JPH088972A - パス設定制御システム - Google Patents

パス設定制御システム

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JPH088972A
JPH088972A JP13994394A JP13994394A JPH088972A JP H088972 A JPH088972 A JP H088972A JP 13994394 A JP13994394 A JP 13994394A JP 13994394 A JP13994394 A JP 13994394A JP H088972 A JPH088972 A JP H088972A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自律分散型回線端回復方式により障害回復を
行う通信網においては、パス迂回時のパス解放メッセー
ジが中継ノードに届かない場合がある。パス迂回時以外
ではパス解放の手段がないため、この中継ノードのパス
設定は使用できない状態のまま残され伝送路の帯域が無
駄になるのを防止する。 【構成】 各ノードにおいて、接続している伝送路に障
害が発生し且つこの伝送路に接続しているパス1の中で
自ノードでは終端せずに他の伝送路へとバイパス接続し
ているパスがある場合、このパスを終端しているノード
A,Eに対して、このパス1の迂回指示aを送信し、こ
の迂回指示aを受信したノードA,Eでは、このパスの
迂回を行う他に、この迂回指示を発信したノードに対し
てそのパスの解放を指示する解放指示bを送信し、この
解放指示bを受信したノードCでは、この解放指示で解
放を指示されているパスの解放を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパス設定制御システムに
関し、特に複数ノードで構成されるネットワーク通信網
におけるリンク障害時に自律分散型回線端回復により障
害回復をなすパス設定制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークにおける障害回復方式
の一つに自律分散型回線端回復方式がある。この方式
は、目的とするパスに障害が発生した場合、そのパスを
終端している両端のノードが迂回動作を行うものであ
る。このためパスの終端ノードが直接検出できない箇所
で障害が発生した場合、障害箇所の両端のノードが終端
ノードにそのパスの迂回を指示する必要がある。
【0003】図13は従来技術を示す説明図である。
A,B,C,D,E,Fはノードを示す。パス1はA−
E間に設定されたパスである。パス1を設定する際、中
継ノードB,C,Dにはそのパスをネットワーク内で識
別するパス識別情報であるパスIDとそのパスの接続回
数を識別するバージョンとが通知されているものとす
る。
【0004】例えば、図13(A)のように、先ずB−
C間とC−D間のパスの2箇所で障害が発生した場合、
パス1を迂回させるために障害端のノードB,C,Dが
パス端のノードA,Eにパス1を迂回するよう迂回指示
メッセージaを送信する。この迂回指示メッセージaを
受信するとノードA,Eは、まず、パス1の解放メッセ
ージを送信して中継ノードにパス1の解放を指示する。
ノードB,Dは解放メッセージを受信してパス1を解放
するが、ノードDは解放メッセージが届かないため、パ
ス1の設定が残ったままになる。
【0005】続いて、ノードA,Eはパス1のバージョ
ンを変更してパス1の迂回を開始し、図13(B)のよ
うにノードFを経由して迂回することができる。次に図
13(C)のように迂回が完了した後B−C間の障害だ
けが復旧した場合、ノードCにはまだパス1の前のパー
ジョンの設定が残ってるためC−D間の障害によりパス
1を迂回するようにノードAに迂回指示メッセージaを
送信する。このメッセージを受信したノードAはバージ
ョンが異なるためこの迂回指示を無視することにより、
正常に通信できているパス1の迂回動作を再び行うこと
がないので、パス1の通信を断状態にしなくて済ませる
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の技術で
は、図13(C)に示す如く、パス1はノードFを経由
して迂回済みにもかかわらず、ノードCはパス1をノー
ドB−C間の伝送路に割当てたままであるために、例え
ばノードB−C間に新たなパスを設定しようとしても、
ノードB−C間の伝送路の帯域が不足して設定できない
場合があり、よって伝送路の利用効率が低下するという
欠点がある。
【0007】本発明の目的は、パス迂回時のパス解放通
知が届かなかったために解放されずに残っているパスを
解放できるようにして伝送路の有効利用を図るようにし
たパス設定制御システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、データ
伝送用のパスの両端に位置する終端ノードと、このパス
の中間に位置する複数の中継ノードとを含み、前記中継
ノード間の伝送路の障害発生に応答してこの障害発生箇
所に直近の中継ノードは前記終端ノードへパスの迂回指
示を行い、この迂回指示に応答して前記終端ノードは前
記パスの解放及び迂回処理を行うよう構成された通信網
におけるパス設定制御システムであって、前記伝送路の
障害復旧時に他の伝送路障害に起因する他の中継ノード
からの迂回指示に応答して前記終端ノードは前記他の中
継ノードに対して現在設定中のパスの解放指示送出処理
をなすよう構成されていることを特徴とするパス設定制
御システムが得られる。
【0009】
【作用】各ノードにおいて、ノードに接続されている伝
送路に障害が発生し、且つこの伝送路に接続されている
パスの中で自ノードでは終端せずに他の伝送路へとバイ
パス接続しているパスがある場合(中継ノードの場
合)、このパスを終端しているノードに対して、このパ
スの迂回の開始を指示する迂回指示を送信し、この迂回
指示を受信した終端ノードでは、この迂回指示で迂回の
開始を指示されているパスが現に接続されている場合、
このパスの迂回を行う他に、受信した迂回指示で迂回の
開始を指示されているパスが現に接続されていない場
合、この迂回指示を発信したノードに対してそのパスの
解放を指示する解放指示を送信し、この解放指示を受信
したノードでは、この解放指示で解放を指示されている
パスの解放を行う。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明について詳細に説
明する。
【0011】図1は本発明の原理を説明するためのブロ
ック図であり、図13の場合と同様にA〜Fはノードを
示し、パス1はノードA〜E間に設定されたパスを示
す。ノードA,Eはパス1の終端ノードを示し、ノード
B,C,Dはパス1の中継ノードを示す。
【0012】このパス1の設定は、終端ノードA,Eの
うちセンダーノードとなるノードにより行われ、またこ
のパス設定の他にパス迂回処理起動、パスのバージョン
管理等を行うのもセンダーノードである。そして、この
パス1の設定時に、センダーノードから各中継ノード
B,C,DへはこのパスのパスIDとパスバージョンと
が通知されているものとする。
【0013】図1(A)に示すように先ずノードB−C
間とノードC−D間の2箇所で障害が発生した場合、ノ
ードB,C,Dはパス1のパスIDとバージョンとを用
いて迂回すべきパスを指定した迂回指示メッセージaを
終端ノードA,Eに通知する。迂回指示メッセージaを
受信したノードA,EはパスIDから迂回するパスを認
識し、バージョンが現在自ノードに設定して有るパス1
のバージョンと一致していることを確認すると、バージ
ョンを変更してから迂回動作を行なう。このようにして
パス1は図1(B)のようにノードFを経由して迂回す
ることが出来る。
【0014】次に図1(C)のように迂回が完了した後
ノードB−C間の障害だけが復旧した場合、ノードCに
はまだパス1の設定が残っているためノードC−D間の
障害によりパス1を迂回するようノードAに迂回指示メ
ッセージaを通知する。この通知を受け取ったノードA
は、パスIDから迂回するパスを認識するがバージョン
が現在自ノードに設定されているパス1のバージョンと
一致していないため迂回動作を行なわず、ノードCへパ
ス1の解放指示bを送信する。解放指示bを受信したノ
ードCはパス1を解放するのである。
【0015】この様に、多重障害のためにパス迂回時に
パス解放メッセージが届かずにパスを解放できずにいた
中継ノードにおいても、多重障害が解障された後はパス
解放が可能となり、伝送路の有効利用が可能となるのも
のである。
【0016】次に、本発明の実施例について図2〜図1
2を用いて詳述する。図2は本発明の実施例の各ノード
の機能のブロック図である。図において、INF1,5
は外部インタフェース部であり、伝送ラインや端末との
インタフェースをなすのものである。MUX2は多重化
部であり、インタフェース部1や内部パケット制御部6
からのパケットの多重化を行うものである。ISI3は
スイッチ部であり、DEMUX4は分離部であり、多重
化されているバケットの分離を行って内部パケット制御
部6やインタフェース部5へ導出するものである。
【0017】パケット制御部6は各機能ブロックである
処理部7〜15の制御を行う。コントロールパケット処
理部7は図3に示す動作処理フローに従った処理を行う
ものであり、パス設定やパス迂回処理等をコントロール
パケットを用いて行うものである。
【0018】リターンパケット処理部8は図4に示す動
作処理フローに従った処理を行うものであり、センダー
ノードからのコントロールパケットを受け取ったチュー
ザ(chooser)ノード(パスの終端ノードのうち
センダーノードではない他方のノード)がセンダーノー
ドへ向けて返送するリターンパケットを制御する。
【0019】ポジティブアクノリッジ処理部9は図5に
示す動作処理フローに従った処理を行うものであり、リ
ターンパケットを受け取って次の伝送路へリターンパケ
ットを送信して、リターンパケットの送信元へその受取
り確認(positiveacknowledge)を
なす。
【0020】ネガティブアクノリッジ処理部10は図6
に示す動作処理フローに従って処理動作をなすものであ
り、リターンパケットを受取って次にリターンパケット
を送信すべき伝送路がない場合、リターンパケット送信
元へ他の伝送路によりリターンパケットを送出(neg
ative acknowledge)するためのもの
である。
【0021】エンドパケット処理部11は図7の動作処
理フローに従って処理動作をなすものであり、迂回路を
決定するためにセンダーノードからチューザーノードへ
向けて送出されるバケットを制御するものである。
【0022】アラーム検出処理部12は図8の動作処理
フローに従って処理動作を行うものであり、自ノードが
接続されている伝送路の障害検出処理を行い、障害検出
時に警報転送パケットやパス解放を指示するための第1
解放パケットを送出するものである。
【0023】第1及び第2解放パケット処理部13及び
14は図9及び図10の各動作処理フローに従って処理
動作を行うものであり、前者は第1解放パケットを受け
取った後のパスリンク解放処理を行い、後者はバックア
ラーム処理部15からの第2解放パケットを受け取った
後のパスリンク解放処理を行うものである。
【0024】バックアラーム処理部15は図11の動作
処理フローに従った動作を行うものであり、警報転送パ
ケットを受信して第1、第2解放パケットの送出処理や
警報転送パケットの中継処理を行うものである。
【0025】パトケットキュー16は受信パケット行列
であり、アサインテーブル17は接続されている伝送路
の各帯域の使用状態(使用,未使用,予約)を管理する
テーブルであり、バージョンテーブル18はパスのバー
ジョンの管理をなすテーブルである。
【0026】上記の各ブロックの動作の詳細について説
明する。図3はコントロールパケット処理部7の動作を
示している。ここで、コントロールパケットとは、パス
の迂回路を探索するために、センダーノードからチュー
ザノードへ向けて送出されるパケットであり、パスを設
定するために必要な未使用帯域がある全てのラインへブ
ロードキャストにて送出されるものである。また、いつ
までもネットワーク内にこのパケットが残留しない様に
ホップ数が定められており、このホップ数がある規定値
(X)以上になった場合は廃棄されるようになってい
る。
【0027】図3を参照すると、コントロールパケット
を受信すると(701)、チューザノードの場合(70
2)、コントロールパケットに指定されている帯域の状
態である使用未使用が、アサインテーブル17を用いて
判定される(703)。未使用であれば、指定帯域の状
態を予約にセットし(704)、リターンパケット送出
処理がなされる(705)。
【0028】ステップ703で指定帯域の状態が未使用
でなくかつ予約されていれば(706)、待機状態とな
る(707)。予約でなければ、使用状態であり処理終
了となる。
【0029】ステップ702で、自ノードがチューザノ
ード以外であれば、コントロールパケットのホップ数を
「+1」し(708)、そのホップ数がXより大であれ
ば、先述した如く、このコントロールパケットは廃棄さ
れ処理終了となり、小であれば(709)、全ての接続
伝送路の検索がなされたかどうか判定され(701)、
そうでなければ伝送路に障害パス(図1ではパス1)の
帯域以上の空き帯域があるか判定される(711)。あ
れば、その伝送路にコントロールパケットを送出し(7
12)、なければ再びステップ710,711が処理さ
れて伝送路の探索がなされる。
【0030】図4はリターンパケット処理部8の動作が
示されている。ここでリターンパケットとは、迂回路を
予約していくためにチューザノードからセンダーノード
へ向けて送出されるパケットであり、チューザノード/
中継ノードが受取った複数のコントロールパケットのう
ち最も早く到着したコントロールパケットを受信した伝
送路へ向けて送出される。但し、当該伝送路からネガテ
ィブアクノリッジを受信した場合、その次に早く到着し
たコントロールパケットを受信した伝送路へ向けて送出
される。
【0031】図4を参照すると、リターンパケットを受
信すると(801)、指定された帯域の状態が予約かど
うかアサインテーブル17にて判定され(802)、予
約であればネガティブアクノリッジパケット返送処理が
なされ(810)、予約でなければ自ノードがセンダー
かどうか判定される(803)。
【0032】センダーであれば、障害パスのルートを迂
回路にスイッチし(ステップ811)、エンドパケット
送出処理がなされ(812)、センダーでなければ、自
ノードが今まで送信したコントロールパケットを探索す
る(804)。有効なコントロールパケットが無ければ
ステップ810へ行き、有れば(805)センダー側の
帯域の状態を予約にセットする(806)。
【0033】そして、リターンパケットを送出し(80
7)、チューザ側の帯域の状態を使用にセットし(80
8)、ポジティブアクノリッジパケットを返送すす(8
09)。
【0034】図5はポジティブアクノリッジ処理部9の
動作フローでありポジティブアクノリッジパケットを受
信すると(901)、センダー側の帯域の状態を使用に
セットする(922)。
【0035】図6はネガティブアクノリッジ処理10の
動作フローであり、ネガティブアクノリッジパケットを
受信すると(1001)、センダー側の帯域の状態を未
使用にセットし(1002)、コントロールパケットを
探索する(1003)。そして、まだ試していないコン
トロールパケットが無ければ(1004)、自ノードか
チューザか否か判断され(1007)、チューザでなけ
ればネガティブアクノリッジ送出処理がなされる(10
08)。
【0036】ステップ1004でコントロールパケット
が存在すれば、センダー側の帯域の状態を予約とし(1
005)、リターンパケット送出がなされる(100
6)。
【0037】図7はエンドパケット処理部11の動作フ
ローである。ここで、エンドパケットとは、迂回路を決
定するためにセンダーノードからチューザノードへ向け
て送出されるパケットである。
【0038】図7を参照すると、エンドパケットを受信
すると(1101)、自ノードがチューザかどうか判定
される(1102)。チューザノードであれば障害帯域
のルートを迂回路にスイッチし(1103)、チューザ
ノードでなければ受信したリターンパケットを探索し
(104)、エンドパケット送出がなされる(10
5)。
【0039】図8はアラーム検出処理部12の動作フロ
ーであり、障害を検出したインターフェース部に収容さ
れているパスを検索し(1201)、自ノードが中継ノ
ードかどうか判定される(1202)、中継ノードであ
れば警報転送パケットを送出し(1209)、そうでな
ければ第1解放パケットを送出する(1203)。
【0040】この第1解放パケットとは、センダーノー
ドからチューザノードへ、またはチューザノードからセ
ンダーノードへ向けて、パスの割付けの解放指示をなす
ために送出されるパケットであり、後述の第2解放パケ
ットとの相違は、このパケットが一方の終端ノードから
他方の終端ノードへ向けてパスに沿い伝達され、このパ
ケットを受取った各中継ノードは自ノードにおけるパス
のリンク割付けを解放し、次のノードへこの第1解放パ
ケットを送出する点である。
【0041】そして、自ノードがセンダーノードであれ
ば(1204)、パスのバージョンアップを行い(12
05)、全ての接続伝送路の検索がなされるまで(12
06)、伝送路に障害パス帯域以上の空き帯域があるか
どうか調べられ(1207)、空き帯域があればコント
ロールパケットの送出がなされる(1208)。
【0042】図9は第1解放パケット処理部13の動作
を示しており、第1解放パケットを受信すると(130
1)、パスのパージョンの一致が判断され(130
2)、一致した場合障害パスのリンク解放が行われ(1
303)、自ノードが中継ノードであれば(130
4)、次の接続ノードへ第1解放パケットを送出する
(1305)。
【0043】中継ノードでなければ(1304)、セン
ダーノードかどうか判定され(1306)、センダーノ
ードであればパスのバージョンアップを行い(130
7)、全ての接続伝送路に対して障害パス帯域以上の空
き帯域があるかどうか調べられる(1308,130
9)。有ればコントロールパケット送出を行う(131
0)。
【0044】図10は第2解放パケット処理部14の動
作を示すものである。ここで第2解放パケットとは、後
述する警報転送パケットを受信したセンダーノードまた
はチューザノードが、警報転送パケットで指示されるパ
スのバージョンが現在接続されているパスのパージョン
と異なるとき、警報転送パケットの発信元の中継ノード
に対してその中継ノードにおけるそのパスのリンク接続
の解放を指示するために送出するパケットである。
【0045】第1解放パケットとの相違は、警報転送パ
ケットを送信した中継ノードに対してのみリンク割付け
の解放を指示するものである。
【0046】図10を参照すると、第2解放パケットが
受信されると(1401)、障害パスのリンク解放処理
がなされる(1402)。
【0047】図11はバックアラーム処理15部の動作
を示すもので、警報転送パケットが受信されると(15
01)、自ノードが中継ノードがどうか判定される(1
502)。
【0048】ここで、警報転送パケットとは、中継ノー
ドからセンダーノードまたはチューザノードへ向けて送
出されるパケットであり、両終端ノードが直接検出でき
ない区間で障害発生した場合、障害区間を挟む両中継ノ
ードがパス迂回の起動を促すために送出するものであ
る。
【0049】図11はバックアラーム処理部15の動作
を示すもので、警報転送パケットが受信されると(15
01)、自ノードが中継ノードであれば(1502)、
次の接続ノードへ警報転送パケットを送出し(150
3)、そうでなければパスのバージョンを判定する(1
504)。パスバージョンが同一でなければ第2解放パ
ケット送出処理を行い(1506)、同一であれば第1
解放パケット送出処理が行われる(1505)。
【0050】そして、自ノードがセンダーであれば(1
507)、パスのバージョンを「+1」し(150
8)、全ての接続伝送路に対して障害パス帯域以上の予
備帯域があるかどうかを調べ(1509,1510)、
あればコントロールパケット送出処理を行う(151
1)。
【0051】図12は図1に示したパス1の迂回処理及
び当該パスの解放処理をシーケンスチャートとして示し
たもので、本発明の実施例の動作のタイムチャートであ
る。
【0052】図1(A)に示す如くパス1内のノードB
−C間及びノードC−D間で多重障害が発生すると、障
害箇所の伝送路端に接続されているノードB、Dのアラ
ーム検出処理部12より警報転送パケットaが生成され
てノードA,Eへ夫々に伝送される。ノードA,Eでは
アラーム検出処理部12にて第1解放パケットの送出が
なされ、センダーノード(A)ではパスバージョンが+
1され、空き帯域の伝送路にコントロールパケットが送
出される。
【0053】この第1解放パケットを受けた各ノード
B,Dは第1解放パケット処理部13にてパスバージョ
ンの一致が検出され、障害パスのリンク解放を行う。
【0054】また、コントロールパケットを受信したノ
ードBは、コントロールパケット処理部7にてコントロ
ールパケットのホップ数を+1し、空き帯域のある接続
伝送路へコントロールパケットを送出する。次のノード
F,Dも同様にコントロール処理部7でコントロールパ
ケットの処理を行う。チューザノードEにおいて、リタ
ーンパケット送出を行う。
【0055】ノードD,F,Bは各リターンパケット処
理部8を夫々介して各センダ側の帯域状態を予約としつ
つリターンパケットを順次送出する。センダーノードA
では、リターンパケット処理部8にて障害パス1のルー
トを迂回路に切替え、エンドパケットが送出される。
尚、各ノードD,F,B,Aでは、リターンパケット処
理部8よりポジティブアクノリッジパケットの返送が行
われる。
【0056】ポジティブアクノリッジパケットを受信し
た各ノードB,F,D,Eでは、ポジティブアクノリッ
ジ処理部9にてアサインテーブル17のセンダ側の帯域
の状態を使用し、夫々セットする。
【0057】センダノードAからのエンドバケットを受
けたノードBは、エンドパケット処理部11にてエンド
パケットを次のノードFへ、ノードFは次のノードD
へ、ノードDは次のノードEへ夫々エンドパケットを送
出する。ノードEはチューザノードであるので、障害帯
域のルートを迂回路に切替えることで、迂回路が完了す
る。これが図1の(B)に示した状態である。
【0058】図1(C)の如く、ノードB−C間の伝送
ライン障害が復旧すると、ノードCのアラーム検出部1
2は、ノードC−D間の伝送ライン障害が依然として存
在するので、警報転送パケットaを送出する。センダー
ノードAのバックアラーム処理部15は、ノードBを経
たこの警報転送パケットを受信してパスパージョンを判
定し、もはや同一ではないので、第2解放バケットbを
送出する。この第2解放パケットbを受信したノードC
はパス1の割付けを解放することになる。
【0059】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、多重
障害のためにパスが迂回する時にパス解放メッセージが
届かず、パス解放ができない中継ノードにおいても、多
重障害が解消された後はパス解放が可能となるので、解
放伝送路の有効利用が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的動作を示す図である。
【図2】本発明の実施例の各ノードのブロック図であ
る。
【図3】図2のブロックのコントロールパケット処理部
7の動作フローチャートである。
【図4】図2のブロックのリターンパケット処理部8の
動作フローチャートである。
【図5】図2のブロックのポジティブアクノリッジ処理
部9の動作フローチャートである。
【図6】図2のブロックのネガティブアクノリッジ処理
部10の動作フローチャートである。
【図7】図2のブロックのエンドパケット処理部11の
動作フローチャートである。
【図8】図2のブロックのアラーム検出処理部12の動
作フローチャートである。
【図9】図2のブロックの第1解放パケット処理部13
の動作フローチャートである。
【図10】図2のブロックの第2解放パケット処理部1
4の動作フローチャートである。
【図11】図2のブロックのバックアラーム処理部15
の動作フローチャートである。
【図12】本発明の実施例の動作を示すシーケンス図で
ある。
【図13】従来の自律分散型回線端回復におけるパス設
定制御方式の原理を説明する図である。
【符号の説明】
1,5 インタフェース 2 多重部 3 スイッチ部 4 分離部 6 パケット制御部 7 コントロールパケット処理部 8 リターンパケット処理部 9 ポジティブアクノリッジ処理部 10 ネガティブアクノリッジ処理部 11 エンドパケット処理部 12 アラーム検出部 13 第1解放パケット処理部 14 第2解放パケット処理部 15 バックアラーム処理部 16 パケットキュー 17 アサインテーブル 18 バージョンテーブル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/00 D 3/22 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ伝送用のパスの両端に位置する終
    端ノードと、このパスの中間に位置する複数の中継ノー
    ドとを含み、前記中継ノード間の伝送路の障害発生に応
    答してこの障害発生箇所に直近の中継ノードは前記終端
    ノードへパスの迂回指示を行い、この迂回指示に応答し
    て前記終端ノードは前記パスの解放及び迂回処理を行う
    よう構成された通信網におけるパス設定制御システムで
    あって、前記伝送路の障害復旧時に他の伝送路障害に起
    因する他の中継ノードからの迂回指示に応答して前記終
    端ノードは前記他の中継ノードに対して現在設定中のパ
    スの解放指示送出処理をなすよう構成されていることを
    特徴とするパス設定制御システム。
  2. 【請求項2】 前記終端ノードは前記パスの迂回前と迂
    回後の区別をなすためのパスバージョンを管理する管理
    手段と、このパスバージョンにより前記パスの迂回指示
    に対する迂回処理及び解放指示送出処理の判定を行う処
    理判定手段とを有することを特徴とする請求項1記載の
    パス設定制御システム。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は前記パスの迂回処理後に
    前記パスの迂回前のパスバージョンを更新し、前記処理
    判定手段は、前記迂回指示に応答してこの指示に付加さ
    れている前記パスバージョンと前記更新後のパスバージ
    ョンとの一致状態を判定し、一致のとき前記迂回処理
    を、不一致のとき前記パスの解放指示送出をなすことを
    特徴とする請求項2記載のパス設定制御システム。
  4. 【請求項4】 前記パスの解放指示を受けた中継ノード
    は当該パスの解放処理をなすことを特徴とする請求項1
    〜3いずれか記載のパス設定制御システム。
  5. 【請求項5】 前記通信網はパケットデータを伝送する
    通信網であり、前記迂回処理、解放処理、解放指示送出
    は各処理用パケットにより行うよう構成されており、こ
    の処理用パケットには当該処理用パケットの伝送パスを
    特定するパス識別情報と、このパスのパスバージョンと
    が付加されていることを特徴とする請求項1〜4いずれ
    か記載のパス設定制御システム。
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