JPH08337413A - シリカ粒子およびその製造方法 - Google Patents

シリカ粒子およびその製造方法

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JPH08337413A
JPH08337413A JP7148859A JP14885995A JPH08337413A JP H08337413 A JPH08337413 A JP H08337413A JP 7148859 A JP7148859 A JP 7148859A JP 14885995 A JP14885995 A JP 14885995A JP H08337413 A JPH08337413 A JP H08337413A
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JP
Japan
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silica particles
reaction
particles
particle diameter
silane compound
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JP7148859A
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Toichi Yamada
都一 山田
Kazuhiko Kamiyoshi
和彦 神吉
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種標識材、液晶表示用スペーサなどに有用
な比較的大きな粒径を有し、かつ粒径の変動係数の小さ
いシリカ粒子を工業的に有利に提供すること。 【構成】 モノアルキルトリアルコキシシランおよびア
ルキルシリケート二量体からなる群より選択される少な
くとも1種で主としてなるシラン化合物をアルカリ性条
件下において加水分解する工程を包含するシリカ粒子の
製造方法が提供される。このシリカ粒子の平均粒子径は
0.1μmから100μmであり、そして粒子径の変動
係数は10%以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種標識材、標準粒
子、診断用担体、液晶表示素子用スペーサなどとして有
用なシリカ粒子に関する。
【0002】
【従来の技術】シリカ粒子の製造方法に関する最も古く
基本的な記載は、W.STOBERらによるJOURNAL OF COLLOID
AND INTERFACE SCIENCE、第26巻、第62〜69頁 (1968)
に詳細に述べられている。この文献は、シリカ粒子の製
造法として現在広く用いられているゾルゲル法の基礎と
なっている。一般に、シリカ粒子は、例えば特公平1−
59974号公報、特公平3−51643号公報、特公
平4−61810号公報、特公平6−95183号公報
などに開示されているように、例えば、テトラアルコキ
シシランのようなアルキルシリケートをアルカリ性の条
件下で加水分解・重縮合することにより得られる。これ
らのうち、液晶表示素子用スペーサなどに用いられる粒
径のそろった比較的大きなシリカ粒子は、特公平3−5
1643号公報、特公平4−61810号公報、および
特公平6−95183号公報に示すように、加水分解に
引き続いて、まず微細なシリカ粒子核(シリカのシード
粒子)を生成させ、次いで粒子核の成長を行う工程によ
り得られている。
【0003】アルキルシリケートを原料としてゾルゲル
法でシリカ粒子を製造する場合の大きな問題点は、多量
のアルコールを使用しなければならないこと、およびそ
れに伴って反応器のスケールを大きくしなければならな
いことである。例えば、上記の特公平6−95183で
は、アンモニア水の存在下でアルキルシリケートを加水
分解してシリカの粒子核を生成し、この粒子核を成長さ
せることが記載されているが、このとき粒子の凝集を抑
制し粒径を均一にするため、多量のアルコールを使用し
ている。特公平1−59974では、メタノール/アン
モニア水中におけるテトラエチルシリケートの加水分解
を、アンモニアおよび水の濃度を一定に保ちながら行
い、シリカ粒子を生成させている。この場合もアルコー
ルを多量に使用しており、そして1μm程度の粒径を得
るために反応容器を次々に大型化していかなければなら
ない。
【0004】工業的見地からは、なるべくアルコールの
使用量を少なくし、その結果反応容器のスケールを小さ
くするのが有利であり、それらを可能にする技術的手段
が今日まで望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来の問題を解決することであり、その目的は、製造工
程における反応器のスケールを小さくし、しかもそれら
の加水分解の際にアルカリの量を調節する必要がなく、
そして粒子径の揃った、任意の粒子径を有するシリカ粒
子の製造方法を提供することである。本発明の他の目的
は、上記の方法により得られる、粒子径の揃った任意の
粒子径のシリカ粒子を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシリカ粒子の製
造方法は、モノアルキルトリアルコキシシランおよびア
ルキルシリケート二量体からなる群より選択される少な
くとも1種で主としてなるシラン化合物をアルカリ性条
件下において加水分解・重縮合する工程を包含し、該シ
リカ粒子の平均粒子径は0.1μmから100μmであ
り、そして粒子径の変動係数は10%以下である。
【0007】好適な実施態様においては、上記シラン化
合物中の三量体以上のアルキルシリケート多量体の含有
量は10重量%以下である。
【0008】本発明のシリカ粒子は、上記シラン化合物
を、水およびアルコールを含有するアルカリ性溶液中で
加水分解・重縮合することにより得られる。好ましい実
施態様において、この加水分解・重縮合反応では、ま
ず、上記シラン化合物を0〜10℃で0.5〜3時間反
応させることによりシリカのシード粒子を生成させ、次
いで1時間あたり5〜8℃の昇温速度で15〜20℃ま
で昇温して反応させることによりシード粒子の表面にシ
リカ被覆を形成し、シード粒子を成長させる。
【0009】上記シラン化合物の主成分であるモノアル
キルトリアルコキシシランおよびアルキルシリケート二
量体は、それぞれ、一般式Si(OR1)3R2および(RO)3SiOSi
(OR) 3で表される。
【0010】ここで、R1、R2、およびRで表されるアル
キル基は、好ましくは、メチル基、エチル基、イソプロ
ピル基、ブチル基などである。上記モノアルキルトリア
ルコキシシランには、例えば、メチルトリエトキシシラ
ン、メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシ
ラン、メチルトリプロポキシシラン、エチルトリプロポ
キシシランなどが挙げられ、これらを単独で使用して
も、二種以上を混合して使用してもよい。上記アルキル
シリケート二量体には、テトラメチルシリケート二量
体、テトラエチルシリケート二量体、テトラプロピルシ
リケート二量体、テトラブチルシリケート二重体などが
挙げられ、これらを単独で使用しても、二種以上を混合
して使用してもよい。シラン化合物にはモノアルキルト
リアルコキシシランおよび/またはアルキルシリケート
二量体の縮合物が少量含まれていてもよい。ここで、シ
ラン化合物の純度は重要であり、三量体以上のアルキル
シリケート多量体の混入率が10%を超えると、反応時に
おいてゲル化が進行して反応系が不均一となり、粒径の
大きなシリカ粒子が得られなくなる恐れがある。
【0011】上記アルコールとしては、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール、ブタノール、エチレング
リコール、プロピレングリコール等が挙げられ、特に、
エタノールが好ましい。これらのアルコールは、単独で
使用しても、二種以上を混合して使用してもよい。
【0012】上記アルカリとしては、アンモニア(アン
モニア水、アンモニアガス)、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、第四級アンモニウム塩、アミン類などであ
る。特に、アンモニア水が好ましい。これらのアルカリ
は単独で使用しても、二種以上を混合して使用してもよ
い。これらのアルカリは触媒として働き、さらに形成さ
れたシリカ粒子を分散させる働きを有する。アルカリと
してアンモニアを用いる場合、反応液中のアンモニア濃
度が実質的に変化しても(例えば、アンモニア水のアル
コール溶液にシラン化合物のアルコール溶液を滴下して
いくとき、アンモニアの初期濃度が±50%〜±100
%変化しても)分散性の良好なシリカ粒子が得られる。
【0013】(シリカ粒子の製造方法)本発明において
は、まず、水、アルコールおよびアルカリを適量混合し
てアルカリ性溶液を調製する。そして、このアルカリ性
溶液を攪拌しながら、これに、上記シラン化合物を添加
する。
【0014】水およびアルコールの割合は、一般に、モ
ノアルキルトリアルコキシシランを用いる場合は、水95
〜25重量%、アルコール5〜75重量%であり、アルキル
シリケート二量体を用いる場合は、水5〜75重量%、ア
ルコール95〜25重量%である。アルカリは、一般に、溶
液のpHが8〜13になる量が用いられる。モノアルキル
トリアルコキシシランおよびアルキルシリケート二量体
は、一般に、上記アルカリ性溶液100重量部に対して、1
0〜80重量部が使用される。これらの量は少なすぎると
反応が充分に行われず、逆に多すぎると溶解性が悪くな
ることがある。
【0015】上記2種のシラン化合物は、原液のまま、
あるいは水またはアルコールなどに溶解させて用いら
れ、特に、上記の水およびアルコールを含有するアルカ
リ性溶液に溶解させて用いるのが好ましい。
【0016】さらに、上記のシラン化合物またはその溶
液は、シード粒子の生成反応に際し、その全量を一度に
添加してもよいが、好ましくは、反応の進行度に応じて
徐々に滴下する。シラン化合物またはその溶液は、シー
ド粒子の生成反応の際にその生成に必要とされる量だけ
を添加し、さらにシード粒子の成長反応の際にその成長
に必要とされる量を添加してもよい。この場合は、シー
ド粒子の生成反応に使用した溶液と同一組成の水および
アルコールを含有するアルカリ性溶液にシラン化合物を
溶解して用いることが好ましい。
【0017】上記混合物を0〜10℃で0.5〜3時間反応
させて、加水分解および重縮合させる。この反応によ
り、シリカのシード粒子が生成し、反応液中に分散され
る。シード粒子の粒径は、通常、0.05〜1μmである。
【0018】上記シード粒子の生成反応における反応温
度は、好ましくは、0〜10℃である。反応温度が0℃未
満では反応が充分に進行せず、シード粒子を得るのに長
時間を要する。反応温度が10℃を超えると反応速度が速
いために、生成したシード粒子同士が合着しやすくな
る。
【0019】シード粒子の生成反応における反応時間
は、好ましくは、0.5〜3時間である。反応時間が0.5時
間未満ではシード粒子の生成が不充分である。反応時間
が3時間を超えるとシード粒子の合着が起こり得る。
【0020】次いで、得られたシード粒子の分散液(シ
ラン化合物、水、およびアルコールを含有するアルカリ
性溶液の反応液)を、1時間あたり5〜8℃の昇温速度
で15〜20℃まで昇温する。この反応により、残りのシラ
ン化合物が加水分解および重縮合し、シード粒子の表面
にシリカが生成し、シード粒子が成長する。
【0021】上記シード粒子の成長反応における昇温速
度は、好ましくは、1時間あたり5〜8℃である。昇温
速度が5℃/時間未満では反応速度が遅く、シード粒子
が成長するのに長時間を要する。昇温速度が8℃/時間
を超えると反応速度が速すぎ、成長途中にあるシード粒
子同士が合着しやすくなるため、異形粒子が多く生成し
得る。
【0022】シード粒子を成長させる際の昇温による最
終到達温度は、好ましくは、15〜20℃である。昇温後の
最終到達温度が15℃未満では反応は充分に進行せず、所
望の粒径のシリカ粒子を得るのに長時間を要する。最終
到達温度が20℃を超えると反応速度が速すぎ、成長途中
にあるシード粒子同士が合着しやすくなるため、異形粒
子を多く生成し得る。
【0023】以上のようにして、所望の粒径および粒度
分布を有するシリカ粒子の分散液が得られる。上記反応
で調製したシリカ粒子の平均粒径は、通常、0.1〜100μ
m、好ましくは0.5〜50μm、特に好ましくは1.5〜15μ
mであり、このようなシリカ粒子は、各種標識材、標準
粒子、診断用担体、液晶表示素子用スペーサなどに好適
である。粒子径が0.1μm未満では小さすぎて実用的で
なく、100μmを超えると変動係数を10%以下に保つこ
とが困難である。このシリカ粒子の平均粒径は、シラン
化合物の添加量により調節することができる。例えば、
シラン化合物を滴下していった場合、シリカ粒子が所望
の粒径に達した時点で滴下を停止すればよい。シリカ粒
子の粒径の変動係数は、30%以下、好ましくは20%以
下、特に好ましくは10%以下である。30%を超えると、
粒径が不揃いであるために、標準粒子、液晶表示素子用
スペーサなどの用途に使用し得ない。
【0024】
【作用】本発明のシリカ粒子の製造に使用するモノアル
キルトリアルコキシシランおよびアルキルシリケート二
量体は、いずれも1個のケイ素元素上に加水分解し得る
アルコキシ基を3個有する。このような化合物は、シリ
カ粒子の調製に従来汎用されていたテトラエトキシシラ
ンのような加水分解し得るアルコキシ基を4個有する化
合物に比べて、加水分解・重縮合反応により生じる架橋
の速度が小さい。モノアルキルトリアルコキシシランに
ついては反応により生じる架橋の度合いも小さい。従っ
て、溶媒であるアルコールの使用量が少なくても、反応
液をゲル化することなく、比較的低粘度で(つまり均一
に)反応を進行させることが可能である。
【0025】さらに、アルキルシリケート二量体につい
て述べれば、体積あたりのSiO2含有量は、アルキルシリ
ケートのそれに比べて高い。従って、反応器の容積効率
が改善される。例えば、テトラエチルシリケート(TEOS)
とテトラエチルシリケート二量体(TEOSダイマー)とを比
較してみる。TEOSの分子量は約208でありそのSiO2(式
量は約60)含有量は28.8%である。一方、TEOSダイマー
の分子量は約342で、そのSiO2含有量は35.1%である。
従って、両者の比重はほぼ等しいので、TEOSダイマーの
体積あたりのSiO2含有量はTEOSのそれの1.22倍であり、
反応器のスケールを82%程度までに縮小することができ
る。すなわち、容積効率が20%程度改善される。このこ
とは工業的に非常に有利であり、例えば、製造工程にお
いて反応器の大きさを3回スケールアップする場合、反
応器のスケールはTEOSを用いる場合の57%でよいことを
意味している。
【0026】以上のように特定の原料を使用して反応を
行うことにより、所望の粒径を有し、かつ粒子径の変動
係数の小さいシリカ粒子が得られる。
【0027】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0028】(実施例1)28重量%のアンモニア水100
gとエタノール30mlの混合液を攪拌しながら、これに、
メチルトリエトキシシラン25gとエタノール30mlとの混
合液を1ml/分の速度で添加し、5℃の温度で3時間反
応させた。この反応により、シリカのシード粒子が生成
し、これが分散した反応液が得られた。
【0029】次いで、シード粒子が分散した上記反応液
を5℃/1時間の昇温速度で昇温し、2時間後(15℃)
に反応を終了した。この反応により、シード粒子の表面
にシリカが生成付着し、シード粒子が成長した。このと
きのアンモニアの濃度変化は初期濃度に対して−36%で
あった。
【0030】シード粒子が成長した上記反応液からシリ
カ粒子を分離し、合着のない均一な球状のシリカ粒子を
得た。シリカ粒子の平均粒径、粒径の標準偏差および変
動係数を表1にまとめて示す。なお、変動係数を次式よ
り求めた: 変動係数(%)=(標準偏差/平均粒径)×100 (実施例2〜6)シード粒子の生成反応条件およびシー
ド粒子の成長反応条件を、表1に示すように変更したこ
と以外は実施例1と同様に行った。結果を表1に示す。
【0031】(比較例1〜6)シード粒子の生成反応条
件およびシード粒子の成長反応条件を、表1に示すよう
に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】(実施例7)28重量%のアンモニア水25g
とエタノール50mlの混合液を攪拌しながら、これに、テ
トラエチルシリケート二量体10gとエタノール30mlとの
混合液を1ml/分の速度で添加し、5℃の温度で3時間
反応させた。この反応により、シリカのシード粒子が生
成し、これが分散した反応液が得られた。
【0034】次いで、シード粒子が分散した上記反応液
を5℃/1時間の昇温速度で昇温し、2時間後(15℃)
に反応を終了した。この反応により、シード粒子の表面
にシリカが生成付着し、シード粒子が成長した。このと
きのアンモニアの濃度変化は初期濃度に対して−73%で
あった。
【0035】シード粒子が成長した上記反応液からシリ
カ粒子を分離し、合着のない均一な球状のシリカ粒子を
得た。シリカ粒子の平均粒径、粒径の標準偏差および変
動係数を表2にまとめて示す。
【0036】(実施例8〜12)シード粒子の生成反応
条件およびシード粒子の成長反応条件を、表2に示すよ
うに変更したこと以外は実施例7と同様に行った。結果
を表2に示す。
【0037】(比較例7〜12)シード粒子の生成反応
条件およびシード粒子の成長反応条件を、表2に示すよ
うに変更したこと以外は実施例7と同様に行った。結果
を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】表1および表2より、モノアルキルトリア
ルコキシシランまたはアルキルシリケート二量体を使用
する際、反応条件をある程度(例えば、上記の好ましい
反応条件)制御することにより、合着がなく、しかも平
均粒径の大きなシリカ粒子(いずれの実施例も1.3μm
以上)が得られることが分かる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、モノアルキルトリアル
コキシシランおよび/またはアルキルシリケート二量体
を使用して、工業的に有利にシリカ粒子が得られる。さ
らに、このようにして得られるシリカ粒子は所望の粒径
を有し得る。例えば、平均粒径が0.1〜100μmの範囲の
比較的大きな粒径を有し、粒子径の変動係数が10%以下
であるシリカ粒子が容易に得られる。本発明のシリカ粒
子は、各種標識材、標準粒子、診断用担体、液晶表示用
スペーサなどとして有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノアルキルトリアルコキシシランおよ
    びアルキルシリケート二量体からなる群より選択される
    少なくとも1種で主としてなるシラン化合物をアルカリ
    性条件下において加水分解・重縮合する工程を包含する
    シリカ粒子の製造方法であって、該シリカ粒子の平均粒
    子径が0.1μmから100μmであり、そして粒子径
    の変動係数が10%以下であることを特徴とする、シリ
    カ粒子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記シラン化合物中の三量体以上のアル
    キルシリケート多量体の含有量が10重量%以下である
    ことを特徴とする、請求項1に記載のシリカ粒子の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 モノアルキルトリアルコキシシランおよ
    びアルキルシリケート二量体からなる群より選択される
    少なくとも1種で主としてなるシラン化合物をアルカリ
    性条件下において加水分解・重縮合して得られるシリカ
    粒子であって、該シリカ粒子の平均粒子径が0.1μm
    から100μmであり、そして粒子径の変動係数が10
    %以下であることを特徴とする、シリカ粒子。
  4. 【請求項4】 前記シラン化合物中の三量体以上のアル
    キルシリケート多量体の含有量が10重量%以下である
    ことを特徴とする、請求項3に記載のシリカ粒子。
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