JPH08320800A - メッセージ回復処理方式 - Google Patents

メッセージ回復処理方式

Info

Publication number
JPH08320800A
JPH08320800A JP7126192A JP12619295A JPH08320800A JP H08320800 A JPH08320800 A JP H08320800A JP 7126192 A JP7126192 A JP 7126192A JP 12619295 A JP12619295 A JP 12619295A JP H08320800 A JPH08320800 A JP H08320800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
host computer
message
received
serial number
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7126192A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hirata
平田  俊明
Koji Fuchida
浩二 渕田
Satoshi Miyazaki
聡 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7126192A priority Critical patent/JPH08320800A/ja
Publication of JPH08320800A publication Critical patent/JPH08320800A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】通常運用時はホスト計算機−通信処理サーバ間
で各転送方向ごとに通し番号を付与する手段と、ホスト
計算機ではトランザクションの決着と同期して端末装置
への送信メッセージおよび送信済/受信済通し番号を含
む履歴情報を磁気ディスク等の不揮発性の記憶装置に採
取する手段と、ホスト計算機の切替が発生したときは通
信処理サーバ側で端末装置から受信したメッセージを保
留し、履歴情報と通信処理サーバ側で保持しているホス
ト計算機の切替前の最新の送信済/受信済通し番号に基
づきメッセージの再送/廃棄の組み合わせでホスト計算
機−通信サーバ間のメッセージ送受信シーケンスの同期
をとる手段とを有する。 【効果】履歴情報採取のための余計な負荷をかけること
なくホスト計算機の切替時、端末利用者に対して切替を
意識させないことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホスト計算機のホット
スタンバイ方式に係り、特に、ホットスタンバイが発生
したことを端末装置の利用者に意識させない方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のホットスタンバイシステムにおけ
る端末利用者に対する処理無中断方式では「川原他:シ
ステム高速再開における端末無中断方式、情報処理学会
論文誌、Vol.30 No.2,PP.214-225」に記載のようにOS
I(Open Systems Interconnection)第7層共通部以下の
処理をFEP(Front End Processor)で実現し、ホスト
計算機上にはアプリケーションプログラムインタフェー
スのみを提供する構成とし、ホスト計算機切替時にはF
EPから保留していたホスト計算機−FEP間の交信状
態を入手し、SEND/RECEIVEコマンドの再発
行を行なう。
【0003】一方、特開平1−197850号明細書に
記載の方式ではFEPでトランザクション履歴を取得
し、ホスト計算機の切替時にはこの履歴情報に基づいて
端末装置群が継続使用できるためのコマンドメッセージ
を生成し、ホスト計算機に送出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】「川原他:システム高
速再開における端末無中断方式、情報処理学会論文誌、
Vol.30 No.2,PP.214-225」に記載の方式では、以下の問
題点がある。
【0005】(1) アプリケーションから見て一つのメッ
セージを送信要求するごとにホスト計算機上で履歴情報
を磁気ディスク等の不揮発性の記憶装置に採取する必要
があり、通常運用時のオーバヘッドが大きい。また、ト
ランザクションとしての決着状態は本履歴情報とは別に
採取する必要がある。
【0006】(2) ホスト計算機とFEPが密な関係にあ
り本機能実現のためのFEPは専用マシンを用いる必要
がある。
【0007】一方、特開平1−197850号明細書に
記載の方式では、FEPでトランザクションの決着状態
を判断し必要なメッセージを再送する方式であるが、一
般にはホスト計算機側で履歴情報を採取しないとトラン
ザクションの決着状態は判断不可で、特にホスト計算機
の持つデータベースを更新する処理を伴うトランザクシ
ョンでは回復後にデータベースに矛盾を生ずる可能性が
ある。
【0008】本発明の目的は、ホットスタンバイ切替
時、端末利用者に切替を意識させないメッセージ回復処
理を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、端末装置群が同一の通信処理サーバを介
して第一および第二のホスト計算機と接続するネットワ
ークシステム構成で、通常運用時は第一のホスト計算機
でトランザクション処理を実行し、第一のホスト計算機
に障害が発生すると第二のホスト計算機に切り替え前記
トランザクション処理を引き継ぐホットスタンバイシス
テムであって、ホスト計算機と通信処理サーバ間ではホ
スト計算機とデータ送受信を行なう端末装置単位に送受
信方向ごとに各メッセージに通し番号を付与する手段
と、ホスト計算機、通信処理サーバはそれぞれ送信済み
および受信済みの前記通し番号を記録する手段と、通信
処理サーバではホスト計算機へ転送したメッセージの過
去の一定個数を常時保持する手段と、第一のホスト計算
機ではトランザクション処理が決着し端末装置へのメッ
セージ送信準備が完了した時点で前記送信済みおよび受
信済みの通し番号、送信メッセージおよび状態等の付加
情報を1項目とし、これを不揮発性の記憶装置に記録す
る手段と、第一のホスト計算機に障害が発生し、第二の
ホスト計算機に切り替わったとき第二のホスト計算機は
通信サーバに対して切り替えが発生したことを通知し、
その応答を受信すると前記不揮発性記憶装置に記録され
た最後の項目を読みだし、送信済みおよび受信済みの通
し番号を初期値として設定するとともに通信サーバに対
して前記読みだした送信メッセージにその時点での通し
番号、前記読みだした送信済みおよび受信済みの通し番
号、転送状態等の付加情報を転送する手段と、通信処理
サーバでは第一のホスト計算機の障害を検出した後、端
末装置から受信したメッセージを保留するとともに前記
第二のホスト計算機から受信した送信済みおよび受信済
みの通し番号を初期値として設定、前記ホスト計算機か
らの受信メッセージに付加された通し番号とホスト計算
機の切替通知を受信する直前の受信済み通し番号を比較
し、前者の方が大きいときは該メッセージを端末システ
ムに送信し、そうでないときは該メッセージを破棄し、
ホスト計算機からの前記メッセージの転送が完了した時
点でホスト計算機から受信した前記受信済み通し番号+
1以降の通し番号を有する端末装置から受信したメッセ
ージをホスト計算機へ転送する手段を備えることにより
達成される。
【0010】また、前記メッセージ回復処理方式におい
て、第一のホスト計算機では、端末装置からのメッセー
ジを受信しトランザクション処理が完了した時点で前記
送信済みおよび受信済みの通し番号および状態等の付加
情報をそれぞれ不揮発性の記憶装置に記録する手段と、
第一のホスト計算機に障害が発生し、第二のホスト計算
機に切り替わったとき第二のホスト計算機は通信サーバ
に対して切り替えが発生したことを通知し、その応答を
受信すると前記不揮発性の記憶装置に記録された最後の
項目を読みだし、送信済みおよび受信済みの通し番号を
初期値として設定するとともに通信サーバに対してこの
通し番号、付加情報を通知する手段と、通信処理サーバ
では第一のホスト計算機の障害を検出した後、端末装置
から受信したメッセージを保留するとともに前記第二の
ホスト計算機から受信した送信済みおよび受信済みの通
し番号を初期値として設定、ホスト計算機から受信した
前記受信済み通し番号+1以降の通し番号を有する端末
装置から受信したメッセージをホスト計算機へ転送する
手段とを備える。
【0011】
【作用】メッセージ回復処理方式の構成によれば、通常
運用時はホスト計算機−通信処理サーバ間で各転送方向
ごとに通し番号を付与し、ホスト計算機ではトランザク
ションの決着と同期して端末装置への送信メッセージお
よび送信済/受信済通し番号を含む履歴情報を磁気ディ
スク等の不揮発性の記憶装置に採取し、ホスト計算機の
切替が発生したときは通信処理サーバ側で端末装置から
受信したメッセージを保留し、履歴情報と通信処理サー
バ側で保持しているホスト計算機の切替前の最新の送信
済/受信済通し番号に基づきメッセージの再送/廃棄の
組み合わせでホスト計算機−通信サーバ間のメッセージ
送受信シーケンスの同期をとることにより、履歴情報採
取のための余計な負荷をかけることなくホスト計算機の
切替時、端末利用者に対して切替を意識させないことが
できる。
【0012】また、メッセージ回復処理方式の構成によ
れば、ホスト計算機と通信処理サーバは独立した通信ノ
ードとして実現可能であるため、本機能実現のための通
信処理サーバはメッセージ回復処理機能を実装した任意
の装置で実現できる。
【0013】また、メッセージ回復処理方式の構成で
は、トランザクションの決着状態と同期して履歴情報を
採取しているため、データベースの更新処理を含むトラ
ンザクション処理に対しても適用することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面を参照して説明す
る。
【0015】図2に本発明の一実施例の計算機システム
の構成を説明する。現用ホスト計算機201-1は通常運用
時、端末装置203の利用者からの要求によりトランザク
ション処理を行なう。予備ホスト計算機201-2は現用ホ
スト計算機に障害が発生すると、トランザクション処理
を引き継いで実行する。通信サーバ202は端末装置とホ
スト計算機間のメッセージの転送を中断する。メッセー
ジの転送は端末装置の利用者に対応したデータ送受信窓
口207を介して行なう。論理的通信路209は通信を行なう
ENDノード間で1本設定し、この通信路上でデータ送
受信窓口間のデータ転送を行なう。通信制御プログラム
204,205,206はホスト計算機、通信処理サーバ、端末
装置それぞれに存在し、メッセージの転送処理、本発明
のメッセージ回復処理を行なう。コネクション維持機構
208は通常運用時はホスト計算機−端末装置間のメッセ
ージ転送の中継を行ない、ホスト計算機の切替が発生す
るとメッセージ回復処理が終了するまでの間、端末装置
からの受信メッセージを保留する。 図1に本発明の一
実施例のメッセージ回復処理手順を示す。INQ102,1
04,106は問い合わせメッセージを、REP103,105は
応答メッセージ、INT111は切替通知メッセージを表
す。問い合わせまたは応答メッセージは分割転送が可能
で、Fは先頭メッセージ、Mは中間メッセージ、Lは最
終メッセージ、Oは分割無しの単独メッセージを表す。
また、通信処理サーバ、ホスト計算機間のメッセージ転
送では通し番号101を付与する。通し番号は端末装置上
の利用者単位に、転送方向ごとに管理する。分割メッセ
ージでは通し番号に枝番を付与する。通信サーバ、ホス
ト計算機ではそれぞれ送信済み通し番号107,109および
受信済みの通し番号108,110を保持してメッセージに付
与すべき通し番号を管理するとともに受信メッセージの
重複を検査する。以下、メッセージ回復処理手順を説明
する。図1では端末装置からの一連の問い合わせ応答処
理が完了し、次の問い合わせメッセージの転送中にホス
ト計算機の切替が発生したケースである。第一の問い合
わせメッセージは3分割されており102−1,102−2,12
0−3通信サーバから現用ホスト計算機への転送時におの
おの通し番号1−1,1−2,1−3を付与している。
また、通信処理サーバではホスト計算機へ転送するメッ
セージを本メッセージ回復処理に備えて保留しておく
(通常運用時に保留しておくメッセージ数は予め決めて
おく必要がある)。これに伴い通信処理サーバでは送信
済みの通し番号107−1,107−2,107−3を1−1,1−
2,1−3のように更新し、現用ホスト計算機では受信
済みの通し番号110−1,110−2,110−3を1−1,1−
2,1−3のように更新している。現用ホスト計算機で
は一連の問い合わせメッセージの受信が完了するとトラ
ンザクション処理を実行する。トランザクション処理が
完了し、端末装置への応答メッセージの準備が完了した
時点で応答メッセージ本体、メッセージ送信完了時点で
の送信済み通し番号、受信済み通し番号、メッセージ種
別(この場合はREP)を履歴情報の一項目112として
磁気ディスク装置上に記録する。その後、応答メッセー
ジを2分割し103−1,103−2、おのおのに1−1,1−
2の通し番号を付与して通信サーバに転送する。これに
伴い現用ホスト計算機では送信済みの通し番号109−4,
109−5を1−1,1−2のように更新し、通信サーバで
は受信済みの通し番号108−4,108−5を1−1,1−2
のように更新し、通信サーバでは受信済みの通し番号10
8−4,108−5を1−1,1−2のように更新する。次に
端末装置からの第二の問い合わせメッセージ(分割無
し)に対して、通信サーバで通し番号2−1を付与して
ホスト計算機に送信する(104)。このとき、通信サーバ
側の送信済み通し信番号107−6は2−1に、現用ホスト
計算機側の受信済み通し番号110−6は2−1とする。こ
の時点で現用ホスト計算機に障害が発生したとする。ホ
ットスタンバイ機能により予備ホスト計算機に切り替わ
り、予備ホスト計算機から通信サーバに対して切替が発
生したことをINT111−1により通知する。通信処理サ
ーバはINTの応答111−2を予備ホスト計算機に転送す
る。また、通信処理サーバでは現用ホスト計算機の障害
を検出した時点で、以降、端末装置から受信したメッセ
ージはメッセージ回復処理が完了するまで保留する。次
に予備ホスト計算機は磁気ディスク装置に記憶された履
歴情報の最後の項目を読み出す。読みだした情報に基づ
きこの場合は、端末装置への応答メッセージREP105
−1に通し番号101−7として1−1、履歴情報採取時点
の送信済み通し番号115、受信済み通し番号116、再送メ
ッセージがその後も継続する旨の情報117を付与して、
通信サーバへ転送する。通信処理サーバではこのメッセ
ージを受信すると、障害以前の送信済み通し番号、受信
済み通し番号を退避し113,114受信メッセージで通知さ
れた送信済み通し番号、受信済み通し番号を初期値とし
て設定する107−7,108−7。また、受信メッセージ105
−1に付与された通し番号1−1と退避済みの受信済通
し番号1−2を比較し、前者の通し番号の方が大きくな
いため、すでに端末装置へ送信済のメッセージと判断し
て、これを廃棄する。次に予備ホスト計算機は2分割さ
れた最後の応答メッセージ105−2に通し番号1−2、再
送メッセージの最後である旨の情報118を付与して通信
処理サーバへ転送する。この時点で予備ホスト計算機は
メッセージ回復処理が終了したと認識し、通常のメッセ
ージ転送処理を継続する。通信処理サーバでは受信メッ
セージ105−2に付与された通し番号1−2と退避済みの
受信済通し番号1−2を比較し、前者の通し番号の方が
大きくないため、すでに端末装置へ送信済のメッセージ
と判断して、これを廃棄する。その後、通信処理サーバ
では保留中のホスト計算機へ転送すべきメッセージのう
ちホスト計算機がすでに受信したと認識しているメッセ
ージ(この場合は通し番号1のメッセージ)の次のメッ
セージ(この場合は通し番号2以降のメッセージ)から
予備ホスト計算機へ転送する(この場合は通し番号2−
1の問い合わせメッセージ106)。この時点で通信処理
サーバでは退避済みの障害以前の最新の送信済み通し番
号、受信済み通し番号と現在の送信済み通し番号、受信
済み通し番号が一致したことで、ホスト計算機と通信処
理サーバ間のメッセージ回復処理が完了したとし、以降
は通常のメッセージ転送処理を継続する。
【0016】図3に本発明の別の実施例のメッセージ回
復処理手順を示す。BRD301,302,303は一方送信メ
ッセージを、INF313は状態通知メッセージを表す。
一方、送信メッセージは分割転送が可能で、Fは先頭メ
ッセージ、Mは中間メッセージ、Lは最終メッセージ、
Oは分割無しの単独メッセージを表す。メッセージに付
与する通し番号およびホスト計算機、通信処理サーバで
の前記通し番号の管理方法は図1における説明と同様で
ある。以下、メッセージ回復処理手順を説明する。図3
では端末装置からの一つの一方送信メッセージを受信
し、対応するトランザクション処理が完了し、次の一連
の一方送信メッセージの受信中にホスト計算機の切替が
発生したケースである。第一の一方送信メッセージに対
するトランザクション処理が完了した時点で、受信完了
であること、メッセージ受信完了時点での送信済み通し
番号、受信済み通し番号、メッセージ種別(この場合B
RD)を履歴情報の一項目314として磁気ディスク装置
上に履歴情報として記録する。次に端末装置からの第二
の一方送信メッセージを通信サーバからホスト計算機に
送信中に現用ホスト計算機に障害が発生したとする。ホ
ットスタンバイ機能により予備ホスト計算機に切り替わ
り、予備ホスト計算機から通信サーバに対して切替が発
生したことをINT309−1により通知する。通信処理サ
ーバはINTの応答309−2を予備ホスト計算機に転送す
る。また、通信処理サーバでは、現用ホスト計算機の障
害を検出した時点で、以降、端末装置から受信したメッ
セージはメッセージ回復処理が完了するまで保留する。
次に予備ホスト計算機は磁気ディスク装置に記憶された
履歴情報の最後の項目を読み出す。読みだした情報に基
づき、この場合は、INF313に通し番号304−3として
0を(特殊メッセージであり通し番号に意味はない)、
履歴情報採取時点の送信済み通し番号310、受信済み通
し番号311、再送メッセージがない旨の情報312を付与し
て、通信サーバへ転送する。通信処理サーバではこのメ
ッセージを受信すると、障害以前の送信済み通し番号、
受信済み通し番号を退避し315,316、受信メッセージで
通知された送信済み通し番号、受信済み通し番号を初期
値として設定する305−3,306−3。この時点で予備ホス
ト計算機はメッセージ回復処理が終了したと認識し、通
常のメッセージ転送処理を継続する。その後、通信処理
サーバでは保留中のホスト計算機へ転送すべきメッセー
ジのうちホスト計算機がすでに受信したと認識している
メッセージ(この場合は通し番号2のメッセージ)の次
のメッセージ(この場合は通し番号3のメッセージ)か
ら予備ホスト計算機へ転送する(この場合は通し番号3
−1,3−2の問い合わせメッセージ303−1,303−
2)。この時点で通信処理サーバでは退避済みの障害以
前の最新の送信済み通し番号、受信済み通し番号と現在
の送信済み通し番号、受信済み通し番号が一致したこと
で、ホスト計算機と通信処理サーバ間のメッセージ回復
処理が完了したとし、以降は通常のメッセージ転送処理
を継続する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、通常運用時はホスト計
算機−通信処理サーバ間で各転送方向ごとに通し番号を
付与し、ホスト計算機ではトランザクションの決着と同
期して端末装置への送信メッセージおよび送信済/受信
済通し番号を含む履歴情報を磁気ディスク等の不揮発性
の記憶装置に採取し、ホスト計算機の切替が発生したと
きは通信処理サーバ側で端末装置から受信したメッセー
ジを保留し、履歴情報と通信処理サーバ側で保持してい
るホスト計算機の切替前の最新の送信済/受信済通し番
号に基づきメッセージの再送/廃棄の組み合わせでホス
ト計算機−通信サーバ間のメッセージ送受信シーケンス
の同期をとることにより、履歴情報採取のための余計な
負荷をかけることなくホスト計算機の切替時、端末利用
者に対して切替を意識させないことができる。
【0018】また、本発明にれば、ホスト計算機と通信
処理サーバは独立した通信ノードとして実現可能である
ため、本機能実現のための通信処理サーバは前記メッセ
ージ回復処理機能を実装した任意の装置で実現できる。
【0019】さらに、本発明によれば、トランザクショ
ンの決着状態と同期して履歴情報を採取しているため、
データベースの更新処理を含むトランザクション処理に
対しても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるメッセージ回復処理手
順を示すフローチャート。
【図2】本発明の実施例におけるシステムのブロック
図。
【図3】本発明の別の実施例におけるメッセージ回復処
理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
101…通し番号、 102…問い合わせメッセージ、 103…応答メッセージ、 104…問い合わせメッセージ、 105…応答メッセージ、 106…問い合わせメッセージ、 107…送信済み通し番号、 108…受信済み通し番号、 109…送信済み通し番号、 110…受信済み通し番号、、 111…切替通知、応答メッセージ、 112…履歴情報、 113…切替直前の最新の送信済み通し番号、 114…切替直前の最新の受信済み通し番号、 115…履歴情報に記録された送信済み通し番号、 116…履歴情報に記録された受信済み通し番号、 117…再送メッセージの継続/完了を示す情報。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末装置群が同一の通信処理サーバを介し
    て第一のホスト計算機および第二のホスト計算機と接続
    するネットワークシステムにおいて、通常運用時は前記
    第一のホスト計算機においてトランザクション処理を実
    行し、前記第一のホスト計算機に障害が発生すると前記
    第二のホスト計算機に切り替え前記トランザクション処
    理を引き継ぐホットスタンバイシステムであって、ホス
    ト計算機と通信処理サーバ間では前記ホスト計算機とデ
    ータ送受信を行なう端末装置単位に送受信方向ごとに各
    メッセージに通し番号を付与し、前記ホスト計算機、前
    記通信処理サーバはそれぞれ送信済みおよび受信済みの
    前記通し番号を記録し、前記通信処理サーバでは前記ホ
    スト計算機へ転送したメッセージの過去の一定個数を常
    時保持し、前記第一のホスト計算機では前記トランザク
    ション処理が決着し前記端末装置へのメッセージ送信準
    備が完了した時点で前記送信済みおよび受信済みの通し
    番号、送信メッセージおよび状態等の付加情報を1項目
    とし、これを不揮発性の記憶装置に記録し、前記第一の
    ホスト計算機に障害が発生し、前記第二のホスト計算機
    に切り替わったとき前記第二のホスト計算機は通信サー
    バに対して切り替えが発生したことを通知し、その応答
    を受信すると前記不揮発性記憶装置に記録された最後の
    項目を読みだし、送信済みおよび受信済みの通し番号を
    初期値として設定するとともに前記通信サーバに対して
    前記読みだした送信メッセージにその時点での通し番
    号、前記読みだした送信済みおよび受信済みの通し番
    号、転送状態等の付加情報を転送し、前記通信処理サー
    バでは前記第一のホスト計算機の障害を検出した後、端
    末装置から受信したメッセージを保留するとともに前記
    第二のホスト計算機から受信した送信済みおよび受信済
    みの通し番号を初期値として設定、前記ホスト計算機か
    らの受信メッセージに付加された通し番号と前記ホスト
    計算機の切替通知を受信する直前の受信済み通し番号を
    比較し、前者の方が大きいときはメッセージを端末シス
    テムに送信し、そうでないときは前記メッセージを破棄
    し、前記ホスト計算機からのメッセージの転送が完了し
    た時点で前記ホスト計算機から受信した前記受信済み通
    し番号+1以降の通し番号を有する端末装置から受信し
    たメッセージをホスト計算機へ転送することを特徴とす
    るメッセージ回復処理方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第一のホスト計算
    機では、端末装置からのメッセージを受信しトランザク
    ション処理が完了した時点で前記送信済みおよび受信済
    みの通し番号および状態等の付加情報をそれぞれ不揮発
    性の記憶装置に記録し、前記第一のホスト計算機に障害
    が発生し、前記第二のホスト計算機に切り替わったとき
    前記第二のホスト計算機は通信サーバに対して切り替え
    が発生したことを通知し、その応答を受信すると前記不
    揮発性の記憶装置に記録された最後の項目を読みだし、
    送信済みおよび受信済みの通し番号を初期値として設定
    するとともに通信サーバに対してこの通し番号、付加情
    報を通知し、通信処理サーバでは前記第一のホスト計算
    機の障害を検出した後、端末装置から受信したメッセー
    ジを保留するとともに前記第二のホスト計算機から受信
    した送信済みおよび受信済みの通し番号を初期値として
    設定、前記ホスト計算機から受信した前記受信済み通し
    番号+1以降の通し番号を有する端末装置から受信した
    メッセージをホスト計算機へ転送するメッセージ回復処
    理方式。
JP7126192A 1995-05-25 1995-05-25 メッセージ回復処理方式 Pending JPH08320800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7126192A JPH08320800A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 メッセージ回復処理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7126192A JPH08320800A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 メッセージ回復処理方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08320800A true JPH08320800A (ja) 1996-12-03

Family

ID=14928982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7126192A Pending JPH08320800A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 メッセージ回復処理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08320800A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244204A (ja) * 2002-02-13 2003-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信コネクション確立方法及び通信制御装置並びに記録媒体及び制御プログラム
JP2004013271A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Aiful Corp バックアップサービサーシステム、バックアップサービシング方法、これらに用いて好適なバックアップサービサー装置、オリジネーター装置
JP2004536494A (ja) * 2001-04-30 2004-12-02 アメリカ オンライン インコーポレーテッド 複製スイッチ上で取り扱われるストリームへのアクセス管理
JP2007299284A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Hitachi Software Eng Co Ltd ログ収集システム、クライアント装置、及びログ収集エージェント装置
US7430609B2 (en) 2001-04-30 2008-09-30 Aol Llc, A Delaware Limited Liability Company Managing access to streams hosted on duplicating switches
US7457249B2 (en) 2005-01-04 2008-11-25 Avaya, Inc. Alternate routing of media connections within a single communications system across public or private network facilities
US7483369B2 (en) 2003-09-30 2009-01-27 Avaya Inc. Method and apparatus for migrating to an alternate call controller
US7496056B2 (en) 2005-01-04 2009-02-24 Avaya Inc. Conference connections using dynamic topology switching for IP and circuit-switched fabrics
US7564793B2 (en) 2005-01-04 2009-07-21 Avaya Inc. In-band call association signaling for a single number destination
US7613106B2 (en) 2005-01-04 2009-11-03 Avaya Inc. Dial plan transparency for fragmented networks
US7738360B2 (en) 2004-09-30 2010-06-15 Avaya Inc. Method and apparatus for merging call components during call reconstruction
JP2010176511A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Nec Infrontia Corp ホットスタンバイシステム及びホットスタンバイ方法
JP2012205185A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Fujitsu Ltd 通信二重化装置及び通信二重化方法
US8462637B1 (en) 2005-01-04 2013-06-11 Sheridan Ross P.C. Dial plan routing for fragmented networks
JP2013205930A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Hitachi Ltd 情報処理システム及びその処理方法
US8843559B2 (en) 2001-04-30 2014-09-23 Facebook, Inc. Modifying payloads of digital streams for digital conferencing
US8904026B2 (en) 2001-04-30 2014-12-02 Facebook, Inc. Time-shifting streaming data

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004536494A (ja) * 2001-04-30 2004-12-02 アメリカ オンライン インコーポレーテッド 複製スイッチ上で取り扱われるストリームへのアクセス管理
US9537667B2 (en) 2001-04-30 2017-01-03 Facebook, Inc. Duplicating digital streams for digital conferencing using switching technologies
US7430609B2 (en) 2001-04-30 2008-09-30 Aol Llc, A Delaware Limited Liability Company Managing access to streams hosted on duplicating switches
US9521006B2 (en) 2001-04-30 2016-12-13 Facebook, Inc. Duplicating digital streams for digital conferencing using switching technologies
US9049032B2 (en) 2001-04-30 2015-06-02 Facebook, Inc. Prioritizing digital streams during digital conferencing
US8904026B2 (en) 2001-04-30 2014-12-02 Facebook, Inc. Time-shifting streaming data
US8843559B2 (en) 2001-04-30 2014-09-23 Facebook, Inc. Modifying payloads of digital streams for digital conferencing
JP2003244204A (ja) * 2002-02-13 2003-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信コネクション確立方法及び通信制御装置並びに記録媒体及び制御プログラム
JP2004013271A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Aiful Corp バックアップサービサーシステム、バックアップサービシング方法、これらに用いて好適なバックアップサービサー装置、オリジネーター装置
US7483369B2 (en) 2003-09-30 2009-01-27 Avaya Inc. Method and apparatus for migrating to an alternate call controller
US7738360B2 (en) 2004-09-30 2010-06-15 Avaya Inc. Method and apparatus for merging call components during call reconstruction
US8462637B1 (en) 2005-01-04 2013-06-11 Sheridan Ross P.C. Dial plan routing for fragmented networks
US7613106B2 (en) 2005-01-04 2009-11-03 Avaya Inc. Dial plan transparency for fragmented networks
US7564793B2 (en) 2005-01-04 2009-07-21 Avaya Inc. In-band call association signaling for a single number destination
US7496056B2 (en) 2005-01-04 2009-02-24 Avaya Inc. Conference connections using dynamic topology switching for IP and circuit-switched fabrics
US7457249B2 (en) 2005-01-04 2008-11-25 Avaya, Inc. Alternate routing of media connections within a single communications system across public or private network facilities
JP2007299284A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Hitachi Software Eng Co Ltd ログ収集システム、クライアント装置、及びログ収集エージェント装置
JP2010176511A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Nec Infrontia Corp ホットスタンバイシステム及びホットスタンバイ方法
JP2012205185A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Fujitsu Ltd 通信二重化装置及び通信二重化方法
JP2013205930A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Hitachi Ltd 情報処理システム及びその処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08320800A (ja) メッセージ回復処理方式
US7246214B2 (en) Remote copy for a storage controller with reduced data size
CN100591031C (zh) 实现高可用性光纤信道交换机的方法和装置
US5848227A (en) Method of providing fault tolerance and switch-over distribution in a bridge/router
KR100411978B1 (ko) 내 고장성 시스템 및 이중화 방법
US7213114B2 (en) Remote copy for a storage controller in a heterogeneous environment
JP2770749B2 (ja) マルチリング型障害回復システム
CN106330475A (zh) 一种通信***中管理主备节点的方法和装置及高可用集群
JP2809151B2 (ja) 通信網自動回復システム
JP2002057682A (ja) ネットワークインタフェース切替え方法及びネットワークに接続可能なコンピュータ
JPH088972A (ja) パス設定制御システム
KR950013808B1 (ko) 멀티포트 접속장치 및 디렉토리 생성 방법 및 장치
JP2000250771A (ja) サーバ二重化方式
US6625753B1 (en) Recovery facility for an SNA communication network
JPH09186686A (ja) 網管理システム
JP5596637B2 (ja) 障害切替システム、障害切替装置および障害切替方法
CN110297730A (zh) 一种去仲裁节点的存储双活解决方法及***
JPH05304528A (ja) 多重化通信ノード
KR100209347B1 (ko) 비동기 전송모드 방식 정보통신망 교환 시스템의 노드간 접속어셈블리 이중화 제어방법
CN117539693A (zh) 一种高可用的冗余方法和***
KR0152237B1 (ko) 전송망 링크 장애 자동 복구 장치 및 그 방법
CN117555688A (zh) 基于双活中心的数据处理方法、***、设备及存储介质
CN115190005A (zh) 一种基于Redis的双宿主***的高可用方法
CN115718783A (zh) 一种局域网下支持通过多信道实现数据库同步的***
JP2002140315A (ja) 二重化マルチプロトコルスイッチ