合部とで構成されるL型嵌合穴としたこ
    とを特徴とするストラットサスペンションのバンパーラ
    バー取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のストラットサスペンショ
    ンのバンパーラバー取付構造において、 前記シート側回転嵌合構造を、スプリングアッパシート
    の側面に設けられたビード部の側部及び基部に穿設され
    た嵌合孔とし、 前記ラバー側回転嵌合構造を、スプリングアッパシート
    の側面に設けられたビード部の内面に沿って軸方向に挿
    入可能で、嵌合孔に符合する挿入位置でスプリングアッ
    パシートとバンパーラバーを相対回転させた際、嵌合孔
    に嵌合する楔状突起としたことを特徴とするストラット
    サスペンションのバンパーラバー取付構造。
JP20055494A 1994-08-25 1994-08-25 ストラットサスペンションのバンパーラバー取付構造 Pending JPH0861419A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1301730A1 (de) * 2000-07-17 2003-04-16 Basf Aktiengesellschaft Federauflage
JP2007519561A (ja) * 2004-02-02 2007-07-19 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウィンドワイパ装置、特に自動車のためのウィンドワイパ装置
EP3406467A1 (en) * 2017-05-26 2018-11-28 Cikautxo, S. Coop. Shock absorber assembly of a suspension system of a vehicle

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