JPH08313972A - フォーカルプレーンシャッタの羽根装置 - Google Patents

フォーカルプレーンシャッタの羽根装置

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Publication number
JPH08313972A
JPH08313972A JP7138763A JP13876395A JPH08313972A JP H08313972 A JPH08313972 A JP H08313972A JP 7138763 A JP7138763 A JP 7138763A JP 13876395 A JP13876395 A JP 13876395A JP H08313972 A JPH08313972 A JP H08313972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
blade group
partition plate
aperture
group
Prior art date
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Pending
Application number
JP7138763A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tanabe
佳明 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッタ動作中に先羽根群と後羽根群が衝突
して破損するのを防ぐ。 【構成】 シャッタ基板上のアパーチャを開いて露光を
開始する先羽根群と、シャッタ基板上のアパーチャを閉
じて露光を終了する後羽根群と、先羽根群と後羽根群と
の中間において、アパーチャの内外に進退自在に配置さ
れる羽根破損防止部材と、先羽根群と羽根破損防止部材
との間に配置される仕切板とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一眼レフカメラ用のフ
ォーカルプレーンシャッタの羽根装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】実開平3−47525号公報に、フォー
カルプレーンシャッタの羽根破損を防止するシャッタ羽
根衝突防止装置が開示されている。このシャッタ羽根衝
突防止装置は、後羽根群と仕切り板との間に所定距離の
隙間を設けて、後羽根群のスリット形成エッジが仕切り
板の開口縁に衝突して破損するのを防ぐものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シャッタ羽根衝突防止装置においては、シャッタチャー
ジ中に撮影者がカメラを振り回したりすると、先羽根群
と後羽根群とが衝突破損してしまう可能性があるという
問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、シャッタ動作中に先羽根群と後羽根群が衝突し
て破損するのを防ぐことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のフォーカルプレーンシャッタの羽根装置
は、シャッタ基板上のアパーチャを開いて露光を開始す
る先羽根群と、シャッタ基板上のアパーチャを閉じて露
光を終了する後羽根群と、先羽根群と後羽根群との中間
において、アパーチャの内外に進退自在に配置される羽
根破損防止部材と、先羽根群と羽根破損防止部材との間
に配置される仕切板とを具備する。
【0006】
【作用】上記構成のフォーカルプレーンシャッタの羽根
装置においては、先羽根群と後羽根群との中間におい
て、アパーチャの内外に進退自在に配置される羽根破損
防止部材を設けるようにしたので、先羽根群と後羽根群
との中間に配置される羽根破損防止部材が、シャッタ動
作中の先羽根群と後羽根群との衝突破損を防止する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1、図2、図3、および図4は、本発明
によるフォーカルプレーンシャッタの羽根装置の第1実
施例を示す正面図および断面図であり、シャッタチャー
ジ直前の状態を示している。図3は、図1の〓ー〓線断
面図である。図1は図3におけるA部を、図2はB部を
それぞれC方向から見ている。
【0009】図1に示すように、シャッタ基板1は、ア
パーチャ1aを有している。シャッタ基板1の上方に
は、接眼部2が存在している。軸3、4、5、6、7、
および8は、シャッタ基板1に固設してある。先駆動ア
ーム9は軸4に、先従動アーム10は軸3に、後駆動ア
ーム11は軸5に、後従動アーム12は軸6に、アーム
13は軸7に、アーム14は軸8に、それぞれ回転可能
に取り付けてある。
【0010】先スリット羽根15、先被い羽根16、1
7および18は、それぞれかしめピン15a、16a、
17aおよび18aによって、先駆動アーム9に回転可
能に取り付けられている。先スリット羽根15、先被い
羽根16、17および18は、それぞれかしめピン15
b、16b、17bおよび18bによって、先従動アー
ム10に回転可能に取り付けられている。先スリット羽
根15、先被い羽根16、17、および18と、かしめ
ピン15a、16a、17a、18a、15b、16
b、17b、および18bと、先駆動アーム9と、先従
動アーム10とによって、先羽根群19が構成されてい
る。
【0011】図2に示すように、後スリット羽根20、
後被い羽根21、22および23は、それぞれかしめピ
ン20a、21a、22aおよび23aによって、後駆
動アーム11に回転可能に取り付けられている。後スリ
ット羽根20、後被い羽根21、22および23は、そ
れぞれかしめピン20b、21b、22bおよび23b
によって、後従動アーム12に回転可能に取り付けられ
ている。後スリット羽根20と、後被い羽根21、2
2、および23と、かしめピン20a、21a、22
a、23a、20b、21b、22b、および23b
と、後駆動アーム11と、後従動アーム12とによっ
て、後羽根群24bが構成されている。
【0012】図1に示すように衝突防止羽根24は、か
しめピン25及び26によって、それぞれアーム13及
び14に回転可能に取付てある。衝突防止羽根24、か
しめピン25および26、アーム13および14によっ
て、衝突防止部材27が構成されている。
【0013】先羽根群19と衝突防止部材27との間に
は第1の仕切板28が在り、衝突防止部材27と後羽根
群24bとの間には第2の仕切板29が存在している。
第1の仕切板28は開口部28aを有し、図1に示す右
側開口縁は斜辺28dおよび28eによって形成されて
いる。第2の仕切板29は開口部29aを有し、図2に
示す右側開口縁は斜辺29bおよび29cによって形成
されている。衝突防止羽根24の縁24aと第1の仕切
板28の上縁28bとは、f1で表す分だけ重なってい
る。さらに、かしめピン25及び26は第1の仕切板2
8の下縁28cとは、それぞれf2およびf3で表す分だ
けの重なり部分を少なくとも有している。衝突防止羽根
24の縁24aと第2の仕切板29の上縁29aとは、
f4で表す分だけ重なっている。
【0014】図3は、図1および図2の紙面に垂直な方
向の断面図である。図3において、先羽根群19、後羽
根群24b、および衝突防止部材27は、シャッタ基板
1と羽根カバー板30との間に配置され、衝突防止部材
27は第1の仕切板28と第2の仕切板29との間に組
み込まれている。さらに、かしめピン25及び26の頭
部25aおよび26aは、第1の仕切板28側に配置さ
れている。
【0015】次に、本発明の動作を説明する。
【0016】図1の状態からシャッタチャージを開始す
ると、先スリット羽根15、先被い羽根16、17およ
び18は、アパーチャ1aを被うように展開する。一
方、後スリット羽根20、後被い羽根21、22および
23は、アパーチャ1a外に退避して重なった状態とな
る。この状態を図4に示す。露光を行うには、まず衝突
防止羽根24を図4の二点鎖線で示すアパーチャ1aの
ほぼ中央位置から、羽根先端側の縁1bより外側に移動
退避させる。矢印Aでこの移動方向を示す。続いて公知
の方法によって、先羽根群19を矢印B方向に走行させ
て露光を開始する。この後、所定の時間が経過すると後
羽根群24bを公知の方法によって、矢印B方向に走行
させて露光を終了する。露光終了後、衝突防止羽根24
を再びアパーチャ1aのほぼ中央位置に復帰させれば、
図1に状態に戻る。
【0017】衝突防止羽根24の矢印A方向への移動お
よび矢印A方向とは逆の復帰動作途中において、カシメ
ピン25および26の頭部25aおよび26aが完全に
開口部28a内に入ってしまうことがないように構成し
てある。これによって開口部28aと頭部25aおよび
26aとが衝突してしまい、シャッタの作動不良となっ
たりシャッタ破損となってしまう事故が防止できる効果
がある。同様にして衝突防止羽根24の矢印A方向への
移動および矢印A方向とは逆の復帰動作途中において、
縁24aが完全に開口部28aおよび29a内に入って
しまうことがないように構成してある。これによって開
口部28aおよび29aと突防止羽根24とが衝突して
しまい、シャッタの作動不良となったり、シャッタ破損
となってしまう事故が防止できる効果がある。
【0018】図5および図6は、本発明の第2実施例で
あって、第2の仕切板31に折り曲げ部31aが設けら
れている。それ以外は第1実施例と同様である。図中、
図1〜図4と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重
複した説明を省略する。
【0019】第2実施例では、第2の仕切板31に折り
曲げ部31aを設けたことにより、第1の仕切板28の
下縁28cが後スリット羽根20のエッジ20cから遠
ざかるようになり、後羽根群24bが露光終了するため
に矢印B方向に走行したときに、エッジ20cが下縁2
8cと衝突するのを防止する効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明のフォーカルプレ
ーンシャッタの羽根装置によれば、先羽根群と後羽根群
との中間において、アパーチャの内外に進退自在に配置
される羽根破損防止部材を設けるようにしたので、先羽
根群と後羽根群との中間に配置される羽根破損防止部材
が、シャッタ動作中の先羽根群と後羽根群との衝突破損
を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの羽
根装置の第1実施例を示す正面図である。
【図2】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの羽
根装置の第1実施例を示す正面図である。
【図3】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの羽
根装置の第1実施例を示す断面図である。
【図4】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの羽
根装置の第1実施例を示す正面図である。
【図5】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの羽
根装置の第2実施例を示す正面図である。
【図6】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの羽
根装置の第2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ基板 1a アパーチャ 1b 縁 2 接眼部 3 軸 4 軸 5 軸 6 軸 7 軸 8 軸 9 先駆動アーム 10 先従動アーム 11 後駆動アーム 12 後従動アーム 13 アーム 14 アーム 15 先スリット羽根 15a かしめピン 15b かしめピン 16 羽根 16a かしめピン 16b かしめピン 17a かしめピン 17b かしめピン 18a かしめピン 18b かしめピン 19 先羽根群 20 後スリット羽根 20a かしめピン 20b かしめピン 21 羽根 21b かしめピン 21a かしめピン 22a かしめピン 22b かしめピン 23a かしめピン 23b かしめピン 24 衝突防止羽根 24a 縁 24b 後羽根群 25 ピン 25a 頭部 27 衝突防止部材 28 仕切板 28a 開口部 28b 上縁 28c 下縁 28d 斜辺 29 仕切板 29a 開口部(上縁) 29b 斜辺 30 羽根カバー板 31 仕切板 31a 折り曲げ部 32 衝突防止部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッタ基板上のアパーチャを開いて露光
    を開始する先羽根群と、 シャッタ基板上のアパーチャを閉じて露光を終了する後
    羽根群と、 前記先羽根群と前記後羽根群との中間において、前記ア
    パーチャの内外に進退自在に配置される羽根破損防止部
    材と、 前記先羽根群と前記羽根破損防止部材との間に配置され
    る仕切板とを具備することを特徴とするフォーカルプレ
    ーンシャッタの羽根装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記後羽根群と前記羽根破損防止部材との間に配置され
    る第2仕切板を更に具備することを特徴とするフォーカ
    ルプレーンシャッタの羽根装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記仕切板および前記第2仕切板は、それぞれ開口部を
    有し、 前記仕切板および前記第2仕切板の少なくとも一方の開
    口幅は、前記羽根破損防止部材が前記アパーチャ外に退
    避する方向に狭くなることを特徴とするフォーカルプレ
    ーンシャッタの羽根装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項2において、 前記羽根破損防止部材を前記アパーチャの内外に進退移
    動させるアームと、 前記羽根破損防止部材と前記アームとを回転可能に連結
    するかしめピンとを更に具備し、 該かしめピンの頭部は、前記先羽根群が収納される側に
    配置されていることを特徴とするフォーカルプレーンシ
    ャッタの羽根装置。
JP7138763A 1995-05-12 1995-05-12 フォーカルプレーンシャッタの羽根装置 Pending JPH08313972A (ja)

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ID=15229625

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6106165A (en) * 1997-03-14 2000-08-22 Nikon Corporation Focal plane shutter device having shutter blades positioned with respect to an autofocus device to improve shutter speed

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6106165A (en) * 1997-03-14 2000-08-22 Nikon Corporation Focal plane shutter device having shutter blades positioned with respect to an autofocus device to improve shutter speed

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