JPH0842499A - 送排風装置における整流消音装置 - Google Patents

送排風装置における整流消音装置

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JPH0842499A
JPH0842499A JP17698294A JP17698294A JPH0842499A JP H0842499 A JPH0842499 A JP H0842499A JP 17698294 A JP17698294 A JP 17698294A JP 17698294 A JP17698294 A JP 17698294A JP H0842499 A JPH0842499 A JP H0842499A
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JP
Japan
Prior art keywords
blower
exhausting
housing
flow straightening
silencer
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Pending
Application number
JP17698294A
Other languages
English (en)
Inventor
Koukan Yana
光環 梁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kuken Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0842499A publication Critical patent/JPH0842499A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/24Means for preventing or suppressing noise
    • F24F2013/242Sound-absorbing material

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風機により送風、排風を行う装置におい
て、静圧回復のための整流と、消音の機能を併せ持つ装
置を提供する。 【構成】 送風管又は排風管内或いは送風機動翼4の前
後に、流線型の断面を有する静翼1を設けるとともに、
前記静翼1を、多数の穴を有する外被と、この外被の内
側に貼り付けた吸音材により構成した送排風装置におけ
る整流消音装置。さらに、静翼を取り付けるボス円筒2
も、外被を多数の穴を有する材料で形成し、外被の内側
に吸音材を貼り付けたものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉱山や地下鉄、空調
等、送風機により送風、排風を行う装置において、静圧
回復のための整流と、消音を同時に行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば空調設備のクーリングタワーや
ヒーティングタワーは、熱交換部に送風機で強制的に空
気を送っている。この場合、送風機動翼の入口に案内静
翼、出口に整流静翼を設置することで、静圧回復を行
い、送風機性能をアップするようにしている。
【0003】他方、送風機が発生する騒音を低減するた
めに、送風機入口あるいは出口に消音ダクト、消音スプ
リッターを設置して、送風機の騒音を消すようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、整流と消音は機能が異なるため別々に
行っており、そのためコストがそれぞれに掛かってい
た。
【0005】また、消音ダクトの大きさは制限される場
合が多いので、大きな消音効果を得るためには、ダクト
の中に消音スプリッターを設置して消音性能をアップす
ることができるが、そのスプリッターの圧損が大きいの
で、同等性能を得るためには、モータの出力を大きくし
なければならない。
【0006】本発明が解決すべき課題は、整流と消音の
機能を併せ持つことにより、コストの低減を図ることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の送排風装置における整流消音装置は、送風
管又は排風管内或いは送風機動翼の前後に、流線型の断
面を有する静翼を設けるとともに、前記静翼を、多数の
穴を有する外被と、この外被の内側に貼り付けた吸音材
により構成したものである。さらに、静翼を取り付ける
ボス円筒も、外被を多数の穴を有する材料で形成し、外
被の内側に吸音材を貼り付けたものとすることができ
る。
【0008】前記外被としては、パンチングメタル、合
成樹脂、ガラス繊維布、ネットを使用することができ
る。
【0009】
【作用】前記手段により、静翼は、従来の静翼の機能を
果たす他に、消音機能が加わり、両者の機能を一つの構
成で果たすことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照しな
がら具体的に説明する。図1は消音静翼構造の実施例を
示す斜視図であり、図2(a)及び(b)に示すよう
に、静翼1とそれを固定するボス円筒2の表面の外被を
ともにパンチングメタルPとする。パンチングメタルP
の裏側には、グラスウールGを貼る。渦流の発生を防止
するため、静翼1は流線型とし、ボス円筒2の後端3は
円錐形とする。
【0011】図3に示すように、動翼4の後方に静翼1
を設置すると、通常の静翼のような整流、静圧回復の機
能を果たすほかに、吸音構造であるため、消音ができ
る。しかも、動翼4のすぐ後ろに設置することにより、
騒音が最も大きな動翼尾流(wake)にならないの
で、消音効果が最も大きい。
【0012】図4には、静翼1とダクト5をコンパクト
にまとめた構造としたもので、整流、消音は勿論、装着
が簡単となり、コスト的にもメリットがある。
【0013】図5には、エルボ6内に静翼1を設けた例
を示したもので、空気がぶつかる個所に静翼1を設けた
ので、整流、消音の二重の役割を果たすことができる。
【0014】〔実験例〕図3のように動翼4の後方に静
翼1を設置し、静圧回復と消音効果を測定した。なお、
パンチングメタルの厚みは1mm、孔は2.4mmφと
し、開孔率は21.715%、ダクト内径2800m
m、ダクト外径3000mm、外壁の高さ1500mm
とし、流速を12m/秒とした。パンチングメタルの裏
面には、20〜50mm厚のグラスウールを貼り付け
た。
【0015】静翼を設置した場合と設置しない場合の騒
音のパワーレベルを次に示す。
【表1】
【0016】このように、実験の結果、静圧回復が0.
6mmAq、送風機出口から2.8mの所の実測の音圧
レベルは74dB(A)から60dB(A)に減少し
た。
【0017】なお、外被としては、パンチングメタルの
ほかに、穴を設けた合成樹脂、ガラス繊維布、ネットを
使用することができる。
【0018】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、送風
機の案内静翼、整流静翼は元来、静圧回復、送風機の性
能アップを図るものであるが、静翼に消音機能を持たせ
ることにより、消音もできるようになり、動翼に発生す
る騒音が外部に出ることを抑制することができる。ま
た、整流、消音の2つの構成要素を別に設けないので、
設置スペースが節減でき、また取付作業も1つ分だけで
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装置の実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】 静翼及びボス円筒の構造を示す一部切欠斜視
図である。
【図3】 本発明に係る消音静翼の設置例を示す側面図
である。
【図4】 本発明に係る消音静翼の他の設置例を示す断
面図である。
【図5】 エルボ部への設置例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 静翼、2 ボス円筒、3 後端、4 動翼、5 ダ
クト、6 エルボ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風管又は排風管内或いは送風機動翼の
    前後に、流線型の断面を有する静翼を設けるとともに、
    前記静翼を、多数の穴を有する外被と、この外被の内側
    に貼り付けた吸音材により構成したことを特徴とする送
    排風装置における整流消音装置。
  2. 【請求項2】 静翼を取り付けるボス円筒も、外被を多
    数の穴を有する材料で形成し、外被の内側に吸音材を貼
    り付けたことを特徴とする請求項1記載の送排風装置に
    おける整流消音装置。
JP17698294A 1994-07-28 1994-07-28 送排風装置における整流消音装置 Pending JPH0842499A (ja)

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