JPH083652Y2 - 筒体用ヒンジ - Google Patents

筒体用ヒンジ

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JPH083652Y2
JPH083652Y2 JP7188690U JP7188690U JPH083652Y2 JP H083652 Y2 JPH083652 Y2 JP H083652Y2 JP 7188690 U JP7188690 U JP 7188690U JP 7188690 U JP7188690 U JP 7188690U JP H083652 Y2 JPH083652 Y2 JP H083652Y2
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JP
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shaft
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panel
insertion hole
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正治 寺本
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Teramoto Corp Ltd
Original Assignee
Teramoto Corp Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本考案は、物品収容用のボックスや枠体、またはくず
入れ、傘立てその他植木鉢の台などの構成に使用され
る、複数のパネルがヒンジで接続された折りたたみ可能
な筒体形成用のヒンジに関するものである。
{従来の技術} 物品収容用のボックスや枠体において、複数のパネル
をヒンジで折りたたみ可能に接続して形成された筒体を
使用したものとして、例えば、実公昭57-27709号公報に
パレットに載置した品物を支持する筒状のサポータが開
示されている。また、実公昭56-36801号公報に筒状のく
ず入れが開示されている。
これらの筒体は、いずれもパネルをヒンジで接続して
折りたたみ可能に構成されている。そして、前記ヒンジ
は、断面円筒状の複数の連結部材にピンを挿通したもの
であって、各連結部材は相互に自由に回転可能である。
{考案が解決しようとする課題} 従来の筒体の各パネルを接続したヒンジは、前記のよ
うに、断面円筒状の複数の連結部材にピンを挿通したも
のであって、各連結部材は常に相互に回転可能に連結し
たのみであるから、このヒンジでパネルを連結してなる
筒体は、その隣合った各パネルの角度は任意になる。し
たがって、方形にした各パネル内に底板を入れるなどし
て、各パネルを固定することが必要であり、かつこのよ
うに底板で各パネルを固定しても、各パネルの上部側は
自由に移動可能であるから、やや不安定になるおそれが
ある。また、折りたたんだ時も、その各パネルが回動す
るから、不安定であって取扱いが不便な問題がある。
本考案は、上記のような課題を解決するものであっ
て、連結した各パネルを筒体にしたとき、及び折りたた
んだときのいずれにも各パネルを固定することか可能な
筒体用のヒンジをうることを目的とするものである。
{課題を解決するための手段} 本考案の筒体用ヒンジは、複数の連結部材を貫通した
軸挿通孔の断面が、各辺の長さがほぼ等しい角形に形成
され、かつ前記各軸挿通孔に挿通されて連結部材を互い
に連結する連結軸が、隣合った各軸挿通孔にわたる長さ
で、軸挿通孔中で回転不能な断面形状と径に形成された
連結固定部と、前記軸挿通孔中で回転可能な連結回転部
とが軸線方向に連続して形成され、前記連結部材を複数
のパネルの隣合った各端部に突設し、それらの軸挿通孔
に前記連結軸を挿通して、前記パネルを筒状に連結する
ことを特徴とするものである。
前記連結部材に設ける軸挿通孔は、四角形、六角形な
ど、形成する筒体の角数などに対応して任意の角数にで
きるものである。パネルに対する連結部材の取付けは、
例えば、パネルと連結部材とをプラスチックで一体に成
形、または連結部材に取付部を設け、この取付部で連結
部材をパネルに取付けるなど任意にすることが可能であ
る。そして、前記パネルとしては、板、ネット状、枠状
などの筒体を構成する任意の素材を使用することが可能
である。
{作用} この筒体用ヒンジは、その連結部材を貫通した軸挿通
孔に連結軸を挿通して各パネルを接続するものであっ
て、前記各軸挿通孔の少なくとも一方の全長にわたって
連結軸の連結回転部を位置させると、各連結部材が回転
可能になり各パネルを折りたたみむことが可能になる。
そして、連結固定部を前記各連結部材にわたって位置さ
せると、各連結部材が回転不能になり各パネルは固定さ
れる。したがって、連結した各パネルを筒状に組立てる
とき、または折りたたむときに、前記のように、各軸挿
通孔に連結回転部を位置させて各パネルを回転させる。
そして、各パネルを筒体に組立ててから、または折りた
たんでから、各軸挿通孔にわたって連結固定部を位置さ
せて各パネルを回転不能に固定するものである。
{実施例} 本考案の筒体用ヒンジの実施例を図面に示した四角形
の筒体について説明する。
図において、1a,1b,1c,1dはパネルで、これらの各端
部に各一対となる連結部材2a,2bが一体に突設され、こ
の連結部材2a,2bのそれぞれに断面方形の軸挿通孔3a,3b
が形成され、かつこの軸挿通孔3a,3bは互いに連通する
とともに、パネル1a,1b,1c,1dをほぼ90度にしたとき
と、パネル1a,1b,1c,1dを折りたたんで平行状態になっ
たときのそれぞれに軸挿通孔3a,3bの各辺が一致するよ
うに形成されている(第4図参照)。
4は連結軸で、これは前記軸挿通孔3a,3bにわたって
挿通可能な長さで、それらの断面形状と同断面形状に
し、かつほぼ同径にして軸挿通孔3a,3b内での回転が不
能に形成された連結固定部5と、軸挿通孔3a,3b内で回
転可能な連結回転部6とで構成されている。7は連結固
定部5の連結回転部6側端部に設けられたボールストッ
パで、これは連結固定部5に設けられた凹部8に逸脱不
能にはめ込まれ、かつ付勢ばね9で付勢されている。10
は連結回転部6の先端部に設けたピン孔で、これに割り
ピン11が挿通可能になっている。
そして、連結部材2a,2bを、それらの軸線方向で重ね
る状態にして、軸挿通孔3a,3bに連結軸4を連結回転部
6側から挿通して、先端のピン孔10に割りピン11を挿通
し、連結部材2a,2bから連結軸4の逸脱を防止する。
このようにして、4枚のパネル1a,1b,1c,1dを連結し
て、第1図に示したように、筒体12を構成する。そし
て、パネル1a,1b,1c,1dを筒体12として組立てたとき
は、第3図に示したように、隣合った軸挿通孔3a,3bの
両方にわたって連結軸4の連結固定部5を挿通する。こ
のとき、ボールストッパ7は付勢ばね9を圧縮して凹部
8内に入り、軸挿通孔3a,3bを通過すると、凹部8外に
出て連結部材2bの端部に係止して、連結固定部5が軸挿
通孔3a,3bから抜けることを防止する。すると、軸挿通
孔3a,3bと連結固定部5の断面が、共に方形であり、か
つ第4図に示したように、軸挿通孔3a,3b内での連結固
定部5の回転が不能であるから、パネル1a,1b,1c,1dの
それぞれはほぼ一定の角度を維持し、筒体12はその全体
においてほとんど変形しないから取扱いなどが容易であ
る。
前記のように組立てた筒体12を折りたたむときは、第
5図に示したように、連結軸4の連結固定部5を軸挿通
孔3a,3bから抜いて、ボールストッパ7を連結部材2aの
端部に係止する。すると、連結固定部5の端部が軸挿通
孔3aの端部に位置するが、他の軸挿通孔3a,3bの部分に
連結回転部6が位置し、連結部材2a,2bが相互に回転可
能になるから、第4図に実線で示したように、ほぼ直角
に固定されていたパネル1a,1bにおけるパネル1bを鎖線
で示したように、パネル1aに対して直線状または並行状
になるように回転させてパネル1a,1b,1c,1dを平板状に
折りたたむものである。
このように折りたたんだ各パネル1a,1b,1c,1dの各連
結部材2a,2bは、前記のように回転可能な状態にしてお
くことができるが、連結部材2a,2bの軸挿通孔3a,3bに連
結固定部5を挿入すれば、各パネル1a,1b,1c,1dは折り
たたんだ状態を維持するから、その取扱いが容易であ
る。
なお、第3図に示したように、連結固定部5を軸挿通
孔3a,3bを貫通する長さにしているが、これは隣合った
軸挿通孔3a,3bの両方にわたって挿入されて、連結部材2
a,2bを回転不能に連結可能な長さにすればよいものであ
って、例えば、一方の軸挿通孔3aを貫通し、軸挿通孔3b
の端部内に位置する長さにすることも可能である。そし
て、連結固定部5にボールストッパ7を設けておけば、
軸挿通孔3a,3bに挿入した連結固定部5の取扱いが容易
であるが、このボールストッパ7を設けることは任意に
なしうるものである。また、割りピン11を設けることに
ついても任意である。
前記パネルの数は任意であって、例えば、6枚にして
六角筒を構成することも可能であり、この場合は前記軸
挿通孔を断面六角にすれば、6枚の各パネルを六角形に
配置し、かつそれらを各連結部材で連結することが可能
である。
{考案の効果} 本考案の筒体用ヒンジは、上記のように、複数の連結
部材のそれぞれに各辺の長さがほぼ等しい角形の軸挿通
孔を設け、かつ隣合った各軸挿通孔にわたる長さで、軸
挿通孔中で回転不能な断面形状と径に形成された連結固
定部と、前記軸挿通孔中で回転可能な連結可能部とを軸
線方向に連続して連結軸を形成したものであって、前記
各連結部材をパネルの端部に設けるものである。
したがって、複数の連結部材の軸挿通孔にわたって前
記連結回転部を位置させると、各連結部材は相互に回転
可能になり、各パネルを折りたたむことができる。そし
て、複数の連結部材の軸挿通孔にわたって前記連結固定
部を位置させると、各連結部材は互いに固定されて回転
不能になり、各パネルに組立てた状態または折りたたん
だ状態を維持させることができ、各パネルを筒体に組立
てたとき、及びそれを折りたたんだときの取扱いが容易
にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は筒体の斜視図、
第2図は分解状態の要部の斜視図、第3図は筒体組立て
時の要部の断面図、第4図は筒体組立て時の要部の断平
面図、第5図は筒体折りたたみ時の要部の正面図であ
る。 1a,1b,1c,1d:パネル、2a,2b:連結部材、3a,3b:軸挿通
孔、4:連結軸、5:連結固定部、6:連結回転部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の連結部材を貫通した軸挿通孔の断面
    が、各辺の長さがほぼ等しい角形に形成され、かつ前記
    各軸挿通孔に挿通されて連結部材を互いに連結する連結
    軸が、隣合った各軸挿通孔にわたる長さで、軸挿通孔中
    で回転不能な断面形状と径に形成された連結固定部と、
    前記軸挿通孔中で回転可能な連結回転部とが軸線方向に
    連続して形成され、前記連結部材を複数のパネルの隣合
    った各端部に突設し、それらの軸挿通孔に前記連結軸を
    挿通して、前記パネルを筒状に連結する筒体用ヒンジ。
JP7188690U 1990-07-04 1990-07-04 筒体用ヒンジ Expired - Fee Related JPH083652Y2 (ja)

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JPH0429924U JPH0429924U (ja) 1992-03-10
JPH083652Y2 true JPH083652Y2 (ja) 1996-01-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020010944A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 眞弓 仲山 折り畳み式トイレ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020010944A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 眞弓 仲山 折り畳み式トイレ

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JPH0429924U (ja) 1992-03-10

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