JPH0838028A - 焼菓子用プレミックス、これを用いた焼菓子およびその製造方法 - Google Patents
焼菓子用プレミックス、これを用いた焼菓子およびその製造方法Info
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Abstract
子を目的としたものである。 【構成】 小麦粉45〜70重量部、α化小麦粉および
/またはα化澱粉10〜30重量部、エーテル化澱粉1
0〜30重量部からなる澱粉系原料100重量部に対
し、砂糖50〜280重量部、食用油脂10〜50重量
部および膨剤5〜10重量部を加えた混合物からなるこ
とを特徴とする焼菓子用プレミックス。小麦粉45〜7
0重量部、α化小麦粉および/またはα化澱粉10〜3
0重量部、エーテル化澱粉10〜30重量部からなる澱
粉系原料100重量部に対し、全卵50〜100重量
部、砂糖50〜200重量部、食用油脂10〜50重量
部、膨剤5〜10重量部及び牛乳150〜350重量部
(但し澱粉系原料100重量部に対し砂糖と牛乳の合計
量を200〜400重量部とする)を加えてなる生地を
焼成したことを特徴とする焼菓子。
Description
ちした焼菓子を目的とした焼菓子用プレミックス、これ
を用いた焼菓子及びその製造方法に関する。
ては多種類が知られている。
感を有する焼菓子としては、ビスケット、クッキー又は
クラッカーなどが知られている。
菓子としては、カップケーキ、スポンジケーキ、カステ
ラ又はマドレーヌなどが知られている。
々特徴があるけれども、しっとりとしていてもちもちと
した焼菓子については未だ実用化されていない。
た新規な焼菓子を得ようとするものである。
化小麦粉および/またはα化澱粉と、エーテル化澱粉を
所定量宛添加することにより、目的とする新規な焼菓子
を得たのである。
0重量部、α化小麦粉および/またはα化澱粉10〜3
0重量部、エーテル化澱粉10〜30重量部からなる澱
粉系原料100重量部に対し、砂糖50〜280重量
部、食用油脂10〜50重量部および膨剤5〜10重量
部を加えた混合物からなることを特徴とする焼菓子用プ
レミックスである。
部、α化小麦粉および/またはα化澱粉10〜30重量
部、エーテル化澱粉10〜30重量部からなる澱粉系原
料100重量部に対し、全卵50〜100重量部、砂糖
50〜200重量部、食用油脂10〜50重量部、膨剤
5〜10重量部及び牛乳150〜350重量部(但し澱
粉系原料100重量部に対し砂糖と牛乳の合計量を20
0〜400重量部とする)を加えてなる生地を焼成した
ことを特徴とする焼菓子である。
部、α化小麦粉および/またはα化澱粉10〜30重量
部、エーテル化澱粉10〜30重量部からなる澱粉系原
料100重量部に対し、砂糖50〜200重量部、膨剤
5〜10重量部、食用油脂10〜50重量部、牛乳15
0〜350重量部(但し澱粉系原料100重量部に対し
て砂糖と牛乳の合計量を200〜400重量部とする)
を混合機に入れて均一に混合すると共に生地を生成し、
この生地を所定量宛焼き型に流し込み180℃〜250
℃で30分〜60分焼成することを特徴とした焼菓子の
製造方法である。
少ない薄力粉が望ましい。
粉とは、その何れか一方又は両方を使用するのである
が、α化小麦粉および/またはα化澱粉の量が澱粉系原
料100重量部に対し、10重量部より少なくなると、
もちもちした食感が得られず、さくい食感となる。また
30重量部を越えると膨化が悪く、もちもちした食感が
得られず、糊状の食感となる。前記α化澱粉としては、
小麦澱粉、タピオカ澱粉、ばれいしょ澱粉、コーンスタ
ーチなどのα化物がある。
100重量部のうち、10〜30重量部を占める。10
重量部より少ない場合には、この発明品の特徴であるも
ちもちした食感が少なくなる。また30重量部を越える
と固化が悪化し、糊状の食感となる。
タピオカ澱粉、ばれいしょ澱粉及びコーンスターチ等の
エーテル化物がある。
牛乳量に相当する量の全脂粉乳又は脱脂粉乳と水を使用
することができる。
粉系原料100重量部に対し、砂糖と牛乳との合計量を
200〜400重量部とし、かつ砂糖が50〜200重
量部の範囲とした。前記における全量を200重量部よ
り少なくすると、焼菓子がマドレーヌの様な食感とな
り、この発明が目的としているもちもちとした食感が得
られないし、口溶けも良くない。
十分な膨化が起らず、焼菓子としての商品形態が得られ
ず、食感も糊状となる。尤も製品の特性は徐々に変化す
るので好ましくは250〜350重量部である。
は、この発明の目的としているもちもちした食感が得ら
れず、200重量部を越えると、菓子として甘すぎるの
で適切でないものと認められた。
ブオイル、ショートニング、バター又はパーム油など、
一般に製菓用として使用されている食用油脂が好まし
く、食用油脂の添加がしっとりとした食感を出し、風味
を向上させる働をする。
と、良好な食感を得る為に必要とされる。膨剤の量が澱
粉系原料100重量部に対し5重量部未満の場合には、
必要とするボリュームが得られないのみならず、全体と
して重い食感となり、10重量部をこえると、苦味を生
じて好ましくない。膨剤としては通常菓子用に使用され
るものを総て使用することができる。
リキュール類、クルミ、レーズンなどのドライフルーツ
などは、任意かつ適量(一般の菓子に用いられている程
度)用いることができる。この発明におけるプレミック
スは小麦粉45〜70重量部、α化小麦粉および/また
はα化澱粉10〜30重量部、エーテル化澱粉10〜3
0重量部からなる澱粉系原料100重量部に、砂糖50
〜280重量部、食用油脂10〜50重量部および膨剤
5〜10重量部の混合物からなることを特徴とする焼菓
子用プレミックス原料を撹拌機に入れて均一に撹拌した
後、非通気性包装袋へ所定量宛分取し包装する。
クスに、所定量の牛乳を入れて撹拌し、これにより得た
生地を焼型にいれて、180℃〜250℃のオーブンで
30分〜60分間焼成することにより得られる。
した後、200g宛不通気性袋に入れて密封すれば、こ
の発明の包装ミックスができる。
牛乳180gを加えて混合し、更に全卵80gを加えて
混合し、製菓用の生地を得た。
℃のオーブンで45分間焼成した所、この発明の焼菓子
を得た。
もちもちした食感であった。
2とを比較し、この発明の焼菓子の特性を示す。
子を製造した所、次の評価を得た。
分で良好な焼菓子と認めた。 比較例1 ややしっとりとはしているが、しっとりとし
た食感としては不十分であった。もちもちした食感がな
く、さくい食感となったので目的を達成できなかった。 比較例2 ややしっとりとはしているが、しっとりとし
た食感としては不十分であった。さくい食感があり、も
ちもちした食感としては不十分なものと認められた。
α化小麦粉、α化澱粉及びエーテル化澱粉の適量を混合
したので、しっとりとして、しかももちもちした新規な
焼菓子のミックスを得る効果がある。またこのミックス
を利用すればしっとりとして、しかももちもちした新規
な焼菓子を製造できる効果がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 小麦粉45〜70重量部、α化小麦粉お
よび/またはα化澱粉10〜30重量部、エーテル化澱
粉10〜30重量部からなる澱粉系原料100重量部に
対し、砂糖50〜280重量部、食用油脂10〜50重
量部および膨剤5〜10重量部を加えた混合物からなる
ことを特徴とする焼菓子用プレミックス。 - 【請求項2】 小麦粉45〜70重量部、α化小麦粉お
よび/またはα化澱粉10〜30重量部、エーテル化澱
粉10〜30重量部からなる澱粉系原料100重量部に
対し、全卵50〜100重量部、砂糖50〜200重量
部、食用油脂10〜50重量部、膨剤5〜10重量部及
び牛乳150〜350重量部(但し澱粉系原料100重
量部に対し砂糖と牛乳の合計量を200〜400重量部
とする)を加えてなる生地を焼成したことを特徴とする
焼菓子。 - 【請求項3】 小麦粉45〜70重量部、α化小麦粉お
よび/またはα化澱粉10〜30重量部、エーテル化澱
粉10〜30重量部からなる澱粉系原料100重量部に
対し、砂糖50〜200重量部、膨剤5〜10重量部、
食用油脂10〜50重量部、牛乳150〜350重量部
(但し澱粉系原料100重量部に対して砂糖と牛乳の合
計量を200〜400重量部とする)を混合機に入れて
均一に混合すると共に、生地を生成し、この生地を所定
量宛焼き型に流し込み、180℃〜250℃で30分〜
60分焼成することを特徴とした焼菓子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17696994A JP3385546B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 焼菓子用プレミックス、これを用いた焼菓子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17696994A JP3385546B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 焼菓子用プレミックス、これを用いた焼菓子およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838028A true JPH0838028A (ja) | 1996-02-13 |
JP3385546B2 JP3385546B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=16022884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17696994A Expired - Lifetime JP3385546B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 焼菓子用プレミックス、これを用いた焼菓子およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3385546B2 (ja) |
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KR20240037227A (ko) | 2022-02-22 | 2024-03-21 | 닛신 세이훈 프리믹스 가부시키가이샤 | 구운 과자용 조성물 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP17696994A patent/JP3385546B2/ja not_active Expired - Lifetime
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