JPH0832433A - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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Publication number
JPH0832433A
JPH0832433A JP6161165A JP16116594A JPH0832433A JP H0832433 A JPH0832433 A JP H0832433A JP 6161165 A JP6161165 A JP 6161165A JP 16116594 A JP16116594 A JP 16116594A JP H0832433 A JPH0832433 A JP H0832433A
Authority
JP
Japan
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output node
terminal
output
transistor
potential
Prior art date
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Pending
Application number
JP6161165A
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English (en)
Inventor
Harumi Kono
治美 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Micro Design Miyazaki Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Micro Design Miyazaki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Micro Design Miyazaki Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0832433A publication Critical patent/JPH0832433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作速度を損なわずに出力バッファ回路が発
生するオーバーシュート、リンギングを抑制し、出力端
子の信号波形を安定化させる。 【構成】 第1の電源電位VDDと出力ノードS1との
間に接続され、入力信号によって動作する第1のトラン
ジスタ11と、一方の端子が第2の電源電位VSSに接
続され、第1のトランジスタ11に対して相補的に動作
する第2のトランジスタ14と、この第2のトランジス
タ14の他方の端子と出力ノードS1との間に接続され
る抵抗手段12と、この抵抗手段12と並列に接続さ
れ、出力ノードS1の電位が所定電位に達するまでは出
力ノードS1と第2のトランジスタ14の他方の端子と
を接続するバイパス手段13と、第2の電源電位VSS
と出力端子OUT1との間に接続され、出力ノードS1
に現われる電位によって動作する第3のトランジスタ1
5とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路を用い
た出力バッファ回路に関するもので、詳しくはオープン
ドレイン構成のNチャネル型MOSトランジスタ(以
下、NMOSTrという)を用いた出力バッファ回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路装置を用いた出力
バッファ回路としては、例えば特開平2−94704号
公報に記載されるものがあり、その構成を図を用いて説
明する。
【0003】図2は、上記文献に記載された出力バッフ
ァ回路に一部説明用に寄生素子を付加した回路図であ
る。この出力バッファ回路は入力端子IN2からの入力
信号を反転して出力するインバータ30を備えている。
インバータ30は、電源電位VDDと接地電位VSSと
の間に直列接続されたPチャネル型MOSトランジスタ
(以下、PMOSTrという)31およびNMOSTr
32で構成されている。
【0004】インバータ30の出力ノードS2はオープ
ンドレインNMOSTr33のゲートに接続されてい
る。NMOSTr33のドレインと出力端子OUT2と
の間にはインダクタンス21が存在し、そのソースと接
地電位VSSとの間にはインダクタンス22が存在す
る。このインダクタンス21およびインダクタンス22
は半導体集積回路装置のパッケージ中に収められたリー
ド線およびボンディングワイヤーなどに寄生的に存在す
るものである。
【0005】なお、出力端子OUT2へは外付け、即
ち、半導体集積回路装置の外部にプルアップ用抵抗R2
が出力端子OUT2と電源電位VDDとの間に、付加容
量CL2が出力端子OUT2と接地電位VSSとの間に
接続されている。
【0006】次に、図2に示された出力バッファ回路の
動作を、図3の信号波形図を参照しつつ説明する。
【0007】まず、入力端子IN2には”L”レベルの
信号が入力されているため、インバータ30の出力ノー
ドS2は”H”レベルになっている。従って、NMOS
Tr33はオン状態になっており、出力端子OUT2
は”L”レベルになっている。ただし、出力端子OUT
2は抵抗R2を介して電源電位VDDに接続されている
ため、NMOSTr33を介して電源電位VDDから接
地電位VSSに電流i2が流れ続けている。
【0008】次に、時刻T1において入力端子IN2に
入力される信号が”L”レベルから”H”レベルになる
と、インバータ30はこの入力信号に瞬時に応答して、
出力ノードS2のレベルを”H”レベルから”L”レベ
ルにする。そして、出力端子外部の電源電位VDDは、
抵抗R2を介して容量CL2に接続されるため、容量C
L2への充電が始まることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
出力バッファ回路では、インバータ30の出力ノードS
2のレベルが”H”レベルから”L”レベルに瞬時に切
り替わるため、NMOSTr33も瞬時にオフ状態にな
る。この時、電流i2とインダクタンス21との作用に
より、逆起電力が発生するため、オーバーシュート、リ
ンキングなどの現象が発生する。このため、図3の出力
端子OUT2の波形が示すように”H”レベルが安定し
ないという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の出力バッファ回路では第1の電源電位と
出力ノードとの間に接続され、入力信号によって動作す
る第1のトランジスタと、一方の端子が第2の電源電位
に接続され、第1のトランジスタに対して相補的に動作
する第2のトランジスタと、この第2のトランジスタの
他方の端子と出力ノードとの間に接続される抵抗手段
と、この抵抗手段と並列に接続され、出力ノードの電位
が所定電位に達するまでは出力ノードと第2のトランジ
スタの他方の端子とを接続するバイパス手段と、第2の
電源電位と出力端子との間に接続され、出力ノードに現
われる電位によって動作する第3のトランジスタとを設
けた。
【0011】
【作用】バイパス手段が所定電位までは出力ノードと第
2のトランジスタの他方の端子を接続しているため出力
ノードの電位を瞬時に所定電位まで近づけるよう作用す
る。その後は抵抗手段が出力ノードと第2のトランジス
タの他方の端子との間を接続するため、緩やかに出力ノ
ードの電位を第2の電源電位まで近づけるよう作用す
る。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の実施例を示す出力バッフ
ァ回路の回路図である。なお、図2と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略するとともに、関連部分に
は関連する符号を付した。以下、図1を参照しつつこの
発明の実施例の出力バッファ回路の構成を説明する。
【0013】まず、入力端子IN1にはPMOSTr1
1およびNMOSTr14の各ゲートが接続されてい
る。PMOSTr11のソースは電源電位VDDに接続
され、NMOSTr14のソースは接地電位VSSに接
続されている。PMOSTr11のドレインは出力ノー
ドS1に接続され、この出力ノードS1とNMOSTr
14のドレインとの間にはそのソースが電源電位VDD
に接続された抵抗手段であるNMOSTr12が接続さ
れている。さらにこのNMOSTr12と並列にバイパ
ス手段であるNMOSTr13が接続されている。NM
OSTr13のソースは出力ノードS1に接続されてい
る。
【0014】ここで、NMOSTr13のディメンジョ
ンはNMOSTr12のディメンジョンよりも大きく設
定し、NMOSTr12のオン抵抗を大きく設定してい
る。出力ノードS1はオープンドレインNMOSTr1
5のゲートに接続されている。NMOSTr15のドレ
インと出力端子OUT1との間にはインダクタンス11
が存在し、そのソースと接地電位VSSとの間にはイン
ダクタンス12が存在する。このインダクタンス11お
よびインダクタンス12は従来と同様に半導体集積回路
装置のパッケージ中に収められたリード線およびボンデ
ィングワイヤーなどに寄生的に存在するものである。
【0015】出力端子OUT1へは従来と同様に外付け
でプルアップ用抵抗R1が出力端子OUT1と電源電位
VDDとの間に、付加容量CL1が出力端子OUT1と
接地電位VSSとの間に接続されている。
【0016】次に、図1に示されたこの発明の実施例の
出力バッファ回路の動作を、図4の信号波形図を参照し
つつ説明する。
【0017】まず、従来同様入力端子IN2には”L”
レベルの信号が入力されているため、PMOSTr11
はオン状態、NMOSTr14はオフ状態になってい
る。したがって、出力ノードS1は”H”レベルになっ
ており、NMOSTr15はオン状態、出力端子OUT
1は”L”レベルになっている。ただし、出力端子OU
T1は抵抗R1を介して電源電位VDDに接続されてい
るため、NMOSTr15を介して電源電位VDDから
接地電位VSSに電流i1が流れ続けている。
【0018】なお、NMOSTr12は常時オン状態で
あり、NMOSTr13は出力ノードS1が”H”レベ
ルの時はオン状態にある。
【0019】次に、時刻T1において入力端子IN1に
入力される信号が”L”レベルから”H”レベルになる
と、PMOSTr11およびNMOSTr14はこの入
力信号の変化に瞬時に応答して、それぞれオフ状態およ
びオン状態になる。この時、NMOSTr12およびN
MOSTr13はオン状態であり、NMOSTr13の
ディメンジョンを大きく設定してあるため、出力ノード
S1はNMOSTr13のしきい値電圧VTまで速やか
に”L”レベルに近づく。
【0020】時刻T2において、出力ノードS1がしき
い値電圧VTより低くなるとNMOSTr13はオフ
し、出力ノードS1の電荷はNMOSTr12およびN
MOSTr14を介して接地電位へと放電されていく。
前述したように、NMOSTr12のオン抵抗は大きく
設定されているため、出力ノードS1がしきい値電圧V
Tより低くなるとその電位は緩やかに”L”レベルへと
近づいていく。
【0021】一方、出力端子外部の電源電位VDDは、
抵抗R1を介して容量CL1に接続されているため、出
力ノードS1が”L”レベルへ近づくにつれ、容量CL
1への充電量が大きくなることになる。
【0022】出力ノードS1がしきい値電圧VTより低
くなるとその電位は緩やかに”L”レベルへと近づいて
いくことにより、インダクタンス11と電流i1とによ
って発生する逆起電力を押さえることができる。このた
め、この逆起電力によって生じていたオーバーシュート
やリンキングも抑制することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
出力バッファ回路では、第2のトランジスタの他方の端
子と出力ノードとの間に接続される抵抗手段と、この抵
抗手段と並列に接続され、出力ノードの電位が所定電位
に達するまでは前記出力ノードと第2のトランジスタの
他方の端子とを接続するバイパス手段とを設けた。
【0024】バイパス手段が所定電位までは出力ノード
と第2のトランジスタの他方の端子を接続しているため
出力ノードの電位を瞬時に第2の所定電位まで近づけ
る。したがって、従来と同様に動作速度の高速性は保た
れている。
【0025】その後、抵抗手段が出力ノードと第2のト
ランジスタの他方の端子との間を接続するため、緩やか
に出力ノードの電位を第2の電源電位まで近づける。こ
のため、インダクタンスと電流とによる逆起電力の発生
が阻止できるため、オーバーシュート、リンキングなど
の抑制が可能となり、出力端子の波形が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の出力バッファ回路の回路
図。
【図2】従来の出力バッファ回路の回路図。
【図3】図2の出力バッファ回路の動作波形図。
【図4】図1の出力バッファ回路の動作波形図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電位と出力ノードとの間に接
    続され、入力信号によって動作する第1のトランジスタ
    と、 一方の端子が第2の電源電位に接続され、前記入力信号
    により前記第1のトランジスタに対して相補的に動作す
    る第2のトランジスタと、 この第2のトランジスタの他方の端子と前記出力ノード
    との間に接続される抵抗手段と、 この抵抗手段と並列に接続され、前記出力ノードの電位
    が所定電位に達するまでは前記出力ノードと前記第2の
    トランジスタの他方の端子とを接続するバイパス手段
    と、 前記第2の電源電位と出力端子との間に接続され、前記
    出力ノードに現われる電位によって動作する第3のトラ
    ンジスタとを有する出力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 前記バイパス手段をそのゲートが前記出
    力ノードに接続された第4のトランジスタで構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の出力バッファ回路。
JP6161165A 1994-07-13 1994-07-13 出力バッファ回路 Pending JPH0832433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6161165A JPH0832433A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 出力バッファ回路

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JP6161165A JPH0832433A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 出力バッファ回路

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Family

ID=15729840

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JP6161165A Pending JPH0832433A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 出力バッファ回路

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JP (1) JPH0832433A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100374247B1 (ko) * 1997-03-31 2003-05-17 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 입력회로와출력회로및입출력회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100374247B1 (ko) * 1997-03-31 2003-05-17 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 입력회로와출력회로및입출력회로

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