JPH08322480A - 米粒のコーティング装置 - Google Patents

米粒のコーティング装置

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Publication number
JPH08322480A
JPH08322480A JP7155147A JP15514795A JPH08322480A JP H08322480 A JPH08322480 A JP H08322480A JP 7155147 A JP7155147 A JP 7155147A JP 15514795 A JP15514795 A JP 15514795A JP H08322480 A JPH08322480 A JP H08322480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
drum
coating drum
rice grains
uneven pattern
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7155147A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Masafumi Shibata
雅史 柴田
Yoichi Adachi
洋一 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamamoto Manufacturing Co Ltd filed Critical Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7155147A priority Critical patent/JPH08322480A/ja
Publication of JPH08322480A publication Critical patent/JPH08322480A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーティング状態の調節と均一化と付着防
止。 【構成】 中心には外周に複数個の撹拌体16を所定の
間隔を置いて取付けた回転軸9を設けたコーティングド
ラム1の供給部4にはドラム内に向けてコーティング材
噴霧ノズル20を設け前記回転軸9の外面は凹凸模様3
9に形成したコーティング装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、米粒のコーティング装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】食味の向上、保存の向上を目的として、精
白米の表面をデキストリン、糖類、油脂、タルク等でコ
ーティングすることは公知であり、従前公知の特公昭5
1−194号公報には、スプレーで上記コーティング材
を噴霧し、これを振動コンベア式乾燥機により通風乾燥
させ、その後コーティングドラムにより撹拌研磨して光
沢のあるコーティング米にすることについて記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の公報に記載
されたものは、コーティング材を単にスプレーにより噴
霧して振り掛け、そのまま振動コンベア式乾燥装置によ
り乾燥するようにしているから、コーティング材が斑吹
き付けになるという欠陥があった。本発明は、この点改
善し、コーティング材の噴霧は、ドラム内で撹拌しなが
ら噴霧するようにして、コーティング材の斑吹き付けを
防止し、均一付着を具現するとともに、このように構成
した場合の米粒の付着を防止したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、コー
ティングドラム1とこれに接続される振動コンベア式乾
燥装置2とからなり、前記コーティングドラム1は横筒
回転式であって一端が供給部4、他端が排出部5に形成
され、前記コーティングドラム1内の中心には外周に複
数個の撹拌体16を所定の間隔を置いて取付けた回転軸
9を設け、前記コーティングドラム1の前記供給部4に
はドラム内に向けて噴霧するコーティング材噴霧ノズル
20を設けたものにおいて、主として前記回転軸9の外
面は凹凸模様39に形成した米粒のコーティング装置と
したものである。また、本発明は、前記凹凸模様39
は、ショットブラストにより形成した米粒のコーティン
グ装置としたものである。また、本発明は、前記凹凸模
様39は、凹凸模様39のある合成樹脂膜40を貼着し
て形成した米粒のコーティング装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1はコーティングドラム、2は振動コンベア式乾燥装置
であり、コーティングドラム1は取付枠3上に取付けら
れている。コーティングドラム1は横筒回転式であり、
一端が供給部4、他端が排出部5に形成され、供給部4
側と排出部5側の下部には夫々コロ6、7が設けられて
コロ6、7により支受され、いずれか一方のコロ6、7
をモーター8で回転させるか、またはベルトで回転させ
ることによりコーティングドラム1を回転させる。実施
例では、コロ7を駆動させている。
【0006】前記コーティングドラム1は、取付枠3の
上部に設けた傾斜調節枠3a上に取付けられ、傾斜調節
枠3aの一端は軸3bで取付枠3に軸着され、傾斜調節
枠3aの他端は垂直ボルト3cとこれに螺合するナット
3dにより手動で勾配が調節されるように形成される。
【0007】また、垂直ボルト3cをモーターにより回
転するようにし、このモーターを自動制御すると、コー
ティングドラム1の自動上下調節装置となる。前記コー
ティングドラム1の中心に横軸の回転軸9が挿通されて
おり、回転軸9の一端の外端には受動プーリー10が固
着され、その近傍に設けたモーター11の駆動プーリー
12との間にベルト13が掛回される。14、15は前
後の軸受である。
【0008】前記回転軸9の外周には複数個の撹拌体1
6が、所定の間隔を置いて取付けられる。17は前記供
給部4に米粒を供給する供給筒であり、供給筒17の上
端にはホッパー18が設けられ、供給筒17の下端の供
給口19は供給部4よりコーティングドラム1内に挿入
されて開口している。前記供給部4にはコーティング材
噴霧ノズル20が設けられ、ドラム内に向けてコーティ
ング材を噴霧する。21は繰出弁、22はそのモータ
ー、23は送風口、24は排出部5に形成した排出口、
25は排出口24に設けた風止弁である。26は乾燥装
置2の供給筒であり、排出口24と供給筒26とはジャ
バラ27で接続される。
【0009】振動コンベア式乾燥装置2は前記特公昭5
1−194号公報に記載されたものと殆んど同一構成で
あり、28は略水平の多孔板、29はブロアー、30は
ヒーター、31は偏心輪、32はバネ、33はモータ
ー、34は取出口、35は排風口、36は斜杆である。
【0010】前記回転軸9が回転すると、外周に固定さ
れた複数個の撹拌体16により米粒37を掻き揚げて落
下させるが、落下米粒37は周囲のコーティング材38
によりべたべたした状態なので回転軸9の外面に付着し
易く、実験によると厚く堆積することもある。本発明は
これを防止するもので、主として回転軸9の外面にざら
ざらした凹凸模様39を形成したものである。凹凸模様
39の形成は、ショットブラスト処理によってもよく、
また、表面に凹凸模様39にした合成樹脂膜40を貼着
してもよい。なお、凹凸模様39は撹拌体16の外面に
形成することもある。
【0011】
【作用】次に作用を述べる。モーター11に通電して駆
動プーリー12、ベルト13、受動プーリー10を介し
て回転軸9を正転させて撹拌体16を正転させ、同時に
モーター8に通電してコロ6、7によりコーティングド
ラム1を正転させる。なお、撹拌体16とコーティング
ドラム1はともに正転するが、撹拌体16の方がコーテ
ィングドラム1より僅かに早く正転する。また、モータ
ー33に通電して、偏心輪31を介して振動コンベア式
乾燥装置2全体を振動させ、ブロアー29より送風し、
ヒーター30に通電して熱風を振動コンベア式乾燥装置
2に供給する。振動コンベア式乾燥装置2に供給された
熱風は、供給筒26より吹き上がろうとするが、排出口
24には風止弁25が設けてあるので、吹き上がらな
い。
【0012】この状態でホッパー18より米粒37を供
給すると、米粒37はモーター22により回転する繰出
弁21で所定量ずつ繰り込まれ、供給口19よりコーテ
ィングドラム1内に供給され撹拌体16で撹拌される。
同時にコーティング材噴霧ノズル20よりコーティング
材38の適量が噴霧されるから、コーティング材38の
噴霧を受けて米粒37は撹拌体16により撹拌され、徐
々に排出部5側に移動するので、コーティング材38は
均等に付着して排出口24より排出され、振動コンベア
式乾燥装置2内に至る。振動コンベア式乾燥装置2内で
はモーター33で回転する偏心輪31で振動する多孔板
28により公知の理論により移送されながら乾燥する。
【0013】前記コーティング作用を継続していると、
米粒37はコーティング材38が付着したべたべたした
状態で撹拌されるから、掻き揚げられて落下するとき、
主として回転軸9に付着し堆積することがあるが(図
4)、本発明の回転軸9は、ショットブラスト処理によ
る凹凸模様39か、もしくは凹凸模様39のある合成樹
脂膜40を貼着した凹凸模様39が形成してあるので
(図5、6)、米粒37の付着を防止する。
【0014】
【発明の効果】本発明は、コーティングドラム1とこれ
に接続される振動コンベア式乾燥装置2とからなり、前
記コーティングドラム1は横筒回転式であって一端が供
給部4、他端が排出部5に形成され、前記コーティング
ドラム1内の中心には外周に複数個の撹拌体16を所定
の間隔を置いて取付けた回転軸9を設け、前記コーティ
ングドラム1の前記供給部4にはドラム内に向けて噴霧
するコーティング材噴霧ノズル20を設けたものにおい
て、主として前記回転軸9の外面は凹凸模様39に形成
したので、従前公知の単なる噴霧と相違し、撹拌体16
で撹拌状態化にある米粒に向けて噴霧する構成であるの
で、均一にコーティングでき、供給部4にはドラム内に
向けて噴霧するコーティング材噴霧ノズル20を設けた
ので、ドラム内全体がコーティング材38の雰囲気に包
まれ、良好にコーティングでき、凹凸模様39を設けた
ので、米粒37の付着を防止する効果がある。また、本
発明は、前記凹凸模様39は、ショットブラストにより
形成した米粒のコーティング装置としたものであるか
ら、凹凸模様39の形成は容易である。また、本発明
は、前記凹凸模様39は、凹凸模様39のある合成樹脂
膜40を貼着して形成した米粒のコーティング装置とし
たものであるから、一層容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部縦断側面図。
【図2】一部縦断拡大側面図。
【図3】A−A線断面図。
【図4】平滑面の米粒付着状態図。
【図5】凹凸模様の米粒付着状態図。
【図6】凹凸模様のある合成樹脂膜を貼着した状態図。
【符号の説明】
1…コーティングドラム、2…振動コンベア式乾燥装
置、3…取付枠、3a…傾斜調節枠、3b…軸、3c…
垂直ボルト、3d…ナット、4…供給部、5…排出部、
6、7…コロ、8、11、22、33…モーター、9…
回転軸、10…受動プーリー、12…駆動プーリー、1
3…ベルト、14、15…軸受、16…撹拌体、17…
供給筒、18…ホッパー、19…供給口、20…コーテ
ィング材噴霧ノズル、21…繰出弁、23…送風口、2
4…排出口、25…風止弁、26…供給筒、27…ジャ
バラ、28…多孔板、29…ブロアー、30…ヒータ
ー、31…偏心輪、32…バネ、34…取出口、35…
排風口、36…斜杆、37…米粒、38…コーティング
材、39…凹凸模様、40…合成樹脂膜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーティングドラム1とこれに接続され
    る振動コンベア式乾燥装置2とからなり、前記コーティ
    ングドラム1は横筒回転式であって一端が供給部4、他
    端が排出部5に形成され、前記コーティングドラム1内
    の中心には外周に複数個の撹拌体16を所定の間隔を置
    いて取付けた回転軸9を設け、前記コーティングドラム
    1の前記供給部4にはドラム内に向けて噴霧するコーテ
    ィング材噴霧ノズル20を設けたものにおいて、主とし
    て前記回転軸9の外面は凹凸模様39に形成した米粒の
    コーティング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記凹凸模様39
    は、ショットブラストにより形成した米粒のコーティン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記凹凸模様39
    は、凹凸模様39のある合成樹脂膜40を貼着して形成
    した米粒のコーティング装置。
JP7155147A 1995-05-30 1995-05-30 米粒のコーティング装置 Withdrawn JPH08322480A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155147A JPH08322480A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 米粒のコーティング装置

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JP7155147A JPH08322480A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 米粒のコーティング装置

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Publication Number Publication Date
JPH08322480A true JPH08322480A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15599570

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7155147A Withdrawn JPH08322480A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 米粒のコーティング装置

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JP (1) JPH08322480A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104993A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Tom Co Ltd 麺帯圧延機およびその圧延ロール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104993A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Tom Co Ltd 麺帯圧延機およびその圧延ロール

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806