JPH08321815A - 受信機 - Google Patents

受信機

Info

Publication number
JPH08321815A
JPH08321815A JP15227195A JP15227195A JPH08321815A JP H08321815 A JPH08321815 A JP H08321815A JP 15227195 A JP15227195 A JP 15227195A JP 15227195 A JP15227195 A JP 15227195A JP H08321815 A JPH08321815 A JP H08321815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
page
data
character data
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15227195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3642087B2 (ja
Inventor
Shizunari Murayama
静得 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP15227195A priority Critical patent/JP3642087B2/ja
Publication of JPH08321815A publication Critical patent/JPH08321815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3642087B2 publication Critical patent/JP3642087B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 FM文字多重放送の受信機において、ページ
送りを改善する。 【構成】 受信された文字データを記憶するメモリ24
と、表示素子50と、表示の送りキー62Aとを設け
る。送りキー62Aを操作した場合、メモリ24に、表
示素子50における次のページの文字データが用意され
ているかどうかをチェックする。このチェックの結果、
次のページの文字データが用意されているときには、そ
の文字データにより表示素子50に文字を表示する。次
のページの文字データが用意されていないときには、所
定の期間、次のページの文字データが用意されるのを待
つとともに、次のページの文字データが所定の期間に用
意されたときには、その文字データにより、表示素子5
0に文字を表示する。次のページの文字データが所定の
期間に用意されないときには、送りキー62Aを操作し
たときに表示されていたページの文字データにより、表
示素子50に文字を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字多重放送を受信
する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FM放送において、「FM文字多重放
送」と呼ばれ、本来の音声放送の番組と一緒に、文字情
報などのデータを多重化して送信することが実現化され
ている。そして、そのFM文字多重放送を受信して、L
CD(液晶表示素子)などの表示素子に文字情報などを
表示できるFM受信機も市販されるに至っている。
【0003】このFM文字多重放送は、移動受信が可能
で、DARC方式と呼ばれ、文字情報などのデジタルデ
ータの多重化の規格は、副搬送周波数が76kHz、伝送レ
イトが16kビット/秒、変調方式がLMSK、誤り訂正
方式が(272,190)短縮化差集合巡回符号による
積符号とされている。
【0004】そして、文字情報などの番組サービスとし
ては、レベル1、2、3の区別がある。これらは、いず
れも、ドット表示により文字情報などを提示(表示)す
るものであるが、レベル1は、ヘッダ部を含んで15.5文
字×2.5行の表示が可能な受信機に向けたサービスで、
情報は文字である。また、レベル2は、ヘッダ部を含ん
で15.5文字×8.5行の表示が可能な受信機に向けたサー
ビスで、情報は文字および図形である。さらに、レベル
3は、CD−ROMなどにより詳細な地図を表示できる
受信機、すなわち、ナビゲーションシステムに向けた交
通情報のサービスである。
【0005】そして、レベル1の番組サービスとして
は、ニュース、天気予報、交通情報、エンターテインメ
ントおよび主な補完番組などが考えられている。この場
合、エンターテインメントは、占い、リスナー伝言板、
クイズ、タウン情報などを提供するものである。
【0006】また、主な補完番組は、例えば本来の音声
放送番組が音楽番組であるときに、その曲名、演奏者
名、リクエストのときの電話番号・FAX番号などのよ
うな番組の補完情報を提供するものである。なお、以下
においては、主な補完番組を「番組情報」または「番組
連動」と称する。
【0007】さらに、上記以外の番組サービスとして、
緊急の必要性があるときに随時提供される「緊急情報」
も考えられている。
【0008】図4は、上記のFM文字多重放送において
多重化されるLMSK信号のフレーム構成を示す。この
LMSK信号の1フレームは272ブロックで構成され、
それぞれのブロックは288ビットとされている。
【0009】また、1フレームは、190個のデータパケ
ットのブロックと、82個の縦方向のパリティパケットの
ブロックとに分けられ、縦方向のパリティパケットのブ
ロックは分散されて送出される。
【0010】そして、各ブロックの先頭には、16ビット
のBIC(ブロック識別符号)が付加される。ただし、
BICとしては4種類のものが用いられ、これにより各
パリティパケットが区別されるとともに、フレームの先
頭が識別される。
【0011】また、データパケットのブロックは、BI
Cに続いて176ビットのデータパケットを有し、そのあ
とに14ビットのCRC符号が付加され、これに続いて82
ビットの横方向のパリティチェック符号を有する。
【0012】この場合、CRC符号は、積符号による誤
り訂正後の残留誤りを検出するために付加される。ま
た、縦方向のパリティパケットのブロックは、BICに
続いて272ビットの縦方向のパリティパケットを有する
ものとされている。
【0013】さらに、各データパケットは、図5に示す
ように、32ビットのプリフィックスと、これに続く144
ビットのデータブロックとから構成されている。
【0014】このプリフィックスは、図6に示すよう
に、サービス識別符号、復号識別フラグ、情報終了フラ
グ、更新フラグ、番組番号、ページ番号、データリンク
符号、およびデータパケット番号から構成されている。
【0015】また、サービス識別符号は、4ビットで、
番組内容などを識別するものである。そして、レベル1
に関しては、「1」が逐次受信処理用の一般情報、
「2」が記録受信処理用の一般情報、「4」が交通情
報、とされている。
【0016】この場合、逐次受信処理とは、受信機にお
いて番組データまたはページデータの最初のデータパケ
ットが着信し次第、提示の復号処理を開始するモードで
あり、記録受信処理とは、番組データまたはページデー
タの全データを受信記録してデータグループごとのCR
C符号による誤り訂正処理を行ったのちに初めて提示の
復号処理を開始するモードである。
【0017】そして、送信側において受信側における提
示のタイミングをとる必要がある番組や、データグルー
プの最終パケットが得られてから復号処理を始めたので
は提示が間に合わないような番組のときには、逐次受信
処理とされる。
【0018】また、復号識別フラグは、1ビットで、受
信機の誤り訂正回路が横方向のみの復号によりデータを
出力する場合には“1”とされ、横方向および縦方向の
複合後にデータを出力する場合には“0”とされる。
【0019】そして、逐次受信処理で、復号識別フラグ
が“0”の場合には、受信機は、それぞれのデータパケ
ットの先頭のBICを受信してから302パケット後のデ
ータパケットの先頭のBICの時点で、それぞれのデー
タパケットについての提示のための復号処理を行うよう
に、規定されている。
【0020】また、情報終了フラグは、1ビットで、あ
るデータグループ番号で送出するデータグループが終了
する場合には“1”とされ、そうでない場合には“0”
とされる。さらに、更新フラグは、2ビットで、データ
グループが更新されるごとに1ずつインクリメントされ
る。また、番組番号は8ビット、ページ番号は6ビット
で、両者によりデータグループ番号が形成される。
【0021】さらに、データリンク符号は、2ビット
で、1つのデータグループに属すべきデータを、パケッ
ト数がデータパケット番号の最大値を超えるような大容
量のデータであるなどのために、最大で4つのデータグ
ループに分割して、データリンク符号が異なる、同一の
データグループ番号により送信する場合に、各データグ
ループの間で0→1→2→3の順にリンクさせる符号で
ある。
【0022】なお、データリンク符号を除くデータパケ
ット番号は、8ビットで、「0」から順に割り当てられ
る。
【0023】さらに、番組番号は0から255までとさ
れ、その「0」には「総目次」が割り付けられ、主な補
完番組(番組情報ないし番組連動)には「254」が、緊
急情報には「255」が、それぞれ割り付けられている。
【0024】また、ページ番号は1から62までとされ、
すなわち、1番組は最大62ページとされている。そし
て、1ページは、1データグループに相当し、1データ
グループは、1つまたは複数のデータブロックで構成さ
れる。
【0025】そして、レベル1においては、1ページ
は、一般には15.5文字×2.5行の表示書式とされるが、1
5.5文字×8.5行の表示書式とすることもできる。また、
この場合の文字データは、JISコードによって表示す
る文字を指定するものとされている。
【0026】このレベル1に対応する受信機は、上述し
たように、かつ、図7に示すように、例えばLCD1と
して、15.5文字×2.5行の表示が可能な表示画面1aを
有するものが用いられる。ただし、その表示画面1aの
うちの左下側の15文字×2行の部分1bが本文表示領域
とされ、斜線を付した上側の0.5行および右側の0.5文字
の部分1cはヘッダ文表示領域とされる。
【0027】そして、受信機は、ステレオコンポジット
信号とともにLMSK信号を受信し、そのLMSK信号
から上記の文字データをデコードして、バッファメモリ
に書き込むようにされる。
【0028】さらに、受信機またはこれを遠隔制御する
リモコン送信機には、「総目次」キーが設けられ、これ
を操作することによって、受信機は、図8(A)に示す
ように、表示画面1aに、総目次(メインメニュー)を
提示するようにされる。ただし、図8(A)は、総目次
が複数ページにわたり、または8.5行の表示書式とさ
れ、そのうちの最初の1ページ、または最初の2.5行が
表示された状態である。
【0029】また、受信機またはリモコン送信機には、
さらに「ページ(画面)送り」キーが設けられ、これを
操作することによって、図8(B)に示すように、表示
画面1aには、次のページ、または8.5行の表示書式と
されたページの次の2行が表示されるようにされる。
【0030】そして、ユーザーが総目次の中から見よう
とする項目の番号を選択決定すると、さらに、その選択
決定された項目についての目次が提示されるようにされ
る。例えば、ユーザーが総目次の中から「3.天気予
報」を選択した場合、図9に示すように、「1.今日の
天気」、「2.明日の天気」というような目次が提示さ
れる。
【0031】さらに、ユーザーがその目次の中から見よ
うとする項目の番号を選択決定すると、その選択決定さ
れた項目についての最初のページが提示されるようにさ
れる。例えば、ユーザーが上記の目次の中から「1.今
日の天気」を選択した場合、図10に示すように、「今
日の天気」についての具体的な文字情報が提示される。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】ところで、FM文字多
重放送の受信機が自動車に搭載されている場合、車の走
行につれて放送波の受信状態が大幅に変化することがあ
り、この結果、データを正常に受信できない状態を生
じ、1ページ分の文字コードをすべて受信するまでの時
間が、長くなってしまうことがある。
【0033】そして、そのような場合には、例えば、目
的地の天気を知ろうとして、ページ送りのキー操作を行
っても、いつまでたっても、処理中を示す画面となって
しまう。
【0034】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0035】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、文字多重放送を受信する受信回路と、この受信
回路により受信された文字データを記憶するメモリと、
表示素子と、文字表示の送りキーとを有し、上記送りキ
ーを操作した場合には、上記メモリに、現在表示されて
いるページの次のページの文字データが用意されている
かどうかをチェックし、上記次のページの文字データが
用意されているときには、その文字データにより上記表
示素子に対応する文字を表示し、上記次のページの文字
データが用意されていないときには、所定の期間、上記
次のページの文字データが用意されるのを待つととも
に、上記次のページの文字データが上記所定の期間に用
意されたときには、その文字データにより、上記表示素
子に対応する文字を表示し、上記次のページの文字デー
タが上記所定の期間に用意されないときには、上記送り
キーを操作したときに表示されていたページの文字デー
タにより、上記表示素子に対応する文字を表示するよう
にした受信機とするものである。
【0036】
【作用】表示の送りキーを操作したとき、次に表示され
るページの文字コードが完成しているときには、そのペ
ージが表示される。しかし、所定の時間がたっても、次
に表示されるページの文字コードが完成しないときに
は、これがビープ音により通知されるとともに、もとの
ページの表示に復帰する。
【0037】
【実施例】図1は、この発明を、車載用のFM受信機に
適用した場合の信号系の一例を示す。また、このFM受
信機は、FM文字多重放送に対して、レベル1の受信能
力があるものとする。
【0038】すなわち、アンテナ11により受信された
FM信号が、シンセサイザ方式のチューナ回路12に供
給されて目的とする周波数の放送局が選局されるととも
に、そのFM信号が中間周波信号に変換され、この中間
周波信号が中間周波アンプ13を通じてFM復調回路1
4に供給される。
【0039】こうして、復調回路14からは、ステレオ
の左および右チャンネルのオーディオ信号L、Rの加算
信号(L+R)と、その差信号(L−R)により平衡変
調されたDSB信号と、パイロット信号と、上述したF
M文字多重放送におけるLMSK信号との周波数多重化
信号が取り出される。
【0040】そして、この周波数多重化信号がステレオ
復調回路15に供給され、加算信号(L+R)およびD
SB信号からオーディオ信号L、Rが復調され、これら
信号L、Rがアンプ16L、16Rを通じて左および右
チャンネルのスピーカ17L、17Rに供給される。
【0041】さらに、このFM受信機には、チューナ回
路12における選局およびFM文字多重放送による文字
の表示を実行するため、マイクロコンピュータ20が設
けられている。
【0042】すなわち、このマイクロコンピュータ20
は、プログラムを実行するためのCPU21と、ROM
22と、ワークエリア用のRAM23と、FM文字多重
放送のデータの受信バッファ用のRAM24とを有す
る。この場合、ROM22には、各種のルーチンおよび
所定の文字列(文章)を表示するためのデータが書き込
まれているとともに、そのルーチンの一部として、例え
ば図2に示す表示送りルーチン100が設けられる。
【0043】そして、これらメモリ22〜24はシステ
ムバス29を通じてCPU21に接続されるとともに、
バス29には、インターフェイス回路(ポート)25〜
28が接続される。
【0044】そして、インターフェイス回路25からチ
ューナ回路12に選局用のデータが供給され、その選局
が実行される。また、復調回路14からの復調信号が、
デコーダ回路41に供給されてLMSK信号からFM文
字多重放送におけるデータがデコードされて取り出さ
れ、このデータがインターフェイス回路26を通じてR
AM24に書き込まれ、RAM24のデータは、常に最
新のデータで更新される。
【0045】また、インターフェイス回路27には、ノ
ンロックタイプのプッシュスイッチにより構成された各
種の操作キー42が接続され、そのキー出力がマイクロ
コンピュータ20に取り込まれる。こうして、キー42
のうちの任意のキーを押すと、その押されたキーがCP
U21により判別され、その押されたキーに対応する処
理が実行される。
【0046】ただし、FM受信機が車載用の場合には、
その操作パネルは狭くて多数の操作キーを配置すること
はできないので、この例においては、キー42は、操作
頻度の高いキーおよび重要性の高いキーのみとされ、そ
の他の操作はリモコン(遠隔操作)により行うようにさ
れている。
【0047】このため、インターフェイス回路27に
は、リモコンの受信回路43も接続される。この例にお
いては、そのリモコンは赤外線式とされているものであ
り、受信回路43は、リモコンの送信機60からの赤外
線を受光する受光素子と、この受光素子からのリモコン
信号をデコードするデコーダ回路とを有する。
【0048】また、リモコンの送信機60にもノンロッ
クタイプのプッシュスイッチにより構成された各種の操
作キー62(62A〜62N)が設けられる。このキー
62の一部はキー42と機能が重複するが、キー62の
うちの任意のキーを押すと、その押されたキーに対応す
るデータが形成され、これが赤外線に変換されてFM受
信機へと送信される。
【0049】そして、FM受信機においては、送信機6
0から送信されてきた赤外線が受信回路43により受信
されてもとのデータが取り出され、このデータがインタ
ーフェイス回路27に供給される。こうして、キー42
を押した場合と同様、キー62を押した場合も、その押
されたキーに対応する処理がマイクロコンピュータ20
により実行される。なお、以下においては、送信機60
のキー62を使用した場合により、各部の動作を説明す
る。
【0050】また、インターフェイス回路28には、ビ
ープ音信号の形成回路44が接続され、そのビープ音信
号がアンプ16L、16Rに供給される。
【0051】さらに、バス29には、FM文字多重放送
により送られてきた文字コードを表示データに変換する
ためのフォントデータを有するフォントROM(キャラ
クタジェネレータ)31が接続されるとともに、表示用
のメモリ32と、ディスプレイコントローラ33とが接
続され、このコントローラ33に、表示素子として、例
えばLCD50が接続されている。
【0052】この場合、LCD50は、この例において
は、上述したLCD1と同様に構成され、15.5文字×2.
5行の表示能力を有するものとされている。そして、メ
モリ32は、LCD50のドット表示方式に対応してビ
ットマップ方式とされ、1画面分の容量を有する。な
お、以下においては、文字放送番組はレベル1で行わ
れ、その1ページは1画面の大きさ(容量)とする。
【0053】そして、RAM24に保持されている文字
コードがCPU21により読み出され、この読み出され
た文字コードが、ROM31のフォントデータを使用し
て表示データに変換され、この表示データが、メモリ3
2に書き込まれる。また、このとき、コントローラ33
により、メモリ32の表示データが繰り返し読み出され
るとともに、表示信号に変換されてLCD50に供給さ
れる。したがって、LCD50には、CPU21がRA
M24から読み出した文字コードの文字が表示される。
【0054】このような構成において、キー62(ある
いは42)のうちのページ送りのキーを操作して、次の
ページの表示を指示すると、CPU11によりルーチン
100が実行される。
【0055】すなわち、今、任意の文字多重放送による
番組が選択され、その1ページがLCD50に表示され
ているとする。例えば図3Aに示すように、天気予報が
選択され、その1ページがLCD50に表示されている
とする。なお、この表示は、上述したように、RAM2
4に保持されている文字放送のデータのうち、選択され
た番組の先頭のページの文字コードが、ROM31のフ
ォントを使用して表示データに変換され、この表示デー
タが、メモリ32に書き込まれることにより、実現され
る。
【0056】そして、このような状態にあるとき、操作
キー62のうちのページ送りキー62Aを押すと、CP
U11の処理がルーチン100のステップ101からス
タートし、次にステップ102において、LCD50に
現在表示されているページが最終ページであるかどうか
がチェックされ、最終ページのときには、処理はステッ
プ102からステップ105に進み、このルーチン10
0を終了する。
【0057】しかし、最終ページではないときには、処
理はステップ102からステップ103に進み、このス
テップ103において、RAM24の受信データをチェ
ックすることにより、LCD50に現在表示されている
ページの次のページの文字コードが、すべてRAM24
に正常に書き込まれているかどうかがチェックされる。
【0058】そして、正常に書き込まれているときに
は、処理はステップ103からステップ104に進み、
このステップ104において、RAM24から、LCD
50に現在表示されているページの次のページの文字コ
ードが読み出され、この文字コードが表示データに変換
されてメモリ32に書き込まれることにより、LCD5
0には、例えば図3Cに示すように、次のページが表示
される。そして、その後、処理はステップ105に進
み、このルーチン100を終了する。
【0059】したがって、ページ送りキー62Aを押し
た場合に、次のページの文字コードがRAM24に用意
されているときには、次のページが直ちにLCD50に
表示されることになる。
【0060】さらに、ステップ103において、LCD
50に現在表示されているページの次のページの文字コ
ードのすべてが、まだ、RAM24に書き込まれていな
いときには、処理はステップ103からステップ111
に進む。そして、このステップ111において、ROM
22から所定の文字列の文字コードが順に読み出される
とともに、これが表示データに変換されてメモリ32に
供給される。こうして、LCD50には、例えば図3B
に示すように、「しばらくお待ち下さい」の文字列(文
章)が表示される。
【0061】続いて、処理はステップ112に進み、こ
のステップ112において、ソフトウエアによるタイマ
がセットされる。このタイマは、次のページのデータを
受信するときの制限時間を決めるものである。
【0062】そして、次に、ステップ113において、
RAM24に次のページのデータがすべて書き込まれた
かどうかがチェックされ、書き込まれていないときに
は、処理はステップ113からステップ114に進み、
このステップ114において、ステップ112でセット
されたタイマが規定の時間、例えば1分を経過したかど
うかがチェックされ、経過していないときには、処理は
ステップ114からステップ113に戻る。
【0063】したがって、ページ送りキー62Aが押さ
れたとき、RAM24に次のページのデータがないとき
には、ステップ112によりセットされたタイマがタイ
ムオーバーするまで、ステップ113、114が繰り返
され、次のページのデータがすべて受信できるのを待つ
ことになる。
【0064】そして、このステップ113、114が繰
り返されている期間、すなわち、ページ送りキー62A
を押してから1分の間に、次のページのデータがすべて
受信できると、処理はステップ113からステップ11
5に進み、このステップ115において、形成回路44
が制御されてビープ音がスピーカ17L、17Rから出
力され、次に処理はステップ104に進む。
【0065】したがって、例えば図3Cに示すように、
LCD50には次のページが表示されるとともに、この
とき、表示の更新されたことがビープ音により通知さ
れ、以後、ステップ105により、このルーチン100
を終了する。
【0066】こうして、ページ送りキー62Aを押した
場合に、次のページの文字コードがRAM24に用意さ
れていなくても、1分以内に次のページの文字コードが
RAM24に用意されると、そのページ(次のページ)
が直ちにLCD50に表示されることになる。また、こ
のとき、これが、ビープ音により通知される。
【0067】しかし、ステップ113、114が繰り返
されている期間、すなわち、ページ送りキー62Aを押
してから1分の間に、次のページのデータのすべてを受
信できないときには、タイムオーバーとなるので、処理
はステップ114からステップ116に進む。そして、
このステップ116において、形成回路44が制御され
てビープ音がスピーカ17L、17Rから出力され、次
に処理はステップ117に進む。
【0068】そして、このステップ117において、も
とのページのデータ、すなわち、このルーチン100が
実行される前に、LCD50に表示されていたページの
データが、RAM24から読み出され、この文字コード
が表示データに変換されてからメモリ32に供給され
る。
【0069】したがって、例えば図3Dに示すように、
LCD50には、ページ送りキー62Aを操作したとき
のページが再び表示される。また、CPU21の処理は
ステップ105によりルーチン100を終了する。
【0070】こうして、ページ送りキー62Aを押した
場合に、次のページの文字コードがRAM24に用意さ
れていないとともに、1分以内に次のページの文字コー
ドがRAM24に用意されないときには、もとのページ
がLCD50に表示されることになる。また、このと
き、これが、ビープ音により通知される。
【0071】こうして、このFM文字多重放送受信機に
よれば、ページ送りキー62Aを押した場合に、次のペ
ージの文字コードがRAM24に用意されているときに
は、次のページが直ちにLCD50に表示される。
【0072】また、次のページの文字コードがRAM2
4に用意されていなくても、1分以内に次のページの文
字コードがRAM24に用意されると、そのページ(次
のページ)が直ちにLCD50に表示される。さらに、
次のページの文字コードを1分以内に用意されないとき
には、もとのページがLCD50に表示される。
【0073】したがって、FM文字多重放送波の受信状
態によって、次のページが表示できるようになるまでの
時間が不定であっても、処理中の表示「しばらくお待ち
下さい」がいつまでも続くことがなく、例えば受信機の
故障と間違えるようなことがない。
【0074】また、処理中の表示を終えて、次のページ
あるいはもとのページが表示されるときには、これがビ
ープ音により通知されるので、LCD50の画面に注目
している必要がない。
【0075】なお、上述においては、リモコンにより各
種の操作をできるようにした場合であるが、それらの操
作のすべてをFM受信機のキー42から行うようにする
こともできる。そして、その場合には、リモコン機能は
なくてもよい。また、FM文字多重放送がレベル2の場
合には、1画面が8.5行となり、そのうちの8行が本文
表示領域となるが、この場合には、その8行分の文字デ
ータを2行分ずつに区切って1ページとみなし、上述の
処理を行えばよい。
【0076】
【発明の効果】この発明によれば、放送波の受信状態に
よって、次のページが表示できるようになるまでの時間
が不定であっても、処理中の表示が続くことがなく、例
えば受信機の故障と間違えるようなことがない。
【0077】また、処理中の表示を終えて、次のページ
あるいはもとのページが表示されるときには、これがビ
ープ音により通知されるので、表示素子の画面に注目し
ている必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の一例を示すフローチャートである。
【図3】この発明の表示例を示す図である。
【図4】信号フォーマットを説明するための図である。
【図5】信号フォーマットを説明するための図である。
【図6】信号フォーマットを説明するための図である。
【図7】表示画面を説明するための図である。
【図8】表示画面を説明するための図である。
【図9】表示画面を説明するための図である。
【図10】表示画面を説明するための図である。
【符号の説明】
12 チューナ回路 13 中間周波アンプ 14 FM復調回路 15 ステレオ復調回路 20 マイクロコンピュータ 21 CPU 22 ROM 23 RAM(ワークエリア用) 24 RAM(受信バッファ用) 31 フォントROM(キャラクタジェネレータ) 32 メモリ(表示用) 33 ディスプレイコントローラ 41 デコーダ回路 42 操作キー 43 受信回路(リモコン用) 44 形成回路(ビープ音信号用) 50 表示素子 60 送信機(リモコン用) 62 操作キー 100 表示送りルーチン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字多重放送を受信する受信回路と、 この受信回路により受信された文字データを記憶するメ
    モリと、 表示素子と、 文字表示の送りキーとを有し、 上記送りキーを操作した場合には、 上記メモリに、現在表示されているページの次のページ
    の文字データが用意されているかどうかをチェックし、 上記次のページの文字データが用意されているときに
    は、その文字データにより上記表示素子に対応する文字
    を表示し、 上記次のページの文字データが用意されていないときに
    は、所定の期間、上記次のページの文字データが用意さ
    れるのを待つとともに、 上記次のページの文字データが上記所定の期間に用意さ
    れたときには、その文字データにより、上記表示素子に
    対応する文字を表示し、 上記次のページの文字データが上記所定の期間に用意さ
    れないときには、上記送りキーを操作したときに表示さ
    れていたページの文字データにより、上記表示素子に対
    応する文字を表示するようにした受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の受信機において、 上記次のページの文字データが用意されていないときに
    は、所定の期間、処理中であることを上記表示素子に表
    示し、 かつ、上記次のページの文字データが用意されるのを待
    つようにした受信機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の受信機において、 ビープ音信号の形成回路を有し、 上記所定の期間中、あるいは上記所定の期間の経過後
    に、表示が変更されたときには、上記形成回路が制御さ
    れて、上記表示の変更されたことを通知するビープ音が
    出力されるようにした受信機。
JP15227195A 1995-05-26 1995-05-26 受信機 Expired - Fee Related JP3642087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15227195A JP3642087B2 (ja) 1995-05-26 1995-05-26 受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15227195A JP3642087B2 (ja) 1995-05-26 1995-05-26 受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08321815A true JPH08321815A (ja) 1996-12-03
JP3642087B2 JP3642087B2 (ja) 2005-04-27

Family

ID=15536858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15227195A Expired - Fee Related JP3642087B2 (ja) 1995-05-26 1995-05-26 受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3642087B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8090036B2 (en) 2006-03-01 2012-01-03 Hitachi Kokusai Electric Inc. Transmitter and carrier leak detection method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8090036B2 (en) 2006-03-01 2012-01-03 Hitachi Kokusai Electric Inc. Transmitter and carrier leak detection method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3642087B2 (ja) 2005-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5956628A (en) Receiving for receiving FM text-based multiplex broadcasts
JP3716872B2 (ja) 受信機
US5722047A (en) Receiver for receiving multiplexed text broadcasts
JP3642087B2 (ja) 受信機
JP3729213B2 (ja) 受信機
US6137808A (en) Receiver for receiving text-based multiplex broadcasts
JP3671987B2 (ja) Fm文字多重放送受信機
JPH08331073A (ja) 受信機
JPH08330993A (ja) 受信機
JPH08321813A (ja) 受信機
JP3675515B2 (ja) 文字多重放送受信機
JPH08279796A (ja) Fm多重放送受信装置およびfm多重放送送信方法
JPH08331074A (ja) 受信機
JPH10178402A (ja) 文字多重放送受信機
JPH09135219A (ja) 受信機
US6188878B1 (en) Receiver for receiving text-based multiplex broadcast
JPH08331071A (ja) 受信機
JPH0964832A (ja) 受信機
JPH0918369A (ja) オーディオ装置
JPH10126296A (ja) 受信機
JPH09331269A (ja) 受信機
JPH10209896A (ja) 文字多重放送受信機
JP4022700B2 (ja) 文字番組の多重放送方法およびその受信機
JPH09214375A (ja) 受信機
JPH10276104A (ja) 文字多重放送受信機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20050105

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20050118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees