JPH0844505A - 印刷装置及びそれを接続する電子機器及びそれらの制御方法 - Google Patents

印刷装置及びそれを接続する電子機器及びそれらの制御方法

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JPH0844505A
JPH0844505A JP6176558A JP17655894A JPH0844505A JP H0844505 A JPH0844505 A JP H0844505A JP 6176558 A JP6176558 A JP 6176558A JP 17655894 A JP17655894 A JP 17655894A JP H0844505 A JPH0844505 A JP H0844505A
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JP
Japan
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printing
printer
recording material
electronic device
level
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Application number
JP6176558A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Numata
靖宏 沼田
Takuyuki Matsuo
卓幸 松尾
Takeshi Otani
剛 大谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが印刷処理を行なう上位装置にいなが
らにして印刷装置の状態の容易に把握できるとようにす
る。 【構成】 ホストコンピュータ1とプリンタ2とはケー
ブル3を介して双方向に通信が行える。双方に電源が投
入されると、それぞれが相手装置との双方向通信が行え
るのかをチェックし、双方通信が行えると判断した場合
には、印刷装置は自身の状態情報をホストコンピュータ
1に送出し、ホストコンピュータ1はその状態情報を表
示装置103に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷装置及びそれを接続
する電子機器及びそれらの制御方法、例えば、印刷装置
とそれに印刷データを出力するホストコンピュータ、及
びそれらの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等上で動作中のアプリケーションにおいて
印刷指示を行うと、その装置上で印刷データを構築し、
それを印刷装置に転送する。
【0003】印刷装置は、送られてきた印刷データ中の
各種コマンドを解析し、それに基づくビットマップイメ
ージを発生し、それに基づいて記録媒体上に画像を記録
し、出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、プリンタ装置
側の状態は、プリンタの操作パネル等に表示しているの
で、ホストコンピュータ上で作業している操作者は知る
ことができない。そこで、プリンタの置かれた場所に行
くことになるが、作業の効率化という点で問題である。
【0005】また、仮にプリンタがホストコンピュータ
の近くあっても、元来、その表示部はLEDか、せいぜ
い数文字を表示できるLCD等で構成されているもので
ある。LEDの場合には、限られた状態しか報知でき
ず、LCDの場合にはエラーコード等を表示するのがせ
いぜいであり、ユーザにとってはわかりにくい。
【0006】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】本発明はかかる課題に鑑みなされたものであ
り、ユーザは印刷処理を行なう上位装置にいながらにし
て印刷装置の状態の容易に把握するを可能ならしめる印
刷装置及びそれを接続する電子機器及びそれらの制御方
法を提供しようとするものである。
【0007】この課題を解決するため、例えば本発明の
印刷装置は以下の構成を備える。すなわち、上位装置か
らの印刷データを受信し、当該印刷データに対応する画
像を所定の記録媒体上に形成し、出力する印刷装置にお
いて、前記上位装置との情報の送信及び受信を行うイン
ターフェース手段と、前記インターフェース手段を介し
て、自身の状態情報を所定のタイミングで前記上位装置
に出力する出力手段とを備える。
【0008】また、本発明の実施態様に従えば、更に、
上位装置と双方向通信が行えるか否かを判別する判別手
段と、該判別手段によって双方向通信が行えることが判
別された場合に、前記出力手段を動作可能状態にする制
御手段とを備えることが望ましい。これによって、双方
向の通信が行えないと判断された場合には、従来の印刷
装置と同様に動作するので、既存の資源を活用すること
が可能になる。
【0009】また、前記判別手段は、装置自身の電源投
入による初期段階、或いは、上位装置から所定のコマン
ドデータが送られてきた場合に付勢されることが望まし
い。これによって、上位装置の電源投入と、印刷装置自
身への電源投入の順序に係わりなく双方向通信のチェッ
クが行われる。
【0010】また、更に、自身のプリンタの特性を示す
シンボル情報を記憶保持する記憶保持手段と、前記判別
手段で上位装置と双方向通信が行えると判別した場合、
前記シンボル情報を上位装置に送出する手段とを備える
ことが望ましい。これによって、上位装置が受信したシ
ンボル情報を表示する機能を備えていれば、遠隔にいな
がらにしてどのようなプリンタが接続されているのかを
知ることが可能になる。
【0011】また、前記状態情報には、印刷で消費され
る記録材の残量情報が含まれることが望ましい。これに
よって、記録材の交換時期を判定することが可能にな
る。
【0012】また、発明である電子機器は以下の構成を
備えることで上記目的を達成する。すなわち、下位に接
続された印刷装置に印刷データを送出する電子機器にお
いて、前記印刷装置との情報の送信及び受信を行うイン
ターフェース手段と、前記インターフェース手段を介し
て、印刷装置の状態情報を所定のタイミングで受信する
受信手段と、受信した状態情報に基づいて外部に報知す
る報知手段とを備える。
【0013】本発明の好適な実施態様によれば、前記報
知手段は表示手段であることが望ましい。これによっ
て、視覚的に下位の印刷装置の状態を知ることが可能に
なる。
【0014】また、更に、下位装置と双方向通信が行え
るか否かを判別する判別手段と、該判別手段によって双
方向通信が行えることが判別された場合に、前記受信手
段を動作可能状態にする制御手段とを備えることが望ま
しい。これによって、片方向通信のこれまでの印刷装置
を接続した場合であっても、無駄な動作を行わないよう
になる。
【0015】また、前記判別手段は、装置自身の電源投
入による初期段階、或いは、下位装置から所定のコマン
ドデータが送られてきた場合に付勢されることが望まし
い。これによって、下位装置の電源投入と、自身への電
源投入の順序に係わりなく双方向通信のチェックが行わ
れる。
【0016】また、更に、前記下位装置からイメージデ
ータが送出されてきた場合、当該イメージデータに基づ
く像を表示するイメージ表示手段を備えることが望まし
い。これによって、下位装置からの像を可視表示するこ
とが可能になる。
【0017】また、前記状態情報には、印刷で消費され
る記録材の残量情報が含まれることが望ましい。これに
よって、下位装置の記録材の交換時期をいながらにして
知ることが可能になる。
【0018】また、更に、印刷データを下位装置に出力
する際、当該印刷データに基づく印刷処理で消費される
記録材の量を予測する予測手段と、予測された記録材の
消費量が、前記下位の印刷装置が備える記録材の残量と
比較する比較手段と、該比較手段によって、予測された
記録材の消費量が、下位装置が備える記録材の残量より
多い場合、印刷設定を修正する修正手段とを備えること
が望ましい。これによって、印刷中における記録材無し
状態の異常印刷を未然に防ぐことが可能になる。
【0019】また、前記修正手段は、記録枚数の変更、
記録材の消費を抑えたモードへの移行を行うか否かの選
択が含まれるが望ましい。これによって、既存の記録材
を使用しながらも、記録材無しによる未記録部分の発生
を阻止することが可能になる。
【0020】また、更に、下位の印刷装置はカラー印刷
装置である場合、前記修正手段には、使用するインクの
割り当てを変更する手段が含まれることが望ましい。こ
れによって、少なくとも色味が変更されるものの、指定
した品位の画像を印刷させることが可能になる。
【0021】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
【0022】<装置構成の説明>図1に実施例における
データ発生源であるホストコンピュータと、プリンタと
のブロック構成とその接続関係を示す。
【0023】図中、1はホストコンピュータ、2はプリ
ンタであり、3はホストとプリンタの通信線(ケーブ
ル)である。
【0024】ホストコンピュータ1は主として以下のユ
ニットから構成される。
【0025】100は装置全体の制御を司るCPU、1
01ブートプログラム及びフォントデータ等を記憶して
いるROMである。102はOS(オペレーティングシ
ステム)やアプリケーションプログラムをロードした
り、ワークエリアとして使用されるRAMである。10
3は各種情報を表示する表示装置であり、104はキー
ボードやマウス等で知られるポインティングデバイスで
構成される入力装置である。105はハードディスク装
置やフロッピーディスク装置等の外部記憶装置であっ
て、上記OS、アプリケーションや各種データが記憶さ
れている。106はプリンタ2とのデータ授受(双方
向)を行うためのインターフェース(プリンタI/F)
であり、例えばSCSI等である。
【0026】また、プリンタは以下のユニットから構成
されている。
【0027】200はプリンタ全体の制御を司り、処理
部として機能するCPUであり、201はCPU1の動
作処理手順(後述する図3のフローチャートに基づくプ
ログラム等)及びフォントデータを記憶しているROM
である。202は受信バッファ、1ページ分のビットマ
ップイメージを展開可能なフレームバッファ、更にはC
PU200のワークエリアとして機能するRAMであ
る。203は各種メッセージを表示するLCD表示部、
及び、プリンタ2に各種機能を設定するためのキースイ
ッチ群で構成される操作パネルである。204は実際に
印刷処理を行うプリンタエンジンであり、205はホス
トコンピュータ1からの印刷データの受信、及びホスト
コンピュータ1への各種情報の送出を行うためのインタ
ーフェースである(ホストI/F)。
【0028】<動作説明>以上の構成において、実施例
においては、プリンタ2側では自身の状態情報を操作パ
ネル203に簡単なメッセージやIDを表示することに
なるが、同時に、その状態情報を所定形式のデータにし
てホストコンピュータ1にホストI/F205を介して
送出する。ホストコンピュータ1では、プリンタI/F
106をよりかかるデータを受信した場合には、それを
視覚的に、且つ容易に理解できる形式で表示装置103
に表示する。
【0029】図2はホストとプリンタとの通信制御の概
要手順を示している。
【0030】先ず、本実施例では電源オン時とすると、
プリンタ或いはホストコンピュータのイニシャル処理後
に、互いにホストとプリンタ間の双方向通信が可能かど
うかをチェックする(ステップS1)。
【0031】ステップS2で可能であればステップS4
へ、不可能であればステップS3へ進む。ステップS4
では、プリンタの機器情報をプリンタからホストへ送
る。どのような情報かは後で述べる。ステップS5では
プリンタの状態データをホストへ送る。ステップS6で
はホストはプリンタのデータをディスプレイに表示す
る。
【0032】以降、ステップS5へ戻りループを繰り返
す。このループはホストやプリンタの動作の合間に行わ
れるものであり、プリンタやホストの本来行なうべき処
理を妨げないものである。例えば、双方が相手に対し
て、適当なコマンドデータを送出した場合、或いは、両
方とも定期的に割り込み信号を発生するようにし、その
割り込み処理内で行う等である。
【0033】ここで、実施例におけるプリンタ側の具体
的な動作を図3のフローチャートに従って説明する。
尚、同図のフローチャートに対応するプログラムは、R
OM201に格納されているものであり、電源投入時の
初期段階、及び、ホストコンピュータから所定のコマン
ド(双方向通信チェックコマンド)を受信した場合に読
出される(コール)ものである。ホストコンピュータか
ら所定のコマンドを受信した場合にも本処理を行う理由
は、例えばプリンタに電源が既に投入された後に、ホス
トコンピュータに電源が投入される場合に対処するため
である。
【0034】さて、ステップS11では、ホストコンピ
ュータとプリンタ自身が互いにデータのやり取りができ
るかどうかをチェックする。
【0035】処理はステップS12に進んで、ステップ
S11の結果に基づき、互いに送受信が行えるか否かを
判断する。送受信できないケースは、ホストコンピュー
タにプリンタからのデータ受信機能が備えられていない
場合と、ホストコンピュータに電源が投入されていない
場合の2通り考えられる。この場合には、本処理を終了
する。
【0036】また、送受信できると判断した場合には、
ステップS13に進んで、プリンタ側のCPU200は
ROM201に格納されている自身の装置のイメージ情
報読出し、ステップS14でそれを所定形式のデータに
してホストI/F205を介してホストコンピュータ1
に送出する。
【0037】イメージ情報としては、例えば図4(a)
〜(c)のようになものであり、一見してプリンタの構
造がわかるようなものである。換言すれば、プリンタ2
内のROM201には、自身の構造を特徴付けるイメー
ジが予め記憶されているものである。図示には、記録紙
の搬送経路がわかるようにしている。
【0038】従って、もしホストコンピュータ1にA型
のプリンタが接続されていれば同図(a)の画像データ
をプリンタの情報の1つとしてホストへ送られる。ま
た、プリンタがB型なら同図(b)の画像データが、プ
リンタがC型なら同図(c)の画像データがホストへ送
られることになる。尚、表示する画像データの大きさで
あるが、これはホストコンピュータの表示画面に対して
十分小さいサイズであり、一般にアイコンと呼ばれるシ
ンボル程度であることが望ましい。理由は、ホストコン
ピュータの表示画面に表示された作業ウインドウ(アプ
リケーションウインドウ)の邪魔にならないからであ
る。
【0039】さて、ステップS15に処理が進むと、そ
の時点でのプリンタの状態を検出する。
【0040】プリンタの状態としては、例えば、プリン
タ2がインクジェットプリンタであれば、インクの残量
の割合、記録紙の有無、記録紙が搭載されていればその
サイズ、記録紙が内部に詰まっているかどうか(所謂ジ
ャム状態であるかどうか)等である。また、プリンタ2
がレーザビームプリンタであれば、上記のインクの残量
の割合の代わりにトナーの残量の割合となり、その他は
同じである。
【0041】こうしてプリンタの状態の検出がなされる
と、処理はステップS16に進んでその検出された内容
を所定の形式のデータに変換し、ホストコンピュータに
送出する。
【0042】ここで、例えば、プリンタ2がインクジェ
ットプリンタである場合、検出された状態情報からイン
ク残量が検出されるから、それに従って残量の割合(パ
ーセント)を算出し、それに従ってグラフのイメージを
作成する。そして、作成されたグラフイメージを所定形
式のデータにしてホストコンピュータに送出する。
【0043】これによって、ホストコンピュータ1の表
示装置103には、図5(a)のような像が表示され
る。尚、この像も先のプリンタの構造を示す画像と同様
に、アイコン形式で表示されることが望ましい。
【0044】また、この画像は常時表示する必要はな
く、ホストコンピュータとプリンタの双方向通信チェッ
クが完了した場合に所定時間だけ表示することが望まし
い。
【0045】尚、プリンタ2がフルカラーインクジェッ
トプリンタである場合、インクの種類はBk(ブラッ
ク)、C(シアン)、M(マゼンタ)及びY(イエロ
ー)の計4種類あるので、それぞれのインク残量を示す
情報(イメージ)を送ることになる。この結果は、例え
ば図5(b)に示す画像が表示される。尚、記録材(ト
ナー、インク等)の残量の検出自身は、公知であるので
その説明は省略する。また、印刷装置側でイメージを作
成するのではなく、ホストコンピュータ側で受信したイ
ンク残量の割合情報に基づいて表示イメージを作成して
も良い。
【0046】次に、ホストコンピュータ1の処理内容の
一部を図6のフローチャートに従って説明する。尚、本
フローチャートに対応するプログラムは、外部記憶装置
105に記憶されており、ROM101内に格納されて
いるブートプログラムによってOSが立ちあがった際
に、実行される。また、ホストコンピュータに電源が投
入された後に(本プログラムが実行された後に)、プリ
ンタに電源が投入された場合に対処するため、プリンタ
側から所定のコマンドを受信した再にも本プログラムが
実行される。
【0047】先ず、ステップS21でプリンタと双方向
通信が行えるかチェックする。そして、ステップS22
で、このチェック結果に基づいて、プリンタと双方向に
データのやり取りが可能かどうかを判断する。プリンタ
と双方向にデータのやり取りが行えないケースは、プリ
ンタ自身に双方向データ通信機能が備えられていない場
合と、プリンタに電源が投入されていない場合の2通り
考えられる。
【0048】いずれにしても、双方向通信が行えないと
判断した場合には、本処理を終了する。
【0049】さて、双方向通信が行えると判断した場合
には、ステップS23に進んで、プリンタの機器情報を
受信し、ステップS24でその中に含まれるプリンタイ
メージを表示装置103上にアイコンとして表示させ
る。
【0050】次に、ステップS25に進んで、プリンタ
状態情報を受信し、ステップS26で受信したプリンタ
状態情報に従った画像(アイコン程度大きさ)を表示装
置103に表示する。
【0051】以上の結果、例えば先に示した図4(a)
〜(c)のいずれか1つ、図5(a),(b)のいずれ
か1つがホストコンピュータ1の表示装置の画面に表示
されることになる。
【0052】尚、上記例では、プリンタの種別を認識す
る情報(以下、プリンタアイコンという)とその状態を
示す情報(イメージ)の両方を印刷した。しかし、後者
はホストコンピュータの電源投入時にはともかく、常時
表示させておく必要はない。つまり、適宜、状態を確認
したい場合に表示させることが望ましい。
【0053】状態確認を行うときだけ表示させるために
は、例えば、表示中のプリンタアイコンをマウス等で指
定(クリック操作)した場合に実行させれば良い。そし
て、所定の操作をした場合、あるいは適当な時間が経過
した場合に、状態情報の表示を止める。
【0054】このためには、例えば、図3におけるステ
ップS15、16の処理を行えば良いので、このステッ
プS15、16を1つのサブルーチンとしてコールすれ
ば良いであろう。従って、その詳述は省略する。
【0055】次に、実施例におけるホストコンピュータ
1のプリントデータ出力処理を説明する。尚、以下に説
明する処理は、ホストコンピュータ1とプリンタ2とが
双方向通信が行えることが判明した場合であって、尚且
つ、プリンタ2がフルカラーインクジェットプリンタで
ある例である。
【0056】実施例におけるホストコンピュータ1が、
動作中のアプリケーションから印刷指示を受けると、そ
の依頼を受けたデータに基づいて、各色成分の消費量を
予測する(予測方法は後述する)。
【0057】そして、その時点におけるプリンタのイン
ク残量が、予測されたインク使用量よりも多い場合に
は、指定された設定内容で印刷処理を行う。また、予測
されたインク使用量の方が多いと判断した場合には、設
定内容の変更を行うための画面(ウインドウ)を表示す
る。例えば図7に示すようなウインドウである。
【0058】図7には、プリンタのその時点におけるイ
ンク量と、これから印刷する文書で消費されるであろう
インク量とを各色成分毎に対比して示している。図示の
棒グラフにおける各色成分の左側が現在のインク量を、
予測された消費量を示している。
【0059】図示の如く、BK(ブラック)、M(マゼ
ンタ)、Y(イエロー)については、 消費量<インク量 という関係になるので問題はないが、C(シアン)につ
いては 消費量>インク量 という関係にあるので、このままでは完全な色を再現す
ることができないことがわかる。
【0060】尚、図示において、“用紙サイズ”、“記
録枚数”はアプリケーションが印刷指示した情報であ
る。
【0061】ここで、記録枚数を例えば“10”から
“5”にした場合には、図8に示すようになり、正常な
印刷が行なわせることになる。
【0062】また、場合によっては、色味を修正して印
刷を行なわせることも可能である。この場合には、図7
における“修正”をマウス等で選択する。
【0063】図7の場合、C成分のインク量が足らなく
可能性が高いわけであるから、C成分のインクを使用す
る色(アプリケーションが指定した色)を、残りのM,
Y,Kの組み合わせで実現させるために、色変換(色味
変換)指定を行う。この結果は、棒グラフにそのまま繁
栄される。このとき、既に各色成分のドット数が判明し
ているから、計算は瞬時である。また、“修正”を選択
すると、色味の変更意外に間引き処理するかどうかも設
定できる。間引き処理とは、連続する有意なドットが存
在するとき、1ドット置きにインク滴を吐出させる処理
である。
【0064】こうして、各インクの予測使用量がインク
残量以下になるのを確認して、“決定”を選択すると、
直前の修正操作による内容で確定する。この後は、確定
した設定内容で印刷処理に開始される。ここで、色味変
換後であれば、その指定色コマンドを書き換えられた印
刷データを送出する。尚、場合によっては、色味変換内
容情報をプリンタに所定形式のデータとして送出し、そ
の後で、設定されたままの印刷データを送出するように
しても良い。
【0065】さて、印刷指示した際のインク消費量の予
測は、実施例においては次のようにする。
【0066】最終的に印刷される文字はビットイメージ
であり、その中の“1”のビット(有意なビット)を計
数すれば、吐出するインク滴の個数、すなわち、消費イ
ンク量がわかる。但し、この場合には、ホストコンピュ
ータ1側がビットイメージを出力する必要がある。とこ
ろが、ビットイメージの優位なドット数を計数するため
には、印刷データとして出力する以前に全ページのビッ
トイメージを展開し、記憶する必要がある。近年のイン
クジェットプリンタにおいては、その解像度が高く、3
00dpi以上のものが多いので、その情報量は膨大に
なる。
【0067】これでは、ホストコンピュータに負担がか
かるだけでなく、印刷開始が行われるまでに多大な時間
を要するであろう。
【0068】そこで、実施例では、あるサイズの書体
(ゴシック体等)における文字パターンの平均有意ドッ
ト数を予め記憶しておく。そして、印刷指示されたデー
タ中における書体の種類や指定サイズに従って、その文
字コードに対応する有意なドット数を、予め記憶してい
る情報に基づいて算出する。例えば、ゴシック体の12
ポイントの平均の有意ドット数をNドットとし、アプリ
ケーション側から指定されたゴシック体のポイント数が
Mの場合、ドット数は面積に比例するから、容易に算出
されよう。個々の文字に対する文字パターンの有意なド
ット数と、予測した有意なドット数との誤差は大きいか
もしれないが、全体として見た場合の誤差は小さくな
り、実質的に無視でき、問題はない。
【0069】尚、ホストコンピュータ1のCPUの処理
速度及びメモリが十分であれば、全印刷データをビット
マップに展開し、アプリケーションから指示された色を
再現するための色成分毎に、ドットを計数するようにし
ても良い。
【0070】ここで、ホストコンピュータ1における印
刷処理を図9のフローチャートに従って説明する。言う
までもなく、同フローチャートに対応するプログラム
は、外部記憶装置105に記憶されているものであり、
印刷指示時には少なくともRAM102にロードされ実
行されるものである。
【0071】ステップS31では、インク残量が記録処
理で使用が予測されるインク量以上あるかどうかを判断
する。インク残量が十分であれば、ステップS35に進
んで、アプリケーションから指示された設定のままに
し、本処理を終える。
【0072】また、インク残量が少ない場合には、ステ
ップS32に進んで、印字条件の変更するかどうかを促
すウインドウを表示する(図7参照)。処理はステップ
S33に進み、設定内容が変更されたかどうかを判断す
る。そして、設定内容が変更されたと判断したら、ステ
ップS34に進み、記録枚数、色味変更、記録モードの
変更(間引き処理をするか否か)のいずれが選択された
かを判断する。
【0073】そして、選択された内容に従って、ステッ
プS36、37、38のいずれかの処理を行ない、それ
ぞれの処理の中で棒グラフを更新し、ステップS39に
進む。処理がステップS39に進むと、設定内容で良い
のかどうかを指定を行ない、設定内容を更に変更する場
合には、ステップS33に戻る。また、操作者が“決
定”を選択した場合には、直前の設定内容で印刷データ
を決定する。
【0074】この後は、決定された設定内容に従った印
刷データをプリンタ2に出力することになる。
【0075】次に、実施例におけるプリンタとホストコ
ンピュータの印刷処理シーケンスを図10のフローチャ
ートに従って説明する。尚、このフローチャートに基づ
くそれぞれのプログラムは外部記憶装置105(実行時
にはRAM102にロードされる)、ROM201に記
憶されているものである。また、ここでは説明を簡単に
するため、1枚の記録紙に対する印刷処理を例にして説
明する。
【0076】先ず、ステップS41のスタンバイでホス
トから記録コマンドを受けたとする。ステップS42で
は、ホストからプリンタへ印字する画像データの転送を
開始する。次に、ステップS43に進んで、ある間隔で
データ転送の状況(何頁分のデータを送出したか等)を
ディスプレイに表示する。ステップS44ではホストか
らプリンタへのデータ転送を完了する。
【0077】ステップS45では、プリンタの給紙動作
を開始する。給紙の結果はステップS46で判断して、
もし紙無しならばステップS47に進み、紙詰まり(ジ
ャム)の場合にはステップS50に、正常に動作してい
ればステップS53にそれぞれ進む。
【0078】紙無しの場合には、ステップS48でプリ
ンタに紙無しを示す情報を所定のコマンド形式にして送
出する。これを受けて、ホストコンピュータ1は表示装
置103上に、例えば“記録紙がありません。至急セッ
トして下さい。”等のメッセージを表示する(ステップ
S49)。つまり、ホストコンピュータ1は、印刷デー
タを出力中にも、常にプリンタからコマンドデータが送
られてきたか否かを監視している。そして、プリンタ側
では記録紙無し状態が解除されるまで待つ。
【0079】また、記録紙詰まり(ジャム)が発生した
ことを検出した場合には、ステップS50に進み、上記
記録紙無し状態報知コマンドと同様に、記録紙詰まりを
示すコマンドデータを送出する。これを受けたホストコ
ンピュータ1は、例えば、“記録紙が詰まりました。取
り除いて下さい。”等のメッセージを表示する(ステッ
プS51)。プリンタ側では、この状態が解除されるの
を待つ。
【0080】尚、ホストコンピュータ1における外部記
憶装置105には、上記記録紙無し、記録紙詰まり等の
エラー報知コマンドに対応する各種メッセージが予め記
憶されている。
【0081】さて、印刷データを受信したプリンタが、
その動作を妨げるエラーを検出しなかった場合、処理は
ステップS53に進んで、印刷処理を開始する。
【0082】印刷処理が開始されると、プリンタ側のC
PUは、所定間隔毎に状態情報をホストコンピュータに
報知する(ステップS54)。もしくは、ホストコンピ
ュータ1側が、所定間隔毎に状態情報要求コマンドをプ
リンタ1に発し、その情報を獲得する。いずれにして
も、ホストコンピュータ1は受信したプリンタの状態情
報に基づいて、現在状況をその表示装置103に表示更
新する。
【0083】こうして、1枚の記録処理が完了すると
(ステップS56)、記録紙の排紙処理を開始する(ス
テップS57)。
【0084】この排紙処理中、記録紙が内部に詰まった
ら、処理はステップS59に進み、記録紙詰まりを示す
エラー報知コマンドをホストコンピュータ1に出力す
る。ホストコンピュータ1はそれに従って表示内容を更
新する(ステップS60)。そして、そのエラーが解除
されるのを待つ(ステップS61)。解除されたら、処
理はステップS46に進み、正常なら今印刷した内容で
再印刷を行う。
【0085】また、正常に排紙されたら、処理はステッ
プS62に進み、その旨を報知するコマンドをホストコ
ンピュータに送出する。ホストコンピュータ1はこれを
受けて記録結果が外部に出力されたことを知らせる。
【0086】図11はプリンタの代表的な動作を表示装
置103に表示した場合の説明図である。図示の
(a),(b),(c)ともに図4で説明したタイプA
のプリンタの図である。
【0087】ホストとタイプAのプリンタが接続してい
て、同図(a)は図10で説明したホストからプリンタ
へデータ転送を行なっていることをユーザに知らせるた
めのディスプレイに表示される像である。30%という
数字はデータ転送の進み具合を表わしている。
【0088】同図(b)は図10で説明したプリンタが
印字動作を行なっている時のユーザに知らせるディスプ
レイ上の像である。50%は印字動作の進み具合を表わ
している。
【0089】同図(c)はバブルジェットプリンタの記
録ヘッド部分をクリーニングしている動作を行っている
ことをユーザに知らしめるディスプレイ上の像である。
【0090】尚、実施例におけるこれらの像もプリンタ
側で作成し(或いは予め記憶しておき)、それをホスト
コンピュータに送出するものとしているが、ホストコン
ピュータがプリンタから受けたコマンドに従って作成す
るようにしても良い。前者の場合には、ホストコンピュ
ータは単位受信したイメージデータを表示するだけの機
能を備えていれば良いので、その負担は軽減されること
になる。
【0091】以上説明したように、本実施例によれば、
プリンタからホストコンピュータにはプリンタの状態情
報が所定期間毎に送られ、ホストコンピュータ側ではそ
の送られてきた状態情報を視覚的にわかり易い像、或い
は/及び、メッセージで表示することが可能になる。
【0092】また、ホストコンピュータには接続されて
いるプリンタの構造(上記実施例では断面図)をアイコ
ン形式で表示するので、どのようなプリンタが接続され
ているのかを容易に知ることができる。特に、ネットワ
ーク上のプリンタを接続した場合には、そのプリンタの
構造、印刷方式(レーザビームプリンタか、インクジェ
ットプリンタか等)を知ることができるので、便利であ
る。また、記録材の残量がどの程度あるのかを知ること
が可能であるので、遠隔にいながらにして記録材の交換
時期を知ることも可能になる。
【0093】更に、実施例によれば、印刷指示段階で、
記録材が足りないと予測される場合には、少なくとも記
録材無しによる不具合を未然に防ぐべく、色味、或いは
記録材の消費量を抑えるモードで実行できるようにな
る。これらの修正印刷を行いたくない場合には、印刷処
理を中断させるようにしても良い。この場合には、例え
ば図7のウインドウ中に“中止”の項目を設け、それを
選択した場合には、印刷処理を中断させるようにしても
良い。
【0094】<他の実施例の説明>尚、上記実施例(第
1の実施例)では、ホストコンピュータ、及びプリンタ
の電源投入の初期段階で、双方向データ通信の可否を判
定し、これらが同時に電源オンにならなくても正しく、
双方向データ通信のチェックを行えるものであるが、例
えば、プリンタ側のオフライン状態からオンライン状
態、リセット状態等の場合に行ってもかまわない。
【0095】また、本実施例では、図5等のインク残量
を表わすのに棒グラフで示したが、他に円グラフや数字
(割合を示すことのできる)等で表わしてもかまわな
い。
【0096】また、本実施例では装置に装着しているイ
ンク量(インク残量)の表示を行なっていたが、記録ヘ
ッドのクリーニングに使用した排インクの量についての
表示等を行なうことも良いだろう。
【0097】更に、本実施例では図10に示したように
プリンタ動作のそれぞれの状態に応じて、ディスプレイ
上に色々な表示をさせるのも良いが、又はホストの持つ
サウンド機能を働かせてもかまわない。データ転送時は
静かな曲を、印字動作等はポップな曲を流すのも良いだ
ろう。
【0098】更に、本実施例では図1に示したように、
ホストとプリンタとが通信線で接続されているが、無線
式であってもかまわない。
【0099】尚、本発明は、特にインクジェット記録方
式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成
し、記録を行うバブルジェット方式の記録ヘッド、記録
装置において優れた効果をもたらすものである。
【0100】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0101】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、優れた記録を行うことができる。
【0102】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成としても良い。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成とすることもで
きる。
【0103】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0104】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0105】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0106】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0107】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ユ
ーザは印刷処理を行なう上位装置にいながらにして印刷
装置の状態の容易に把握することが可能になる。
【0109】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるホストコンピュータと印刷装置
の構成と接続関係を示す図である。
【図2】実施例におけるホストコンピュータと印刷装置
の双方向通信チェックの動作内容を示すフローチャート
である。
【図3】図2の動作を実現するための印刷装置側の処理
手順を示すフローチャートである。
【図4】実施例における印刷装置が有する自身のシンボ
ル情報の例を示す図である。
【図5】実施例におけるホストコンピュータに表示され
る印刷装置の状態情報の一例を示す図である。
【図6】図2の動作を実現するためのホストコンピュー
タ側の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】ホストコンピュータ側における印刷設定内容の
変更を行う画面の一例を示した図である。
【図8】ホストコンピュータ側における印刷設定内容の
変更を行う画面の一例を示した図である。
【図9】印刷設定内容の変更処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】実施例における印刷処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図11】実施例における印刷中に表示されるイメージ
の一例を示すずである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 双方向ケーブル 100、200 CPU 101、201 ROM 102、202 RAM 103 表示装置 104 入力装置 105 外部記憶装置 106 プリンタI/F 203 操作パネル 204 プリンタエンジン

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からの印刷データを受信し、当
    該印刷データに対応する画像を所定の記録媒体上に形成
    し、出力する印刷装置において、 前記上位装置との情報の送信及び受信を行うインターフ
    ェース手段と、 前記インターフェース手段を介して、自身の状態情報を
    所定のタイミングで前記上位装置に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 更に、上位装置と双方向通信が行えるか
    否かを判別する判別手段と、 該判別手段によって双方向通信が行えることが判別され
    た場合に、前記出力手段を動作可能状態にする制御手段
    とを備えることを特徴とする請求項第1項に記載の印刷
    装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、装置自身の電源投入に
    よる初期段階、或いは、上位装置から所定のコマンドデ
    ータが送られてきた場合に付勢されることを特徴とする
    請求項第2項に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 更に、自身のプリンタの特性を示すシン
    ボル情報を記憶保持する記憶保持手段と、 前記判別手段で上位装置と双方向通信が行えると判別し
    た場合、前記シンボル情報を上位装置に送出する手段と
    を備えることを特徴とする請求項第2項に記載の印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 前記状態情報には、印刷で消費される記
    録材の残量情報が含まれることを特徴とする請求項第1
    項に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 印刷データの発生源の上位装置と双方向
    にデータの通信が行え、前記上位装置からの印刷データ
    を受信し、当該印刷データに対応する画像を所定の記録
    媒体上に形成し、出力する印刷装置の制御方法であっ
    て、 自身の状態情報を所定のタイミングで前記上位装置に出
    力することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 更に、上位装置と双方向通信が行えるか
    否かを判別する判別工程と、 該判別工程によって双方向通信が行えることが判別され
    た場合に、前記状態情報の上位装置への出力動作を可能
    状態にする工程とを備えることを特徴とする請求項第6
    項に記載の印刷装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記判別工程は、装置自身の電源投入に
    よる初期段階、或いは、上位装置から所定のコマンドデ
    ータが送られてきた場合に付勢されることを特徴とする
    請求項第7項に記載の印刷装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 更に、前記判別工程で上位装置と双方向
    通信が行えると判別した場合、予め記憶保持された自身
    のプリンタの特性を示すシンボル情報を上位装置に出力
    する工程を備えることを特徴とする請求項第7項に記載
    の印刷装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記状態情報には、印刷で消費される
    記録材の残量情報が含まれることを特徴とする請求項第
    6項に記載の印刷装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 下位に接続された印刷装置に印刷デー
    タを送出する電子機器において、 前記印刷装置との情報の送信及び受信を行うインターフ
    ェース手段と、 前記インターフェース手段を介して、印刷装置の状態情
    報を所定のタイミングで受信する受信手段と、 受信した状態情報に基づいて外部に報知する報知手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  12. 【請求項12】 前記報知手段は表示手段であることを
    特徴とする請求項第11項に記載の電子機器。
  13. 【請求項13】 更に、下位装置と双方向通信が行える
    か否かを判別する判別手段と、 該判別手段によって双方向通信が行えることが判別され
    た場合に、前記受信手段を動作可能状態にする制御手段
    とを備えることを特徴とする請求項第11項に記載の電
    子機器。
  14. 【請求項14】 前記判別手段は、装置自身の電源投入
    による初期段階、或いは、下位装置から所定のコマンド
    データが送られてきた場合に付勢されることを特徴とす
    る請求項第13項に記載の電子機器。
  15. 【請求項15】 更に、前記下位装置からイメージデー
    タが送出されてきた場合、当該イメージデータに基づく
    像を表示するイメージ表示手段を備えることを特徴とす
    る請求項第11項に記載の電子機器。
  16. 【請求項16】 前記状態情報には、印刷で消費される
    記録材の残量情報が含まれることを特徴とする請求項第
    11項に記載の電子機器。
  17. 【請求項17】 更に、印刷データを下位装置に出力す
    る際、当該印刷データに基づく印刷処理で消費される記
    録材の量を予測する予測手段と、 予測された記録材の消費量が、前記下位の印刷装置が備
    える記録材の残量と比較する比較手段と、 該比較手段によって、予測された記録材の消費量が、下
    位装置が備える記録材の残量より多い場合、印刷設定を
    修正する修正手段とを備えることを特徴とする請求項第
    16項に記載の電子機器。
  18. 【請求項18】 前記修正手段は、記録枚数の変更、記
    録材の消費を抑えたモードへの移行を行うか否かの選択
    が含まれることを特徴とする請求項第17項に記載の電
    子機器。
  19. 【請求項19】 更に、下位の印刷装置はカラー印刷装
    置である場合、前記修正手段には、使用するインクの割
    り当てを変更する手段が含まれることを特徴とする請求
    項第18項に記載の電子機器。
  20. 【請求項20】 下位に接続された印刷装置と双方向通
    信が行え、当該印刷装置に印刷データを送出する電子機
    器の制御方法であって、 印刷装置の状態情報を所定のタイミングで受信し、 受信した状態情報に基づいて外部に報知することを特徴
    とする電子機器の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記報知工程は所定の表示手段に表示
    する工程であることを特徴とする請求項第20項に記載
    の電子機器の制御方法。
  22. 【請求項22】 更に、下位装置と双方向通信が行える
    か否かを判別する判別工程と、 該判別工程によって双方向通信が行えることが判別され
    た場合に、前記受信工程を動作可能状態にする工程とを
    備えることを特徴とする請求項第20項に記載の電子機
    器の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記判別工程は、装置自身の電源投入
    による初期段階、或いは、下位装置から所定のコマンド
    データが送られてきた場合に付勢されることを特徴とす
    る請求項第22項に記載の電子機器の制御方法。
  24. 【請求項24】 更に、前記下位装置からイメージデー
    タが送出されてきた場合、当該イメージデータに基づく
    像を表示するイメージ表示工程を備えることを特徴とす
    る請求項第20項に記載の電子機器の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記状態情報には、印刷で消費される
    記録材の残量情報が含まれることを特徴とする請求項第
    20項に記載の電子機器の制御方法。
  26. 【請求項26】 更に、印刷データを下位装置に出力す
    る際、当該印刷データに基づく印刷処理で消費される記
    録材の量を予測する予測工程と、 予測された記録材の消費量が、前記下位の印刷装置が備
    える記録材の残量と比較する比較工程と、 該比較工程によって、予測された記録材の消費量が、下
    位装置が備える記録材の残量より多い場合、印刷設定を
    修正する修正工程とを備えることを特徴とする請求項第
    25項に記載の電子機器の制御方法。
  27. 【請求項27】 前記修正工程は、記録枚数の変更、記
    録材の消費を抑えたモードへの移行を行うか否かの選択
    が含まれることを特徴とする請求項第26項に記載の電
    子機器の制御方法。
  28. 【請求項28】 更に、下位の印刷装置はカラー印刷装
    置である場合、前記修正手段には、使用するインクの割
    り当てを変更する工程が含まれることを特徴とする請求
    項第27項に記載の電子機器の制御方法。
JP6176558A 1994-07-28 1994-07-28 印刷装置及びそれを接続する電子機器及びそれらの制御方法 Withdrawn JPH0844505A (ja)

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