JPH0830310B2 - クッション性重歩行床材 - Google Patents

クッション性重歩行床材

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JPH0830310B2
JPH0830310B2 JP2107673A JP10767390A JPH0830310B2 JP H0830310 B2 JPH0830310 B2 JP H0830310B2 JP 2107673 A JP2107673 A JP 2107673A JP 10767390 A JP10767390 A JP 10767390A JP H0830310 B2 JPH0830310 B2 JP H0830310B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強度および歩行性に優れ、かつ反りや収縮
の抑制されたクッション性重歩行床材に関する。
〔従来の技術〕
従来の床材としては、例えば基材層の表面に熱可塑性
合成樹脂層を積層してなるいわゆるソリッド層のみから
なる床材あるいは基材層の表面に着色合成樹脂粒を散布
したのち加熱圧縮して形成される着色合成樹脂シートか
らなる床材などが広く使用されているが、これらの床材
は、床面に硬い感じが残り、歩行性が悪いという理由か
ら、少なくとも基材層の表面に熱可塑性合成樹脂層が積
層され、かつ該基材層の裏面には化学発泡により形成さ
れた熱可塑性合成樹脂発泡層が積層されてなるクッショ
ン性重歩行床材が提唱されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような基材層の裏面に化学発泡に
より形成された熱可塑性合成樹脂発泡層を積層した床材
では、所望の歩行性(クッション性)は得られるもの
の、床材の上を多数の人々が歩行した場合などの外的負
荷に対して充分な強度が得られず、従って経時的に床材
の表面磨耗、へたりなどが生じ、床材としての商品価値
を著しく低下させるという問題点を有している。
本発明は、このような従来技術を背景になされたもの
で、外的負荷に対して優れた強度を有するとともに歩行
性にも優れ、さらには反りや収縮も抑制されたクッショ
ン性重歩行床材を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、少なくとも基材層の表面に熱可塑性合成樹
脂層が積層され、かつ該基材層の裏面には機械発泡によ
り形成された熱可塑性合成樹脂発泡層が積層された積層
構造体からなり、該積層構造体を該熱可塑性合成樹脂発
泡層が溶融しない加熱条件下で加熱してなるクッション
性重歩行床材を提供するものである。
以下、図面に基づき本発明を詳細に説明する 第1図は、本発明のクッション性重歩行床材の一例を
示したものであり、クッション性重歩行床材Aは、少な
くとも基材層10の表面に熱可塑性合成樹脂層20が積層さ
れ、かつ該基材層10の裏面には機械発泡により形成され
た熱可塑性合成樹脂発泡層30が積層されてなるものであ
る。
本発明に使用する基材層10としては、フェルト状シー
ト、織布、編布、不織布などの寸法安定性に優れたもの
であれば単層のものでも2層以上の複層のものでも使用
できるが、特に寸法安定性の面からアスベストシート、
アスベスト、ガラス繊維、炭素繊維、パルプ、ポリエス
テル繊維などの無機および/または有機繊維の少なくと
も2種以上を混合したシート、ガラス繊維紙、紙などが
好ましい。
また、ガラス繊維、炭素繊維、合成繊維などからなる
織物と不織布の積層体なども使用できる。
さらに、必要に応じ、これらの基材層10に、導電性物
質、例えばカーボン粉末、カーボン短繊維、表面導電化
処理した無機および有機の粉末または短繊維〔導電性炭
酸カルシウムT130−2500(日東粉化(株)製)、EC−
1、EC−5(いずれも丸尾カルシュウム(株)製)、デ
ントールWK−100S(大塚化学(株)製)、サンダーロン
SS−N(日本蚕毛染色(株)製)〕などを含む導電性樹
脂液を含浸処理したものや、そのほか抄紙法により不織
布やガラス混抄紙などその紙を製造する際に、導電性繊
維、導電性粉末、導電処理された粉末や繊維などを混抄
したものや、これらの導電性繊維や導電処理された繊維
を織り込んだり編みこんだりした織布、編布などが使用
できる。
なお、この基材層10の厚みは、通常、0.1〜2mmが好ま
しく、厚みが0.1mm未満の場合には得られる床材の強度
が弱くなり、一方2mmを超えるとコスト高になる。
本発明の熱可塑性合成樹脂層20を構成する主成分の熱
可塑性合成樹脂としては、例えば塩化ビニル系樹脂、ア
クリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ウレタン樹
脂などが挙げられるが、耐磨耗性やコスト面から考慮し
て塩化ビニル系樹脂が好ましい。
本発明における塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニ
ル樹脂および塩化ビニルと他のモノマー、例えばエチレ
ン、酢酸ビニル、ビニルエーテル、マレイン酸エステ
ル、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステ
ル、アクリロニトリル、ウレタンなどとの共重合体や、
そのほかポリ塩化ビニル樹脂と、他のポリマーとの混合
物も含むものである。
また、熱可塑性合成樹脂層20の厚みは、0.1〜5.0mmが
好ましく、0.1mm未満のものでは人の歩行などにより熱
可塑性合成樹脂層が短時間に磨耗してしまって床材の寿
命が短くなり、一方5.0mmを超えると床材自体が硬くな
り施工に不便であるとともに、反りや収縮が発生し易く
なる。
さらに、熱可塑性合成樹脂層20は、単層でも複層でも
よく、複層にする場合は、例えば、熱可塑性合成樹脂層
20を最上層の上引層20aとその下部に配置する中間層20b
とで構成させ、上引層20aと中間層20bとの間に印刷層20
cを介在させてもよい。
さらに、この場合、上引層20aは、透明または半透明
にした方が中間層20b、印刷層20cを有色にした場合に、
より効果的に意匠効果を出すことができる。また、この
上引層20aの厚みは、0.05〜1mmが好ましい。これは、厚
みが0.05mm未満ものでは耐磨耗性に乏しく、一方1mmを
超えると床材が表面側に反りやすく、また価格も高くな
るためである。
また、この表面層は、着色合成樹脂製チップを使用す
ることにより意匠性を向上させた床材とすることもでき
る。
さらに、熱可塑性合成樹脂層20の表面にロータリース
クリーン印刷法などにより塩化ビニル樹脂ペーストなど
を厚盛り印刷して意匠性を向上させることもできるし、
エンボス法により凹凸を形成することもできる(エンボ
スは、機械発泡による熱可塑性合成樹脂発泡層を形成す
る前に実施してもよいし、形成したのちに実施してもよ
い)。
さらにまた、熱可塑性合成樹脂層表面(厚盛り印刷を
した場合にはこれも含む)に汚れ防止を目的として、ア
クリル系防汚塗料などの防汚塗料を塗布してもよい。
さらにまた、熱可塑性合成樹脂層20は、必要に応じ、
帯電防止性可塑剤および/または帯電防止剤を混入して
形成させることもできる。
熱可塑性合成樹脂層20内に混入される帯電防止性可塑
剤としては、トリブトキシエチルホスフュート(大八化
学(株)製、TBXP)、ブチルジグリコールアジペート
(大八化学(株)製、BXA)、サンソサイザーC−1100
(新日本理化学(株)製)、HA−100、AM−801、AM−80
1Aいずれも積水化学(株)製)などが好ましく、目的に
応じてジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ブ
チルベンジルフタレート、ジオクチルアジペート、ジヘ
キシルフタレート、ジイソノニルフタレートなどの汎用
の可塑剤を一部あるいは全部を置換して使用され、また
この配合量は、合成樹脂100重量部に対して通常、5〜1
00重量部が好ましい。
また、熱可塑性合成樹脂層20内に混入される帯電防止
剤としては、カチオン系、アニオン系、ノニオン系など
の通常使用される帯電防止剤が挙げられ、その配合量
は、通常、熱可塑性合成樹脂100重量部に対して、0.2〜
10重量部が好ましい。以上の配合剤は、単独で使用して
も2種類以上を混合して使用してもよい。
そのほか、熱可塑性合成樹脂層20には、必要に応じ
て、その他の可塑剤、安定剤、充填剤、粘度調整剤、発
泡剤、防黴剤、着色剤などの配合剤を添加することが可
能である。
熱可塑性合成樹脂層20を単層で形成する場合には、基
材上に塩化ビニル樹脂粒子などのような熱可塑性合成樹
脂製粒子を布設して、これを加熱溶融または軟化させて
フラットエンボスローラにより加圧焼結させて形成する
ことができる。
熱可塑性合成樹脂粒子としては、着色合成樹脂粒本体
表面に透明熱可塑性合成樹脂層を形成させたものや、複
数の着色合成樹脂が入り乱れた流れ模様を有する着色合
成樹脂粒子や、着色合成樹脂粒本体表面にカーボンブラ
ックを含有する導電性熱可塑性合成樹脂層を形成させた
ものなど、一般に使用されるものであればいずれのもの
も使用できる。
また、基材上に熱可塑性合成樹脂細片を配列し、各熱
可塑性合成樹脂細片間にマトリックス樹脂粉末もしくは
溶液を充填し、加熱焼結もしくはゲル化させたものなど
が使用できる。
熱可塑性合成樹脂発泡層30を構成する主成分の熱可塑
性合成樹脂としては、熱可塑性合成樹脂層20の場合と同
様のものが使用でき、発泡層を形成させるための手段と
しては、塩化ビニル樹脂ペーストなどに整泡剤を添加
し、これに機械的に気体(空気、ガスなど)を混入する
手段や、塩化ビニル樹脂ペーストに高圧でガスを溶かし
込み、該ガスを常圧で膨張させる手段などを採用するこ
とができ、またガスとしては、炭酸ガス、窒素ガスなど
の不活性ガスが使用できる。
整泡剤としては、一般に使用されているものであれば
何でも使用することができ、例えばメチルシロキサンエ
マルジョン、メチルシロキサン、キシレン溶液などのシ
リコン系整泡剤、フッ素系整泡剤、脂肪酸縮合物、アル
キルアリルスルホネート系、オレイン酸セリシノール酸
の金属石鹸、グアニジン塩類、第四級アンモニウム化合
物、アルデヒド−アミンの縮合生成物などが使用でき
る。
また、整泡剤の添加量は、特に限定されるものではな
く、必要に応じて適宜調整すればよいが、通常、熱可塑
性合成樹脂発泡層30を構成する熱可塑性樹脂100重量部
に対して、0.1〜25重量部である。
なお、熱可塑性合成樹脂発泡層30の発泡倍率は、通
常、1.2〜5倍、好ましくは1.5〜3倍程度である。
さらに、熱可塑性合成樹脂発泡層30は、熱可塑性合成
樹脂層20と同様に、必要に応じて帯電防止性可塑剤およ
び/または帯電防止剤を混入して形成させることもで
き、そのほか可塑剤、安定剤、充填剤、粘度調整剤、発
泡剤、防黴剤、着色剤などの配合剤を添加することも可
能である。
さらに、熱可塑性合成樹脂発泡層30の厚みは、0.5〜5
mmが好ましく、0.5mm未満のものでは良好なクッション
性が得られず歩行性が悪くなる傾向があり、一方5mmを
超えると反りや収縮が発生し易くなり、あまり好ましく
ない。
なお、クッション性重歩行床材Aの総厚は、1〜5mm
であるのが好ましい。
次に、本発明のクッション性重歩行床材の製造方法の
一例を説明すると、基材であるガラス不織布に塩化ビニ
ル樹脂ペーストなどの液状合成樹脂組成物を塗布含浸さ
せ、これを加熱ゲル化させ、次に表面側に着色された塩
化ビニル樹脂ペーストなどの着色液状合成樹脂組成物を
塗布したのち加熱ゲル化させ、次いでこの表面にグラビ
ア印刷法、スクリーン印刷法(ロータリースクリーン印
刷を含む)などの任意の印刷方法で印刷を施して加熱乾
燥させたのち、さらにこの表面に透明性塩化ビニル樹脂
ペーストなどの透明性液状合成樹脂組成物を塗布したの
ち加熱ゲル化させ、一方ガラス不織布裏面に機械発泡さ
せた塩化ビニル樹脂ペーストなどの液状合成樹脂組成物
を塗布し、加熱ゲル化させる。次いで、得られた積層構
造体を前述の機械発泡させた熱可塑性合成樹脂層が溶融
しない加熱条件下で加熱することにより、本発明のクッ
ション性重歩行床材が得られる。このように、積層構造
体を加熱処理することにより、クッション性重歩行床材
の反りや収縮が抑制される。
また、本発明のクッション性重歩行床材は、機械発泡
させた熱可塑性合成樹脂層の裏面に、更に塩化ビニル樹
脂シートを積層することもできる。この場合、ガラス不
織布裏面側に、機械発泡した液状合成樹脂組成物を塗布
したのち、この液状合成樹脂組成物がゲル化しないうち
に、塩化ビニル樹脂シートを貼着し、加熱ゲル化するこ
ともできるし、ゲル化したのちに塩化ビニル樹脂シート
を貼り合わせる(ドライラミネート法、ウエットラミネ
ート法のいずれでもよい)こともできる。
塩化ビニル樹脂シートを貼り合わせた場合には、クッ
ション性重歩行床材の反りを更に抑制することができ
る。
以下、説明してきたように本発明のクッション性重歩
行床材によれば、基材層の裏面に機械発泡により形成さ
れた熱可塑性合成樹脂発泡層が積層されているので、従
来の化学発泡により形成された熱可塑性合成樹脂発泡層
が積層されているクッション性重歩行床材に比し、連続
してかかる負荷に対しても熱可塑性合成樹脂発泡層の永
久歪みが殆どなく、所望の歩行性(クッション性)が得
られるとともに、床材の上を人が歩行したりした場合な
どの外的負荷に対しても充分な強度が得られ、従って経
時的に床材のへたりなどが生じるのを防止し、優れた強
度性を有するとともに歩行性にも優れたクッション性重
歩行床材となり、床材としての商品価値をより向上させ
ることが可能となる。
また、必要に応じ、導電性物質などを使用することに
より、床材の上で作業をする人や種々の機器などに帯電
した静電気を有効に除去するとともに、機器などからの
漏電による感電などの危険を排除し、安全性の高い床材
を得ることも可能である。
さらに、本発明のクッション性重歩行床材は、基材層
に柔軟な素材を採用した場合には、表面層の熱可塑性合
成樹脂層とあいまって長尺巻が可能で、柔軟性に富み、
折り曲げても折れないため、施工性にも優れるものであ
る。
さらに、本発明のクッション性重歩行床材の敷設にあ
たっては、例えば長尺シート状態での使用のほか、所定
幅に裁断されたタイル状態のものを一般の施工接着剤
(合成ゴムラテックス系、酢酸ビニル樹脂溶剤系、エポ
キシ樹脂系、アクリルエマルジョン系、EVAエマルジョ
ン系など)、または導電性接着剤を使用してフリーアク
セスフロアの床面に接着することで、フリーアクセスフ
ロア用床表面材としても使用可能である。
〔発明の効果〕
本発明のクッション性重歩行床材は、少なくとも基材
層の表面に熱可塑性合成樹脂層が積層され、かつ該基材
層の裏面に機械発泡により形成された熱可塑性合成樹脂
発泡層が積層され、さらに該積層構造体を、機械発泡に
より形成された該熱可塑性合成樹脂発泡層が溶融しない
加熱条件下で加熱してなるので優れた強度を有するとと
もに歩行性にも優れ、更には反りや収縮も抑制されたも
のである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を挙げて説明する。
実施例1 厚さが0.25mmの繊維組織の緻密なガラス繊維紙上に、
第1表の配合例2の塩化ビニル樹脂ペーストをドクター
ナイフコーターにて0.50mmの厚みで塗布し、加熱炉内で
180℃で1分間加熱ゲル化した。
次いで、この表面にグラビア印刷機にて所定の模様を
印刷し、第1表の配合例3の塩化ビニル樹脂ペーストを
ドクターナイフコーターにて0.1mmの厚みで塗布し、加
熱炉内で180℃で1分間加熱ゲル化した。
次に、上記塩化ビニル樹脂ペーストの塗布面と反対側
の面に、第1表の配合例1の塩化ビニル樹脂ペーストに
圧搾空気を吹き込んでミキサーで攪拌し、小気泡が全体
に分散した液状フォームをドクターナイフコーターにて
0.50mmの厚みで塗布し、加熱炉内で180℃で2分間加熱
ゲル化し、熱可塑性合成樹脂発泡層を形成し、更に該熱
可塑性合成樹脂発泡層が溶融しない加熱条件下にて加熱
(加熱炉内で160℃で2分間加熱したのち、遠赤外線ヒ
ーターにて30秒間加熱)して、冷却後巻き取ることによ
り総厚1.35mmのクッション性重歩行床材を得た。
なお、熱可塑性合成樹脂発泡層が溶融しない加熱条件
下での加熱方法としては、上記に限定されるものではな
く、例えば、加熱炉またはそれに類する加熱装置にて13
0〜190℃で0.5〜10分間加熱する方法、遠赤外線ヒータ
ーまたはそれに類する加熱装置にて10〜180秒間加熱す
る方法、あるいは必要に応じて両者を併用する方法など
であってもよい。
次に、このクッション性重歩行床材の耐磨耗性をテー
パ式磨耗試験でS−42のサンドペーパーを使用して試験
を行ったところ、10,000回でも磨耗が殆どなく好ましい
ものであった。
また連続して8kg/25cm2の負荷(80kgの体重に相当す
る負荷)を10秒間隔で12時間作用させ、12時間は負荷を
かけない強度試験を100日間にわたり行ったところ、へ
たりは全く生ぜず良好なクッション性を示すものであっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクッション性重歩行性床材の拡大断面
図である。 10;基材層 20;熱可塑性合成樹脂層 30;熱可塑性合成樹脂発泡層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも基材層の表面に熱可塑性合成樹
    脂層が積層され、かつ該基材層の裏面には機械発泡によ
    り形成された熱可塑性合成樹脂発泡層が積層された積層
    構造体からなり、該積層構造体を該熱可塑性合成樹脂発
    泡層が溶融しない加熱条件下で加熱してなるクッション
    性重歩行床材。
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