JPH0842030A - 二重床の間仕切装置 - Google Patents
二重床の間仕切装置Info
- Publication number
- JPH0842030A JPH0842030A JP17630394A JP17630394A JPH0842030A JP H0842030 A JPH0842030 A JP H0842030A JP 17630394 A JP17630394 A JP 17630394A JP 17630394 A JP17630394 A JP 17630394A JP H0842030 A JPH0842030 A JP H0842030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- partition
- double
- erected
- engaged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上階に騒音を発生させることのない施工が簡
単な二重床の間仕切装置を提供する。 【構成】 床下地１上に複数本の脚体２を介し上床体３
が架設されて二重床４となり、この二重床４の上床体３
上に弾性体５を介して間仕切体６が立設され、この間仕
切体６の上端部が天井面７に結合固定されてなる。
単な二重床の間仕切装置を提供する。 【構成】 床下地１上に複数本の脚体２を介し上床体３
が架設されて二重床４となり、この二重床４の上床体３
上に弾性体５を介して間仕切体６が立設され、この間仕
切体６の上端部が天井面７に結合固定されてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床上に間仕切体を
立設し、該間仕切体の上端部を天井面に結合固定してな
る二重床の間仕切装置に関するものである。
立設し、該間仕切体の上端部を天井面に結合固定してな
る二重床の間仕切装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、図７に示す如く、床下地
（イ）上に複数本の脚体（ロ）を介し上床体（ハ）を架
設して二重床（ニ）となし、該二重床（ニ）の上床体
（ハ）上に間仕切体（ホ）を立設し、該間仕切体（ホ）
の上端部を天井面（ヘ）に結合固定してなる二重床の間
仕切装置は知られている。
（イ）上に複数本の脚体（ロ）を介し上床体（ハ）を架
設して二重床（ニ）となし、該二重床（ニ）の上床体
（ハ）上に間仕切体（ホ）を立設し、該間仕切体（ホ）
の上端部を天井面（ヘ）に結合固定してなる二重床の間
仕切装置は知られている。
【０００３】該二重床の間仕切装置においては、二重床
（ニ）自体が防音効果を発揮するに加え、脚体（ロ）の
下端にクッション体（ト）が付設されていて、上床体
（ハ）から床下地（イ）への振動が緩衝されるものであ
り、又、同上床体（ハ）の下方スペースにはＯＡ機器、
電話等の電気配線、或いは、水道、給湯等の配管が収容
配設される。なお、間仕切体（ホ）の上下両端部は、Ｌ
型金具（チ）によって天井面（ヘ）、上床体（ハ）の上
面に各々結合固定されている。
（ニ）自体が防音効果を発揮するに加え、脚体（ロ）の
下端にクッション体（ト）が付設されていて、上床体
（ハ）から床下地（イ）への振動が緩衝されるものであ
り、又、同上床体（ハ）の下方スペースにはＯＡ機器、
電話等の電気配線、或いは、水道、給湯等の配管が収容
配設される。なお、間仕切体（ホ）の上下両端部は、Ｌ
型金具（チ）によって天井面（ヘ）、上床体（ハ）の上
面に各々結合固定されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、脚体（ロ）の下端にクッション体
（ト）が付設されていることもあって上床体（ハ）自体
は振動し易く、該上床体（ハ）の振動が間仕切体（ホ）
を介して天井面（ヘ）に伝わり、上階に騒音を発生させ
るという問題があった。
来の技術においては、脚体（ロ）の下端にクッション体
（ト）が付設されていることもあって上床体（ハ）自体
は振動し易く、該上床体（ハ）の振動が間仕切体（ホ）
を介して天井面（ヘ）に伝わり、上階に騒音を発生させ
るという問題があった。
【０００５】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわちその課題
は、上階に騒音を発生させることのない施工が簡単な二
重床の間仕切装置を提供することである。
解決するために発明されたもので、すなわちその課題
は、上階に騒音を発生させることのない施工が簡単な二
重床の間仕切装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１）記載
の二重床の間仕切装置は、床下地上に複数本の脚体を介
し上床体を架設して二重床となし、該二重床の上床体上
に弾性体を介して間仕切体を立設し、該間仕切体の上端
部を天井面に結合固定してなり、この構成によって上記
課題が解決された。
の二重床の間仕切装置は、床下地上に複数本の脚体を介
し上床体を架設して二重床となし、該二重床の上床体上
に弾性体を介して間仕切体を立設し、該間仕切体の上端
部を天井面に結合固定してなり、この構成によって上記
課題が解決された。
【０００７】本発明の請求項２）記載の二重床の間仕切
装置は、上記請求項１）記載の二重床の間仕切装置にお
いて、弾性体上に下桟を付設すると共に天井面に上桟を
付設し、該下桟と上桟との間に間仕切体を嵌め込んで立
設したことを特徴とする。
装置は、上記請求項１）記載の二重床の間仕切装置にお
いて、弾性体上に下桟を付設すると共に天井面に上桟を
付設し、該下桟と上桟との間に間仕切体を嵌め込んで立
設したことを特徴とする。
【０００８】本発明の請求項３）記載の二重床の間仕切
装置は、上記請求項２）記載の二重床の間仕切装置にお
いて、下桟を断面略Ｈ型に形成してその上下面に凹溝を
設け、該上側の凹溝に間仕切体の下端に垂設せる突出体
を係合し、同下側の凹溝に弾性体の上面に突設せる凸条
を嵌合したことを特徴とする。
装置は、上記請求項２）記載の二重床の間仕切装置にお
いて、下桟を断面略Ｈ型に形成してその上下面に凹溝を
設け、該上側の凹溝に間仕切体の下端に垂設せる突出体
を係合し、同下側の凹溝に弾性体の上面に突設せる凸条
を嵌合したことを特徴とする。
【０００９】本発明の請求項４）記載の二重床の間仕切
装置は、上記請求項３）記載の二重床の間仕切装置にお
いて、上桟を下桟と同一形状に形成してその上下面に凹
溝を設け、該下側の凹溝に間仕切体の上端に突設せる突
出体を係合したことを特徴とする。
装置は、上記請求項３）記載の二重床の間仕切装置にお
いて、上桟を下桟と同一形状に形成してその上下面に凹
溝を設け、該下側の凹溝に間仕切体の上端に突設せる突
出体を係合したことを特徴とする。
【００１０】本発明の請求項５）記載の二重床の間仕切
装置は、上記請求項１）〜４）のいずれか一つの請求項
記載の二重床の間仕切装置において、脚体の下端にクッ
ション体を付設したことを特徴とする。
装置は、上記請求項１）〜４）のいずれか一つの請求項
記載の二重床の間仕切装置において、脚体の下端にクッ
ション体を付設したことを特徴とする。
【００１１】
【作用】本発明の請求項１）記載の二重床の間仕切装置
においては、床下地上に複数本の脚体を介し上床体が架
設されて二重床となり、該二重床の上床体上に間仕切体
が立設され、該間仕切体の上端部が天井面に結合固定さ
れるため、二重床自体が防音効果を発揮し、上床体の下
方スペースに電気配線、配管等を収容配設することがで
き、又、このように床下部で配線、配管を自由にできる
が故に、その上の間仕切体をも含めた全体の施工を簡単
に行うことができ、しかも、上床体上に弾性体が介され
て間仕切体が立設されるため、上床体の振動が間仕切体
へは伝わらず、間仕切体の振動による騒音発生、及び、
同間仕切体から天井面への伝搬音による上階での騒音発
生が防止される。
においては、床下地上に複数本の脚体を介し上床体が架
設されて二重床となり、該二重床の上床体上に間仕切体
が立設され、該間仕切体の上端部が天井面に結合固定さ
れるため、二重床自体が防音効果を発揮し、上床体の下
方スペースに電気配線、配管等を収容配設することがで
き、又、このように床下部で配線、配管を自由にできる
が故に、その上の間仕切体をも含めた全体の施工を簡単
に行うことができ、しかも、上床体上に弾性体が介され
て間仕切体が立設されるため、上床体の振動が間仕切体
へは伝わらず、間仕切体の振動による騒音発生、及び、
同間仕切体から天井面への伝搬音による上階での騒音発
生が防止される。
【００１２】本発明の請求項２）記載の二重床の間仕切
装置においては、特に、弾性体上に下桟が付設されると
共に天井面に上桟が付設され、該下桟と上桟との間に間
仕切体が嵌め込まれて立設されるため、間仕切体の立設
施工を嵌め込み式に極めて簡単に行うことができる。
装置においては、特に、弾性体上に下桟が付設されると
共に天井面に上桟が付設され、該下桟と上桟との間に間
仕切体が嵌め込まれて立設されるため、間仕切体の立設
施工を嵌め込み式に極めて簡単に行うことができる。
【００１３】本発明の請求項３）記載の二重床の間仕切
装置においては、特に、下桟が断面略Ｈ型に形成されて
その上下面に凹溝が設けられ、該上側の凹溝に間仕切体
の下端に垂設せる突出体が係合され、同下側の凹溝に弾
性体の上面に突設せる凸条が嵌合されるため、嵌め込み
式に立設される間仕切体の下端が下桟に確実に係合固定
されると共に、同下桟も弾性体に確実に嵌合固定され
る。
装置においては、特に、下桟が断面略Ｈ型に形成されて
その上下面に凹溝が設けられ、該上側の凹溝に間仕切体
の下端に垂設せる突出体が係合され、同下側の凹溝に弾
性体の上面に突設せる凸条が嵌合されるため、嵌め込み
式に立設される間仕切体の下端が下桟に確実に係合固定
されると共に、同下桟も弾性体に確実に嵌合固定され
る。
【００１４】本発明の請求項４）記載の二重床の間仕切
装置においては、特に、上桟が下桟と同一形状に形成さ
れてその上下面に凹溝が設けられ、該下側の凹溝に間仕
切体の上端に突設せる突出体が係合されるため、嵌め込
み式に立設される間仕切体の上端も上桟に確実に係合固
定され、下桟と上桟とに同一部材を使用することができ
て部材管理、現場施工が極めて容易となる。
装置においては、特に、上桟が下桟と同一形状に形成さ
れてその上下面に凹溝が設けられ、該下側の凹溝に間仕
切体の上端に突設せる突出体が係合されるため、嵌め込
み式に立設される間仕切体の上端も上桟に確実に係合固
定され、下桟と上桟とに同一部材を使用することができ
て部材管理、現場施工が極めて容易となる。
【００１５】本発明の請求項５）記載の二重床の間仕切
装置においては、特に、脚体の下端にクッション体が付
設されるため、上床体から床下地への振動が緩衝される
ものであり、この場合であっても、間仕切体の振動によ
る騒音発生、及び、同間仕切体から天井面への伝搬音に
よる上階での騒音発生が支障なく防止される。
装置においては、特に、脚体の下端にクッション体が付
設されるため、上床体から床下地への振動が緩衝される
ものであり、この場合であっても、間仕切体の振動によ
る騒音発生、及び、同間仕切体から天井面への伝搬音に
よる上階での騒音発生が支障なく防止される。
【００１６】
【実施例】図１、図２、図３、図４、図５に示す二重床
の間仕切装置は、本発明の一実施例で、床下地１上に複
数本の脚体２を介し上床体３を架設して二重床４とな
し、該二重床４の上床体３上に弾性体５を介して間仕切
体６を立設し、該間仕切体６の上端部を天井面７に結合
固定してなるものである。
の間仕切装置は、本発明の一実施例で、床下地１上に複
数本の脚体２を介し上床体３を架設して二重床４とな
し、該二重床４の上床体３上に弾性体５を介して間仕切
体６を立設し、該間仕切体６の上端部を天井面７に結合
固定してなるものである。
【００１７】該実施例の二重床の間仕切装置において
は、弾性体５上に下桟８が付設されると共に天井面７に
上桟９が付設され、該下桟８と上桟９との間に間仕切体
６が嵌め込まれて立設されている。この場合、下桟８が
断面略Ｈ型に形成されてその上下面に凹溝10が設けら
れ、該上側の凹溝10に間仕切体６の下端に垂設せる突出
体11が係合され、同下側の凹溝10に弾性体５の上面に突
設せる凸条12が係合されている。又、上桟９も下桟８と
同一形状に形成されてその上下面に凹溝10が設けられ、
該下側の凹溝10に間仕切体６の上端に突設せる突出体11
が係合されている。又、脚体２の下端にはクッション体
13が付設されている。
は、弾性体５上に下桟８が付設されると共に天井面７に
上桟９が付設され、該下桟８と上桟９との間に間仕切体
６が嵌め込まれて立設されている。この場合、下桟８が
断面略Ｈ型に形成されてその上下面に凹溝10が設けら
れ、該上側の凹溝10に間仕切体６の下端に垂設せる突出
体11が係合され、同下側の凹溝10に弾性体５の上面に突
設せる凸条12が係合されている。又、上桟９も下桟８と
同一形状に形成されてその上下面に凹溝10が設けられ、
該下側の凹溝10に間仕切体６の上端に突設せる突出体11
が係合されている。又、脚体２の下端にはクッション体
13が付設されている。
【００１８】二重床４の上床体３は、合成樹脂、金属等
でなる基板14上に捨て貼り合板15を貼着して形成されて
いる。該上床体３の捨て貼り合板15上には、木質床材、
カーペット等の床表面材16が敷設施工される。又、同上
床体３の基板14に複数本の脚体２が垂設されており、こ
の場合、該脚体２は、基板14の下面に付設された雌ネジ
部を有する受け座17に、棒材18の雄ネジ部となった上端
部分が螺合されて垂設されており、垂下長さ寸法が調節
されるものであって、上床体３の高さ調節を同脚体２の
回動操作によって行うことができる。
でなる基板14上に捨て貼り合板15を貼着して形成されて
いる。該上床体３の捨て貼り合板15上には、木質床材、
カーペット等の床表面材16が敷設施工される。又、同上
床体３の基板14に複数本の脚体２が垂設されており、こ
の場合、該脚体２は、基板14の下面に付設された雌ネジ
部を有する受け座17に、棒材18の雄ネジ部となった上端
部分が螺合されて垂設されており、垂下長さ寸法が調節
されるものであって、上床体３の高さ調節を同脚体２の
回動操作によって行うことができる。
【００１９】又、同脚体２の下端には、ゴム、軟質合成
樹脂、或いは、これ等の発泡体等で形成される円柱状の
クッション体13が付設されている。この場合、図２に示
す如く、脚体２の棒材18の下端には中空穴19が形成さ
れ、該中空穴19にクッション体13の上面に一体に突設さ
れる凸起20が挿入嵌合されて付設固定されている。又、
図３に示す如く、前記凸起20に合成樹脂、金属等でなる
補強キャップ21を嵌着して該凸起20を中空穴19に挿入嵌
合してやれば、同クッション体13はその振れ動きが防止
されて強固に付設固定される。このように、クッション
体13全体が弾性変形され得るように付設されると、該ク
ッション体13の上下寸法を小さく抑えることができて、
二重床４の高さを低く設定することが可能となる。
樹脂、或いは、これ等の発泡体等で形成される円柱状の
クッション体13が付設されている。この場合、図２に示
す如く、脚体２の棒材18の下端には中空穴19が形成さ
れ、該中空穴19にクッション体13の上面に一体に突設さ
れる凸起20が挿入嵌合されて付設固定されている。又、
図３に示す如く、前記凸起20に合成樹脂、金属等でなる
補強キャップ21を嵌着して該凸起20を中空穴19に挿入嵌
合してやれば、同クッション体13はその振れ動きが防止
されて強固に付設固定される。このように、クッション
体13全体が弾性変形され得るように付設されると、該ク
ッション体13の上下寸法を小さく抑えることができて、
二重床４の高さを低く設定することが可能となる。
【００２０】間仕切体６は、図４に示す如く、両側の縦
桟22間に複数本の横桟23が架設固定されてなる枠組体の
表裏両面に、表面パネル24を貼着して形成されている。
該縦桟22、横桟23は、下桟８、上桟９と同一形状で断面
略Ｈ型に形成され、その両側面には凹溝10が設けられて
いる。なお、同縦桟22、横桟23、下桟８、上桟９及び表
面パネル24はいずれも木製である。
桟22間に複数本の横桟23が架設固定されてなる枠組体の
表裏両面に、表面パネル24を貼着して形成されている。
該縦桟22、横桟23は、下桟８、上桟９と同一形状で断面
略Ｈ型に形成され、その両側面には凹溝10が設けられて
いる。なお、同縦桟22、横桟23、下桟８、上桟９及び表
面パネル24はいずれも木製である。
【００２１】又、図５に示す如く、同縦桟22の下端に突
出体11が係合して取り付けられており、該突出体11は間
仕切体６の下端に垂設されている。この場合、突出体11
はアルミニウム、鉄等の金属或いは合成樹脂等で形成さ
れ、上方に開口したコ字型部25と、該コ字型部25の底片
部分が側方へ延設されてなる取着片部26とでなり、該取
着片部26には取り付け孔27が穿設されている。該突出体
11は、そのコ字型部25が縦桟22の下端の両側の凹溝10間
に挟着するように係合され、その取着片部26が下桟８の
上側の凹溝10内に係合され、取り付け孔27に挿入される
ネジ体28が同凹溝10の内底面にねじ込まれることによっ
て、間仕切体６の下端に取り付けられると共に下桟８に
係合固定される。又、間仕切体６の上端にも同様に突出
体11が突設され、該突出体11も同様に上桟９の下側の凹
溝10に係合固定される。
出体11が係合して取り付けられており、該突出体11は間
仕切体６の下端に垂設されている。この場合、突出体11
はアルミニウム、鉄等の金属或いは合成樹脂等で形成さ
れ、上方に開口したコ字型部25と、該コ字型部25の底片
部分が側方へ延設されてなる取着片部26とでなり、該取
着片部26には取り付け孔27が穿設されている。該突出体
11は、そのコ字型部25が縦桟22の下端の両側の凹溝10間
に挟着するように係合され、その取着片部26が下桟８の
上側の凹溝10内に係合され、取り付け孔27に挿入される
ネジ体28が同凹溝10の内底面にねじ込まれることによっ
て、間仕切体６の下端に取り付けられると共に下桟８に
係合固定される。又、間仕切体６の上端にも同様に突出
体11が突設され、該突出体11も同様に上桟９の下側の凹
溝10に係合固定される。
【００２２】又、下桟８の下側の凹溝10には弾性体５の
上面に一体に突設される凸条12が嵌合され、該下桟８及
び弾性体５は両者を貫通する釘体29によって二重床４の
上床体３上に取着固定される。なお、弾性体５はゴム、
軟質合成樹脂、或いは、これ等の発泡体等でなり、間仕
切体６の巾寸法、下桟８の長さ寸法に合致する長さ寸法
に切断形成されている。
上面に一体に突設される凸条12が嵌合され、該下桟８及
び弾性体５は両者を貫通する釘体29によって二重床４の
上床体３上に取着固定される。なお、弾性体５はゴム、
軟質合成樹脂、或いは、これ等の発泡体等でなり、間仕
切体６の巾寸法、下桟８の長さ寸法に合致する長さ寸法
に切断形成されている。
【００２３】したがって、該実施例の二重床の間仕切装
置においては、二重床４自体が防音効果を発揮し、該二
重床４の上床体３の下方スペースにＯＡ機器、電話等の
電気配線、或いは、水道、給湯等の配管を収容配設する
ことができ、又、このように床下部で配線、配管を自由
にできるが故に、その上の間仕切体６をも含めた全体の
施工を簡単に行うことができる。しかも、上床体３上に
弾性体５が介されて間仕切体６が立設されるため、上床
体３の振動が間仕切体６へは伝わらず、間仕切体６の振
動による騒音発生、及び、同間仕切体６からこれに結合
固定される天井面７への伝搬音による上階での騒音発生
が防止される。
置においては、二重床４自体が防音効果を発揮し、該二
重床４の上床体３の下方スペースにＯＡ機器、電話等の
電気配線、或いは、水道、給湯等の配管を収容配設する
ことができ、又、このように床下部で配線、配管を自由
にできるが故に、その上の間仕切体６をも含めた全体の
施工を簡単に行うことができる。しかも、上床体３上に
弾性体５が介されて間仕切体６が立設されるため、上床
体３の振動が間仕切体６へは伝わらず、間仕切体６の振
動による騒音発生、及び、同間仕切体６からこれに結合
固定される天井面７への伝搬音による上階での騒音発生
が防止される。
【００２４】又、該実施例の二重床の間仕切装置におい
ては、特に、下桟８と上桟９との間に間仕切体６が嵌め
込まれて立設されるため、間仕切体６の立設施工を嵌め
込み式に極めて簡単に行うことができる。又、この場
合、下桟８の上側の凹溝10に間仕切体６の下端に垂設せ
る突出体11が係合されるため、嵌め込み式に立設される
間仕切体６の下端が下桟８に確実に係合固定され、しか
も、下桟８の下側の凹溝10に弾性体５の上面に突設せる
凸条12が嵌合されるため、同下桟８も弾性体５に確実に
嵌合固定される。又、上桟９が下桟８と同一形状に形成
されてその上下面に凹溝10が設けられ、該下側の凹溝10
に間仕切体６の上端に突設せる突出体11が係合されるた
め、嵌め込み式に立設される間仕切体６の上端も上桟９
に確実に係合固定され、下桟８と上桟９とに同一部材を
使用することができて部材管理、現場施工が極めて容易
となる。又、脚体２の下端にクッション体13が付設され
るため、上床体３から床下地１への振動が緩衝されるも
のであり、この場合であっても、間仕切体６の振動によ
る騒音発生、及び、同間仕切体６から天井面７への伝搬
音による上階での騒音発生が支障なく防止される。
ては、特に、下桟８と上桟９との間に間仕切体６が嵌め
込まれて立設されるため、間仕切体６の立設施工を嵌め
込み式に極めて簡単に行うことができる。又、この場
合、下桟８の上側の凹溝10に間仕切体６の下端に垂設せ
る突出体11が係合されるため、嵌め込み式に立設される
間仕切体６の下端が下桟８に確実に係合固定され、しか
も、下桟８の下側の凹溝10に弾性体５の上面に突設せる
凸条12が嵌合されるため、同下桟８も弾性体５に確実に
嵌合固定される。又、上桟９が下桟８と同一形状に形成
されてその上下面に凹溝10が設けられ、該下側の凹溝10
に間仕切体６の上端に突設せる突出体11が係合されるた
め、嵌め込み式に立設される間仕切体６の上端も上桟９
に確実に係合固定され、下桟８と上桟９とに同一部材を
使用することができて部材管理、現場施工が極めて容易
となる。又、脚体２の下端にクッション体13が付設され
るため、上床体３から床下地１への振動が緩衝されるも
のであり、この場合であっても、間仕切体６の振動によ
る騒音発生、及び、同間仕切体６から天井面７への伝搬
音による上階での騒音発生が支障なく防止される。
【００２５】図６に示す二重床の間仕切装置は、本発明
の別の実施例で、該実施例の二重床の間仕切装置におい
ては、脚体２の下端に螺合上下動自在に硬質の座体30が
付設されており、又、間仕切体６の下端に弾性体５が貼
着付設され、該弾性体５が二重床４の上床体３上に当接
載置され、同間仕切体６の上端がＬ型金具31によって天
井面７に結合固定されている。
の別の実施例で、該実施例の二重床の間仕切装置におい
ては、脚体２の下端に螺合上下動自在に硬質の座体30が
付設されており、又、間仕切体６の下端に弾性体５が貼
着付設され、該弾性体５が二重床４の上床体３上に当接
載置され、同間仕切体６の上端がＬ型金具31によって天
井面７に結合固定されている。
【００２６】したがって、該実施例の二重床の間仕切装
置においても、二重床４自体が防音効果を発揮し、該二
重床４の上床体３の下方スペースにＯＡ機器、電話等の
電気配線、或いは、水道、給湯等の配管を収容配設する
ことができ、又、このように床下部で配線、配管を自由
にできるが故に、その上の間仕切体６をも含めた全体の
施工を簡単に行うことができる。しかも、上床体３上に
弾性体５が介されて間仕切体６が立設されるため、上床
体３の振動が間仕切体６へは伝わらず、間仕切体６の振
動による騒音発生、及び、同間仕切体６からこれに結合
固定される天井面７への伝搬音による上階での騒音発生
が防止される。
置においても、二重床４自体が防音効果を発揮し、該二
重床４の上床体３の下方スペースにＯＡ機器、電話等の
電気配線、或いは、水道、給湯等の配管を収容配設する
ことができ、又、このように床下部で配線、配管を自由
にできるが故に、その上の間仕切体６をも含めた全体の
施工を簡単に行うことができる。しかも、上床体３上に
弾性体５が介されて間仕切体６が立設されるため、上床
体３の振動が間仕切体６へは伝わらず、間仕切体６の振
動による騒音発生、及び、同間仕切体６からこれに結合
固定される天井面７への伝搬音による上階での騒音発生
が防止される。
【００２７】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項１）記載の
二重床の間仕切装置においては、二重床自体が防音効果
を発揮し、上床体の下方スペースに電気配線、配管等を
収容配設することができ、又、このように床下部で配
線、配管を自由にできるが故に、その上の間仕切体をも
含めた全体の施工を簡単に行うことができ、しかも、上
床体上に弾性体が介されて間仕切体が立設されるため、
上床体の振動が間仕切体へは伝わらず、間仕切体の振動
による騒音発生、及び、同間仕切体から天井面への伝搬
音による上階での騒音発生が防止される。
二重床の間仕切装置においては、二重床自体が防音効果
を発揮し、上床体の下方スペースに電気配線、配管等を
収容配設することができ、又、このように床下部で配
線、配管を自由にできるが故に、その上の間仕切体をも
含めた全体の施工を簡単に行うことができ、しかも、上
床体上に弾性体が介されて間仕切体が立設されるため、
上床体の振動が間仕切体へは伝わらず、間仕切体の振動
による騒音発生、及び、同間仕切体から天井面への伝搬
音による上階での騒音発生が防止される。
【００２８】又、本発明の請求項２）記載の二重床の間
仕切装置においては、特に、下桟と上桟との間に間仕切
体が嵌め込まれて立設されるため、間仕切体の立設施工
を嵌め込み式に極めて簡単に行うことができる。
仕切装置においては、特に、下桟と上桟との間に間仕切
体が嵌め込まれて立設されるため、間仕切体の立設施工
を嵌め込み式に極めて簡単に行うことができる。
【００２９】又、本発明の請求項３）記載の二重床の間
仕切装置においては、特に、下桟の上側の凹溝に間仕切
体の下端に垂設せる突出体が係合されるため、嵌め込み
式に立設される間仕切体の下端が下桟に確実に係合固定
され、しかも、下桟の下側の凹溝に弾性体の上面に突設
せる凸条が嵌合されるため、同下桟も弾性体に確実に嵌
合固定される。
仕切装置においては、特に、下桟の上側の凹溝に間仕切
体の下端に垂設せる突出体が係合されるため、嵌め込み
式に立設される間仕切体の下端が下桟に確実に係合固定
され、しかも、下桟の下側の凹溝に弾性体の上面に突設
せる凸条が嵌合されるため、同下桟も弾性体に確実に嵌
合固定される。
【００３０】又、本発明の請求項４）記載の二重床の間
仕切装置においては、特に、上桟が下桟と同一形状に形
成されてその上下面に凹溝が設けられ、該下側の凹溝に
間仕切体の上端に突設せる突出体が係合されるため、嵌
め込み式に立設される間仕切体の上端も上桟に確実に係
合固定され、下桟と上桟とに同一部材を使用することが
できて部材管理、現場施工が極めて容易となる。
仕切装置においては、特に、上桟が下桟と同一形状に形
成されてその上下面に凹溝が設けられ、該下側の凹溝に
間仕切体の上端に突設せる突出体が係合されるため、嵌
め込み式に立設される間仕切体の上端も上桟に確実に係
合固定され、下桟と上桟とに同一部材を使用することが
できて部材管理、現場施工が極めて容易となる。
【００３１】又、本発明の請求項５）記載の二重床の間
仕切装置においては、特に、脚体の下端にクッション体
が付設されるため、上床体から床下地への振動が緩衝さ
れるものであり、この場合であっても、間仕切体の振動
による騒音発生、及び、同間仕切体から天井面への伝搬
音による上階での騒音発生が支障なく防止される。
仕切装置においては、特に、脚体の下端にクッション体
が付設されるため、上床体から床下地への振動が緩衝さ
れるものであり、この場合であっても、間仕切体の振動
による騒音発生、及び、同間仕切体から天井面への伝搬
音による上階での騒音発生が支障なく防止される。
【図１】本発明の一実施例である二重床の間仕切装置を
示す一部省略断面図である。
示す一部省略断面図である。
【図２】同実施例における脚体とクッション体との結合
形態を例示する分解斜視図である。
形態を例示する分解斜視図である。
【図３】同実施例における脚体とクッション体との別の
結合形態を例示する分解斜視図である。
結合形態を例示する分解斜視図である。
【図４】同実施例における間仕切体の立設状態を示す概
略正面図である。
略正面図である。
【図５】同実施例における間仕切体と弾性体との結合形
態を示す分解斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
【図６】別の実施例である二重床の間仕切装置を示す一
部省略断面図である。
部省略断面図である。
【図７】従来例である二重床の間仕切装置を示す一部省
略断面図である。
略断面図である。
１ 床下地 ２ 脚体 ３ 上床体 ４ 二重床 ５ 弾性体 ６ 間仕切体 ７ 天井面 ８ 下桟 ９ 上桟 10 凹溝 11 突出体 12 凸条 13 クッション体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｂ 2/82 Ｙ
Claims (5)
- 【請求項１】 床下地上に複数本の脚体を介し上床体を
架設して二重床となし、該二重床の上床体上に弾性体を
介して間仕切体を立設し、該間仕切体の上端部を天井面
に結合固定してなる二重床の間仕切装置。 - 【請求項２】 弾性体上に下桟を付設すると共に天井面
に上桟を付設し、該下桟と上桟との間に間仕切体を嵌め
込んで立設したことを特徴とする請求項１）記載の二重
床の間仕切装置。 - 【請求項３】 下桟を断面略Ｈ型に形成してその上下面
に凹溝を設け、該上側の凹溝に間仕切体の下端に垂設せ
る突出体を係合し、同下側の凹溝に弾性体の上面に突設
せる凸条を嵌合したことを特徴とする請求項２）記載の
二重床の間仕切装置。 - 【請求項４】 上桟を下桟と同一形状に形成してその上
下面に凹溝を設け、該下側の凹溝に間仕切体の上端に突
設せる突出体を係合したことを特徴とする請求項３）記
載の二重床の間仕切装置。 - 【請求項５】 脚体の下端にクッション体を付設したこ
とを特徴とする請求項１）〜４）のいずれか一つの請求
項記載の二重床の間仕切装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17630394A JPH0842030A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 二重床の間仕切装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17630394A JPH0842030A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 二重床の間仕切装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0842030A true JPH0842030A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16011234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17630394A Pending JPH0842030A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 二重床の間仕切装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0842030A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000257205A (ja) * | 1999-03-11 | 2000-09-19 | Sato Kogyo Co Ltd | 二重天井下地構造およびその施工方法 |
| JP2001073488A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-03-21 | Hayakawa Rubber Co Ltd | 建造物及びその施工方法 |
| JP2002106088A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Kumagai Gumi Co Ltd | 二重床における壁構造 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP17630394A patent/JPH0842030A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000257205A (ja) * | 1999-03-11 | 2000-09-19 | Sato Kogyo Co Ltd | 二重天井下地構造およびその施工方法 |
| JP2001073488A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-03-21 | Hayakawa Rubber Co Ltd | 建造物及びその施工方法 |
| JP2002106088A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Kumagai Gumi Co Ltd | 二重床における壁構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63219756A (ja) | 浮床用床パネル | |
| JPH0842030A (ja) | 二重床の間仕切装置 | |
| JPH0718831A (ja) | 床敷構造 | |
| JP3171356B2 (ja) | 床構造 | |
| JP5363765B2 (ja) | 床下地構造 | |
| JP4107226B2 (ja) | 間仕切り板及びこれを利用した間仕切り構造体 | |
| JP6828844B1 (ja) | 二人用ブース | |
| JP3142468B2 (ja) | 天井制振構造 | |
| KR102636757B1 (ko) | 소음 및 진동저감을 위한 바닥 시스템과 이의 시공방법 | |
| JP3133011B2 (ja) | 床の構造及び際根太の取り付け方法 | |
| JP3563583B2 (ja) | 内装の壁・床際構造 | |
| JP2763994B2 (ja) | 建物の床部遮音構造 | |
| KR20010055379A (ko) | 천장구조물의 벽몰딩시스템 | |
| JP4200192B2 (ja) | 二重床上の間仕切り壁支持構造 | |
| JPH0644832U (ja) | 免震対応パネル装置の巾木構造 | |
| JPH0338326Y2 (ja) | ||
| JP2698557B2 (ja) | 床構造 | |
| JP2997415B2 (ja) | 床パネル | |
| JP4068396B2 (ja) | 二重床における隙間確保方法と二重床用スペーサ部材 | |
| JP3851212B2 (ja) | 二重床構造 | |
| JPS6019201Y2 (ja) | パネル固定装置 | |
| JPH06322954A (ja) | 際根太構造 | |
| JP2580749Y2 (ja) | 壁パネル | |
| JP2000096807A (ja) | 建築物の床下地構造 | |
| JP2688570B2 (ja) | 箱 樋 |