JPH08317660A - 電力変換装置の保護回路 - Google Patents

電力変換装置の保護回路

Info

Publication number
JPH08317660A
JPH08317660A JP7119510A JP11951095A JPH08317660A JP H08317660 A JPH08317660 A JP H08317660A JP 7119510 A JP7119510 A JP 7119510A JP 11951095 A JP11951095 A JP 11951095A JP H08317660 A JPH08317660 A JP H08317660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contactor
voltage
circuit
rectifier
smoothing capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7119510A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Oyama
勉 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP7119510A priority Critical patent/JPH08317660A/ja
Publication of JPH08317660A publication Critical patent/JPH08317660A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電力変換装置の整流器と平滑用コンデンサの間
に挿入された充電抵抗の過熱焼損を防止する。 【構成】充電抵抗3の両端の電圧によるタイマ回路70
と、平滑用コンデンサ5の電圧を検出比較するコンパレ
ータ80と、シーケンス回路20とにより、通常時は、
コンパレータ80が動作したことにより充電抵抗3の両
端を短絡用接触器4の接点4aで短絡し、異常時はタイ
マ回路70が動作し且つコンパレータ80が不動作の条
件で交流接触器1の無励磁にして、電圧を消滅させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、整流器と平滑用コン
デンサとで得られる直流電力をインバータで所望の電圧
と周波数の交流電力に変換する電力変換装置の保護回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電力変換装置において、整流器
の入力に商用電源が給電されると平滑用コンデンサに過
大な充電電流が流れて整流器が破損するのを防止するた
めに、整流器と平滑用コンデンサとの間に充電抵抗を挿
入し、平滑用コンデンサの両端の電圧が所定の値まで上
昇すると、充電抵抗を短絡するようにしている。
【0003】前記充電抵抗は、電力変換装置の小形化,
低価格化のために充電抵抗が有する短時間過負荷領域で
動作するように選定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の充電抵抗は、整
流器と平滑用コンデンサとで得られる直流電力の負荷側
に何らかの不具合で短絡故障などが発生している状態
で、整流器の入力に商用電源の給電が開始されると過熱
焼損する恐れがあり、従来のこの種の電力変換装置で
は、充電抵抗の表面に温度センサを設置して過熱焼損を
保護するようにしていたが、表面が100°C以上にな
り且つ短時間(0.5秒程度)に温度上昇を検知するの
は困難なときがあった。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を解消する
電力変換装置の保護回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】整流器と平滑用コンデン
サとで得られる直流電力をインバータで所望の電圧と周
波数の交流電力に変換する電力変換装置の保護回路にお
いて、この第1の発明は、整流器の交流入力側に接続さ
れた交流接触器と、整流器と平滑用コンデンサとの間に
挿入された充電抵抗と、充電抵抗に並列接続された短絡
用接触器と、平滑用コンデンサの両端の電圧が所定の電
圧を越えたときに動作するコンパレータと、充電抵抗の
両端の電圧が所定の電圧を越えていることを検知し、検
知した時より所定の時限を計測するタイマ回路と、交流
接触器を投入し、コンパレータが動作したときに短絡用
接触器を投入し、タイマ回路の計測値が所定の時限を越
えた時には交流接触器を遮断するシーケンス回路とを備
える。
【0007】また、第2の発明は、前記電力変換装置の
保護回路において、整流器の交流入力側に接続された交
流接触器と、整流器と平滑用コンデンサとの間に挿入さ
れた充電抵抗と、充電抵抗に並列接続された短絡用接触
器と、平滑用コンデンサの両端の電圧が所定の電圧を越
えたときに動作するコンパレータと、交流接触器が投入
された時より所定の時限を計測するタイマと、交流接触
器を投入し、コンパレータが動作したときに短絡用接触
器を投入し、タイマの計測値が所定の時限を越え且つコ
ンパレータが動作していない時には交流接触器を遮断す
るシーケンス回路とを備える。
【0008】
【作用】この第1の発明によれば、充電抵抗の両端の電
圧が所定の電圧を越え且つ所定の時限を越えたときに、
交流接触器を遮断することにより充電抵抗の過熱焼損が
防止される。また、第2の発明によれば、交流接触器が
投入された時より所定の時限を計測し、この時限を越え
且つ平滑用コンデンサの両端の電圧が所定の電圧未満の
ときに、交流接触器を遮断することにより充電抵抗の過
熱焼損が防止される。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の第1の実施例を示す電力
変換装置の保護回路の回路構成図である。図1におい
て、1aは符号Ry1で示す交流接触器1のa接点、2
はダイオードなどから構成される整流器、3は充電抵
抗、4aは符号Ry4で示す短絡用接触器4のa接点、
5は平滑用コンデンサ、6はトランジスタなどから構成
されるインバータ、20はシーケンス回路、70はタイ
マ回路、80はコンパレータである。
【0010】タイマ回路70は、充電抵抗3の両端の電
圧をツェナーダイオード71と抵抗72とホトカプラ7
3のダイオードとの直列回路に導き、ツェナーダイオー
ド71のツェナー電圧、例えば5ボルトを越えるとホト
カプラ73のトランジスタがオンし、その結果タイマ部
74が計測を開始し、例えば0.5秒経過すると符号R
y7で示す継電器75を励磁するように動作する。
【0011】コンパレータ80は、平滑用コンデンサ5
の電圧を抵抗81と抵抗82で分圧し、この電圧が設定
器83の設定値、例えば整流器2の出力の定格直流電圧
の70%に相当する電圧を越えるとコンパレータ部84
が動作し、その結果、符号Ry8で示す継電器85を励
磁するように動作する。図1の動作を、図2に示す動作
波形図を参照しつつ、以下に説明する。
【0012】図2(A)は、通常時の動作波形図を示
し、時刻t0 でシーケンス回路20の起動スイッチ21
がオンすると、Ry7は無励磁状態なので接点7bを介
して交流接触器1(Ry1)が励磁され、接点1aを介
して商用電源の電圧が整流器2に印加され、平滑用コン
デンサ5は充電抵抗3を介して充電され徐々に上昇する
(図2(A)の(ロ))。
【0013】次に、時刻t1 でコンパレータ80が動作
してRy8が励磁され、Ry8の接点8aがオンして短
絡用接触器4(Ry4)が励磁され、接点4aにより充
電抵抗3が短絡されることで起動が完了する。時刻t0
と時刻t1 の期間は、タイマ回路70のタイマ部74の
設定時間より短いので、Ry7は無励磁状態のままであ
る(図2(A)の(へ))。
【0014】図2(B)は、インバータ6側に何らかの
不具合が発生している状態で起動したときの動作波形図
を示し、時刻t0 でシーケンス回路20の起動スイッチ
21がオンすると、Ry7は無励磁状態なので接点7b
を介して交流接触器1(Ry1)が励磁され、接点1a
を介して商用電源の電圧が整流器2に印加され、平滑用
コンデンサ5は充電抵抗3を介して充電されるが、前記
不具合のため電圧の上昇は僅かであり(図2(B)の
(ロ))、コンパレータ80が動作せず、従ってRy8
が無励磁のままであり、短絡用接触器4(Ry4)も無
励磁のままである(図2(B)の(ハ))。
【0015】しかしながら、タイマ回路70のホトカプ
ラ73が動作するには十分の電圧となっているので(図
2(B)の(ニ))、時刻t2 でタイマ部74の設定時
間を越え、Ry7が励磁され、交流接触器1(Ry1)
が無励磁となって商用電源が遮断され、充電抵抗3の両
端の電圧も消滅し、過熱焼損することは防止される。図
3は、この発明の第2の実施例を示す電力変換装置の保
護回路の回路構成図であり、図1の回路図と同一機能を
有するものには同一符号を付してその説明を省略する。
【0016】図3の動作を、図4に示す動作波形図を参
照しつつ、以下に説明する。図4(A)は、通常時の動
作波形図を示し、時刻t0 でシーケンス回路30の起動
スイッチ31がオンすると、符号Ry9で示す継電器9
は無励磁状態なので接点9bを介して交流接触器1(R
y1)が励磁され、接点1aを介して商用電源の電圧が
整流器2に印加され、平滑用コンデンサ5は充電抵抗3
を介して充電され徐々に上昇する(図4(A)の
(ロ))。
【0017】次に、時刻t1 でコンパレータ80が動作
してRy8が励磁され、Ry8の接点8aがオンして短
絡用接触器4(Ry4)が励磁され、接点4aにより充
電抵抗3が短絡されることで起動が完了する。時刻t0
と時刻t1 の期間は、タイマ10の設定時間、例えば
0.5秒より短いので(図4(A)の(ホ))、Ry9
は無励磁状態のままである(図4(A)の(へ))。
【0018】図4(B)は、インバータ6側に何らかの
不具合が発生している状態で起動したときの動作波形図
を示し、時刻t0 でシーケンス回路30の起動スイッチ
31がオンすると、Ry9は無励磁状態なので接点9b
を介して交流接触器1(Ry1)が励磁され、接点1a
を介して商用電源の電圧が整流器2に印加され、平滑用
コンデンサ5は充電抵抗3を介して充電されるが、前記
不具合のため電圧の上昇は僅かであり(図4(B)の
(ロ))、コンパレータ80が動作せず、従ってRy8
が無励磁のままであり、短絡用接触器4(Ry4)も無
励磁のままである(図4(B)の(ハ))。
【0019】しかしながら、起動スイッチ31がオンに
より動作したタイマ10の前記設定時間が時刻t2 で越
えると(図4(B)の(ホ))、Ry9が励磁され、交
流接触器1(Ry1)が無励磁となって商用電源が遮断
され、充電抵抗3の両端の電圧も消滅し、過熱焼損する
ことは防止される。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、高温になる充電抵抗
の温度を直接高速に検出する必要も無く、充電抵抗の過
熱焼損が防止され、安価で確実に電力変換装置の保護が
できるので、例えば電動機駆動用のインバータ装置とし
て好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す電力変換装置の
保護回路の構成図
【図2】図1の動作を説明する波形図
【図3】この発明の第2の実施例を示す電力変換装置の
保護回路の構成図
【図4】図3の動作を説明する波形図
【符号の説明】 1…交流接触器、2…整流器、3…充電抵抗、4…短絡
用接触器、5…平滑用コンデンサ、6…インバータ、9
…継電器、10…タイマ、20,30…シーケンス回
路、21,31…起動スイッチ、70…タイマ回路、7
1…ツェナーダイオード、72…抵抗,73…ホトカプ
ラ、74…タイマ部、75…継電器、80…コンパレー
タ、81,82…抵抗、83…設定器、84…コンパレ
ータ部、85…継電器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】整流器と平滑用コンデンサとで得られる直
    流電力をインバータで所望の電圧と周波数の交流電力に
    変換する電力変換装置の保護回路において、 整流器の交流入力側に接続された交流接触器と、 整流器と平滑用コンデンサとの間に挿入された充電抵抗
    と、 充電抵抗に並列接続された短絡用接触器と、 平滑用コンデンサの両端の電圧が所定の電圧を越えたと
    きに動作するコンパレータと、 充電抵抗の両端の電圧が所定の電圧を越えていることを
    検知し、検知した時より所定の時限を計測するタイマ回
    路と、 交流接触器の投入後、コンパレータが動作したときに短
    絡用接触器を投入し、タイマ回路の計測値が所定の時限
    を越えた時には交流接触器を遮断するシーケンス回路と
    を備えたことを特徴とする電力変換装置の保護回路。
  2. 【請求項2】整流器と平滑用コンデンサとで得られる直
    流電力をインバータで所望の電圧と周波数の交流電力に
    変換する電力変換装置の保護回路において、 整流器の交流入力側に接続された交流接触器と、 整流器と平滑用コンデンサとの間に挿入された充電抵抗
    と、 充電抵抗に並列接続された短絡用接触器と、 平滑用コンデンサの両端の電圧が所定の電圧を越えたと
    きに動作するコンパレータと、 交流接触器が投入された時より所定の時限を計測するタ
    イマと、 交流接触器を投入し、コンパレータが動作したときに短
    絡用接触器を投入し、タイマの計測値が所定の時限を越
    え且つコンパレータが動作していない時には交流接触器
    を遮断するシーケンス回路とを備えたことを特徴とする
    電力変換装置の保護回路。
JP7119510A 1995-05-18 1995-05-18 電力変換装置の保護回路 Pending JPH08317660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7119510A JPH08317660A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 電力変換装置の保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7119510A JPH08317660A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 電力変換装置の保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08317660A true JPH08317660A (ja) 1996-11-29

Family

ID=14763057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7119510A Pending JPH08317660A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 電力変換装置の保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08317660A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016111395A1 (de) 2015-06-29 2016-12-29 Fanuc Corporation Motorantriebsvorrichtung mit Mittel zum Erfassen anomaler Wärmeerzeugung in Anfangsladeschaltung
JP2017200421A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 電力変換装置の動作制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016111395A1 (de) 2015-06-29 2016-12-29 Fanuc Corporation Motorantriebsvorrichtung mit Mittel zum Erfassen anomaler Wärmeerzeugung in Anfangsladeschaltung
US9787084B2 (en) 2015-06-29 2017-10-10 Fanuc Corporation Motor driving device
DE102016111395B4 (de) 2015-06-29 2019-01-03 Fanuc Corporation Motorantriebsvorrichtung mit Mittel zum Erfassen anomaler Wärmeerzeugung in Anfangsladeschaltung
JP2017200421A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 電力変換装置の動作制御装置
KR20170122057A (ko) * 2016-04-26 2017-11-03 엘에스산전 주식회사 전력 변환 장치의 동작 제어 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3724523B2 (ja) 突入電流防止用抵抗器の保護方法
US4853557A (en) Automotive alternator power generator for welding or use of power tools
JPS6227616B2 (ja)
JPS6127983B2 (ja)
JPH07322484A (ja) 電力変換装置
US4967133A (en) Motor control apparatus
JPH06245485A (ja) インバータ装置
JPH08317660A (ja) 電力変換装置の保護回路
JP3565054B2 (ja) インバータ装置の保護方法
JPS61231877A (ja) 直流電源装置
JP3369890B2 (ja) インバータの異常検出回路
JPH0810969B2 (ja) 車両用交流発電機の制御装置
KR200220599Y1 (ko) 전기 자동차의 누설전류 검출장치
JPH09308237A (ja) 直流電源装置
JPH03212167A (ja) インバータの過電圧検出装置
KR920000330B1 (ko) 차량용 발전용접 장치
JPH07308871A (ja) 電動工具
JPH0564423A (ja) チヨツパ装置
JPH0424954B2 (ja)
JP4178364B2 (ja) Acサーボモータの制御装置
KR200273402Y1 (ko) 전력 변환기의 보호회로
JPS55103095A (en) Protector for scherbius apparatus
JP2000036396A (ja) 放電灯点灯装置
JP2005253195A (ja) 電源装置
JPH05153799A (ja) 車載用発電装置