JPH0849181A - 紙パルプ脱インキ方法およびその装置 - Google Patents

紙パルプ脱インキ方法およびその装置

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JPH0849181A
JPH0849181A JP7817795A JP7817795A JPH0849181A JP H0849181 A JPH0849181 A JP H0849181A JP 7817795 A JP7817795 A JP 7817795A JP 7817795 A JP7817795 A JP 7817795A JP H0849181 A JPH0849181 A JP H0849181A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は紙パルプの脱インキのための方法お
よび装置を提供する。 【構成】 脱インキされるパルプのバッチを上から下に
向けて循環させ、気泡を少なくとも下部に導入し下から
上に向けて移動させるようにした紙パルプ脱インキ方法
であって、パルプを複数の多重連続的段階でリサイクル
させながら上から下に向けて降下させるようにしたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙パルプの脱インキ方
法およびそのための装置、特に古紙を再利用するための
紙パルプの脱インキ方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】古紙を再利用する場合、最初にパルパー
と呼ばれる装置によりパルプ化され、このパルプはつい
で篩などにより異物などの汚染物が除去される。しか
し、この汚染物の除去の後もインキ粒子が残存し、良質
の紙に再生するにはこれを除いてやらなければならな
い。そのため、気泡発生インジェクターを用いてパルプ
にエアーを吹き込みインキ粒子を除去する方法が知られ
ている。この場合、数千の気泡がパルプ上に現れ、この
気泡の壁にインキ粒子が取り付いている。例えば、この
ような脱インキのためのエアーインジェクターがヨーロ
ッパ特許出願、EP 0,305,251(本出願人に
よる)、ドイツ特許、DE 3524071に記載され
ている。また、ヨーロッパ特許出願、EP 0,12
2,747には、エアーをパルプを流すダクト(容器の
底部に連通する)に導入し、気泡をパルプ内に通過させ
て、気泡カーペットをパルプ表面に形成させ、ついで、
この気泡を吸引するようにした脱インキ装置が開示され
ている。ドイツ特許、DE 3524071には、脱イ
ンキされるパルプを上方から導入させる容器からなる脱
インキ装置が開示されていて、パルプが上から下に向け
て渦状に循環させ、パルプの一部をエアー吹き込みのた
め取り除き、再度、容器の中央底部に注入するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は研究の結
果、エアー気泡により脱インキの効率が、気泡がパルプ
を通過する際の気泡とインキ粒子との衝突を増大させる
ことにより改善されることを見い出した。この点に関
し、上記の公知の装置は、気泡とインキ粒子との衝突が
不十分であり、また、気泡のパルプ内での移動時間が不
適切であるという問題点を有している。したがって、本
発明は、パルプ流の循環(上から下)と、気泡流(下か
ら上)とを対向させるようにし、パルプが容器内を上か
ら下に向けて多重段階を経てリサイクル(循環)するよ
うにしたことを特徴とする方法、装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、以下の
ような特徴を有する。脱インキされるパルプのバッチの
ベースに位置する自己リサイクル回路にて気泡が形成さ
れ、他のパルプリサイクルは選択的にエアーの導入を伴
いまたは伴わずに行われる。気泡と共に排出される水を
補うための液体を、脱インキされるパルプのバッチのベ
ースに位置する自己リサイクル回路に導入する。気泡が
脱インキされるパルプのバッチのベースにて圧縮空気を
吹き込むことにより形成される。気泡と共に排出される
水を補うための液体を、圧縮空気を吹き込み区域より上
方の高さに導入する。気泡と共に排出される水を補うた
めの液体が、気泡形成促進および気泡へのインキ粒子付
着促進のための添加薬品を含む。脱インキされるパルプ
がインキ粒子の排除を高める薬品添加物を含む。気泡が
パルプの下に位置する開口を介して泡の形態で導入さ
れ、異なるリサイクルの段階がエアーの導入なしで行わ
れ、気泡が気泡形成促進および気泡へのインキ粒子付着
促進のための添加薬品を含む。
【0005】さらに、本発明は、上記方法を実施するた
めの装置を提供するものであって、この装置は、複数の
取入れ口と、この取入れ口に対応する複数の取出し口を
備えた容器と;それぞれポンプを備えた複数の循環回路
とを具備してなり、該循環回路の少なくとも1つがエア
ーインジェクターを有し、最高位置の取入れ口が処理さ
れるべきパルプの導入口であり、最下位の取出し口が容
器からパルプを排出させるものであり、連続するリサイ
クル段階の各取出し口が上流側の取入れ口の下に位置す
る取入れ口と接続されていることを特徴とする。
【0006】この装置は以下のように構成されていても
よい。すなわち、複数の取入れ口と、この取入れ口に対
応する複数の取出し口を備えた容器と;それぞれポンプ
を備えた複数の循環回路とを具備してなり、該循環回路
のいずれもがエアーインジェクターを備えておらず、最
高位置の取入れ口が処理されるべきパルプの導入口であ
り、最下位の取出し口が容器からパルプを排出させるも
のであり、連続するリサイクル段階の各取出し口が上流
側の取入れ口の下に位置する取入れ口と導管を介して接
続され、さらに容器がそのベースにて、水または液体リ
サイクル回路を備え、該液体リサイクル回路が出口を有
し、該出口がエアーインジェクターを備えた導管を介し
て取入れ口と接続し、該取入れ口がパルプリサイクル回
路の最下位より低い位置に配置され、これにより気泡が
パルプリサイクル回路より下に位置する循環回路でのみ
発生するようにしたことを特徴とする装置である。上記
装置において、気泡を発生させる低位液体リサイクル回
路を取入れ口で置き換え、この取入れ口を介して気泡を
直接導入するようにしたこと。上記装置において、気泡
を発生させる低位液体リサイクル回路を取入れ口で置き
換え、この取入れ口を介して圧縮空気を導入するように
し、該容器が取入れ口の上方にスクリーンを有し、気泡
をパルプ全体に拡散するようにしたこと。上記装置にお
いて、気泡拡散スクリーンの上方にて該容器に連通する
廃物供給導管設けられていること。上記装置において、
バッフルが複数の取入れ口と、複数の取出し口との間に
設けられていること。上記装置において、バッフルのそ
れぞれが取入れ口と対向する円筒状垂直部材と、対応す
る取出し口に通ずる円錐状テーパー面を有し、これによ
り一方から他方に移動するパルプ流が該垂直部材の上を
通過し、ついでテーパー面を降下し該取出し口に向けて
流れ、気泡がバッフルの垂直部材と容器の内壁との間の
空間を1の段階から上の他の段階に向けて移動するよう
にしたこと。上記装置において、バッフルの垂直部材
と、容器の内壁との間の空間にゲートが設けられている
こと。上記装置において、ゲートが垂直容器の軸に対し
垂直で、バッフルの垂直部材と容器の内壁との間をらせ
ん状に巻いている平坦面からなり、該平坦面が複数の部
分からなり、取入れ口の下方区域から上方区域に向けて
段階的に上昇するように配置され、該複数の部分の間が
上下に離間し、この間に気泡を通過させるスロットが設
けられていること。好ましくは、パルプは上から下に向
けて垂直に循環するようにし、気泡がパルプの下部から
導入されそれを横切るようにして下から上に流れるよう
にする。本発明はさらに、上記方法を実施するための装
置を提供するもので、2つの相互に対向して循環する流
れを生じさせ、また、その循環手段が設けられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1ないし3は本発明の装置の模式図であって、
ここで容器1は複数のバッフル、例えば4つのバッフル
(D1 、D2 、D3 、D4 )が備えられた断面長方形を
なし、また平行にパイプが施されている。これら模式図
は本発明の操作の原理を説明しようとするものである。
しかし、図4ないし図7に示すようにこの容器1は好ま
しくは回転筒状体からなり、垂直バッフル壁も回転筒状
体からなり、傾斜壁面は円錐状表面をなしている。図1
は第1の具体例を示すものであって、垂直容器1からな
り、この垂直容器1には上から下に亘って4つの取入れ
口E1 、E2 、E3 、E4 及び4つの取出し口S1 、S
2 、S3 、S4 が設けられている。脱インキされるパル
プは最高位の取入れ口、E1 から導入される。各取入れ
口、例えばE1 は取出し口S1 と関連し、E1 で容器内
に入る流れはすべてS1 を通って流れ得るようになって
いる。この取出し口S1 はE1 の下の取入れ口E2 と連
通しリサイクルされる製品がより下方の位置でさらにリ
サイクル(循環)されるようになっている。
【0008】この実施例の装置においては、取出し口、
1 、S2 、S3 、S4 はそれぞれ関連する取入れ口、
1 、E2 、E3 、E4 より下方に位置しているが、こ
れは絶対的なものではない。この実施例において、第2
の取入れ口E2 は第1の第2の取出し口S1 より若干、
下方に位置している。第3の取入れ口E3 は第2の取出
し口S2 より若干、下方に位置している。さらに、第4
の取入れ口E4 は第3の取出し口S3 より若干、下方に
位置している。第4の取出し口S4 は容器1の底部に位
置している。この脱インキされたパルプは第4の取出し
口S4 から排出される。この容器1の上部には泡を排出
させるためのオリフィスMが1以上設けられている。取
出し口S1 は取入れ口E2 と、ポンプP1 が介在された
ダクト2を介して接続されている。同様に取出し口S2
はポンプP2 が介在されたダクト3を介して取入れ口E
3 と接続されている。取出し口S3 はポンプP3 が介在
されたダクト4を介して取入れ口E4 と接続されてい
る。この装置は以下のようにして操作される。まず、パ
ルプが適当な手段により取入れ口E1 を介して容器1内
に供給され、取入れ口E1 上方で、かつ泡排出ダクトM
より下方のNのレベルまで満たされる。パルプがこの位
置まで満たされたとき、リサイクル用のポンプP1 、P
2 、P3 が始動する。
【0009】取入れ口E1 から導入されたパルプは、そ
の一部または全部が取出し口S1 から排出され、ダクト
2を介して再び取入れ口E2 を通って容器に導入され
る。取入れ口E2 から導入されたパルプは、その一部ま
たは全部が取出し口S2 から排出され、再び取入れ口E
3 を通って容器に導入され、さらに取入れ口E3 から取
出し口S3 へと排出され、さらに再度、取入れ口E4
導入される。さらに、取入れ口E4 から取出し口S4
と移動し、ここでダクト7を通って排出される。好まし
くは、導管6と連通するエアーインジェクターI3 が容
器1の最下位置でリサイクルするためのポンプP3 と関
連して設ける。その結果、最も下位に位置する取入れ口
4 に達するパルプ流にエアーバブルが混入される。こ
れらのエアーバブルは上昇し、これにより取出し口S
3 、S2 、S1 でリサイクルされるパルプが気泡と再
度、混合され、Mのレベルに最終的に達する気泡は数
回、パルプと混合され気泡とインキ粒子との衝突の機会
が増大する。さらに別のエアーインジェクターI2 、I
1 をポンプP2 、P1 と関連させて設け、降下するパル
プを通って上昇する気泡の量を増大させてもよい。図示
の具体例においては、3つのリサイクル回路、S1 −E
2 、S2 −E3 、S3 −E4 が設けられているが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば単一のリサ
イクル回路あるいは4つ以上のリサイクル回路を設けて
もよい。さらに、再循環流を案内する手段を容器1内に
設けることもできる。
【0010】図1に示すように、バッフルDを各取入れ
口Eと各取出し口Sとの間に配置してもよい。例えばD
1 をS1 とE1 との間に、D2 をS2 とE2 との間に配
置してもよい。この場合、各取出し口、S1 、S2 、S
3 、S4 は、各取入れ口、E1 、E2 、E3 、E4 より
下方に配置される。好ましくは図示のように、バッフル
Dは取入れ口Eと対向する垂直壁面と取出し口Sに向か
って傾斜する傾斜壁面とからなる。さらに、ゲートCが
バッフルDの垂直壁面と容器1の内壁面との間に設けら
れていてパルプが降下するのを防止するが気泡の上昇を
妨げないようにしている。したがって、各取入れ口Eか
ら導入されたパルプ流はこのゲートCを通過できない
か、若しくは通過が極めて困難であり、そのためバッフ
ルDの垂直壁面の周りを移動せざるを得ず、これにより
傾斜壁面に沿って再び各取出し口に向かって降下するこ
とになる。すなわち、このバッフルのため、パルプは容
器1の上部から下部に向けて順々に、かつ連続的なリサ
イクル段階を経て降下することになる。
【0011】図2は第2の具体例を示しており、ここで
同一部材については同一符号が付されている。上記具体
例との相違は、この例ではポンプP5 を備えた特別のリ
サイクル回路5との関連でわずか1個のエアーインジェ
クターI5 が備えられていることである。この回路5の
特徴は水のみをリサイクルするように図られていること
である。この水は要求に応じて導管5aから導入され
る。ある程度の水は泡とともに引出される。その結果、
少量の水を加える必要がある。さらに、開始時におい
て、容器1の底には水を満たしておくことが必要であ
る。このように水は必要に応じて導入される。水はE4
の下の付加口E5 を経て容器1に導入され取出し口S4
の下のS5 から排出される。したがって、この水は実質
的にパルプと混ざり合うことなく閉鎖ループ、S5
5、P5 、5、I5、E5 を循環する。空気はインジェ
クターI5 により水中に吹き込まれ、気泡がバッフルD
の垂直壁面と容器1の内壁との間の通路を垂直に上昇す
る。気泡形成促進添加物、気泡へのインキ粒子付着促進
添加物はインジェクターI5 を通って移動する水に添加
することができる。さらに、水の代りに気泡を発生さ
せ、パルプを通って上昇させ得る他の適当な液体を用い
ることもできる。さらに、気泡を発生させる液体を用い
ることなく、E5 にて気泡を導入させることも考えられ
る。
【0012】この場合、水回路にエアーのみを注入する
からインジェクターが詰まることを回避することができ
る。したがって、より小さい径のエアーインジェクショ
ン・ノズルを用いることができ、パルプはインジェクタ
ーを用いることなく、より簡単な方法で容器1内に導入
することができる。気泡の形成はパルプ濃度に関係しな
いから、一定の容積に対しより多くの気泡を形成するこ
とができ、これにより小さな脱インキ用容器を用いるこ
とができる。さらに、インキ粒子を除去するために他の
薬品添加剤を用いることもできる。
【0013】図3は図2の変形例を示しており、ポンプ
1 、P2 、P3 を備えたリサイクル回路2、3、4に
は図2のようなエアー注入手段が設けられていない。す
なわち、エアーは容器1のベースでのみ導入される。し
かし、図3の場合、容器のベースにはエアー導入手段を
備えた水循環回路がない。すなわち、エアーは導管6を
介して取入れ口E5 から容器1内に直接、注入される。
気泡をより良く拡散させるため、多数のオリフィスが形
成されたスクリーンGがエアー供給口E5 より高い位置
に設けられている。気泡とともに排出される水を補うの
に必要な水はこのスクリーンGより上の口E1 を介して
導入される。図2の場合と同様に、気泡形成促進添加剤
を水に加えてもよい。図1ないし図3は模式的な図であ
るが、図4ないし図8は本発明の具体的形態を示してい
る。これら図において、円筒状の容器10は中央筒状コ
ラム11を有し、その内部に中央導管12と4個のチュ
ーブ13、14、15、16が配置されている。この2
つの導管11、12は同心的に設けられ、それらの上に
テーパー面17が形成され、その上部に孔または通路1
8が環状に形成されている。4個の重ねられた環状装置
19、20、21、22は図1〜3のバッフルDに対応
するものであり、中央筒状コラム11の周りに設けられ
ている。これらの環状装置は好ましくは垂直壁19a、
20a、21a、22aと、円錐状端部19b、20
b、21bと、最下部の平坦で容器1の底部に置かれた
22bとを有する。取入れ口23ないし26は、環状装
置19ないし22のそれぞれに対応している。各環状装
置のベース部にて、中央筒状コラム11が窓13a、1
4a、15a、16aにより開口している。これら窓は
それぞれ、チューブ13、14、15、16の1つと連
通している。
【0014】図4を簡素化するため、図4には2つの窓
13a、16a、チューブ13の一部のみが示されてい
る。取入れ口23ないし26は図1ないし図3の取入れ
口E1 〜E4 に相当し、窓13aないし16aは取出し
口S1 〜S4 に相当する。リサイクル(循環)回路およ
びポンプは省略されている。この図4には円錐状端部1
9b、20b、21bのベース部が不規則な円錐状のフ
ード19c、20c、21cによりキャップされている
状態を示している。
【0015】図5、図6に示すように、この円錐状フー
ド19c、20c、21cは中央筒状コラム11の軸に
対し偏心的に設けられ、その最大部分が対応する窓13
a、14a、15aの上に位置するようになっている。
各フード19c、20c、21cはベース部分に孔19
d、20d、21dが設けられていて、パルプを窓13
a、14a、15a方向へ通過させるようになってい
る。円形状取入れ口23ないし26のそれぞれは平坦で
断面長方形のボックス27ないし30と連通している。
このボックスの幅は容器壁面と対応する環状装置19な
いし21の垂直壁面19a、20a、21aとの間の空
間全体を占めるものとなっている。このボックス27な
いし30を越えた部分の空間には、図1ないし3のゲー
トCに対応するゲートシステム31ないし34が設けら
れている。図5ないし図7は取入れ口23と関連するボ
ックス27に連続するゲートシステム31を示してい
る。このシステムはらせん状をなし、したがって図5に
示すように円形で示されている。これに対し、図7は幾
何学的に展開されていてこのシステムが直線状に示され
ている。他方、その長さが図7に3つの部分にカットさ
れて示されている。
【0016】図示のように、ゲートシステム31は環状
装置19の周りに360度巻かれた平坦シートメタルま
たはプレートからなり、環状システムと容器1の内壁と
の間の空間の全てを占め、ボックス27の出口の下面か
ら次第に上昇するようにして形成されている(その上面
まで)。ゲートシステム31のシートメタルは9つの部
分31aないし31iにカットされていて、互いに部分
的にオーバーラップし、かつ、それらの間に空隙35が
形成されている。下方のリサイクル段階から到達する気
泡はこの空隙35を通って移動する。図6ないし図8は
同様にゲートシステム33を示しており、わずか3つの
部分33aないし33cからなっている点を除いてゲー
トシステム31と同様である。
【0017】脱インキされるパルプが23の箇所から導
入され、窓13aから排出され、導管13を通って降下
し、24の箇所で再導入される。さらに、窓14aから
排出され、導管14を通って降下し、25の箇所で再導
入される。続いて、窓15aから排出され、導管15を
通って降下し、26の箇所で再導入され、さらに窓16
aから排出され、導管16を通って降下し、ついで再導
入される。24、25、26に接続されたリサイクル回
路は図1に示すように全てエアーインジェクターを備え
るようにしてもよいし、また、図2に示すように取入れ
口26の高さで下方回路にのみエアーを注入するように
してもよい。したがって、脱インキされるパルプは連続
的リサイクルを経ながら上から下に向けて移動し、気泡
はこの数段のリサイクルを経るパルプを通過しながら下
から上に向けて移動する。なお、この気泡は1つの段階
からゲート35を通って次の段階へ移動する。角環状ゲ
ートシステム31〜34は一方では下方の段階からの気
泡をゲート35を通過せしめ、他方においてはパルプを
壁面19a、20a、21aに沿って上昇せしめる作用
をなす。降下したパルプはついでホッパー形部材19
b、20b、21bへと再度降下し、また、これらの末
端には排出窓13a、14a、15aが設けられてい
る。このようにして形成された気泡は容器1の上方へと
上昇し、孔18を経てホッパーへと通過し、中央導管1
2を通って降下し、そこから排出される。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための第1の装置を模
式的に示す図。
【図2】本発明の方法を実施するための第2の装置を模
式的に示す図。
【図3】本発明の方法を実施するための第3の装置を模
式的に示す図。
【図4】本発明の装置のバッフルの一例を示すもので、
図5、図6のC−C線に沿う断面図。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図。
【図7】図5のゲートを幾何学的に展開して示す模式
図。
【図8】図6のゲートを幾何学的に展開して示す模式
図。
【符号の説明】
1…容器、 D1 、D2 、D3 、D4 …バッフル、 E1 、E2 、E3 、E4 …取入れ口、 S1 、S2 、S3 、S4 …取出し口、 M…オリフィス、 2、3、4…ダクト、 P1 、P2 、P3 …ポンプ。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱インキされるパルプを上から下に向け
    て循環させ、気泡を少なくとも下部に導入し下から上に
    向けて移動させるようにした紙パルプ脱インキ方法であ
    って、パルプを複数の多重連続的段階でリサイクルさせ
    ながら上から下に向けて降下させるようにしたことを特
    徴とする紙パルプ脱インキ方法。
  2. 【請求項2】 脱インキされるパルプのバッチのベース
    に位置する自己リサイクル回路にて気泡が形成され、他
    のパルプリサイクルは選択的にエアーの導入を伴いまた
    は伴わずに行われることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 気泡と共に排出される水を補うための液
    体を、脱インキされるパルプのバッチのベースに位置す
    る自己リサイクル回路に導入することを特徴とする請求
    項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 気泡が脱インキされるパルプのバッチの
    ベースにて圧縮空気を吹き込むことにより形成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 気泡と共に排出される水を補うための液
    体を、圧縮空気を吹き込み区域より上方の高さに導入す
    ることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 気泡と共に排出される水を補うための液
    体が、気泡形成促進および気泡へのインキ粒子付着促進
    のための添加薬品を含むものであることを特徴とする請
    求項3または5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 気泡がパルプの下に位置する開口を介し
    て泡の形態で導入され、異なるリサイクルの段階がエア
    ーの導入なしで行われ、気泡が気泡形成促進および気泡
    へのインキ粒子付着促進のための添加薬品を含むもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 脱インキされるパルプがインキ粒子の排
    除を高める薬品添加物を含むものであることを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれかの1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8の方法を実施するため
    の装置であって、複数の取入れ口(E1 、E2 、E3
    4 等)と、この取入れ口に対応する複数の取出し口
    (S1 、S2 、S3 、S4 等)を備えた容器(1)と;
    それぞれポンプ(P1 、P2 、P3 )を備えた複数の循
    環回路(2、3、4)とを具備してなり、該循環回路の
    少なくとも1つがエアーインジェクター(I3 )を有
    し、最高位置の取入れ口(E1 )が処理されるべきパル
    プの導入口であり、最下位の取出し口(S4 )が容器
    (1)からパルプを排出させるものであり、連続するリ
    サイクル段階の各取出し口が上流側の取入れ口の下に位
    置する取入れ口と接続されていることを特徴とする紙パ
    ルプ脱インキ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし8の方法を実施するた
    めの装置であって、複数の取入れ口(E1 、E2 、E
    3 、E4 等)と、この取入れ口に対応する複数の取出し
    口(S1 、S2 、S3 、S4 等)を備えた容器(1)と
    を備えた容器(1)と;それぞれポンプ(P1 、P2
    3 )を備えた複数の循環回路(2、3、4)とを具備
    してなり、該循環回路のいずれもがエアーインジェクタ
    ーを備えておらず、最高位置の取入れ口(E1 )が処理
    されるべきパルプの導入口であり、最下位の取出し口
    (S4 )が容器(1)からパルプを排出させるものであ
    り、連続するリサイクル段階の各取出し口が上流側の取
    入れ口の下に位置する取入れ口と導管(2、3、4)を
    介して接続され、さらに容器(1)がそのベースにて、
    水または液体リサイクル回路を備え、該液体リサイクル
    回路が出口(S5 )を有し、該出口がエアーインジェク
    ター(I5 )を備えた導管(5)を介して取入れ口(E
    5 )と接続し、該取入れ口(E5 )がパルプリサイクル
    回路の最下位(E)より低い位置に配置され、これによ
    り気泡がパルプリサイクル回路より下に位置する循環回
    路でのみ発生するようにしたことを特徴とする紙パルプ
    脱インキ装置。
  11. 【請求項11】 気泡を発生させる低位液体リサイクル
    回路を取入れ口(E5 )で置き換え、この取入れ口(E
    5 )を介して気泡を直接導入するようにした請求項10
    に記載の装置。
  12. 【請求項12】 気泡を発生させる低位液体リサイクル
    回路を取入れ口(E5 )で置き換え、この取入れ口(E
    5 )を介して圧縮空気を導入するようにし、該容器
    (1)が取入れ口(E5 )の上方にスクリーン(G)を
    有し、気泡をパルプ全体に拡散するようにした請求項1
    0に記載の装置。
  13. 【請求項13】 気泡拡散スクリーン(G)の上方にて
    該容器(1)に連通する廃物供給導管E1 が設けられて
    いる請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 バッフル(D1 、D2 、D3 、D4
    等)が複数の取入れ口(E1 、E2 、E3 、E4 等)
    と、複数の取出し口(S1 、S2 、S3 、S4 等)との
    間に設けられている請求項9ないし13のいずれかに記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 バッフル(D)のそれぞれが取入れ口
    (E)と対向する円筒状垂直部材と、対応する取出し口
    (S)に通ずる円錐状テーパー面を有し、これにより一
    方から他方に移動するパルプ流が該垂直部材の上を通過
    し、ついでテーパー面を降下し該取出し口(S)に向け
    て流れ、気泡がバッフル(D)の垂直部材と容器(1)
    の内壁との間の空間を1の段階から上の他の段階に向け
    て移動するようにした請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 バッフル(D)の垂直部材と、容器
    (1)の内壁との間の空間にゲート(C)が設けられて
    いる請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 ゲート(C)が垂直容器の軸に対し垂
    直で、バッフル(D)の垂直部材と容器(1)の内壁と
    の間をらせん状に巻いている平坦面からなり、該平坦面
    が複数の部分からなり、取入れ口(E)の下方区域から
    上方区域に向けて段階的に上昇するように配置され、該
    複数の部分の間が上下に離間し、この間に気泡を通過さ
    せるスロット(35)が設けられている請求項16に記
    載の装置。
  18. 【請求項18】 該容器(1)が円筒状で、バッフル
    (D)が、円筒状垂直壁面(19a、20a、21a、
    22a)と、中央管状コラム(11)により横切られた
    端部(19b、20b、21b、22b)とからなる環
    状装置(19、20、21、22)により構成されてい
    る請求項9ないし17のいずれかに記載の装置。
  19. 【請求項19】 平坦な端部(22b)が備えられた下
    部の環状装置(22)を除いて、他の環状装置がポッパ
    ーの形状の円錐状端部(19b、20b、21b)を有
    する請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 各環状装置(19、20、21、2
    2)の末端部にて排出管(13、14、15、16)と
    連通する窓(13a、14a、15a、16a)が中央
    管状コラム(11)に設けられている請求項19に記載
    の装置。
  21. 【請求項21】 各排出窓(13a、14a、15a、
    16a)が、孔(19d、20d、21d、22d)を
    備えた円錐状フード(19c、20c、21c、22
    c)によりキャップされている請求項20に記載の装
    置。
  22. 【請求項22】 リサイクルのため、容器(1)からパ
    ルプを排出する管(13、14、15、16)が中央管
    状コラム(11)の内部に設けられている請求項18な
    いし21のいずれかに記載の装置。
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