JP2580749Y2 - 壁パネル - Google Patents

壁パネル

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JP2580749Y2
JP2580749Y2 JP1992006890U JP689092U JP2580749Y2 JP 2580749 Y2 JP2580749 Y2 JP 2580749Y2 JP 1992006890 U JP1992006890 U JP 1992006890U JP 689092 U JP689092 U JP 689092U JP 2580749 Y2 JP2580749 Y2 JP 2580749Y2
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JP
Japan
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wall panel
frame
reinforcing plate
plate
reinforcing
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JP1992006890U
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Inventor
義親 田中
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、壁パネルの改良に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、ユニットルーム等の
側壁面を構成する壁パネルは図３に要部断面図で示すよ
うに構成されており、壁パネル１の裏側には縦フレーム
２と横フレーム３が直交状に枠組みされており、その前
面には下地板５が配置され、下地板５の表面に複数のタ
イル６，６，６が張着されたものとなっており、この壁
パネル１が建て付けられてユニットルーム等が形成され
る場合、室内側より種々の器具を壁パネル１に取り付け
る必要があり、そのために壁パネル１の裏側に器具取付
用の補強木Ｗ，Ｗを配設しておく必要があり、この補強
木Ｗ，Ｗに室内側よりビス等をネジ込んで種々の器具が
タイル６の表面に取り付けられる。
【０００３】しかし従来の壁パネル１には横フレーム３
の上下にそれぞれ補強木Ｗ，Ｗを配設する必要があり、
補強木Ｗ，Ｗの配設が困難で、壁パネル１のコストが増
大してしまうという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、補強木を必要としない
壁パネルを提供せんことを目的とし、その要旨は、ユニ
ットルーム等の側壁面を構成する裏面が縦フレームと横
フレームで枠組形成されたフレーム付き壁パネルであっ
て、該壁パネルを形成する縦方向に並設された前記各縦
フレーム内には、前記横フレームと平行状をなし、該横
フレームより縦方向の幅が大に形成されて裏側が開口し
た断面コの字状の補強プレートが水平方向に一体で介装
され、該補強プレートの壁パネル表面側には器具が取付
けられることである。
【０００５】
【作用】壁パネルを構成する縦フレーム内に断面コの字
状の補強プレートを介装させた構造としたため、器具等
を取り付ける際に補強プレートにビス等をネジ込んで取
り付けることが可能となり、従来のように別途補強木を
配設する必要がない。
【０００６】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は壁パネルを建て付けてユニットルームを構
築する際の分解要部斜視図であり、図２は本例の壁パネ
ルの要部断面構成図である。
【０００７】壁パネル１は下地板５の表面に多数のタイ
ル６，６，６が張着され、裏側は複数の縦フレーム２，
２，２と横フレーム３，３，３により枠組形成されてお
り、本例における壁パネル１には補強プレート４が横フ
レーム３と平行状に水平状に縦フレーム２，２内に一体
で介装されており、補強プレート４は裏側が開口した断
面コの字状に形成されたものであり、上面４ａ上に前記
縦フレーム２，２が当接状に溶接等により固定され、
又、下面４ｂにも縦フレームが溶接等により固定された
ものであり、垂面４ｃは下地板５の裏側に当接したもの
となっている。
【０００８】このように形成された壁パネル１は図１に
示すように、先ず床面に固定されたアンカーボルト１
１，１１に固定板１０を固定させ、この固定板１０内に
高さを調節するための高さ調節部材９を挿入させ、さら
にその上面に中間板８を被せて調節部材９により中間板
８の高さを所定高さとし、その後に壁パネル１の下端部
に固定された載置板７を中間板８上に被せて壁パネル１
が建て付けられ、さらに壁パネル１の上部には上板１３
が被せられて、この上板１３に天井パネルが取り付けら
れる。又、コーナー部はコーナー板１２を介し直交状に
一対の壁パネル１，１が連結される。
【０００９】このようにしてユニットルームを形成させ
た後に、ユニットルームの室内側より器具（ペーパーホ
ルダー，手摺り等）を取り付ける場合には、室内側より
ビスを補強プレート４の垂面４ｃにネジ込んで、室内側
に種々の器具を固定することができ、従来のような補強
木Ｗが無くても良好に器具の取付けが可能となる。
【００１０】
【考案の効果】本考案は、ユニットルーム等の側壁面を
構成する裏面が縦フレームと横フレームで枠組形成され
たフレーム付き壁パネルであって、該壁パネルを形成す
る縦方向に並設された前記各縦フレーム内には、前記横
フレームと平行状をなし、該横フレームより縦方向の幅
が大に形成されて裏側が開口した断面コの字状の補強プ
レートが水平方向に一体で介装され、該補強プレートの
壁パネル表面側には器具が取付けられることにより、壁
パネルを建て付けてユニットルーム等を構築した後に室
内側より補強プレートにビス等をネジ込んで室内側に種
々の器具を取り付けることができ、従来のような補強木
を別途必要とせず、コストを低減させた壁パネルとし得
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】壁パネルの建て付け状態の分解斜視構成図であ
る。
【図２】壁パネルの要部断面構成図である。
【図３】従来の壁パネルの要部断面構成図である。
【符号の説明】
１ 壁パネル ２ 縦フレーム ３ 横フレーム ４ 補強プレート ５ 下地板 ６ タイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04C 2/38 E04B 2/74 541 E04B 2/72 E04C 2/52 E04C 2/30

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ユニットルーム等の側壁面を構成する裏
    面が縦フレームと横フレームで枠組形成されたフレーム
    付き壁パネルであって、該壁パネルを形成する縦方向に
    並設された前記各縦フレーム内には、前記横フレームと
    平行状をなし、該横フレームより縦方向の幅が大に形成
    されて裏側が開口した断面コの字状の補強プレートが水
    平方向に一体で介装され、該補強プレートの壁パネル表
    面側には器具が取付けられることを特徴とする壁パネ
    ル。
JP1992006890U 1992-01-22 1992-01-22 壁パネル Expired - Lifetime JP2580749Y2 (ja)

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JPH0558720U JPH0558720U (ja) 1993-08-03
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH029225U (ja) * 1988-06-30 1990-01-22
JP2534404B2 (ja) * 1991-01-14 1996-09-18 ナショナル住宅産業株式会社 壁下地構造

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