JPH08318118A - 溶接等排煙集塵装置 - Google Patents

溶接等排煙集塵装置

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JPH08318118A
JPH08318118A JP7126448A JP12644895A JPH08318118A JP H08318118 A JPH08318118 A JP H08318118A JP 7126448 A JP7126448 A JP 7126448A JP 12644895 A JP12644895 A JP 12644895A JP H08318118 A JPH08318118 A JP H08318118A
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JP
Japan
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dust
smoke
water
exhaust
filter
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Pending
Application number
JP7126448A
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English (en)
Inventor
Takayuki Araki
孝幸 荒木
Takahiro Honda
貴弘 本田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気濃度が一般雰囲気より低い清浄化した空
気を屋内に排気し循環させ、空調効率を向上させること
が出来る溶接等排煙集塵装置を提供する。 【構成】 排煙Sを通過させて塵埃を除去する水9を貯
留する容器4と、この容器4に貯留する水9を所定レベ
ルの水位に維持して供給する液体供給手段11と、容器
4を画成して排煙Sを取込む吸気室7と排煙Sから塵埃
等を除去して清浄化した空気を排出する排気室8を形成
する仕切部材6,7と、吸気室7と排気室8に配設した
着脱自在なフィルタ14,18,19と、排気室8に配
置すると共に排気室8の外部に設置したモータ20の駆
動により排煙Sを吸引して吸気部2から排気部3に導く
ファン15と、排気部3に設置した静電フィルタ24を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接作業、特にアーク
溶接作業等において発生する塵埃を含有した排煙から塵
埃を除去して清浄化した空気にする溶接等排煙集塵装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接排煙集塵装置としては、図2
に示すように、ファン100により塵埃を含有した排煙
101を吸引し、プレフィルタ102に通して先ず大き
めの塵埃を除去した後に、プレフィルタ102を通過し
た塵埃103を荷電部104により荷電し、荷電された
塵埃を粉塵収集部105に集めるようにして排煙から塵
埃を除去して清浄化した空気106を得るようにした静
電型の集塵装置が知られている。
【0003】また、図3に示すように、フロート110
で所定レベルに維持した水111を容器112の下部に
貯留すると共に、容器112を上方及び下方仕切板11
3,114により吸気室115と排気室116に画成
し、モータ117と一体型のファン118により吸気室
115に吸引した排煙101を水111中を通して塵埃
を除去しながら排気室116に導き、更にミスト状にな
った水を排煙101とともに排気室116を通過させ、
その際に複数のバッフルプレート119により蛇行さ
せ、ミスト状の水をバッフルプレート119で捕えて清
浄化した空気120を屋外へ排出するようにしたものが
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち前者においては、図2に示すように、塵埃10
3の粒子が燃焼した状態で粉塵収集部105に到達する
場合があるため、燃焼による異臭を放つという問題点を
有していた。
【0005】また、後者においては、図3に示すよう
に、水位の維持をフロート110で行うため信頼性が低
く、更にモータ117と一体型のファン118を使用す
るため粉塵がモータ117に堆積したり、複数のバッフ
ルプレート119による粉塵除去方法のため長期連続使
用により粉塵の堆積によるひび等がバッフルプレート1
19に発生するなど保全性が悪く、しかも排気濃度が一
般雰囲気より高濃度であるため屋内に排気し循環させる
ことが出来ず、空調効率が悪いという問題点を有してい
た。
【0006】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、排気濃度が一般雰囲気より低い清浄化した空気
を屋内に排気し循環させ、空調効率を向上させることが
出来る溶接等排煙集塵装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、排煙を通過させて塵埃を除去する液体を貯留す
る容器と、この容器に貯留する液体を所定レベルの液位
に維持して供給する液体供給手段と、前記容器を画成し
て排煙を取込む吸気室と排煙から塵埃等を除去して清浄
化した空気を排出する排気室を形成する仕切部材と、前
記吸気室と排気室に配設した着脱自在なフィルタと、前
記排気室に配置すると共に前記排気室の外部に設置した
モータの駆動により排煙を吸引して吸気部から排気部に
導くファンと、前記排気部に設置した静電フィルタを備
えたものである。
【0008】
【作用】塵埃を含有した排煙が、ファンの吸引力により
吸気部から吸気室に吸引され、吸気室に配設されたフィ
ルタを通過し、排煙に含まれる塵埃の一部がフィルタに
よって除去される。 次いで、液体供給手段により吸気
室の下部に所定レベルの液位に維持して貯留された液体
中にファンの吸引力によって排煙が入ると、排煙に含ま
れる塵埃の大部分が除去され、更に排気室に臨む液体面
からミスト状の液体をともなって排気室に至る。次い
で、排気室に臨む液体面から跳ね上げられたミスト状の
液体をともなう排煙は、一部は排気室側の容器の下部に
貯留された液体に落ち、他はファンの排気力によって上
昇し、フィルタを通過して残っていた塵埃やミスト状の
液体が排煙から除去され排気室の上部に至る。そして、
ファンの排気力によって静電フィルタに至り、残ってい
た微細な塵埃を除去して排気濃度が一般雰囲気より低い
清浄化された空気が屋内に排出される。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る溶接等排煙集塵
装置の縦断面図である。
【0010】図1に示すように、溶接等排煙集塵装置1
は、上部に吸気部2と排気部3を形成した略箱状の容器
4を備え、この容器4を上方仕切部材5と下方仕切部材
6によって吸気室7と排気室8に画成している。吸気室
7と排気室8は、容器4の下部であって上方仕切部材5
と下方仕切部材6が対向する位置で連通している。そし
て、容器4の下部の上方仕切部材5と下方仕切部材6が
対向する位置まで水9を張るので、吸気室7と排気室8
は、水9介して連通状態になっている。
【0011】また、容器4の外側に水9を貯留している
容器4の下部と連通する水槽10を形成し、この水槽1
0に液体供給手段11によって水9を供給している。液
体供給手段11は、バルブ(不図示)を備えた給水器1
2と液面検出器13と制御部(不図示)などからなり、
水位を液面検出器13により検出し、液面検出信号を制
御部に入力して制御部の制御信号でバルブを開閉する。
すると、給水器12から供給される水量が管理され、吸
気室7の下部に貯留された水9の水位は、所定のレベル
に維持される。
【0012】また、吸気室7の空間には、容器4と上方
仕切部材5で挟持するように、水槽10の給水側に指向
した複数のルーバ14aを有するフィルタ14を着脱自
在に配設している。排気室8の空間には、排気部3の近
傍にファン15と、複数のバッフルプレート16aで形
成された消音器16を配置し、水面とファン15の間に
掻き落とし部材17、フィルタ18、メッシュフィルタ
19を配設している。フィルタ18は、仕切板5側に指
向した複数のルーバ18aを有して構成されている。
【0013】掻き落とし部材17は、一端17aを他端
17bより上方に位置するように傾斜させて上方仕切部
材5に固着している。そして、掻き落とし部材17の他
端17bと下方仕切部材6の上端部6aで、排煙Sの通
路が絞られている。また、フィルタ18とメッシュフィ
ルタ19は、容器4と上方仕切部材5で挟持するように
して着脱自在に取付けられている。
【0014】ファン15は、容器4の外側に設けたモー
タ20によってベルト21を介して駆動される。ファン
15の排気能力は、モータ20の回転軸に取付けたプー
リ22を取替えることにより調整することが出来る。
【0015】更に、排気部3には、パイプ23を介して
静電フィルタ24が設けられている。そして、水9、フ
ィルタ18、メッシュフィルタ19を通過して浄化され
た排煙Sは、ファン15の排気力のみで消音器16を通
過した後に、更に静電フィルタ24を通過する。静電フ
ィルタ24では、排煙Sに含まれる微細な塵埃が除去さ
れ、清浄化された空気25が溶接等排煙集塵装置1の外
部へ排出される。
【0016】以上のように構成した溶接等排煙集塵装置
1の作用について説明する。アーク溶接等の作業におい
て発生する塵埃を含有した排煙Sが、ファン15の吸引
力によって吸気部2から吸気室7に取込まれる。
【0017】すると、排煙Sはフィルタ14を通過し、
排煙Sに含まれる塵埃の一部がフィルタ14によって除
去される。更に、排煙Sはファン15の吸引力によって
容器4の下部に貯留された水9の中に入り、排気室8に
臨む水面からミスト状の水をともなって排気室8に至
る。排煙Sが水9の中を通過することによって、排煙S
に含まれる塵埃の大部分が除去される。ここで、吸気室
7の下部に貯留された水9の水位は、液体供給手段11
によって所定のレベルに維持されている。
【0018】排気室8に吸引され、排気室8に臨む水面
から跳ね上げられたミスト状の水をともなう排煙Sは、
掻き落とし部材17に衝突して一部は排気室8側の容器
4の下部に貯留された水9に落ち、他はファン15によ
って上昇し、フィルタ18及びメッシュフィルタ19を
通過して排気室8の上部に至る。フィルタ18及びメッ
シュフィルタ19を通過することにより水8の中を通過
しても残っていた塵埃やミスト状の水分が排煙Sから除
去される。
【0019】大部分の塵埃が除去された排煙Sは、ファ
ン15の排気力によって消音器16を経て、静電フィル
タ24に至る。静電フィルタ24では、残っている微細
な塵埃を除去し、排気濃度が一般雰囲気より低い清浄化
された空気25をアーク溶接等の作業を行っている工場
の屋内に排出する。
【0020】静電フィルタ24は、ファン15の排気力
により排煙Sを吸引し、図2に示すと同様に、微細な塵
埃を含有した排煙Sをプレフィルタに通して、先ず大ま
かに塵埃を除去した後に、プレフィルタを通過した塵埃
を荷電部により荷電し、荷電された塵埃を粉塵収集部に
集めて排煙から清浄化された空気25を得るようにして
いる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、排
気濃度が一般雰囲気より低い清浄化した空気を屋内に排
気循環させるので、屋内全体の空気清浄化に寄与する。
また、清浄化した空気が屋内に排気されるので、屋内の
気圧低下が発生することがなく、更に空調効率も向上さ
せることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る溶接等排煙集塵装置の縦断面図
【図2】従来の静電型集塵装置の説明図
【図3】従来の溶接排煙集塵装置の縦断面図
【符号の説明】
1…溶接等排煙集塵装置、2…吸気部、3…排気部、4
…容器、5…上方仕切部材、6…下方仕切部材、7…吸
気室、8…排気室、9…水、11…液体供給手段、12
…給水器、13…液面検出器、14,18,19…フィ
ルタ、15…ファン、20…モータ、24…静電フィル
タ、S…排煙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排煙を通過させて塵埃を除去する液体を
    貯留する容器と、この容器に貯留する液体を所定レベル
    の液位に維持して供給する液体供給手段と、前記容器を
    画成して排煙を取込む吸気室と排煙から塵埃等を除去し
    て清浄化した空気を排出する排気室を形成する仕切部材
    と、前記吸気室と排気室に配設した着脱自在なフィルタ
    と、前記排気室に配置すると共に前記排気室の外部に設
    置したモータの駆動により排煙を吸引して吸気部から排
    気部に導くファンと、前記排気部に設置した静電フィル
    タを備えたことを特徴とする溶接等排煙集塵装置。
JP7126448A 1995-05-25 1995-05-25 溶接等排煙集塵装置 Pending JPH08318118A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219573A (ja) * 2001-01-22 2002-08-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 水中溶断・溶接時のフューム回収装置
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WO2021035995A1 (zh) * 2019-08-23 2021-03-04 太仓凯盟精密模具有限公司 一种环保型焊烟净化器

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