JPH0831377A - 平面型蛍光灯 - Google Patents

平面型蛍光灯

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JPH0831377A
JPH0831377A JP16945994A JP16945994A JPH0831377A JP H0831377 A JPH0831377 A JP H0831377A JP 16945994 A JP16945994 A JP 16945994A JP 16945994 A JP16945994 A JP 16945994A JP H0831377 A JPH0831377 A JP H0831377A
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phosphor
groove
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Shoji Yoshioka
昭二 吉岡
Hiroshi Higuchi
浩 樋口
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N S G GLASS COMPONENTS KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平面型蛍光灯の排気管を接着する時のシール
性を向上する。 【構成】 下面のガラス基板1の長手方向の一方の側壁
部2の中央部には排気管を接着する排気管溝部4が形成
され、この排気管溝部4には蛍光体の排気管溝部4への
侵入を阻止する溝7及び突部8を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平面型蛍光灯に関し、特
に平面型蛍光灯を構成するトレイ状基板の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】平面型蛍光灯は図6に示すように上面を
なすシート状ガラス基板101の内面及び下面をなすト
レイ状ガラス基板102の内面にそれぞれ蛍光体10
3,104を塗布し、これら2枚のガラス基板101,
102を貼り合わせたときに形成される放電空間内に対
向電極105,106を配設し、下面のガラス基板10
2の側壁部に形成された排気管溝部102aに図8にも
示すように放電空間内を真空引きするための排気管10
7を低融点ガラス108にて接着して形成される。
【0003】ここで、上面のシート状ガラス基板101
にはシート状であるので膜厚を制御可能なスクリーン印
刷等によって蛍光体103を塗布することができるが、
下面のトレイ状ガラス基板102にはトレイ状であるた
めにスクリーン印刷を適用することができない。そこ
で、図7に示すようにディスペンサー109を用いて蛍
光体104を塗布するようにしている。
【0004】すなわち、このディスペンサー109は、
蛍光体ペーストが充填されるシリンジ110の先端部に
ガラス基板102内面に倣う塗布ノズル111が直結さ
れ、ディスペンサー制御ユニット112によってシリン
ジ110にエアー等を供給して蛍光体ペーストを塗布ノ
ズル111から噴出しながらノズル111を矢示方向に
移動させて、トレイ状ガラス基板102の内面に蛍光体
104を塗布した後、乾燥炉に入れ込み、蛍光体ペース
ト中の揮発分を蒸発させて固めるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、下面のトレ
イ状ガラス基板に蛍光体ペーストを塗布したときに、蛍
光体ペーストの流動性によって壁面等にペーストが接触
すると、表面張力による均衡が崩れて毛細現象で不必要
な部分にまで広がり、特に蛍光体ペーストを塗布した後
乾燥炉に入れて加熱すると、ペーストの粘性が下がって
広がり易くなる。そのため、上述した従来の平面型蛍光
灯にあっては、図8に示すように下面ガラス基板102
の排気管溝部102aに蛍光体ペースト104が侵入し
て、排気管107を接着シールする低融点ガラス108
を塗布したときに、この部分に蛍光体104が付着して
完全なシールができなくなることがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、トレイ状基板の少なくとも排気管溝部に蛍光
体の排気管溝部への流入を阻止する溝又は突部を形成し
た。ここで、溝又は突起は蛍光体の塗布領域の全外周に
形成することもができる。
【0007】
【作用】トレイ状基板の少なくとも排気管溝部の内側に
は蛍光体の排気管溝部への流入を阻止する溝又は突部が
形成されているので、蛍光体塗布時や加熱時に蛍光体が
排気管溝部に侵入することを防止できて、低融点ガラス
によるシールが完全になる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る平面型蛍光灯の
下面ガラス基板の斜視図、図2は図1のA−A線に沿う
断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図、図3はシ
ール剤を印刷したガラス基板の平面図、図4は別実施例
の断面図、図5は更に別実施例の断面図である。
【0009】平面蛍光灯を構成する下面のガラス基板1
は、周囲に側壁部2,2及び3,3が形成されたトレイ
状をなし、長手方向の一方の側壁部2の中央部には排気
管を接着する排気管溝部4が形成され、また側壁部2,
2の両側には電極取出し溝部5,5及び6,6が形成さ
れている。そして、側壁部2の排気管溝部4には図2に
示すように蛍光体の排気管溝部4への侵入を阻止する溝
7及び突部8が形成され、またガラス基板1の底面1a
には電極取出し溝5,6より長手方向中央側に蛍光体の
広がりを阻止する突部9,9が形成されている。ここ
で、溝7の深さ及び突部8,9の高さは0.2mm以上
に設定しているが、使用する蛍光体ペーストの粘度、材
質等によって選択する。
【0010】以上のように構成した平面型蛍光灯の下面
のガラス基板1においては、ディスペンサーを用いてガ
ラス基板1の底面1aの蛍光体10を塗布した場合、図
2に示すようにガラス基板1の短手方向では、ペースト
状の蛍光体10は表面張力によって溝7の手前まで広が
り、その後溝7内に入り込んで広がりが止って、それ以
上は広がらないが、ペースト状蛍光体10の量が増えた
ときには表面張力によって盛り上がるが突部8でその広
がりが規制されるので、排気管溝部4に侵入することが
防止される。したがって、排気管溝部4に低融点ガラス
で排気管を接着する場合に、蛍光体10が付着していな
いので、完全なシール状態で排気管を接続することがで
きる。
【0011】また、図3に示すようにガラス基板1の長
手方向では、ペースト状の蛍光体10は表面張力によっ
て突部9,9まで広がるが、突部9,9の壁面で表面張
力によって広がりが阻止されるので、底面1aの長手方
向の側壁部3,3の内壁面まで蛍光体10が広がって盛
り上がることがないので、電極取出し溝部5,6に対向
電極を装着する際に盛り上がった蛍光体10によって阻
害されるようなことがなくなる。
【0012】次に、図4に示す別実施例はガラス基板1
の底面1aの全周に溝11を形成した例であり、上述し
たようにペースト状の蛍光体10は表面張力によって溝
11の手前まで広がり、その後溝11内に入り込んで広
がりが止って、それ以上は広がらない。この場合、ペー
スト状蛍光体10の量が多少増えても表面張力による盛
り上がりで吸収することができる。このように全周に溝
11を設けて、上述した排気管溝部4や長手方向両側部
の電極取出し溝部5,6を含めて不必要な部分への蛍光
体の広がりを防止することもできる。
【0013】また、図5に示す更に別の実施例はガラス
基板1の底面1aの全周に側壁部2,3と一体的に突部
12を形成した例であり、突部12の側壁まではペース
ト状蛍光体10は毛細現象で広がるが、突部12の上面
には表面張力によって広がりが阻止される。このように
全周に突部12を設けて、上述した排気管溝部4や長手
方向両側部の電極取出し溝部5,6を含めて不必要な部
分への蛍光体の広がりを防止することもできる。
【0014】尚、上記実施例ではトレイ状基板がガラス
基板である例について説明したが、プラスチックス、セ
ラミックス、ゴム、金属等でも適用することができる。
また、排気管溝部には溝及び突部の両者を設けた例につ
いて説明したが、溝及び突部のいずれか一方を設けるよ
うにすることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
トレイ状基板の少なくとも排気管溝部に蛍光体の排気管
溝部への流入を阻止する溝又は突部を形成したので、蛍
光体塗布時や加熱時に蛍光体が排気管溝部に侵入するこ
とを防止できて排気管接着時のシールを完全にすること
ができる。
【0016】また、溝又は突起を蛍光体の塗布領域の全
外周に形成することで、排気管溝部を含めて蛍光体の塗
布が不要な部分への侵入を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平面型蛍光灯の下面ガラス基板の
斜視図
【図2】図1のA−A線に沿う断面図
【図3】図1のB−B線に総断面図
【図4】別実施例の要部断面図
【図5】更に別実施例の要部断面図
【図6】平面型蛍光灯の製造方法の説明図
【図7】同蛍光灯の下面ガラス基板に対する蛍光体塗布
方法を説明する斜視図
【図8】従来の平面型蛍光灯の下面ガラス基板の要部断
面図
【符号の説明】
1…下面ガラス基板、2,3…側壁部、4…排気管溝
部、5,6…電極取出し溝、7,11…溝、8,9,1
2…突部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状基板とトレイ状基板の内面に蛍
    光体を塗布してなる平面型蛍光灯において、前記トレイ
    状基板には少なくとも排気管部に前記蛍光体の排気管溝
    部への流入を阻止する溝又は突部が形成されていること
    を特徴とする平面型蛍光灯。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の平面型蛍光灯におい
    て、前記蛍光体の塗布領域の全外周に溝又は突起が形成
    されていることを特徴とする平面型蛍光灯。
JP6169459A 1994-07-21 1994-07-21 平面型蛍光灯 Expired - Fee Related JP3029233B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173246A (ja) * 1996-12-17 2007-07-05 Toray Ind Inc プラズマディスプレイの製造方法

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