JPH08334024A - 建設機械のラジエータ装置 - Google Patents

建設機械のラジエータ装置

Info

Publication number
JPH08334024A
JPH08334024A JP8165996A JP8165996A JPH08334024A JP H08334024 A JPH08334024 A JP H08334024A JP 8165996 A JP8165996 A JP 8165996A JP 8165996 A JP8165996 A JP 8165996A JP H08334024 A JPH08334024 A JP H08334024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
guide wall
cover
wind guide
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8165996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3386652B2 (ja
Inventor
Koichi Futagawa
浩一 二川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP08165996A priority Critical patent/JP3386652B2/ja
Publication of JPH08334024A publication Critical patent/JPH08334024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3386652B2 publication Critical patent/JP3386652B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0891Lids or bonnets or doors or details thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジエータ装置の排気を機体カバーに設けた
排気部から円滑に行うことによる冷却効率の向上を図
る。また、同時に騒音の低減をも図る。 【解決手段】 エンジン17を覆う機体カバー20に形
成した排気部33からラジエータ18からの通過風Wを
吐き出す建設機械のラジエータ装置において、ラジエー
タ18と機体カバー20との間に風案内壁部39,4
0,41,42を配設する。これら壁部は、ラジエータ
18の周縁部近傍と、ラジエータファン31の軸心近傍
とに配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械のラジエ
ータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバックホー等の建設機械では、機
体フレーム上に水冷式のエンジンが装備され、該エンジ
ンを覆う機体カバーが装着されており、また、この機体
カバー内にラジエータが装備されている。そして、ラジ
エータファンによってラジエータに向かって送風して、
ラジエータからの通過風(熱風)を機体カバーに形成し
た排気部から排気するようになっている。
【0003】また、エンジン周辺のメンテナンスを容易
に行えるようにするために、通常は、機体カバーがカバ
ー本体とボンネットとから構成されており、ラジエータ
からの通過風を外部に吐き出す排気部が、カバー本体に
形成された第1排気口と、ボンネットに形成された第2
排気口とから成るものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラジエータか
らの通過風が、円滑かつ確実に排気部から吐き出されず
に、ラジエータの上方や左右側方に回り込んで逆流し、
ラジエータの冷却効率を悪化させる場合があった。ま
た、特に市街地で建設機械が使用される場合には、ラジ
エータ装置において発生する騒音を低減させるという要
望もある。
【0005】また、ラジエータファンの軸心近傍では、
周縁部に比して送風能力が低いために、その軸心近傍と
周縁部のそれぞれにおける風速、風量が異なることか
ら、周縁部における風が軸中心側に巻き込まれるように
なり、ラジエータと機体カバーとの間で乱気流が生じて
円滑な排気がなされないおそれがある。さらに、機体カ
バーがカバー本体とボンネットとから構成されたもので
は、カバー本体及びボンネットの突合せ端縁部分が、ラ
ジエータからの通過風が第1排気口及び第2排気口から
外部に吐き出される際の障害物となり、該通過風が前記
突合せ端縁部分に衝突することによって乱気流が生じ、
これによって通過風が円滑に外部に吐き出されることが
阻害され、ラジエータの冷却効率が悪化することがあっ
た。
【0006】そこで、本発明は、ラジエータからの通過
風がスムーズに排気部から排気されるように通過風を案
内するように構成して、ラジエータの冷却効率の向上を
図るとともに、ラジエータ装置において発生する騒音の
低減を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、エンジンを覆う機体カバーに形成された排気
口からラジエータからの通過風を吐き出す建設機械のラ
ジエータ装置において、ラジエータの周縁部近傍に、ラ
ジエータからの通過風を前記排気口に案内する風案内壁
部が配設されており、該風案内壁部は、吸音材により構
成されていることを特徴としている。
【0008】したがって、ラジエータからの通過風は、
風案内壁部によって案内されて機体カバーに形成された
排気口から吐き出されるので、該通過風がラジエータの
上方、下方及び左右側方に回り込んで逆流することが風
案内壁部によって阻止され、円滑な排気が行われ、ラジ
エータの冷却効率は良好なものとなる。さらに、かかる
作用をする風案内壁部は、吸音材により構成されている
ので、同時に騒音を低減する作用を奏し、構造の簡素
化、構成部材の削減を図りつつも、ラジエータからの通
過風のスムーズな排気と、騒音低減とがなされる。
【0009】また、本発明は、エンジンを覆う機体カバ
ーに形成された排気部からラジエータからの通過風を吐
き出す建設機械のラジエータ装置において、ラジエータ
を通過した風が排気部から排気されるまでに、機体カバ
ー内で乱気流となることを防止するために、ラジエータ
と前記機体カバーとの間で且つラジエータの幅方向中途
部に対応する位置に、ラジエータから離れるにしたがっ
て拡開する対の風案内壁部を配設した。この風案内壁部
により、円滑な排気に適した形状、大きさ及び配置の複
数の流通路が区画形成され、乱気流を生ずることを防止
してラジエータ装置による冷却効率の向上が図られる。
【0010】また、本発明は、エンジンを覆う機体カバ
ー内に装備されたラジエータと、該ラジエータに向かっ
て送風するラジエータファンとを備え、ラジエータから
の通過風を外部に吐き出す排気部が機体カバーに形成さ
れた建設機械のラジエータ装置において、ラジエータフ
ァンの特性に起因したファン軸心近傍における乱気流の
発生を防止するために、ラジエータと前記機体カバーと
の間であって且つラジエータファンの軸心近傍に、ラジ
エータから離れるにしたがって拡開する対の風案内壁部
を配設した。この風案内壁部により、ファン周縁部から
送出されてくる風がファン軸心中央側へ巻き込まれるこ
とを阻止し、ラジエータからの通過風が円滑に排気部か
ら排気されるようにして、ラジエータ装置の冷却効率の
向上が図られる。
【0011】また、本発明は、エンジンを覆う機体カバ
ー内に装備されたラジエータと、該ラジエータに向かっ
て送風するラジエータファンとを備え、ラジエータから
の通過風を外部に吐き出す排気部が機体カバーに形成さ
れ、機体カバーはカバー本体とボンネットとから構成さ
れ、前記排気部が、カバー本体に形成された第1排気口
と、ボンネットに形成された第2排気口とから成る建設
機械のラジエータ装置において、ラジエータからの通過
風を第1排気口及び第2排気口に案内する風案内壁部
が、ラジエータの周縁部近傍及びラジエータファンの軸
心近傍であって且つラジエータと機体カバーとの間に配
設されていることを特徴としている。
【0012】かかる構成によれば、ラジエータからの通
過風が、ラジエータの周縁部近傍及びラジエータファン
の軸心近傍に配設された風案内壁部によって案内されて
第1排気口及び第2排気口から吐き出され、上記のよう
にラジエータの冷却効率が良好なものとなる。一方、ラ
ジエータファンの軸心近傍に風案内壁部が配設されてい
ても、一般にファンの軸心近傍では送風量が比較的少な
いため、かかる風案内壁部によってラジエータからの通
過風に乱気流が生じることは殆どなく、よってラジエー
タからの通過風の吐き出しが円滑に行われ、ラジエータ
の冷却効率が良好となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1乃至図5は本発明の第1の
実施の形態を示しており、本実施の形態の建設機械1は
後方小旋回型バックホーとも呼ばれる掘削作業機であっ
て、クローラ走行装置2を有する走行機体3を備えてい
る。この走行機体3には旋回機体4が縦軸回り旋回可能
に支持されているとともに、走行機体3の前部にはドー
ザ装置5が装着されている。
【0014】旋回機体4は、全体としては平面視略円形
状であって、後部は旋回軸16を中心とする円弧状に構
成され、左右側部は前後方向に切欠状に構成されてこれ
ら左右側面が互いに略平行状に構成され、前部は左右方
向に切欠状に構成されている。そして、旋回機体4を構
成する略全ての装置・機器の旋回半径が、旋回機体4の
後端部の旋回半径よりも小さくなされているとともに、
該旋回機体4の後端部の旋回半径(旋回機体4の最大旋
回半径)が、左右のクローラ幅と略同じか又は若干小さ
くなされ、旋回作業性や狭所作業性を向上している。
【0015】旋回機体4の機体フレーム4aの前部には
バックホー装置6(掘削作業装置)が装着されている。
該装置6は、揺動シリンダ7の伸縮動作によって左右揺
動可能に機体フレーム4aの前部に取付けられたブラケ
ット8と、ブームシリンダ9の伸縮動作によって上下揺
動可能にブラケット8に取付けられたブーム10と、ア
ームシリンダ11の伸縮動作によって前後揺動可能にブ
ーム10先端部に取付けられたアーム12と、バケット
シリンダ13の伸縮動作によって掻き込み揺動可能にア
ーム12の先端部に取付けられたバケット14とを有す
る。
【0016】旋回機体4のフレーム4aの後部にはカウ
ンタウェイト15が装着されており、旋回機体4の前後
の重量バランスを適正化している。特に、本実施の形態
のような旋回式のバックホー1にあっては、フレーム4
aの前部に装着されたバックホー装置6の重量によって
旋回軸16に生ずるモーメントを低減し、円滑な旋回動
作を確保するとともに転倒防止をするために、カウンタ
ウェイト15は不可欠なものである。なお、カウンタウ
ェイト15の左右端部にはボルト孔59が形成され、該
ボルト孔59を利用してボルトによって機体フレーム4
aに取付固定している。また、カウンタウェイト15の
後面側は平面視略円弧状に形成されるとともに、該ウェ
イト15が旋回機体4の旋回半径内に収まるように構成
することで、狭所作業性を向上している。
【0017】また、旋回機体4のフレーム4a上には、
エンジン17が装備されているとともに、エンジン17
の右側方にラジエータ18、オイルクーラ19等が設け
られ、これらエンジン17、ラジエータ18、オイルク
ーラ19及び揺動シリンダ7等は機体カバー20によっ
て覆われている。前記エンジン17は、水冷3気筒型で
あって、エキゾーストマニホールド21の排気口部21
aには、接続配管22を介してメインマフラー23が接
続されている。また、接続配管22とエキゾーストマニ
ホールド21との間には、方形中空状のプレマフラー2
4が介装されており、メインマフラー23に至るまでに
管径に伝播される音のパワーをある程度低減して、騒音
の一層の低減を図っている。
【0018】ここで、プレマフラー24はボルト等によ
ってエキゾーストマニホールド21の排気口部21aに
直接取付固定されており、而して、エキゾーストマニホ
ールド21は、プレマフラー24をエンジン16に固定
するための取付ブラケットとなされている。従って、別
に取付ブラケットが不要となり、構造の簡素化、構成部
材の削減が図られ、製造コストの低減、装置のコンパク
ト化を図ることができる。さらに、プレマフラー24と
エキゾーストマニホールド21とを直接取付けているも
のであるから、これらをフレキシブル配管を用いて接続
しなればならないという事態が生じないため、これによ
ってもコスト低減等を図ることができる。
【0019】なお、排気口部21aにボルト固定される
プレマフラー24の側壁24aは、比較的肉厚を大きく
して、取付強度の向上を図ることが好ましい。また、プ
レマフラー24としては、膨張形、共鳴形、干渉形又は
吸音形、或いはそれらの組合せからなる消音器を採用で
きる。メインマフラー23も同様に、膨張形、共鳴形、
干渉形又は吸音形、或いはそれらの組合せからなる消音
器を採用できる。
【0020】前記カウンタウェイト15は中空状となさ
れ、その内壁部15aの略中央には接続孔25が開孔さ
れ、該接続孔25にメインマフラー23の排気口部23
aが接続され、該排気口部23aには蛇腹状の耐熱性ゴ
ムカバー61が装着されている。そして、カウンタウェ
イト15の外壁部15bの略中央には排気孔26が開孔
されており、而して、このカウンタウェイト15によっ
て膨張形のサブマフラー(補助消音器)が構成されてい
る。即ち、中空状のカウンタウェイト15の内部空間2
7が膨張室となされているものである。
【0021】かかるカウンタウェイト15は、下方開口
状の本体部28を鋳造により成形し、該本体部28の下
面にシール(図示せず)を介して底板29をボルト30
によって固定することにより構成している。これによれ
ば、鋳物の中子が不要となり、生産性の向上、製造コス
トの低減等を図ることができる。なお、図6に示すよう
に、メインマフラー23の排気口部23aを、カウンタ
ウェイト15の接続孔25から排気孔26にわたって貫
通状に挿通して、排気口部23aの中途部に、カウンタ
ウェイト15の内部空間27に開口する分岐口部23b
を設けてもよく、この場合は、カウンタウェイト15の
内部空間27は共鳴室として作用し、該カウンタウェイ
ト15は共鳴形のサブマフラーとなされる。
【0022】上記のようにカウンタウェイト15によっ
てサブマフラーを構成すれば、比較的大きな膨張室又は
共鳴室を確保して、メインマフラー23によっては消音
効果の少ない音域の消音を、サブマフラー15によって
効果的に行うことができつつも、特別に配置スペースを
要することがなく、全体の小型化を図ることができる。
【0023】前記ラジエータ18は、エンジン17の右
側方に縦置きに装備されており、該ラジエータ18の内
方にはラジエータ18に向かって送風するラジエータフ
ァン31が装備されている。このラジエータファン31
は、エンジン17の回転動力によって回転駆動されてお
り、その軸心は左右幅方向とされ、ラジエータ18に取
付けられたファンカバー32によって包囲されて、効率
よくラジエータ18に向かって送風するようになってい
る。
【0024】ラジエータ18からの通過風Wは、機体カ
バー20の側壁部に形成された排気部33から外部に吐
き出されるようになっている。本実施の形態では、機体
カバー20は、機体フレーム4aに固定のカバー本体3
4と、エンジン室を開閉自在とするべくヒンジ35を介
してカバー本体34に開閉自在に取付けられたボンネッ
ト36とから構成されており、前記排気部33は、カバ
ー本体34の側壁部に形成された第1排気口37と、ボ
ンネット36に形成された第2排気口38とから構成さ
れている。なお、ラジエータファン31の軸心は、カバ
ー本体34とボンネット36との境界線と平面視におい
て略重合状になされている。また、第1排気口37が設
けられた部分においてはカバー本体34の側壁部は前後
方向に延びる平板状となされ、第2排気口38が設けら
れた部分においてはボンネット36の側壁部は旋回軸1
6を中心とする平面視円弧状の湾曲板状となされてお
り、第1排気口37と第2排気口38の開口方向が外方
に向かって開くように構成されている。
【0025】本実施の形態の第1排気口37、及び、第
2排気口38は、左右方向に長い長孔を上下に多数配設
してなるものであるが、多数の小孔を配設してなるもの
とすることができる。そして、ラジエータ18からの通
過風Wを第1排気口37及び第2排気口38から効率よ
く円滑に排気するよう、ラジエータ18からの通過風W
を第1排気口37及び第2排気口38に案内する風案内
壁部39,40,41,42が、ラジエータ18の周縁
部近傍及びラジエータファン32の軸心近傍であって且
つラジエータ18と機体カバー20との間に配設されて
いる。
【0026】ラジエータ18の上縁部近傍の風案内壁部
39は、ラジエータ18の上端部に取付固定されたL字
状ブラケット43に固定されており、その外縁部は機体
カバー20内面に圧接されており、通過風Wが洩れるこ
とを防止している。また、ラジエータ18の下縁部近傍
の風案内壁部40は、ラジエータ18を支持する支持壁
部44上に載置状に固定されており、その外縁部も機体
カバー20内面に圧接されている。一般に、本実施の形
態のような建設機械1にあっては、ラジエータ18の下
部の構造が複雑な場合が多く、それに伴って複雑な形状
の隙間も多いものであるが、該風案内壁部40によって
かかる隙間を防ぐことができる。
【0027】これら上下の風案内壁部39,40は、そ
れ自体が発泡性の吸音材により構成されており、エンジ
ン17、ラジエータファン31やその周辺で発生する騒
音の排気部33からの外部への漏れを効果的に防止して
いる。ラジエータ18の前縁部近傍の風案内壁部41
は、オイルタンク45の後面側に配設されており、ラジ
エータ18の前縁部から第1排気口37の前端部までに
亘って略隙間なく連続状に形成されている。この風案内
壁部41の内面側は吸音材46により構成されており、
ラジエータファン31等で発生する騒音の排気部33か
らの漏れの低減を図っている。なお、吸音材46は、粘
着シール等によって風案内壁部41の支柱に張り付けら
れている。
【0028】ラジエータファン31の軸心近傍の風案内
壁部42は、平面視略V字状であって、ラジエータ18
の幅方向中途部に対応する位置に配設されており、ラジ
エータ18の右側方の空間を、ラジエータ18からの通
過風Wを第1排気口37に案内する第1排気路47と、
ラジエータ18からの通過風Wを第2排気口38に案内
する第2排気路48とに分割形成している。そして、該
風案内壁部42のV字形の頂部がラジエータ18側に向
けられており、ラジエータ18からの通過風Wを円滑に
第1排気路47と第2排気路48とに分流している。
【0029】即ち、風案内壁部42は、前後一対の風案
内壁部42a,42bを平面視略V字状となるように連
結することで構成されており、これら対の案内壁部42
a,42bは、ラジエータ18から離れるにしたがって
拡開するよう構成されている。なお、図示実施形態にお
いては、この対の案内壁部42a,42bの拡開方向
は、第1排気口37と第2排気口38の開口方向に対応
されている。
【0030】なお、この風案内壁部42の第1排気路4
7及び第2排気路48に対向する側面も吸音材49によ
り構成されており、騒音の低減を図っている。なお、ラ
ジエータ18の後端縁は、ボンネット36の第2排気口
38の後端部に近接されているため、かかる部分には風
案内壁部は特に設けられていない。上記した本実施の形
態に係るラジエータ装置の構成によれば、ラジエータ1
8からの通過風Wは、各風案内壁部39,40,41,
42によって案内されて機体カバー20に形成された排
気口37,38から吐き出されるので、該通過風Wがラ
ジエータ18の上方、下方及び左右側方に回り込んで逆
流することが風案内壁部39,40,41,42によっ
て阻止され、円滑な排気が行われ、ラジエータ18の冷
却効率は良好なものとなる。さらに、かかる作用をする
風案内壁部39,40,41,42は、吸音材により構
成されているので、同時に騒音を低減する作用を奏し、
構造の簡素化、構成部材の削減を図りつつも、ラジエー
タ18からの通過風Wのスムーズな排気と、騒音低減と
がなされる。
【0031】また、機体カバー20をカバー本体34と
ボンネット36とから構成することでカバー本体34及
びボンネット36の隣接端縁部にラジエータ18からの
通過風Wが衝突して乱気流が生ずることによる排気効率
の悪化が、ラジエータファン31の軸心近傍に設けた風
案内壁部42により防止され、また、一般にファンの軸
心近傍では送風量が比較的少ないため、かかる風案内壁
部42によってラジエータ18からの通過風Wに乱気流
が生じることは殆どなく、よってラジエータ18からの
通過風Wの吐き出しが円滑に行われ、ラジエータ18の
冷却効率が良好となる。
【0032】なお、本実施の形態の建設機械1では、機
体カバー20上に運転席51が設けられ、該運転席51
の前方に各種操作レバー52が設けられている。また、
旋回機体4には、左右一対のキャノピ用支柱53が上方
に突設され、該支柱53の上部にキャノピ54が取付固
定されており、該キャノピ54によって運転席51近傍
を上方から覆って、日除けや、運転席51近傍への土砂
の落下を防止している。
【0033】また、エンジン17には、オイルモータ5
5、エアクリーナ56が装着されている。エアクリーナ
56の吸気側にはインレットサイレンサー57が接続さ
れている。該サイレンサー57は、エンジン17内で生
ずる第一次、第二次の低周波音の低減のために、それら
の周波数と同一の共鳴周波数をもつ共鳴室58を具備し
ている。
【0034】即ち、このインレットサイレンサー57
は、図7に示すように、空気流通管部59の外周部に共
鳴室58を備えてなり、流通管部59と共鳴室58とは
連通管部60を介して連通されており、流通管部59を
流れる空気の一部を共鳴室58内に導入して、共鳴作用
によって消音を図るようになっている。かかるインレッ
トサイレンサー57では、一般に、共鳴室58への空気
の導入量が多い程消音効果が大きいので、連通管部60
を略L字状に屈曲させて、その空気導入端部60aを吸
気口側に開口させることによって、共鳴室58への空気
流入量の増大を図っている。
【0035】なお、図8に示すように連通管部60を斜
めに取付けることによってその空気導入端部60aを吸
気口側に開口させてもよく、また、図9に示すように連
通管部60の空気導入端部60aを斜めに切断すること
で該端部60aを吸気口側に開口させることもできる。
また、図10に示すように、流通管部59の内径d1
を、接続配管の内径d2よりも大きくすることによっ
て、該流通管部59によって膨張形消音器の機能をもた
せることができ、共鳴室58による消音作用と相まっ
て、一層の騒音の低減を図ることができる。
【0036】図11〜図13は本発明の第2の実施の形
態を示しており、上記第1実施形態と同様の構成につい
ては同符号を付して詳細説明を省略するとともに、異な
る構成、作用効果について説明する。本実施の形態で
は、ラジエータ18と機体カバー20との間で且つラジ
エータ18の幅方向中途部に対応する位置に配設された
風案内壁部42は、そのV字状頂部がラジエータ18の
前後幅方向中央部(図11にOR で示す)よりも若干前
方に位置するように配置されている。
【0037】また、ラジエータファン31は、その軸心
(図11にOF で示す)がラジエータ18の前後幅方向
中央部OR よりも若干後方となるように配置されてい
る。従って、ラジエータファン31と風案内壁部42と
の関係をいえば、該壁部42はラジエータファン31の
軸心近傍に配置されてはいるが、ラジエータファン31
の軸心延長線上には該壁部42が重複しないようになっ
ている。しかし、ファン31のコア部31aの軸心方向
延長領域内には、風案内壁部42の一部(図示実施例で
は後部側壁部42b)が位置するようになっている。
【0038】この風案内壁部42は、上部風案内壁部3
9及び下部風案内壁部40に支持ブラケット72,73
を介して上下部において取付固定されている。上部風案
内壁部39、前部風案内壁部41及び下部風案内壁部4
0は、図13にも示すように、側面視略コ字状の鋼板に
より一体に構成されている。なお、この鋼板の内面に吸
音材を添設しておくのが好ましい。
【0039】なお、上部風案内壁部39、前部風案内壁
部41及び下部風案内壁部40は、機体フレーム4aに
対して支持部材71等を介して取付固定されている。ボ
ンネット36は、エンジン17の後部側のみを開口し得
るようにコンパクトに構成されており、それに伴ってラ
ジエータ装置はカバー本体34によってほぼ覆われるよ
うになっている。従って、ラジエータ装置の排気部33
が設けられる範囲にボンネット36とカバー本体34の
突合せ端縁が存在しなくなり、排気部33を構成する第
1排気口37及び第2排気口38は、ともにカバー本体
34の側壁部に設けられている。この実施形態において
は、第1排気口37と第2排気口38とを連続させて一
つの長孔としても良い。
【0040】図14は本発明の第3の実施の形態を示し
ており、ラジエータファン31の軸線と略V字状の風案
内壁部42の頂部とが略一致している点を除く他は上記
第2実施形態と同様であるので、同符号を付して詳細説
明を省略する。本発明は、上記実施の形態に限定される
ものではなく、適宜設計変更することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ラジエータからの通過風を、ラジエータと機体カバーと
の間に配設した風案内壁部によって案内することにより
機体カバーに形成された排気部から円滑かつ確実に吐き
出すことができ、乱気流の発生を防止することによるラ
ジエータの冷却効率の向上を図ることができる。
【0042】また、ラジエータの周縁部近傍の風案内壁
部によって前記通過風がラジエータの上方、下方及び左
右側方に回り込んで逆流することを阻止でき、ラジエー
タの冷却効率を一層良好なものとすることができるとと
もに、この風案内壁部を吸音材により構成したので、同
時に騒音を低減する作用を奏し、構造の簡素化、構成部
材の削減を図りつつも、ラジエータからの通過風の排気
の円滑と騒音低減とを図ることができる。
【0043】また、ラジエータと前記機体カバーとの間
で且つラジエータの幅方向中途部に対応する位置に、ラ
ジエータから離れるにしたがって拡開する対の風案内壁
部を配設したので、この風案内壁部により、円滑な排気
に適した形状、大きさ及び配置の複数の流通路を区画形
成することができ、ラジエータと機体カバーとの間で乱
気流を生ずることを防止して一層の冷却効率の向上を図
ることができる。
【0044】また、ラジエータと機体カバーとの間であ
って且つラジエータファンの軸心近傍に、ラジエータか
ら離れるにしたがって拡開する対の風案内壁部を配設し
たので、この風案内壁部により、ファン周縁部から送出
されてくる風がファン軸心中央側へ巻き込まれることを
阻止し、ラジエータからの通過風を円滑に排気部から排
気させることができ、ラジエータファンの特性に起因し
たファン軸心近傍における乱気流の発生を防止すること
によるラジエータの冷却効率の向上を図ることができ
る。
【0045】また、ラジエータからの通過風が、ラジエ
ータの周縁部近傍及びラジエータファンの軸心近傍に配
設された風案内壁部によって案内されて第1排気口及び
第2排気口から吐き出されるので、排気部がカバー本体
とボンネットとにわたって形成されているにもかかわら
ず、上記のようにラジエータの冷却効率を良好なものと
することができるとともに、ラジエータファンの軸心近
傍に風案内壁部が配設されていても、一般にファンの軸
心近傍では送風量が比較的少ないため、かかる風案内壁
部によってラジエータからの通過風に乱気流が生じるこ
とは殆どなく、よってラジエータからの通過風の吐き出
しを円滑に行うことができ、ラジエータの冷却効率を良
好なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る建設機械の要
部を示す平面断面図である。
【図2】ボンネット内部の各パーツ間の関係を示す模式
図である。
【図3】建設機械の側面図である。
【図4】建設機械の背面図である。
【図5】メインマフラーとカウンタウェイトとの関係を
示す簡略側断面図である。
【図6】メインマフラーとカウンタウェイトとの関係の
他の例を簡略して示す平面断面図である。
【図7】インレットサイレンサーの一例を示す断面図で
ある。
【図8】インレットサイレンサーの一例を示す断面図で
ある。
【図9】インレットサイレンサーの一例を示す断面図で
ある。
【図10】インレットサイレンサーの一例を示す断面図
である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の要部を示す断面
平面図である。
【図12】同背面図である。
【図13】同側面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態の要部を示す断面
平面図である。
【符号の説明】
1 建設機械 17 エンジン 18 ラジエータ 20 機体カバー 31 ラジエータファン 33 排気部 34 カバー本体 36 ボンネット 37 第1排気口 38 第2排気口 39 ラジエータの上縁部近傍の風案内壁部 40 ラジエータの下縁部近傍の風案内壁部 41 ラジエータの前縁部近傍の風案内壁部 42 ラジエータファンの軸心近傍の風案内壁部 42a,42b 対の風案内壁部(ラジエータファンの
軸心近傍の風案内壁部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(17)を覆う機体カバー(2
    0)に形成された排気部(33)からラジエータ(1
    8)からの通過風(W)を吐き出す建設機械のラジエー
    タ装置において、 ラジエータ(18)の周縁部近傍で且つラジエータ(1
    8)と機体カバー(20)との間に、ラジエータ(1
    8)からの通過風(W)を前記排気部(33)に案内す
    る風案内壁部(39,40,41)が配設されており、
    該風案内壁部(39,40,41)は、吸音材により構
    成されていることを特徴とする建設機械のラジエータ装
    置。
  2. 【請求項2】 エンジン(17)を覆う機体カバー(2
    0)に形成された排気部(33)からラジエータ(1
    8)からの通過風(W)を吐き出す建設機械のラジエー
    タ装置において、 ラジエータ(18)と前記機体カバー(20)との間で
    且つラジエータ(18)の幅方向中途部に対応する位置
    に、ラジエータ(18)から離れるにしたがって拡開す
    る対の風案内壁部(42a,42b)が配設されている
    ことを特徴とする建設機械のラジエータ装置。
  3. 【請求項3】 エンジン(17)を覆う機体カバー(2
    0)内に装備されたラジエータ(18)と、該ラジエー
    タ(18)に向かって送風するラジエータファン(3
    1)とを備え、ラジエータ(18)からの通過風(W)
    を外部に吐き出す排気部(33)が機体カバー(20)
    に形成された建設機械のラジエータ装置において、 ラジエータ(18)と前記機体カバー(20)との間で
    あって且つラジエータファン(31)の軸心近傍に、ラ
    ジエータ(18)から離れるにしたがって拡開する対の
    風案内壁部(42a,42b)が配設されていることを
    特徴とする建設機械のラジエータ装置。
  4. 【請求項4】 エンジン(17)を覆う機体カバー(2
    0)内に装備されたラジエータ(18)と、該ラジエー
    タ(18)に向かって送風するラジエータファン(3
    1)とを備え、ラジエータ(18)からの通過風(W)
    を外部に吐き出す排気部(33)が機体カバー(20)
    に形成され、機体カバー(20)はカバー本体(34)
    とボンネット(36)とから構成され、前記排気部(3
    3)が、カバー本体(34)に形成された第1排気口
    (37)と、ボンネット(36)に形成された第2排気
    口(38)とから成る建設機械のラジエータ装置におい
    て、 ラジエータ(18)からの通過風(W)を第1排気口
    (37)及び第2排気口(38)に案内する風案内壁部
    (39,40,41,42)が、ラジエータ(18)の
    周縁部近傍及びラジエータファン(31)の軸心近傍で
    あって且つラジエータ(18)と機体カバー(20)と
    の間に配設されていることを特徴とする建設機械のラジ
    エータ装置。
JP08165996A 1995-04-04 1996-04-03 建設機械のラジエータ装置 Expired - Fee Related JP3386652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08165996A JP3386652B2 (ja) 1995-04-04 1996-04-03 建設機械のラジエータ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-79102 1995-04-04
JP7910295 1995-04-04
JP08165996A JP3386652B2 (ja) 1995-04-04 1996-04-03 建設機械のラジエータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08334024A true JPH08334024A (ja) 1996-12-17
JP3386652B2 JP3386652B2 (ja) 2003-03-17

Family

ID=26420177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08165996A Expired - Fee Related JP3386652B2 (ja) 1995-04-04 1996-04-03 建設機械のラジエータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3386652B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100656068B1 (ko) * 2005-12-27 2006-12-11 두산인프라코어 주식회사 굴삭기의 냉각장치
EP1788159A1 (en) * 2004-08-04 2007-05-23 Yanmar Co., Ltd. Slewing type working machine
JP2007217919A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Kubota Corp 旋回作業機
JP2017227158A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 ヤンマー株式会社 エンジン装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6509767B2 (ja) * 2016-03-15 2019-05-08 日立建機株式会社 建設機械

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1788159A1 (en) * 2004-08-04 2007-05-23 Yanmar Co., Ltd. Slewing type working machine
EP1788159A4 (en) * 2004-08-04 2008-08-27 Yanmar Co Ltd SWIVEL TYPE WORKING MACHINE
KR100656068B1 (ko) * 2005-12-27 2006-12-11 두산인프라코어 주식회사 굴삭기의 냉각장치
JP2007217919A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Kubota Corp 旋回作業機
JP4679386B2 (ja) * 2006-02-15 2011-04-27 株式会社クボタ 旋回作業機
JP2017227158A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 ヤンマー株式会社 エンジン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3386652B2 (ja) 2003-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4450298B2 (ja) 建設機械のエンジン冷却風路
JP2001348909A (ja) 建設機械
JP2013079501A (ja) 建設機械の排気構造
JP4160454B2 (ja) 建設機械のエンジンフード,建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械のエンジン冷却装置
JP3386652B2 (ja) 建設機械のラジエータ装置
JP2007120391A (ja) 排気消音装置および建設機械
JP2008155790A (ja) 作業車両
JP3143353B2 (ja) 建設機械のマフラー装置
JP4075532B2 (ja) 建設機械
JP4864777B2 (ja) バックホー
JPH06144022A (ja) 走行作業車の防音装置
JP3712664B2 (ja) 防音型発電装置
JP3381020B2 (ja) 建設機械のエンジン吸気装置
JP2003291662A (ja) 建設機械
JP2002097951A (ja) 建設機械の排気装置
JP2001159152A (ja) 建設機械の冷却装置
JP3028410U (ja) エンジンの消音装置
JP2005145114A (ja) 建設機械のエンジンフード、建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械の冷却装置
JP2002254935A (ja) 建設機械
JP2000303497A (ja) 建設機械の冷却装置及び建設機械のカバー
JP2001159153A (ja) 建設機械の騒音低減装置及び建設機械のカバー
KR20100130823A (ko) 건설기계용 엔진룸 흡음장치
JP2002256591A (ja) 建設機械及び冷却空気ダクト
JP2003049648A (ja) 建設機械
JP2004001645A (ja) 建設機械及び冷却空気ダクト

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110110

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120110

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees