JPH0846880A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0846880A
JPH0846880A JP6178363A JP17836394A JPH0846880A JP H0846880 A JPH0846880 A JP H0846880A JP 6178363 A JP6178363 A JP 6178363A JP 17836394 A JP17836394 A JP 17836394A JP H0846880 A JPH0846880 A JP H0846880A
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JP
Japan
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signal
image pickup
signal processing
frequency
processing device
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Application number
JP6178363A
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English (en)
Inventor
Junji Kamimura
順次 上村
Toshiro Kinugasa
敏郎 衣笠
Akihito Nishizawa
明仁 西澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラヘッド部とカメラ信号処理部の動作周
波数を信号処理装置の水平走査周波数fhの整数倍と
し、かつ信号伝達のケーブル数を少なくする。 【構成】 カメラヘッド部1は、駆動パルス出力部7か
らの水平走査周波数fhのn倍の動作クロックで動作す
る。撮像素子6は画素周波数n×fhのアナログ信号A
を出力し、これと駆動パルス出力部7からの周波数fh
の水平同期信号HSと垂直同期信号VSがケーブル5を
介して信号処理装置4とともに同じ筐体に収納されたカ
メラ信号処理部3に供給される。カメラ信号処理部3で
は、水平同期信号HSからクロック出力部16で周波数
n×fhの動作クロックDが生成され、これをタイミン
グ基準として信号Aが処理され、信号処理装置4が処理
できる映像信号が形成される。また、信号処理装置4
は、水平同期信号HS’が位相検出部17とVCO18
で同期がとられ、垂直同期信号VSでリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル記憶装置や
デ−タ圧縮LSIを接続するのに好適な撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置は、例えば信学技報IC
D91−99,pp.9−14(Sep.1991)に
記載のように、それが採用するテレビジョン方式によっ
て決まる1つの周波数のみで撮像素子が駆動されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の撮像装置か
らは、そのテレビジョン方式で決まった水平走査周波数
の映像信号しか得られないのであるから、かかる撮像装
置をパソコンやディスプレイ装置,メモリなどの信号処
理装置の情報入力手段として用いる場合、この撮像装置
と信号処理装置の水平走査周波数が異なると、これらを
接続することができず、この撮像装置を使用することが
できないという問題があった。
【0004】また、撮像素子の出力信号を処理する撮像
装置のカメラ信号処理回路とこれに接続する上記のよう
な信号処理装置とがいずれもディジタル処理を行なう場
合、撮像装置から信号処理装置に並列ビット構成のディ
ジタル信号が伝送されることになるが、このため、撮像
装置と信号処理装置との間を接続するのに非常に多くの
ケ−ブルを必要とするという問題もあった。
【0005】本発明の第1の目的は、かかる問題を解消
し、任意の水平走査周波数の信号処理装置に接続できる
ようにした撮像装置を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、少ないケ−ブル数
で信号処理装置に映像信号を供給することができるよう
にした撮像装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、撮像素子をカメラ信号処理回路で
処理して生成される映像信号に処理や加工を施す信号処
理装置が接続されたとき、該撮像素子や該カメラ信号処
理回路の動作周波数を該信号処理装置の水平走査周波数
の整数倍の周波数に設定する手段を設ける。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は、撮像素子と該撮像素子を駆動するタイミング
パルスを発生する手段とを第1の筐体に収めで第1の筐
体部(カメラヘッド部)とし、該撮像素子の出力信号を
処理して映像信号を生成するカメラ信号処理回路と該映
像信号に処理や加工を施す信号処理装置とを該第1の筐
体とは物理的に離れた第2の筐体に収めて第2の筐体部
とし、これら第1,第2の筐体部を伝送線路で接続し、
該伝送線路を介して該第1の筐体部から該第2の筐体部
に送る該撮像素子の出力信号を画素信号が点順次に配列
されてなるアナログ信号とする。
【0009】
【作用】撮像素子とカメラ信号処理回路を信号処理装置
の水平走査周波数の整数倍の周波数で動作させることが
できるので、同期が乱れることなく、撮像装置に任意の
水平走査周波数の信号処理装置を接続することができ
る。
【0010】カメラ信号処理部と信号処理装置とがディ
ジタル処理するものであっても、これらは1つの筐体に
まとめされているので、これら間にケーブルを設ける必
要がない。また、撮像素子とカメラ信号処理回路や信号
処理装置とが別々の筐体に収納され、これら間がケーブ
ルで接続されているため、撮像素子、即ち、カメラヘッ
ドが軽量となって使いやすいものとなるし、撮像素子,
カメラ信号処理回路間を伝送する信号は画素信号が点順
次に配列された信号であるため、伝送チャンネル数が少
なく、従って、ディジタル伝送する場合に比べてケーブ
ル数を大幅に低減することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による撮像装置の一実施例を示すブロ
ック図であって、1はカメラヘッド部、2はディジタル
信号処理装置、3はカメラ信号処理部、4は信号処理装
置、5は信号伝達部、6は撮像素子、7は駆動パルス出
力部、8は固定発振部、9はA/D(アナログ/ディジ
タル)変換部、10は輝度信号生成部、11は色差信号
生成部、12はジッター防止部、13は補間回路、14
は位相検出部、15はVCO(電圧制御型発振器)、1
6はクロック発生部、17は位相検出部、18はVCO
である。
【0012】同図において、この実施例では、撮像装置
が、撮像素子6やこれを駆動するための駆動パルスを生
成する駆動パルス出力部7,固定発振部8を含むカメラ
ヘッド部1と、このカメラヘッド部1の出力信号を処理
して映像信号を生成するカメラ信号処理部3とに分割さ
れ、このカメラヘッド部1は1つの筐体に収納されてい
る。また、カメラ信号処理部3は、これが生成出力する
映像信号を用いる信号処理装置4とともにディジタル信
号処理装置2を形成し、カメラヘッド部1を収納した筐
体とは別の1つの筐体に収納されている。そして、これ
ら2つの筐体間は信号伝達部(具体的には、ケーブルな
ど)5によって接続されており、この信号伝達部5を介
してカメラヘッド部1からディジタル信号処理装置2に
信号が伝達される。
【0013】信号処理装置4は、従来では、撮像装置に
接続されてその出力映像信号を処理あるいは加工して使
用するパソコンやディスプレイ装置,メモリなどの装置
であるが、この実施例では、カメラ信号処理部3と一体
に1つの筐体に収納され、信号伝達部5によってカメラ
ヘッド部1と接続したり、外したりすることができるよ
うになっている。
【0014】ここで、カメラヘッド部1の水平走査周波
数をfhとすると、このカメラヘッド部1において、駆
動パルス出力部7は、固定発振部8の出力から、垂直同
期信号VSと水平走査周波数fhの水平同期信号HSと
周波数n×fhの動作クロックとを生成する。但し、n
は任意の正整数である。撮像素子6はこれら水平,垂直
同期信号と動作クロックによって動作する。
【0015】撮像素子6としては、例えば図2(a)に
示すように各色の画素が水平ライン毎に配列され、上記
のように動作してこれを順次読み取ることにより、周波
数n×fhで画素信号(G+Cy)と画素信号(Mg+
Ye)とが交互に配列された点順次のアナログ信号と、
周波数n×fhで画素信号(Mg+Cy)と画素信号
(G+Ye)とが交互に配列された点順次のアナログ信
号とがフィールド毎に交互に出力される。かかるアナロ
グ信号Aは、垂直同期信号VSと水平同期信号HSとと
もに、信号伝達部5を介してディジタル信号処理装置2
のカメラ信号処理部3に供給される。
【0016】カメラ信号処理部3においては、供給され
たアナログ信号AがA/D変換部9でディジタル信号B
に変換され、このディジタル信号は輝度信号生成部10
と色差信号生成部11に供給されてディジタル輝度信号
Yとディジタル色差信号Cとが生成される。これらはジ
ッター防止部12に供給される。
【0017】一方、VCO15は発振周波数が広い範囲
にわたって可変であり、このVCO15の出力がクロッ
ク出力部16に供給されて、分周などの処理により、周
波数n×fhの動作クロックDが生成される。この動作
クロックDは位相検出部14に供給され、n分周されて
カメラヘッド部1からの水平同期信号HSとの位相誤差
が検出される。この位相誤差がなくなるようにVCO1
5の発振周波数や位相が位相検出部14の検出出力によ
って制御され、これにより、動作クロックDは周波数が
正確に水平走査周波数fhのn倍に等しくなって水平同
期信号HSに位相が同期し、従って、撮像素子6からの
アナログ信号Aの各画素信号にタイミングが一致するこ
とになる。この動作クロックDが、サンプリングパルス
としてA/D変換部9に、また、タイミングパルスとし
て輝度信号生成部10と色度信号生成部11とに供給さ
れる。
【0018】また、カメラ信号処理部3には、信号処理
装置4からそこで使用される水平同期信号HS’が供給
され、位相検出部17でカメラヘッド部1からの水平同
期信号HSとの位相誤差が検出される。VCO18は発
振周波数が広い範囲にわたって可変であり、その出力が
信号処理装置4で使用される水平同期信号HS’であ
る。このVCO18は、上記の位相誤差がなくなるよう
に、位相検出部17の検出出力によって発振周波数や位
相が制御される。従って、VCO18から得られる水平
同期信号HS’は、周波数がカメラヘッド部1の水平走
査周波数fhに等しく、位相が水平同期信号HSに同期
する。
【0019】ここで、信号処理装置4を映像信号のメモ
リ装置とすると、このメモリ装置4はこの水平同期信号
HS’を整数倍に逓倍した動作クロックで動作し、ま
た、カメラヘッド部1から供給される垂直同期信号VS
によってリセットされる。
【0020】このようにして、信号処理装置4はカメラ
ヘッド部1に同期して動作することができるようにな
る。
【0021】ジッター防止部12は、輝度信号生成回路
10からの輝度信号Yと色差信号生成回路11からの色
差信号Cとからなる映像信号を信号処理装置4で処理可
能な映像信号に変換するものであって、メモリなどから
なる補間回路13を備えている。この動作を図3により
説明する。
【0022】いま、輝度信号について説明すると、輝度
信号生成部10から出力される輝度信号Yは、その画素
信号の周波数がn×fhであるから、1水平ライン当り
の画素信号数はnである。この場合、図3に示すよう
に、輝度信号Yの画素信号の重心(この場合、一般に
は、画素信号の期間の中心時点)にクロック出力部16
からの動作クロックDのタイミングが一致している。こ
れに対し、信号処理装置4の動作クロックEの周波数を
水平走査周波数のm倍(但し、mは任意の正整数)とす
ると、信号処理装置4で取り扱う輝度信号Y’では、1
水平ライン当りの画素数がmとなる。
【0023】ここで、m=nとすると、動作クロックD
と動作クロックEとは周波数が等しいが、位相は必ずし
も一致しているとは限らない。このような場合、輝度信
号生成部10からの輝度信号Yをそのまま信号処理装置
4に供給したのでは、この輝度信号Yが動作クロックE
のタイミングで処理されるから、動作クロックEが輝度
信号Yの隣合う画素信号の境目にタイミングが一致して
いるような場合、動作クロックEによる処理のタイミン
グがこれら隣合う画素信号のいずれになるのか不確定で
ある。このような場合、例えば画像の輪郭部では、各水
平ライン毎に処理タイミングが隣合う画素信号間で一定
せず、輪郭が、ある水平ラインでは1画素分右に移動し
たり、他の水平ラインでは1画素分左に移動したりす
る。しかも、このようなことがフィールド毎に異なるこ
とになり、このように処理された輝度信号による再生画
像では、輪郭が水平方向に揺らぐことになる。これがジ
ッターである。
【0024】これを防止するためにジッター防止部12
が設けられており、メモリなどからなるその補間回路1
3により、動作クロックDを書込みクロックとして輝度
信号が書き込まれ、信号処理装置4の動作クロックEを
読出しクロックとして読み出される。この読み出された
映像信号Y’は、図3に示すように、夫々の画素信号の
重心(この場合、一般には、各画素信号の期間の中心の
時点)が動作クロックEのタイミングに一致している。
【0025】以上はm=nの場合であったが、m≠nの
場合には、1水平ライン当りn個の画素信号の輝度信号
Yを1水平ライン当りm個の画素信号の輝度信号Y’に
変換する処理も補間回路13で行なわれる。図3はn>
mの場合を示しており、このような場合には、図示する
ように、所定の2つの画素信号の平均の画素信号を求め
て1水平ライン当りの画素信号の個数を低減したり、あ
るいは、各水平ラインにおいて、疎らに画素信号を間引
いたりする方法がある。いずれにしても、各水平ライン
でライン全体にわたって処理して画素信号数を少なくす
るようにし、画像の左右端部のみが除かれてしまうよう
な処理とならないようにすることが好ましい。
【0026】逆に、n<mの場合には、同様にして、画
素信号を水平ライン全体にわたって疎らに付加されるよ
うに処理すればよい。
【0027】以上のような画素信号数を増減する場合で
も、ジッター防止部12から得られる輝度信号Y’につ
いて、その各画素信号の重心が信号処理装置4の動作ク
ロックEのタイミングに一致するようにする。以上のこ
とは、色差信号についても同様である。
【0028】この実施例においては、パソコンやディス
プレイ装置,メモリ装置などの各種信号処理装置4に、
夫々カメラ信号処理部3を一体に設けてディジタル信号
処理装置2としておくことにより、1台のカメラヘッド
部1を夫々のディジタル信号処理装置2に共通に用いる
ことができるし、また、夫々のディジタル信号処理装置
2は、同期周波数が異なる、あるいは水平ライン当りの
画素信号数が異なる複数種のカメラヘッド部1に対して
共通に使用可能である。
【0029】なお、このようにディジタル信号処理装置
2を複数種のカメラヘッド部1に使用することができる
ようにするに際しては、これらのカメラヘッド部1毎に
水平ライン当りの画素信号数が異なる場合、例えば水平
ライン当りに間引く画素信号数が異なるから、ディジタ
ル信号処理装置2に接続されるカメラヘッド部1の種類
毎に、ジッター防止部12の処理を変えなければならな
い。このためには、例えばカメラヘッド部1の種類毎に
水平ライン当りの画素信号数を変換する処理回路を設
け、これを接続されるカメラヘッド部1毎に切り替えれ
ばよいし、また、どのような水平ライン当りの画素信号
数のカメラヘッド部1が接続されたかは、例えば、カメ
ラヘッド部1毎にその種類を示す情報を設けておき、こ
れをディジタル信号処理装置2が検出するようにした
り、あるいはまた、クロック出力部16からの動作クロ
ックDと信号処理装置4の動作クロックEとの周波数を
比較したりして検知することができる。
【0030】以上のようにして、この実施例では、カメ
ラヘッド部1とディジタル信号処理装置2中のカメラ信
号処理部3の動作クロックの周波数とは、信号処理装置
4の水平走査周波数fhのn倍になり、信号処理装置4
の水平走査周波数fhと同一の水平走査周波数の映像信
号をカメラ信号処理部3から出力することができる。
【0031】また、カメラヘッド部1と信号処理装置4
は、水平,垂直同期がとれているので、同期が乱れるこ
となくカメラヘッド部1を信号処理装置4に接続するこ
とができる。
【0032】さらに、カメラヘッド部1とディジタル信
号処理装置2とを画素信号の点順次のアナログ信号を伝
送する信号伝達部5で接続しており、多くのケーブル数
を必要とするディジタル伝送を行なっていないので、ま
た、ディジタル伝送を行なうカメラ信号処理部3と信号
処理装置4との間では、これらが同一筐体に収納されて
ケーブルによる伝送を行なう必要がないため、少ないケ
−ブル数で映像信号を信号処理装置4に供給することが
できる。
【0033】さらに、カメラヘッド部1とディジタル信
号処理装置2は物理的に離れているため、撮影範囲に自
由度があり、システム全体を移動させることなく撮影角
度を換えたり、被写体を変更したりすることができ、撮
影が非常にしやすくなる。
【0034】さらに、信号処理装置4と水平走査周波数
が同じで水平ライン当りの画素数の異なるカメラヘッド
1でも、ジッター防止部12で水平ライン当りの画素数
を変えることができるから、信号処理装置4に映像信号
を不具合なく供給することができる。
【0035】図4は本発明による撮像装置の他の実施例
を示すブロック図であって、19は位相検出部、20は
VCO、21は固定発振部であり、図1に対応する部分
には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0036】図1に示した実施例は、カメラヘッド部1
の同期周波数に信号処理装置4の同期周波数を一致させ
るものであったが、図4に示すこの実施例は、これとは
逆に、信号処理装置4の同期周波数にカメラヘッド部1
の同期周波数を一致させるものである。
【0037】図4において、信号処理装置4に固定発振
部21が設けられており、この固定発振部21によって
水平走査周波数fhの水平同期信号HS’が発生され
る。この水平同期信号HS’が信号処理装置4の水平同
期信号である。このため、図1に示した位相検出部17
やVCO18は設けられていない。この水平同期信号H
S’は信号伝達部5を介してカメラヘッド部1に供給さ
れる。
【0038】一方、カメラヘッド部1では、図1での固
定発振部8の代わりに、位相検出部19とVCO20と
が設けられており、信号伝達部5を介して供給された水
平同期信号HS’は位相検出部19に供給される。駆動
パルス出力部7はVCO20の出力から水平同期信号H
Sと垂直同期信号VSとこの水平同期信号の周波数の整
数n倍の周波数の動作クロックとを生成しており、位相
検出部19では、この水平同期信号HSと信号処理装置
4からの水平同期信号HS’との位相誤差が検出され
る。VCO20は発振周波数が広い範囲にわたって可変
であって、この位相誤差がなくなるように、位相検出部
19の検出出力によって発振周波数や位相が制御され
る。
【0039】このようにして、駆動パルス出力部7から
出力される水平同期信号HSの周波数は信号処理装置4
の水平同期信号HS’の周波数fhに等しくなり、ま
た、駆動パルス出力部7から出力される動作クロックの
周波数も、この水平走査周波数fhのn倍となる。
【0040】以上の動作以外の動作は図1に示した実施
例と同様である。
【0041】このようにして、この実施例では、カメラ
ヘッド部1を信号処理装置4に同期して動作させること
ができる。従って、信号処理装置4に異なる種類のカメ
ラヘッド部1を接続しても、このカメラヘッド部1はこ
の信号処理装置4に同期して動作させることができる
し、また、カメラヘッド部1を異なる周波数で動作する
信号処理装置4に接続しても、このカメラヘッド部1は
その接続される信号処理装置4に同期して動作すること
になる。
【0042】また、これ以外についても、図1に示した
実施例と同様の効果が得られる。
【0043】図5は本発明による撮像装置のさらに他の
実施例を示すブロック図であって、22は同期信号挿入
部、23は水平垂直同期信号抽出部、24は画素同期信
号抽出部、25は比較部、26は可変遅延回路であり、
図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明
を省略する。
【0044】同図において、カメラヘッド部1におい
て、駆動パルス出力部7は、図1におけるカメラヘッド
部1と同様に、固定発振部8の出力から垂直同期信号V
Sと水平走査周波数fhの水平同期信号HSと周波数が
n×fhの動作クロックを生成するが、さらに、水平走
査周期で間欠的に画素同期信号PSも生成する。この画
素同期信号PSは周波数が動作クロックに等しいn×f
hであって、かつこの動作クロックに位相同期してい
る。
【0045】これら垂直同期信号VSと水平同期信号H
Sと画素同期信号PSは同期信号挿入部22に供給さ
れ、そこで撮像素子6の出力信号に付加される。これら
同期信号が付加された同期信号挿入部22の出力信号
A’が、信号伝達部5を介してディジタル信号処理装置
2のカメラ信号処理部3に供給される。
【0046】図6(a)はこの同期信号挿入部22の出
力信号A’の一具体例を示すものであって、図示するよ
うに、垂直同期信号VSは1フィールド毎に、水平同期
信号HSは1水平ライン毎に夫々挿入される。ここで
は、垂直同期信号VSは水平同期信号HSに比べて振
幅,時間幅が大きいものとしている。しかし、勿論、垂
直同期信号VSの振幅,時間幅のいずれか一方のみを水
平同期信号HSに比べて大きくするようにしてもよい。
要するに、これら垂直,水平同期信号が別々に信号A’
から分離できるようにすればよい。
【0047】また、画素同期信号PSは、1水平ライン
毎に、垂直同期信号VSや水平同期信号HSの直後に挿
入され、その挿入位置はブランキング期間内である。そ
して、この画素同期信号PSは、例えばカラーバースト
信号のように、複数のサイクル数の正弦波またはパルス
からなり、その周波数は信号A’における画素信号の周
波数n×fhに等しく、位相も同期している。
【0048】図6(b)は同期信号挿入部22の出力信
号A’の他の具体例を示す波形図であって、かかる例
は、画素同期信号PSを水平,垂直同期信号にも兼用す
るものである。即ち、画素同期信号PSは1水平ライン
毎に挿入されるが、この挿入される画素同期信号PSの
サイクル数を異ならせることにより、あるサイクル数の
ときには水平同期信号HSでもあるようにし、他のサイ
クル数のときには垂直同期信号でもあるようにする。図
6(b)の場合には、1フィールド毎に画素同期信号P
Sのサイクル数を多くして垂直同期信号VSとしても使
用するようにし、1水平ライン毎に画素同期信号PSの
サイクル数を小さくしてこれを水平同期信号HSとして
も使用するようにしている。この場合、かかる画素信号
PSを信号A’から分離できるようにするために、画素
同期信号PSを信号A’のブランキングレベルを中心に
極性が交互に変化する正弦波信号とする。
【0049】なお、画素同期信号PSを水平,垂直同期
信号にも兼用する場合、図6(b)のような場合に限ら
ず、例えば水平,垂直同期信号に応じて画素同期信号P
Sの振幅を異ならせるなどの他の方法を用いてもよいこ
とは言うまでもない。
【0050】図5に戻って、カメラ信号処理部3におい
ては、信号伝達部5を介して供給された図6に示すよう
なカメラヘッド部1の出力信号A’は水平垂直同期信号
抽出回路23に供給され、垂直同期信号VSと水平同期
信号HSとが抽出される。そして、図1に示した実施例
と同様に、この垂直同期信号VSは信号処理装置4をリ
セットするのに用いられ、また、水平同期信号HSは、
位相検出部17に供給されて信号処理装置4での周波数
fhの水平同期信号HS’を形成するのに用いられる
し、位相検出部14に供給されてクロック出力部16か
ら周波数n×fhの動作クロックDを生成するのに使用
される。
【0051】なお、図6(b)に示したように画素同期
信号PSを挿入されている場合には、信号A’のブラン
キングレベルよりも低いレベルでクリップすることによ
り、画素同期信号PSを抽出することができ、これをエ
ンベロープ検波することによって垂直同期信号部分と水
平同期信号部分とで時間幅が異なるパルスが得られる。
この時間幅の違いを検出することにより、垂直同期信号
VSと水平同期信号HSとを得ることができる。勿論、
信号A’に挿入されている画素同期信号PSの振幅が垂
直同期信号部分と水平同期信号部分とで異なる場合に
は、同様にして、エンベロープ検波して得られるパルス
の振幅の違いを検出することにより、垂直同期信号VS
と水平同期信号HSとを得ることができる。
【0052】信号伝達部5を介して供給された信号A’
は、また、画素同期信号抽出部24に供給され、画素同
期信号PSが抽出される。ここで、図6(b)に示した
ように画素同期信号PSが信号A’に挿入されていると
きには、上記のようにクリップすることにより、画素同
期信号PSを抽出することができる。また、図6(a)
に示したように画素同期信号PSが信号A’に挿入され
ているときには、水平垂直同期信号抽出回路23で抽出
された垂直同期信号VSと水平同期信号HSからゲート
信号を形成し、これでもって信号A’から画素同期信号
PSを抽出するようにすればよい。
【0053】画素同期信号抽出部24で抽出された画素
同期信号PSは比較部25に供給され、クロック出力部
16からの動作クロックDとの位相誤差が検出される。
また、この動作クロックDは可変遅延回路26で遅延さ
れるが、この可変遅延回路26は、この検出された位相
誤差がなくなるように、比較部25の検出出力に応じて
遅延量が制御される。これにより、可変遅延回路26か
らは、周波数がn×fhで、かつ画素同期信号抽出部2
4で抽出された画素同期信号PSにタイミングが一致し
た、従って、信号A’における順次の画素信号の重心に
タイミングが一致した動作クロックD’が得られる。
【0054】この動作クロックD’が、サンプリングパ
ルスとしてA/D変換部9に、タイミングパルスとして
輝度信号生成部10と色差信号生成部11に、書込みク
ロックとしてジッター防止部12に夫々供給され、信号
A’に対して図1に示した実施例と同様の処理が行なわ
れる。
【0055】以上のように、この実施例では、同期信号
が撮像素子6の出力信号に付加されてディジタル信号処
理装置2に伝送されるから、図1に示した実施例に比
べ、信号伝達部5の配線数、即ち、ケーブル数をさらに
低減することができて、カメラヘッド部1と信号処理装
置4との同期もとることができる。
【0056】また、カメラ信号処理部3においては、信
号A’に付加されている画素同期信号PSにタイミング
が一致した動作クロックD’を得、これを用いて動作す
るものであるから、この動作クロックD’は伝送されて
きた信号A’での画素信号の重心にタイミングが精度良
く一致することになり、信号伝達部5の遅延による影響
を受けることなく、正確な処理を行なうことができる。
【0057】図7は本発明による撮像装置のさらに他の
実施例を示すブロック図であって、27はCDS/AG
C回路、28はAGC検波回路であり、図1に対応する
部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0058】同図において、この実施例は、図1に示し
た実施例にCDS/AGC回路27とAGC検波回路2
8を付加したものである。
【0059】即ち、撮像素子6の出力信号はCDS/A
GC回路102に供給され、撮像素子6での読出し画素
の切替え時に発生するノイズが除去されるとともに、A
GC検波回路120からのAGC制御信号によって一定
レベルの信号とされる。このCDS/AGC回路102
の出力信号が、カメラヘッド部1の出力信号Aとしてデ
ィジタル信号処理装置2に供給される。また、このCD
S/AGC回路102の出力信号はAGC検波回路12
0にも供給され、この信号Aのレベル変動に応じたAG
C制御信号が生成される。このAGC制御信号に応じて
CDS/AGC回路102のゲインが制御され、撮像素
子6の出力信号のレベル変動が除かれる。
【0060】このようにして、この実施例では、図1に
示した実施例と同様の効果が得られるとともに、さら
に、ノイズが除去されたレベル変動のない安定した映像
信号が得られるという効果も奏することになる。
【0061】なお、図1に示した実施例以外の実施例で
も、この実施例のようにCDS/AGC機能を追加する
ことができることはいうまでもない。
【0062】図8は本発明による撮像装置のさらに他の
実施例を示すブロック図であって、29はカメラ信号処
理装置、30はVCO、31は周波数設定部、32は入
力端子であり、前出図面に対応する部分には同一符号を
付けて重複する説明を省略する。
【0063】同図において、先の実施例でのカメラヘッ
ド部1とカメラ信号処理部3とが一体となってカメラ信
号処理装置29とし、これに信号処理装置4を接続する
ようにしている。カメラ信号処理装置29は1つの筐体
に収納され、これにケーブルなどの信号伝達部によって
信号処理装置4が接続,取外し可能としている。
【0064】ここで、カメラ信号処理装置29は、先の
実施例とは異なり、同期信号を用いず、駆動パルス出力
部7が動作クロックのみを発生するようにして、この動
作クロックでのみ動作する。そして、この動作クロック
を信号処理装置4から制御することにより、カメラ信号
処理装置29と信号処理装置4とが同期するようにして
いる。
【0065】以下、この実施例の動作を説明する。
【0066】カメラ信号処理装置29において、接続さ
れた信号処理装置4から垂直同期信号VS’がリセット
パルスとして供給される。駆動パルス出力部7は、この
垂直同期信号VS’によってリセットされ、VCO30
の出力を分周して動作クロックFを生成する。この動作
クロックFは周波数設定部31に供給される。この周波
数設定部31では、信号処理装置4から水平同期信号H
S’も供給されるとともに、入力端子32から正整数値
nが設定され、これによって動作クロックFがn分周さ
れて水平同期信号HS’との位相誤差が検出される。そ
して、この周波数設定部31は、この位相誤差がなくな
るように、VCO30の発振周波数,位相を制御する。
これにより、駆動パルス出力部7から出力される動作ク
ロックFの周波数が信号処理装置4の水平同期信号H
S’の周波数のn倍、即ち、n×fhとなる。
【0067】撮像素子6はこの動作クロックFで動作
し、周波数n×fhで画素信号が点順次に配列されたア
ナログ信号を出力する。動作クロックのタイミングはこ
の画素信号夫々の重心と一致している。このアナログ信
号は、図7に示した実施例と同様に、CDS/AGC回
路27で処理された後、A/D変換部9に供給され、駆
動パルス発生部7からの動作クロックFをサンプリング
パルスとしてディジタル信号に変換される。このディジ
タル信号は輝度信号生成部10と色度信号生成部11と
に供給され、動作クロックFをタイミングパルスとして
処理されてディジタル輝度信号とディジタル色度信号と
が生成される。これらディジタル輝度信号とディジタル
色度信号とは、動作クロックFを書込みクロックとし、
信号処理装置4の動作クロックEを読出しクロックとし
て、ジッター防止部12で先の実施例と同様に処理さ
れ、水平走査周波数fhの信号処理装置4で取扱い可能
な映像信号に変換されてこの信号処理装置4に供給され
る。
【0068】このようにして、この実施例においても、
カメラ信号処理装置29を信号処理装置4に同期して動
作させることができる。
【0069】ここで、入力端子32から指定されるnの
値は任意の正整数でよく、従って、カメラ信号処理装置
29の動作クロックFの周波数は任意に設定できるし、
また、この周波数の微調節もできる。このため、信号処
理装置4の水平走査周波数fhがどのような周波数でも
よく、従って、信号処理装置4としても特に制限が加わ
るようなものではない。言い換えると、水平走査周波数
がどのような信号処理装置4をカメラ信号処理装置29
に接続しても、カメラ信号処理装置29はその接続され
た信号処理装置4が処理できる映像信号を生成すること
ができる。
【0070】また、信号処理装置4の処理結果のアスペ
クト比が正しくなるように、整数nを入力男子32から
指定することにより、カメラ信号処理装置109はアス
ペクト比が正しい映像信号を出力することができる。
【0071】なお、かかる整数nは、入力端子32にパ
ソコンなどを接続することにより、このパソコンなどで
もって指定することができる。特に、信号処理装置4が
パソコンである場合には、この信号処理装置4から整数
nを指定することができる。
【0072】図9は本発明による撮像装置のさらに他の
実施例を示すブロック図であって、33は算出部であ
り、図8に対応する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
【0073】この実施例は、図9に示すように、図8に
示した実施例において、入力端子32から整数nを指定
する代わりに、算出部33を設け、駆動パルス出力部7
から出力される動作クロックFと信号処理装置4の水平
同期信号HS’とから整数nを算出し、この算出された
整数nを周波数設定部31に設定するものである。
【0074】算出部33としては、例えばカウンタなど
によって構成され、信号処理装置4の水平同期信号H
S’毎に初期化されながら、動作クロックFをカウント
し、カウントがなされて次に初期化される直前のカウン
ト値を上記整数nとする。勿論、このカウンタの初期化
やカウント値(即ち、整数n)の読取りのためのタイミ
ングパルスは、信号処理装置4の水平同期信号HS’か
ら形成される。
【0075】そこで、いま、kを任意の正数として、駆
動パルス出力部7から出力される動作クロックFの周波
数をk×fhとすると、算出部33で算出される整数n
は正数kの整数部分である。これを〔k〕と表わすとす
ると、〔k〕≦kである。但し、等号はkが整数の場合
である。この算出された整数〔k〕を周波数設定部31
に設定すると、動作クロックFを〔k〕分周して得られ
る信号F/〔k〕の周波数fは、正数kが整数でないと
き、 f=α×fh 但し、1<α<2 となる。つまり、fh<f<2fhとなる。例えば、k
=100.5とすると(なお、このときの動作クロック
Fの周波数100.5×fhは、撮像素子6側からみる
と、その水平走査周波数の整数倍となっているのであ
る。言い替えると、撮像素子6側の水平走査周波数と信
号処理装置4側の水平走査周波数とが等しくない場合も
あり、ここでは、初期状態として、このような場合を想
定しているのである。)、整数〔k〕は100であり、
これで動作クロックFを分周して得られる信号の周波数
fは、1.005×fhとなる(この場合、上記のαは
1.005である)。
【0076】周波数設定部31は、また、動作クロック
Fを〔k〕分周した周波数α×fhの信号と水平同期信
号HS’との位相誤差を検出し、この位相誤差がなくな
るようにVCO30を制御する。これにより、上記αの
小数点以下の部分(上記の例では、0.05)が吸収さ
れ、動作クロックFの周波数が水平同期信号HS’の周
波数fhの整数倍となる。
【0077】このようにして、この実施例では、カメラ
信号処理装置29の動作クロックFの周波数がどのよう
なものであっても、接続される信号処理装置4の水平走
査周波数fhの整数倍となる。このため、図8に示した
実施例のように整数nを設定することなく、カメラ信号
処理装置29からは、水平走査周波数が信号処理装置4
の水平走査周波数fhに等しく、信号処理装置4が処理
可能な映像信号が得られることになる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
信号処理装置の水平走査周波数の整数倍の周波数でカメ
ラヘッド部やカメラ信号処理装置を動作させることがで
きるし、カメラヘッド部とディジタル信号処理装置を離
した構成とし、その間の伝送信号をアナログ信号とする
ことにより、さらには、カメラヘッド部の出力信号に各
同期信号を挿入することにより、これら間の配線数を少
なくできる。
【0079】また、補間回路を設けて該信号処理装置の
サンプリングパルスで制御するので、ジッターをある範
囲内に納めることができる。
【0080】さらに、信号処理装置に最適なアスペクト
比の映像信号を出力できるし、カメラの撮影アングルも
自由に選べる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撮像装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1における撮像素子の画素配列とそれから得
られる信号の一具体例を模式的に示した図である。
【図3】図1におけるジッター防止回路の動作を説明す
るための図である。
【図4】本発明による撮像装置の他の実施例を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明による撮像装置のさらに他の実施例を示
すブロック図である。
【図6】図5におけるカメラヘッド部の出力信号の具体
例を示す波形図である。
【図7】本発明による撮像装置のさらに他の実施例を示
すブロック図である。
【図8】本発明による撮像装置のさらに他の実施例を示
すブロック図である。
【図9】本発明による撮像装置のさらに他の実施例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラヘッド部 2 ディジタル信号処理装置 3 カメラ信号処理部 4 信号処理装置 5 信号伝達部 6 撮像素子 7 駆動パルス出力部 8 固定発振部 9 A/D変換部 10 輝度信号生成部 11 色差信号生成部 12 ジッタ防止部 13 補間回路 14 位相検出部 15 VCO 16 クロック出力部 17 位相検出部 18 VCO 19 位相検出部 20 VCO 21 固定発振部 22 同期信号挿入部 23 水平垂直同期信号抽出回路 24 画素同期信号抽出部 25 比較部 26 可変遅延回路 27 CDS/AGC回路 28 AGC検波回路 29 カメラ信号処理装置 30 VCO 31 周波数設定部 32 入力端子 33 算出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子と少なくとも該撮像素子を駆動
    するタイミング発生手段が第1の筐体に収納された第1
    の筐体部と、 該撮像素子の出力信号を処理して映像信号を生成するカ
    メラ信号処理回路と該映像信号に処理や加工を施す信号
    処理装置とが該第1の筐体とは物理的に離れた第2の筐
    体に収納された第2の筐体部とが伝送線路で接続されて
    なり、 該伝送線路を介して該第1の筐体部から該第2の筐体部
    に送られる該撮像素子の出力信号を画素信号が点順次に
    配列されてなる信号とすることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記信号処理装置の水平走査周波数の整数倍の周波数で
    前記第1の筐体部を動作させる手段を設けたことを特徴
    とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記撮像素子の出力信号に少なくとも同期信号を付加す
    る手段を前記第1の筐体部に設け、 該同期信号の位相に前記信号処理装置の同期信号の位相
    を一致させる手段を前記第2の筐体部に設けたことを特
    徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記撮像素子の出力信号にその順次の画素信号のタイミ
    ングを示す画素同期信号を付加する手段を前記第1の筐
    体部に設け、 該画素同期信号から前記カメラ信号処理回路の処理タイ
    ミングを決める手段を前記第2の筐体部に設けたことを
    特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 撮像素子と、該撮像素子を駆動するため
    のタイミングパルスを発生する第1の手段と、該撮像素
    子から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換
    する第2の手段と、該ディジタル信号からディジタル映
    像信号を生成する第3の手段と、該ディジタル映像信号
    の出力手段とが同一の筐体に収納されてなり、伝送線路
    を介して該出力手段に該映像信号に処理や加工を施す信
    号処理装置を接続可能とした撮像装置において、 該伝送線路を介して該出力手段に接続された該信号処理
    装置の水平走査周波数の整数倍の任意の周波数に該撮像
    素子の動作クロックを設定する手段を設けたことを特徴
    とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つにおいて、 画像のアスペクト比が最も正しくなるように、前記整数
    倍の周波数を選択したことを特徴とする撮像装置。
JP6178363A 1994-06-27 1994-07-29 撮像装置 Pending JPH0846880A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104364A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Fujifilm Corp カメラシステム及びデジタルカメラ
JP2008005142A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Sony Corp 撮像装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104364A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Fujifilm Corp カメラシステム及びデジタルカメラ
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