JPH08316288A - 自動搬送装置 - Google Patents

自動搬送装置

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Publication number
JPH08316288A
JPH08316288A JP7148228A JP14822895A JPH08316288A JP H08316288 A JPH08316288 A JP H08316288A JP 7148228 A JP7148228 A JP 7148228A JP 14822895 A JP14822895 A JP 14822895A JP H08316288 A JPH08316288 A JP H08316288A
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JP
Japan
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substrate
robot
case
fork
transfer
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Withdrawn
Application number
JP7148228A
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English (en)
Inventor
Fusao Shimizu
房生 清水
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減してコストを低減し、かつ処
理時間の短縮を図った自動搬送装置を提供する。 【構成】 複数のガラス基板を収納するケースと、載物
台を有する処理部と、基板を保持するフォーク11を有
し、ケースからフォークにより取り出した基板を処理部
へ搬送し、処理が終了した基板をフォークにより受け取
ってケースまで搬送し、ケース内へ収納させる搬送ロボ
ット10と、ロボット10に移動指令を与えるコントロ
ーラ20と、載物台に載置された基板の位置ずれ量及び
傾き角度を検出するセンサ30とを備える。コントロー
ラ20は、基板がケースから取り出される時と同じ位置
及び姿勢でケース内へ収納されるように、フォーク11
の位置及び傾きをセンサ30の検出値に基づいて補正す
るための移動指令を、基板を載物台から受け取る時にロ
ボット10へ与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハ,矩形
のガラス基板,プリント基板及び各原板などの偏平物体
を収納するケースと偏平物体に処理を加える処理部との
間で基板を搬送する自動搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動搬送装置としては、例えば
図5に示すようなものが考えられている。この自動搬送
装置は、複数の偏平物体(例えば液晶表示装置用のガラ
ス基板)50を収納するカセット51と、基板50が載
置される載物台52a、53aをそれぞれ有する第1、
第2処理部52、53と、基板50を搬送する搬送ロボ
ット(以下、単にロボットという)54とを備えてい
る。第1処理部52には、この処理部52で処理された
基板50をロボット54へ引き渡すために保持する第1
受け渡し部55が設けられている。第2処理部53に
は、この処理部53で処理された基板50をロボット5
4へ引き渡すために保持する第2受け渡し部56が設け
られている。カセット51には、基板50を1枚ずつ収
納するための複数の収納部が上下方向に設けられてい
る。各収納部には、基板50の両側部の下面を支持する
張り出し部51aが設けられている。また、自動搬送装
置には、処理済みの基板50をカセット51の収納部内
へ収納する際に、その収納部から取り出された時と同じ
位置及び姿勢に基板50を位置決めするための収納部プ
リアライメント機構57が設けられている。
【0003】この自動搬送装置は、基板50をロボット
54のフォーク54aによってカセット51の収納部か
ら取り出し、その基板50を加工や検査等の一連の処理
を行なう処理部52、53へロボット54により順次搬
送し、一連の処理が終了した処理済みの基板50を図5
に示す元の位置までロボット54により搬送し、その基
板50をフォーク54aによってカセット51の収納部
へ挿入して収納するようになっている。
【0004】ところで、液晶表示装置に用いられるガラ
ス基板のような矩形の基板50は、生産効率を高める都
合上、全面に渡って処理されている。そのため、カセッ
ト51の各収納部の張り出し部51aは、基板50を傷
めないように支持するために、最低限必要な僅かな張り
出し量しかない。したがって、基板50をカセット51
の収納部内に確実に収納するためには、基板50の姿勢
を収納部の姿勢に正確に合わせて挿入する必要がある。
【0005】また、ロボット54は、基板50をフォー
ク54aの上面に複数の真空吸着パッド54bにより真
空吸着して保持した状態で搬送するが、フォーク54a
の急な加減速や基板50の変形等による基板50の真空
吸着パッド保持力の低下によって基板50がフォーク5
4aの上面上で動いてしまう。これによって、フォーク
54aの上面上における基板50の位置(X軸方向及び
Y軸方向の位置)や姿勢(XY平面内での角度位置)
が、ケース51の収納部から取り出された時の基準位置
(図5の二点鎖線で示す位置)からズレてしまう。ま
た、フォーク54aを上下させるためにロボット54の
Z軸駆動機構のZ軸ガイドレールが傾いていると、フォ
ーク54aが受け渡し部55,56上にある基板50を
受け取る時におけるフォーク54aに対する基板50の
位置が、フォーク54aが基板50を載物台52a、5
3a上に引き渡す時と異なってしまう。これによって
も、フォーク54a上における基板50の位置が前記基
準位置からズレてしまう。また、基板50をフォーク5
4aや載物台52a、53aの真空吸着パッドで真空吸
着する際に、全ての真空吸着パッドが基板50の面に垂
直に当たらないと、基板50が回転してしまう。これに
よっても、フォーク54a上における基板50の位置や
姿勢が、基準位置からズレてしまう。
【0006】そのため、一連の処理が終了してロボット
54が図5に示す元の位置に戻った時には、フォーク5
4a上にある前記処理済みの基板50が基準位置からズ
レている。その状態のまま基板50を収納部内へ収納し
ようとすると、基板50がカセット51に衝突して破損
したり、基板50が張り出し部51aから外れて落下し
てしまうことがある。したがって、基板50をカセット
51の収納部内へ安全に挿入しかつ確実に収納するため
には、収納前に基板50の姿勢を収納部の姿勢に正確に
合わせる必要がある。
【0007】そのために、前記プリアライメント機構5
7が設けられている。このプリアライメント機構57
は、3本の基準ピン58aを有する固定部材58と、2
本の押し付けピン59aを有する押し付け部材59とを
有する。2本の押し付けピン59aでフォーク54a上
にある真空吸着されていない基板50の2つの端面を押
し付けることにより、その端面とは反対側にある基板5
0の2つの端面が3本の基準ピン58aに押し付けられ
て基板50が位置決めされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、基準ピン58aや押し付けピン59a以外
に、そのピン59を押し付けるためのエアシリンダ等が
必要なプリアライメント機構57を設ける必要があるた
め、部品点数が増えて製造コストが増加してしまい、か
つプリアライメント機構57による機械的な位置決め作
業を行なうのに時間がかかり、装置タスク(N枚目の基
板50がカセット51から取り出されてから、N+1枚
目の基板50がカセットから取り出されるまでの時間)
が長くなって全体の処理時間が長くなってしまうという
問題がある。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、その課題は部品点数を削減してコストを低
減し、かつ処理時間の短縮を図った自動搬送装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明に係る自動搬送装置装置は、複数
の偏平物体を収納するケースと、前記偏平物体が載置さ
れる載物台を有する処理部と、前記偏平物体を保持する
保持部材を有し、前記ケースから前記保持手段により取
り出した前記偏平物体を前記処理部へ搬送し、前記処理
部による処理が終了した前記偏平物体を前記保持部材に
より受け取って前記ケースまで搬送し、かつ前記ケース
内へ収納させる搬送ロボットと、前記搬送ロボットに移
動指令を与えるロボット制御部と、前記処理部又はその
近傍に設けられ、前記載物台に載置された基板の基準位
置に対する位置ずれ量及び傾き角度を検出する位置検出
手段とを備え、前記ロボット制御部は、前記偏平物体が
前記ケースから取り出される時と同じ位置及び姿勢で前
記ケース内へ収納されるように、前記搬送ロボットの前
記保持部材の位置及び傾きを前記検出手段の検出値に基
づいて補正するための移動指令を、前記偏平物体を前記
処理部の前記載物台から受け取る時又は前記ケース内へ
収納する直前に前記搬送ロボットへ与えるように構成さ
れている。
【0011】請求項2記載の発明に係る自動搬送装置装
置は、前記処理部を複数有し、前記複数の処理部の各々
には、処理された前記偏平物体を前記処理部から受け取
り、前記搬送ロボットへ搬送するために保持する受け渡
し部が設けられており、かつ前記位置検出手段は、前記
複数の処理部のうちの最終の処理部にある前記受け渡し
部又はその近傍に設けられている。
【0012】
【作用】請求項1記載の自動搬送装置装置では、位置検
出手段が処理部の載物台に載置された偏平物体の基準位
置に対する位置ずれ量及び傾き角度を検出する。ロボッ
ト制御部は、偏平物体がケースから取り出される時と同
じ位置及び姿勢でケース内へ収納されるように、搬送ロ
ボットの保持部材の位置及び傾きを検出手段の検出値に
基づいて補正するための移動指令を、偏平物体を載物台
から受け取る時又はケース内へ収納する直前に搬送ロボ
ットへ与える。これによって、搬送ロボットの保持部材
の位置及び傾きが前記位置ずれ量及び傾き角度だけ変化
し、偏平物体をケース内へ収納する際に偏平物体がケー
スから取り出される時と同じ位置及び姿勢となり、偏平
物体をケース内に安全かつ確実に収納することができ
る。そのため、上記従来技術のようなプリアライント機
構を設ける必要がないと共に、偏平物体をケース内へ収
納する前に、時間のかかる偏平物体の機械的な位置決め
作業をする必要がない。
【0013】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1はこの発明の一実施例に係る自動搬送
装置を示す概略構成図であり、図2はその自動搬送装置
を示す平面図である。
【0015】この自動搬送装置は、偏平物体例えば液晶
表示装置用の矩形のガラス基板1をカセットから取り出
し、そのガラス基板1をこれに加工や検査等の一連の処
理を加える処理部へ搬送し、かつ一連の処理が終了した
基板1をカセット2内へ収納するという一連の搬送動作
を自動的に行なうものである。
【0016】一実施例に係る自動搬送装置は、図2に示
すように、複数のガラス基板(以下、単に基板という)
1を収納する第1カセット2及び第2カセット3と、基
板1が載置される載物台4a及び5aをそれぞれ有する
第1処理部4及び第2処理部5と、基板1を搬送する搬
送ロボット(以下、単にロボットという)10とを備え
ている。第1処理部4には、この処理部4で処理された
基板1をロボット10へ引き渡すために保持する第1受
け渡し部7が設けられている。第2処理部5には、この
処理部5で処理された基板1をロボット10へ引き渡す
ために保持する第2受け渡し部8が設けられている。
【0017】第1カセット2及び第2カセット3はカセ
ット台6上に固定されている。このカセット台6には、
両カセット2、3の一方をカセット位置(収納している
基板1をロボット10のフォーク11によって取り出し
可能な位置)に位置決めするための位置決め機構が設け
られている。図2では、第1カセット2がカセット位置
にセットされている。カセット2、3には、基板1を1
枚ずつ収納するための複数の収納部が上下方向に設けら
れている。カセット2、3の各収納部には、基板1の両
側部の下面を支持する張り出し部2a、3aが設けられ
ている。
【0018】第1処理部4の載物台4aには、ロボット
10のフォーク11が進入できる凹部4bと、第1受け
渡し部7のアーム7aが進入できる凹部4cとが設けら
れている。載物台4aの上面には、基板1を保持するた
めの真空吸着パッド4dが4箇所に設けられている。載
物台4aの上面の中央部には、基板1の有無を検知する
1つのセンサ4eが設けられている。
【0019】第2処理部5の載物台5aには、フォーク
11が進入できる凹部5bと、第2受け渡し部8のアー
ム8aが進入できる凹部5cとが設けられている。載物
台5aの上面には、基板1を保持するための真空吸着パ
ッド5dが4箇所に設けられている。
【0020】ロボット10は、基板1を上面に載せて保
持するフォーク11をカセット2や処理部4、5に対し
て進退させる(X軸方向に移動させる)X軸直進機構
と、フォーク11を上下させる(Z軸方向に移動させ
る)Z軸直進機構と、フォーク11を回転させる回転機
構と、前記3つの機構部分等が搭載されたロボット本体
10a(図1参照)を処理部4、5の並び方向(Y軸方
向)に移動させるY軸直進機構とを有する4軸ロボット
である。Y軸直進機構はガイドレール12を有する。X
軸直進機構はガイドレール15を有する(図4参照)。
フォーク11は板状の部材である。フォーク11の上面
には、基板1を保持するための真空吸着パッド13が4
箇所に設けられている。フォーク11の上面の中央部に
は、基板1の有無を検知する1つのセンサ14が設けら
れている。
【0021】第1受け渡し部7は、基板1を上面に載せ
て保持するアーム7aを第1処理部4に対して進退させ
るY軸直進機構と、アーム7aを上下させるZ軸直進機
構とを有する2軸ロボットである。アーム7aには、ロ
ボット10のフォーク11が進入できる凹部7bが設け
られている。アーム7aの上面には基板1を保持するた
めの真空吸着パッド7cが4箇所に設けられている。
【0022】第2受け渡し部8は、基板1を上面に載せ
て保持するアーム8aを第2処理部5に対して進退させ
るY軸直進機構と、アーム8aを上下させるZ軸直進機
構とを有する2軸ロボットである。アーム8aには、図
2及び図4に示すように、フォーク11が進入できる凹
部8bが設けられている。アーム8aの上面には基板1
を保持するための真空吸着パッド8cが4箇所に設けら
れている。
【0023】また、一実施例に係る自動搬送装置は、図
1に示すように、ロボット10に移動指令を与える搬送
ロボットコントローラ(以下、単にコントローラとい
う)20と、第2受け渡し部8のアーム8a上に保持さ
れている基板1の基準位置34(図4参照)に対する位
置ずれ量(X軸方向及びY軸方向のずれ量)及び傾き角
度(XY平面内での回転角度)を検出する基板位置検知
センサ(以下、単に検知センサという)30とが設けら
れている。
【0024】コントローラ20は、予め入力されたティ
ーチングデータを記憶するメモリー部21と、メモリー
部21からのティーチングデータに基づきロボット10
の移動指令を演算し、その移動指令を表わす信号を出力
する移動指令演算部(以下、単に演算部という)22と
を有する。
【0025】検知センサ30は、図4に示すように、第
2受け渡し部8のアーム8aの上面に配置された3つの
CCDラインセンサ31〜33から構成されている。C
CDラインセンサ31及び32は、基準位置34を示す
仮想の矩形の一辺に沿って配置されており、基板1の一
端面をそれぞれ下方から検知し、その検知した位置を表
わす位置信号を前記演算部22へ出力する。CCDライ
ンセンサ33は、前記一辺と直交する前記仮想の矩形の
他の辺に配置されており、前記一端面と直交する基板1
の他端面を下方から検知し、その検知した位置を表わす
位置信号を前記演算部22へ出力する。すなわち、検知
センサ30は、2つのCCDラインセンサ31と33又
は32と33によって、基準位置34に対する基板1の
位置ずれ量(X軸方向及びY軸方向のずれ量)を検出す
ると共に、2つのCCDラインセンサ31と32によっ
て基準位置34に対する基板1の傾き角度(XY平面内
での回転角度)を検出する。
【0026】図4に示す基準位置34は、基板1の位置
決め基準となる位置で、図2の二点鎖線で示す基準位置
35に対応している。すなわち、アーム8aの上面にあ
る基板1が基準位置34に正確に位置し、かつフォーク
11をガイドレール12に対して直角にした状態でフォ
ーク11が基板1をアーム8aから受け取れば、ロボッ
ト10が図2に示す元の位置まで戻った時に、基板1が
図2の基準位置35に正確に位置するようになってい
る。
【0027】前記演算部22は、2つのCCDラインセ
ンサ31と33又は32と33からの位置信号に基づき
前記位置ずれ量を演算すると共に、2つのCCDライン
センサ31と32からの位置信号に基づき前記傾き角度
を演算し、その演算値を補正値とする移動指令をロボッ
ト10へ出力するように構成されている。
【0028】すなわち、演算部22は、基板1がカセッ
ト2から取り出される時と同じ位置及び姿勢で(図2の
基準位置35で)カセット2内へ収納されるように、フ
ォーク11の位置及び傾き(XY平面内での位置及び姿
勢方向)を検知センサ30の検出値(3つのCCDライ
ンセンサ31〜33からの位置信号)に基づいて補正す
るための移動指令をロボット10へ与えるように構成さ
れている。その移動指令は、フォーク11が基板1をア
ーム8aから受け取る時(例えば、フォーク11がアー
ム8aへ向かって繰り出される直前に)ロボット10へ
与えられる。
【0029】上記自動搬送装置では、基板1を2つの処
理部4、5で処理する場合に、基板1の自動搬送は以下
の手順でなされる(図3参照)。図3において、実線矢
印は基板1の搬送経路を示している。 (1)ロボット10のフォーク11がカセット2内の収
納部から1枚の基板1を受け取る(図3の経路61)。 (2)その基板1をフォーク11が第1処理部4の載物
台4a上に載せる(図3の経路62)。 (3)第1受け渡し部7のアーム7aが第1処理部4に
よる処理が終了した基板1を第1処理部4の載物台4a
から受け取り(図3の経路63)、フォーク11へ引き
渡すために保持する。 (4)ロボット10が第1処理部4の位置から第1受け
渡し部7の位置までガイドレール12に沿って(Y軸方
向に)移動し、第1受け渡し部7のアーム7a上にある
基板1をフォーク11により受け取る(図3の経路6
4)。 (5)ロボット10が第1受け渡し部7の位置から第2
処理部5の載物台5aの位置までY軸方向に移動する
(図3の経路65)。 (6)フォーク11が基板1を第2処理部5の載物台5
a上に載せる(図3の経路66)。 (7)第2受け渡し部8のアーム8aが第2処理部5に
よる処理が終了した基板(処理済みの基板)1を第2処
理部5の載物台5aから受け取り(図3の経路67)、
フォーク11へ引き渡すために保持する。
【0030】このとき、検知センサ30のCCDライン
センサ31〜33は、図4の基準位置34に対する基板
1の位置ずれ量及び傾き角度を検出する。すなわち、C
CDラインセンサ31及び32は、基板1の前記一端面
を検知し、その検知した位置を表わす位置信号を演算部
22へ出力する。CCDラインセンサ33は、基板1の
前記他端面を検知し、その検知した位置を表わす位置信
号を演算部22へ出力する。演算部22は、CCDライ
ンセンサ31〜33からの位置信号に基づき前記位置ず
れ量及び傾き角度を演算し、その演算値をメモリー21
が記憶する。 (8)ロボット10が第2処理部5のの載物台5aの位
置から第2受け渡し部8の位置までY軸方向に移動す
る。この移動後、演算部22は、フォーク11が基板1
を第2受け渡し部8のアーム8aから受け取る時に、前
記位置ずれ量及び傾き角度の演算値をメモリー21から
読み込み、その演算値を補正値とする移動指令をロボッ
ト10へ与える。これによって、フォーク11の位置及
び傾き(XY平面内での位置及び姿勢方向)が基板1の
位置及び傾きに応じてすなわち前記位置ずれ量及び傾き
角度だけ変更される。この変更後、フォーク11が繰り
出され、第2受け渡し部8のアーム8a上にある処理済
みの基板1を受け取る(図3の経路68)。これによっ
て、基板1は、フォーク11の上面に前記位置ずれ量及
び傾き角度が補正された正しい位置で保持される。 (9)ロボット10が第2受け渡し部8の位置から図2
に示す元の位置までY軸方向に移動する(図3の経路6
9)。 (10)この移動後、演算部22は、前記位置ずれ量及
び傾き角度の演算値をメモリー21から再び読み込み、
その演算値を補正値とする移動指令をロボット10へ与
える。これによって、フォーク11の位置及び傾きが前
記位置ずれ量及び傾き角度だけ元に戻され、基板1が図
2の基準位置35に位置する。この状態でフォーク11
を繰り出すことにより、基板1をカセット2内の収納部
へ収納する(図3の経路70)。
【0031】このように、上記一実施例によれば、フォ
ーク11が処理済みの基板1を第2受け渡し部8のアー
ム8aから受け取る時に、フォーク11の位置及び傾き
が基板1の基準位置(図2の基準位置34)に対する位
置ずれ量及び傾き角度だけ変更され、かつロボット10
が処理済みの基板1を保持して図2に示す元の位置に戻
った後、フォーク11の位置及び傾きが前記位置ずれ量
及び傾き角度だけ元に戻されるので、基板1をカセット
2内へ収納する際に基板1が図2の基準位置35に位置
する(カセット2から取り出される時と同じ位置及び姿
勢となる)。これによって、基板1をカセット2内へ安
全に挿入しかつ確実に収納することができる。そのた
め、上記従来技術のようなプリアライント機構を設ける
必要がないと共に、基板をケース内へ収納する前に、時
間のかかる基板の機械的な位置決め作業をする必要がな
い。したがって、部品点数を削減してコストを低減し、
かつ処理時間の短縮を図ることができる。
【0032】また、上記一実施例によれば、処理部4、
5に受け渡し部7、8をそれぞれ設けてあるため、装置
タクト(N枚目の基板1がカセット2から取り出されて
から、N+1枚目の基板1がカセット2から取り出され
るまでの時間)を短縮することができる。すなわち、第
1受け渡し部7が無いと、ロボット10は、カセット2
から取り出した基板1を第1処理部4の載物台4a上に
載せてから、第1処理部4による処理が終了するまで、
基板1を受け取るためにその場で待機しなければなら
ず、その分だけ無駄な時間が生じる。同様に、第2受け
渡し部8無いと、ロボット10は、基板1を第2処理部
5の載物台5a上に載せてから、第2処理部5での処理
が終了するまで、基板1を受け取るためにその場で待機
しなければならなず、その分だけ無駄な時間が生じる。
これに対して、上記一実施例によれば、前記無駄な時間
がないので、前記装置タクトを短縮して全体の処理時間
を短縮することができる。
【0033】なお、上記一実施例では、フォーク11の
位置及び傾きを前記位置ずれ量及び傾き角度だけ元に戻
す動作を、ロボット10が図2に示す元の位置に戻った
後に行なっているが、その動作を、フォーク11が処理
済みの基板1を第2受け渡し部8から受け取った直後に
行なうようにしてもよい。
【0034】また、上記一実施例において、前記検知セ
ンサ30として、CCDラインセンサ31〜33に代え
て、2次元のCCDカメラを2つ用いてもよい。この場
合、その一方で基板1の前記一端面を検出し、その他方
で基板1の前記他端面を検出する。
【0035】また、上記一実施例において、CCDライ
ンセンサ31〜33に代えて、PSDを用いてもよい。
【0036】また、上記一実施例において、CCDライ
ンセンサ31〜33に代えて、フォトダイオードを用い
てもよい。この場合、位置ずれ量は、フォトダイオード
の絶対受光量から求め、傾き角度は、フォトダイオード
間の相対受光量から求める。但し、フォトダイオードを
用いる場合、基板周囲照度の変動を基板の位置及び傾き
の変化と誤検知しないように、常に、基板周囲照度をモ
ニターする必要がある。
【0037】また、上記一実施例において、CCDライ
ンセンサ31〜33に代えて、第2受け渡し部8のアー
ム8aの上方にカメラを配置し、このカメラによってア
ーム8a上にある基板1の基準位置に対する位置ずれ量
及び傾き角度を検知するようにしてもよい。
【0038】さらに、上記一実施例において、CCDラ
インセンサ31〜33に代えて、接触式のセンサを用い
てもよい。この場合、前記アーム8a上にある基板1の
前記一端面に押し付けられる2つのピンと、基板1の前
記他端面に押し付けられる1つのピンとを用い、各ピン
の位置をデジタルスケールや差動変圧器等で読み取るよ
うに構成する。なお、各ピンを押し付ける力は、真空吸
着による基板1の保持力より小さい。
【0039】また、上記一実施例において、フォーク1
1が処理済みの基板1を第2受け渡し部8のアーム8a
から受け取る時には、フォーク11の位置及び傾きを変
更せずに、ロボット10が処理済みの基板1を保持して
図2に示す元の位置に戻った後に、フォーク11の位置
及び傾きを前記位置ずれ量及び傾き角度だけ変更するよ
うに構成してもよい。この場合には、フォーク11の位
置及び傾きを1回だけ変更すればよいので、その分だけ
処理時間が短縮される。
【0040】また、上記一実施例では、2つの処理部
4、5を設けてあるが、この発明はこれに限定されるも
のではなく、処理部が1つのもの、あるいは処理部が3
つ以上あるものにも適用される。処理部を3つ以上設け
る場合には、前記検知センサ30は、最終の処理部に設
けられる。最終の処理部に受け渡し部がある場合には、
その受け渡し部に前記検知センサ30が設けられる。
【0041】なお、前記検知センサ30として、図2に
示す位置にあるロボット10の上方にテレビカメラを配
置し、ロボット10が図2に示す位置で基板1を保持し
ている状態における基板1の位置及び姿勢をテレビカメ
ラにより検知してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る自動搬送装置装置によれば、位置検出手段が処
理部の載物台に載置された偏平物体の基準位置に対する
位置ずれ量及び傾き角度を検出する。ロボット制御部
は、偏平物体がケースから取り出される時と同じ位置及
び姿勢でケース内へ収納されるように、搬送ロボットの
保持部材の位置及び傾きを検出手段の検出値に基づいて
補正するための移動指令を、偏平物体を載物台から受け
取る時又はケース内へ収納する直前に搬送ロボットへ与
える。これによって、搬送ロボットの保持部材の位置及
び傾きが前記位置ずれ量及び傾き角度だけ変化し、偏平
物体をケース内へ収納する際に偏平物体がケースから取
り出される時と同じ位置及び姿勢となり、偏平物体をケ
ース内に安全かつ確実に収納することができる。そのた
め、上記従来技術のようなプリアライント機構を設ける
必要がないと共に、偏平物体をケース内へ収納する前
に、時間のかかる偏平物体の機械的な位置決め作業をす
る必要がない。
【0043】したがって、部品点数を削減してコストを
低減することができ、かつ処理時間の短縮を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施例に係る自動搬送装置
を示す概略構成図である。
【図2】図2は一実施例に係る自動搬送装置を示す平面
図である。
【図3】図2は一実施例に係る自動搬送装置による基板
の搬送手順を示す説明図である。
【図4】図3は一実施例に係る自動搬送装置の動作説明
図である。
【図5】図5は従来の自動搬送装置を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ガラス基板(偏平物体) 2、3 カセット(ケース) 4 第1処理部(処理部) 5 第2処理部(処理部) 4a、5a 載物台 10 搬送ロボット 11 フォーク(保持部材) 20 搬送ロボットコントローラ(ロボット制御部) 30 基板位置検知センサ(位置検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/13 101 G02F 1/13 101 H05K 13/02 H05K 13/02 T // G01N 35/04 G01N 35/04 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の偏平物体を収納するケースと、 前記偏平物体が載置される載物台を有する処理部と、 前記偏平物体を保持する保持部材を有し、前記ケースか
    ら前記保持手段により取り出した前記偏平物体を前記処
    理部へ搬送し、前記処理部による処理が終了した前記偏
    平物体を前記保持部材により受け取って前記ケースまで
    搬送し、かつ前記ケース内へ収納させる搬送ロボット
    と、 前記搬送ロボットに移動指令を与えるロボット制御部
    と、 前記処理部又はその近傍に設けられ、前記載物台に載置
    された基板の基準位置に対する位置ずれ量及び傾き角度
    を検出する位置検出手段とを備え、 前記ロボット制御部は、前記偏平物体が前記ケースから
    取り出される時と同じ位置及び姿勢で前記ケース内へ収
    納されるように、前記搬送ロボットの前記保持部材の位
    置及び傾きを前記検出手段の検出値に基づいて補正する
    ための移動指令を、前記偏平物体を前記処理部の前記載
    物台から受け取る時又は前記ケース内へ収納する直前に
    前記搬送ロボットへ与えるように構成されていることを
    特徴とする自動搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記処理部を複数有し、前記複数の処理
    部の各々には、処理された前記偏平物体を前記処理部か
    ら受け取り、前記搬送ロボットへ搬送するために保持す
    る受け渡し部が設けられており、かつ前記位置検出手段
    は、前記複数の処理部のうちの最終の処理部にある前記
    受け渡し部又はその近傍に設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の自動搬送装置。
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