JPH0830079A - トナーカートリッジ包装箱 - Google Patents

トナーカートリッジ包装箱

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Publication number
JPH0830079A
JPH0830079A JP6158886A JP15888694A JPH0830079A JP H0830079 A JPH0830079 A JP H0830079A JP 6158886 A JP6158886 A JP 6158886A JP 15888694 A JP15888694 A JP 15888694A JP H0830079 A JPH0830079 A JP H0830079A
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JP
Japan
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cartridge
toner
box
flap
toner cartridge
Prior art date
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Application number
JP6158886A
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English (en)
Inventor
Takehiro Minami
剛弘 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0830079A publication Critical patent/JPH0830079A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー供給部に装着されたトナーカートリッ
ジをトナー補充のために引き抜く際、カートリッジ内に
残留するトナーが周囲に飛散するのを防止する。 【構成】 カートリッジを包装する箱10は、トナー供
給部21に装着されたトナーカートリッジ20の底面に
当接させカートリッジ20を開封部から箱10の内部へ
収納するとき、カートリッジ20から飛散する残留トナ
ーの捕捉が可能であるフラップ3aを有する。天面1に
は、カートリッジ20を折り筋13a部分から箱10の
内部に導くためのカートリッジ導入用開口5が、切断可
能なミシン目11により形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトナーカートリッジ包
装箱に関し、さらに詳しくは、画像形成装置のトナー供
給部に装着される補充用トナーカートリッジを包装する
包装箱であって、トナー補充のため使用済のトナーカー
トリッジをトナー供給部から引き抜く際、飛散するカー
トリッジ内の残留トナーの捕捉が可能なトナーカートリ
ッジ包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置のトナー供給部に装
着されるトナーカートリッジは、トナーの補充のために
トナー供給部から引き抜く際、カートリッジ内の残留ト
ナーが周囲に飛散し、装置周りを汚すという欠点があ
る。これを防止する対策として、実開昭59−4136
4号公報には、シール材を接着したカートリッジ本体の
口部を覆うようにスライド蓋を設け、空カートリッジ本
体を外すときにスライド蓋で口部を覆うことにより、残
留トナーの飛散を防止する構成が示されている。また、
実開昭63−128570号公報には、特にトナーカー
トリッジの引き出し時に残留トナーの飛散を防止するた
め、トナーカートリッジの着脱時には開口部を上向きに
する機構が開示されている。この開示例では、装着後に
トナーカートリッジを回転させて開口を下に向けトナー
の供給をおこなう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の残留ト
ナーの飛散防止対策において、シール材を接着したカー
トリッジ本体の口部を覆うようにスライド蓋を設けれ
ば、カートリッジ本体の構造および組立作業が複雑化す
る。また、トナーカートリッジの開口部を上に向けて着
脱するものにおいては、トナーカートリッジを回転させ
る機構およびトナーカートリッジ自体の構造が複雑とな
り、部品点数が増加しコストが増大する。
【0004】この発明の目的は、トナー供給部に装着さ
れたトナーカートリッジをトナー補充のために引き抜く
際、カートリッジ内に残留するトナーが周囲に飛散する
のを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるトナー
カートリッジ包装箱は、画像形成装置のトナー供給部に
装着されるトナーカートリッジを包装する包装箱であっ
て、開封部に連続して形成され、開封後に、トナー供給
部に装着されたトナーカートリッジの底面の少なくとも
一部に当接させ前記カートリッジを箱内へ収納すると
き、トナー供給部と箱内とを連絡してカートリッジに残
留するトナーを捕捉し飛散を防止するフラップを有す
る。この発明における画像形成装置とは、粉末現像剤を
用いた複写機あるいはファックスなどを指す。
【0006】ここでいう包装箱とは、打ち抜き機で型抜
きした印刷板紙をサック貼り機等で接着し、平面状の折
り畳み状態で輸送し、使用に際して箱に形成し、内容物
を入れる折りたたみ箱、あるいは、基本的にのり貼りし
ない構造の紙器であって折り筋をつけながら打ち抜いた
ままの紙器で使用時に手あるいは機械により組み立てる
構造の組み立て箱を指す。また、ここでいう開封部と
は、箱の底面とフラップの間にあってフラップを形成す
る折り筋の部分を指す。包装箱は、トナー供給部に装着
されたトナーカートリッジを箱内に収納したとき、前記
フラップに対応する封緘可能な切り込みを有するのが好
ましい。
【0007】包装箱の少なくとも一主面は、トナー供給
部に装着されたトナーカートリッジを箱内へ収納すると
き、カートリッジを開封部から箱内に導くためのカート
リッジ導入用開口を具備するのが好ましい。カートリッ
ジ導入用開口は、切断可能なミシン目で形成されるのが
好ましい。ここでいうカートリッジ導入用開口は、フラ
ップをトナーカートリッジの底面に当接させトナーカー
トリッジを箱内に収納するとき、箱の天面を構成する主
面にあってカートリッジの引き出し方向に沿って形成さ
れ、カートリッジを指でつかんで箱内へ導き得る開口幅
を有するものが好ましい。フラップは、トナーカートリ
ッジをトナー供給部にロックするロック機構に当接しト
ナーカートリッジとトナー供給部とのロック状態を解除
するロック解除機能を有するのが好ましい。
【0008】
【作用】この発明にかかるトナーカートリッジ包装箱で
は、トナーが充填されたカートリッジを包装箱に入れ輸
送する。画像形成装置が設置された場所においてこの包
装箱が開封され、カートリッジが包装箱内から取り出さ
れる。空になった包装箱をトナー供給部に装着されたカ
ートリッジの底面に当接させカートリッジをトナー供給
部から箱内へ収納する。このとき、箱の開封部に連続し
て形成されたフラップがトナー供給部と箱内とを連絡す
るので、カートリッジは箱内に導かれる。また、フラッ
プが、トナー供給部と箱内との間においてカートリッジ
内から落下する残留トナーを捕捉する。さらに、箱に収
納された空のカートリッジを封緘する際、前記フラップ
に捕捉されたトナーはフラップとともに箱内に収納され
る。このため、残留トナーの飛散が防止され残留トナー
による汚れが周囲に及ばない。カートリッジが封緘され
た包装箱は、廃棄処分される。
【0009】包装箱の少なくとも一主面が、カートリッ
ジを箱の内部へ導くためのカートリッジ導入用開口を具
備しておれば、トナー供給部に装着されたトナーカート
リッジを箱内へ収納するとき、カートリッジを容易に引
き出すことができる。カートリッジ導入用開口が、切断
可能なミシン目で形成されておれば、包装時におけるト
ナーカートリッジ包装箱の密閉性が確保されるとともに
カートリッジ交換時において容易にカートリッジ導入用
開口を形成できる。フラップが、トナーカートリッジを
トナー供給部にロックするロック機構に当接しトナーカ
ートリッジとトナー供給部とのロック状態を解除するロ
ック解除機能を有しておれば、空になった包装箱をロッ
ク機構に当接させるだけでカートリッジをトナー供給部
から離脱させることができる。
【0010】
【実施例】
実施例1 図1は、この発明の一実施例によるトナーカートリッジ
を包装する包装箱10を示す。箱10は段ボールの板紙
を型抜きし接着された折りたたみ箱であって、シールエ
ンドカートンとして構成されている。箱10は図2の展
開図で示すように、天面(1面)1、底面(3面)3、
側面(2,4面)2,4およびつま面(5,6面)を形
成するフラップ1a〜4a,1b〜4bにより形成され
ている。天面1には、カートリッジ導入用開口5を形成
するための切断可能なミシン目11が形成されている。
ミシン目11は、天面1に形成された折り筋6の両端か
ら天面1の長手方向に沿ってフラップ1aの折り筋12
まで延び、さらに折り筋12に沿ってフラップ1aの両
端まで延びている。このようなミシン目11により構成
されるカートリッジ導入用開口5は、トナーカートリッ
ジを指でつかんで箱10内に導き得る開口幅を有してい
る。また、折り筋12の近傍には、概略V字状の切り込
み1cが形成されている。
【0011】底面3のフラップ3aは、折り筋13aを
介して形成され、さらに外側(図中上方)に形成された
2本の平行な折り筋13b、13cを介して延出フラッ
プ14が形成されている。延出フラップ14の先端に
は、前記した切り込み1cに挿入可能な舌片15が、切
断可能なミシン目16により形成されている。折り筋1
3b、13cの略中央にはフラップ3aを引き出すため
の指孔17が形成されている。
【0012】上記した箱10の使用について以下に説明
する。まず、トナーが充填された新しいトナーカートリ
ッジを箱10に収納する。このとき、フラップ1b〜4
bを予めシール部材を用いて封緘し、トナーカートリッ
ジを箱10に挿入した後、フラップ1a〜4aを封緘す
る。フラップ1a〜4aを封緘する際は、図3に示すよ
うに、フラップ2a、4aを折り曲げた後、フラップ3
a、フラップ1aの順に折り曲げる。フラップ3aを折
り曲げるときは、内側(図中下方)の折り筋13bに沿
って延出フラップ14を折り曲げた後、フラップ3aを
折り筋13aに沿って折り曲げる。これにより、フラッ
プ3aはフラップ1aに被覆される。フラップ3aとフ
ラップ1aをシール部材、すなわち、のり貼りあるいは
シールテープにより封緘する。
【0013】画像形成装置が設置された場所において上
記箱10が開封され、新しいトナーカートリッジが箱1
0から取り出される。次に、画像形成装置の開閉機構
(図示せず)を操作しトナー供給部21に装着されたト
ナーカートリッジ20を交換可能な状態まで開放する。
トナーカートリッジ20は、図4に示すように、トナー
供給部21の上方に装着されている。トナーカートリッ
ジ20は、前部(図中右方)に装着および引き出し用の
把手23を有している。トナー供給部21の上部には、
図5に示すように、トナーカートリッジ20をトナー供
給部21にロックするロック機構部24が取り付けられ
ている。
【0014】ロック機構部24は、トナー供給部21に
固定された軸25と、軸25に軸支された係止片26と
からおもに構成されている。係止片26は、概略L字状
の部材であり、一端にトナーカートリッジ20の底部に
形成された凹部27と係合可能なフック28を有し、他
端にフック28とカートリッジ凹部27の係合を解除す
る係合解除レバー29を有している。軸25には、トナ
ー供給部21と係止片26との間に張架されフック28
をカートリッジ凹部27に向かって付勢するばね30が
取り付けられている。ロック機構部24の前方(図中右
方)には、上記したフラップ3aを挿入するスロット3
1が形成されている。このような構成により、スロット
31にフラップ3aを挿入するとき、フラップ3aに押
圧された係合解除レバー29が軸25を支点として回動
し、フック28は係合位置(図中実線)から係合解除位
置(図中二点鎖線)まで移動することになる。なお、カ
ートリッジ20の底部にはトナー排出口20aが形成さ
れている。排出口20aはトナー供給部21内に開口し
ている。
【0015】次に、新しいトナーカートリッジが取り出
されて空になった箱10のミシン目11を切断し、折り
筋6に沿って折り曲げ、天面1にカートリッジ導入用開
口5を形成する(図1の状態)。次に、図6に示すよう
に、スロット31にフラップ3aを挿入する。フラップ
3aが折り筋13aまで挿入されると(図7の位置)、
延出フラップ14の先端が係合解除レバー29を押圧
し、フック28とカートリッジ凹部27の係合が解除さ
れる。これにより、トナーカートリッジは引き出しが可
能な状態となる。
【0016】次に、図8に示すように、箱10の底面3
を支えながら指で把手23をもってトナーカートリッジ
20を箱10内に引き出す。このとき、トナー供給部2
1と箱10は、トナーカートリッジ20の下方に挿入さ
れた、延出フラップ14を有するフラップ3aにより連
絡されているので、トナーカートリッジ20の底部に形
成されたトナー排出口20aはフラップ3a上を移動す
る。このため、フラップ3aが、トナー供給部21と箱
10の開封部(折り筋13a)との間においてトナー排
出口20aから落下する残留トナーを捕捉する。したが
って、トナーカートリッジ20の引き出し方向に位置す
るトナー供給部21の周囲あるいはスロット31の開口
周辺の床面に、トナー排出口からトナーカートリッジ2
0の内部に残留したトナーが落下し周囲に飛散すること
が防止される。天面1に形成されたカートリッジ導入用
開口5は、トナーカートリッジ20の引き出しを容易に
する。
【0017】トナーカートリッジ20が箱10内に収納
されると(図9に示す位置)、フラップ1a〜4aを封
緘する。フラップ1a〜4aを封緘する際は、まず、延
出フラップ14のミシン目16を切除して舌片15を形
成する。次に、図10に示すように、フラップ2a、4
aを折り曲げた後、フラップ1a、フラップ3aの順に
折り曲げる。延出フラップ14を折り曲げるときは、外
側の折り筋13cに沿って折り曲げる。これにより、フ
ラップ3aはフラップ1aを被覆し、舌片15が切り込
み1cに挿入可能となる。舌片15が切り込み1cに挿
入されると、箱10の封緘が終了する。このとき、フラ
ップ3aに捕捉されたトナーはフラップ3aとともに箱
内に収納されるので、残留トナーの飛散が防止され残留
トナーによる汚れが周囲に及ばない。封緘された箱10
は、廃棄処分される。
【0018】実施例2 上記した実施例1では、フラップ3aを箱10のつま面
(5面あるいは6面)に形成し、このフラップ3aをト
ナー供給部21に装着されたトナーカートリッジ20の
下方に挿入しトナー供給部21と箱10を連絡する構成
としたが、図11に示すように、箱40の側面54をト
ナー供給部21と箱10を連絡するフラップとして形成
してもよい。この場合、箱40は、図12の展開図に示
すように、天面(1面)51、底面(3面)53、側面
(2,4面)52,54およびつま面(5,6面)を形
成するフラップ51a〜54a,51b〜54bにより
形成されている。側面54の長手方向両端には、側面5
4を、トナー供給部21に装着されたトナーカートリッ
ジ20の下方に挿入するフラップに形成するための切断
可能な2本のミシン目50が形成されている。側面54
の中央には概略V字状の切り込み54cが形成されてい
る。
【0019】一方、天面51の長辺には折り筋41aを
介して延出フラップ44が形成されている。延出フラッ
プ44の先端には、前記した切り込み54cに挿入可能
な舌片55が、切断可能なミシン目56により形成され
ている。天面51の長手方向両端には、カートリッジ導
入用開口を形成するための切断可能な2本のミシン目5
7が折り筋58の両端から平行に延びている。以下に、
上記のトナーカートリッジ包装箱40の使用方法を図面
に基づいて説明する。まず、トナーが充填された新しい
トナーカートリッジを収納した箱40を用意する。この
とき、つま面を形成するフラップ51a〜54a、フラ
ップ51b〜54bは封緘されている。
【0020】次に、新しいトナーカートリッジが取り出
されて空になった箱40のミシン目57を切断し、天面
51にカートリッジ導入用開口59を形成する(図11
の状態)。さらに、ミシン目50を切断して側面54を
図11の矢印方向に折り曲げる。これにより、側面54
が、前記した実施例のフラップ3aに相当する、トナー
供給部21と箱10を連絡するフラップを形成する。フ
ラップを形成するための箱40の別の開封方法として
は、予め、延出フラップ44を図11の斜線部裏面で側
面54の破線円部にしっかりとのり付けする。開封の
際、舌片55部分を持って延出フラップ44を引き起こ
す。このとき、ミシン目56が破れ、続いてミシン目5
7が破れる。図11で示した延出フラップ44の斜線部
分は側面54に残り舌片55が露出する。したがって、
この方法では上記斜線部分を別に破り取る作業工程が簡
略化される。折り筋58に沿って天面51を折り曲げ
る。次に、図6と同様に、スロット31にフラップとな
った側面54を挿入する。側面54が底面53との間の
折り筋60まで挿入されると、側面54の端面が係合解
除レバー29を押圧し、フック28とカートリッジ凹部
27の係合が解除される。これにより、トナーカートリ
ッジ20は引き出しが可能な状態となる。
【0021】次に、図8と同様に、箱40の底面53を
支えながら把手23をもってトナーカートリッジ20を
箱40内に引き出す。このとき、トナー供給部21と箱
40は、トナーカートリッジ20の下方に挿入された側
面54がフラップとなって連絡されているので、トナー
カートリッジ20の底部に形成されたトナー排出口20
aは側面54上を移動する。このため、側面54が、ト
ナー供給部21と箱40の開封部(折り筋60)との間
においてトナー排出口20aから落下する残留トナーを
捕捉する。したがって、トナーカートリッジ20の引き
出し方向に位置するトナー供給部21の周囲あるいは床
面に、トナー排出口からトナーカートリッジ20の内部
に残留したトナーが落下し周囲に飛散することが防止さ
れる。したがって、トナー供給部21の周囲に残留トナ
ーによる汚れが付着しない。天面51に形成されたカー
トリッジ導入用開口59は、トナーカートリッジ20の
引き出しを容易にする。
【0022】トナーカートリッジ20が箱40内に収納
されると(図9に示す位置)、箱40を封緘する。ま
ず、延出フラップ44のミシン目56を切除して舌片5
5を形成する(既に舌片55が露出されている場合は不
要)。次に、舌片55を切り込み54cに挿入すると、
箱40の封緘が終了する。このとき、側面54に捕捉さ
れたトナーは側面54とともに箱40内に収納されるの
で、残留トナーの飛散が防止され残留トナーによる汚れ
が周囲に及ばない。封緘された箱40は、廃棄処分され
る。この実施例では、実施例1と箱の装脱着の向きが9
0°異なるので、トナー供給部21もこれに対応するス
ロット31の幅を有する。また、トナーカートリッジ2
0の把手23の位置および幅も上記に対応したものであ
る。
【0023】上記した各実施例のトナーカートリッジ包
装箱10、40の構成によれば、トナーカートリッジを
包装する包装箱の開封部に連続して形成されたフラップ
3a、側面54が、カートリッジ20から落下する残留
トナーを捕捉するので、画像形成装置の周囲が汚れな
い。また、カートリッジ導入用開口5、59を具備して
おれば、トナーカートリッジ20の表面を支持しながら
カートリッジ20をトナー供給部21から箱10、40
の開封部まで送りだす操作を行う必要がない。また、ト
ナーカートリッジ20には把手23が取り付けられてい
るので、カートリッジ20の表面に触れなくともカート
リッジ20を箱10、40内に導くことができる。ま
た、カートリッジ導入用開口5および59が、切断可能
なミシン目11および56、57で形成されているの
で、輸送および保管時おける箱の密閉性が確保される。
また、舌片15,55および舌片15,55を係止する
切り込み1c,54cを紙面に設けたので、使用後のカ
ートリッジ20を収納した箱10、40の封緘が容易に
なる。
【0024】一方、トナーカートリッジ20の下方に
は、挿入されたフラップ3a、側面54に押圧されトナ
ー供給部21との係合を解除する係合解除レバー29を
有しているので、トナー供給部21に手を触れなくても
カートリッジ20のロックを解除できる。なお、上記し
た実施例1,2では、シールエンドカートンを示した
が、タックエンドカートン、ロックボトムカートンある
いはスリーブ式カートンの構成による折りたたみ箱であ
ってもよい。
【0025】
【発明の効果】この発明のトナーカートリッジ包装箱に
よれば、画像形成装置のトナー供給部に装着されるトナ
ーカートリッジを包装する包装箱の開封部に連続して形
成されたフラップが、トナー供給部と箱内とを連絡する
ので、カートリッジから落下する残留トナーがフラップ
に捕捉される。このため、画像形成装置の周囲が汚れ
ず、清潔なオフィス環境を維持できる。また、トナーの
飛散防止手段として包装箱が用いられるので、新たに機
構あるいは部材を追加する必要がなく、手段の複雑化を
避けることができる。
【0026】包装箱の少なくとも一主面が、カートリッ
ジを箱内へ導くためのカートリッジ導入用開口を具備し
ておれば、トナー供給部に装着されたトナーカートリッ
ジを容易に引き出すことができる。このため、トナーカ
ートリッジをトナー供給部から開封部まで手を添えて送
りだす必要がなく、作業者の手や衣服を汚すことが防止
される。カートリッジ導入用開口が、切断可能なミシン
目で形成されておれば、包装時におけるトナーカートリ
ッジ包装箱の密閉性が確保されるとともにカートリッジ
交換時において容易にカートリッジ導入用開口を形成で
きる。このため、トナーカートリッジの交換が容易にな
る。
【0027】フラップが、トナーカートリッジをトナー
供給部にロックするロック機構に当接しトナーカートリ
ッジとトナー供給部とのロック状態を解除するロック解
除機能を有しておれば、空になった包装箱をロック機構
に当接させるだけでカートリッジをトナー供給部から離
脱させることができるので、ロックを解除する際に作業
者の手や衣服を汚すことが防止される。このため、カー
トリッジの交換における高い作業性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるトナーカートリッジ
包装箱の一状態をしめす斜視図。
【図2】図1の包装箱の展開図。
【図3】図1の包装箱におけるフラップの封緘状態をし
めす箱の断面図。
【図4】トナーカートリッジが装着されたトナー供給部
の一部を示す斜視図。
【図5】トナー供給部に設置されたトナーカートリッジ
のロック機構を示す構成図。
【図6】トナー供給部に設置されたトナーカートリッジ
の引き出しを行う手順を示す斜視図。
【図7】トナー供給部に設置されたトナーカートリッジ
の引き出しを行う手順を示す斜視図。
【図8】トナー供給部に設置されたトナーカートリッジ
の引き出しを行う手順を示す斜視図。
【図9】トナー供給部に設置されたトナーカートリッジ
の引き出しを行う手順を示す斜視図。
【図10】図1の包装箱におけるフラップの封緘状態を
しめす箱の断面図。
【図11】この発明の他の実施例によるトナーカートリ
ッジ包装箱の一状態をしめす斜視図。
【図12】図11の包装箱の展開図。
【符号の説明】
3a フラップ 5、59 カートリッジ導入開口 10、40 包装箱 11、57 ミシン目 20 トナーカートリッジ 21 トナー供給部 24 ロック機構部 29 係合解除レバー 16、56 ミシン目(舌片形成用) 54 側面(フラップ) 13a、60a 折り筋(開封部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置のトナー供給部に装着され
    るトナーカートリッジを包装する包装箱であって、 開封部に連続して形成され、開封後に、トナー供給部に
    装着されたトナーカートリッジの底面の少なくとも一部
    に当接させ前記カートリッジを箱内へ収納するとき、ト
    ナー供給部と箱内とを連絡してカートリッジに残留する
    トナーを捕捉し飛散を防止するフラップを有することを
    特徴とするトナーカートリッジ包装箱。
  2. 【請求項2】 包装箱の少なくとも一主面が、トナー供
    給部に装着されたトナーカートリッジを箱内へ収納する
    とき、前記カートリッジを開封部から箱内に導くための
    カートリッジ導入用開口を具備してなる請求項1記載の
    トナーカートリッジ包装箱。
  3. 【請求項3】 カートリッジ導入用開口が、切断可能な
    ミシン目で形成されてなる請求項2記載のトナーカート
    リッジ包装箱。
  4. 【請求項4】 フラップが、トナーカートリッジをトナ
    ー供給部にロックするロック機構に当接しトナーカート
    リッジとトナー供給部とのロック状態を解除するロック
    解除機能を有する請求項1記載のトナーカートリッジ包
    装箱。
JP6158886A 1994-07-11 1994-07-11 トナーカートリッジ包装箱 Pending JPH0830079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6158886A JPH0830079A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 トナーカートリッジ包装箱

Applications Claiming Priority (1)

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JP6158886A JPH0830079A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 トナーカートリッジ包装箱

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JPH0830079A true JPH0830079A (ja) 1996-02-02

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ID=15681539

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JP6158886A Pending JPH0830079A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 トナーカートリッジ包装箱

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160067223A (ko) * 2013-10-09 2016-06-13 렉스마크 인터내셔널, 인코포레이티드 로딩 및 래칭 피쳐들을 갖는 토너 카트리지

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160067223A (ko) * 2013-10-09 2016-06-13 렉스마크 인터내셔널, 인코포레이티드 로딩 및 래칭 피쳐들을 갖는 토너 카트리지
USRE47166E1 (en) 2013-10-09 2018-12-18 Lexmark International, Inc. Toner cartridge having loading and latching features

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