JPH08295521A - 光学用合成石英ガラス及び吸収帯生成防止方法 - Google Patents

光学用合成石英ガラス及び吸収帯生成防止方法

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JPH08295521A
JPH08295521A JP12308695A JP12308695A JPH08295521A JP H08295521 A JPH08295521 A JP H08295521A JP 12308695 A JP12308695 A JP 12308695A JP 12308695 A JP12308695 A JP 12308695A JP H08295521 A JPH08295521 A JP H08295521A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘電体バリア放電エキシマランプのように連
続的に長時間(数百時間以上)にわたり照射しても、吸
収帯の生成のない安定した光学用合成石英ガラス及び2
20nm及び260nmの吸収帯の生成を同時に防止す
る方法を提供する。 【構成】 四塩化珪素を酸水素火炎中で加水分解し、直
接堆積ガラス化することによる直接法石英ガラスにおい
て、酸水素火炎の水素と酸素の比がモル比で2.2以上
の条件下で合成し、かつOH基を800ppm以上含有
したものを熱処理してなる光学用合成石英ガラス及びエ
ネルギー線長時間照射による吸収帯の生成を防止する方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成石英ガラス、特に
紫外線領域、例えば、エキシマレーザーなどに使用され
る光学部品、超LSI用フォトマスク基板、超LSI用
ステッパー用光学材料、誘電体バリア放電エキシマラン
プ管材等に使用される特に連続的に長時間にわたり照射
しても、吸収帯の生成や発光のない安定した光学用合成
石英ガラス及び吸収帯生成防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エキシマレーザーを用いた超LSI製造
プロセスやCVDプロセスなどが発展し、エキシマレー
ザー用光学材料に対する要求が特に高まっているが、近
年、誘電体バリア放電エキシマランプが開発され、エキ
シマレーザーと比較して手頃な遠紫外線光源として注目
されている。
【0003】エキシマレーザーは、希ガスとハロゲン、
あるいは希ガス、ハロゲン単体を用いたガスレーザー
で、ガスの種類によりXeFエキシマレーザー(350
nm)、XeClエキシマレーザー(308nm)、K
rFエキシマレーザー(248nm)、KrClエキシ
マレーザー(220nm)、ArFエキシマレーザー
(193nm)及びF2エキシマレーザー(157n
m)などがある。
【0004】また、誘電体バリア放電エキシマランプ
は、エキシマレーザー用と同様のガスを封じ込んだ石英
ガラス管を挟んで高電圧を印加することにより発光を得
るランプで、Xe2(172nm),KrCl(220
nm),XeCl(308nm)などが市販されてい
る。
【0005】エキシマレーザーのうち、発振効率とガス
寿命の点からXeClエキシマレーザー、KrFエキシ
マレーザー、ArFエキシマレーザーが有利である。さ
らに、半導体素子の製造工程で用いられる光源として
は、KrFエキシマレーザーおよび、ArFエキシマレ
ーザーが注目されている。
【0006】ArFエキシマレーザーやKrFエキシマ
レーザーは、従来の水銀ランプなどの輝線を用いた光源
と比較すると、波長が短く、エネルギー密度がはるかに
高いため、ステッパーなどの石英ガラス製の光学部品に
対して損傷を与える可能性が大きい。事実、合成石英ガ
ラスにエキシマレーザーを照射したり、合成石英ガラス
製フォトマスク基板にプラズマエッチングやスパッタリ
ングを実施すると、吸収帯が形成され、その結果とし
て、発光が発生したりするという欠点を有していた。
【0007】また、誘電体バリア放電エキシマランプに
おいてもそのパワーは低いものの連続的に長時間使用す
るため、そのランプ管や窓材に使用した場合、吸収帯が
形成され、その結果として、発光が発生するという同様
の問題が生ずる。
【0008】このような合成石英ガラスフォトマスク基
板がプラズマエッチングやスパッタリングを受けて吸収
帯を形成するような石英ガラスを予め判別する方法とし
て、合成石英ガラスにエキシマレーザーを照射し、赤色
の発光が生じるか否かによって、有害な吸収帯が形成さ
れるか否かを判別する方法(特開平1−189654号
公報:合成石英ガラスの検査方法)が開示されている。
【0009】また、特開平1−201664号公報(合
成石英ガラスの改質方法)には、四塩化珪素を化学量論
的比率の酸水素火炎中で加水分解して得られた合成石英
ガラスを水素ガス雰囲気中で熱処理することによっても
赤色発光のない合成石英ガラスに改質できることが開示
されている。
【0010】さらに、特開平2−64645号公報(紫
外域用有水合成石英ガラス及びその製法)には、四塩化
珪素を酸水素火炎で加水分解する際、バーナーに供給す
る酸水素火炎の水素ガスと酸素ガスの比(H2/O2)を
化学量論的必要量比よりも大きくする、すなわち、水素
の量を化学量論的必要量より過剰の還元雰囲気にするこ
とにより、260nmの吸収帯の生成およびそれに伴う
合成石英ガラスの650nmの赤色発光を防止できるこ
とが示されており、同時に、この製法によって得られた
合成石英ガラスは、200nmでの透過率が低下するの
で、これを防止するため、四塩化珪素に同伴ガスとし
て、不活性ガスを使用することが開示されている。
【0011】このように、還元雰囲気下で合成した合成
石英ガラスは、KrFエキシマレーザーに対しては、耐
久性を有するが、より短波長のエキシマレーザーである
ArFエキシマレーザーを照射すると220nm付近に
ピークを有する吸収帯が生じ、エキシマレーザービーム
の透過率の低下をもたらすという欠点があった。
【0012】そこで、特開平4−21540号公報及び
特開平4−130031号公報に開示されるように、水
素過剰の酸水素火炎で合成した石英ガラスをさらに非酸
化性の雰囲気で熱処理することにより、吸収帯の生成を
防止することが開発された。
【0013】しかしながら、以上述べたような方法によ
ってもロット間のばらつきがあり、非還元性の雰囲気下
での熱処理でも改質が不完全なこともあることがわかっ
た。
【0014】一方、合成石英ガラスの発光、吸収の理論
的説明は未だ十分にはなされていないが、合成石英ガラ
スの欠陥構造に起因し、荷電粒子線、電子線、X線、γ
線、そして、高い光子エネルギーを有する紫外線などに
よる一光子吸収あるいは多光子吸収によって、色中心が
生成されるためと考えられている。
【0015】石英ガラスの吸収、発光という分光学的性
質は、現在のところ、次のように説明される。 a)酸素過剰 合成石英ガラスの製造において、酸水素火炎の酸素が過
剰な場合、すなわち、H2/O2<2となるような時は、
エキシマレーザーなどの照射によって、260nmの吸
収帯が生じ、それに伴って650nmの赤色発光帯が生
成する。 b)水素過剰 逆に酸水素火炎が水素過剰の場合(H2/O2>2)、合
成石英ガラス中に過剰の水素が残存し、220nmの吸
収帯の生成およびそれに伴う280nmの発光帯が見ら
れる。
【0016】260nmの吸収帯の生成およびそれに伴
う650nmの赤色発光の原因として考えられること
は、酸素過剰の条件下で石英ガラスを合成したことによ
るパーオキシリンケージの存在と石英ガラス中に溶存す
る酸素分子の存在である。
【0017】パーオキシリンケージの存在の場合は、石
英ガラスに照射したX線や紫外線などの高い光子エネル
ギーを有する電磁波によってパーオキシリンケージが発
光中心の前駆体となり、
【化1】 の反応によりパーオキシラジカルが発光中心となる。
【0018】一方、酸素分子が前駆体の場合は酸素分子
がオゾンに変換され、発光中心(カラーセンター)にな
ると考えられている。すなわち、以下の反応がおこなわ
れている。
【化2】
【0019】この合成石英ガラスに水素熱処理を施す
と、 ≡Si−O−O−Si≡+H2 −−→ ≡Si−OH HO−Si≡ (1) となり、あるいは、石英ガラス中の過剰の溶存酸素は水
素と結合して水となり発光中心が減少して発光は抑制さ
れる。この反応を(2)式で示す。 O2+2H2→2H2O (2)
【0020】しかし、この方法は、改質効果が継続的に
発揮できず、種々の影響因子によって改質効果が消滅す
ることがある。例えば、前記の方法で合成石英ガラスを
大気中で熱処理すると、改質効果が消滅し、エキシマレ
ーザーの照射や、スパッタリング、プラズマエッチング
などを行うと、再び650nmの発光が発生するように
なってしまう。
【0021】また、特開平2−64645号公報に開示
された方法によって製造された合成石英ガラスでは、再
熱処理をおこなっても、エキシマレーザー照射時の26
0nmの吸収帯の生成および650nmの赤色発光帯は
観測されない。しかし、さらに詳細に検討すると、この
方法によって製造した合成石英ガラスにArFエキシマ
レーザーを照射すると、280nmに強い発光帯が生
じ、220nmに吸収帯が生成されることが判明した。
また、ArFエキシマレーザーを照射し220nm吸収
帯が生成するに伴ってArFエキシマレーザー自身の透
過率も低下する。
【0022】また、KrFエキシマレーザー照射した場
合は、短時間の照射(略103ショット)では280n
mの発光帯、および220nmの吸収帯は生ぜず、Kr
Fエキシマレーザー自身の透過率低下もみられないが、
これを長時間にわたり照射(106ショット以上)する
と、ArFエキシマレーザーを照射時に同様に280n
mの発光帯、及び220nmの吸収帯が生じるようにな
る。
【0023】このため、化学量論的必要量より水素過剰
で製造すると260nmの吸収帯の生成、及びこれに伴
う650nmの赤色発光防止のためには有効であるが、
ArFエキシマレーザーの照射およびKrFエキシマレ
ーザーの長時間照射には適さないことになる。
【0024】220nmの吸収帯は ≡Si・構造を持
ったE’センターと呼ばれている欠陥構造が原因である
ことが知られている(D.L.Griscom,セラミ
ック協会学術論文誌、99巻923ページ参照。)。
【0025】E’センターの前駆体としては、 ≡Si
−H が考えられ、還元雰囲気下で合成した石英ガラス
中では、式3のような機構でE’センターが生成され、
さらに、熱処理によるE’センターの生成防止のメカニ
ズムとして式4のようなメカニズム(式(4)参照)が
提示される(N.Kuzuu, Y.Komatsua
nd M.Murahara, Physical R
eview Vol.B44 pp.9265−927
0参照)。
【化3】
【化4】
【0026】以上の機構により、≡Si−H H−O−
Si≡ の構造が合成石英ガラスから除去され、E’セ
ンターの生成が抑止されると考えられ、このことは、合
成石英ガラスのArFエキシマレーザーの照射による6
50nmおよび280nmにおける発光帯の生成および
260nmと220nmの吸収帯の生成を抑止した光学
特性を示す合成石英ガラスとして、特開平4−2154
0号公報及び特開平4−130031号でその技術的効
果が明確にされた。
【0027】これは、石英ガラスの合成方法において、
溶存する酸素分子(O2)が1×101 7個/cm3以下となる
ようにこの合成石英ガラスを非還元性の雰囲気中、また
は、真空中において、200〜1200℃で熱処理する
ものである。
【0028】しかしながら、以上述べたような方法によ
ってもロット間のばらつきがあり、非還元性の雰囲気下
での熱処理でも改質が不完全なこともあることがわかっ
た。そこで、本出願人は、特開平6−199531号公
報に開示されるように、OH基の含有量を1000pp
mにすることにより、ArFエキシマレーザー照射によ
る吸収帯の生成を防止することを見いだした。
【0029】また、さらにOH含有量が高くなると、K
rFエキシマレーザー照射時に赤色発光が生ずることが
見出され、これを防止するため、OH基の含有量が10
00ppm以上の直接法合成石英ガラスを800℃以上
の温度で熱処理することにより、ArFエキシマレーザ
ー照射時による吸収帯の生成を防止するとともに、Kr
Fエキシマレーザー照射時の赤色発光を防止する方法を
開発した(特開平6−287022号公報)。
【0030】つまり、石英ガラス中にはSi−O−Si
の結合角が平衡値(約143度)から大きくずれた結合
が多く存在しているため、合成時の酸水素火炎の水素の
量を化学量論的必要量よりも過剰にすると、水素分子が
石英ガラス網目中を拡散しうるため、これらの歪んだ結
合と水素が下記の式(5)で示す反応が進行し、≡Si
−H H−O−Si≡構造が生成される。 ≡Si−O−Si≡ + H2 −−→ ≡Si−H H−O−Si≡ (5)
【0031】この構造を有する合成石英ガラスにエキシ
マレーザーを照射すると、前記の式(3)の反応で、
E’センター(≡Si・)が生成される。この前駆体で
ある≡Si−H H−O−Si≡構造を除去するために
は、特開平4−21540号、特開平4−130031
号に示すごとく、適当な雰囲気中で熱処理することによ
り前駆体の除去が可能となる。ところが、もともとの石
英ガラスの結合構造が歪んでいるため、熱処理による前
駆体の除去は不完全であり、また、歪んだSi−O−S
i結合も式(6)に示すようにE’センターの前駆体と
なる。
【化5】
【0032】このように、酸水素火炎を水素過剰として
も石英ガラス中に ≡Si−H H−O−Si≡ 構造
を生成させないためには、歪んだ結合を少なくすること
が有効で、これは、石英ガラス中のSi−OHの濃度を
高くすることによって達成できる。このように、Si−
OHの濃度を高くすると、石英ガラスをある温度に保っ
たとき準平衡に近づく時間を短縮でき、このため、石英
ガラス中のSi−O−Si結合角の緩和が促進され、結
果として歪んだ結合の分布割合を少なくすることによ
り、熱処理においても周辺の構造の緩和も容易になり、
前駆体が除去される。
【0033】すなわち、石英ガラス中のOH基の濃度を
上げ、Si−OHの濃度を高くすることによって石英ガ
ラス中のこの歪んだ結合の濃度が減少し、歪んだ構造に
基づくE’センターの生成が防止されるので、エキシマ
レーザーに対する透過率の低下が生じない安定した光学
用合成石英ガラスを得ることができるのである。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかし、OH含有量を
高くすると、酸素が過剰の雰囲気で合成した場合ほど赤
色発光は強くないが、高いエネルギー密度のエキシマレ
ーザーを照射すると赤色発光が生じ、安定してエキシマ
レーザー用光学部材を得ることができない場合がある。
このことは、以下のように説明できる。
【0035】KrFおよびArFエキシマレーザーを照
射したときに生じる220nm吸収帯の強度のOH基濃
度依存性を調べたところ、OH基濃度が1000ppm
のものに対して吸収帯が生成しないことがわかった。し
かしながらOH基濃度が高くなると赤色発光が生じやす
くなる。赤色発光の発生のメカニズムについては、前述
したとおり諸説がある(D.L.Griscom,セラ
ミックス協会学術論文誌、99巻,p.923参照)。
すなわち、非架橋酸素欠陥(≡Si−O・)によるも
の、ガラス中に溶損した酸素によるものなどの説がある
が、何れの説においても、ガラス中に存在する化学量論
的に過剰な酸素が関係している。
【0036】また、OH濃度と赤色発光強度の関係は、
次のようなメカニズムによるものと考えることにより説
明される。OH基濃度が高くなると≡Si−O−H H
−O−Si≡のようにSi−OH構造が対になる確率が
高くなる。そこで、ガラス製造時には、かなりの時間高
温にさらされているため、式7のような反応が進行する
ものと考えられる。 ≡Si−O−H H−O−Si≡−−→≡Si−O−O−Si≡+H2 (7)
【0037】ここでSi−O−O−Si構造はパーオキ
シリンケージとよばれ、非架橋酸素説に基づくならば、
これから、エキシマレーザーの照射により式(8)のよ
うな非架橋酸素が生じ赤色発光する。
【化6】
【0038】また、パーオキシリンケージからガラス生
成後冷却時に次のようなメカニズムにより溶存酸素が生
成し、それが式9のように赤色発光の原因となること
も、考えられる。 ≡Si−O−O−Si≡−−→ ≡Si−O−Si≡+(1/2)O2 (9)
【0039】このほかに、Si−OH対から水素がと
れ、式(10)のように脱水縮合が生じることも考えら
れる。 ≡Si−O−H H−O−Si≡−−→ ≡Si−O−Si≡+H2O (10)
【0040】このとき、右辺のH2O分子は、ガラス網
目中を拡散しにくいため、その大部分はガラス網目構造
中に閉じこめられる。このようにして生成したH2O分
子も以下のようなメカニズムにより、赤色発光の前駆体
となりうる(N.Kuzuu, Y.Komatsu
and M.Murahara, PhysicalR
eview,vol.B45,pp.2050−205
4(1992))。
【0041】(10)式の反応によって生成したH2Oの
近傍にたまたまSi−OH基が存在すると、たがいに水
素結合によってくっつき、この水素結合した構造は電子
の非局在化によって、下記式(11)の構造の組み替え
が起こる。
【化7】 ここで、…は水素結合をあらわす。H2はガラス網目中
を拡散できるが、O2は拡散しにくいため取り残され
る。この残存O2分子が赤色発光の前駆体となる。
【0042】ここで、水素拡散後、O2分子とともに≡
Si−H構造が残存する。これは、(3)式に示すよう
に、E’中心の前駆体となりうる。しかしながら、エキ
シマレーザー照射時には、O2分子も光分解するため、
次の式12のような非架橋酸素欠陥ができ、このため、
220nmの吸収帯は生成しなくなる。 ≡Si・+O −−→ ≡Si−O・ (12)
【0043】しかし、酸素過剰の雰囲気で合成し赤色発
光がきわめて強い石英ガラスにおいては、溶存オゾン分
子により260nmに吸収帯が生成し、同時に≡Si−
O・によるきわめて弱い吸収帯が625nm付近に観測
される(N.Kuzuu, Y.Komatsu an
d M.Murahara, Physical Re
view,vol.B45,pp.2050−2054
(1992))。
【0044】これに対して、これを水素過剰の雰囲気下
で合成した場合、赤色発光が観測されても、比較的弱
く、260nmおよび625nmの吸収帯は観測されな
い。OH基濃度と赤色発光の関係はいずれにしても、赤
色発光が生じるためには、ガラス生成過程でSi−OH
対からの水素の脱離が関係しており、このため、赤色発
光を防止するために、水素中で熱処理することにより再
び生成した前駆体を安定化することが有効となる。
【0045】本出願人は、四塩化珪素を化学量論的比率
の酸水素火炎中で加水分解して得られた合成石英ガラス
を水素ガス雰囲気中で熱処理することによっても赤色発
光の無い合成石英ガラスに改質することを特開平1−2
01664号ですでに開示した。しかし、水素熱処理し
たガラスを大気中でアニールすると再び赤色発光が生じ
る。これは、これらの対象とする石英ガラスがもともと
酸素過剰の雰囲気下で合成され、大過剰の酸素分子が溶
損していると考えられるからである。そこで、水素熱処
理を行うとガラス中に多量のH2O分子が生成し、これ
をアニールすると再び酸素が生成するものと考えられ
る。
【0046】さらに、石英ガラスを水素過剰の条件下で
合成したものを用いれば、赤色発光強度は酸素過剰の条
件下で合成した石英ガラスに較べて格段に弱くなり、2
60nmの吸収帯も観測されなくなる。それをさらに水
素ガス雰囲気中で熱処理すれば、赤色発光は発生しなく
なる(特開平6−287022号公報)が、このとき、
水素処理により(4)式の逆反応が生じることが懸念さ
れるが、ガラス網目構造中に存在している水素は、Si
−O−Siの結合角が平衡値(143°)から大きくず
れたものとのみ反応し、熱効果によりも逆に(4)式の
反応が進行し、220nmの吸収帯の生成を防止すると
ともに赤色発光が抑止される。このとき、水素処理の条
件は、800℃以上が好ましいが、900℃以上になる
と短時間処理も可能になる。
【0047】この特開平6−287022号のように、
OH基を多くすると赤色発光が生成し、これを水素中で
800℃以上の温度で熱処理すると一旦赤色発光は防止
できるが、その後さらに長時間の照射を繰り返すと、2
20nmの吸収や再び赤色発光が生じ、長時間照射を受
ける光学材料としての使用した場合の耐久性に問題があ
ることがわかった。
【0048】本発明は、先の特開平6−287022号
を改良し、誘電体バリア放電エキシマランプのように連
続的に長時間(数百時間以上)にわたり照射しても、吸
収帯の生成のない安定した光学用合成石英ガラス及び2
20nm及び260nmの吸収帯の生成を同時に防止す
る方法を提供することを目的とする。
【0049】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上記課題を解決するため、鋭意研究を重ねた結果、四塩
化珪素を酸水素火炎中で加水分解することにより、直接
堆積ガラス化してなる石英ガラスの合成方法において、
合成時の酸水素火炎の水素と酸素の比をモル比で2.2
以上に設定し、かつ、OH含有量を800ppm以上含
有したものを熱処理すれば、赤色発光の前駆体の生成を
防止するとともに、熱処理によってE’センターの前駆
体を除去し上記課題を解決することができるとの知見を
得て、本発明を完成したものである。
【0050】
【作用】四塩化珪素を酸水素火炎中で加水分解する石英
ガラスの合成方法において、水素と酸素の比をモル比で
>2とし、かつOH含有量を1000ppm以上にする
と、ボンドの解裂による220nm吸収帯の生成が少な
くなることを見出した。
【0051】しかしながら、OH基を多くすることによ
り、赤色発光が生成し、これを水素中で800℃以上の
温度で熱処理することにより、赤色発光は防止できる
が、長時間の照射を繰り返すと、220nmの吸収が生
じるばかりでなく、赤色発光も再び生じることが知見さ
れた。これは、長時間の照射に伴い、(6)式の反応が
進行し、≡Si・により、220nmの吸収帯が生成
し、≡Si・により260nmの吸収帯に起因する赤色
発光が生じるためと考えられる。また、水素処理によっ
て、H2Oとなって安定化した溶存酸素が長時間照射の
熱および光化学的変化によって(11)の反応が除々に
進行し、溶存O2および(11)式の右辺の≡Si−H
が前駆体となってE’センターが生成するものと考えら
れる。
【0052】赤色発光を防止するためには、OH含有量
を減らし、且つ合成時の雰囲気の水素含有量を増やして
やればよいのであるが、OH含有量を減らし、合成時の
雰囲気の水素の割合を増すと、≡Si−H H−O−S
i≡ 構造が多くでき、それに伴ってE’中心の生成が
生じる。これを除くためには雰囲気中で熱処理を行なう
のであるが、ガラス中のOH量が略800ppmより少
なくなると、歪んだボンドの割合が多く、≡Si−H
H−O−Si≡構造が安定となるため、除去効果は弱く
なる。このことから、酸水素火炎の水素過剰雰囲気下の
条件を水素と酸素の比がモル比で2.2以上という特定
した条件下で合成し、かつOH基を800ppm以上含
有したものを熱処理すれば、長時間の照射に対しても2
20nm及び260nmの吸収帯の生成がなく安定した
材料が得られることが判明した。
【0053】熱処理雰囲気は、ヘリウム等の不活性ガ
ス、還元雰囲気、非還元性雰囲気を利用できる。水素雰
囲気中での熱処理でも、220nm吸収帯の生成防止効
果は認められるが、吸収帯が防止できるのは、OH含有
量が特開平6−287022号公報に示すように100
0ppm以上のものに限定される。これをさらに検討し
た結果、He中で熱処理すると220nm吸収帯生成の
下限を800ppmに低減できることが明らかになっ
た。しかしながら、He処理では、若干の赤色発光が生
じるので、これを防止するために水素と酸素の比がモル
比で2.2以上に設定すれば良いことが判明した。
【0054】
【効果】合成時の水素/酸素比をモル比で2.2以上に
設定し、さらにOH含有量が800ppm以上のものを
熱処理することにより、KrF及びArFエキシマレー
ザーを長時間照射しても、石英ガラスに吸収帯の生成が
なく安定した光学用合成石英ガラスが得られ、連続的に
長時間にわたり照射を受ける誘電体バリア放電エキシマ
ランプ等に有効に利用することができる。
【0055】また、石英ガラス中のOH基濃度を800
ppm以上とし、かつ、酸・水素火炎の水素と酸素の比
がモル比で2.2よりも過剰の水素の存在下で合成した
ものを熱処理することによって、電磁波、ArF、Kr
FエキシマレーザーまたはKrCl、Xe2等のエキシ
マランプの紫外線等のエネルギー線の長時間照射で、
E’センターによる220nm付近にピークをもつ吸収
帯及び260nm付近にピークを持つ吸収帯の生成を防
止する方法としても用いることができる。
【0056】
【実施例】
実施例1 直接堆積ガラス化法において、四塩化珪素を水素と酸素
の割合を表1に示す化学量論的必要量より過剰水素のモ
ル比の酸水素火炎で加水分解し、かつ石英ガラスの合成
時に不活性ガスを含むバーナーの反応条件および排ガス
の排気条件を調整することによってOH濃度を調整し、
石英ガラスA〜Mを合成した。
【0057】得られた合成石英ガラスの試料A〜Mから
それぞれ略10mm×10mm×30mmの試験片を2
個切り出し、1個についてHeガス中で900℃×5時
間熱処理を行い、各サンプルを得た。各サンプルにAr
Fエキシマレーザー、100mJ/cm2、100Hz
を照射し、照射前および105ショット照射後の吸収を
測定し、熱処理前後における220nmにおける内部吸
収係数を求めた。また、試料から切り出した他の1個に
ついて、KrF,25Hz,1.5分間照射したときの
赤色発光が認められる最低のエネルギー密度を測定し
た。その結果を表1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】この結果、水素と酸素の割合をH2/O2
2.1で合成したものは、OH基800ppm以上で熱
処理した場合、ArFエキシマレーザー照射による吸収
は認められなかったものの、赤色発光が生じる最低エネ
ルギー密度は200mJ/cm2未満であったが、H2
2=2.3で合成したものは、ArFエキシマレーザ
ー照射による吸収が生成しないと同時に、KrFエキシ
マレーザー照射による赤色発光が生じる最低エネルギー
密度も200mJ/cm2以上と高品質特性を満足する
ものであった。
【0060】実施例2 実施例1に準じて、水素と酸素の割合をH2/O2=2.
3で合成し、OH基を800ppm含有するガラスをH
e中で900℃,1時間熱処理したサンプルXと、水素
と酸素の割合をH2/O2=2.1で合成し、OH基を1
020ppm含有するサンプルYを得て、これを25m
m×50mm×1tの形状に加工し、表面を光学研磨し
たのち、エキシマレーザーの光路にビームと45°の角
度をなすようにセットし、エキシマレーザーのパワーを
モニターするビームスプリッタとして使用した。通常の
検査に、ArF,100mJ/cm2,100Hzでの
発振と、KrF100mJ/cm2,25Hzでの発振
とほぼ同パルス発振するような条件下で運転し、レーザ
ーのパルスカウンターが108ショットとなった時点で
取り外し、エキシマレーザービームが照射された部分と
照射の差スペクトルを測定した。
【0061】この結果、サンプルYでは220nmをピ
ークとする吸収帯が生成し、220nmにおいて透過率
が10%低下し、また、エキシマレーザー照射時に発光
を観察したところ赤色発光がみとめられた。これに対し
て、サンプルXでは、透過率低下が3%程度で、はっき
りした発光は認められなかった。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四塩化珪素を酸水素火炎中で加水分解
    し、直接堆積ガラス化することによる直接法石英ガラス
    において、酸水素火炎の水素と酸素の比がモル比で2.
    2以上の条件下で合成し、かつOH基を800ppm以
    上含有したものを熱処理してなる光学用合成石英ガラ
    ス。
  2. 【請求項2】 熱処理雰囲気が不活性ガスである請求項
    1記載の光学用合成石英ガラス。
  3. 【請求項3】 不活性ガスがヘリウムである請求項2記
    載の光学用合成石英ガラス。
  4. 【請求項4】 熱処理雰囲気が還元雰囲気である請求項
    1記載の光学用合成石英ガラス。
  5. 【請求項5】 熱処理雰囲気が非還元性雰囲気である請
    求項1記載の光学用合成石英ガラス。
  6. 【請求項6】 熱処理温度が800℃以上である請求項
    2〜5のいずれかに記載の合成石英ガラス。
  7. 【請求項7】 石英ガラス中のOH基濃度を800pp
    m以上とし、かつ、酸・水素火炎の水素と酸素の比がモ
    ル比で2.2よりも過剰の水素の存在下で合成しさらに
    熱処理することによって、エネルギー線長時間照射によ
    る吸収帯の生成を防止する方法。
  8. 【請求項8】 吸収帯がE’センターによる220nm
    付近にピークをもつもの及び/または260nm付近に
    ピークをもつものである請求項7記載の吸収帯の生成を
    防止する方法。
  9. 【請求項9】 エネルギー線が電磁波である請求項7記
    載の吸収帯生成を防止する方法。
  10. 【請求項10】 電磁波が紫外線である請求項9記載の
    吸収帯生成を防止する方法。
  11. 【請求項11】 紫外線がエキシマレーザーおよび/ま
    たはエキシマランプである請求項10記載の吸収帯生成
    を防止する方法。
  12. 【請求項12】 エキシマレーザーがArFエキシマレ
    ーザーおよび/またはKrFエキシマレーザーである請
    求項11記載の吸収帯生成を防止する方法。
  13. 【請求項13】 エキシマランプがKrClおよび/ま
    たはXe2である請求項11記載の吸収帯生成防止方
    法。
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