JPH08312120A - 暖房床の構造 - Google Patents
暖房床の構造Info
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- JPH08312120A JPH08312120A JP12020295A JP12020295A JPH08312120A JP H08312120 A JPH08312120 A JP H08312120A JP 12020295 A JP12020295 A JP 12020295A JP 12020295 A JP12020295 A JP 12020295A JP H08312120 A JPH08312120 A JP H08312120A
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Abstract
題と施工上の問題を解決する。 【構成】 床下地(1) 上に位置する暖房マット(2) と、
暖房マット(2) 上に位置する釘打ち可能な複数の剛性板
(3A)(3B)上にそれぞれシート状緩衝部材(4A)(4B)を介し
て表面板(5A)(5B)が設けられてなる複数の複合板(6A)(6
B)とを備えており、各複合板(6A)(6B)における表面板(5
A)(5B)の下部には多数の平行な裏溝(7) が設けられてお
り、暖房マット(2) の緩衝材からなるマット主体(2a)に
複数の小根太(8) が並列に組入れられ、各小根太間(8)
を温水が循環するように複数の温水パイプ(9) が配され
ている。
Description
る。
ト床スラブや合板等の床下地と木質床材との間に、温水
パイプを備えた合成樹脂発泡体等の緩衝材からなる暖房
マットを介在させたものが一般的であり、具体的には以
下に示すような種々のものがある。
トやモルタルの床下地(81)上に、複数の温水パイプ(82)
が間隔をあけて設けられた暖房マット(83)が載置され、
暖房マット(83)上に複数の木質床材(84a)(84b)が取付け
られているものである。この場合、隣り合う木質床材(8
4a)(84b)のうち、一方の床材(84a) の水平釘打部(85)の
上方から釘(86)を暖房マット(83)を貫通してコンクリー
ト等の床下地(81)へ打ち込んで一方の床材(84a) を固定
した後、水平釘打部(85)の上面に接着剤(88)を塗布し、
他方の床材(84b) の入込み部(87)を一方の床材(84a) の
水平釘打部(85)に当接させるものである。
について、暖房マット(83)と床下地(81)間に合板(89)を
介在させたものである。この場合、合板(89)はその上方
からコンクリート等の床下地(81)へ釘(86a) を打込んで
合板(89)を固定した後、隣り合う木質床材(84a)(84b)の
うち、一方の床材(84a) の水平釘打部(85)の上方から釘
(86b) を暖房マット(53)を貫通して合板(89)へ打ち込ん
で一方の床材(84a) を固定し、他方の床材(84b) を上記
と同様の要領で当接させるものである。
床のような水平釘打部(85)やこれに対応する入込み部(8
7)を設けない木質床材(84c)(84d)を用いたものであり、
全体の床構成は上記図12に示すものと同様である。こ
の暖房床の場合、床下地(81)に載置された暖房マット(8
3)に対して、一方の木質床材(84c) の接続端部における
雄実(91)の基部から斜め内側下方へ釘(86)を打ち込んで
当該床材(84c) を床下地(81)に固定した後、他方の木質
床材 (84d)の接続端部における***(92)を一方の木質床
材(84c) の接続端部における雄実(91)に嵌め合わせるも
のである。
の暖房床においても、釘(86)(86b) が暖房マット(83)の
温水パイプ(82)間における緩衝材部分(A) を貫通する構
造であるため、該貫通部分において釘(86)(86b) の保持
力が弱いという問題がある。
を接続する場合、暖房マット(83)の温水パイプ(82)間に
おける緩衝材部分(A) に釘(86)(86b) を打ち込む関係
で、該緩衝材部分(A) 上で木質床材(84a)(84b)(84c)(84
d)の端部同士を接続することとなるが、上記緩衝材部分
(A) は温水パイプ(82)が通っていないため、該緩衝材部
分(A) 上における木質床材(84a)(84b)(84c)(84d)の接続
箇所が人の歩行時に大きく浮沈する傾向がある。
緩衝材部分(A) における釘(86)(86b) の保持力が弱いこ
とから、打ち込まれた釘(86)(86b) が上下に動き易く、
図12および図14の暖房床の場合では、コンクリート
等の床下地(81)における釘(86)の保持力も弱いため、該
釘(86)とコンクリート等の床下地(81)との擦れ音が発生
し、これが所謂、木質床における踏み鳴りの原因とな
る。
板(89)に打ち込まれ、該合板(89)における釘(86b) の保
持力は強いことから、床の施工後の初期段階では、歩行
時における釘(86b) の上下動がないものの、温水パイプ
(82)の緩衝材部分(A) における浮沈が繰り返し行われる
ことにより、釘(86b) が次第に上下動するようになり、
該釘(86b) と合板(89)との擦れ音が発生し、これが踏み
鳴りの原因となる。
緩衝材からなる暖房マット(83)の存在により、木質床材
のみからなる床の場合に比べて階下との遮音性に優れ、
また厚さが通常10〜15mmである木質床材(84a)(84
b)(84c)(84d)のうち、薄いものほど遮音性が高く、約1
5mmの木質床材では軽量遮音等級がL−60程度ある
のに対し、約10mmの木質床材では等級がL−55程
度まで向上する。しかし、約10mmの木質床材では、
剛性が小さくなるので、上述した床の浮沈が大きくな
り、そのため、上述した踏み鳴りが顕著になる。
上述したように、暖房マット(83)の温水パイプ(82)間に
おける緩衝材部分(A) に釘(86)(86b) を打ち込む関係
で、該緩衝材部分(A) 上で木質床材(84a)(84b)(84c)(84
d)の端部同士を接続することとなるが、緩衝材部分(A)
が木質材と比べて柔らかいため、施工時に釘を打込み過
ぎる傾向がある。そして、図14の暖房床では、釘(86
b) を強く打ち過ぎた場合、図15に示すように、一方
の木質床材(84c) の接続端部が下方に沈み込んで、他方
の木質床材 (84d)との接続が行い難くなる。また、この
ことは、図12および図13の暖房床でも同様であり、
この場合、図16に示すように、一方の木質床材(84a)
の水平釘打部(85)が下方に沈み込み、該水平釘打部(85)
の上面に接着剤を塗布して他方の木質床材 (84b)の入込
み部(87)と接着させても、一方の木質床材(84a) の水平
釘打部(85)と他方の木質床材 (84b)との間に隙間(B) が
生じるので、その接着面積が少ないことから、施工後の
暖房運転により、一方の木質床材(84a) と他方の木質床
材 (84b)との間に隙間(C) が生ずるという問題がある。
また、いずれの暖房床においても、暖房マット(83)はコ
ンクリート等の床下地(81)または合板(89)上に単に載置
するだけであるため、この暖房マット(83)上に木質床材
(84a)(84b)(84c)(84d)を位置決めする際に、暖房マット
(83)が動いて作業が行い難いという不都合もある。この
場合、暖房マット(83)だけを別途釘で固定することも考
えられるが、釘打ち箇所において暖房マット(83)の上面
が凹んだ状態となり、また後で釘を抜くことも考えられ
るが、この場合には釘抜き作業の際に暖房マット(83)を
破損するおそれがある。
釘(86)(86a) をコンクリート等の床下地(81)に直接打ち
込む構造であるため、当該釘(86)(86a) の打ち込み作業
に手間を要するという問題がある。
おける踏み鳴りや遮音性の音的な問題と施工上の問題を
一挙に解決することができる暖房床の構造を提供するこ
とにある。
は、床下地上に位置する暖房マットと、暖房マット上に
位置する釘打ち可能な複数の剛性板と、剛性板上に位置
する一または複数のシート状緩衝部材と、シート状緩衝
部材上に位置し且つ下部に多数の平行な裏溝を有する複
数の表面板とを備えており、シート状緩衝部材は、表面
板とは別体の一枚ものとなされているか又は各表面板の
下面に一体に設けられる複数のものとなされており、暖
房マットの緩衝材からなるマット主体には複数の小根太
が並列に組入れられ、各小根太間を温水が循環するよう
に複数の温水パイプが配されており、各剛性板は暖房マ
ットの小根太に打ち込まれた釘により暖房マット上に固
定されており、隣り合う表面板のうち、一方の表面板の
接続端部に設けられた雄実の基部から剛性板に打込まれ
た釘により一方の表面板がシート状緩衝部材を介して剛
性板に固定され、他方の表面板の接続端部に設けられた
***が一方の表面板の雄実に嵌め合わされているもので
ある。
置する暖房マットと、暖房マット上に位置する釘打ち可
能な複数の剛性板上にそれぞれシート状緩衝部材を介し
て表面板がその両端面を一致させた状態で一体に設けら
れてなる複数の複合板とを備えており、複合板における
表面板の下部には多数の平行な裏溝が設けられており、
暖房マットの緩衝材からなるマット主体に複数の小根太
が並列に組入れられ、各小根太間を温水が循環するよう
に複数の温水パイプが配されており、隣り合う複合板の
うち、一方の複合板における表面板の接続端部に設けら
れた雄実の基部から暖房マットの小根太に打込まれた釘
により一方の複合板が暖房マット上に固定され、他方の
複合板の接続端部に設けられた***が一方の複合板の雄
実に嵌め合わされているものである。
置する暖房マットと、暖房マット上に位置する釘打ち可
能な複数の剛性板上にそれぞれシート状緩衝部材を介し
て表面板を剛性板に対して左右にずらして一体に設ける
ことにより、一端に剛性板の水平突出部が形成され、他
端に剛性板の入込み部が形成されてなる複数の複合板と
を備えており、複合板における表面板の下部には多数の
平行な裏溝が設けられており、暖房マットの緩衝材から
なるマット主体に複数の小根太が並列に組入れられ、各
小根太間を温水が循環するように複数の温水パイプが配
されており、隣り合う複合板のうち、一方の複合板の一
端における水平突出部から暖房マットの小根太に打込ま
れた釘により一方の複合板が暖房マット上に固定され、
他方の複合板における入込み部が一方の複合板の水平突
出部に当接されているものである。
板、LVL、集成板等の釘打ち可能な木質材が用いられ
る。小根太の厚さは、緩衝材と略同一とするのが好まし
い。また、小根太の幅は当該小根太上で少なくとも剛性
板や複合板が釘打ちできる幅であれば良いが、これら各
板材同士を接合できる幅とするのが好ましく、通常、3
5mm以上、好適には40〜50mmである。
太の組入れ間隔は、住宅、部屋のモジュールに合わせて
適宜選択すれば良いが、通常、303mm程度とするの
が好ましい。マット主体における小根太の面積率は、小
根太部分では遮音性が得られないため、15%以下にす
るのが好ましい。
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの合成
樹脂発泡体や不織布等が挙げられる。これらはそれぞれ
単層で用いても良いし、適宜組合わせた複層で使用する
こともある。これら各部材は、断熱性、保温性および遮
音性を有する。上層を発泡体とし、下層を上記発泡体よ
りも柔軟な不織布とした二層構造のものが特に遮音性に
優れている。具体的には、上層をポリスチレン発泡体と
し、下層をポリプロピレン繊維やポリエステル繊維の不
織布としたものが挙げられる。
レン等、弾性のあるパイプが挙げられる。また、温水パ
イプ内を循環する熱媒体液としては、通常、水が挙げら
れるが、この他にエチレングリコールやプロピレングリ
コール、或いはこれらに水を適宜混合したものが挙げら
れる。
上方へ均等に伝えるために、アルミニウム箔等の熱伝導
性に優れた金属薄シートが貼着される。この金属薄シー
トは、小根太が組入れられ且つ温水パイプが通設された
マット主体の上面全面に貼着しても良いが、該シートを
小根太部分を除いて貼着すると共に露出している小根太
の上面に接着剤を塗布して上方から剛性板を接着するよ
うにすれば、暖房マットと剛性板との接合強度が高めら
れる。金属薄シートを小根太部分を除いて貼着した場
合、小根太の面積率が低いため、上方への均等な熱伝導
への影響はほとんどない。また、マット主体の上面全面
に金属薄シートを貼着する場合には、上方からの小根太
への釘の打込みを確実にするために小根太上方位置の金
属薄シートに着色等の目印をするのが好ましい。
暖房マットの固定方法としては、小根太の下面に接着剤
を塗布するか或いは両面テープを貼って上記床下地に接
着する他、暖房マットの小根太から床下地へコンクリー
ト釘、スクリュー釘或いはリング釘等を打込んで固定す
る。
ティクルボードが挙げられる。剛性板は、該剛性板の上
方から暖房マットの小根太へ釘を打込んで固定するか、
或いはこの釘による固定と共に小根太上面に接着剤を塗
布して固定するものである。また、上記剛性板の固定に
あたっては、隣り合う剛性板の端部間に1〜10mm程
度の隙間を設けるのが好ましい。この隙間の存在によ
り、床の衝撃による振動が各剛性板の端部間で寸断さ
れ、床全体に伝わらわないので、遮音性が向上する。な
お、上記各剛性板の端部間における隙間は当該剛性板上
にシート状緩衝部材さらには表面板を一体に接合して複
合板とした本発明に係る床構造においても、同様に設け
るのが好ましい。
ル、ポリプロピレン等の合成樹脂繊維からなる不織布、
ゴムや合成樹脂の発泡体が挙げられる。また、これらは
単層或いは適宜組合わせた複層のものとして使用する。
ポリエステル繊維からなる不織布は、耐熱性に優れてい
るため、好適である。また、ゴムや合成樹脂の発泡体に
ついては、その耐熱性を向上させるために、炭酸カルシ
ウム、粘土、シリカ等の無機粉末を混入せしめることも
あり、更にまた熱伝導性を高めるために鉛、鉄、アルミ
ニウム等の金属粉末或いは金属繊維、炭素粉末、炭素繊
維等を混入せしめることもある。シート状緩衝部材の厚
さは、0.5mm未満では遮音性が低く、4mmを超え
ると人の歩行時における床の浮沈が大きくなることか
ら、0.5〜4mmの範囲とし、好適には1〜4mmで
ある。遮音性および床の浮沈の両面を考慮すれば、不織
布の場合、目付量を150〜360g/m2 、厚さ0.
8〜3.5mmとするのが好ましい。また、発泡体の場
合、その発泡率を10〜40倍とするのが好ましい。
れる薄膜状の化粧層とにより構成される。化粧層として
は、通常、厚さ0.2〜0.6mm程度の木質単板が使
用されるが、他に柄模様印刷紙、合成樹脂含浸シート、
塩化ビニル樹脂シート、塗装等を用いることもある。
れる。この基板は単層構造の他、下述するように同種ま
たは異種の板状部材からなる積層構造とするものであ
る。基板の厚さは5〜15mm程度である。
率、材料の密度、内部応力等にバラツキがあると基板下
面に裏溝を加工する際に反り等の変形が生じ易くなる。
また、この傾向は、基板表面に化粧層となる上記木質単
板等を貼着した場合により顕著となる。
合が軽減されることから、基板は積層体とするのが好ま
しい。この場合、上下に隣り合う板状部材の繊維方向は
平行であっても良いし、直交していても良い。また、積
層体の下層を上層よりも厚くするのが好ましく、下層に
おける溝は、該下層の全厚にわたって形成しても良い。
織布、木質単板、防湿シート等の中間シートを適宜介在
させるのがより好ましい。上記防湿シートとしては、熱
可塑性樹脂フィルムの両面に紙や不織布をラミネートし
たものが例示される。
上層が合板の積層構造であり、その表面に木質単板を貼
着する場合には、木質単板の割れ(ヒワレ)を防止する
ために、基板と木質単板間に上記中間シートを介在させ
るのが好ましい。また、木質単板と基板の合板における
繊維方向を互いに略直交するようにすれば、木質単板の
亀裂発生が更に防止できる。
と、溝の深さは、基板の全体厚さの半分以上とし且つ溝
のない残存部分の肉厚が2mm以上となるようにするの
が好ましい。溝の深さが基板の全体厚さの半分未満の場
合には該溝による遮音効果や該溝の緩衝作用が十分に得
られず、また溝のない残存部分の肉厚が2mm未満の場
合には基板の強度が不十分となるからである。
難であり、また5.0mmを超えると基板の強度が不十
分となるため、約0.5〜5.0mmの範囲が好まし
く、好適には約1.0〜3.0mmの範囲である。
では基板の強度が不十分となり、また150mmを超え
ると該溝による遮音効果が十分に期待できないため、
8.0〜150mmの範囲が好ましく、好適には10.
0〜80.0mmの範囲である。また、基板の上部側に
化粧溝を設ける場合には、該溝と上記基板の裏溝とは互
いに一致しない形態とするのが強度上好ましい。また、
裏溝の間隔は等間隔または不規則であっても良いし、或
いは両者が混在するようにしても良い。
向に平行に設ける。また、両方向に平行な溝を互いに交
差状に設けることもある。
面積率は、5%未満では該裏溝による種々の効果が十分
に得られず、また30%と超えると基板の強度が低下す
るため、5〜30%の範囲が好ましく、好適には9〜2
2%の範囲である。
する釘は、該剛性板を貫通して暖房マットの小根太に打
込まれているため、当該釘の保持力が十分に得られる。
また、表面板を固定する釘は、該表面板から剛性板に打
込まれているため、当該釘の保持力も十分に得られる。
すなわち、本発明の場合、釘は暖房マットの緩衝材を貫
通する構造ではないため、十分な釘の保持力が確保され
る。本発明の暖房床は、まず床下地上に暖房マットを設
置し、その上から複数の剛性板をその各端部が暖房マッ
トの小根太上に位置するように載置し、小根太へ釘を打
込んで各剛性板を固定した上、更に上方からシート状緩
衝部材及びこれと一体または別体の表面板を配し、一方
の表面板の接続端部における雄実の基部から剛性板に釘
を打込むことにより一方の表面板をシート状緩衝部材を
介して剛性板上に固定し、他方の表面板の接続端部に設
けられた***を上記一方の表面板の雄実に嵌め合わせる
だけで施工が完了する。
複合板の接続端部における雄実の基部から剛性板を貫通
して暖房マットの小根太へ打込まれているため、釘の十
分な保持力が得られる。本発明の暖房床は、まず床下地
上に暖房マットを設置し、その上から複数の複合板をそ
の端部が暖房マットの小根太上に位置するように載置
し、一方の複合板の接続端部における雄実の基部からマ
ットの小根太へ釘を打込んで一方の複合板を暖房マット
上に固定した後、他方の表面板の接続端部に設けられた
***を上記一方の表面板の雄実に嵌め合わせるだけで施
工が完了する。
複合板の接続端部における水平突出部から暖房マットの
小根太へ打込まれているため、釘の十分な保持力が得ら
れる。本発明の暖房床は、まず床下地上に暖房マットを
設置し、その上から複数の複合板をその端部が暖房マッ
トの小根太上に位置するように載置し、一方の複合板の
接続端部における水平突出部から暖房マットの小根太へ
釘を打込んで一方の複合板を暖房マット上に固定した
後、他方の複合板の接続端部に設けられた入込み部を上
記一方の複合板の水平突出部に当接させるだけで施工が
完了する。
板および剛性板は、暖房マットにおける小根太に支持さ
れているため、人の歩行時に暖房マットを構成する緩衝
材が伸縮して上方の表面板および剛性板が浮沈するとい
うことがない。また、表面板および剛性板は、暖房マッ
トの小根太へ釘を打込んで固定でき、必ずしもコンクリ
ート床下地まで釘を打込む必要がない。
時における表面板の浮沈を軽減すると共に裏溝が形成さ
れた表面板を補強するという機能がある。また、剛性板
が他のシート状緩衝部材および表面板と一体化されて複
合板となされている場合には、剛性板は表面板の反りを
防止して床面の平坦性を保つという働きがある。
は、表面板から伝わる振動を吸収して階下への遮音性を
向上させる。
衝撃による振動の横方向への伝達を寸断すると共に音を
吸収する。また、表面板を裏溝のある下層と裏溝のない
上層の二層構造とした場合においては、剛性板が床暖房
に伴って伸縮する際に、この伸縮力が裏溝のある下層に
よって吸収緩和され、上層まで影響されないため、表面
板の上層における寸法安定性が向上する。更に、上記二
層構造とした場合において、裏溝によって上層と下層間
に空間が形成され、該空間に対して上下層から水分が適
当に吸収・放出されるため、上層と下層の伸縮差が小さ
くなり、表面板として、或いは複合板全体としての変形
が抑制される。また、上記空間における水分の吸収・放
出は、床暖房をしていない時でも行われているため、表
面板全体について均一な含水率が得られ、そのため床暖
房の開始時における当該表面板の急激な変形を生じな
い。
説明する。
トの床下地(1) 上に位置する暖房マット(2) と、暖房マ
ット(2) 上に位置する釘打ち可能な複数の剛性板(3A)(3
B)上にそれぞれシート状緩衝部材(4A)(4B)を介して表面
板(5A)(5B)がその両端面を一致させた状態で一体に設け
られてなる複数の複合板(6A)(6B)とを備えており、各複
合板(6A)(6B)における表面板(5A)(5B)の下部には多数の
平行な裏溝(7) が設けられており、暖房マット(2) の緩
衝材からなるマット主体(2a)に複数の小根太(8) が並列
に組入れられ、各小根太間(8) を温水が循環するように
複数の温水パイプ(9) が配されており、隣り合う複合板
(6A)(6B)のうち、一方の複合板(6A)における表面板(5A)
の接続端部に設けられた雄実(11)の基部から暖房マット
(2) の小根太(8) に打込まれた釘(12)により一方の複合
板(6A)が暖房マット(2) 上に固定され、他方の複合板(6
B)の接続端部に設けられた***(13)が一方の複合板(6A)
の雄実(11)に嵌め合わされている。
mmである。
からなる基板(5a)の表面に厚さ0.25mmの木質単板
からなる化粧層(5b)が形成されている。基板(5a)の裏溝
は、幅3mm、深さ5.0mmである。表面板(5A)(5B)
の幅方向の裏溝は、13.5mm間隔で60本程度設け
られており、基板(5a)の両端附近には設けられていな
い。また、表面板(5A)(5B)の長さ方向の溝は28.2m
m間隔で4本程度設けられている。
ル繊維の不織布であり、厚さ1mm,目付量190g/
m2 である。
なる。また、各剛性板(3A)(3B)の端部間には若干の隙間
(S) が設けられている。
て、化粧層(5b)の繊維方向は略平行であり、基板(5A)(5
B)の表裏単板の繊維方向は略直交している。更に、剛性
板(3A)(3B)の表裏単板の繊維方向は、複合板(6A)(6B)の
長さ方向に対して、略平行である。
マット主体(2a)はポリスチレン発泡体からなり、各小根
太(8) 間におけるマット主体(2a)上部には、多数の凹溝
(2b)が設けられ、各凹溝(2b)内に温水パイプ(9) が収容
されている。マット主体(2a)の上面全面には、アルミニ
ウム箔(2c)が貼着されている。温水パイプ(9) は、外径
7.2mm、内径5.0mmである。小根太(8) は、幅
45mmの合板製であり、303mm間隔で組入れられ
ている。
ット(2) の小根太(8) の下面にエポキシ樹脂接着剤を塗
布した後、この小根太(8) 下面をコンクリート床下地
(1) に固定する。その後、小根太(8) の上面にエポキシ
樹脂接着剤を塗布した後、該小根太(8) 上面に複合板(6
A)(6B)の剛性板(3A)(3B)を接着させる。そして、一方の
複合板(6A)における表面板(5A)の雄実(11)基部から暖房
マット(2) の小根太(8)に釘(12)を打込んで一方の複合
板(6A)を暖房マット(2) 上に固定し、次に他方の複合板
(6B)の***(13)を一方の複合板(6A)の雄実(11)に嵌め合
わせるものである。また、小根太(8) の上方からコンク
リート床下地(1) へ釘を打込むこともある。
がL−50であった。
上に位置する暖房マット(22)と、暖房マット(22)上に位
置する釘打ち可能な複数の剛性板(23A)(23B)上にそれぞ
れシート状緩衝部材(24A)(24B)を介して表面板(25A)(25
B)を剛性板(23A)(23B)に対して左右にずらして一体に設
けることにより、一端に剛性板(23A)(23B)の水平突出部
(34)が形成され、他端に剛性板(23A)(23B)の入込み部(3
5)が形成されてなる複数の複合板(26A)(26B)とを備えて
おり、複合板(26A)(26B)における表面板(25A)(25B)の下
部には多数の平行な裏溝(27)が設けられており、暖房マ
ット(22)の緩衝材からなるマット主体(22a) に複数の小
根太(28)が並列に組入れられ、各小根太(28)間を温水が
循環するように複数の温水パイプ(29)が配されており、
隣り合う複合板(26A)(26B)のうち、一方の複合板(26A)
の一端における水平突出部(34)から暖房マット(22)の小
根太(28)に打込まれた釘(32)により一方の複合板(26A)
が暖房マット(22)上に固定され、他方の複合板 (26B)に
おける入込み部(35)が一方の複合板(26A) の水平突出部
(34)に当接されているものである。
と同様である。
り、上面に0.25mmの化粧単板(25a) が貼着された
2.5mmの合板(25b) の下面に、0.25mmの単板
(25c)が接合され、更に、単板(25c) の下面に5.5m
mの合板(25d) が接合されている。
mm、深さ5.2mmである。表面板(25A)(25B)の幅方
向の裏溝は、13.5mm間隔で60本程度設けられて
おり、合板(25d) の両端附近には設けられていない。ま
た、表面板(25A)(25B)の長さ方向の裏溝は28.2mm
間隔で4本程度設けられている。
テル繊維の不織布であり、厚さ1.4mm,目付量19
0g/m2 である。本実施例におけるシート状緩衝部材
(24A)(24B)は、表面板(25A)(25B)と同じ長さか或いはほ
ぼ同じ長さとなされている。また、このシート状緩衝部
材は剛性板(23A)(23B)と同じ長さか或いはほぼ同じ長さ
とすることもある。
板からなる。
B)における合板(25b) の繊維方向は当該複合板(26A)(26
B)の長さ方向と直交しており、他のすべての部材におけ
る繊維方向は当該複合板(26A)(26B)の長さ方向と平行で
ある。
さ9mmのポリスチレン発泡体(22b) の下面に厚さ3m
mのポリプロピレン不織布 (22c)(目付量300〜40
0g/m2 )が一体に接合されている。この点を除い
て、暖房マット(22)は、上記実施例1と同様である。
ット(22)の小根太(28)下面に一液型のウレタン系接着剤
を塗布した後、この小根太(28)下面をコンクリート床下
地(21)に固定する。その後、小根太(28)の上面に一液型
のウレタン系接着剤を塗布した後、該小根太(28)上面に
複合板(26A)(26B)の剛性板(23A)(23B)を接着させる。そ
して、一方の複合板(26A) の水平突出部(34)から暖房マ
ット(22)の小根太(28)に釘(32)を打込んで一方の複合板
(26A) を暖房マット(22)上に固定した後、水平突出部(3
4)の上面に上記と同様の接着剤を塗布して他方の複合板
(26B)における入込み部(35)を上記一方の複合板(26A)
の水平突出部(34)に当接させるものである。また、上記
実施例1と同様、各剛性板(23A)(23B)の端部間に隙間
(S) を設ける。なお、本実施例の暖房床は、軽量遮音等
級がL−45であった。
(41)上に位置する暖房マット(42)と、暖房マット(42)上
に位置する釘打ち可能な複数の剛性板(43A)(43B)と、剛
性板(43A)(43B)上に位置する一枚もののシート状緩衝部
材(44)と、シート状緩衝部材(44)上に位置し且つ下部に
多数の平行な裏溝(47)を有する複数の表面板(45A)(45B)
とを備えており、暖房マット(42)の緩衝材からなるマッ
ト主体(42a) には複数の小根太(48)が並列に組入れら
れ、各小根太(48)間を温水が循環するように複数の温水
パイプ(49)が配されており、各剛性板(43A)(43B)は暖房
マット(42)の小根太(48)に打ち込まれた釘(52a) により
暖房マット(42)上に固定されており、隣り合う表面板(4
5A)(45B)のうち、一方の表面板(45A) の接続端部に設け
られた雄実(51)の基部から剛性板(43A)(43B)に打込まれ
た釘(52b) により一方の表面板(45A) がシート状緩衝部
材(44)を介して剛性板(43A)(43B)に固定され、他方の表
面板 (45B)の接続端部に設けられた***(53)が一方の表
面板(45A) の雄実(51)に嵌め合わされているものであ
る。
部材(44)は、図7に示すように、複数のものとして、表
面板(45A)(45B)の下面にそれぞれ一体に形成することも
ある。
暖房マット(42)を設置し、その上から複数の剛性板(43
A)(43B)をその各端部が暖房マット(42)の小根太(48)上
に位置するように載置し、小根太(48)へ釘(52a) を打込
んで各剛性板(43A)(43B)を固定した上、更に上方からシ
ート状緩衝部材(44)及び表面板(45A)(45B)を配し、一方
の表面板(45A) の接続端部における雄実(51)の基部から
剛性板(43A) に釘(52b)を打込むことにより一方の表面
板(45A) をシート状緩衝部材(44)を介して剛性板(43A)
上に固定し、他方の表面板 (45B)の接続端部に設けられ
た***(53)を上記一方の表面板(45A) の雄実(51)に嵌め
合わせるだけで施工が完了する。
エチレン発泡体からなるマット主体(62a) に多数の温水
パイプ(69)が通設された厚さ12mmの暖房マット(62)
が設けられ、暖房マット(62)上に、厚さ10mmの複合
板(66A)(66B)が設けられている。複合板(66A)(66B)は、
合板製の表面板(65)および剛性板(63)とからなり、剛性
板(63)は水平突出部(64a) と入込み部(64b) を有する。
出部(64a) からマット主体(62a) を貫通してコンクリー
ト床下地(61)へ打込まれている。
の木質単板(65a) が貼着され、またマット主体(62a) 上
にはアルミニウム箔(67)が貼着されている。この暖房床
の軽量遮音等級がL−55であった。
2mmの下地合板(71)に、ポリスチレン発泡体からなる
マット主体(72a) に多数の温水パイプ(79)が通設された
厚さ12mmの暖房マット(72)が厚さ3mmの不織布(7
4)を介して設けられ、暖房マット(72)上に、厚さ15m
mの合板製の表面板(76A)(76B)が配されている。なお、
表面板(76A)(76B)の上面に木質単板(77)を、また暖房マ
ット(72)にアルミニウム箔(73)を貼着することは上記比
較例と同様である。
った。
に裏溝(7) を設けないこと以外は、実施例1と全く同様
の構成とした。この暖房床の軽量遮音等級がL−55で
あった。
て、各温水パイプに80℃の温水を8時間通した後、4
時間自然放冷することを1サイクルとして、それぞれ5
0サイクルを実施した。そして、各床の状態を観察した
結果、以下のことが見られた。
0.5mmの隙間が生じたが、肉眼では気にならない程
度のものであった。
に隙間の発生は認められなかった。 比較例1: 各表面板の端部間に0.1〜0.2mmの
隙間が生じたが、肉眼では気にならない程度のものであ
った。しかし、水平突出部の釘打ち箇所が凹んで、隣り
合う表面板の入込み部との間に部分的な空間が見られ
た。
mの隙間が生じた。該隙間は肉眼で目立つものであっ
た。
1.2mmの隙間が生じた。該隙間も肉眼で気になるも
のであった。
て、JIS−A−1418に準じて床衝撃音レベルの測
定を行った。その結果は下記の表1および図11のグラ
フに示す通りであるが、実施例1および2のものが各比
較例のものよりも床衝撃音レベルが低く、軽量床衝撃音
に対して遮音性能が優れていることが認められる。
ても、基本的に表面板および剛性板が、暖房マットにお
ける小根太に支持されているため、人の歩行時に暖房マ
ットのマット主体を構成する緩衝材が伸縮して上方の表
面板および剛性板が浮沈するということがない。また、
表面板および剛性板は、暖房マットの小根太へ釘を打込
んで固定でき、必ずしもコンクリート床下地まで釘を打
込む必要がない。
構造においても、釘は、従来のようにマット主体を構成
する緩衝材ではなく、小根太に打込まれるため、充分な
釘の保持力が確保される。そして、暖房マット上の表面
板および剛性板が、上述したように、暖房マットに組入
れられた小根太によって支持されることから、人の歩行
時に釘が上下動して踏み鳴りを生ずることがない。
に打込み、従来のように緩衝材に打込むものではないた
め、釘を打込み過ぎる傾向がなくなる。そのため、剛性
板の水平釘打部や表面板における雄実を下方へ沈み込ま
せてしまうことがなく、施工が簡単且つ確実に行える。
また、本発明における暖房マットは、その小根太の下面
に接着剤を塗布すること、小根太の上面から釘を打つこ
と、それらを併用することにより、コンクリート等の床
下地に固定することができるため、床施工時における暖
房マットの位置決めが確実となる。
板は、適度の柔軟性を有し、裏溝が床衝撃を分断するこ
とになるので、遮音性が向上する。上記表面板下方のシ
ート状緩衝部材は、表面板からの振動を吸収して更に遮
音性を高める。更にまた、暖房マットにおける緩衝材か
らなるマット主体等によっても振動が吸収される。
房床における踏み鳴りや遮音性の音的な問題および施工
上の不都合が解消されるのである。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
直断面図である。
る。
ある。
す垂直断面図である。
す垂直断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 床下地(41)上に位置する暖房マット(42)
と、暖房マット(42)上に位置する釘打ち可能な複数の剛
性板(43A)(43B)と、剛性板(43A)(43B)上に位置する一ま
たは複数のシート状緩衝部材(44)と、シート状緩衝部材
(44)上に位置し且つ下部に多数の平行な裏溝(47)を有す
る複数の表面板(45A)(45B)とを備えており、シート状緩
衝部材(44)は、表面板(45A)(45B)とは別体の一枚ものと
なされているか又は各表面板(45A)(45B)の下面に一体に
設けられる複数のものとなされており、暖房マット(42)
の緩衝材からなるマット主体(42a) には複数の小根太(4
8)が並列に組入れられ、各小根太(48)間を温水が循環す
るように複数の温水パイプ(49)が配されており、各剛性
板(43A)(43B)は暖房マット(42)の小根太(48)に打ち込ま
れた釘(52a) により暖房マット(42)上に固定されてお
り、隣り合う表面板(45A)(45B)のうち、一方の表面板(4
5A) の接続端部に設けられた雄実(51)の基部から剛性板
(43A)(43B)に打込まれた釘(52b) により一方の表面板(4
5A) がシート状緩衝部材(44)を介して剛性板(43A)(43B)
に固定され、他方の表面板(45B) の接続端部に設けられ
た***(53)が一方の表面板(45A) の雄実(51)に嵌め合わ
されている、暖房床の構造。 - 【請求項2】床下地(1) 上に位置する暖房マット(2)
と、暖房マット(2) 上に位置する釘打ち可能な複数の剛
性板(3A)(3B)上にそれぞれシート状緩衝部材(4A)(4B)を
介して表面板(5A)(5B)がその両端面を一致させた状態で
一体に設けられてなる複数の複合板(6A)(6B)とを備えて
おり、各複合板(6A)(6B)における表面板(5A)(5B)の下部
には多数の平行な裏溝(7) が設けられており、暖房マッ
ト(2) の緩衝材からなるマット主体(2a)に複数の小根太
(8) が並列に組入れられ、各小根太間(8) を温水が循環
するように複数の温水パイプ(9) が配されており、隣り
合う複合板(6A)(6B)のうち、一方の複合板(6a)における
表面板(5a)の接続端部に設けられた雄実(11)の基部から
暖房マット(2) の小根太(8) に打込まれた釘(12)により
一方の複合板(6A)が暖房マット(2) 上に固定され、他方
の複合板(6B)の接続端部に設けられた***(13)が一方の
複合板(6A)の雄実(11)に嵌め合わされている暖房床の構
造。 - 【請求項3】 床下地(21)上に位置する暖房マット(22)
と、暖房マット(22)上に位置する釘打ち可能な複数の剛
性板(23A)(23B)上にそれぞれシート状緩衝部材(24A)(24
B)を介して表面板(25A)(25B)を剛性板(23A)(23B)に対し
て左右にずらして一体に設けることにより、一端に剛性
板(23A)(23B)の水平突出部(34)が形成され、他端に剛性
板(23A)(23B)の入込み部(35)が形成されてなる複数の複
合板(26A)(26B)とを備えており、複合板(26A)(26B)にお
ける表面板(25A)(25B)の下部には多数の平行な裏溝(27)
が設けられており、暖房マット(22)の緩衝材からなるマ
ット主体(22a) に複数の小根太(28)が並列に組入れら
れ、各小根太(28)間を温水が循環するように複数の温水
パイプ(29)が配されており、隣り合う複合板(26A)(26B)
のうち、一方の複合板(26A) の一端における水平突出部
(34)から暖房マット(22)の小根太(28)に打込まれた釘(3
2)により一方の複合板(26A) が暖房マット(22)上に固定
され、他方の複合板 (26B)における入込み部(35)が一方
の複合板(26A) の水平突出部(34)に当接されている、暖
房床の構造。
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JP12020295A JP3656130B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 暖房床の構造 |
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